JP3556055B2 - ダブルデッキエレベータの自動救出制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータカゴ枠に上カゴと下カゴからなる2つのカゴ室を設置したダブルデッキエレベータの自動救出制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、エレベータカゴ枠に2つのカゴ室を有するダブルデッキエレベータが2台以上並設されている場合に、あるエレベータが走行中に何らかの異常や故障が起き、停止し、再び走行できなくなった場合、停止したカ の隣りのエレベータが救出を行う救出運転方法がある。この救出方法を行う際、救出員が2人以上いる場合は、隣りのエレベータの上カゴと下カゴに1人づつ乗り、故障したエレベータと同レベルまで走行し、それぞれ救出口を開き乗客を救出することがあった。上カゴ及び下カゴの救出口はそれぞれ独立して開けることができたので、同時に救出作業をすることが可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べた通り、上カゴ及び下カゴにおける救出活動を同時作業で行うと、救出時間が短縮される反面、以下の様な問題が生じてしまう。
1)他の救出口での救出作業によって生じる音が暗い昇降路内から聞こえることにより、乗客は恐怖心を憶え、スムーズな救出活動に支障が生じることがあった。
【0004】
2)下カゴにおける救出活動においては、上カゴ救出作業中に万が一落下物があると、下カゴ救出者、被救出者に当たる可能性があった。また、頭上又は足元からの音により乗客の注意が頭上又は足元に向かい、隣接するエレベータの救出口に掛け渡された踏台から足を踏み外す可能性があった。
【0005】
3)乗客へは、他カゴでの救出作業中に「他カゴにて救出作業中」と表示する特許提案がなされでいたが、今救出作業はどの程度進んでいるのか、あとどの位この状態で待ち続けなければいけないのかが分からず、乗客は非常に不安な気持ちになることがあった。
【0006】
本発明の目的は、前記問題点を除去するためになされたものであり、救出作業時の乗客の安全を図り、乗客の心理的不安を最小限とし、サービスの向上の図れるダブルデッキエレベータの自動救出制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1に対応する発明は、建物内の一つの昇降路に、少なくとも第1および第2のダブルデッキエレベータを昇降可能に設置し、各ダブルデッキエレベータはカゴ枠に取付けられている上カゴおよび下カゴにそれぞれ乗客を救出するための救出口と、この各救出口を開閉可能にする戸を有し、一つのダブルデッキエレベータのかご内に閉じ込められた乗客を、他の正常なダブルデッキエレベータにより救出可能なダブルデッキエレベータの自動救出制御装置において、
前記各救出口の戸の開状態を検知する検知手段と、
前記検知手段により同一エレベータの上および下カゴの内の一方の救出口の戸の開放状態を検知したときには、他方のカゴの救出口の戸の開放を禁止するオートロック手段と、
を具備したことを特徴とするダブルデッキエレベータの自動救出制御装置である。
【0008】
請求項1に対応する発明によれば、ダブルデッキエレベータの上カゴおよび下カゴの一方の救出口の戸の開放を検知したときには、も状態が検知されたとき片方の救出口の戸の開放が禁止されるので、昇降路内の救出作業箇所を1つにし、他カゴからの騒音、落下物等を防ぐことができる。これにより乗客に対しては、自分の救出作業に集中できる環境を作り出すことができる。
【0009】
前記目的を達成するため、請求項2に対応する発明は、前記検知手段により一方のカゴの救出口の戸の開状態を検知したとき、該戸の開状態を検知したことを他方のカゴに報知する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載のダブルデッキエレベータの自動救出制御装置である。
【0010】
請求項2に対応する発明によれば、報知手段を備えているので、一方のカゴの救出口の戸の開放状態を検知した時、もう他方のカゴ内にその旨の情報を報知することがてき、これにより救出員及び乗客が、戸開制限の現状を確実に理解することができる。
【0011】
前記目的を達成するため、請求項3に対応する発明は、前記検知手段により一方のカゴの救出口の戸の開状態を検知したとき、該戸の開状態を検知したことを他方のカゴ内の乗客または救出員に対して救出状態であることを連絡可能な連絡手段を具備したことを特徴とする請求項1または請求項2記載のダブルデッキエレベータの自動救出制御装置である。
【0012】
請求項3に対応する発明によれば、連絡手段を備えているので、乗客の閉じこめによる不安を取り去ることができ、また救出員同士が連絡できることからより確実な安全作業を実現することができる。
【0013】
前記目的を達成するため、請求項4に対応する発明は、隣接するエレベータの各カゴに有する救出口の位置が上下方向で重ならないようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のダブルデッキエレベータの自動救出制御装置である。
【0014】
請求項4に対応する発明によれば、上下のカゴにある救出口の位置を上下方向に重ならないような構成となっているので、上カゴから下カゴへの落下物から乗客の身を守ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
図1は本発明の第1の実施形態の概略構成を示すもので、図示しない建物内の一つの昇降路に、少なくとも第1および第2のダブルデッキエレベータA,Bを昇降可能に設置されている。ダブルデッキエレベータ(以下単にエレベータと称する)Aは図示しないカゴ枠に上カゴA1および下カゴA2が取付けられ、各カゴA1,A2に、図示しないカゴ扉に対して直角な側壁であって隣接するエレベータに対向する位置に救出口1a,1bが形成され、この場合救出口1a,1bの位置がエレベ一タAの上下方向において重ならないような構成となっている。
【0016】
同様に、ダブルデッキエレベータ(以下単にエレベータと称する)Bは図示しないカゴ枠に上カゴB1および下カゴB2が取付けられ、各カゴB1,B2に、図示しないカゴ扉に対して直角な側壁に救出口2a,2bが形成され、この場合救出口2a,2bの位置がエレベータBの上下方向において重ならないような構成となっている。
【0017】
そして、救出口1a,1b、2a,2bには、それぞれ図示しない戸が開閉可能に設けられ、例えば救出口1aに設けられている戸が開状態になったとき、これに連動して閉路するリミットスイッチ11からの状態信号が各エレベータ毎に有する制御盤3に入力されるようになっており、また救出口1bに設けられている戸が開状態になったとき、これに連動して閉路するリミットスイッチ13からの状態信号が各エレベータ毎に有する制御盤3に入力されるようになっている。
【0018】
図2は制御盤3のうちエレベータAに対応する側の回路の一部を示すもので、制御電源P,N間にリミットスイッチ11とリレーコイル(RYA )12の直列回路ならびにリミットスイッチ13とリレーコイル(RYB )14の直列回路がそれぞれ接続され、これによりオートロック手段を構成している。
【0019】
該オートロック手段は、同一エレベータの上および下カゴの内の一方の救出口の戸の開放状態を検知したときには、他方のカゴの救出口の戸の開放を禁止するものである。
【0020】
例えば上カゴ救出口1aの戸が開けられると、図2のリミットスイッチ11が閉路し、リレーコイル(RYA )12が消勢(OFF)となり、図3の制御装置15内の入力手段16より得られる上カゴA1の救出口1aの開閉情報は「開」となる。
【0021】
この後、演算装置17は下カゴA2の救出口1bの戸に対してオートロック手段をロック状態とするための信号を出力手段18を介してロック出力信号19を出力する。これにより下カゴA2の救出口1bの戸はロックされ、下カゴA2内から下カゴA2の救出口1bの戸を開くことはできなくなる。
【0022】
また、上カゴA1で救出が終了し、上カゴA1の救出口1aの戸が閉まると、図2のリミットスイッチ11が開路し、リレーコイル(RYA )12が付勢(ON)され、下カゴA2の救出口1bの戸へのロック信号は解除される。これにより、下カゴの救出口1bは開けることができるようになる。上カゴの救出口1aの戸の「ロック」に関しては、上記説明の下カゴの救出口1bの戸の「ロック」と同一構成にて実現できることはいうまでもない。
【0023】
今、故障したダブルデッキエレベータAに対して、自動救出運転により隣接するダブルデッキエレベータBが救出のため、エレベータAのカゴとレベルを合わせた位置で停止している。この自動救出運転によるカゴ位置合わせの方法については公知のため、ここでの説明は省略する。
【0024】
また、図1のようにダブルデッキエレベータAの上下のカゴA1,A2にそれぞれ救出口1a,lbを設置する。この時、救出口la,lbの位置は上下方向に重ならない位置に配置されるようカゴを設計してある。
【0025】
以上述べた第1の実施形態によれば、オートロック手段を備えているので、上下同一側面上にあるダブルデッキエレベータの救出口は一度には1つの戸しか開けることができない。
【0026】
この結果、救出活動は片カゴづつ行われるようになる。これにより救出活動中に自分で発した音以外の音は、昇降路内より聞こえてこないことになる。よっで乗客が他から発生する音にびっくりしたりすることがなくなり、自分の救出活動に専念できるようになり、より安全性を高くすることができる。
【0027】
また、下カゴの救出活動においては、上カゴからの落下物、及び落下による頭上での衝突音により足元に対する集中力が切れて、踏段を踏み外したりすることがなくなり、自分の救出活動に専念できるようになり、さらに安全性を高くすることができる。
【0028】
また、第1の実施形態によれば、救出口1aと2aが上下方向に重ならない位置に形成されているので、下カゴ救出作業時の頭上の安全が確保され、乗客は足元の安全に注意を集中できるようになり、より安全性を高くすることができる。
【0029】
<第2の実施形態>
図4はカゴの中に取り付けられている操作盤(COP)10の構成図であり、図5はオートロック手段の救出口と戸開状態表示ランプとの関係を示した図であり、図6はこの動作を説明するための流れ図である。各ダブルデッキエレベ一タに図4の如く、かご内操作盤10内に報知手段例えば他カゴ救出口戸開状態表示ランプ5を設ける。また、操作盤10には連絡手段例えばインターホンを構成するマイクロホン6ならびにスピーカ7が配設され、図3のロック信号出力19と同じ出力により「他のカゴの救出作業中である」という内容の音声情報がスピーカ7より、他のカゴ内に流れるように構成してある。
【0030】
他カゴ救出口戸開状態表示ランプ5は、例えばダブルデッキエレベータAの上カゴA1で救出作業をするために上カゴA1の救出口1aを戸開する。するとその後、図3の出力手段18からのロック信号出力19により、下カゴA2の操作盤10内に設置された上カゴA1の救出口1aの戸開状態表示ランプ5bが点灯する。これは前述したように、下カゴ救出口1bにはロックが機能していて戸開不可能であることを示している。
【0031】
同様に、下カゴ救出口1bが戸開中に関しても、上カゴにある下カゴ救出口戸開状態表示ランプ5aが点灯することは、上記説明と同様である。
図6はその動作を説明するための流れ図であり、S1において上カゴの救出口の戸は開いているかどうかを判断し、該戸が開いていると判断したときには上カゴの戸開状態表示ランプ5bを点灯させ(S2)、またS1において上カゴの救出口の戸は開いていないと判断した場合には、上カゴの戸開状態表示ランプ5bを消灯し(S3)、S4において下カゴの救出口の戸は開いているかどうかを判断し、該戸が開いていると判断したときには下カゴの戸開状態表示ランプ5aを点灯させ(S5)、またS4において下カゴの救出口の戸は開いていないと判断した場合には、下カゴの戸開状態表示ランプ5aを消灯する(S6)。
【0032】
この結果、例えば図5のダブルデッキエレベータの救出口の戸が開いていたら、開いていない方のカゴ内の戸開状態表示ランプ5bが点灯し、もう片方のカゴの救出口が戸開しているか確認が容易となった。
【0033】
また、ロック信号出力19と同じ出力により「他のカゴの救出作業中である」という内容の音声情報がスピーカ7より、カゴ内に流れるようにしてある。
この結果、乗客に現在何故カゴ内で自分が動けずにいるのか、またいつになったら動けるのかを説明により理解してもらい、乗客の精神状態を安定に保つようにし、よりスムーズな救出活動に向けての協力を仰ぐことができる。
【0034】
また図4に示すように、ダブルデッキエレベータA内の操作盤10にマイクロホン6とスピーカ7の他、接続選択を行う切換スイッチ9が新たに設けられている。切換スイッチ9は救出員のみ操作できる状態にあればいいので、スイッチボックス8内に配設してある。
【0035】
以上述べた実施形態によれば、例えば図1の様にダブルデッキエレベータA,Bが共に停止していて、救出員が救出するダブルデッキエレベータの上カゴA1にいる。救出員はカゴA2内の切換スイッチ8の内でカゴB2を指定するようにセットするとカゴB2と回線がつながり、下カゴB2に乗っている作業員と作業終了の確認等を直接とることができる。
【0036】
また、カゴA2内から図4の切換スイッチ9にてカゴA1を指定するようにセットすると、カゴA1と回線がつながり、閉じこめられている乗客に対し、救出作業に関して直接説明するなど、すみやかな救出活動への協力を仰ぐことができる。
【0037】
さらに、カゴA2内から切換スイッチ8でカゴB1を指定するようにセットすると、カゴBlと回線がつながり、先に他のカゴの救出作業を行うこと、どのくらい時間がかかるか等を救出を待っている乗客に対し、直接説明することができる。
【0038】
このようにカゴ内にインターホン等の連絡手段がもうけられているので、2つのカゴと救出される側2つのカゴが自由に通信できる。この結果、乗客に現在何故カゴ内で自分が動けずにいるのか、またいっになったら動けるのかを説明により理解してもらい、乗客の精神状態を安定に保つようにし、よりスムーズな救出活動に向けての協力を仰ぐことができる。
【0039】
<第3の実施形態>
図7は、隣り合った2つのダブルデッキエレベータA,Bの他カゴ救出口戸開状態表示ランプを点灯させる制御回路を接続した例である。この場合には、図8に示すように片カゴの救出口の戸が開いた時点、具体的にはS1で上カゴの救出口の戸が開いているか判断し、またS9で下カゴの救出口の戸が開いているか判断し、S1で救出口の戸が開いていると判断したときには、上カゴ及び隣接する上カゴ戸開状態表示ランプを点灯させる(S7)、S9で救出口の戸が開いていると判断したときには、下カゴ及び隣接する下カゴ戸開状態表示ランプを点灯させ(S10)、さらにS9で救出口の戸が開いていないと判断したときには、下カゴ及び隣接する下カゴ戸開状態表示ランプを消灯させる(S11)。
【0040】
これにより、片カゴの救出口の戸が開いた時点で、ダブルデッキエレベータの隣接する他カゴの救出口、及びその他カゴの救出口に向かい合うカゴ内の救出口戸開状態表示ランプ5bも点灯させて、今救出口の戸を開けることができないことを示すことができる。
【0041】
<変形例>
前述した実施形態は、いずれもダブルデッキエレベータが2台の場合について説明したが、ダブルデッキエレベータが3台以上のエレベータが並設されている場合でもよく、この場合にはダブルデッキエレベータの内、両側にエレベータが設置されているため両側に救出口があるエレベータに関し、左右の救出口を同時に開くことを禁止する。これにより通り抜けを禁止し、より安全な救出活動ができる。
【0042】
【発明の効果】
以上述べた本発明によれば、ダブルデッキエレベータでの救出作業を、乗客に不安感を与えずに安全に行うことができるダブルデッキエレベータの自動救出制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるダブルデッキエレベータの自動救出制御装置の第1の実施形態の概略構成図。
【図2】図1のオートロック手段を説明するための回路図。
【図3】図1のより具体的な構成を示す図。
【図4】本発明によるダブルデッキエレベータの自動救出制御装置の第2の実施形態のカゴ内操作盤の構成図。
【図5】本発明によるダブルデッキエレベータの自動救出制御装置の第2の実施形態の概略構成図。
【図6】本発明によるダブルデッキエレベータの自動救出制御装置の第2の実施形態の動作を説明するための流れ図。
【図7】本発明によるダブルデッキエレベータの自動救出制御装置の第3の実施形態の概略構成図。
【図8】本発明によるダブルデッキエレベータの自動救出制御装置の第3の実施形態の動作を説明するための流れ図。
【符号の説明】
A,B…ダブルデッキエレベ一タ
A1,B1…上カゴ
A2,B2…下カゴ
1a,2a…上カゴ救出口
1b,2b…下カゴ救出口
3…制御盤
4…表示装置
5…救出口戸開状態表示ランプ
6…マイクロホン
7…スピーカ
8…スイッチボックス
9…切換スイッチ
10…カゴ内操作盤
11…上カゴ救出口リミットスイッチ
12…上カゴ救出口リレー
13…下カゴ救出口リミットスイッチ
14…下カゴ救出口リレー
15…制御装置
16…入力手段
17…演算手段
18…出力手段
19…ロック信号出力
Claims (4)
- 建物内の一つの昇降路に、少なくとも第1および第2のダブルデッキエレベータを昇降可能に設置し、各ダブルデッキエレベータはカゴ枠に取付けられている上カゴおよび下カゴにそれぞれ乗客を救出するための救出口と、この各救出口を開閉可能にする戸を有し、一つのダブルデッキエレベータのかご内に閉じ込められた乗客を、他の正常なダブルデッキエレベータにより救出可能なダブルデッキエレベータの自動救出制御装置において、
前記各救出口の戸の開状態を検知する検知手段と、
前記検知手段により同一エレベータの上および下カゴの内の一方の救出口の戸の開放状態を検知したときには、他方のカゴの救出口の戸の開放を禁止するオートロック手段と、
を具備したことを特徴とするダブルデッキエレベータの自動救出制御装置。 - 前記検知手段により一方のカゴの救出口の戸の開状態を検知したとき、該戸の開状態を検知したことを他方のカゴに報知する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載のダブルデッキエレベータの自動救出制御装置。
- 前記検知手段により一方のカゴの救出口の戸の開状態を検知したとき、該戸の開状態を検知したことを他方のカゴ内の乗客または救出員に対して救出状態であることを連絡可能な連絡手段を具備したことを特徴とする請求項1または請求項2記載のダブルデッキエレベータの自動救出制御装置。
- 隣接するエレベータの各カゴに有する救出口の位置が上下方向で重ならないようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のダブルデッキエレベータの自動救出制御装置。
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