JP4804890B2 - ドア装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ドア装置に関し、特に、出入者が意図的にドア本体を移動させることが可能に構成されたドア装置に関する。
従来から、スライド移動するドア本体を有してなるドア装置が提供されている。この種のドア装置は、建物の出入口に設置されるものであって、一般に、ドア本体の上方に設けられた駆動装置により、このドア本体をスライド移動させるように構成されている。この種のドア装置にあっては、このドア装置を通り抜けようとする者(以下、出入者)が、ドア本体を意図的にスライド移動させることができるように構成されたものが提供されている(特許文献1参照)。なお、この種のドア装置にあっては、スライド移動したドア本体は、設けられたエアダンパによって自動的にドア本体を閉めるようにスライド移動させるように構成されている。
特開2002−332775号公報
ところで、上述したようなドア装置にあっては、出入者が、強い力でドア本体をスライド移動させた場合には、ドア本体が、その強い力によって必要以上に勢いよくスライド移動してしまう場合がある。そうすると、このドア本体は、スライド移動の移動限界端に配置された外枠体に勢いよく衝突してしまって、大きな音が発生してしまう場合がある。また、勢いよくスライド移動してしまったドア本体が、外枠体に衝突した後に勢い余って跳ね返ってきてしまう場合がある。
この発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、その目的は、出入者がドア本体をスライド移動させることができるように構成されたドア装置であって、出入者が強い力でドア本体を勢いよくスライド移動させた場合であっても、ドア本体が外枠体に勢いよく衝突したりするような不具合を解消するように、その勢いを好ましく減速させるドア装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、この発明は、以下の手段のドア装置を提供する。
すなわち、請求項1に係る発明は、スライド移動するドア本体と、前記ドア本体のスライド移動に連動して回転するモータ部と、前記モータ部を制御する制御部とを有したドア装置であって、前記制御部は、外部から力が加わることによってスライド移動させられた前記ドア本体のスライド移動に連動して前記モータ部が強制的に回転させられた場合に、前記モータ部を制動させるように前記モータ部を短絡させる短絡移行手段と、前記モータ部に発生した発電電力の電圧を検出する電圧検出部とを具備し、前記短絡移行手段による短絡を、前記電圧検出部によって検出された前記発電電力の電圧の大きさに基づいてPWM制御していて、前記電圧検出部によって検出された前記発電電力の電圧の大きさが、予め設定されている電圧の大きさよりも小さいものであると判断した場合には、前記短絡移行手段によって短絡される相数を2相に設定し、前記電圧検出部によって検出された前記発電電力の電圧の大きさが、予め設定されている電圧の大きさよりも大きいものであると判断した場合には、前記短絡移行手段によって短絡される相数を3相に設定するとともに、前記電力検出部によって検出された前記発電電力の電圧の大きさから短絡させる時間を設定することを特徴とする。
請求項1に係るドア装置にあっては、外部から力が加わることによってスライド移動させられたドア本体のスライド移動に連動してモータ部が強制的に回転させられた場合には、制御部に具備された短絡移行手段によって、モータ部は短絡させられる。このようにモータ部が短絡させられることによって、このモータ部には、この強制的な回転に抗した制動力が発生する。これによって、この強制的に回転させられたモータ部の回転は、この制動力によって減衰していき、モータ部の回転はやがて停止する。つまり、このモータ部と連動するドア本体のスライド移動した場合であっても、このモータ部の回転の減衰によって、そのスライド移動の速度は減衰していき、このモータ部の回転の停止と共に、そのスライド移動は停止する。従って、外部から力が加わることによって、強制的にドア本体がスライド移動した場合であっても、強制的にスライド移動しているドア本体を好ましく減速させて停止させることができる。なお、このモータ部を構成するモータとしては、3相で構成されるものに限定されることなく、例えば、ブラシ付きモータ等の単相で構成されるモータも含まれる。
また、外部から力が加わることによってスライド移動させられたドア本体のスライド移動に連動したモータ部の回転が速い場合には発電電力の電圧は大きくなり、このモータ部の回転が小さい場合には発電電力の電圧は小さくなる。そして、制御部は、この発電電力の電圧に応じて、短絡移行手段によって、一定周期毎に短絡させる時間を、長くしたり短くしたりするPWM制御を行う。これによって、モータ部の回転が速い場合には、短絡移行手段によって短絡させる時間を長くして、このモータ部の強制的な回転を素早く小さくさせることができ、スライド移動しているドア本体も素早く減速させて停止させることができる。また、モータ部の回転が遅い場合には、短絡移行手段によって短絡させる時間を短くして、モータ部の強制的な回転を緩やかに減速させ、スライド移動しているドア本体も緩やかに減速させて停止させることができる。
さらに、電圧検出部によって検出された発電電力の電圧の大きさが予め設定されている電圧の大きさよりも小さいものであると判断した場合には、モータ部の3相のうち2相が短絡させられることとなって、小さい制動力が得られる。これによって、モータ部の回転を緩やかに減速させ、スライド移動しているドア本体も緩やかに減速させて停止させることができる。また、電圧検出部によって検出された発電電力の電圧の大きさが予め設定されている電圧の大きさよりも大きいものであると判断した場合には、モータ部の3相の全てが短絡させられることとなって、大きい制動力が得られる。これによって、モータ部の回転を最も大きな制動力で素早く減速させ、スライド移動しているドア本体も素早く減速させて停止させることができる。

この発明に係るドア装置によれば、出入者がドア本体をスライド移動させることができるように構成されたドア装置であって、出入者が強い力でドア本体を勢いよくスライド移動させた場合であっても、ドア本体が勢いよく外枠体に衝突することによって大きな衝突音が発生したり、ドア本体が勢いよく外枠体に衝突した後に勢い余って跳ね返ってきてしまったりするような不具合を好ましく解消する。
以下、この発明に係るドア装置の最良の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1に記載される符号1は、この発明に係るドア装置である。このドア装置1は、建物Bの出入口に設置されるドア装置であって、スライド移動するドア本体10と、このドア本体10の上方に設けられた駆動装置30とによって大略構成されている。そして、ドア本体10が、図示される符号D1でスライド移動した場合には、出入口が開放される戸口開放状態となり、図示される符号D2でスライド移動した場合には、出入口は閉鎖される戸口閉鎖状態となる。以下、これらの符号は、単に、開く方向D1、閉まる方向D2と称する。なお、この図示例のドア装置1は、取っ手25が設けられ、出入者が手動でドア本体10をスライド移動させることができるようにされた、所謂、手動式ドア装置として構成されている。
この駆動装置30は、図2に示すように、この建物Bの壁部B1に固定して取り付けられるベース31と、このベース31の下部に設けられたドア本体10のスライド移動の範囲に及んで延びる懸架レール32と、このベース31の一端側に設けられたモータ(本発明におけるモータ部に相当)33と、このモータ33の回転軸に直接設けられた駆動プーリ34aと、このベース31の他端側に設けられた従動プーリ34bとを備えて構成される。また、駆動プーリ34aと従動プーリ34bとには、タイミングベルト35が巻回されており、このタイミングベルト35にはドア本体10が連結されている。なお、このモータ33は、電気エネルギーを回転エネルギーに変換する電動機機能と、回転エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機機能とを有する。
また、タイミングベルト35には、ドア本体10の上部と連結された懸架車36が連結されている。この懸架車36は、前記懸架レール32上に設けられた適宜の車輪36aによって、ドア本体10を懸架しながら該懸架レール32上を移動可能になっている。ドア本体10は、この懸架車36の移動によってスライド移動する。なお、図中の符号37は、ドア本体10の上部と連結されたドア本体10を懸架する補助懸架車を示し、車輪37aを備えて懸架レール32上を移動する。また、図中の符号28は、スライド移動しないフィックス板であり、図中の符号29は外枠体である。
このようにして、このドア装置1は、モータ33が回転するにしたがって駆動プーリ34aも回転するようになっており、この駆動プーリ34aが回転することによって、この駆動プーリ34aと従動プーリ34bとに巻回されたタイミングベルト35は移動するようになっている。そして、このタイミングベルト35に連結された懸架車36と、この懸架車36に連結されたドア本体10とは、このタイミングベルト35の移動によって、懸架レール32上をスライド移動D(D1,D2)する。つまり、モータ33は、ドア本体10のスライド移動と連動して回転するように構成されており、例えば出入者が手でドア本体10を引っ張る等、外部から力が加わることによってドア本体10がスライド移動した場合には、このドア本体10のスライド移動に連動して強制的にモータ33も回転させられる。
また、この駆動装置30のベース31には、本発明における制御部とされる制御装置40が設けられている。この制御装置40とモータ33とは、図3のブロック図に示すように、互いに電気的に接続されている。そして、モータ33は、制御装置40によって、その回転(回転スピード、回転回数、回転方向等)が制御されている。また、制御装置40は、図3に示すように、モータ33に接続されたパルス信号発生装置39によって、このモータ33の回転動作を検出している。なお、このパルス信号発生装置39は、制御装置40に接続されている。この回転動作の検出にあっては、このモータ33の回転方向のほか、回転速度も検出するものとなっている。また、このパルス信号発生装置39は、モータ33の回転に依存したパルス信号を制御装置40に送信する。これによって、制御装置40は、このモータ33の回転方向及び回転速度を観測するようになっている。つまり、このパルス信号発生装置39と制御装置40とが、本発明における回転動作検出手段に相当し、このモータ33の回転方向及び回転速度を検出するように構成されている。
上述の駆動装置30に設けられたモータ33について詳細に説明すると、モータ33は、ロータとステータとを備える、所謂120度通電型ブラシレスモータで構成されている。すなわち、ステータに設けられたU相、V相、W相の3相に適宜の電流が通電されることによって、ロータに設けられた永久磁石が回転するように構成されている。また、このロータには、そのロータの中心軸から延びるように回転軸が設けられており、この回転軸に駆動プーリ34aが設けられている。
次に、上述した駆動装置30におけるモータ33と、このモータ33に接続される制御装置40との関係を、図3の制御ブロック図を参照しながら説明する。
この制御装置40は、モータ33と電気的に接続されており、CPU(Central Processing Unit)41、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等のデータを格納可能な記憶装置42を備え、CPU41は、これら記憶装置42に格納されるデータに基づいて演算処理する。また、この制御装置40には、モータ33からの発電電力の電圧を検出する電圧検出器43(本発明における電圧検出部に相当)が設けられている。
この制御装置40は、モータ33に対して、モータ33の回転を制御可能に接続されているほか、外部から力が加わることによってドア本体10のスライド移動Dに連動して強制的に回転させられたモータ33から制御装置40に対して発電電力を供給可能に接続されている。この発電電力は、モータ33の制動によって発生する電力であり、その発電電力は、電圧検出器43によって検出する。また、図3においては省略しているが、制御装置40とモータ33との間には、モータ駆動回路47が設けられている。
図4は、モータ駆動回路47の主回路部分を示す構成図である。モータ駆動回路47は、トランジスタTR1〜TR6とダイオードD1〜D6とによる3相電力変換回路で構成されている。つまり、モータ駆動回路47は、外部電力源48からの直流電力をモータ33のU相、V相、W相に供給可能に構成されている。なお、図示例においては、この制御装置40とモータ33とは、外部電力源48と接続されて構成されるものとなっているが、通常時においては外部電力源48からの電力供給がオフにされている。
また、モータ33とモータ駆動回路47との間には、モータ33のU相とV相とを短絡させるためのトランジスタTR7、及びV相とW相とを短絡させるためのトランジスタTR8が設けられている。なお、このトランジスタTR7とトランジスタTR8とによって、スイッチング回路49が構成されている。
このトランジスタTR7をオンにした場合には、U相巻線33uとV相巻線33vとが短絡される。これによって、モータ33が回転しているときには、U相巻線33uとV相巻線33vとに誘起される起電力により、端子U→トランジスタTR7→端子V→V相巻線33v→U相巻線33u→端子Uの回路で短絡電流が流れる。つまり、モータ33には発電電力が発生し、発電電力が発生することによってモータ33に制動力が働く。
また同様に、トランジスタTR8をオンにした場合には、V相巻線33vとW相巻線33wとが短絡される。これによって、モータ33が回転しているときには、V相巻線33vとW相巻線33wとに誘起される起電力により、端子V→トランジスタTR8→端子W→W相巻線33w→V相巻線33v→端子Vの回路で短絡電流が流れる。つまり、モータ33には発電電力が発生し、発電電力が発生することによってモータ33に制動力が働く。以下において、U相巻線33uとV相巻線33vとを短絡させたり、V相巻線33vとW相巻線33wとを短絡させたりする2相間の短絡を、2相短絡と称する。
さらに、トランジスタTR7とトランジスタTR8とを同時にオンにした場合には、U相巻線33uとV相巻線33vとW相巻線33wとが短絡される。これによって、モータ33が回転しているときには、U相巻線33uとV相巻線33vとW相巻線33wとに誘起される起電力により、上述した回路で短絡電流が流れる。つまり、モータ33には発電電力が発生し、発電電力が発生することによってモータ33に制動力が働く。つまり、モータ33の回転を制動させるに際して、上述の2相短絡によって発生する制動力で不足している場合には、U相巻線33uとV相巻線33vとW相巻線33wとを短絡させる3相間の短絡によって発生する制動力で、モータ33の回転を制動させる。以下において、U相巻線33uとV相巻線33vとW相巻線33wとを短絡させる3相間の短絡を、3相短絡と称する。
以上説明したように、制御装置40とモータ33との間にはモータ駆動回路47が設けられており、この制御装置40は、このモータ駆動回路47とスイッチング回路49とを制御している。この制御装置40は、上述したように、外部電力源から電力が供給されないようになっているが、モータ33の各相が短絡されることによって発生した発電電力は供給されるようになっている。つまり、この制御装置40は、発電電力が供給されることによって、モータ33を制御することが可能な稼動状態となる。また、この供給される発電電力は、制御装置40の稼動電力として用いられる。具体的には、以下の制動処理において詳細に説明するが、この制御装置40が稼動状態となった場合には、このモータ33の各相を2相短絡或いは3相短絡させるかを選択する制御をしたり、これらの短絡をPWM(Pulse Width Modulation)制御をしたりする。なお、この制御装置40は、微弱電圧(例えば、DC5V)で稼動状態となるように構成されている。
制御装置40は、外部から力が加わることによってスライド移動したドア本体10に連動して、強制的に回転させられたモータ33に、以下のような制動力を加える。なお、このドア装置1のモータ33は、上述したように、外部電力源48と接続して構成されるものとなっていたが、通常時においては、外部電力源48からモータ33には回転させるための電力は供給されておらず、手動でドア本体10をスライド移動させるドア装置として構成されている。なお、外部電力源48からモータ33に回転させるように電力が供給されるように構成されるものであっても、何ら問題のないものとされる。
このドア装置1は、制御装置40によって次のように制動処理(S10)される(図5参照)。なお、この制動処理(S10)は、制御装置40が稼動状態となっている場合に行われるものであって、ドア本体10が完全に停止している状態、つまりモータ33が回転せず発電電力が発生していない状態にあっては、制御装置40が稼動しておらず、休止状態となっているので、制動処理(S10)は行われない。
ここで、制御装置40が休止状態となっている場合には、スイッチング回路49における、トランジスタTR7若しくはトランジスタTR8のうち何れか一方がオンで常時設定されている。つまり、モータ駆動回路47は、U相巻線33uとV相巻線33vとが短絡されているか、またはV相巻線33vとW相巻線33wとが短絡されているかの、何れか2相短絡状態となっている。これによって、ドア本体10のスライド移動に連動してモータ33が強制的に回転させられた場合には、このモータ33は、この強制的な回転に応じて、直ぐに発電電力を発生する。そして、この発生した発電電力は制御装置40に供給され、制御装置40は休止状態から一転して稼動状態となる(S11)。なお、休止状態となっている制御装置40は、上述したような設定が維持されたままとなっており、制動処理(S10)は、次のステップ(S12)へと進まずに、待機状態を維持している。なお、この制御装置40は、微弱電圧(例えば、DC5V)で稼動状態となるように構成されている。
S11において、制御装置40が稼動状態となった場合は、上述した2相短絡状態となっているモータ33に発生する発電電力の電圧を、上述した電圧検出器43によって検出する(S12)。そして、制御装置40は、この電圧検出器43によって検出された発電電力の電圧を、予め設定されている(記憶装置42に格納されている)設定電圧値と比較し、短絡させるモータ33の相数(2相短絡するか或いは3相短絡するか)を設定する(S13)。この設定電圧値は、適宜の電圧値を設定することができるが、この制御装置40においては、例えばDC10Vとなっている。そして、電圧検出器43によって検出された発電電力の電圧が、このDC10V未満であると判断した場合には2相短絡を設定し、このDC10V以上であると判断した場合には3相短絡を設定する。この設定された短絡させる相数は、上述した記憶装置42に一時的に格納される。なお、この電圧検出器43によって検出された発電電力の電圧は、モータ33の回転速度(ドア本体10のスライド移動速度)に依存する。つまり、図6のグラフに示すように、モータ33の回転速度(ドア本体10のスライド移動速度)が速い場合にあっては発電電力の電圧も大きくなり、モータ33の回転速度(ドア本体10のスライド移動速度)が遅い場合にあっては発電電力の電圧は小さくなる。また、モータ33の各相を短絡させることが本発明における短絡移行に相当し、制御装置40が短絡移行をさせる本発明における短絡移行手段に相当する。
次いで、制御装置40は、この電圧検出器43によって検出された発電電力の電圧を、予め設定されている(記憶装置42に格納されている)所定の数式を用いて、上述した2相短絡若しくは3相短絡させる時間を算出して設定する(S14)。この設定された短絡させる時間は、上述した短絡させる相数と同様に、記憶装置42に一時的に格納される。なお、この算出される時間は、モータ33に発生する発電電力の電圧に依存するようになっている。つまり、モータ33の回転速度(ドア本体10のスライド移動速度)が速くなれば速くなるほど長い時間が算出される。そして、制御装置40は、算出された時間でモータ33を短絡させる。このS14において算出された短絡させる時間で、モータ33を2相短絡したり3相短絡したりすることによって、本発明におけるPWM制御をなしている。
次いで、制御装置40は、記憶装置42に格納された、短絡させる相数及び時間に基づいて、モータ33を短絡させる(S15)。このS15においては、制御装置40のモータ33の短絡と同時に、記憶装置42に一時的に格納されていた、これら短絡させる相数及び時間のデータを消去する。このS12からS15にかけての一連の処理は、ドア本体10が完全に停止するまで、割り込み時間(例えば、0.02秒)毎に繰り返しなされる(S16)。つまり、スライド移動しているドア本体10のスライド移動が停止するまで、モータ33を制動させるためのモータ33の各相の短絡を繰り返し行う。なお、モータ33の各相の短絡は、ドア本体10のスライド移動が完全に停止して制御装置40が休止状態となるまで、言い換えればモータ33に発生する制動力が消滅するまで、繰り返し行われる(S16)。なお、このドア本体10のスライド移動が停止したか否かの判断は、モータ33に発生する制動力が消滅したか否かによって判断し、この制動力が消滅した場合には、上述した制御装置40は休止状態となって終了する。
以上説明したように、このドア装置1によれば、外部から力が加わることによってスライド移動させられたドア本体10のスライド移動に連動して、モータ33は強制的に回転させられ、モータ33は、制御装置40によって、各相のうちの少なくとも2相が短絡させられる。これによって、このモータ33には、この強制的な回転に抗した制動力が発生する。この制動力によって、モータ33の強制的な回転は減衰していき、その回転はやがて停止する。つまり、このモータ33の回転の減衰によってドア本体10のスライド移動の速度も減衰していき、このモータ33の回転の停止と共に、ドア本体10のスライド移動を停止させることができる。
また、このドア装置1によれば、ドア本体10のスライド移動に連動してモータ33は強制的に回転させられるので、ドア本体のスライド移動する移動速度が速かったり遅かったりする場合には、モータ33の回転速度も速くなったり遅くなったりする。これによって、モータ33の回転速度が速い場合には発生する発電電力の電圧は大きくなり、モータ33の回転速度が遅い場合には発生する発電電力の電圧は小さくなる。ここで、制御装置40は、この発生する発電電力の電圧に応じて、モータ33の各相を短絡させる時間を長くしたり短くしたりするPWM制御を行っている。従って、ドア本体10のスライド移動が速い場合には、モータ33の回転速度も速くなるので、モータ33の強制的な回転を素早く小さくさせることができ、スライド移動しているドア本体も素早く減速させて停止させることができる。また、ドア本体10のスライド移動が遅い場合には、モータ33の回転速度も遅くなるので、モータ33の回転を緩やかに減速させ、スライド移動しているドア本体10も緩やかに減速させて停止させることができる。
また、電圧検出器43によって検出される発電電力の電圧が、予め設定されている電圧の大きさよりも小さいものであると判断した場合には、モータ33の3相のうち2相が短絡されることとなって、小さい制動力が得られる。これによって、モータ部の回転を緩やかに減速させ、スライド移動しているドア本体10も緩やかに減速させて停止させることができる。また、電圧検出器43によって検出された発電電力の電圧の大きさが予め設定されている電圧の大きさよりも大きいものであると判断した場合には、モータ33の3相の全てが短絡されることとなって、大きい制動力が得られる。これによって、モータ33の回転を最も大きな制動力で素早く減速させ、スライド移動しているドア本体10も素早く減速させて停止させることができる。
以上、このドア装置1によれば、出入者がドア本体をスライド移動させることができるように構成されたドア装置であって、出入者が強い力でドア本体10を引っ張る等して、
勢いよくドア本体10がスライド移動させられた場合であっても、このドア本体10が勢いよく外枠体29に衝突して大きな衝突音が発生してしまったり、ドア本体10が勢いよく外枠体29に衝突した後に勢い余って跳ね返ってきてしまったりするような不具合を好ましく解消する。
〔第2の実施の形態〕
次に、上述した第1の実施の形態とは、異なるモータ部で構成された第2の実施の形態について説明する。すなわち、この第2の実施の形態におけるモータ部は、上述の第1の実施の形態における3相で構成された120度通電型ブラシレスモータ33とは異なる、所謂、単相で構成されたDCブラシ付きモータ33Aとなっている。すなわち、モータ33Aは、ブラシを通じてロータの巻線に適宜の電流が通電されることによって、ロータに設けられた永久磁石が回転するように構成されている。また、このロータには、上述した第1の実施の形態と同様に、回転軸に駆動プーリ34aが設けられている。なお、モータ33Aを構成するモータ駆動回路(図7参照)のみが異なり、このモータ33A以外の構成については、上述の第1の実施の形態と同様に構成されているので、この説明については省略する。また、このモータ33Aを具備したドア装置を、ドア装置1Aとする。
図7は、第2の実施の形態を構成するモータ33Aのモータ駆動回路47Aの主回路部分を示す構成図である。モータ駆動回路47Aは、トランジスタTR1〜TR4とダイオードD1〜D4とによる単相電力変換回路で構成されている。つまり、モータ駆動回路47Aは、外部電力源48Aからの直流電力をモータ33Aに供給可能に構成されている。なお、図示例においては、この制御装置40Aとモータ33Aとは、外部電力源48Aと接続されて構成されるものとなっているが、通常時においては外部電力源48Aからの電力供給がオフにされている。
このトランジスタTR1,TR2をオンにし、トランジスタTR3,TR4をオフにした場合には、モータ33Aに短絡電流が流れるようになる。つまり、モータ33Aが強制的に回転させられた場合には、モータ33Aには発電電力が発生し、このモータ33Aに発生した発電電力は、ダイオードD1,D2を通じて制御装置40Aに通電される。また、この発電電力の発生と同時に、このモータ33Aには、その回転に抗した制動力が働く。また、この供給される発電電力は、制御装置40Aの稼動電力として用いられる。なお、この制御装置40Aは、微弱電圧(例えば、DC5V)で稼動状態となるように構成されている。
このドア装置1は、制御装置40Aによって次のように制動処理(S20)される(図8参照)。なお、この制動処理(S20)は、制御装置40Aが稼動状態となっている場合に行われるものであって、ドア本体10が完全に停止している状態、つまりモータ33Aが回転せず発電電力が発生していない状態にあっては、制御装置40Aが稼動しておらず、休止状態となっているので、制動処理(S20)は行われない。
ここで、制御装置40Aが休止状態となっている場合には、トランジスタTR1,TR2をオンにされ、モータ33Aは、短絡状態となっている。これによって、ドア本体10のスライド移動に連動してモータ33Aが強制的に回転させられた場合には、このモータ33Aは、この強制的な回転に応じて、直ぐに発電電力を発生する。そして、この発生した発電電力は制御装置40Aに供給され、制御装置40Aは休止状態から一転して稼動状態となる(S21)。なお、休止状態となっている制御装置40Aは、上述したような設定が維持されたままとなっており、制動処理(S20)は、次のステップ(S22)へと進まずに、待機状態を維持している。なお、この制御装置40Aは、微弱電圧(例えば、DC5V)で稼動状態となるように構成されている。
S21において、制御装置40Aが稼動状態となった場合は、モータ33Aに発生する発電電力の電圧を、上述した電圧検出器43によって検出する(S22)。そして、制御装置40Aは、この電圧検出器43によって検出された発電電力の電圧を、予め設定されている(記憶装置42に格納されている)所定の数式を用いて、短絡させる時間を設定する(S23)。そして、この設定された短絡させる時間は、上述した記憶装置42に一時的に格納される。なお、この電圧検出器43によって検出された発電電力の電圧は、モータ33Aの回転速度(ドア本体10のスライド移動速度)に依存し、さらに、設定された短絡させる時間もモータ33Aの回転速度に依存する。この短絡させることが本発明における短絡移行に相当し、制御装置40Aが短絡移行をさせる本発明における短絡移行手段に相当する。このS23において算出された短絡させる時間で、モータ33Aを短絡することによって、本発明におけるPWM制御をなしている。
次いで、制御装置40Aは、記憶装置42に格納された、短絡させる時間に基づいて、モータ33Aを短絡させる(S24)。このS24においては、制御装置40Aのモータ33Aの短絡と同時に、記憶装置42に一時的に格納されていた、これら短絡させる時間のデータを消去する。このS22からS25にかけての一連の処理は、ドア本体10が完全に停止するまで、割り込み時間(例えば、0.02秒)毎に繰り返しなされる(S25)。つまり、スライド移動しているドア本体10のスライド移動が停止するまで、モータ33Aを制動させるためのモータ33Aの短絡を繰り返し行う。なお、モータ33Aの各相の短絡は、ドア本体10のスライド移動が完全に停止して制御装置40Aが休止状態となるまで、言い換えればモータ33Aに発生する制動力が消滅するまで、繰り返し行われる(S25)。なお、このドア本体10のスライド移動が停止したか否かの判断は、モータ33Aに発生する制動力が消滅したか否かによって判断し、この制動力が消滅した場合には、上述した制御装置40Aは休止状態となって終了する。
以上説明したように、このドア装置1Aによれば、外部から力が加わることによってスライド移動させられたドア本体10のスライド移動に連動して、モータ33Aは強制的に回転させられ、モータ33Aは、制御装置40Aによってモータ33Aは短絡させられる。これによって、このモータ33Aには、この強制的な回転に抗した制動力が発生する。この制動力によって、モータ33Aの強制的な回転は減衰していき、その回転はやがて停止する。つまり、このモータ33Aの回転の減衰によってドア本体10のスライド移動の速度も減衰していき、このモータ33Aの回転の停止と共に、ドア本体10のスライド移動を停止させることができる。このドア装置1Aによれば、上述した第1の実施の形態におけるドア装置1と同様に、ドア本体10が勢いよく外枠体29に衝突して大きな衝突音が発生してしまったり、ドア本体10が勢いよく外枠体29に衝突した後に勢い余って跳ね返ってきてしまったりするような不具合を好ましく解消する。
なお、この発明に係るドア装置1は、上述したような実施の形態に限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜に選択して構成することができる。例えば、上述の実施の形態におけるドア装置1においては、ドア本体10のスライド移動範囲の全てに亘って、制動処理(S10)を行うように構成されていた。しかしながら、本発明に係るドア装置は、これに限定されることなく、ドア本体10のスライド移動範囲を適宜に区分けして、その一部において制動処理(S10)を行うように構成されるものであってもよい。例えば、ドア本体10の外枠体29の近傍にドア本体10が位置している場合においては、モータ33に発生する制動力が、上述した制動処理(S10)によって得られる制動力に比して大きくなるように、制御装置40が処理するものであってもよい。
また、上述の実施の形態におけるドア装置に備えられるドア本体は、1枚からなるもので構成されるものであったが、これに限定されることなく、互いに接近離反することで出入口が開閉する、ドア本体が2枚からなるもので構成されるものであっても何ら問題のないものとされる。
建物に設けられたドア装置の正面図である。 駆動装置の拡大正面図である。 ドア装置の制御ブロック図である。 制御装置とモータとの間に設けられたモータ駆動回路の回路図である。 図4の回路によってなされる制動処理を示すフローチャートである。 ドア本体のスライド移動速度と、モータが発生する発電電力の電圧との関係を示すグラフである。 図4の回路図の別の例である。 図7の回路によってなされる制動処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ドア装置
10 ドア本体
33 モータ
40 制御装置
D ドア本体のスライド移動方向


Claims (1)

  1. スライド移動するドア本体と、前記ドア本体のスライド移動に連動して回転するモータ部と、前記モータ部を制御する制御部とを有したドア装置であって、
    前記制御部は、外部から力が加わることによってスライド移動させられた前記ドア本体のスライド移動に連動して前記モータ部が強制的に回転させられた場合に、前記モータ部を制動させるように前記モータ部を短絡させる短絡移行手段と、前記モータ部に発生した発電電力の電圧を検出する電圧検出部とを具備し、
    前記短絡移行手段による短絡を、前記電圧検出部によって検出された前記発電電力の電圧の大きさに基づいてPWM制御していて、
    前記電圧検出部によって検出された前記発電電力の電圧の大きさが、予め設定されている電圧の大きさよりも小さいものであると判断した場合には、前記短絡移行手段によって短絡される相数を2相に設定し、前記電圧検出部によって検出された前記発電電力の電圧の大きさが、予め設定されている電圧の大きさよりも大きいものであると判断した場合には、前記短絡移行手段によって短絡される相数を3相に設定するとともに、前記電力検出部によって検出された前記発電電力の電圧の大きさから短絡させる時間を設定することを特徴とするドア装置。
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