JP5260394B2 - 二次ガスケット及びこれを備えた外壁目地構造 - Google Patents
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Description
特に、確実により高い防水性を実現するために、屋外側に一次ガスケットを配設するとともに、壁体内部側に二次ガスケットを配設し、二重にシーリングを行う方法が採られることがある。
この場合、従来の主流であった住宅工法である軸組み工法においては、ガスケットを使用した防水を行う際には、柱に予め二次ガスケットを取付けた上で外壁の建方ができるため、二次ガスケットと胴縁を密着させることが容易であった。
特許文献1の技術においては、外壁材と外壁材との間に形成される目地には、一次ガスケットが配設され、下地材と下地材との間に形成される空間(壁体内部に形成される空間)には、二次ガスケットが配設される。
この二次ガスケットは、建付け後に経時的に膨張する素材で構成されており、各外壁の目地側に配設されている。
このため、建付け時には、両者間は所定の間隙をもって対峙することになる。
この素材は、独立気泡性が高く、ゴム弾性を有し形状復元力を備えた軟質フォームが有効に使用される。
これは、セル内をガス抜きすることにより収縮させたものであり、外気をセル内に経時的に取り込むことにより、その形状復元力により膨張する素材である。
よって、建付け後所定期間が経過すれば、一次ガスケット及び二次ガスケットによる二重の防水が実現できる。
特許文献2の技術においては、外壁面材と外壁面材との間に形成される縦目地には、一次ガスケットが挿入されるとともに、パネルフレームとパネルフレームとの間に形成される空間(壁体内部に形成される空間)には二次ガスケットが挿入される
二次ガスケットは、外壁面材側から壁体内部方向へ向けて治具により押圧することにより、縦目地奥側の所定の位置に配設される。
このように、一次ガスケット及び二次ガスケットによる二重の防水が実現できる。
特許文献3の技術においては、外壁面材と外壁面材との間に形成される1次目地には、耐熱性及び弾力性を有する1次ガスケットが挿入されるとともに、断熱部材と断熱部材との間に形成される2次目地(壁体内部に形成される空間)には耐熱性及び弾力性を有する合成ゴム製の2次ガスケットが挿入される。
このように、1次ガスケット及び二次ガスケットによる二重の防水が実現できる。
しかし、特許文献1に係る技術においては、特殊な素材が必要であり、コストが高騰するという問題があった。
また、二次ガスケットが防水部材として機能するまでに時間を要するとともに、確実に膨張しているのか否かを確認することが困難であるという問題がある。
更に、所定位置に配設する際には、特許文献2に係るような治具が必要となる等、二次ガスケットを所定位置に配設することが困難で手間がかかるという問題が生じていた。
この二次ガスケットは、取付部材の天面壁に形成された第1ボルト孔から、取付部材の内部に保持されたナットへボルトを螺子込むことにより、このボルトの脚の自由端部分で支持部材を構成する支持壁を押圧することができる。
よって、取付部材の内部に保持されたナットへボルトを螺子込むだけで、支持部材を胴縁方向へと押圧することができる。
つまり、二次ガスケットを所定の位置へと配設することができる。
このように二次ガスケットを配設することにより、支持部材を構成する側壁の自由端部が胴縁に圧接するとともに、側壁の外側面が、外壁目地を構成する2つのボードの相対向する端面に夫々当接しているため、外壁目地から浸入した水滴が支持部材よりも内部に浸入することを有効に防止することができ、支持部材に到達した水滴は防水部材の突片に沿って(突片間が樋となる)下方向へと排出される。
以上のように、本発明に係る二次ガスケットによれば、ボルトを螺子込むことにより、簡易に所定位置に配設され、確実に防水性を確保することができる。
そして、本発明に係る二次ガスケットは、取付部材の天面壁に形成された第1ボルト孔から、取付部材の内部に保持されたナットへボルトを螺子込むことにより、このボルトの脚の自由端部分で支持部材の支持壁を押圧することができるよう構成されている。
よって、取付部材の内部に保持されたナットへボルトを螺子込むだけで、支持部材を胴縁方向へと(屋外方向へと)押圧することができる。
つまり、二次ガスケットを所定の位置へと配設することができる。
本発明に係る二次ガスケットは、取付部材の内部に保持されたナットへボルトを螺子込むことにより、ボルトの脚の自由端部分で支持部材の支持壁を押圧し、支持部材を構成する側壁の自由端部が胴縁に圧接するとともに、側壁の外側面が、外壁目地を構成する2つのボードの相対向する端面に夫々当接する位置(この位置が所定位置である)へと配設される。
このため、外壁目地から浸入した水滴が支持部材よりも内部に浸入することを有効に防止することができ(支持部材の支持壁とボードの自由端面に当接した側壁により、外壁目地内部への通路が閉塞されるために水滴の浸入が防止される)、支持部材に到達した水滴は防水部材の突片に沿って下方向へと排出されることとなる。
以上のように、本発明に係る二次ガスケットによれば、ボルトを螺子込むことにより、簡易に所定位置に配設され、確実に防水性を確保することができる。
このように、本発明によれば、特殊な部材が不要であり、配設が容易であるとともに、確実に外壁目地の水密構造を実現することができる二次ガスケット及びこれを備えた外壁目地構造を提供することができる。
なお、以下に説明する構成は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
本実施形態は、特殊な部材が不要であり、配設が容易であるとともに、確実に外壁目地の水密構造を実現することができる二次ガスケット及びこれを備えた防水性外壁に関するものである。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る二次ガスケット1は、支持部材11、防水部材12、取付部材13を有して構成されている。
また、本実施形態に係る防水部材12は、弾性を有する合成ゴム製の部材であり、略矩形平板状の平板部12Aから鋭角を成して立ち上がる4個の突片12Bを有して構成されている(図3参照)。
この隣接する突片12B,12B間は、浸入してきた水滴の排出経路(つまり、樋)の役割を果たし、浸入してきた水滴はこの突片12Bに沿って下方向へ排出される。
この配設個数は、特に限定されず、立設する外壁パネルPの高さやその他仕様に応じて適切な個数が設定される(勿論、複数ではなく1個でもよい)。
第1カバー部材13Aは、第1支持壁取付部13a,13a、第1連結壁13b,13b、第1ボルト締結壁13cを有して構成されている。
この第1ボルト締結壁13cが、特許請求の範囲記載の「天面壁」に相当する。
また、この第1連結壁13b,13bを架橋するように(第1支持壁取付部13a,13aと連続している辺と対向する辺同士を架橋するように)第1ボルト締結壁13cが配置されている。
つまり、第1支持壁取付部13a,13a、第1連結壁13b,13b、第1ボルト締結壁13cで略ハット形状の部材が構成されている。
また、第1ボルト締結壁13cの略中央部には、第1ボルト孔131が形成されている。
更に、第1支持壁取付部13a,13aには、第1固定孔134,134が各々形成されている。
第2支持壁取付部13d,13dは略矩形状平板部で、その一辺からは第2連結壁13e,13eが各々略垂直に起立している。
また、この第2連結壁13e,13eを架橋するように(第2支持壁取付部13d,13dと連続している辺と対向する辺同士を架橋するように)第2ボルト締結壁13fが配置されている。
つまり、第2支持壁取付部13d,13d、第2連結壁13e,13e、第2ボルト締結壁13fで略ハット形状の部材が構成されている。
更に、第2ボルト締結壁13fに形成された第2ボルト孔132の長手方向両側には、第2固定孔135,135が各々形成されている。
カバー取付部13g,13gは略矩形状平板部で、その一辺からは第3連結壁13h,13hが各々略垂直に起立している。
つまり、カバー取付部13g,13g、第3連結壁13h,13h、ナット支持壁13iで略ハット形状の部材が構成されている。
また、ナット支持壁13iの略中央部には、第3ボルト孔133が形成されている。
更に、カバー取付部13g,13gには、第3固定孔136,136が各々形成されている。
まず、図4及び図5に示すように、第2カバー部材13Bにナット保持部材13Cを取付ける。
なお、このとき、前述の通り、第2カバー部材13Bを構成する第2ボルト締結壁13fとナット保持部材13Cを構成するナット支持壁13iとの間に空隙ができるが、この空隙を「ナット配設空間K」と記す。
このナット配設空間Kには、ナットNが配設される。
このとき、第1カバー部材13Aは、第1ボルト締結壁13cによって第2ボルト締結壁13fを被覆するように配設される。
前述した通り、第2ボルト締結壁13fは、第1ボルト締結壁13cとほぼ同一の(若干第2ボルト連結壁13fの面積の方が大きい)略長方形状に形成されている。
このように構成されているため、取付部材13は、第1ボルト締結壁13c(及び第2ボルト締結壁13f)と、第1連結壁13b,13bと、第2連結壁13e,13eとに囲まれた中空筐体形状となり、ナット配設空間K(この中空筐体内部に形成されている)にナットNが保持される構成となる。
なお、このとき、第1ボルト孔131と第2ボルト孔132(及び第3ボルト孔133)とが連通するように配設される。
これらに示すように、本実施形態に係る取付部材13は、支持部材11の支持壁11A(側壁11B,11Bが形成されている側と反対側の面)に配設される。
また、第2カバー部材13Bを構成する第2ボルト締結壁13fの裏面側(第1カバー部材13Aと対向する面と反対側の面)には、ナット保持部材13Cが配設されている。
また、図6、図9、図10に示すように、第1カバー部材13Aを構成する第1ボルト孔131、第2カバー部材13Bを構成する第2ボルト孔132、ナット保持部材13Cを構成する第3ボルト孔133は、同心上に連通している。
また、ナット配設空間Kに配設されるナットNの内孔もまた同心上に連通するように構成されている。
このキャップボルトRの頭部には、六角孔R1が形成されている。
つまりこのキャップボルトRは、第1ボルト孔131から第2ボルト孔132、ナットN、第3ボルト孔133に向けて、六角を使用することにより螺子込むことができる(図10参照)。
このため、支持部材11を構成する側壁11Bの自由端側が胴縁Dへ圧接するとともに、この支持部材11に配設されている防水部材12が、胴縁D側へと近接することとなり、二次ガスケット1が所定位置へと配置される。
なお、側壁11B,11Bの外側面は、後述するグラスウールボードM,Mの目地側で対向する端面に各々当接している。
本実施形態に係る外壁パネルPは、図11及び図12に示すように、外壁面材W,胴縁D,アルミ蒸着フィルムF,グラスウールボードM,断熱部材O,縦芯T,内壁面材Uを有して構成されている。
また、この内側には、ケイ酸カルシウム板で構成された胴縁Dが配設されている。この胴縁Dには、通気孔V1が上下方向に形成されている。
また、この胴縁DとグラスウールボードMの間には、アルミ蒸着フィルムFが配設されている。
このグラスウールボードMの内側には、ロックウールで構成された断熱部材Oが配設されている。
なお、この断熱部材Oの室内側には、アルミ蒸着フィルムFが貼付されている。
更に、この縦芯Tの室内側には、石膏ボードで構成された内壁面材Uが配設される。
なお、これら、断熱部材O(これに貼付されたアルミ蒸着フィルムF)の室内側、縦芯T内壁面材Uとの間に形成される空間が通気層V2となる。
このように、本実施形態に係る外壁パネルPは、防湿断熱処理が行われた外壁である。
まず、外壁面材W,W間には、一次ガスケット2が配設される。
この一次ガスケット2は、公知のガスケットであり、外壁面材W,W間小口に当接するリップフィンが全長に亘り形成された長尺棒状の部材として構成されている。
また、この一次ガスケット2は、耐熱性及び弾力性を有する合成ゴムで形成されている。
この一次ガスケット2は、外壁パネルPの組付け後、目地部分に圧入されることにより配設される。
図11に示すように、二次ガスケット1は、二次ガスケット配設空間Zの上部から挿入される。
このとき、防水部材12が、胴縁Dが配設されている方向へ向くように、二次ガスケット配設空間Zに挿入される。
つまり、二次ガスケット1は、防水部材12を胴縁D,Dの外壁目地側端部周辺の内側面側に向けて、支持部材11を構成する側壁11B,11Bの外側面を、2つのグラスウールボードM,Mの対向する端面に夫々当接させるとともに、取付部材13が断熱部材O,Oの対向する端面の間に挿入されるよう配設される。
前述した通り、ナット配設空間Kには、ナットNが配設されているため、これに向かいキャップボルトRを螺子込む。
キャップボルトRの頭部には、六角孔R1が形成されているため、この作業においては、特別な工具は必要とせず、六角を使用するとよい。
図13(a)に示すように、第1カバー部材13Aを構成する第1ボルト孔131、第2カバー部材13Bを構成する第2ボルト孔132、ナットNの内孔、ナット保持部材13Cを構成する第3ボルト孔133で形成される同心上の連通孔に、キャップボルトRは螺子込まれる。
よって、支持部材11を構成する側壁11Bの自由端部側を胴縁Dに圧接することができる。
つまり、支持部材11自体を胴縁D方向へ押し込んで、二次ガスケット1を所定の位置(側壁11Bの自由端部側が胴縁Dに圧接する位置)へ配置することができる。
また、防水部材12が胴縁Dへ向かって押圧され、防水部材12を胴縁に近づけることができる。
そして、この白抜矢印方向に引き込まれた第2支持壁取付部13dが、フレームO´を白抜矢印方向側(室内側)へと押圧する。
つまり、この第2支持壁取付部13dがフレームO´を押圧する力が反力となって、キャップボルトRの脚部先端が支持部材11をより確実に押圧することとなる。
なお、この様子は、図12の白抜矢印においても示している。
つまり、このような構成によって、側壁11B,11Bの外側面は、後述するグラスウールボードM,Mの目地側で対向する端面に各々確実に当接しているとともに、支持部材11を構成する側壁11Bの自由端部側は胴縁Dに確実に圧接している。
このため、目地から浸入して来た水滴は、支持部材11よりも内側へ浸入することができず、防水部材12の突片12B,12Bに沿って、下方向へと排出される。
また、前述の通り、このように二次ガスケット1を胴縁Dに押し当てる(胴縁Dに側壁11Bの自由端部側が圧接するとともに、防水部材12が近接する)位置に配置するために特別な治具は必要としない。
よって、簡易に二次ガスケット1を配設することができ、作業性もまた向上する。
2 一次ガスケット
11 支持部材
11A 支持壁
11B 側壁
12 防水部材
12A 平板部
12B 突片
13 取付部材
13A 第1カバー部材
13B 第2カバー部材
13C ナット保持部材
13a 第1支持壁取付部
13b 第1連結壁
13c 第1ボルト締結壁(天面壁)
13d 第2支持壁取付部
13e 第2連結壁
13f 第2ボルト締結壁
13g カバー取付部
13h 第3連結壁
13i ナット支持壁
131 第1ボルト孔
132 第2ボルト孔
133 第3ボルト孔
134 第1固定孔
135 第2固定孔
136 第3固定孔
D 胴縁
F アルミ蒸着フィルム
K ナット配設空間
M グラスウールボード
N ナット
O 断熱部材
O´ フレーム
P 外壁パネル
Q 締結部材
R キャップボルト
R1 六角孔
T 縦芯
U 内壁面材
V1 通気孔
V2 通気層
W 外壁面材
Z 二次ガスケット配設空間
Claims (5)
- 外壁パネル間の目地を閉塞するための二次ガスケットであって、
該二次ガスケットは、
略矩形平板状の支持壁と、該支持壁の相対向する辺から各々略垂直に起立した側壁とで形成された断面略コ字形状の支持部材と、
前記支持壁の前記側壁が起立する側の面に配設された防水部材と、
前記支持壁の前記側壁が起立する側と反対側の面に配設された少なくとも一つの取付部材と、を有して構成されており、
前記防水部材は、略矩形平板状の平板部と、該平板部から起立した少なくとも一つの略矩形状の突片を有する弾性部材として形成されており、
前記取付部材は、前記支持壁と対向する天面壁を有する中空筐体として構成されるとともに、内部にナットが保持されており、
前記天面壁には、前記ナットの内孔と連通する第1ボルト孔が形成されており、
前記第1ボルト孔から前記ナットへボルトを螺子込むことにより、前記ボルトの脚
の自由端側が前記支持壁を押圧することを特徴とする二次ガスケット。 - 前記取付部材は、略ハット形状の第1カバー部材及び第2カバー部材と、該第2カバー部材に取付られる略ハット形状のナット保持部材とを有して構成されており、
前記第1カバー部材は、略長方形状に形成された前記天面壁の相対向する短辺から略垂直に各々垂下する第1連結壁と、該第1連結壁の前記天面壁との連続辺と対向する辺より、前記天面壁と離隔する方向に略垂直に延出する第1支持壁取付部とを有して構成され、
前記第2カバー部材は、前記天面壁と略同一形状を有し、略中央部に第2ボルト孔が形成された第2ボルト締結壁と、該第2ボルト締結壁の相対向する長辺から略垂直に各々垂下する第2連結壁と、該第2連結壁の前記第2ボルト締結壁との連続辺と対向する辺より、前記第2ボルト締結壁と離隔する方向に略垂直に延出する第2支持壁取付部とを有して構成され、
前記ナット保持部材は、略矩形平板状であり略中央部に第3ボルト孔が形成されたナット支持壁と、該ナット支持壁の相対向する辺から略垂直に各々立ち上がる第3連結壁と、該第3連結壁の前記ナット支持壁との連続辺と対向する辺より、前記ナット支持壁と離隔する方向に略垂直に延出するカバー取付部とを有して構成され、
前記ナット支持壁の前記カバー取付部が配設される側の面と、前記第2ボルト締結壁の前記第2支持壁取付部が配設される側の面とを対向させて、前記カバー取付部を前記第2ボルト締結壁に取付けることにより、前記ナット保持部材は前記第2カバー部材に取付けられるとともに、前記天面壁と前記第2ボルト締結壁の形状を整合させた状態で、前記第1カバー部材で前記第2カバー部材を被覆した状態で前記第1支持壁取付部が前記支持壁に取付けられており、
前記ナット支持壁と、前記第3連結壁と、前記第2ボルト締結壁とで形成された空間には前記ナットが配設されており、
前記第1ボルト孔と、前記第2ボルト孔と、前記ナットの内孔と、前記第3ボルト孔とは連通していることを特徴とする請求項1に記載の二次ガスケット。 - 前記取付部材は、前記支持部材の長手方向に並列して複数個形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の二次ガスケット。
- 外壁面材と、該外壁面材の内側面に配設された胴縁と、該胴縁の内側面に配設されたボードと、該ボードの内側面に配設された断熱部材とを有して構成された外壁パネル間の外壁目地構造であって、
前記胴縁の前記外壁目地側端部周辺の内側面と、前記外壁目地を構成する2つの前記ボードの相対向する端面と、前記断熱部材の相対向する端面とで形成された断面略T字形状の第1目地空間に配設される二次ガスケットを備え、
該二次ガスケットは、
略矩形平板状の支持壁と、該支持壁の相対向する辺から各々略垂直に起立した側壁とで形成された断面略コ字形状の支持部材と、
前記支持壁の前記側壁が起立する側の面に配設された防水部材と、
前記支持壁の前記側壁が起立する側と反対側の面に配設された少なくとも一つの取付部材と、を有して構成されており、
前記防水部材は、略矩形平板状の平板部と、該平板部から起立した少なくとも一つの略矩形状の突片を有する弾性部材として形成されており、
前記取付部材は、前記支持壁と対向する天面壁を有する中空筐体として構成されるとともに、内部にナットが保持されており、
前記二次ガスケットは、前記防水部材を前記胴縁の前記外壁目地側端部周辺の内側面側に向けて、前記側壁の外側面を、前記外壁目地を構成する2つの前記ボードの相対向する端面に夫々当接させるとともに、前記取付部材が前記断熱部材の相対向する端面の間に挿入されるよう配設され、
前記天面壁に形成され、前記ナットの内孔と連通する第1ボルト孔から前記ナットへボルトを螺子込むことにより、前記ボルトの脚の自由端側が前記支持壁を前記胴縁側へ押圧し、前記側壁の自由端側が前記胴縁に圧接されていることを特徴とする外壁目地構造。 - 前記外壁目地を構成する2つの前記外壁面材の相対向する端面と、前記外壁目地を構成する2つの前記胴縁の相対向する端面との間に形成される第2目地空間には、該第2目地空間をシーリングする第一ガスケットが配設されていることを特徴とする請求項4に記載の外壁目地構造。
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