JP3092736U - 刈り込み鋏 - Google Patents

刈り込み鋏

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JP3092736U
JP3092736U JP2002005790U JP2002005790U JP3092736U JP 3092736 U JP3092736 U JP 3092736U JP 2002005790 U JP2002005790 U JP 2002005790U JP 2002005790 U JP2002005790 U JP 2002005790U JP 3092736 U JP3092736 U JP 3092736U
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JP
Japan
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blade
gripping
pinching
clamping
piece
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Application number
JP2002005790U
Other languages
English (en)
Inventor
孝 近藤
Original Assignee
株式会社コンヨ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造容易な倍力機構を組み込んだ刈り込み鋏
を提供する。 【解決手段】 挟圧受部11と第一握持部13を一体に
形成した第一鋏片体1と、挟圧刃体2及び第二握持体3
を備えた第二鋏片部とで構成され、挟圧刃体2を挟圧受
部と挟圧作用をなす対向刃部21と、前記対向刃部より
基方に延長し且つ延長方向に添って長孔24を穿設した
操作部22とで形成し、前記挟圧刃体の中間部を第一鋏
片体の中間部12に枢結23して挟圧受部11と開閉作
用するように設け、第二握持体3の先部32を前記挟圧
刃体2の枢結部23より先方で第一鋏片体と枢結33す
ると共に、第二握持体に、前記長孔24にスライド可能
に設けた移動軸34を付設して、第一握持部と第二握持
体の開閉操作角度が、挟圧受部と挟圧刃体の開閉移動角
度より大きくしてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、弱い操作力で強く挟圧切断する倍力機構を備えた刈り込み鋏に関す るものである。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】
弱い操作力で強い剪断力や挟持力を発揮する所謂倍力機構を備えた剪断器具と してケーブルカッターが知られているが、これは挟圧体の操作部分を梃子様に二 重枢結したものが一般的である。
【0003】 然し前記の倍力機構は、鋏片の双方が倍力作用する構成であり、剪断力による 切断となるが、枝切りのような押し切りによる切断を行う刈り込み鋏においては 、構造が繁雑すぎて必ずしも適しているとは言えない。
【0004】 そこで本考案は、鋏片体の一方を二部材で構成した倍力機構を備えた刈り込み 鋏を提案したものである。
【0005】
【課題を解決する手段】
本考案に係る刈り込み鋏は、挟圧受部と第一握持部を一体に形成した第一鋏片 体と、挟圧刃体及び第二握持体を備えた第二鋏片部とで構成され、挟圧刃体を、 挟圧受部と挟圧作用をなす対向刃部と、前記対向刃部より基方に延長し且つ延長 方向に添って長孔を穿設した操作部とで形成し、前記挟圧刃体の中間部を第一鋏 片体の中間部に枢結して挟圧受部と開閉作用するように設け、第二握持体の先部 を前記挟圧刃体の枢結部より先方で第一鋏片体と枢結すると共に、第二握持体に 、前記長孔にスライド可能に設けた移動軸を付設して、第一握持部と第二握持体 の開閉操作角度が、挟圧受部と挟圧刃体の開閉移動角度より大きくしてなること を特徴とするものである。
【0006】 従って第一握持部と第二握持体とを握持して開閉動作を行うと、移動軸が長孔 を移動しながら挟圧刃体を動作させて、所定の押し切りを実現する。特に第一握 持部と第二握持体の開閉操作角度が、挟圧受部と挟圧刃体の開閉動作角度より大 きくなるので、切断力として当該開閉角度比に逆比例した倍力が作用する。
【0007】 また本考案は、前記刈り込み鋏において、特に挟圧受部を、適宜幅を備えた湾 曲受け部に形成し、挟圧刃体の対向刃部を、前記湾曲受け部の対向面に対応する 膨出刃に形成し、第一鋏片体の先部を表裏板と中間板のサンドイッチ構造とし、 挟圧刃体を前記表裏板の間に位置せしめて枢結し、第二握持体の先部を表裏二枚 構造として、前記第一鋏片体の表裏板を挟み込んで枢結し、移動軸を表裏板間に 架設してなる
【0008】 従って挟圧箇所及び枢結箇所などの作用部分をサンドイッチ構造で積層すると 、表裏均等に切断力が働き、道具の表裏区別無く使用できる利点がある。
【0009】
【実施例】
次に本考案の実施例について説明する。実施例に示した刈り込み鋏は、通常の 鋏様器具と同様に二個の鋏片で構成されるもので、本考案も第一鋏片体A(1) と、第二鋏片部Bで構成される。
【0010】 第一鋏片体1は、作用部(挟圧受部11と中間部12)となる先部を、表裏二 重板構造として、棒状の第一握持部13に一体に形成してなり、挟圧受部11は 、表裏板の間に中間板を介装すると共に、対向面に硬質プラスチックで形成した 湾曲受け部14を付設してなる。尚湾曲受け部14と中間板は一体に形成したも ので良い。
【0011】 また挟圧受部11と第一握持部13の中間部12は、挟圧受部11及び第一握持 部13に対してL鉤状となっており、表裏板の間隙に下記する挟圧刃体2を間装 する。
【0012】 第二鋏片部Bは、挟圧刃体2と第二握持体3の二部材で構成されており、挟圧 刃体2は、挟圧受部11と挟圧作用をなす対向刃部21と、前記対向刃部21よ り基方に対向鋏片側へ傾くように折曲形状として延長した操作部22とで形成さ れる。
【0013】 特に対向刃部21は、挟圧受部(湾曲受け部)の対向面に対応する膨出刃に形 成したものであり、挟圧刃体2の中間部を、第一鋏片体1の中間部12の握持部 13に近い側に枢結23してなる。更に前記操作部22は、対向鋏片側に傾くよ うに折曲形状としたもので、前記の係止や延長方向に添って長孔24を穿設して なる。
【0014】 第二握持体3は、棒状の挟持部31と先部32で形成され、先部32は、表裏 板からなる二重構造で、前記挟圧刃体2の枢結部23の位置より先方となる中間 部12の挟圧受部11側で第一鋏片体1と枢結33し、更に表裏板を長孔24側 に延設し、長孔24にスライド可能に設けた移動軸34を付設(表裏板に架設) してなる。
【0015】 しかして通常の鋏様器具と同様に、第一握持部13と第二握持体3の握持開閉 操作で、挟圧受部11と挟圧刃体2の開閉切断作用が実現するもので、特に第一 握持部13と第二握持体3の握持による開閉操作は、移動軸34で操作部22を 回動させるが、開閉角度に応じて移動軸34が長孔24内を移動すると共に、操 作部22への作用が、第二握持体3の梃子作用となるものであり、弱い力で、強 い切断力を発揮することになるものである。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案は、挟圧受部と第一握持部を一体に形成した第一鋏片体と 、挟圧刃体及び第二握持体を備えた第二鋏片部とで構成され、挟圧刃体を、挟圧 受部と挟圧作用をなす対向刃部と、前記対向刃部より基方に延長し且つ延長方向 に添って長孔を穿設した操作部とで形成し、前記挟圧刃体の中間部を第一鋏片体 の中間部に枢結して挟圧受部と開閉作用するように設け、第二握持体の先部を前 記挟圧刃体の枢結部より先方で第一鋏片体と枢結すると共に、第二握持体に、前 記長孔にスライド可能に設けた移動軸を付設して、第一握持部と第二握持体の開 閉操作角度が、挟圧受部と挟圧刃体の開閉移動角度より大きくしてなる刈り込み 鋏で、簡単構造の倍力機構を組み込むことで、より使い易くしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の全体斜視図。
【図2】同要部拡大斜視図。
【図3】同要部正面図(閉口状態)。
【図4】同要部正面図(開口状態)。
【符号の説明】
1 第一鋏片体 11 挟圧受部 12 中間部 13 第一握持部 14 湾曲受け部 2 挟圧刃体 21 対向刃部 22 操作部 23 枢結部 24 長孔 3 第二握持体 31 挟持部 32 先部 33 枢結部 34 移動軸

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挟圧受部と第一握持部を一体に形成した
    第一鋏片体と、挟圧刃体及び第二握持体を備えた第二鋏
    片部とで構成され、挟圧刃体を、挟圧受部と挟圧作用を
    なす対向刃部と、前記対向刃部より基方に延長し且つ延
    長方向に添って長孔を穿設した操作部とで形成し、前記
    挟圧刃体の中間部を第一鋏片体の中間部に枢結して挟圧
    受部と開閉作用するように設け、第二握持体の先部を前
    記挟圧刃体の枢結部より先方で第一鋏片体と枢結すると
    共に、第二握持体に、前記長孔にスライド可能に設けた
    移動軸を付設して、第一握持部と第二握持体の開閉操作
    角度が、挟圧受部と挟圧刃体の開閉移動角度より大きく
    してなることを特徴とする刈り込み鋏。
  2. 【請求項2】 挟圧受部を、適宜幅を備えた湾曲受け部
    に形成し、挟圧刃体の対向刃部を、前記湾曲受け部の対
    向面に対応する膨出刃に形成し、第一鋏片体の先部を表
    裏板と中間板のサンドイッチ構造とし、挟圧刃体を前記
    表裏板の間に位置せしめて枢結し、第二握持体の先部を
    表裏二枚構造として、前記第一鋏片体の表裏板を挟み込
    んで枢結し、移動軸を表裏板間に架設してなる請求項1
    記載の刈り込み鋏。
JP2002005790U 2002-09-12 2002-09-12 刈り込み鋏 Expired - Lifetime JP3092736U (ja)

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