JP4804138B2 - 棟換気構造 - Google Patents

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本発明は、瓦で葺かれた建物の内部における空気を屋根の棟に設けた開口から排出して瓦の裏面に沿って瓦同士の隙間から排気する装置、いわゆる棟換気装置及び換気棟構造に関するものである。
従来から棟換気装置は、例えば、特許文献、特開2000−265630号公報で公知である。この特許文献によると、図12に示すように、瓦1が葺かれた屋根2の棟14に形成された開口3の近くの野地板4上に連結金具5を介して、一側面側に導入口6を備え、その背面側に排出口7を有する一対の空気導通構造体8からなる棟換気装置9が設置されるようになっている。そして前記連結金具5において一対の空気導通構造体8間の部位には、棟木(図示なし)を支持する棟木支持金具10を打ち込むための固定部材11が固定されている。
この構造の棟換気装置9において、屋根2の裏側の空気は開口3を経由して、空気導通構造体8の導入口6に入り、排出口7から排出されるようになっているので、建物の換気装置としてその機能を発揮する。
特開2000−265630号公報
しかしながら、この公知技術は、なお、次のような改良すべき問題を擁している。第一に、棟木支持金具10が、棟木を直接支承する樋状の支承部12と、それを固定部材11上で支える棒状の支持部13とから構成されているため、前記連結金具5に予め支持部13を挿通するための透孔を透設しておく必要がある。これは、棟木支持金具10の設置位置が、棟換気装置9の設置位置に拘束されることを意味する。例えば、建物の換気量を増大するために、図13に示すように、換気装置9の設置台数を増やす場合において棟木支持金具10の設置位置をベースにして棟換気装置9を設置しようとすると、棟換気装置9を不連続に設置する必要がある。逆に棟換気装置9の設置位置を重視すると、棟木支持金具10の立設位置に合わせて棟木を支持しなければならない。第二に、後述するように、換気装置9が存在しない部位の棟木を支持するのに使用される、いわゆる汎用の棟木支持金具が使用できないという問題がある。
そこで本発明者は、換気量の増大に伴って換気装置の設置台数が増加しても、その設置台数に拘束されることなく、汎用の棟木支持金具を必要本数使用して、棟換気装置上の任意位置に設置できる構造の棟換気装置を提案すべく鋭意研究したところ、前記棟換気装置を一対の空気導通構造体とそれを連結する防水シート状連結体から構成するとともに、それらを特定の材質から製作して、一対の空気導通構造体の特定の位置に防水シート状連結体を接合すればよいという事実を見出し、本発明を完成した。
従って、本発明の課題は、汎用の棟木支持金具が使用可能であるとともに、換気量の増大に伴って増加する換気装置の設置台数に拘束されることなく、棟換気装置上の任意位置に棟木支持金具を必要本数設置できる構造の棟換気装置及び換気棟構造を提供することにある。
本発明は前記の課題を解決するために、前記棟換気装置を、棟の頂部に設けた開口に臨む一側面側に前記開口から排出される空気を導入する導入口を備え、その背面側から前記導入口に導入された空気を排出する排出口を備えている一対の樹脂製空気導通構造体と、前記導入口同士を相対峙させた状態で前記一対の樹脂製空気導通構造体をそれらの上面で接合して連結する防水シート状連結体とから構成する。
本発明に係る棟換気装置において、その主たる構成要素である一対の空気導通構造体同士を接合する連結部材が平面的で構造・形状が単純な防水シート状連結体になっているので、空気導通構造体に対する防水シート状連結体の接合は、接着剤、接合剤又は粘着剤により連結可能になり、その結果、接合により形成された積層部に対して釘又はねじにより棟木支持金具の止着が容易になり、さらに、防水シート状連結体により釘穴又はねじ穴からの雨水の浸入を防ぐ。
また、本発明において、前記空気導通構造体を、所定間隔をおいて平行に配置される一対の側枠体及びそれら側枠体の一端部を連結する後枠体からなる平面がコ字形の外枠部と、前記一対の側枠体上に張り渡された板状の被覆体とから構成して、前記後枠体と対向する前面側に棟の頂部に設けた開口から排出される空気を導入する導入口を設けるとともに、その背面側に前記導入口に導入された空気を排出する排出口を設けたので、瓦で葺かれた建物の内部における空気を換気するために、屋根の棟に設けた開口を通って上昇した水蒸気を含んだ空気が、空気導通構造体においてそれが有するコ字形の外枠部のうち、枠体が存在しない箇所に形成した導入口から、空気導通構造体の主要部を通って、排出口に導かれる。
前記外枠部の後部側において被覆体の後端縁、側枠体及び後枠体に囲んで前記排出口を形成することにより、空気の排出方向を上に向くように変流化したので、排出口から排出される空気は瓦の下面に沿って放散される。
前記空気導通構造体においてその被覆体を、所定間隔をおいて平行に配置される一対の側枠体及びそれら側枠体の一端部を連結する後枠体からなる平面がコ字形の外枠部の上に張り渡したので、空気導通構造体が設置される棟の下地材(野地板)、被覆体及び一対の側枠体との間に空気を導通させる導通路が形成される。
また前記被覆体の下面側に、それが上方から押圧されたとき変形に耐えるリブを形成したので、後述する棟木支持金具及び棟木の荷重が被覆体にかかっても、被覆体はそれらの荷重に耐えるとともに棟の下地材と接触するリブを介してその荷重を下地材に伝達する。
前記後枠体の下部外方に、前記空気導通構造体を棟の下地材に固定するための固定部を突出形成させたので、その固定部を介して空気導通構造体の要部を前記下地材上に容易かつ確実に固定できる。
前記被覆体及び防水シート状連結体は、樹脂製又はゴムから形成されているので、それらの上に棟木を支承する棟木支持金具を釘打ちして又はねじにより固定できる。
さらに本発明において防水シート状連結体の長さを、前記空気導通構造体の長さより大きくしたので、防水シート状連結体のうち空気導通構造体から外方にはみ出した分の防水シート状連結体により、隣接して設置される一つ又は二つの空気導通構造体を接合できる。
本発明においては棟換気装置を構成する一対の空気導通構造体を、実質的に同一形状、大きさ及び構造の構造体を以って構成したので、棟換気装置の製作効率を向上できるとともに、同一換気能力のある棟換気装置を順次配置して屋根の棟に取り付けるだけで、棟の換気能力を容易に増大させることができる。
本発明に係る棟換気装置において、前記防水シート状連結体を一対の前記空気導通構造体がそれらの長手方向に幾分ずれるように接合したので、屋根の棟に本発明に係る棟換気装置を設置するとき、空気導通構造体の外枠体の先端を干渉させることはなく、または棟勾配が変化しても十分それに対応して前記先端を干渉させることはなく施工できる。
本発明において、前記構造の棟換気装置を瓦屋根の棟部に複数基連接させることにより、棟の換気能力を増大させることができる。この態様において、前記防水シート状連結体は、前記空気導通構造体より長くなっているので、そのうちの空気導通構造体から外方にはみ出した分の防水シート状連結体により一つ又は二つの棟換気装置を連接して換気能力が増大した換気棟構造を形成できる。
最後に、本発明に係る棟換気装置の防水シート状連結体の上に棟木を支持する棟木支持金具を載せて、その支持金具を構成する支持部を曲げ加工して前記防水シート状連結体とともに前記気体流通構造体にねじ止めできるようにしたので、前記支持部として従来汎用されている棟木支持金具の板状支持部をそのまま使用できる。
棟換気装置を複数基連接するとともに、それらの上に棟木支持金具を、複数本、立設する態様において、棟木の機械的性能に合わせて、連接された複数基の棟換気装置における防水シート状連結体の上の任意な位置に、棟木支持金具をその基端部をねじ止め又は釘止めするだけで、容易かつ迅速に固定でき、かつ的確に防水出来る。被覆部及び防水シート状連結体にねじ込まれた又は釘止めされたねじ又は釘は、被覆部及び防水シート状連結体に、その弾性スクイズ力の作用により、確実に把持される。
以上詳述したように、本発明は、汎用の棟木支持金具が使用可能であるとともに、換気量の増大に伴って棟換気装置の設置台数を増加させた場合であっても、設置台数に拘束されることなく、棟換気装置上に棟木支持金具を必要本数、任意に設置できる構造の棟換気装置及び換気棟構造を提供することができるという優れた効果を発揮する。
次に、本発明を実施するための最良の実施形態について説明する。従来技術と同様に、瓦が葺かれた屋根の棟においてその開口の近くに、図1に示すような形状・構造の棟換気装置20がねじ25により、後述する屋根の下地材の上に、固定される。棟換気装置20は、樹脂、特にポリプロピレンのような合成樹脂からなる一対の空気導通構造体30と、後述する導入口を相対峙させた状態で配置された一対の空気導通構造体30の上面を接合して連結するEPDM系ゴムシートとブチルゴム系粘着材からなる防水シート状連結体70とから構成されている。
空気導通構造体30は、図2〜図5に示すように、所定の距離をおいて平行に配置される一対の側枠体32、34及びそれら側枠体32、34の一端部を連結する後枠体36からなる平面がコ字形の外枠部38と、前記一対の側枠体32、34上に張り渡された屈曲板状の被覆体60の主要素を以って構成されている。従って、前記後枠体36の背面側(空気導通構造体の前面側)には前枠体に相当する部材が存在することなく、空気導通構造体30に空気を導入する導入口40が形成されている。また、後枠体36上には被覆体60及び防水シート状連結体70が存在することなく、前記外枠部38の後部側において被覆体60の後端縁61、側枠体32、34及び後枠体36に囲まれる空気の排出口42が形成されている。
さらに前記一対の側枠体32、34の下方においてそれらの長手方向の中間部位には、(図5に示されるように)、側枠体32、34を所定間隔に維持する横リブ44が後枠体36と平行に接合されている。同様に、前記一対の側枠体32、34の上方において後枠体36寄りの部位には、側枠体32、34を所定間隔に維持するとともに、排出口42から排出される空気を整流するための横リブ50が後枠体36と平行に垂下形成されている。
また被覆体60の下面側においてその中間部位及び後端縁61のそれぞれには、被覆体60が上方から押圧されたとき変形に耐えるとともに側枠体32、34を所定間隔に維持する横リブ46、48が空気の流通を著しく妨げない程度に垂下・形成されている。さらに前記被覆体60の下面側において前記側枠体32、34間には、所定間隔をおいて平行に4本の縦リブ43、45、47、49が被覆体60の前端縁62から後枠体36にかけて形成されており、棟換気装置20が棟の野地板上に設置されたとき、それらの縦リブ43、45、47、49が、後述する棟木支持金具を介して棟木から被覆体60に伝達される負荷を下地材に分散する機能を果たすようになっている。なお、縦リブ43、45、47、49の導入口40側の下面は導入口40に空気の導入を促進するように斜めにアンダーカットされている。さらに、被覆体60の後端縁61上には、一対の空気導通構造体30を連結する防水シート状連結体70の両端縁71を位置決めするための位置決め突起63が形成されている。
前記後枠体36の下部外方には、短冊形の固定部52が設けられており、所定間隔をおいてそこに透設された透孔54にねじ25を挿通した後、棟の下地材に螺入することにより、本発明に係る棟換気装置20を屋根の棟に設置できるようになっている。また、前記固定部52の下面側において前記側枠体32と縦リブ43との間、縦リブ43、45、47、49相互間及び縦リブ49と側枠体36との間に相当する部位には、前記固定部52の下面が部分的に肉盗みされて、平面形状がロート状をなす結露水の排出溝56が形成されている。
次に上記構造の空気導通構造体30と被覆体60とから本発明に係る棟換気装置20を製作する過程を説明すると、まず釘うち又は予め螺入用の透孔を設けることなくねじ止め可能な樹脂、例えばポリプロピレン等を使用して、本発明に係る空気導通構造体30を成形し、実質的に同一形状、大きさ及び構造の空気導通構造体30を準備する。
他方、上記のように製作された空気導通構造体30を対にして連結するための膜状物を準備して、それを所定の大きさ・長さに裁断して、本発明に係る防水シート状連結体70を製作するとともに、両者を接合するための接着剤、接合剤又は粘着剤(以下、接着剤と総称する)を準備する。前記膜状物としては、釘うち又は予め螺入用の透孔を設けることなくねじ止めが可能であり、しかも一旦釘うち又はねじ挿通がされたら、その釘又はねじをその周囲から締め付けることができる防水性材料を使用する。また接着剤としては空気導通構造体30と被覆体60とを接合可能な耐久性のある接着剤、特に感圧接着剤が使用される。膜状物を切断するときの長さは、少なくとも空気導通構造体30の長さより大きくする。
このようにして空気導通構造体30、防水シート状連結体70及び接着剤が準備されたら、図6に示すように、二つの空気導通構造体30をそれらの導入口40が相対峙するように突き合せるが、このとき、一対の前記空気導通構造体30同士をそれらの長手方向に幾分ずれるように配置して、図7に示すように、屋根80の棟81において下地材(野地板)82上に最終的に得られた棟換気装置20を設置する場合に、空気導通構造体30の側枠体32、34の先端が干渉することはなく重なるようにして、換気すべき空気が側枠体32、34の外方に漏洩するのを防止可能にする。二つの空気導通構造体30は、棟81に形成される換気用の開口83の開口幅Wを考慮して、所定の間隔を以って配置される。
次いで、突合せ配置された一対の空気導通構造体30においてそれらの被覆体60の上に防水シート状連結体70を載せ、接着剤により前記被覆体60と防水シート状連結体70とを接合するとともに、一対の空気導通構造体30を連結する。このとき、接着剤は被覆体60と防水シート状連結体70のいずれ又は両方に予め付着させておいても良いが、好ましくは防水シート状連結体70に付着させておく。
また、防水シート状連結体70の端部71は、図1に示すように、空気導通構造体30の一端部又は両端部にはみ出すようにできるが、好ましくは、一端部のみにはみ出すようにする。そして、棟の換気能力を増加させるために、図8に示すように、複数台の棟換気装置20を連接させて設置するとき、第一棟換気装置21からはみ出した防水シート状連結体70のはみ出し部位72を、隣接する第二棟換気装置22の被覆部60に接合する。以下、同様にして棟の換気能力を増大させるとき、第二棟換気装置22からはみ出した防水シート状連結体70のはみ出し部位72を第三棟換気装置23に接合し、さらに第四棟換気装置24を接合して、それらを連接する。
このように連接された第一〜第四棟換気装置21〜24における空気導通構造体30の被覆部60と防水シート状連結体70の接合部分は、緩やかに湾曲した積層体を構成するので、図9に示すように、棟換気装置30を設置しない棟の施工に広く使用される汎用の棟木支持金具90、すなわち、棟木100を直接搭載する対掌的構造の支承部92と、その支承部92を野地板上で支持する一対の板状支持部94とからなる棟木支持金具において、前記板状支持部94を一対の空気導通構造体30の前記被覆部60の屈曲表面形状に合わせて曲げ加工すれば、屋根の棟の施工に汎用されている棟木支持金具の使用が可能になる。
しかも、前記積層体は、釘うち可能又はねじの螺入可能な樹脂から形成されているので、連接された複数台の第一〜第四棟換気装置21〜24上の任意箇所に容易に棟木支持金具90の植設が可能になる。その結果、棟換気装置30の設置台数の制約を受けることなく、棟木100の設計仕様に合わせて棟木支持金具90を棟換気装置20の上に固定できる。
このようにして棟木支持金具90を棟換気装置20に取り付けたら、図10に示すように、棟木100、棟土102及び棟瓦120を使用して棟構造を完成すればよい。完成したこの棟構造において屋根80の裏側に存在する湿気を含んだ空気は、図11において矢印に示す向きに上昇して、棟82の開口83に入る。棟換気装置20の空気導通構造体30の導入口40は前記開口83を臨む位置に存在するので、棟82の開口83を上昇した空気流は、空気導通構造体30の被覆部60と野地板82との間において、前記側枠体32と縦リブ43との間、縦リブ43、45、47、49相互間及び縦リブ49と側枠体36と間に形成された空気導通路を通り、対応する排出口42から瓦110の裏側に排出される。瓦110同士の間に当然隙間があるので、瓦110の裏側に排出された空気は屋根の外に放散される。
かくしてこの実施態様に係る棟換気装置はその機能を十分に発揮し、次の効果を発揮する。すなわち、一対の棟換気装置を連結するために使用される連結体が膜状物からできているので、棟換気装置の被覆体の表面形状に追随して両者は密着した積層構造を形成する。そのため従来から棟施工に汎用さている棟木支持金具の一部分を僅かに変形加工するだけで、棟換気装置に容易に設置できる。
前記積層構造は釘うち可能な又はねじの螺入が可能な材質からできているので、棟木支持金具を棟換気装置上の任意な箇所に設置できる。その結果、棟換気装置の設置台数の制約を受けることなく、棟木の施工仕様に合わせて棟木支持金具を棟換気装置の上に設置できる。棟換気装置を同一形状、構造及び大きさの空気導通構造体を対にして構成するとともに、棟換気装置を連接するための防水シート状連結体を棟換気装置の長さよりも大きくしたので、換気能力の増大を図ろうとする場合、棟換気装置を順次増やして連接することによりシステマチックに換気能力の増大を図ることができる。
本発明はその根本的技術思想を踏襲し発明の効果を著しく損なわない限度において前記実施態様の一部分を変更して実施することができる。
本発明は瓦屋根の建物の棟換気装置として広く利用できる。
本発明に係る棟換気装置の斜視図である。 本発明に係る空気導通構造体の上面図である。 同正面図である。 底面図である。 図2におけるX―X矢視図である。 一対の空気導通構造体を突合せた状態を示す断面図である。 屋根の棟に棟換気装置を取り付けた状態を示す要部断面図である。 棟換気装置を複数基連接した状態を示す部分斜視図である。 連接した棟換気装置に棟木支持金具を取り付けて屋根の棟の一面に瓦を葺いた状態を示す部分斜視図である。 冠瓦を葺いた状態を示す部分斜視図である。 瓦が千鳥配置された屋根の換気棟構造を示す要部断面図である。 従来技術の要部を示す部分斜視図である。 屋根に従来技術に係る棟換気装置を設置した状態を示す部分斜視図である。
符号の説明
1:瓦、2:屋根、3:開口、4:野地板、5:連結金具、6:導気孔
7:排気孔、8:空気導通構造体、9:換気装置、10:棟木支持金具、11:固定部材、12:支承部材、13:支柱部材、14:棟、20:棟換気装置、21:第一棟換気装置、22:第二棟換気装置、23:第三棟換気装置、24:第四棟換気装置、25:ねじ、30:空気導通構造体、32、34:側枠体、36:後枠体、38:外枠体、40:導入口、42:排出口、44、46、48、50:横リブ、43、45、47、49:縦リブ、60:被覆体、61:後端縁、62:前端縁、63:位置決め突起、70:防水シート状連結体、71:両端縁、72:はみ出し部位、80:屋根、81:棟、82:野地板、83:開口、90:棟木支持金具、92:支承部、94:支持部、100:棟木、102:棟土、110:瓦、120:冠瓦、122:ねじ、W:開口幅。

Claims (1)

  1. 棟(81)の頂部に設けた開口(83)に臨む前面側に導入口(40)を備え、その背面側に前記導入口に導入された気体を排出する排出口(42)を備えている一対の樹脂製空気導通構造体(30)と、前記導入口同士を相対峙させた状態で一対の前記樹脂製空気導通構造体をそれらの上面で接合して連結する防水シート状連結部材(70)とから構成するとともに、その防水シート状連結部材の上に棟木(100)を支持する棟木支持金具(90)を載せて、その棟木支持金具の支持部(94)を前記防水シート状連結部材とともに前記気体流通構造体にねじ止め又は釘止めしたことを特徴とする換気棟構造。
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