JPH08276079A - ケーブルカッター - Google Patents

ケーブルカッター

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Publication number
JPH08276079A
JPH08276079A JP8274795A JP8274795A JPH08276079A JP H08276079 A JPH08276079 A JP H08276079A JP 8274795 A JP8274795 A JP 8274795A JP 8274795 A JP8274795 A JP 8274795A JP H08276079 A JPH08276079 A JP H08276079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gripping levers
rod
cable cutter
gripping
levers
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8274795A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoichi Iwai
朝一 岩井
Yoshihiro Oku
義弘 屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HANAZONO KOGU KK
Original Assignee
HANAZONO KOGU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by HANAZONO KOGU KK filed Critical HANAZONO KOGU KK
Priority to JP8274795A priority Critical patent/JPH08276079A/ja
Publication of JPH08276079A publication Critical patent/JPH08276079A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 倍力機構を具備したケーブルカッターにおい
て、把持レバーの開きすぎによる倍力機構の破損や、把
持レバーの閉めすぎによる手や指の挟み込みを防止でき
るようにする。 【構成】 把持レバー2,3を閉じた場合、及び把持レ
バー2,3を開いた場合に、それらの限界に達する前の
状態で倍力機構4の作動を当て止めするストッパー部8
等を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブルカッターに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パイプ等を切断する工具として、
一対の把持レバーを開閉させることで倍力機構を介して
一対の切断刃が交差揺動するようになされたものが知ら
れている(実公昭55−32061号公報参照)。この
工具は、把持レバーを開閉させる操作力が、倍力機構に
よって拡大されて切断刃へ伝わるので、切断が容易且つ
綺麗に行えるという利点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種工具では、倍力
機構を具備していることからも明らかなように、硬いも
のを切断するのに用いられるのが普通である。そのた
め、把持レバーを開閉する操作力は、倍力機構による拡
大を期待したものであるとは言えども、一般のペンチ等
を操作するのに比べれば大きなものである。
【0004】従って、把持レバー相互を開く際には、勢
い余って開き過ぎを生じ易く、これによって倍力機構等
の破損を招来するおそれがあった。また、把持レバー相
互を閉じる際には、切断抵抗の瞬間的解消に伴って閉じ
過ぎを生じ易く、これによって把持レバー相互間又は倍
力機構の作動部において手や指を挟むおそれがあった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、把持レバーの開閉操作が開き過ぎ及び閉じ過
ぎを生じずに行えるようにしたケーブルカッターを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明では、一対の把持レバーを開閉させることで倍力機構
を介して一対の切断刃が交差揺動するようになされたケ
ーブルカッターにおいて、上記倍力機構には、把持レバ
ー相互の開放状態及び閉止状態を当て止めするストッパ
ー部が設けられていることを特徴としている。
【0007】
【作用】倍力機構には、その作動範囲を制限するストッ
パー部が設けられている。すなわち、このストッパー部
は、把持レバー相互を開く場合にはその開放状態が限界
に達する前、また把持レバー相互を閉じる場合にはその
閉止状態が限界に達する前に、それぞれ倍力機構の適所
を当て止めするようになっている。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1及び図2は本発明に係るケーブルカッター1を
示しており、このケーブルカッター1は、第1把持レバ
ー2と第2把持レバー3とを開閉させることで倍力機構
4を介して切断刃5,6が交差揺動するようになったも
ので、上記倍力機構4には、両把持レバー2,3を開放
したとき(図2参照)に作用する開ストッパー部7と、
両把持レバー2,3を閉じたとき(図1参照)に作用す
る閉ストッパー部8とを有している。
【0009】このケーブルカッター1は、本体杆12
と、第1子杆13と、第2子杆14とを有しており、こ
れらの組み合わせによって倍力機構4を構成するように
なっている。すなわち、ケーブルカッター1を分解して
示した図3を参照しつつ説明すると、本体杆12と第1
子杆13とは第1枢軸15によって揺動自在に取り付け
られ、本体杆12と第2子杆14とは第2枢軸16によ
って揺動自在に取り付けられる。また、第1子杆13に
はスライド軸受18が設けられており、第2子杆14に
はこのスライド軸受18に対して摺動自在に保持される
転動コロ20が設けられている。
【0010】上記本体杆12は、第1把持レバー2と、
この第1把持レバー2に延長状に設けられた第1刃保持
杆22と、この第1刃保持杆22から側方へ突出して設
けられたヒンジ片部23とを有している。このヒンジ片
部23には、上記第1枢軸15を貫通させる軸受孔23
aが形成されている。第1刃保持杆22には、切断刃5
を嵌合可能な刃受凹部22aが形成されており、切断刃
5の着脱が自在となっている。
【0011】上記第1子杆13は、第2把持レバー3
と、この第2把持レバー3に延長状に設けられたヒンジ
アーム25とを有している。このヒンジアーム25の先
端部には、上記第1枢軸15を貫通させる軸受孔25a
が形成されている。また、これら第2把持レバー3とヒ
ンジアーム25との間に、上記したスライド軸受18が
設けられている。
【0012】スライド軸受18は、ヒンジアーム25に
沿って長い軸受孔18aを有した一対のガイド板18b
を、当該ヒンジアーム25の表裏両側から張り合わせて
ボルト又はリベット等で結合するようにしたものである
(図4参照)。上記第2子杆14は、「へ」字状に曲成
されたコロ支持杆27と、このコロ支持杆27にヒンジ
片部29を介して延長状に設けられた第2刃保持杆30
とを有している。コロ支持杆27における先端部の表裏
両側に、前記した転動コロ20が回転自在に取り付けら
れている。これら転動コロ20は、上記スライド軸受1
8(各ガイド板18b)の軸受孔18aに嵌まる直径を
有している。そして、上記ヒンジ片部29には、上記第
2枢軸16を貫通させる軸受孔29aが形成されてい
る。
【0013】また、第2刃保持杆30には、切断刃6を
嵌合可能な刃受凹部30aが形成されており、切断刃6
の着脱が自在となっている。このような構成のケーブル
カッター1において、第1、第2の把持レバー2,3を
開閉操作すると、第1枢軸15を支点として本体杆12
と第1子杆13とが揺動し、これに連れてスライド軸受
18内で転動コロ20が摺動するので、本体杆12と第
2子杆14とが第2枢軸16を支点として揺動するよう
になる。そのため、第1、第2の刃保持杆22,30
(切断刃5,6)が、第1、第2の把持レバー2,3を
開閉させる操作力以上の動作力を伴って交差揺動を行う
ようになる。
【0014】そして、このケーブルカッター1では、図
2に示すように第1、第2の把持レバー2,3を開く際
に、それらが開放状態の限界に達する前の時点で、第1
子杆13におけるヒンジアーム25の突端部外周部と、
第2子杆14におけるコロ支持杆27の内側部とが当接
するようになっている。従って、これ以上の開き動作が
阻止され、このことが前記した開ストッパー部7を構成
するものとなっている。
【0015】なお、第1、第2の把持レバー2,3にお
ける開放状態の限界とは、転動コロ20がスライド軸受
18自体で摺動を制限された(軸受孔18aの長手方向
端部に衝突する)状態や、第1、第2の把持レバー2,
3や切断刃5,6が必要以上に開き過ぎる状態等を言
う。また、図1に示すように第1、第2の把持レバー
2,3を閉じる際にあっては、それらが閉止状態の限界
に達する前の時点で、第1子杆13におけるヒンジアー
ム25の突端部周部へ突設された当たり片33と、第2
子杆14におけるヒンジ片部29の外方側へ突設された
当たり片34とが当接するようになっている。従って、
これ以上の閉まり動作が阻止され、このことが前記した
閉ストッパー部8を構成するものとなっている。
【0016】なお、第1、第2の把持レバー2,3にお
ける閉止状態の限界とは、転動コロ20がスライド軸受
18自体で摺動を制限された(軸受孔18aの長手方向
端部に衝突する)状態や、第1、第2の把持レバー2,
3が互いに衝突した状態等を言う。このように倍力機構
4は、その作動範囲が制限されるものである。
【0017】ところで、本発明は、上記実施例に限定さ
れるものではなく、各部材の細部構造や形状等は適宜変
更可能である。例えば、開ストッパー部7や閉ストッパ
ー部8の配置や形状等は、本体杆12、第1子杆13、
第2子杆14等の形状や大きさ(寸法関係)等に応じて
適宜変更され得るものである。
【0018】また、図5に示すように切断刃5,6の刃
形状を、互いに相手側へ向けてくちばし状に曲成突出す
る形状にしておけば、被切断物Wに対してこれを引き込
みつつ(即ち、切断刃5,6の噛み合いによって逃げる
のを防止しつつ)、切断が行えるものとなり、作業の容
易性が図れる。なお、本発明において被切断物Wは何ら
限定されない。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上述の構成を具備するもので
あって、倍力機構には、その作動範囲を制限するストッ
パー部が設けられている。すなわち、このストッパー部
は、把持レバー相互を開く場合にはその開放状態が限界
に達する前、また把持レバー相互を閉じる場合にはその
閉止状態が限界に達する前に、それぞれ倍力機構の適所
を当て止めするようになっている。従って、把持レバー
相互の開き過ぎや閉じ過ぎは生じず、倍力機構等が破損
したり倍力機構の作動部等で手や指を挟んだりするおそ
れがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るケーブルカッターを示す側面図で
ある。
【図2】把持レバーを開き操作した状態を示す部分側面
図である。
【図3】ケーブルカッターの分解斜視図である。
【図4】図2のA−A線拡大矢視図である。
【図5】切断刃の別実施例を示す部分側面図である。
【符号の説明】
1 ケーブルカッター 2 第1把持レバー 3 第2把持レバー 4 倍力機構 5 切断刃 6 切断刃 7 開ストッパー部 8 閉ストッパー部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の把持レバー(2,3)を開閉させ
    ることで倍力機構(4)を介して一対の切断刃(5,
    6)が交差揺動するようになされたケーブルカッターに
    おいて、上記倍力機構(4)には、把持レバー(2,
    3)相互の開放状態及び閉止状態を当て止めするストッ
    パー部(7,8)が設けられていることを特徴とするケ
    ーブルカッター。
JP8274795A 1995-04-07 1995-04-07 ケーブルカッター Withdrawn JPH08276079A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8274795A JPH08276079A (ja) 1995-04-07 1995-04-07 ケーブルカッター

Applications Claiming Priority (1)

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JP8274795A JPH08276079A (ja) 1995-04-07 1995-04-07 ケーブルカッター

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JPH08276079A true JPH08276079A (ja) 1996-10-22

Family

ID=13783028

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JP8274795A Withdrawn JPH08276079A (ja) 1995-04-07 1995-04-07 ケーブルカッター

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JP (1) JPH08276079A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007143680A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Maeda Metal Industries Ltd 手動切断具
WO2010067642A1 (ja) * 2008-12-10 2010-06-17 ミノル工業株式会社 手動操作用のケーブル切断工具
JP2011078497A (ja) * 2009-10-05 2011-04-21 Minoru Kogyo Kk ケーブルカッター
JP6198920B1 (ja) * 2016-10-04 2017-09-20 株式会社Marvel R&D 金切鋏

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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 20020702