JP4798836B2 - ダブルデッキエレベータの救出運転装置 - Google Patents

ダブルデッキエレベータの救出運転装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、上下かご室の少なくとも一方を駆動して上下かご室の相対距離を変化させるかご室駆動装置を備えたダブルデッキエレベータの救出運転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
超高層ビル等ではビルのスペース効率を向上するために、ビル内の縦の交通手段として、かご室を上下2段に構成し大量輸送が可能なダブルデッキエレベータがたびたび用いられる。ダブルデッキエレベータでは、建物の1階床の高さが一定でない場合にも、上下のかご室が同時に着床できるように、上下のかご室間の距離を調整するようにしたものがある。
【0003】
図9は、かご室間距離調整機能付きダブルデッキエレベータの側面図である。かご枠1には上かご室2と下かご室3の2個のかご室が設けられ、下かご室3にはさらに下かご枠4が設けられ、下かご室3を移動できるように構成されている。すなわち、下かご枠4をアクチュエータ6で駆動し、下かご枠4が案内ローラー5に案内されて下かご室3が移動できるようになっている。これにより、上かご室2と下かご室3との間の距離が変化するようになっている。
【0004】
図10は、別のかご室間距離調整機能付きダブルデッキエレベータの側面図である。かご枠1の中央部に取りつけられたクランク7に上かご室2と下かご室3が取り付けられ、お互いの重量でバランスしている状態で、モータ8とボールねじ9によって相反する方向に駆動される。クランク7を用い上下かご室2、3の重量をバランスさせながらそれぞれ反対方向に移動させるので、少ない消費電力で上下かご2、3間の距離を可変にできる。
【0005】
このような上下かご室間距離調整機能を持つダブルデッキエレベータでは、エレベータ運転中にかご室間の距離を調整する。その際には、かご室間距離の調整動作により乗客が不安感や不快感を感じないようにしている。すなわち、上下かご室は、一定加速、定速、一定減速という速度パターンになるように制御され、乗客にかご室間距離調節の違和感を感じさせないようにしている。
【0006】
ところで、隣接して設置された複数台のエレベータの一方が故障等で階間にて停止し動けなくなった場合、もう一方のエレベータに作業員が乗りこみ、故障したエレベータと同じ位置まで移動してかご室の側面に取り付けられた救出口を開け、故障したエレベータ内に閉じ込められた乗客を救出することがある。これは、サイド救出運転と呼ばれ、複数台のエレベータを効率よく運転させる群管理機能付エレベータでは一般的に採用されている。
【0007】
ダブルデッキエレベータにおけるサイド救出運転については、救出する側のエレベータ(以下救出エレベータと称する)の上下いずれか一方のかごを救出かごとして決定し、救出される側のエレベータ(以下被救出エレベータと称する)の上下両方のかご室内の乗客を救出する救出運転がある。たとえば、救出エレベータの下かごを救出かごとして、これに作業員が乗りこみ、被救出エレベータの下かごの位置に救出かごを移動させて下かご内の乗客をまず救出し、その後に被救出エレベータの上かごの位置に救出かごを移動させて上かご内の乗客を救出するような救出運転である。
【0008】
また、救出エレベータの下かごを被救出エレベータの下かごと同じ位置に移動させて被救出エレベータの上下のかご室内の乗客を同時に救出する救出運転もある。すなわち、救出エレベータの上下のかごにそれぞれ作業員が乗りこみ、被救出エレベータの上下かごそれぞれの位置に、救出エレベータの上下かごを横付けさせる。この場合、被救出エレベータの下かご内の乗客は救出エレベータの下かごで、また被救出エレベータの上かご内の乗客は救出エレベータの上かごでそれぞれ救出される。このため、一方のかごを救出かごに決定しこれによって被救出エレベータの上下のかご内の乗客を一方ずつ救出する場合に比べて、救出にかかる時間が短縮され、被救出エレベータ内の乗客への不安感を減少することができる。
【0009】
いずれの救出運転においても、上下かご室間の距離が一定であるので、被救出エレベータの上下かご位置に救出エレベータの上下かご位置を合わせることは比較的容易に行うことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上下かご室間距離調整機能を持つダブルデッキエレベータにおいては、故障等により階間で停止したエレベータの上下かごそれぞれに救出エレベータの上下かごを横付けし、上下かご同時にサイド救出運転を行う場合には、上下かご室間の距離が可変なので上下のどちらかのかごについてずれが生じ、かご室内の乗客を安全に救出することが困難となる。
【0011】
本発明の目的は、上下かご室間距離に合わせて救出エレベータの上下かご室間距離を調整し、安全かつ確実にサイド救出運転が行えるダブルデッキエレベータの救出運転装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係わるダブルデッキエレベータの救出運転装置は、上下かご室の少なくとも一方を駆動して上下かご室の相対距離を変化させるかご室駆動装置を備えたダブルデッキエレベータを互いに隣接して設置し、階間で異常停止したダブルデッキエレベータの乗客を正常なダブルデッキエレベータで救出するダブルデッキエレベータの救出運転装置において、上下かご室の少なくとも一方のかご位置を検出するかご位置検出装置と、前記かご位置検出装置にて得られたかご位置を互いに隣接して設置された2台のダブルデッキエレベータの他方に通知するかご位置通知装置と、他方のダブルデッキエレベータの前記かご位置通知装置から通知されたかご位置を受信するかご位置受信装置と、他方のダブルデッキエレベータが行き先階の階間距離に対応するかご室距離分の移動を完了しない状態で階間で停止し前記かご位置受信装置で他方のかご位置を受信したときは自己のダブルデッキエレベータをそのかご位置まで移動させる巻上機制御装置と、自己のダブルデッキエレベータの上下かご室と他方のダブルデッキエレベータの上下かご室のかご位置とが一致するように前記かご室駆動装置を駆動制御するかご室間距離制御装置と、前記ダブルデッキエレベータのかご室内に設置され前記かご室間距離制御装置に操作指令を出力して自己の上下かご室間の距離を調節する操作スイッチとを備えたことを特徴とする。
【0013】
請求項1の発明に係わるダブルデッキエレベータの救出運転装置においては、他方のダブルデッキエレベータが階間で停止し、かご位置受信装置で他方のかご位置を受信したときは、巻上機制御装置は、自己のダブルデッキエレベータをそのかご位置まで移動させる。また、かご室内に設けられた操作スイッチから、かご室間距離制御装置に操作指令を出力して、手動で自己の上下かご室間の距離を調節する。これにより、かご室間距離制御装置は、自己のダブルデッキエレベータの上下かご室と他方のダブルデッキエレベータの上下かご室のかご位置が一致するようにかご室駆動装置を駆動制御する。
【0014】
請求項2の発明に係わるダブルデッキエレベータの救出運転装置は、請求項1の発明において、前記操作スイッチでの操作中に、他方のダブルデッキエレベータの上下かご室の少なくとも一方のかご位置を目視確認する覗き窓を前記ダブルデッキエレベータのかご室内に設けたことを特徴とする。
【0015】
請求項2の発明に係わるダブルデッキエレベータの救出運転装置においては、請求項1の発明の作用に加え、請求項1の発明の作用に加え、操作スイッチでの操作中には、覗き窓から他方のダブルデッキエレベータの上下かご室のかご位置を目視確認しながら自己のかご室のかご位置を調節する。これにより、双方のダルデッキエレベータの上下かご位置を一致させる。
【0016】
請求項3の発明に係わるダブルデッキエレベータの救出運転装置は、上下かご室の少なくとも一方を駆動して上下かご室の相対距離を変化させるかご室駆動装置を備えたダブルデッキエレベータを互いに隣接して設置し、階間で異常停止したダブルデッキエレベータの乗客を正常なダブルデッキエレベータで救出するダブルデッキエレベータの救出運転装置において、上下かご室の少なくとも一方のかご位置を検出するかご位置検出装置と、前記かご位置検出装置にて得られたかご位置を互いに隣接して設置された2台のダブルデッキエレベータの他方に通知するかご位置通知装置と、他方のダブルデッキエレベータの前記かご位置通知装置から通知されたかご位置を受信するかご位置受信装置と、他方のダブルデッキエレベータが行き先階の階間距離に対応するかご室距離分の移動を完了しない状態で階間で停止し前記かご位置受信装置で他方のかご位置を受信したときは自己のダブルデッキエレベータをそのかご位置まで移動させる巻上機制御装置と、自己のダブルデッキエレベータの上下かご室と他方のダブルデッキエレベータの上下かご室のかご位置とが一致するように前記かご室駆動装置を駆動制御するかご室間距離制御装置と、他方のダブルデッキエレベータの上下かご室のうち少なくとも一方のかご室が側面に位置することを検出するかご室検出装置と備え、前記かご室距離制御装置は、自己の上下かご室間の距離を最短または最長にした後、徐々に上下かご室間の距離を大きくまたは小さくしていき前記かご室検出装置が他方のダブルデッキエレベータのかご室を検出しなくなったとき上下かご室の駆動制御を停止することを特徴とする
【0017】
請求項3の発明に係わるダブルデッキエレベータの救出運転装置においては、他方のダブルデッキエレベータが階間で停止し、かご位置受信装置で他方のかご位置を受信したときは、巻上機制御装置は、自己のダブルデッキエレベータをそのかご位置まで移動させる。また、かご室距離制御装置は、自己の上下かご室間の距離を最短または最長にした後、徐々に上下かご室間の距離を大きくまたは小さくしていき、かご室検出装置が他方のダブルデッキエレベータのかご室を検出しなくなったときに、自己の上下かご室の駆動制御を停止する。これにより、双方のダブルデッキエレベータの上下かご位置を一致させる。
【0018】
請求項4の発明に係わるダブルデッキエレベータの救出運転装置は、上下かご室の少なくとも一方を駆動して上下かご室の相対距離を変化させるかご室駆動装置を備えたダブルデッキエレベータを互いに隣接して設置し、階間で異常停止したダブルデッキエレベータの乗客を正常なダブルデッキエレベータで救出するダブルデッキエレベータの救出運転装置において、上下かご室の少なくとも一方のかご位置を検出するかご位置検出装置と、前記かご位置検出装置にて得られたかご位置を互いに隣接して設置された2台のダブルデッキエレベータの他方に通知するかご位置通知装置と、他方のダブルデッキエレベータの前記かご位置通知装置から通知されたかご位置を受信するかご位置受信装置と、他方のダブルデッキエレベータが行き先階の階間距離に対応するかご室距離分の移動を完了しない状態で階間で停止し前記かご位置受信装置で他方のかご位置を受信したときは自己のダブルデッキエレベータをそのかご位置まで移動させる巻上機制御装置と、自己のダブルデッキエレベータの上下かご室と他方のダブルデッキエレベータの上下かご室のかご位置とが一致するように前記かご室駆動装置を駆動制御するかご室間距離制御装置と、前記かご室駆動装置および前記かご室間距離制御装置を駆動するに足る電力を供給する救出用電源装置とを備え、階間に停止したダブルデッキエレベータのかご室間距離制御装置は前記上下かご室の距離が予め定めた所定距離になるように前記救出用電源装置からの電源で前記かご室駆動装置を駆動し、正常なダブルデッキエレベータのかご室間距離制御装置は自己の上下かご室の距離が他方のダブルデッキエレベータの上下かご室の所定距離になるように前記かご室駆動装置を駆動することを特徴とする
【0019】
請求項4の発明に係わるダブルデッキエレベータの救出運転装置においては、他方のダブルデッキエレベータが階間で停止し、かご位置受信装置で他方のかご位置を受信したときは、巻上機制御装置は、自己のダブルデッキエレベータをそのかご位置まで移動させる。また、階間に停止したダブルデッキエレベータのかご室間距離制御装置は、上下かご室の距離が予め定めた所定距離になるように、救出用電源装置からの電源でかご室駆動装置を駆動する。一方、正常なダブルデッキエレベータのかご室間距離制御装置は自己の上下かご室の距離が他方のダブルデッキエレベータの上下かご室の所定距離になるようにかご室駆動装置を駆動する。これにより、双方のダブルデッキエレベータの上下かご位置を一致させる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の基本構成に係わるダブルデッキエレベータの救済運転装置の構成図である。
【0029】
上かご室2および下かご室3はかご枠1に搭載され、上かご室2および下かご室3のいずれか一方または双方にかご室駆動装置10が設けられている。図1では下かご室3にかご室駆動装置10が設けられ、そのかご室駆動装置10は案内ローラー5およびアクチュエータ6で構成されたものを示している。
【0030】
上かご室2および下かご室3を搭載したかご枠1はロープ11を介してカウンターウエイト12に連結され、巻上機13のシーブ14で駆動され昇降することになる。巻上機13には、例えばパルスジェネレーター、近接スイッチなどのかご位置検出装置18が設けられ、例えば上かご室2の位置が検出される。かご位置検出装置18が検出するかご位置P1は、上かご室2の位置に代えて、かご枠1の位置としてもよい。以下の説明では、上かご室2の位置を検出するものとする。
【0031】
このかご位置検出装置18で検出されたかご位置信号P1は、巻上機制御装置15およびかご室間距離制御装置16およびかご位置通知装置19に入力される。かご位置通知装置19に入力されたかご位置信号P1は、互いに隣接するダブルデッキエレベータに対して通知される。かご位置検出装置18およびかご位置通知装置19は電池によりバックアップされており、停電等で電源供給されない状態でもかご位置信号P1を他方のダブルデッキエレベータに対して通知することが可能である。
【0032】
また、かご位置受信装置20は、他方のダブルエレベータのかご位置通知装置19によって出力された上かご室2のかご位置信号P1を受信するものであり、サイド救出運転時に巻上機制御装置15およびかご室間距離制御装置16の演算に使用される。
【0033】
かご室間距離制御装置16はメモリー装置17を有しており、このメモリー装置17には各階の階高寸法に関する情報が納められている。かご室間距離制御装置16は、通常運転時には、ダブルデッキエレベータの着床時に上下かご室2、3が各階床に段差なく着床できるように上下かご室間の距離を調整制御する。また、救出運転時には、後述するように双方のダブルデッキエレベータの下かご室3の位置が一致するようにかご位置を調整制御する。
【0034】
巻上機制御装置15は、通常運転時には、上かご室2のかご位置信号P1に基づいて、上かご室2の速度変化が一定の加速度で加速した後に定速度を維持し、その後に一定の減速度で減速して停止するように巻上機を制御し、救出運転時には、後述するように双方のダブルデッキエレベータの上かご室2の位置が一致するようにかご枠1を駆動制御をする。
【0035】
図2は、本発明の第1の実施形態におけるダブルデッキエレベータの速度変化パターンの1例を示す特性図である。これは、かご室駆動装置10が下かご室3のみを駆動するような構成のダブルデッキエレベータで、かご室駆動装置10が下かご室3をエレベータ進行方向に駆動する場合の速度変化パターンを示している。縦軸は速度、横軸は時間を表し、巻上機13の運転速度パターン(上かご室2の速度変化)S1、下かご室3の速度変化S2、かご室駆動装置10の運転速度パターンS3を示している。
【0036】
かご室駆動装置10は、運転速度パターンS3からわかるように、巻上機13が減速を開始した時点t1から一定の減速度に達する時点t2までの間に加速を完了して、巻上機13が減速度を下げ始める時点t3までの間、一定の速度で下かご室3を駆動する。そして、巻上機13が停止する時点t4までに減速を完了して、巻上機13の停止の直前または同時に下かご室3の距離調整を完了して停止する。
【0037】
かご室間距離制御装置16内のメモリー装置17は、行き先階の階間距離に関する情報をその内部に持っている。そして巻上機制御装置15は、行き先階に停止するための減速時間t1〜t2、t2〜t3、t3〜t4をそれぞれ計算し、この情報をかご室間距離制御装置16へ伝える。かご室間距離制御装置16はメモリー装置17に持っている距離情報と巻上機制御装置15からの時間情報とから、かご室駆動装置10を動かす加速度、速度等を計算し、それに基づいてかご室駆動装置10が下かご室3を巻上機13が停止する時間に合わせてかご室間距離分の移動を完了するよう制御する。
【0038】
いま、かご室駆動装置10がかご室間距離分の移動を完了しない状態(図2におけるt1〜t4間)でエレベータが階間停止したとする。この場合のサイド救出運転時においては、被救出エレベータのかご位置通知装置19によって出力された上かご室2のかご位置信号P1を救出エレベータがかご位置受信装置20によって受信し、受信したかご位置信号P1に対応する位置まで救出エレベータの巻上機13によって上かご室2を移動させる。さらに、かご位置信号P1とかご室駆動装置10の運転速度パターンS3とから被救出エレベータのかご室間距離を演算し、その距離分だけかご室駆動装置10およびかご室間距離制御装置16によって救出エレベータの下かご室3を移動させる。このように、救出エレベータの下かご室3を移動させることにより、サイド救出運転時におけるサイド救出口の位置のずれを解消し、上下かご室内の乗客を安全にかつ迅速に同時救出することが可能となる。
【0039】
図3は、本発明の基本構成におけるダブルデッキエレベータのサイド救出運転時の状況の説明図である。被救出エレベータの上かご室2Aの側面に設けられた上かごサイド救出口22Aに、救出エレベータの上かご室2Bの側面に設けられた上かごサイド救出口22Bを近接させる。その後、被救出エレベータの下かご室3Aの側面に設けられた下かごサイド救出口23Aに、救出エレベータの下かご室3Bの側面に設けられた下かごサイド救出口23Bを近接させるようかご室駆動装置10Bを動作させる。
【0040】
このように、救出エレベータのかご室駆動装置10Bを動作させることにより、サイド救出運転時におけるサイド救出口の位置のずれを解消し、上下のかご室内の乗客を安全にかつ迅速に同時救出することが可能となる。
【0041】
次に、本発明の第1の実施の形態を説明する。図4は本発明の第1の実施の形態に係わるダブルデッキエレベータの救出運転装置の構成図である。この第1の実施の形態は、図1に示した基本構成に対し、メモリー装置17に代えて、かご室間距離制御装置16に操作指令を出力して自己の上下かご室間の距離を調節する操作スイッチ24を下かご室3内に設置したものである。その他の構成は、図1に示した基本構成と同一であるので、同一要素には、同一符号を付し重複する記載は省略する。
【0042】
いま、ダブルデッキエレベータが階間停止したとし、救出エレベータによりサイド救出運転が開始されたとする。救出エレベータのかご位置受信装置20は、被救出エレベータのかご位置通知装置19によって出力された上かご室2のかご位置信号P1を受信し、受信したかご位置信号P1に対応する位置まで救出エレベータの巻上機13によって上かご室2を移動させる。
【0043】
そして、救出エレベータの下かご室3に乗った作業員は、下かご室3内に設けられた操作スイッチ24から、かご室間距離制御装置16に操作指令を出力して、手動で自己の上下かご室間の距離を調節する。これにより、双方のダブルデッキエレベータの上下かご位置を一致させる。このように、救出エレベータの下かご室3を移動させることにより、サイド救出運転時におけるサイド救出口の位置のずれを解消し、上下かご室内の乗客を安全にかつ迅速に同時救出する。
【0044】
図5は、第1の実施の形態におけるダブルデッキエレベータの下かご室3内の概要図である。かご操作パネル21内部には操作スイッチ24が配置されている。この操作スイッチ24はスプリングスイッチにて構成され、上側に操作すると、かご室間距離制御装置16はかご室駆動装置10に対して、上下かご室間の距離を小さくする方向に下かご室3を移動させるよう信号を送る。同様に下側に操作すると、かご室間距離制御装置16はかご室駆動装置10に対して、上下のかご室間距離を大きくする方向に下かご室3を移動させるよう信号を送る。
【0045】
また、下かご室3内部の側面には下かごサイド救出口23および覗き窓25が設けられている。覗き窓25は、かご操作パネル21の操作スイッチ24を操作しながら隣接するダブルデッキエレベータの位置を目視する際の覗き窓である。
【0046】
サイド救出運転時においては、救出エレベータの上かご室2は、被救出エレベータの上かご室2のかご位置信号P1に対応する位置まで移動する。この状態で、作業員は覗き窓25から被救出エレベータの下かご室3の位置を目視しながら操作スイッチ24を操作し、かご室駆動装置10を動作させる。これにより、救出エレベータの下かご室3の位置と被救出エレベータの下かご室3の位置を一致させる。このようにして救出エレベータの下かご室3を移動させることにより、救出エレベータの上下のかご室間距離を調整し、サイド救出運転時におけるサイド救出口23の位置のずれを解消し、上下かご室内の乗客を安全にかつ迅速に同時救出する。
【0047】
以上の説明では、操作スイッチ24はスプリングスイッチによる入力としたが、かご操作パネル21に対し特定の操作をする構成としてもよい。例えば、サイド救出運転スイッチと戸開釦とを同時に操作すると、かご室間距離を大きくするようにかご室駆動装置10を駆動するように構成することが考えられる。また、被救出エレベータのかご位置を目視するために覗き窓25を設置したが、覗き窓25は設置せずに下かごサイド救出口23をわずかに開けて目視確認するようにしてもよい。
【0048】
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。図6は本発明の第2の実施の形態に係わるダブルデッキエレベータの救出運転装置の構成図である。この第2の実施の形態は、図1に示した基本構成のメモリー装置17に代えて、他方のダブルデッキエレベータの下かご室が側面に位置することを検出するかご室検出装置26を設けたものである。そして、かご室距離制御装置16は、サイド救出運転にあたっては、自己の上下かご室間の距離を最短または最長にした後に、徐々に上下かご室間の距離を大きくまたは小さくしていき、かご室検出装置26が他方のダブルデッキエレベータの下かご室3を検出しなくなったときに、上下かご室の駆動制御を停止するようにしたものである。
【0049】
下かご室3外部の下部側面に設置されたかご室検出検出装置26は、隣接して設置されたダブルデッキエレベータのかごが近接しているか否かを検出するセンサーである。かご室検出検出装置26は距離測定センサーなどで構成され、予め定められた位置に物体があれば、それを隣接して設置されたエレベータのかご室と認識する。
【0050】
サイド救出運転時においては、救出エレベータの上かご室2は、被救出エレベータの上かご室2のかご位置信号P1に対応する位置まで移動する。この状態で、救出エレベータのかご室間距離制御装置16は、かご室駆動装置10によって上下のかご室間距離を一旦最短にした後、かご室検出検出装置26が隣接して設置されたエレベータのかご室(すなわち被救出エレベータの下かご室3)を認識している間は、徐々にそのかご室間距離を大きくする方向に駆動する。かご室検出検出装置26が被救出エレベータの下かご室3を認識しなくなった時点で、かご室駆動装置10の動作を停止する。
【0051】
このようにして救出エレベータの下かご室3を移動させることにより、救出エレベータの上下のかご室間の距離を調整し、サイド救出運転時におけるサイド救出口23の位置のずれを解消し、上下かご室内の乗客を安全にかつ迅速に同時救出する。
【0052】
以上の説明では、救出エレベータの上下かご室間距離を一旦最短にしてから徐々に長くしていく構成としたが、一旦最長にしてから徐々に短くしていく構成としてもよい。
【0053】
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。図7は本発明の第3の実施の形態に係わるダブルデッキエレベータの救出運転装置の構成図である。この第3の実施の形態は、図1に示した基本構成のメモリー装置17に代えて、かご室駆動装置10およびかご室間距離制御装置16を駆動するに足る電力を供給する救出用電源装置28を設けたものである。そして、被救出エレベータのかご室間距離制御装置16は、上下かご室の距離が予め定めた所定距離になるように救出用電源装置28からの電源でかご室駆動装置10を駆動し、救出エレベータのかご室間距離制御装置16は自己の上下かご室の距離が被救出エレベータの上下かご室の所定距離になるようにかご室駆動装置10を駆動する。
【0054】
救出用電源装置28は、かご室駆動装置10およびかご室間距離制御装置16を駆動するに足る電力を供給し、救出電源スイッチ27はその救出用電源装置28からの電力を遮断するブレーカーである。
【0055】
サイド救出運転時において、作業員が機械室に設置された救出電源スイッチ27をオンすると、救出用電源装置28から電源が供給される。供給された救出用電源により被救出エレベータのかご室間距離制御装置16は上下のかご室間の距離が予め定められた値(例えば最大値)になるまでかご室駆動装置10を駆動する。作業員が救出エレベータに乗りこんだ後、被救出エレベータのかご位置通知装置19によって出力された上かご室2のかご位置信号P1を救出エレベータがかご位置受信装置20によって受信し、受信したかご位置信号P1に対応する位置まで救出エレベータの巻上機13によって上かご室2を移動させる。
【0056】
さらに、救出エレベータのかご室間距離制御装置16は、上下のかご室間の距離を予め定められた値(先の例では最大値)になるまでかご室駆動装置10を駆動する。このようにして救出エレベータおよび被救出エレベータの下かご室3をともに移動させることにより各々の上下のかご室間距離を調整し、サイド救出運転時におけるサイド救出口の位置のずれを解消し、上下のかご室内の乗客を安全にかつ迅速に同時救出する。
【0057】
次に、本発明の参考例を説明する。図8は本発明の参考例に係わるダブルデッキエレベータの救出運転装置の構成図である。この参考例は、図1に示した基本構成のメモリー装置17に代えて、上下かご室間の距離を検出するかご室間距離検出装置29を設けたものである。そして、救出エレベータのかご室間距離制御装置16は、自己の上下かご室間の距離がかご位置通知装置19を介して得られた被救出エレベータのかご室間距離検出装置29で検出されたかご室間の距離となるように、かご室駆動装置10を駆動制御する。
【0058】
かご室駆動装置10により駆動される下かご室3のかご位置信号P2は、かご室間距離検出装置29で検出される。かご間距離検出装置29は、例えば近接スイッチなどで構成され、その検出信号は、上かご室2および下かご室3のかご室間距離信号として巻上機制御装置15およびかご室間距離制御装置16に入力される。
【0059】
サイド救出運転時においては、被救出エレベータのかご位置通知装置19によって出力された上かご室2のかご位置信号P1を救出エレベータがかご位置受信装置20によって受信し、受信したかご位置信号P1に対応する位置まで救出エレベータの巻上機13によって上かご室2を移動させる。また、かご室間距離制御装置16は、かご室間距離検出装置29で検出されたかご室間距離信号に相当する距離だけかご室駆動装置10を駆動し下かご室3を移動させる。
【0060】
このように、救出エレベータの下かご室3を移動させることにより、サイド救出運転時におけるサイド救出口の位置のずれを解消し、上下のかご室内の乗客を安全にかつ迅速に同時救出する。
【0061】
以上述べた各実施の形態においては、下かご室3を駆動してかご室間距離を調整するようにしているが、上かご室を駆動するようにしてもよいし、上下かご室ともに駆動するようにしてもよい。
【0062】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、隣接して設けられたダブルデッキエレベータのサイド救出運転時に救出エレベータと被救出エレベータとのかご室間距離を調整するので、救出エレベータの上下かご室を被救出エレベータの上下かご室にそれぞれ確実に一致させることができる。また、これにより上下のかご室の乗客を同時にかつ安全に救出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本構成に係わるダブルデッキエレベータの救済運転装置の構成図。
【図2】 本発明の第1の実施形態におけるダブルデッキエレベータの速度変化パターンの1例を示す特性図。
【図3】 本発明の基本構成におけるダブルデッキエレベータのサイド救出運転時の状況の説明図。
【図4】 本発明の第1の実施の形態に係わるダブルデッキエレベータの救出運転装置の構成図。
【図5】 本発明の第1の実施の形態におけるダブルデッキエレベータの下かご室内の概要図。
【図6】 本発明の第2の実施の形態に係わるダブルデッキエレベータの救出運転装置の構成図。
【図7】 本発明の第3の実施の形態に係わるダブルデッキエレベータの救出運転装置の構成図。
【図8】 本発明の参考例に係わるダブルデッキエレベータの救出運転装置の構成図。
【図9】 従来のかご室間距離調整機能付きダブルデッキエレベータの側面図。
【図10】 従来の別のかご室間距離調整機能付きダブルデッキエレベータの側面図。
【符号の説明】
1…かご枠、2…上かご室、3…下かご室、4…下かご枠、5…案内ローラー、6…アクチュエータ、7…クランク、8…モータ、9…ボールねじ、10…かご室駆動装置、11…ロープ、12…カウンターウエイト、13…巻上機、14…シーブ、15…巻上機制御装置、16…かご室間距離制御装置、17…メモリー装置、18…かご位置検出装置、19…かご位置通知装置、20…かご位置受信装置、21…かご操作パネル、22…上かごサイド救出口、23…下かごサイド救出口、24…操作スイッチ、25…覗き窓、26…かご室検出装置、27…救出電源スイッチ、28…救出用電源装置、29…かご室間距離検出装置

Claims (4)

  1. 上下かご室の少なくとも一方を駆動して上下かご室の相対距離を変化させるかご室駆動装置を備えたダブルデッキエレベータを互いに隣接して設置し、階間で異常停止したダブルデッキエレベータの乗客を正常なダブルデッキエレベータで救出するダブルデッキエレベータの救出運転装置において、上下かご室の少なくとも一方のかご位置を検出するかご位置検出装置と、前記かご位置検出装置にて得られたかご位置を互いに隣接して設置された2台のダブルデッキエレベータの他方に通知するかご位置通知装置と、他方のダブルデッキエレベータの前記かご位置通知装置から通知されたかご位置を受信するかご位置受信装置と、他方のダブルデッキエレベータが行き先階の階間距離に対応するかご室距離分の移動を完了しない状態で階間で停止し前記かご位置受信装置で他方のかご位置を受信したときは自己のダブルデッキエレベータをそのかご位置まで移動させる巻上機制御装置と、自己のダブルデッキエレベータの上下かご室と他方のダブルデッキエレベータの上下かご室のかご位置とが一致するように前記かご室駆動装置を駆動制御するかご室間距離制御装置と、前記ダブルデッキエレベータのかご室内に設置され前記かご室間距離制御装置に操作指令を出力して自己の上下かご室間の距離を調節する操作スイッチとを備えたことを特徴とするダブルデッキエレベータの救出運転装置。
  2. 前記操作スイッチでの操作中に、他方のダブルデッキエレベータの上下かご室の少なくとも一方のかご位置を目視確認する覗き窓を前記ダブルデッキエレベータのかご室内に設けたことを特徴とする請求項1に記載のダブルデッキエレベータ救出運転装置。
  3. 上下かご室の少なくとも一方を駆動して上下かご室の相対距離を変化させるかご室駆動装置を備えたダブルデッキエレベータを互いに隣接して設置し、階間で異常停止したダブルデッキエレベータの乗客を正常なダブルデッキエレベータで救出するダブルデッキエレベータの救出運転装置において、上下かご室の少なくとも一方のかご位置を検出するかご位置検出装置と、前記かご位置検出装置にて得られたかご位置を互いに隣接して設置された2台のダブルデッキエレベータの他方に通知するかご位置通知装置と、他方のダブルデッキエレベータの前記かご位置通知装置から通知されたかご位置を受信するかご位置受信装置と、他方のダブルデッキエレベータが行き先階の階間距離に対応するかご室距離分の移動を完了しない状態で階間で停止し前記かご位置受信装置で他方のかご位置を受信したときは自己のダブルデッキエレベータをそのかご位置まで移動させる巻上機制御装置と、自己のダブルデッキエレベータの上下かご室と他方のダブルデッキエレベータの上下かご室のかご位置とが一致するように前記かご室駆動装置を駆動制御するかご室間距離制御装置と、他方のダブルデッキエレベータの上下かご室のうち少なくとも一方のかご室が側面に位置することを検出するかご室検出装置と備え、前記かご室距離制御装置は、自己の上下かご室間の距離を最短または最長にした後、徐々に上下かご室間の距離を大きくまたは小さくしていき前記かご室検出装置が他方のダブルデッキエレベータのかご室を検出しなくなったとき上下かご室の駆動制御を停止することを特徴とするダブルデッキエレベータの救出運転装置。
  4. 上下かご室の少なくとも一方を駆動して上下かご室の相対距離を変化させるかご室駆動装置を備えたダブルデッキエレベータを互いに隣接して設置し、階間で異常停止したダブルデッキエレベータの乗客を正常なダブルデッキエレベータで救出するダブルデッキエレベータの救出運転装置において、上下かご室の少なくとも一方のかご位置を検出するかご位置検出装置と、前記かご位置検出装置にて得られたかご位置を互いに隣接して設置された2台のダブルデッキエレベータの他方に通知するかご位置通知装置と、他方のダブルデッキエレベータの前記かご位置通知装置から通知されたかご位置を受信するかご位置受信装置と、他方のダブルデッキエレベータが行き先階の階間距離に対応するかご室距離分の移動を完了しない状態で階間で停止し前記かご位置受信装置で他方のかご位置を受信したときは自己のダブルデッキエレベータをそのかご位置まで移動させる巻上機制御装置と、自己のダブルデッキエレベータの上下かご室と他方のダブルデッキエレベータの上下かご室のかご位置とが一致するように前記かご室駆動装置を駆動制御するかご室間距離制御装置と、前記かご室駆動装置および前記かご室間距離制御装置を駆動するに足る電力を供給する救出用電源装置とを備え、階間に停止したダブルデッキエレベータのかご室間距離制御装置は前記上下かご室の距離が予め定めた所定距離になるように前記救出用電源装置からの電源で前記かご室駆動装置を駆動し、正常なダブルデッキエレベータのかご室間距離制御装置は自己の上下かご室の距離が他方のダブルデッキエレベータの上下かご室の所定距離になるように前記かご室駆動装置を駆動することを特徴とするダブルデッキエレベータの救出運転装置。
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