JPH10102606A - 目地材 - Google Patents
目地材Info
- Publication number
- JPH10102606A JPH10102606A JP25579996A JP25579996A JPH10102606A JP H10102606 A JPH10102606 A JP H10102606A JP 25579996 A JP25579996 A JP 25579996A JP 25579996 A JP25579996 A JP 25579996A JP H10102606 A JPH10102606 A JP H10102606A
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- JP
- Japan
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- material layer
- joint
- release paper
- mold release
- adhesive
- Prior art date
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- Pending
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- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 施工作業が容易な目地材を提供する。
【解決手段】 弾性材でなる支持材2上に粘着性コ−キ
ング材層3を形成し、粘着性コ−キング材層3上面に離
型紙6を設けて目地材Aとする。
ング材層3を形成し、粘着性コ−キング材層3上面に離
型紙6を設けて目地材Aとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施工が容易に行え
る目地材に関するものである。
る目地材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、目地構造として、図5に示す
湿式構造、図6に示す乾式構造のものがしられている。
湿式構造、図6に示す乾式構造のものがしられている。
【0003】図5の湿式構造の目地構造は、バックアッ
プ材103上に発泡ポリエチレン、発泡ポリウレタン等
の弾性材でなる支持材104をもうけ、この支持材10
4の両側に外装パネル101、102を設置する。この
外装パネル101、102間の弾性材でなる支持材10
4上にコ−キング105を充填し目地構造を形成する。
この場合、コ−キング105は変成シリコン樹脂、ポリ
ウレタン樹脂等の粘着性を有する樹脂を主成分として粘
着性を有しており、手、ヘラ等を使用して充填すると外
装パネル101、102の端部にそって密着し、外装パ
ネル101、102の出が不揃いであっても充填が可能
である。
プ材103上に発泡ポリエチレン、発泡ポリウレタン等
の弾性材でなる支持材104をもうけ、この支持材10
4の両側に外装パネル101、102を設置する。この
外装パネル101、102間の弾性材でなる支持材10
4上にコ−キング105を充填し目地構造を形成する。
この場合、コ−キング105は変成シリコン樹脂、ポリ
ウレタン樹脂等の粘着性を有する樹脂を主成分として粘
着性を有しており、手、ヘラ等を使用して充填すると外
装パネル101、102の端部にそって密着し、外装パ
ネル101、102の出が不揃いであっても充填が可能
である。
【0004】図6の乾式構造の目地構造は、外装パネル
201、202、203の側端部間の間隙に帯状弾性目
地材204、205を嵌合し形成される。この帯状弾性
目地材204、205は塩化ビニル樹脂、ゴム等で形成
されるもので、弾性を利用して嵌合し目地構造を形成す
るものである。
201、202、203の側端部間の間隙に帯状弾性目
地材204、205を嵌合し形成される。この帯状弾性
目地材204、205は塩化ビニル樹脂、ゴム等で形成
されるもので、弾性を利用して嵌合し目地構造を形成す
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
湿式構造の目地構造は、粘着性をコ−キングを直接に手
やヘラ等をで充填するために、周囲に養生テ−プを貼る
必要があり、作業が面倒で手間の係るものであった。
湿式構造の目地構造は、粘着性をコ−キングを直接に手
やヘラ等をで充填するために、周囲に養生テ−プを貼る
必要があり、作業が面倒で手間の係るものであった。
【0006】また、従来の乾式構造の目地構造は、作業
は容易なものであるが、外装パネルの側端部間の間隙が
不揃いの場合、充分に応じることが出来ないものであっ
た。
は容易なものであるが、外装パネルの側端部間の間隙が
不揃いの場合、充分に応じることが出来ないものであっ
た。
【0007】本発明は、上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、作業が容易であるとともに外
装パネルの側端部間の間隙の不揃いに充分に応じること
ができることを目的とするものである。
になされたものであって、作業が容易であるとともに外
装パネルの側端部間の間隙の不揃いに充分に応じること
ができることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
目地材は、弾性材でなる支持材上に粘着性コ−キング材
層を形成すると共に粘着性コ−キング材層上面に離型紙
を設けて成ることを特徴とするものである。
目地材は、弾性材でなる支持材上に粘着性コ−キング材
層を形成すると共に粘着性コ−キング材層上面に離型紙
を設けて成ることを特徴とするものである。
【0009】本発明の請求項2記載の目地材は、請求項
1記載の目地材において、粘着性コ−キング材層上面に
離型紙を設けると共に粘着性コ−キング材層側面にも離
型紙を設けて成ることを特徴とするものである。
1記載の目地材において、粘着性コ−キング材層上面に
離型紙を設けると共に粘着性コ−キング材層側面にも離
型紙を設けて成ることを特徴とするものである。
【0010】本発明の請求項3記載の目地材は、バック
アップ材上に弾性材でなる支持材を設けると共に弾性材
でなる支持材上に粘着性コ−キング材層を形成し、さら
に、少なくとも粘着性コ−キング材層上面に離型紙を設
けて成ることを特徴とするものである。
アップ材上に弾性材でなる支持材を設けると共に弾性材
でなる支持材上に粘着性コ−キング材層を形成し、さら
に、少なくとも粘着性コ−キング材層上面に離型紙を設
けて成ることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1において、Aは目地材であ
る。目地材Aは弾性材でなる支持材2上に粘着性コ−キ
ング材層3を形成し、粘着性コ−キング材層3の上面に
離型紙6、両側面に離型紙4、5を設けている。弾性材
でなる支持材2は発泡ポリエチレン、発泡ポリウレタン
等の発泡合成樹脂、ゴム等でなるものである。粘着性コ
−キング材層3は変性シリコン樹脂、ポリウレタン樹脂
等を主成分とし、充填材を加えてなるもので、従来よ
り、コ−キング材として使用されているものが使用でき
る。バックアップ材1はアルミニウム、鋼板、塩化ビニ
ル樹脂等で形成されるものであり、従来より使用されて
いるものが使用できる。7、8は外装パネルであり、具
体的にはセメント系でなるものである。
る。目地材Aは弾性材でなる支持材2上に粘着性コ−キ
ング材層3を形成し、粘着性コ−キング材層3の上面に
離型紙6、両側面に離型紙4、5を設けている。弾性材
でなる支持材2は発泡ポリエチレン、発泡ポリウレタン
等の発泡合成樹脂、ゴム等でなるものである。粘着性コ
−キング材層3は変性シリコン樹脂、ポリウレタン樹脂
等を主成分とし、充填材を加えてなるもので、従来よ
り、コ−キング材として使用されているものが使用でき
る。バックアップ材1はアルミニウム、鋼板、塩化ビニ
ル樹脂等で形成されるものであり、従来より使用されて
いるものが使用できる。7、8は外装パネルであり、具
体的にはセメント系でなるものである。
【0012】この目地材Aはバックアップ材1、支持材
2、粘着性コ−キング材層3が一体的に構成されていて
も良いもので、この場合、バックアップ材1を施工面に
固着することにより目地材Aを施工面に施工することが
出来る。
2、粘着性コ−キング材層3が一体的に構成されていて
も良いもので、この場合、バックアップ材1を施工面に
固着することにより目地材Aを施工面に施工することが
出来る。
【0013】又、目地材Aはバックアップ材1を別体と
し、バックアップ材1を施工面に固着し、この固着した
バックアップ材1に支持材2、粘着性コ−キング材層3
の一体になったものを固定しても良いものである。
し、バックアップ材1を施工面に固着し、この固着した
バックアップ材1に支持材2、粘着性コ−キング材層3
の一体になったものを固定しても良いものである。
【0014】この目地材Aは、図2に示す如く、施工面
に固着された後に外装パネル7、8をこの目地材Aの両
側に施工し、つぎに、離型紙4、5を剥離し、離型紙6
の上面より手、ヘラ等で押圧する。粘着性コ−キング材
層3は押圧により変形し、外装パネル7、8間に充填さ
れ、最後に離型紙6を剥離すると施工が完了する。
に固着された後に外装パネル7、8をこの目地材Aの両
側に施工し、つぎに、離型紙4、5を剥離し、離型紙6
の上面より手、ヘラ等で押圧する。粘着性コ−キング材
層3は押圧により変形し、外装パネル7、8間に充填さ
れ、最後に離型紙6を剥離すると施工が完了する。
【0015】この目地材Aは施工の際に離型紙6を介し
て押圧施工するので施工作業が容易なものである。
て押圧施工するので施工作業が容易なものである。
【0016】図3は本発明の異なった実施形態を示すも
ので、目地材Bは弾性材でなる支持材9上に粘着性コ−
キング材層10を形成し、粘着性コ−キング材層10上
面に離型紙11を形成してなるものである。この目地材
Bは施工面上に固定されたバックアップ材上に固定され
るものであり、離型紙11を介して押圧施工したのちに
離型紙11を剥離するものである。
ので、目地材Bは弾性材でなる支持材9上に粘着性コ−
キング材層10を形成し、粘着性コ−キング材層10上
面に離型紙11を形成してなるものである。この目地材
Bは施工面上に固定されたバックアップ材上に固定され
るものであり、離型紙11を介して押圧施工したのちに
離型紙11を剥離するものである。
【0017】図4は本発明の更に異なった実施形態を示
すもので、目地材Cはバックアップ材12に弾性材でな
る支持材13、粘着性コ−キング材層14を一体とし、
粘着性コ−キング材層14の両側面に離型紙16、17
を設け、上面に離型紙15を設けてなるものである。こ
の目地材Cは全体が一体となっているものであり、バッ
クアップ材12を固定することにより固着されるもので
ある。離型紙16、17は剥離されたのち、離型紙15
上より粘着性コ−キング材層14を押圧施工し、最後に
離型紙15を剥離する。
すもので、目地材Cはバックアップ材12に弾性材でな
る支持材13、粘着性コ−キング材層14を一体とし、
粘着性コ−キング材層14の両側面に離型紙16、17
を設け、上面に離型紙15を設けてなるものである。こ
の目地材Cは全体が一体となっているものであり、バッ
クアップ材12を固定することにより固着されるもので
ある。離型紙16、17は剥離されたのち、離型紙15
上より粘着性コ−キング材層14を押圧施工し、最後に
離型紙15を剥離する。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
目地材は、弾性材でなる支持材上に粘着性コ−キング材
層を形成すると共に粘着性コ−キング材層上面に離型紙
を設けて成るために、粘着性コ−キング材層を充填する
際に離型紙を介して押圧施工するので粘着性コ−キング
材層が周囲に付着する恐れが少ないものである。このた
めに、施工作業が容易なものである。
目地材は、弾性材でなる支持材上に粘着性コ−キング材
層を形成すると共に粘着性コ−キング材層上面に離型紙
を設けて成るために、粘着性コ−キング材層を充填する
際に離型紙を介して押圧施工するので粘着性コ−キング
材層が周囲に付着する恐れが少ないものである。このた
めに、施工作業が容易なものである。
【0019】本発明の請求項2記載の目地材は、請求項
1記載の目地材において、粘着性コ−キング材層上面に
離型紙を設けると共に粘着性コ−キング材層側面にも離
型紙を設けて成るために、請求項1記載の効果に加え
て、施工までの取扱に便利なものである。つまり、粘着
性コ−キング材層の側面部に離型紙が設けられているの
で、取扱の際に付着する恐れが少ないものである。
1記載の目地材において、粘着性コ−キング材層上面に
離型紙を設けると共に粘着性コ−キング材層側面にも離
型紙を設けて成るために、請求項1記載の効果に加え
て、施工までの取扱に便利なものである。つまり、粘着
性コ−キング材層の側面部に離型紙が設けられているの
で、取扱の際に付着する恐れが少ないものである。
【0020】本発明の請求項3記載の目地材は、バック
アップ材上に弾性材でなる支持材を設けると共に弾性材
でなる支持材上に粘着性コ−キング材層を形成し、さら
に、少なくとも粘着性コ−キング材層上面に離型紙を設
けて成るために、バックアップ材を固定することにより
目地材を固着することができ、固定作業が容易に行える
ものである。
アップ材上に弾性材でなる支持材を設けると共に弾性材
でなる支持材上に粘着性コ−キング材層を形成し、さら
に、少なくとも粘着性コ−キング材層上面に離型紙を設
けて成るために、バックアップ材を固定することにより
目地材を固着することができ、固定作業が容易に行える
ものである。
【図1】本発明の一の実施形態である目地材の施工状態
を示す要部説明図である。
を示す要部説明図である。
【図2】図1に示す実施形態の施工状態を示す要部説明
図である。
図である。
【図3】本発明の異なった実施形態の要部説明図であ
る。
る。
【図4】本発明の更に異なった実施形態の要部説明図で
ある。
ある。
【図5】本発明の従来例を示す説明図である。
【図6】本発明の異なった従来例を示す説明図である。
A 目地材 1 バックアップ材 2 支持材 3 粘着性コ−キング材 6 離型紙
Claims (3)
- 【請求項1】 弾性材でなる支持材上に粘着性コ−キン
グ材層を形成すると共に粘着性コ−キング材層上面に離
型紙を設けて成る目地材。 - 【請求項2】 請求項1記載の目地材において、粘着性
コ−キング材層上面に離型紙を設けると共に粘着性コ−
キング材層側面にも離型紙を設けて成る目地材。 - 【請求項3】 バックアップ材上に弾性材でなる支持材
を設けると共に弾性材でなる支持材上に粘着性コ−キン
グ材層を形成し、さらに、少なくとも粘着性コ−キング
材層上面に離型紙を設けて成る目地材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25579996A JPH10102606A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 目地材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25579996A JPH10102606A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 目地材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10102606A true JPH10102606A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17283803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25579996A Pending JPH10102606A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 目地材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10102606A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100648377B1 (ko) * | 2004-11-23 | 2006-11-24 | 주용산업주식회사 | 방음벽 |
JP2010242436A (ja) * | 2009-04-09 | 2010-10-28 | Daiwa House Industry Co Ltd | 二次ガスケット及びこれを備えた外壁目地構造 |
JP2011225063A (ja) * | 2010-04-16 | 2011-11-10 | Aisin Keikinzoku Co Ltd | スロープ装置 |
-
1996
- 1996-09-27 JP JP25579996A patent/JPH10102606A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100648377B1 (ko) * | 2004-11-23 | 2006-11-24 | 주용산업주식회사 | 방음벽 |
JP2010242436A (ja) * | 2009-04-09 | 2010-10-28 | Daiwa House Industry Co Ltd | 二次ガスケット及びこれを備えた外壁目地構造 |
JP2011225063A (ja) * | 2010-04-16 | 2011-11-10 | Aisin Keikinzoku Co Ltd | スロープ装置 |
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