JP4956208B2 - 地下施設用天井構造 - Google Patents

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Description

本発明は、地下鉄の駅構内や地下道などの地下施設用の天井構造に関する。
地下鉄の駅構内や地下道などの地下施設の天井構造はコンクリートの天壁にボルト等を用いて下地材を取り付け、この下地材にビスなどによって天井仕上げ材を固定した構成が一般的である。また、一般の屋根構造において、アングルなどの下地材の下方に屋根材を取り付ける工法が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平9−125614号公報
地下鉄の駅構内や地下道で火災事故が発生した場合、火災事故による被害は、火による被害よりは火災により生じる煙による被害のほうが大きいことが知られている。
本発明は、地下施設内で火災が発生したときの煙による被害の拡大を防止することを目的とするものである。
上記目的を達成するため本発明は、地下施設のコンクリート天壁の下方を二重構造のパネル体で覆い、コンクリート天壁の下方に防水及び内装面を形成するようにした地下施設用天井構造であって、前記二重構造を、前記コンクリート天壁の下方に水平に配置され、吊持体により前記コンクリート天壁に吊持された第1の下地材と、複数の金属製のパネルから成り、隣接するパネルとの隣接部分が互いに合接するとともに、これら合接部が互いに連結して前記第1の下地材の下方に配置された防水受パネル体と、前記第1の下地材に結合可能な挟持部と前記防水受パネル体に結合可能な結合部を有し前記挟持部が前記第1の下地材に結合し前記結合部が前記防水受パネル体に結合する取付金具と、上部に係合部を有し下部に取付部が形成された細長の金属部材から成り、係合部が前記防水受パネル体に係合する吊金具と、複数の細長状の金属材から成り、前記防水受パネル体の下方に所定の間隔を有して複数配置され各金属材が前記吊金具の下部の取付部に固定された第2の下地材と、複数の有孔パネルから成り、各有孔パネルが前記第2の下地材に取り付けられた天井内装用有孔板材とで構成し、前記コンクリート天壁の下方を前記防水受パネルと前記天井内装用有孔板材とで覆い、前記防水受パネルと前記天井内装用有孔板材との間に通気用空間部を形成したものである。
また本発明は、前記防水受パネル体の隣接するパネルは隣接部が互いに合接するとともにこれら合接部が互いに嵌合して連結し、該嵌合部に前記取付金具の結合部が結合し、前記パネルの合接部に前記吊金具の係合部が係合していることを特徴とする。
また本発明は、前記通気用空間部に排気装置を設けたものである。
また本発明は、前記第1及び第2の下地材が鉄鋼のアングル材であることを特徴とするものである。
本発明は、地下施設内で火災が発生し煙が出てもこの煙を天井内装用有孔板材の孔を通じて通気用空間部に導き、通気用空間部から所定の安全な場所に排気することができ、火災事故における煙の被害の拡大を防止することができる。
以下に、本発明の実施の形態を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る、地下鉄の駅構内や地下道などの地下施設用天井構造を示し、駅構内や地下道などに構築されているコンクリート天壁1にインサートボルトからなる吊持体3を介してL型鋼などのアングル材から成る第1の下地材2が配設され、この下地材2の下方に防水受パネル体4が吊持されている。防水受パネル体4は、複数の金属板から成るパネル4aが並列方向に接合されて構成されている。
各パネル4aは両側に立ち上がり部4b,4cが屈折形成され、横断面全体形状が略横コ字状に形成されている。各パネル4aの一方の立ち上がり部4cを構成する側壁の上部には、外側に屈折する水平部と下方に屈折する垂下部とから成る横コ字状の外側嵌合部4dが形成されている。各パネル4aの他方の立ち上がり部4bを構成する側壁には、内側に屈折する水平部と下方に屈折する垂下部とから成る横コ字状の内側嵌合部4eが形成されている。
前記各パネル4aは、吊金具6の立ち上がり部6aの上部に形成された係合部6bを中に挟んで、隣接する外側嵌合部4dと内側嵌合部4eが嵌合結合し、該嵌合部4fが、鋼材などの金属から成る取付金具8のU字状のスライド結合部8aに密嵌し結合している。前記取付金具8は、側面形状がU字状の挟持部8bと、U字状のスライド結合部8aと当て板部8cとから構成されている。前記取付金具8のスライド結合部8aは、前記互いに隣接するパネル4aの外側嵌合部4dと内側嵌合部4eの各垂下部が重なった、前記嵌合部4fの二重垂下部10にスライド自在に密嵌し、該二重垂下部10に結合している。
取付金具8の当板部8cは、パネル4aの立ち上がり部4bの側面に当接し、取付金具8のスライド結合部8aとパネル4aとの連結部を強固に構成している。吊金具6の係合部6bは、パネル4aの立ち上がり部4bの上部に係合し、該立ち上がり部4bに吊持されている。取付金具8の挟持部8bは、下地材2の水平板部に圧嵌し、これに固定されている。吊金具6の立ち上がり部6aの下端には、取付部6cが形成され、これにL型鋼などのアングル材からなる第2の下地材12が固定され、該下地材12に天井内装用有孔板材14が取り付けられている。
天井内装用有孔板材14は複数の有孔パネル14aから構成され、各有孔パネル14aの一方に形成された取付部14bが下地材12にビスなどにより固定され、各有孔パネル14aの他方の差込部に隣接する有孔パネル14aの一方に形成された突片部が挿入されている。前記天井内装用有孔板材14と防水受パネル体4との間には、上下方向に所定の幅を有する空間部が形成され、該空間部は吸気管を通じて外気に連通するとともに、排気管を通じて外部あるいは地下施設内部の広い安全な排気場所に連通し、通気用空間部16を構成している。
この通気用空間部16には照明器具18が配置され、該照明器具18は、天井内装用有孔板材14の内側に取り付けられている。前記防水受パネル体4の端部には樋(図示省略)が配置され、防水受パネル体4の上面に落下したコンクリート天壁1からの漏水が、前記樋を介して所定の場所に排水されるように構成されている。前記通気用空間部16にはファンから成る排気装置(図示省略)が配置され、通気用空間部16内に新鮮な空気の流れを発生させている。
この通気用空間部16内の空気の流れにより、地下施設の室内の空気は天井内装用有孔板材14の孔に吸い込まれ、室内の空気は通気用空間部16内に移動する。この空気の移動は、排気装置の排気力により、強力に発生するが、排気装置がなくとも、外気と連通する通気用空間部16の空気流による負圧により、室内にある程度の空気の流れが生じる。そのため、排気装置の設置は望ましいが必須のものではない。
上記実施形態では、吊金具6の上部の係合部6bを防水受パネル体4の立ち上がり部4bの上部に係合しているが、この係合位置は防水受パネル4のどこでもよい。図4に示す実施形態では、パネル4aの立ち上がり部4b,4cの下部に水平方向に延びる凹部4g,4hを屈曲形成し、この凹部4g,4hに吊金具6に形成したT字状の係合部6bを係合している。
また、本発明の実施に際して、防水受パネル体4の各パネルの形状及びパネル間の結合構造は、特に図示する構成に限定されるものではない。また天井内装用有孔板材14も同様に各有孔パネル14aの形状及び有孔パネル14a間の結合構造は、特に図示する構成に限定されるものではない。また取付金具8と防水受パネル体4との間の取付構造及び天井内装用有孔板材14と下地材12との間の取付構造も特に図示する構造に限定されるものではない。
本発明に係る地下施設用天井構造を示す正面断面図である。 地下施設用天井構造の側面断面図である。 吊金具の外観図である。 本発明に係る地下施設用天井構造の他の実施形態を示す正面断面図である。 吊金具の他の実施形態を示す外観図である。
符号の説明
1 コンクリート天壁
2 下地材
3 インサートボルト
4 防水受パネル体
4a パネル
6 吊金具
8 取付金具
8a 結合部
8b 挟持部
8c 当て板部
10 二重垂下部
12 下地材
14 天井内装用有孔板材
14a 有孔パネル
16 通気用空間部
18 照明器具

Claims (4)

  1. 地下施設のコンクリート天壁の下方を二重構造のパネル体で覆い、コンクリート天壁の下方に防水及び内装面を形成するようにした地下施設用天井構造であって、前記二重構造を、
    前記コンクリート天壁の下方に水平に配置され、吊持体により前記コンクリート天壁に吊持された第1の下地材と、
    複数の金属製のパネルから成り、隣接するパネルとの隣接部分が互いに合接するとともに、これら合接部が互いに連結して前記第1の下地材の下方に配置された防水受パネル体と、
    前記第1の下地材に結合可能な挟持部と前記防水受パネル体に結合可能な結合部を有し前記挟持部が前記第1の下地材に結合し前記結合部が前記防水受パネル体に結合する取付金具と、
    上部に係合部を有し下部に取付部が形成された細長の金属部材から成り、係合部が前記防水受パネル体に係合する吊金具と、
    複数の細長状の金属材から成り、前記防水受パネル体の下方に所定の間隔を有して複数配置され各金属材が前記吊金具の下部の取付部に固定された第2の下地材と、
    複数の有孔パネルから成り、各有孔パネルが前記第2の下地材に取り付けられた天井内装用有孔板材とで構成し、
    前記コンクリート天壁の下方を前記防水受パネルと前記天井内装用有孔板材とで覆い、前記防水受パネルと前記天井内装用有孔板材との間に通気用空間部を形成したことを特徴とする地下施設用天井構造。
  2. 前記防水受パネル体の隣接するパネルは隣接部が互いに合接するとともにこれら合接部が互いに嵌合して連結し、該嵌合部に前記取付金具の結合部が結合し、前記パネルの合接部に前記吊金具の係合部が係合していることを特徴とする請求項1に記載の地下施設用天井構造。
  3. 前記通気用空間部に排気装置を設けたことを特徴とする請求項1に記載の地下施設用天井構造。
  4. 前記第1及び第2の下地材が鉄鋼のアングル材であることを特徴とする請求項1に記載の地下施設用天井構造。
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