JP4795822B2 - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4795822B2 JP4795822B2 JP2006074500A JP2006074500A JP4795822B2 JP 4795822 B2 JP4795822 B2 JP 4795822B2 JP 2006074500 A JP2006074500 A JP 2006074500A JP 2006074500 A JP2006074500 A JP 2006074500A JP 4795822 B2 JP4795822 B2 JP 4795822B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brushless motor
- rotor
- sensor magnet
- end frame
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
Description
このようなモータにおいては、ロータの回転位置を検出するためのセンサマグネットが別部材としてロータコアの端面に固定される。センサマグネットは保持部材によってロータマグネットに当接するように配設され、回転軸の長尺化を防止している。ロータコアの端面側には、センサマグネットに軸方向で対向するようにホール素子が配置されている。ホール素子はロータの回転にともなう磁束の変化を検出し、検出信号を出力する。そして、制御装置は、該検出信号に基づいてロータの回転位置を検出しロータの回転位置に応じた駆動電流をステータ側に供給する。
同構成によれば、渡り線は、延設部の外側面上に軸方向に積み重ねられて配置されるため、該渡り線が掛け渡される延設部に必要とされる延設方向長さは略渡り線の直径を合計したものとなる。よって、渡り線が配置される延設部の軸方向に沿った長さを短くすることが可能となり、ブラシレスモータの短軸化に貢献することができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のブラシレスモータにおいて、前記ロータの軸方向への移動を規制する規制手段を備えた。
同構成によれば、規制手段によりロータの軸方向への移動が規制されるため、検出センサに対するセンサマグネットの適正位置を保持することが可能となり、ロータの回転位置の検出精度を保つことができる。また、センサマグネットと検出センサとを軸方向において対向させた場合では、センサマグネットと検出センサとの間隔が保たれるため、検出センサセンサマグネットと検出センサとが接触することを防止することができる。
図1(a)は、本実施の形態のブラシレスモータ1を示している。ブラシレスモータ1のハウジング2は略有底円筒状に形成され、該ハウジング2の開口部2aには、その開口部2aの閉塞のためのエンドフレーム3が固定される。
図2に示すように、ステータ10は略筒状に形成されたステータコア11を備えている。ステータコア11は、ハウジング2の内周に沿って配設される環状部12と、該環状部12の内周面から径方向内側に延設された12個のティース部13a〜13lとを備えている。ティース部13a〜13lは、周方向に等角度(30°)間隔に配置されている。また、図1(a)に示すように、ステータコア11には反エンドフレーム側インシュレータ(以下、第1インシュレータという)20とエンドフレーム側インシュレータ(以下、第2インシュレータという)30とが装着されている。そして、前記ティース部13a〜13lにインシュレータ20,30上から絶縁被膜に覆われた導線がそれぞれ集中巻にて巻回されることにより、12個のコイルが形成されている。詳しくは、図2に示すように、ティース部13h,13k,13b,13eには、同一相(U相)となる巻線U1〜U4がそれぞれ巻回されている。また、ティース部13g,13j,13a,13dには、同一相(V相)となる巻線V1〜V4がそれぞれ巻回されている。また、ティース部13f,13i,13l,13cには、同一相(W相)となる巻線W1〜W4がそれぞれ巻回されている。
また、回転軸7の軸方向において第1軸受4の反エンドフレーム側には鍔部7aが形成されている。回転軸7は、鍔部7aが軸方向において該第1軸受4の内輪4aのハウジング側の端面(内輪4aの軸方向一端面)4eに係合することにより、第1軸受4に対する軸方向エンドフレーム側への移動が規制される。すなわち、前記プレート80と鍔部7aとによって回転軸7のハウジング2に対する軸方向への移動が規制され、該回転軸7と一体的に回転するセンサマグネット9とエンドフレーム3に固定されたホールIC63との間隔が保たれる。
(1)固定部材50によって、センサマグネット9がロータコア8から軸方向に隙間を有して配置されるため、ロータコア8に装着された図示しないロータマグネットとセンサマグネット9とが離間し、ロータマグネットがセンサマグネット9の磁束に与える影響が小さく抑えられる。また、センサマグネット9の一部をエンドフレーム3に設けられた収容部3fに収容することにより、センサマグネット9とエンドフレーム3とが軸方向長さにおいて重なりを有して配置されるため、回転軸7の長さをその重なりの分だけ短くすることができる。このようにセンサマグネット9の配置位置を好適とすることで、センサマグネット9とロータコア8との間に隙間を設けることによる回転軸7の長尺化を抑えつつセンサマグネット9の検出精度及び磁気効率の向上を図ることが可能なブラシレスモータ1を得ることができる。
・上記実施の形態では、収容部3fにはセンサマグネット9の一部が収容されているが、このような態様に限定されず、センサマグネット9の略全部を収容部3fに収容する構成とすることもできる。なお、この場合、ホールIC63をセンサマグネット9の径方向に配置すれば、エンドフレーム3の軸方向幅を薄くすることが可能となり、ブラシレスモータ1が軸方向に大型化することを防止することができる。
Claims (8)
- 軸方向に開口部を有するハウジングに収容され、駆動電流の供給に基づいて回転磁界を発生させるステータと、
回転軸に固定されたロータコアにロータマグネットを装着してなるロータと、
前記ロータコアにおける前記ハウジングの開口部に装着されるエンドフレーム側に配置され前記ロータと一体回転すべく該ロータに固定されるリング状のセンサマグネットと、
前記センサマグネットと対向するように配置され、前記ロータとともに回転する前記センサマグネットのその回転に伴う磁束変化を検出する検出センサと
を備え、前記検出センサにて検出される前記ロータの回転位置に応じた前記駆動電流を前記ステータに供給し、前記ステータにて発生した回転磁界を受けて前記ロータを回転させるようにしたブラシレスモータであって、
前記センサマグネットを前記ロータコアから軸方向に隙間を有して配置するとともに、前記エンドフレームに前記センサマグネットの少なくとも一部を収容する収容部を設け、
前記収容部を、前記エンドフレームの前記ステータ側の面を前記センサマグネットの移動軌跡に沿って該センサマグネットの内径よりも小さい内径と該センサマグネットの外径よりも大きい外径とを有するように凹設して形成し、
前記エンドフレームの反ステータ側に制御回路を固定したことを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、
前記ステータは、環状部と該環状部から径方向内側に延びる複数のティース部とを有するステータコアと、
前記環状部を覆う環状被覆部と該環状被覆部から径方向内側に延び前記各ティース部を覆うティース被覆部とを有するインシュレータと、
前記ティース被覆部にて覆われた前記各ティース部に巻回された複数の巻線と、
前記巻線が巻回された前記ティース部から次に前記巻線が巻回される前記ティース部に掛け渡された渡り線と、を備え、
前記環状被覆部に軸方向に沿って反エンドフレーム側へ延びる延設部を設け、該延設部に切り欠き部を設け、
前記渡り線は前記切り欠き部を通って前記延設部の外側へ導出され該延設部の外側面上に軸方向に積み重ねられて配置されるとともに、
前記巻線の端末は、前記延設部の外側面に沿って掛け渡された後に前記切り欠き部を通って該延設部の内側へと引き入れられ前記環状被覆部の内側面に沿って前記インシュレータの前記エンドフレーム側へと取り回され、該エンドフレームの反ステータ側において前記制御回路に接続されることを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項1又は2に記載のブラシレスモータにおいて、
前記ロータの軸方向への移動を規制する規制手段を備えたことを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項3に記載のブラシレスモータにおいて、
前記回転軸はボール軸受にて回転可能に支持されるものであり、
前記規制手段は、前記回転軸に形成され前記ボール軸受の内輪の軸方向一端面に係合する鍔部であることを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項4に記載のブラシレスモータにおいて、
前記ハウジングは前記ボール軸受を収容保持する第1軸受保持部を有し、
該第1軸受保持部に前記ボール軸受の外輪の軸方向一端面を当接させるとともにその外輪の軸方向他端面に当接する規制部材を前記ハウジングに固定し、前記ボール軸受の外輪を軸方向に移動不能に固定したことを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項1〜5の何れか1項に記載のブラシレスモータにおいて、
前記ロータコアの端面には、該端面に対向する軸受の少なくとも一部を収容する収容凹部が形成されたことを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項6に記載のブラシレスモータにおいて、
前記エンドフレームは、該エンドフレームから前記ロータコア側へと延設され前記収容凹部内に配置される先端部と、径方向において前記収容凹部よりも径方向外側へと延設されて前記先端部よりも幅広な基部とを有して前記軸受を保持する第2軸受保持部を備えたことを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項1〜7の何れか1項に記載のブラシレスモータにおいて、
前記ロータは、前記エンドフレーム及び前記ハウジングの何れか一方から突出し被駆動体が固定される突出部を備え、
前記突出部は、前記被駆動体と周方向で係合する係合部を有することを特徴とするブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006074500A JP4795822B2 (ja) | 2006-03-17 | 2006-03-17 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006074500A JP4795822B2 (ja) | 2006-03-17 | 2006-03-17 | ブラシレスモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007252133A JP2007252133A (ja) | 2007-09-27 |
JP4795822B2 true JP4795822B2 (ja) | 2011-10-19 |
Family
ID=38595852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006074500A Active JP4795822B2 (ja) | 2006-03-17 | 2006-03-17 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4795822B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5410194B2 (ja) | 2009-08-07 | 2014-02-05 | 株式会社デンソー | 駆動回路内蔵型モータ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0746782A (ja) * | 1993-07-22 | 1995-02-14 | Japan Servo Co Ltd | 電動機の固定子 |
JPH11299206A (ja) * | 1998-04-10 | 1999-10-29 | Mitsuba Corp | ブラシレスモータ |
JP2002119001A (ja) * | 2000-10-04 | 2002-04-19 | Toyota Motor Corp | 集中巻電動機 |
JP4468033B2 (ja) * | 2004-03-22 | 2010-05-26 | アスモ株式会社 | 車両用エンジンのバルブタイミング可変装置用電動機 |
-
2006
- 2006-03-17 JP JP2006074500A patent/JP4795822B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007252133A (ja) | 2007-09-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5945726B2 (ja) | ブラシレスモータおよびその製造方法 | |
JP5253789B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP5103845B2 (ja) | レゾルバおよびモータ | |
JP5609275B2 (ja) | 温度センサの取り付け構造および温度センサの取り付け方法 | |
JP4860338B2 (ja) | ステータ及びブラシレスモータ | |
JPWO2005107049A1 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP2016226176A (ja) | モータ | |
JP2007221976A (ja) | ブラシレスモータ | |
JP2016226177A (ja) | モータ | |
JP6847021B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP2003061312A (ja) | 回転電機 | |
JP2003319631A (ja) | ブラシレスモータ | |
JP4860339B2 (ja) | ステータ及びブラシレスモータ | |
JP2009284706A (ja) | ロータ、およびブラシレスモータ | |
JP4795822B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP5368524B2 (ja) | レゾルバステータ構造 | |
JP4875857B2 (ja) | 回転電機 | |
JP2007300725A (ja) | ステータ、ブラシレスモータ及び巻線方法 | |
JP5906029B2 (ja) | 電動モータ | |
JP2008228367A (ja) | ブラシレスモータ | |
JP5792530B2 (ja) | モータ | |
JP5290608B2 (ja) | アキシャルギャップモータ | |
JP2009273292A (ja) | ブラシレスモータ | |
JP2007244084A (ja) | 回転電機 | |
JP2010142053A (ja) | ブラシレスモータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080717 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110510 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110629 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110726 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110728 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4795822 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |