JP4795822B2 - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ Download PDF

Info

Publication number
JP4795822B2
JP4795822B2 JP2006074500A JP2006074500A JP4795822B2 JP 4795822 B2 JP4795822 B2 JP 4795822B2 JP 2006074500 A JP2006074500 A JP 2006074500A JP 2006074500 A JP2006074500 A JP 2006074500A JP 4795822 B2 JP4795822 B2 JP 4795822B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brushless motor
rotor
sensor magnet
end frame
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006074500A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007252133A (ja
Inventor
孝 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2006074500A priority Critical patent/JP4795822B2/ja
Publication of JP2007252133A publication Critical patent/JP2007252133A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4795822B2 publication Critical patent/JP4795822B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Brushless Motors (AREA)

Description

本発明はブラシレスモータに関する。
従来、例えば特許文献1に記載されているように、略筒状に形成されたロータコア内にロータマグネットが埋設されたロータを備えたブラシレスモータがある。
このようなモータにおいては、ロータの回転位置を検出するためのセンサマグネットが別部材としてロータコアの端面に固定される。センサマグネットは保持部材によってロータマグネットに当接するように配設され、回転軸の長尺化を防止している。ロータコアの端面側には、センサマグネットに軸方向で対向するようにホール素子が配置されている。ホール素子はロータの回転にともなう磁束の変化を検出し、検出信号を出力する。そして、制御装置は、該検出信号に基づいてロータの回転位置を検出しロータの回転位置に応じた駆動電流をステータ側に供給する。
特開2005−269875号公報
しかしながら、上述したようなロータによれば、ロータマグネットとセンサマグネットとが近接するため、ロータマグネットの磁束がセンサマグネットの磁束に影響を与えてしまう。そのため、ホール素子にはセンサマグネットの磁束の他にロータマグネットの磁束が多く入り込み、ホール素子でのロータの回転位置の検出精度が低下する。
このような問題を解消する方法として、磁気効率上、ロータマグネットはステータの近傍に配置するべくロータコアの径方向外側に配置する必要があることから、センサマグネットをそのロータマグネット、すなわちロータコアの外周縁部よりも径方向内側にずらして配置することが考えられる。
しかしながら、この場合、センサマグネットをロータコアの外周縁部に配置したものと比較してロータの回転角度に対するセンサマグネットの周方向の磁極長さが小さくなる。そのため、このようにセンサマグネットを径方向にずらすと、ロータの回転位置の検出精度が低下し、モータ効率が低下してしまう。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、センサマグネットの配置位置を好適なものとし、回転軸の長尺化を抑えつつロータの回転位置の検出精度の向上を図ることが可能なブラシレスモータを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、軸方向に開口部を有するハウジングに収容され、駆動電流の供給に基づいて回転磁界を発生させるステータと、回転軸に固定されたロータコアにロータマグネットを装着してなるロータと、前記ロータコアにおける前記ハウジングの開口部に装着されるエンドフレーム側に配置され前記ロータと一体回転すべく該ロータに固定されるリング状のセンサマグネットと、前記センサマグネットと対向するように配置され、前記ロータとともに回転する前記センサマグネットのその回転に伴う磁束変化を検出する検出センサとを備え、前記検出センサにて検出される前記ロータの回転位置に応じた前記駆動電流を前記ステータに供給し、前記ステータにて発生した回転磁界を受けて前記ロータを回転させるようにしたブラシレスモータであって、前記センサマグネットを前記ロータコアから軸方向に隙間を有して配置するとともに、前記エンドフレームに前記センサマグネットの少なくとも一部を収容する収容部を設け、前記収容部を、前記エンドフレームの前記ステータ側の面を前記センサマグネットの移動軌跡に沿って該センサマグネットの内径よりも小さい内径と該センサマグネットの外径よりも大きい外径とを有するように凹設して形成し、前記エンドフレームの反ステータ側に制御回路を固定した。
同構成によれば、センサマグネットがロータコアから軸方向に隙間を有して配置されるため、ロータコアに装着されたロータマグネットとセンサマグネットとが離間し、ロータマグネットがセンサマグネットの磁束に与える影響が小さく抑えられる。また、センサマグネットの一部をエンドフレームに設けられた収容部に収容することにより、センサマグネットとエンドフレームとが軸方向長さにおいて重なりを有して配置されるため、回転軸の長さをその重なりの分だけ短くすることができる。このようにセンサマグネットの配置位置を好適とすることで、センサマグネットとロータコアとの間に隙間を設けることによる回転軸の長尺化を抑えつつセンサマグネットの検出精度及び磁気効率の向上を図ることが可能なブラシレスモータを得ることができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、前記ステータは、環状部と該環状部から径方向内側に延びる複数のティース部とを有するステータコアと、前記環状部を覆う環状被覆部と該環状被覆部から径方向内側に延び前記各ティース部を覆うティース被覆部とを有するインシュレータと、前記ティース被覆部にて覆われた前記各ティース部に巻回された複数の巻線と、前記巻線が巻回された前記ティース部から次に前記巻線が巻回される前記ティース部に掛け渡された渡り線と、を備え、前記環状被覆部に軸方向に沿って反エンドフレーム側へ延びる延設部を設け、該延設部に切り欠き部を設け、前記渡り線は前記切り欠き部を通って前記延設部の外側へ導出され該延設部の外側面上に軸方向に積み重ねられて配置されるとともに、前記巻線の端末は、前記延設部の外側面に沿って掛け渡された後に前記切り欠き部を通って該延設部の内側へと引き入れられ前記環状被覆部の内側面に沿って前記インシュレータの前記エンドフレーム側へと取り回され、該エンドフレームの反ステータ側において前記制御回路に接続される。
同構成によれば、渡り線は、延設部の外側面上に軸方向に積み重ねられて配置されるため、該渡り線が掛け渡される延設部に必要とされる延設方向長さは略渡り線の直径を合計したものとなる。よって、渡り線が配置される延設部の軸方向に沿った長さを短くすることが可能となり、ブラシレスモータの短軸化に貢献することができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載のブラシレスモータにおいて、前記ロータの軸方向への移動を規制する規制手段を備えた。
同構成によれば、規制手段によりロータの軸方向への移動が規制されるため、検出センサに対するセンサマグネットの適正位置を保持することが可能となり、ロータの回転位置の検出精度を保つことができる。また、センサマグネットと検出センサとを軸方向において対向させた場合では、センサマグネットと検出センサとの間隔が保たれるため、検出センサセンサマグネットと検出センサとが接触することを防止することができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載のブラシレスモータにおいて、前記回転軸はボール軸受にて回転可能に支持されるものであり、前記規制手段は、前記回転軸に形成され前記ボール軸受の内輪の軸方向一端面に係合する鍔部である。
同構成によれば、回転軸に設けられた鍔部により回転軸とボール軸受とが軸方向において係合しボール軸受に対する回転軸の移動が規制されるため、ボール軸受に対する回転軸の移動を防止することができる。よって、ボール軸受に対する回転軸の移動によって該回転軸と一体回転するセンサマグネットがハウジング及びエンドフレームに対して移動することを防止することが可能となり、検出センサに対するセンサマグネットの適正位置を保持することができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載のブラシレスモータにおいて、前記ハウジングは前記ボール軸受を収容保持する第1軸受保持部を有し、該第1軸受保持部に前記ボール軸受の外輪の軸方向一端面を当接させるとともにその外輪の軸方向他端面に当接する規制部材を前記ハウジングに固定し、前記ボール軸受の外輪を軸方向に移動不能に固定した。
同構成によれば、規制部材によってボール軸受の外輪が軸方向に移動不能に固定されるため、第1軸受保持部に対する軸受の移動によって該軸受に支持された回転軸及び該回転軸と一体回転するセンサマグネットがハウジング及びエンドフレームに対して移動することを防止することが可能となり、検出センサに対するセンサマグネットの適正位置をより確実に保持することができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項1〜の何れか1項に記載のブラシレスモータにおいて、前記ロータコアの端面には、該端面に対向する軸受の少なくとも一部を収容する収容凹部が形成された。
同構成によれば、端面に対抗する軸受の一部がロータコアの端面に形成された収容凹部に収容されることにより、ロータコアと軸受とが軸方向長さにおいて重なりを有して配置される。よって、収容凹部に収容された軸受の分だけ回転軸を短軸化することができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載のブラシレスモータにおいて、前記エンドフレームは、該エンドフレームから前記ロータコア側へと延設され前記収容凹部内に配置される先端部と、径方向において前記収容凹部よりも径方向外側へと延設されて前記先端部よりも幅広な基部とを有して前記軸受を保持する第2軸受保持部を備えた。
同構成によれば、エンドフレームに形成される第2軸受保持部の基部をロータコアの収容凹部に収容される先端部よりも径方向外側へと延設することにより、その延設された分だけエンドフレームを肉厚にすることができる。よって、回転軸の短軸化を図りつつエンドフレームの強度信頼性を一層向上させることができる。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の何れか1項に記載のブラシレスモータにおいて、前記ロータは、前記エンドフレーム及び前記ハウジングの何れか一方から突出し被駆動体が固定される突出部を備え、前記突出部は、前記被駆動体と周方向で係合する係合部を有する。
同構成によれば、回転軸の突出部に被駆動体が固定される取付孔が設けられているため、被駆動体を回転軸の突出部の先端に固定する場合と比較して、該回転軸と被駆動体とをより確実に固定することができる。また、回転軸と被駆動体とは軸方向で係合しないため、回転軸に対して軸方向に力が作用しない。よって、回転軸が軸方向に移動することを妨げることができる。
本発明によれば、回転軸の長尺化を妨げつつセンサマグネットの検出精度及び磁気効率の向上を図ることが可能なブラシレスモータを得ることができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。
図1(a)は、本実施の形態のブラシレスモータ1を示している。ブラシレスモータ1のハウジング2は略有底円筒状に形成され、該ハウジング2の開口部2aには、その開口部2aの閉塞のためのエンドフレーム3が固定される。
ハウジング2の内周壁2bには、略筒状に形成されたステータ10が配置されている。
図2に示すように、ステータ10は略筒状に形成されたステータコア11を備えている。ステータコア11は、ハウジング2の内周に沿って配設される環状部12と、該環状部12の内周面から径方向内側に延設された12個のティース部13a〜13lとを備えている。ティース部13a〜13lは、周方向に等角度(30°)間隔に配置されている。また、図1(a)に示すように、ステータコア11には反エンドフレーム側インシュレータ(以下、第1インシュレータという)20とエンドフレーム側インシュレータ(以下、第2インシュレータという)30とが装着されている。そして、前記ティース部13a〜13lにインシュレータ20,30上から絶縁被膜に覆われた導線がそれぞれ集中巻にて巻回されることにより、12個のコイルが形成されている。詳しくは、図2に示すように、ティース部13h,13k,13b,13eには、同一相(U相)となる巻線U1〜U4がそれぞれ巻回されている。また、ティース部13g,13j,13a,13dには、同一相(V相)となる巻線V1〜V4がそれぞれ巻回されている。また、ティース部13f,13i,13l,13cには、同一相(W相)となる巻線W1〜W4がそれぞれ巻回されている。
第1インシュレータ20は、ステータコア11の環状部12に沿って周方向に延びる環状被覆部21と該環状被覆部21の径方向内側に設けられ前記ステータコア11のティース部13a〜13lを覆うティース被覆部22とを備えている。
図1(a)に示すように、環状被覆部21の端面(以下、被覆部端面という)21aには、延設部23が設けられている。延設部23は該被覆部端面21aの内周側の部分を軸方向に沿って反エンドフレーム側(図1(a)において右側)へと延設されてなり、該延設部23の径方向外側面23aは環状被覆部21の径方向外縁21bよりも径方向内側に配置されている。また、図2に示すように、延設部23は環状被覆部21と同軸的な略筒状に形成されるとともに、延設方向先端から基端側へと延びる複数(本実施の形態では16個)の切り欠き部24a〜24pが設けられている。巻線U1〜U4,V1〜V4,W1〜W4間に掛け渡される渡り線41は該切り欠き部24a〜24pを通って延設部23の径方向外側へと導出される。そして、図1(a)に示すように、導出された渡り線41は、第1インシュレータ20の延設部23の径方向外側面23a上に軸方向に積み重ねられて配置されるとともに該延設部23の径方向外側面23aに沿って掛け渡される。なお、渡り線41はそれぞれ絶縁被膜に覆われており、互いに絶縁されている。
また、図2に示すように、前記延設部23の先端側の径方向外側面23a上には突部23bが形成されている。渡り線41は第1インシュレータ20の被覆部端面21aと該突部23bとの間に配置されており、突部23bによって渡り線41の軸方向への移動が規制される。
図1(a)に示すように、ハウジング2の底部2cには第1軸受保持部2dが設けられている。第1軸受保持部2dはハウジング2の底部略中央部分を凹設されてなり、ボール軸受としての第1軸受4が配設されている。
また、エンドフレーム3のハウジング側(図示状態右側)略中央部分には第2軸受保持部3aが設けられている。第2軸受保持部3aはエンドフレーム3のハウジング側の面に略環状に立設されてなり、その内周側には軸受としての第2軸受5が収容されている。因みに、第2軸受保持部3aの底面には、皿ばねSが設けられ、第2軸受5の外輪5bの端面を前記第1軸受4側に押圧する。第1軸受4の内輪4aと第2軸受5の内輪5aとにはロータ6の回転軸7が固定されている。
回転軸7には該回転軸7と同軸を有する略円柱状に形成されたロータコア8が同軸的に固定されている。ロータコア8は、コアシートを複数枚積層されてなり、図示しないロータマグネットが埋設されている。また、ロータコア8のエンドフレーム側の端面8aには収容凹部8bが設けられている。収容凹部8bは、エンドフレーム3に形成された前記第2軸受保持部3aの先端部3bの外径よりも大きな径を有する底面8cを有するよう軸方向内側に凹設されている。第2軸受保持部3aに収容された第2軸受5の端部5c及び第2軸受保持部3aの先端部3bは、収容凹部8bに収容されており、第2軸受5の反エンドフレーム側(図示状態で右側)の端部5cと第2軸受保持部3aの先端部3bとがロータコア8の端面8a,8d間に配置されている。すなわち、ロータコア8と第2軸受5とが、軸方向長さにおいて重なりを有して配置されている。また、ロータコア8のエンドフレーム側の端面8aには、固定部材50によってN極とS極とが所定角度毎に交互に設けられたリング状のセンサマグネット9が固定されている。
固定部材50は、前記ロータコア8の端面8aに形成された収容凹部8bの直径と略等しい内径を有する略環状に形成された固定部51を備えている。固定部材50は、固定部51を軸方向に貫くピン51aによってロータコア8のエンドフレーム側の端面8aに固定される。
また、固定部材50は、ロータコア8の端面8aに固定される固定部51から軸方向に延びる突設部52を備えている。突設部52は固定部51の外周から軸方向に略筒状に突設されている。突設部52の先端には突設部52の先端から軸方向に対して略垂直をなして径方向外側へ延設されロータコア8の外径と略同一の外径を有する環状のマグネット固定部53が形成されている。マグネット固定部53の外周には軸方向に立設された略環状の嵌合支持部54が形成されており、センサマグネット9は嵌合支持部54に内嵌されて固定されている。センサマグネット9が突設部52の先端に設けられた固定部51に固定されることにより、マグネット固定部53のロータコア8側の端面8aとロータコア8のセンサマグネット9側の端面9aとの間に隙間が設けられている。因みに、センサマグネット9は軸方向においてステータ10よりもエンドフレーム側に配置される。
なお、センサマグネット9の内径は、収容凹部8bの内径よりも大きくなっており、エンドフレーム3に設けられた第2軸受保持部3aにおいてセンサマグネット9の内周側に配置される第2軸受保持部3aの基部3cは、径方向において収容凹部8bよりも径方向外側へと延設され先端部3bよりも幅広となっている。
また、図2に示すように、巻線U1〜U4,V1〜V4,W1〜W4の端末42a,42bは、延設部23の径方向外側面23aに沿って掛け渡された後に切り欠き部24a〜24pから延設部23の内周側へと引き入れられ、環状被覆部21の内周側の面21cに沿って第1インシュレータ20の軸方向エンドフレーム側へと取り回されている。そして、図1(a)に示すように、端末42aは、エンドフレーム3に形成された貫通孔3dを通ってエンドフレーム3の反ステータ側に引き出されている。ここで、エンドフレーム3の反ステータ側(図1(a)図示状態で左側)の面3eには制御回路60を備えた回路基板61が固定されている。エンドフレーム3の反ステータ側へと引き出された端末42aは制御回路60から延びるリード端子62にヒュージングにて接続される。なお、エンドフレーム3の反ステータ側(図1(a)図示状態で左側)にはモータカバー70が装着されており、前記制御回路60は該モータカバー70によって覆われている。また、他の端末42b(図2参照)は互いに第2インシュレータ30に固定された図示しないボックス内でヒュージングにて固定されている。
また、図1(a)に示すように、エンドフレーム3において前記センサマグネット9に対向する面には、収容部3fが形成されている。収容部3fは、エンドフレーム3のハウジング側の面をセンサマグネット9の内径よりも小さな内径と前記固定部材50の嵌合支持部54の外径よりも大きな外径とを有する略環状に凹設されてなり、前記ロータコア8に固定されたセンサマグネット9の軸方向先端部が収容凹部8bに収容されている。すなわち、収容部3fはセンサマグネット9の移動軌跡に沿って形成されている。
また、エンドフレーム3には前記収容部3fの底部の一部を貫通する露出孔3gが形成され、該露出孔3gから回路基板61の一部がロータ6側に露出している。そして、該回路基板61の露出された部分には検出センサとしてのホールIC63が前記センサマグネット9に軸方向において対向するよう配置されている。ホールIC63は、センサマグネット9の回転にともなう磁束の変化を検出し検出信号を制御回路60に出力する。制御回路60は、ホールIC63の検出信号によってロータコア8の回転位置を検出する。そして、制御回路60は、ホールIC63の検出信号、すなわちロータコア8の回転位置に基づいてステータ10の巻線U1〜U4,V1〜V4,W1〜W4に駆動電流を供給する。それにより、ステータ10に回転磁界が生じ、その回転磁界によってロータコア8が回転する。
ここで、ハウジング2の底部2cには、規制部材としてのプレート80が設けられている。プレート80は第1軸受4の内輪4aの外径よりも大きく、第1軸受4の外輪4bの外径よりも小さな内径を有する環状に形成されており、その略中央部分を回転軸7によって貫かれている。プレート80はハウジング2の底部2cに溶接により固着されている。第1軸受4は、外輪4bのエンドフレーム側の端面(外輪4bの軸方向他端面)4cが軸方向において該プレート80に係合することで軸方向エンドフレーム側への移動が規制される。
なお、第1軸受保持部2dの深さは第1軸受4の高さよりも僅かに浅く形成されており、第1軸受4の外輪4bのハウジング側の端面(外輪4bの軸方向一端面)4dは第1軸受保持部2d(ハウジング2)の底部2eに当接し、第1軸受4の外輪4bは第1軸受保持部2dとプレート80とによって軸方向に移動不能に固定される。
また、ハウジング2には、前記第1軸受保持部2dの底部2e略中央部分をさらに凹設されてなる凹設部2fが形成されている。
また、回転軸7の軸方向において第1軸受4の反エンドフレーム側には鍔部7aが形成されている。回転軸7は、鍔部7aが軸方向において該第1軸受4の内輪4aのハウジング側の端面(内輪4aの軸方向一端面)4eに係合することにより、第1軸受4に対する軸方向エンドフレーム側への移動が規制される。すなわち、前記プレート80と鍔部7aとによって回転軸7のハウジング2に対する軸方向への移動が規制され、該回転軸7と一体的に回転するセンサマグネット9とエンドフレーム3に固定されたホールIC63との間隔が保たれる。
また、ハウジング2には、前記凹設部2fの底部を軸方向に貫く挿通孔2gが形成されている。前記回転軸7は該挿通孔2gに挿通されてハウジング2の外部に突出している。なお、凹設部2fにはオイルシール7bが配設されておりハウジング2と回転軸7との隙間は該オイルシール7bによってシールされている。
また、図1(b)に示すように、回転軸7のハウジング2から突出する突出部90には、回転軸7を径方向に貫通する取付孔91が形成されるとともにジョイント100が装着される。ジョイント100には、前記取付孔91よりも僅かに大きな直径を有するとともに該ジョイント100を径方向に貫通する被取付孔101が形成されている。ジョイント100は、取付ピン102を被取付孔101に挿通するとともに前記取付孔91に圧入することによって、回転軸7に固定される。そして、図示しない被駆動体は該回転軸7の径方向外側に連結され回転軸7と径方向で係合する。また、ジョイント100には、径方向に延びる回転係合部103が形成されており、回転軸7の取付孔91は該ロータコア8とともに回転軸7が回転することによってジョイント100を介して図示しない被駆動体(図示略)と周方向で係合し該被駆動体が駆動される。
次に、本実施の形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)固定部材50によって、センサマグネット9がロータコア8から軸方向に隙間を有して配置されるため、ロータコア8に装着された図示しないロータマグネットとセンサマグネット9とが離間し、ロータマグネットがセンサマグネット9の磁束に与える影響が小さく抑えられる。また、センサマグネット9の一部をエンドフレーム3に設けられた収容部3fに収容することにより、センサマグネット9とエンドフレーム3とが軸方向長さにおいて重なりを有して配置されるため、回転軸7の長さをその重なりの分だけ短くすることができる。このようにセンサマグネット9の配置位置を好適とすることで、センサマグネット9とロータコア8との間に隙間を設けることによる回転軸7の長尺化を抑えつつセンサマグネット9の検出精度及び磁気効率の向上を図ることが可能なブラシレスモータ1を得ることができる。
(2)また、センサマグネット9はステータ10よりもエンドフレーム側に配置されているため、センサマグネット9によって形成される磁束がステータ10によって形成される回転磁界に影響をおよぼすことを防止することが可能となり、磁気効率をより向上させることができる。
(3)回転軸7に設けられた鍔部7aにより回転軸7と第1軸受4とが軸方向において係合し第1軸受4に対する回転軸7の移動が規制されるため、第1軸受4に対する回転軸7の移動を防止することができる。よって、第1軸受4に対する回転軸7の移動によって該回転軸7と一体回転するセンサマグネット9がハウジング2及びエンドフレーム3に対して移動することを防止することが可能となり、ホールIC63に対するセンサマグネットの適正位置を保持することができる。
(4)プレート80によって第1軸受4の外輪4bが軸方向に移動不能に固定されるため、第1軸受保持部2dに対する第1軸受4の移動によって該第1軸受4に支持された回転軸7及び該回転軸7と一体回転するセンサマグネット9がハウジング2及びエンドフレーム3に対して移動することを防止することができる。よって、ホールIC63に対するセンサマグネット9の適正位置をより確実に保持することができる。
(5)プレート80及び回転軸7に設けられた鍔部7aによりロータ6の軸方向への移動が規制されるため、ホールIC63に対するセンサマグネット9の適正位置を保持することが可能となり、ロータ6の回転位置の検出精度を保つことができる。また、軸方向において対向して配置されたセンサマグネット9とホールIC63との間隔が保たれるため、ホールIC63とセンサマグネット9とが接触することを防止することができる。
(6)ロータコア8に固定されたセンサマグネット9の軸方向先端部が収容凹部8bに収容されるため、ロータコア8と第1軸受4とが軸方向長さにおいて重なりを有して配置される。よって、収容凹部8bに収容された第1軸受4の分だけ回転軸7を短軸化することができる。
(7)第2軸受保持部3aの基端側に径方向に幅広な基部3cを設けることにより、該基部3cの分だけエンドフレーム3を肉厚にすることが可能となり、回転軸7の短軸化を図りつつ強度信頼性を一層向上させることができる。
(8)渡り線41は、延設部23の径方向外側面23a上に軸方向に積み重ねられて配置されるため、該渡り線41が掛け渡される延設部23に必要とされる延設方向長さは略渡り線41の直径を合計したものとなる。よって、渡り線41が配置される延設部23の軸方向に沿った長さを短くすることが可能となり、ブラシレスモータ1の短軸化に貢献することができる。
(9)回転軸7の突出部90に被駆動体が固定される取付孔91が設けられているため、被駆動体を回転軸7の突出部90の先端に固定する場合と比較して、該回転軸7と被駆動体とをより確実に固定することができる。また、図示しない被駆動体は回転軸7の径方向外側に連結されるため回転軸7と被駆動体とは径方向で係合する。よって、回転軸7に対して軸方向に力が作用することが妨げられ、回転軸7が軸方向に移動することを妨げることができる。
尚、本発明の実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、収容部3fにはセンサマグネット9の一部が収容されているが、このような態様に限定されず、センサマグネット9の略全部を収容部3fに収容する構成とすることもできる。なお、この場合、ホールIC63をセンサマグネット9の径方向に配置すれば、エンドフレーム3の軸方向幅を薄くすることが可能となり、ブラシレスモータ1が軸方向に大型化することを防止することができる。
・上記実施の形態では、ホールIC63はセンサマグネット9に軸方向に対向するよう配置されているがこのような態様に限定されず、例えば、ホールIC63をセンサマグネット9に径方向に対向するよう形成してもよい。このような構成によれば、ホールIC63の軸方向厚さの分だけブラシレスモータ1の短軸化を図ることができる。また、ホールIC63をセンサマグネット9の径方向に配置する場合、ホールIC63をセンサマグネット9の径方向内側に配置すれば、ブラシレスモータ1が径方向に大型化することを防止することができる。
・上記実施の形態では、回転軸7の鍔部7aは鍔状に形成され、回転軸7の全周に亘って鍔状に形成されているが、鍔部7aは係合する構成であればよく、例えば、軸方向において第1軸受4の内輪4aに係合可能な構成であれば、周方向に沿って点在していてもよい。
・上記実施の形態では、規制手段として回転軸7に鍔部7aが形成されているが鍔部7aは省略されていてもよい。また、規制部材としてのプレート80も省略してもよい。
(a)本実施の形態におけるブラシレスモータの断面図、(b)(a)のA−A線における端面図。 本実施の形態におけるステータの平面図。
符号の説明
1…ブラシレスモータ、2…ハウジング、2a…開口部、2d…第1軸受保持部、3…エンドフレーム、3a…第2軸受保持部、3b…先端部、3c…基部、3f…収容部、4…ボール軸受としての第1軸受、4a…ボール軸受の内輪、4b…ボール軸受の外輪、4c…外輪の軸方向他端面、4d…外輪の軸方向一端面、4e…内輪の軸方向一端面、5…軸受としての第2軸受、6…ロータ、7…回転軸、7a…規制手段としての鍔部、8…ロータコア、8a…ロータコアの端面、8b…収容凹部、9…センサマグネット、9a…センサマグネットの端面、10…ステータ、11…ステータコア、12…環状部、13a−13l…ティース部、20,30…インシュレータ、21…環状被覆部、22…ティース被覆部、23…延設部、41…渡り線、63…検出センサとしてのホールIC、80…規制部材としてのプレート、90…突出部、U1−U4,V1−V4,W1−W4…巻線。

Claims (8)

  1. 軸方向に開口部を有するハウジングに収容され、駆動電流の供給に基づいて回転磁界を発生させるステータと、
    回転軸に固定されたロータコアにロータマグネットを装着してなるロータと、
    前記ロータコアにおける前記ハウジングの開口部に装着されるエンドフレーム側に配置され前記ロータと一体回転すべく該ロータに固定されるリング状のセンサマグネットと、
    前記センサマグネットと対向するように配置され、前記ロータとともに回転する前記センサマグネットのその回転に伴う磁束変化を検出する検出センサと
    を備え、前記検出センサにて検出される前記ロータの回転位置に応じた前記駆動電流を前記ステータに供給し、前記ステータにて発生した回転磁界を受けて前記ロータを回転させるようにしたブラシレスモータであって、
    前記センサマグネットを前記ロータコアから軸方向に隙間を有して配置するとともに、前記エンドフレームに前記センサマグネットの少なくとも一部を収容する収容部を設け
    前記収容部を、前記エンドフレームの前記ステータ側の面を前記センサマグネットの移動軌跡に沿って該センサマグネットの内径よりも小さい内径と該センサマグネットの外径よりも大きい外径とを有するように凹設して形成し、
    前記エンドフレームの反ステータ側に制御回路を固定したことを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記ステータは、環状部と該環状部から径方向内側に延びる複数のティース部とを有するステータコアと、
    前記環状部を覆う環状被覆部と該環状被覆部から径方向内側に延び前記各ティース部を覆うティース被覆部とを有するインシュレータと、
    前記ティース被覆部にて覆われた前記各ティース部に巻回された複数の巻線と、
    前記巻線が巻回された前記ティース部から次に前記巻線が巻回される前記ティース部に掛け渡された渡り線と、を備え、
    前記環状被覆部に軸方向に沿って反エンドフレーム側へ延びる延設部を設け、該延設部に切り欠き部を設け、
    前記渡り線は前記切り欠き部を通って前記延設部の外側へ導出され該延設部の外側面上に軸方向に積み重ねられて配置されるとともに、
    前記巻線の端末は、前記延設部の外側面に沿って掛け渡された後に前記切り欠き部を通って該延設部の内側へと引き入れられ前記環状被覆部の内側面に沿って前記インシュレータの前記エンドフレーム側へと取り回され、該エンドフレームの反ステータ側において前記制御回路に接続されることを特徴とするブラシレスモータ。
  3. 請求項1又は2に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記ロータの軸方向への移動を規制する規制手段を備えたことを特徴とするブラシレスモータ。
  4. 請求項に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記回転軸はボール軸受にて回転可能に支持されるものであり、
    前記規制手段は、前記回転軸に形成され前記ボール軸受の内輪の軸方向一端面に係合する鍔部であることを特徴とするブラシレスモータ。
  5. 請求項に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記ハウジングは前記ボール軸受を収容保持する第1軸受保持部を有し、
    該第1軸受保持部に前記ボール軸受の外輪の軸方向一端面を当接させるとともにその外輪の軸方向他端面に当接する規制部材を前記ハウジングに固定し、前記ボール軸受の外輪を軸方向に移動不能に固定したことを特徴とするブラシレスモータ。
  6. 請求項1〜の何れか1項に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記ロータコアの端面には、該端面に対向する軸受の少なくとも一部を収容する収容凹部が形成されたことを特徴とするブラシレスモータ。
  7. 請求項に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記エンドフレームは、該エンドフレームから前記ロータコア側へと延設され前記収容凹部内に配置される先端部と、径方向において前記収容凹部よりも径方向外側へと延設されて前記先端部よりも幅広な基部とを有して前記軸受を保持する第2軸受保持部を備えたことを特徴とするブラシレスモータ。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記ロータは、前記エンドフレーム及び前記ハウジングの何れか一方から突出し被駆動体が固定される突出部を備え、
    前記突出部は、前記被駆動体と周方向で係合する係合部を有することを特徴とするブラシレスモータ。
JP2006074500A 2006-03-17 2006-03-17 ブラシレスモータ Active JP4795822B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006074500A JP4795822B2 (ja) 2006-03-17 2006-03-17 ブラシレスモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006074500A JP4795822B2 (ja) 2006-03-17 2006-03-17 ブラシレスモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007252133A JP2007252133A (ja) 2007-09-27
JP4795822B2 true JP4795822B2 (ja) 2011-10-19

Family

ID=38595852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006074500A Active JP4795822B2 (ja) 2006-03-17 2006-03-17 ブラシレスモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4795822B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5410194B2 (ja) 2009-08-07 2014-02-05 株式会社デンソー 駆動回路内蔵型モータ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0746782A (ja) * 1993-07-22 1995-02-14 Japan Servo Co Ltd 電動機の固定子
JPH11299206A (ja) * 1998-04-10 1999-10-29 Mitsuba Corp ブラシレスモータ
JP2002119001A (ja) * 2000-10-04 2002-04-19 Toyota Motor Corp 集中巻電動機
JP4468033B2 (ja) * 2004-03-22 2010-05-26 アスモ株式会社 車両用エンジンのバルブタイミング可変装置用電動機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007252133A (ja) 2007-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5945726B2 (ja) ブラシレスモータおよびその製造方法
JP5253789B2 (ja) ブラシレスモータ
JP5103845B2 (ja) レゾルバおよびモータ
JP5609275B2 (ja) 温度センサの取り付け構造および温度センサの取り付け方法
JP4860338B2 (ja) ステータ及びブラシレスモータ
JPWO2005107049A1 (ja) ブラシレスモータ
JP2016226176A (ja) モータ
JP2007221976A (ja) ブラシレスモータ
JP2016226177A (ja) モータ
JP6847021B2 (ja) ブラシレスモータ
JP2003061312A (ja) 回転電機
JP2003319631A (ja) ブラシレスモータ
JP4860339B2 (ja) ステータ及びブラシレスモータ
JP2009284706A (ja) ロータ、およびブラシレスモータ
JP4795822B2 (ja) ブラシレスモータ
JP5368524B2 (ja) レゾルバステータ構造
JP4875857B2 (ja) 回転電機
JP2007300725A (ja) ステータ、ブラシレスモータ及び巻線方法
JP5906029B2 (ja) 電動モータ
JP2008228367A (ja) ブラシレスモータ
JP5792530B2 (ja) モータ
JP5290608B2 (ja) アキシャルギャップモータ
JP2009273292A (ja) ブラシレスモータ
JP2007244084A (ja) 回転電機
JP2010142053A (ja) ブラシレスモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110629

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110726

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110728

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4795822

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250