JP4804181B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置におけるハッチングデータの生成に関するものである。
従来、画像処理装置におけるハッチングデータの生成では、用紙全体に指定した角度及び間隔でハッチングラインを引いたときに、ハッチングを適用する図形の輪郭線との交点を計算で求め、該交点を結ぶ線をハッチングラインとして実際に引くようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−185530号公報
しかしながら、前記従来の画像処理装置においては、ハッチングラインの線幅については考慮されていないので、太い線幅でハッチングを適用した場合には、図形の輪郭線とハッチングラインとの交点付近において、ハッチングラインが図形の外にはみ出したり、逆に欠けたりしてしまう。
図2は従来の画像処理装置におけるハッチングの適用を示す図である。なお、図2(a)は対象図形を示し、図2(b)は細い線幅のハッチングを適用した場合を示し、図2(c)は太い線幅のハッチングを適用した場合を示す。
図2(a)に示されるような図形にハッチングを適用する場合、細い線幅(例えば、1ドット)でハッチングを指定した場合には、図2(b)に示されるように、図形の輪郭線とハッチングラインとの交点は見た目上は問題なく処理される。しかし、太い線幅(例えば、13ドット)でハッチングを指定した場合には、図2(c)に示されるように、図形の輪郭線との交点付近において、ハッチングラインが輪郭線からはみ出してしまったり、線が欠けてしまったりする。これは、ハッチングラインを引く場合、先に中心線を引き、その後、中心線に対して垂直方向に幅付けをしているからである。
本発明は、前記従来の画像処理装置の問題点を解決して、ハッチングパターンを画像データによってクリップすることにより、図形の輪郭線との交点付近において、ハッチングラインの線端が図形の輪郭線からはみ出たり、図形内で欠けたりすることがなく、図形の輪郭線に沿ったハッチングを行うことができる画像処理装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の画像処理装置においては、図形データ及びハッチング指示データを含む画像データを受信する受信部と、前記画像データを解析して前記ハッチング指示データを検出するデータ解析部と、該データ解析部がハッチング指示データを検出すると、前記図形データが収まる最小の矩形としての第1矩形を算出する第1矩形算出部と、前記第1矩形の全面を所定値だけ大きくした第2矩形を算出する第2矩形算出部と、前記ハッチング指示データに基づいて前記第2矩形にハッチングを行うハッチング処理部と、該ハッチング処理部がハッチングを行った第2矩形を前記図形データによってクリップするクリップ処理部とを有し、前記ハッチング指示データは線幅指示データを含み、前記第2矩形算出部は前記所定値を最大で線幅の半分の値とし、前記ハッチング処理部はハッチングラインの中心線の始点及び終点が前記第2矩形の輪郭線上に位置するようにハッチングを行う
本発明によれば、画像処理装置は、ハッチングパターンを画像データによってクリップするようになっている。これにより、図形の輪郭線との交点付近において、ハッチングラインの線端が図形の輪郭線からはみ出たり、図形内で欠けたりすることがなく、図形の輪郭線に沿ったハッチングを行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における印刷装置の構成を示すブロック図である。
図において、20は本実施の形態における画像処理装置であり、画像形成装置としての印刷装置であり、10は該印刷装置20の上位装置であり、通信手段としてのインターフェイスケーブル、ネットワーク等によって印刷装置20に接続されている。ここで、該印刷装置20は、例えば、インクジェット式プリンタ、電子写真式プリンタ、複写機、ファクシミリ機、画像読取装置、プリンタとファクシミリ装置と複写機との機能を併せ持つ複合機等であるが、いかなる種類の印刷装置であってもよく、また、モノクロ画像を形成するものであっても、カラー画像を形成するものであってもよい。
また、前記上位装置10は、例えば、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ等の表示手段等を備えるパーソナルコンピュータ、サーバ等のコンピュータであるが、印刷装置20で印刷するための印刷データを作成することができる装置であればいかなる種類の装置であってもよい。
そして、前記印刷装置20は、機能の観点から、受信部としてのデータ受信部21、ジョブ制御部22、データ編集部23、パターン配置部及びクリップ処理部としてのデータ展開部24並びに印刷制御部25を有する。なお、前記データ編集部23は、データ解析部23a、パターン形成部としてのハッチングパターン解析部23b及び解析結果格納部23cを備える。そして、前記データ受信部21は、上位装置10から送信された印刷データを受信し、受信した印刷データをジョブ制御部22に渡す。また、該ジョブ制御部22は、前記データ受信部21から渡された印刷データの編集をデータ編集部23に依頼し、印刷制御部25に指示を出して印刷を行わせる。
さらに、前記データ編集部23のデータ解析部23aは受信した印刷データの解析を行う。なお、ハッチングに関しては、ハッチングパターン解析部23bが、指定されたハッチング角度、線と線との間隔及び線幅からパターンデータの生成を行う。また、解析結果格納部23cは、データ解析部23aによる印刷データの解析結果及びハッチングパターン解析部23bが生成したハッチングのパターンデータを格納する。
そして、前記データ展開部24は、前記解析結果格納部23cから解析結果及び生成したハッチングのパターンデータを受け取り、これらに基づいて印刷制御部25に渡すための印刷イメージデータを作成する。また、前記印刷制御部25は、データ展開部24から渡された印刷イメージデータの印刷を行う。
次に、前記構成の印刷装置20の動作について説明する。
図3は本発明の第1の実施の形態におけるパターン処理の動作を示す図、図4は本発明の第1の実施の形態におけるパターンを使用したハッチングの例を示す図、図5は本発明の第1の実施の形態におけるデータ編集部及びデータ展開部の動作を示すフローチャート、図6は本発明の第1の実施の形態におけるパターン処理のサブルーチンを示すフローチャートである。なお、図3(a)は周期の計算を示し、図3(b)はパターンの生成を示している。また、図4(a)はハッチングを適用する図形の例を示し、図4(b)はハッチングパターンの例を示し、図4(c)はハッチングパターンの敷き詰めの例を示し、図4(d)はハッチングパターンを敷き詰める範囲を設定する例を示し、図4(e)は展開処理時の動作を示し、図4(f)はハッチング適用後の図形を示している。
まず、上位装置10から印刷装置20に対して印刷データが送信される。すると、前記印刷装置20のデータ受信部21が印刷データを受信し、ジョブ制御部22に受信した印刷データを渡す。そして、該ジョブ制御部22は、受信した印刷データの解析をデータ編集部23に依頼する。
次に、前記データ編集部23及びデータ展開部24の動作について説明する。
まず、データ解析部23aは、受信したすべての印刷データの解析が終了したか否かを判断する。そして、すべての印刷データの解析が終わっていない場合、データ解析部23aは受信した印刷データをコマンド単位で読み込む。
続いて、前記データ解析部23aは、読み込んだ印刷データに含まれるコマンドがハッチング指定コマンドであるか否かを判断する。そして、前記コマンドがハッチング指定コマンドである場合、ハッチングパターン解析部23bが、ハッチング指定コマンドによって指定されているハッチング角度、線と線との間隔及び線幅に基づいてハッチングのパターン処理を行う。また、コマンドがハッチング指定コマンドでない場合、前記データ解析部23aはコマンド毎に描画コマンド解析処理を行い、解析結果を解析結果格納部23cに格納する。
なお、前記ハッチング指定コマンドは、ハッチングの指定のみを行い、ハッチング処理要求は別のコマンド、すなわち、図形塗り潰(つぶ)しコマンドが行う。該図形塗り潰しコマンドを受信することによって、指定されたハッチング角度、線と線との間隔及び線幅に基づくハッチングのパターン処理が行われる。また、前記コマンドは、例えば、FT▲Option1▲Option2、PW▲Option3等を含むものである。ここで、Option1は線間隔指定(X軸方向の値で指定)であり、Option2は線角度指定(X軸から時計回りで指定)であり、Option3は幅指定である。
そして、ハッチングパターン解析部23bは、パターン処理を開始すると、まず、X軸方向、Y軸方向のそれぞれのハッチング周期を求める。この場合、線間隔によってX軸方向の周期が分かり、線間隔と線角度によってY軸方向の周期を算出する。図3(a)に示されるように、用紙の左下を基準点(デフォルトでは印刷可能領域の左下であるが、コマンドによって変更可能である。)として、用紙全体(正確には、印刷可能領域全体)にハッチングをかけたときの、基準点を通る線の開始から次の線の開始までが1周期となる。
次に、前記ハッチングパターン解析部23bは、X軸方向の周期の長さを有する1ラインのパターンデータを生成(図3(b)の1ライン目を生成)する。このとき、モノクロであると、線の部分はビットを1とし、線のない部分はビットを0とする。
続いて、前記ハッチングパターン解析部23bは、パターンデータの生成が完了したか否かを判断する。そして、パターンデータの生成が完了していない場合、前記ハッチングパターン解析部23bは、指定角度に基づき1ラインのパターンをずらす、すなわち、指定された角度の分だけ線をずらしたパターンデータを生成し、2ライン目とする。この動作を、Y軸方向の周期分だけ繰り返すと、図3(b)に示されるように、パターンデータの生成が完了する。
そして、パターンデータの生成が完了したと判断すると、前記ハッチングパターン解析部23bは、生成したパターンデータを解析結果格納部23cに格納してパターン処理を終了する。これにより、図4(b)に示されるようなハッチングパターンを得ることができる。
次に、データ解析部23aは、再び、すべての印刷データの解析が終了したか否かを判断する。そして、すべての印刷データの解析が終了していない場合は、すべての印刷データの解析が終了するまで前述された動作を繰り返す。また、すべての印刷データの解析が終了した場合、データ展開部24は、印刷データの解析結果及び生成したハッチングのパターンデータを解析結果格納部23cから受け取り、印刷イメージデータを作成する。
パターンデータを用いたハッチング部分の展開は、次のように行われる。まず、パターン処理によって生成されたハッチングパターンを、図4(c)に示されるように、図形全体が覆われるように敷き詰める。このとき、図4(d)に示されるように、用紙左下を基準点として用紙全体にハッチングパターンを敷き詰めたときの位置になるようにする。続いて、図4(e)に示されるように、敷き詰めたハッチングパターンに図形を重ね、図形内部に含まれない部分(図形の配置アドレスとハッチングパターンの読み出しアドレスによって図形の内部と外部とを判定する。)は読み飛ばし、図形の内部に含まれる部分だけを印刷イメージデータとして生成する。なお、図4(e)のグレー部分は読み飛ばす部分である。
このようにして、図4(f)に示されるように、輪郭線に沿って線が処理されたハッチングパターンが適用された図形を得ることができる。最後に、作成された印刷イメージデータが印刷制御部25に渡され、印刷が行われる。
次に、フローチャートについて説明する。まず、データ編集部23及びデータ展開部24の全体的な動作を示すフローチャートについて説明する。
ステップS1 すべての印刷データの解析が終了したか否かを判断する。すべての印刷データの解析が終了した場合はステップS7に進み、すべての印刷データの解析が終了していない場合はステップS2に進む。
ステップS2 印刷データを読み込む。
ステップS3 ハッチング指定コマンドであるか否かを判断する。ハッチング指定コマンドである場合はステップS4に進み、ハッチング指定コマンドでない場合はステップS5に進む。
ステップS4 パターン処理を行う。
ステップS5 描画コマンド解析処理を行う。
ステップS6 解析結果を解析結果格納部23cに格納する。
ステップS7 印刷イメージデータを作成する。
ステップS8 印刷を行い、処理を終了する。
次に、パターン処理のサブルーチンを示すフローチャートについて説明する。
ステップS4−1 X軸方向及びY軸方向のハッチング周期を求める。
ステップS4−2 1ラインのパターンデータを生成する。
ステップS4−3 パターンデータの生成が完了したか否かを判断する。パターンデータの生成が完了した場合はステップS4−5に進み、パターンデータの生成が完了していない場合はステップS4−4に進む。
ステップS4−4 指定角度に基づき1ラインのパターンをずらす。
ステップS4−5 生成したパターンデータを解析結果格納部23cに格納し、処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、パターンデータを用いてハッチングを実現するようになっている。そのため、図形の輪郭線との交点付近において、ハッチングラインの線端が図形の輪郭線からはみ出たり、図形内で欠けたりするのを防止することができ、図形の輪郭線に沿ったハッチングを行うことができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び効果についてもその説明を省略する。
図7は本発明の第2の実施の形態における印刷装置の構成を示すブロック図で、図8は比較例におけるハッチングの例を示す図である。なお、図8(a)は第1のハッチングの例を示し、図8(b)は第1のハッチングの例において生成するパターンの例を示し、図8(c)は第2のハッチングの例を示し、図8(d)は第2のハッチングの例において生成するパターンの例を示している。
前記第1の実施の形態によって図形の輪郭線に沿ったハッチングを実現することができるが、図8に示されるように、ハッチングの指定によって生成するパターンデータのサイズが大きく変動し、ハッチングの線の間隔が広がると、比例して生成されるパターンデータのサイズも大きくなってしまう。すなわち、図8(a)に示されるハッチングの例の場合には、図8(b)に示されるようなパターンデータが生成されるが、図8(c)に示されるように、ハッチングの間隔を2倍に広げると、上下方向で2倍、左右方向で2倍大きくなり、全体では図8(d)に示されるように、パターンデータのサイズが4倍になってしまう。
そこで、本実施の形態においては、ハッチングパターンを用いずに図形の輪郭線に沿って線が処理されるハッチングを実現するようになっている。そのために、図7に示されるように、本実施の形態における印刷装置20のデータ編集部23は、クリップ処理部としてのクリップ設定部23d、並びに、第1矩(く)形算出部及び第2矩形算出部としての矩形算出部23eを備える。ここで、前記クリップ設定部23dは、矩形クリップや多角形、円形等の矩形でないクリップの領域を設定する。また、前記矩形算出部23eは、ハッチング対象の図形が収まるような矩形を算出する。
なお、前記第1の実施の形態におけるハッチングパターン解析部23bは、本実施の形態において不要である。また、その他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、クリップについて説明する。
図9は本発明の第2の実施の形態におけるクリップを説明する図である。なお、図9(a)は矩形クリップのコマンド指定の例を示し、図9(b)は矩形クリップの印字結果の例を示し、図9(c)は多角形クリップのコマンド指定の例を示し、図9(d)は多角形クリップの印字結果の例を示し、図9(e)は円形クリップのコマンド指定の例を示し、図9(f)は円形クリップの印字結果の例を示している。
図9(a)に示されるように、描画される図形及び矩形クリップの領域を設定した場合には、図9(b)に示されるように双方が重なり合った部分だけが印字される。
また、図9(c)に示されるように、描画される図形及び矩形でない多角形クリップの領域を設定している場合には、矩形クリップの領域を設定した場合と同様に、図9(d)に示されるように、図形とクリップ領域とが重なり合った部分だけが印字される。
さらに、図9(e)に示されるように、描画される図形及び円形クリップの領域を設定している場合にも、矩形クリップの領域を設定した場合と同様に、図9(f)に示されるように、図形とクリップ領域とが重なり合った部分だけが印字される。
本実施の形態においては、従来のように線を引くハッチング及びクリップ機能を用いて、図形の輪郭線に沿ったハッチングを実現することができる。
次に、本実施の形態における印刷装置20の動作について説明する。ここでは、データ編集部23及びデータ展開部24の動作について説明する。
図10は本発明の第2の実施の形態における図形をクリップとして使用したハッチングの例を示す図、図11は本発明の第2の実施の形態における矩形の大きさを決定する例を示す図、図12は本発明の第2の実施の形態におけるデータ編集部及びデータ展開部の動作を示すフローチャートである。なお、図10(a)は図形が収まる矩形の算出を示し、図10(b)は図形が収まる矩形のハッチングを適用した場合を示し、図10(c)はハッチング適用後の印刷結果を示している。
まず、データ解析部23aは、受信したすべての印刷データの解析が終了したか否かを判断する。そして、すべての印刷データの解析が終わっていない場合、データ解析部23aは受信した印刷データをコマンド単位で読み込む。
続いて、前記データ解析部23aは、読み込んだ印刷データに含まれるコマンドがハッチング指定コマンドであるか否かを判断する。そして、前記コマンドがハッチング指定コマンドである場合、矩形算出部23eが、図10(a)に示されるように、図形が収まる矩形を算出する。この場合、矩形算出部23eは、図形の各頂点の座標を比較し、最小の座標(x、y)と最大の座標(x、y)とを求め、これらの座標を頂点とする矩形を第1矩形とする。該第1矩形にハッチングを適用するが、そのまま適用した場合に図形と第1矩形とが辺を共有するときには、従来の技術と同様に、ハッチングラインの端が図形内で欠けてしまう。そこで、ハッチングラインの線幅の半分の長さを第1矩形の座標の最小値から減じ、最大値に加えて第2矩形とする。これにより、第1矩形が線幅の半分だけ上下左右に広がる。なお、本実施の形態においては、線幅の半分の長さだけ矩形を大きくしたが、図11に示されるように、線幅と線角度に基づいて増大分を算出してもよい。例えば、線幅が2〔cm〕であり、線角度が45度の場合は、増大分を0.71とする。
続いて、クリップ設定部23dは、ハッチングを適用する図形をクリップとして設定する。そして、図10(b)に示されるように、算出した第2矩形に対してハッチングをかける。この場合、ハッチングラインと図形の輪郭線との交点を計算で求め、該交点を結ぶ線をハッチングラインの中心線とする。そして、該中心線に対して垂直方向に幅付けをすることによって、前記線幅のハッチングラインによるハッチングを行うことができる。このとき、クリップ外の領域は展開時に読み飛ばされるので、図10(c)に示されるように、図形の輪郭線に沿ったハッチングを行うことができる。
また、読み込んだ印刷データに含まれるコマンドがハッチング指定コマンドであるか否かを判断し、前記コマンドがハッチング指定コマンドでない場合、前記データ解析部23aはコマンド毎に描画コマンド解析処理を行い、解析結果を解析結果格納部23cに格納する。
次に、データ解析部23aは、再び、すべての印刷データの解析が終了したか否かを判断する。そして、すべての印刷データの解析が終了していない場合は、すべての印刷データの解析が終了するまで前述された動作を繰り返す。また、すべての印刷データの解析が終了した場合、データ展開部24は、印刷データの解析結果及び生成したハッチングのパターンデータを解析結果格納部23cから受け取り、印刷イメージデータを作成する。最後に、作成された印刷イメージデータが印刷制御部25に渡され、印刷が行われる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS11 すべての印刷データの解析が終了したか否かを判断する。すべての印刷データの解析が終了した場合はステップS20に進み、すべての印刷データの解析が終了していない場合はステップS12に進む。
ステップS12 印刷データを読み込む。
ステップS13 ハッチング指定コマンドであるか否かを判断する。ハッチング指定コマンドである場合はステップS14に進み、ハッチング指定コマンドでない場合はステップS18に進む。
ステップS14 図形が収まる矩形を算出する。
ステップS15 ハッチングラインの線幅の半分の長さを第1矩形の座標の最小値から減じ、最大値に加える。
ステップS16 図形をクリップとして設定する。
ステップS17 第2矩形に対してハッチングをかける。
ステップS18 描画コマンド解析処理を行う。
ステップS19 解析結果を解析結果格納部23cに格納する。
ステップS20 印刷イメージデータを作成する。
ステップS21 印刷を行い、処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、図形の輪郭線に沿って処理されたハッチングを行うことができる。また、パターンデータを用いた前記第1の実施の形態と比較して、記憶領域の使用量を大幅に減少させることができる。
なお、前記第1及び第2の実施の形態においては、印刷装置20に適用した例について説明したが、MFP(複合型プリンタ:Multi Function Printer)、ファクシミリ機、複写機等のいかなる種類の画像形成装置にも適用することができる。
また、ハッチング機能を備え、コマンドを受けて描画するグラフィックス描画エンジン全般(パーソナルコンピュータ上で動作するアプリケーション等)に対しても同様に適用することができる。
さらに、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における印刷装置の構成を示すブロック図である。 従来の画像処理装置におけるハッチングの適用を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるパターン処理の動作を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるパターンを使用したハッチングの例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるデータ編集部及びデータ展開部の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態におけるパターン処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における印刷装置の構成を示すブロック図である。 比較例におけるハッチングの例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるクリップを説明する図である。 本発明の第2の実施の形態における図形をクリップとして使用したハッチングの例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における矩形の大きさを決定する例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるデータ編集部及びデータ展開部の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
20 印刷装置
21 データ受信部
23a データ解析部
23b ハッチングパターン解析部
23d クリップ設定部
23e 矩形算出部
24 データ展開部

Claims (2)

  1. (a)図形データ及びハッチング指示データを含む画像データを受信する受信部と、
    (b)前記画像データを解析して前記ハッチング指示データを検出するデータ解析部と、
    (c)該データ解析部がハッチング指示データを検出すると、前記図形データが収まる最小の矩形としての第1矩形を算出する第1矩形算出部と、
    (d)前記第1矩形の全面を所定値だけ大きくした第2矩形を算出する第2矩形算出部と、
    (e)前記ハッチング指示データに基づいて前記第2矩形にハッチングを行うハッチング処理部と、
    (f)該ハッチング処理部がハッチングを行った第2矩形を前記図形データによってクリップするクリップ処理部とを有し、
    (g)前記ハッチング指示データは線幅指示データを含み、前記第2矩形算出部は前記所定値を最大で線幅の半分の値とし、前記ハッチング処理部はハッチングラインの中心線の始点及び終点が前記第2矩形の輪郭線上に位置するようにハッチングを行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記ハッチング指示データは線幅指示データ及び線角度指示データを含み、前記第2矩形算出部は前記所定値を前記線幅指示データ及び前記線角度指示データに基づいて決定する請求項1に記載の画像処理装置。
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