JP4801425B2 - 手動切断具 - Google Patents

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Description

本発明は、ケーブルカッター等の手動切断具に関するものである。
この種手動切断具として、図5に示す如く、枢軸(7)によって開閉自由に連結された一対の刃板(1)(2)に、長尺バー状のハンドル(3)(4)を取り外し可能に突設したものが実用されている。
上記切断具は、両刃板(1)(2)、両ハンドル(3)(4)を夫々同形状とすることができ、部品の種類を少なくできる利点がある。
しかし、小さい力で大きな切断力を得るためにはハンドル(3)(4)を長くせねばならず、扱い難くなる。
そこで、トグル機構(倍力機構)を具えた切断具(例えば特開平8−276079号)も提案されている。
これは、ハンドルに作用する力をトグル機構で増力して刃板に伝えるため、ハンドル長さを短くして扱い易くできる利点がある。
しかし、一対の刃板、一対のハンドルの夫々の形状が異なるので、部品の種類が多くなりコスト高を招来する。
本発明は、上記2つの従来例の長所を損なうことのない手動切断具を明らかにするものである。
本発明の手動切断具は、第1、第2の一対のバー状ハンドル(3)(4)を開閉させることにより夫々トグル機構(倍力機構)(5)(6)を介してハンドル(3)(4)に連繋された第1、第2の一対の刃板(1)(2)を交叉揺動させる手動切断具において、一対のハンドル(3)(4)及び一対の刃板(1)(2)は夫々同じ形状に形成され、両トグル機構(5)(6)は同じ構成である。
一対のハンドル(3)(4)の夫々に倍力機構(5)(6)を介して刃板(1)(2)を連繋しているから、ハンドル(3)(4)に加わる力を増力して刃板(1)(2)に伝えることができ、その分ハンドルを短くして、扱い易くすることができる。
一対のハンドル(3)(4)及び一対の刃板(1)(2)は同じ形状に形成され、両トグル機構(5)(6)は同じ構成であるから、従来の倍力機構を用いた切断具に較べて部品の種類を少なくでき、コストの軽減に寄与できる。
実施例の手動切断具は、太径ケーブル切断用のケーブルカッターである。
図1、図3、図4に示す如く、ケーブルカッターは、一対の同形の刃板(1)(2)を枢軸(7)によって回転可能に連結している。
刃板(1)(2)は枢軸(7)より一端側に切刃(11)(21)を具え、両刃板(1)(2)は切刃(11)(21)が交叉する様に背合わせに対称的に連結されている。
切刃(11)(21)は略C字状を呈しており、何れも交叉する際に隙間が生じない様に片刃(両刃に対する片刃のこと)に刃付けされている。
各刃板(11)(21)の切刃とは反対側自由端は外向きに短く屈曲している。
以下の説明の便宜上、一方の刃板を第1刃板(1)、他方の刃板を第2刃板(2)とする。
両刃板(1)(2)には、枢軸(7)を挟む対称位置に、夫々同形状のバー状ハンドル(3)(4)の先端が軸(13)(23)によって枢支連結される。
ハンドル(3)(4)は、ハンドル本体(31)(41)と、ハンドル本体の先端に取り外し可能に接続したメインリンク(52)(62)とによって形成され、メインリンク(52)(62)の先端が刃板(1)(2)に枢支連結されている。
第1刃板(1)に枢支連結されたメインリンクを第1メインリンク(52)、該第1メインリンクを含むハンドルを第1ハンドル(3)とする。
第2刃板(2)に枢支連結されたメインリンクを第2メインリンク(62)とし、第2メインリンクを含むハンドルを第2ハンドル(4)とする。
第1メインリンク(52)のハンドル本体側寄りと、第2刃板(2)の屈曲先端(22)とが第1リンク片(51)によって枢支連結される。
第2メインリンク(62)のハンドル本体側寄りと、第1刃板(1)の屈曲先端(12)とが第2リンク片(61)によって枢支連結される。
第1リンク片(51)と第2リンク片(61)は同じ形状に形成されている。
第1、第2刃板(1)(2)と、第1、第2リンク片(51)(61)の厚みは同じである。
第1メインリンク(52)、第1刃板(1)、第1リンク片(51)及び第2刃板(2)によって第1トグル機構(5)を構成し、第1メインリンク(52)と第2刃板(2)との間に第1リンク片(51)が摺接可能に挟まっている。
第2メインリンク(62)、第2刃板(2)、第2リンク片(61)及び第1刃板(1)によって第2トグル機構(6)を構成し、第2メインリンク(62)と第1刃板(1)との間に第2リンク片(61)が摺接可能に挟まっている。
従って、両トグル機構(5)(6)の厚み幅を最小限に抑えることができる。又、メインリンク(52)(62)と、ハンドル本体(31)(41)の夫々の接続部は、段差どうしのかみ合わせ接続となり、ハンドル(3)(4)の厚み幅はトグル機構(5)(6)の厚み幅にほぼ揃い、ワイヤーカッター全体の厚み幅を最小限に留めている。
上記ケーブルカッターは、両手で両ハンドル(3)(4)の基端を握った状態で、正面と背面では同一で区別がない。
従って、両ハンドル(3)(4)を開閉したとき、第1、第2トグル機構(5)(6)は対称的な動きを行う。
然して、ハンドル(3)(4)の基端間を開くと、第1メインリンク(52)は、第1刃板(1)上の軸(13)を中心に第2メインリンク(62)から離れる方向に回転し、第1リンク片(51)を介して、枢軸(7)を中心に第2刃板(2)の切刃(21)を第1刃板(1)の切刃(11)から離れる方向に回転させる。
他方、第2メインリンク(62)は、第2刃板(2)上の軸(23)を中心に第1メインリンク(52)から離れる方向に回転し、第2リンク片(61)を介して、枢軸(7)を中心に第1刃板(1)の切刃(11)を第2刃板(2)の切刃(21)から離れる方向に回転させる。
上記動作が同時進行で行われるので、切刃(11)(21)間の開く時間を短くできる。
切刃(11)(21)間にケーブルを挿入し、ハンドル(3)(4)を閉じると上記とは逆の動作で切刃(11)(21)間が閉じてケーブルを切断できる。
両刃板(1)(2)は、夫々トグル機構(5)(6)に連繋されており、ハンドル(3)(4)に加わる力は増力されて刃板(1)(2)に伝わるから、大きな切断力を得ることができる。
一対のハンドル(3)(4)及び一対の刃板(1)(2)は同じ形状に形成され、両トグル機構(5)(6)は同じ構成であるから、従来の倍力機構を用いた切断具に較べて部品の種類を少なくでき、コストの軽減に寄与できる。
上記実施例の説明は本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或いは該範囲を減縮する様に解すべきではない。本発明の各部構成は、上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で、種々の変形が可能であることは勿論である。
例えば、実施例では、第1ハンドル(3)、第2ハンドル(4)は、夫々ハンドル本体(31)(41)にメインリンク(52)(62)を取り外し可能に連結して構成したが、ハンドル本体(31)(41)とメインリンク(52)(62)が一体ものであってもよいのは勿論である。
又、本発明は、ケーブルカッターに限らず、大型の剪定鋏等、他の用途の切断具に実施することが可能であり、この場合、刃板及び切刃は用途に適した形状を選択すればよい。
刃板を閉じた状態の切断具の正面図である。 同上の切断具の右側面図である。 刃板を開いた状態の切断具の要部正面図である。 切断具の要部斜面図である。 従来例の切断具の正面図である。
符号の説明
1 第1刃板
11 切刃
2 第2刃板
21 切刃
3 第1ハンドル
4 第2ハンドル
5 第1トグル機構
6 第2トグル機構

Claims (1)

  1. 第1、第2の一対のバー状ハンドル(3)(4)を開閉させることにより夫々トグル機構(倍力機構)(5)(6)を介してハンドル(3)(4)に連繋された第1、第2の一対の刃板(1)(2)を交叉揺動させる手動切断具であって、一対のハンドル(3)(4)及び一対の刃板(1)(2)は夫々同じ形状に形成され、両トグル機構(5)(6)は同じ構成である手動切断具において、
    両刃板(1)(2)は一点を中心に回転可能に連結され、第1ハンドル(3)の先端は第1刃板(1)に枢支連結されると共に、第1リンク片(51)を介して第2刃板(2)の切刃(21)とは反対側の自由端(22)に枢支連結され、第2ハンドル(4)の先端は第2刃板(2)に枢支連結されると共に、第2リンク片(61)を介して第1刃板(1)の切刃(11)とは反対側の自由端(12)に枢支連結されており、第1ハンドル(3)、第1刃板(1)、第1リンク片(51)及び第2刃板(2)によって第1トグル機構(5)を構成し、第2ハンドル(4)、第2刃板(2)、第2リンク片(61)及び第1刃板(1)によって第2トグル機構(6)を構成していることを特徴とする手動切断具。
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