JP4794084B2 - プロペラシャフト用グリース組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はプロペラシャフト用グリース組成物に関する。さらに詳しくは、本発明は、高温、高速遠心力を受ける密封された環境下において、耐焼き付き性、酸化安定性及び耐油分離性などに優れ、特に、エンジンからの駆動力を車軸に伝達するための自動車のプロペラシャフトに取付けられているユニバーサルジョイントの潤滑剤として好適なプロペラシャフト用グリース組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
FW車や4WD車に使用されるプロペラシャフトは、トランスミッション側とディファレンシャルギヤ側とを連結するシャフトであり、そして途中にユニバーサルジョイントが適宜設けられている。
このユニバーサルジョイントの潤滑剤としては、従来ホイールベアリング用グリースや汎用グリース(マルチパーパスグリース)が多く用いられていた。しかしながら、近年の技術の進歩に伴い、密封、高温、高速、高トルク、高角度などの苛酷な環境下においても、長期間使用可能なグリースが望まれている。
ユニバーサルジョイント用の潤滑グリースとしては、例えば特開平6−17075号公報に開示されているものが知られているが、この潤滑グリースは、前記の苛酷な環境下においては、必ずしも充分に満足し得るといいえず、該苛酷な環境下でも優れた性能を発揮するユニバーサルジョイント用の潤滑グリースの開発が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような状況下で、高温、高速遠心力を受ける密封された環境下において、耐焼き付き性、酸化安定性及び油分離性などに優れ、高い潤滑性能を長期間維持でき、特にエンジンからの駆動力を車軸に伝達するための自動車のプロペラシャフトに取付けられているユニバーサルジョイントの潤滑剤として好適なプロペラシャフト用グリース組成物を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記の優れた性能を有するグリース組成物を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、基油と増ちょう剤と粘度指数向上剤を含むとともに、潤滑性向上剤として、三種の化合物を特定の割合で含むグリース組成物が、その目的に適合し得ることを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて完成したものである。
すなわち、本発明は、基油と、滴点240℃以上の増ちょう剤と、粘度指数向上剤を含むと共に、潤滑性向上剤として、(a)ジチオカルバミン酸ニッケル0.1〜5重量%、(b)ジチオカルバミン酸亜鉛0.2〜30重量%及び(c)リン系添加剤0.2〜10重量%を含むことを特徴とするプロペラシャフト用グリース組成物を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明のグリース組成物における基油としては、従来グリースの基油として用いられている鉱油や合成油が使用されるが、酸化安定性に優れる基油が好ましい。鉱油としては、溶剤精製や水素化精製により得られる高精製パラフィン系鉱油が好適であり、合成油としては、ポリα−オレフィンオリゴマーや、ポリオールエステル、ポリグリコールエステル、二塩基酸エステル、リン酸エステルなどのエステル系油、アルキルベンゼン、アルキルナフタレンなどのアルキルアリール化合物、フェニルエーテルやパーフルオロポリアルキルエーテルなどのエーテル系油、シリコーン油などが挙げられる。これらの基油は、それぞれ単独で又は二種以上組み合わせて用いることができる。また、鉱油と合成油とを混合して使用することもできる。この基油の粘度としては特に制限はないが、通常40℃で5〜500mm2 /s、好ましくは20〜400mm2 /sの範囲の中から適宜選定される。
【0006】
本発明のグリース組成物においては、増ちょう剤として、滴点240℃以上のものが用いられる。この滴点が240℃未満では耐熱性が不充分であって、軟化によりグリース組成物が漏洩するなどの懸念がある。好ましい滴点は260℃以上であり、特に280℃以上が好ましい。
この増ちょう剤としては、上記滴点を有するものであればよく、特に制限されず、従来グリースに増ちょう剤として慣用されているものの中から、適宜選択して用いることができる。具体的には、リチウムコンプレックス系、カルシウムコンプレックス系、アルミニウムコンプレックス系、モノウレア、ジウレア、トリウレア、テトラウレア、ポリウレアなどのウレア系、カルシウムスルホネート系、シリカ、ベントンなどが用いられる。これらは、一種を単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよいが、150〜200℃の温度で熱硬化が少ないリチウムコンプレックス系増ちょう剤が好適である。
【0007】
本発明のグリース組成物においては、この増ちょう剤の含有量は、通常2〜40重量%の範囲で選定される。この含有量が2重量%未満では所望のちょう度が得られないおそれがあり、40重量%を超えると潤滑性能が低下する原因となる。ちょう度及び潤滑性能のバランスなどの面から、好ましい増ちょう剤の含有量は5〜30重量%の範囲であり、特に10〜23重量%の範囲が好ましい。
本発明のグリース組成物において用いられる粘度指数向上剤としては、従来公知のもの、例えばポリメタクリレート(PMA)系、エチレン−プロピレン共重合体(OCP)系、ポリイソブチレン系、スチレン−ブタジエン水添共重合体系などが挙げられる。これらは、一種を単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0008】
グリース組成物中の粘度指数向上剤の含有量は、通常0.5〜30重量%の範囲内で、その種類に応じて適宜選定される。例えば粘度指数向上剤がポリメタクリレート系及びエチレン−プロピレン共重合体系の場合、その含有量は1〜20重量%の範囲、ポリイソブチレン系及び低分子量エチレン−プロピレン共重合体系の場合は、5〜30重量%の範囲、スチレン−ブタジエン水添共重合体系の場合は、0.5〜10重量%の範囲で選定するのが好ましい。
各粘度指数向上剤の含有量が、前記範囲より少ないとそれを含有させた効果が充分に発揮されず、所望の特性を有するグリース組成物が得られないおそれがあり、また前記範囲より多いとグリースとしての性能バランスが悪くする場合がある。
【0009】
本発明のグリース組成物においては、潤滑性向上剤として、(a)ジチオカルバミン酸ニッケル(NiDTC)、(b)ジチオカルバミン酸亜鉛(ZnDTC)及び(c)リン系添加剤の組合わせが用いられる。
前記(a)成分のNiDTCとしては、例えば一般式(I)
【0010】
【化1】
【0011】
(式中、R1 及びR2 は、それぞれ炭素数3〜20のアルキル基又はアルケニル基を示し、それらはたがいに同一でも異なっていてもよい。)
で表されるジアルキルジチオカルバミン酸ニッケルを挙げることができる。
前記一般式(I)において、炭素数3〜20のアルキル基又はアルケニル基は、直鎖状、分岐状、環状のいずれであってもよい。このNiDTCの代表例としては、ニッケルジブチルジチオカーバメイトなどが挙げられる。
【0012】
この(a)成分のNiDTCは、一種を単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。また、グリース組成物中の含有量は、0.1〜5重量%の範囲で選定される。この含有量が0.1重量%未満では潤滑性能の向上効果が充分に発揮されず、所望の特性を有するグリース組成物が得られないし、5重量%を超えるとその量の割には効果の向上が認められず、むしろ経済的に不利となる。このNiDTCの好ましい含有量は、0.3〜3.0重量%の範囲であり、特に0.5〜1.5重量%の範囲が好ましい。
また、(b)成分のZnDTCとしては、例えば一般式(II)
【0013】
【化2】
【0014】
(式中、R3 及びR4 は、それぞれ炭素数3〜20のアルキル基又はアルケニル基を示し、それらはたがいに同一でも異なっていてもよい。)
で表されるジアルキルジチオカルバミン酸亜鉛を挙げることができる。
前記一般式(II)において、炭素数3〜20のアルキル基又はアルケニル基は、直鎖状、分岐状、環状のいずれであってもよい。このZnDTCの代表例としては、亜鉛ジブチルジチオカーバメイトなどが挙げられる。
この(b)成分のZnDTCは、一種を単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。また、グリース組成物中の含有量は、0.2〜30重量%の範囲で選定される。この含有量が0.2重量%未満では潤滑性能の向上効果が充分に発揮されず、所望の特性を有するグリース組成物が得られないし、30重量%を超えるとその量の割には効果の向上が認められず、むしろ経済的に不利となる。このZnDTCの好ましい含有量は、0.5〜10重量%の範囲であり、特に1〜6重量%の範囲が好ましい。
さらに、(c)成分のリン系添加剤としては、例えば一般式(III)
【0015】
【化3】
【0016】
(式中のR5 、R6 及びR7 はそれぞれ水素原子又は炭素数3〜20の炭化水素基であり、それらはたがいに同一であっても異なっていてもよいが、その中の少なくとも1つは炭素数3〜20の炭化水素基である)
で表されるリン酸エステル、あるいは一般式(IV)
【0017】
【化4】
【0018】
(式中のR8 、R9 及びR10はそれぞれ水素原子又は炭素数3〜20の炭化水素基であり、それらはたがいに同一であっても異なっていてもよいが、その中の少なくとも1つは炭素数3〜20の炭化水素基である)
で表される亜リン酸エステルを挙げることができる。
前記一般式(III)及び一般式(IV)において、R5 〜R10のうちの炭素数3〜20の炭化水素基としては、炭素数3〜20の直鎖状、分岐状若しくは環状のアルキル基又はアルケニル基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数7〜20のアルキルアリール基、炭素数7〜20のアリールアルキル基などを挙げることができる。このようなものの具体例としては、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、オクチル基、デシル基、ラウリル基、ミリスチル基、パルミチル基、ステアリル基、オレイル基、エイコシル基、フェニル基、キシリル基、ベンジル基、フェネチル基などが挙げられる。
【0019】
この(c)成分のリン系添加剤は、一種を単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。また、グリース組成物中の含有量は、0.2〜10重量%の範囲で選定される。この含有量が0.2重量%未満では潤滑性能の向上効果が充分に発揮されず、所望の特性を有するグリース組成物が得られないし、10重量%を超えるとその量の割には効果の向上が認められず、むしろ経済的に不利となる。このリン系添加剤の好ましい含有量は、0.4〜5重量%の範囲であり、特に0.6〜3重量%の範囲が好ましい。
【0020】
本発明のグリース組成物には、必要に応じ、従来グリースに慣用されているその他の添加剤、例えばジチオリン酸亜鉛(ZnDTP)や硫化オキシモリブデンジチオカーバメイト(MoDTC)などの潤滑性向上剤、無灰清浄分散剤、酸化防止剤、金属清浄剤、防錆剤、腐食防止剤、着色剤などを適宜添加することができる。
無灰清浄分散剤としては、例えば、こはく酸イミド系、こはく酸アミド系、ベンジルアミン系、エステル系のものなどがあり、酸化防止剤としては、例えば、アルキル化ジフェニルアミン、フェニル−α−ナフチルアミン、アルキルフェニル−α−ナフチルアミンなどのアミン系酸化防止剤、2,6−ジターシャリーブチルフェノール、4,4′−メチレンビス−(2,6−ジターシャリーブチルフェノール)などのフェノール系酸化防止剤などを挙げることができる。
【0021】
金属清浄剤としては、例えば、Ca−スルホネート、Mg−スルホネート、Ba−スルホネート、Ca−サリシレート、Mg−サリシレート、Ca−フェネート、Ba−フェネートなどがあり、防錆剤としては、例えばアルケニルこはく酸又はその部分エステルなどが挙げられる。
本発明のグリース組成物の調製方法としては特に制限はなく、従来グリースの調製に使用されている方法を用いることができる。例えば基油に所定の割合の増ちょう剤及び粘度指数向上剤を配合し、適当な温度に加熱して均質化したのち冷却し、次いでこれに三種の潤滑性向上剤及び所望により用いられる他の添加剤を、それぞれ所定の割合で配合することにより、本発明のグリース組成物が得られる。
【0022】
【実施例】
次に、本発明を実施例により、さらに詳細に説明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定されるものではない。
なお、各例で得られたグリース組成物の諸特性は、下記の要領に従って求めた。
(1)混和ちょう度、不混和ちょう度及び滴点
JIS K2220に準拠して、混和ちょう度、不混和ちょう度及び滴点を測定した。
(2)焼付き荷重
ASTM D5706に準拠してSRV試験を行った。すなわち、グリース組成物を塗布した円板上に鋼球を配置し、該鋼球に垂直方向の荷重と水平方向の振幅を与えて、摩擦係数μを計測する。荷重をステップ式に上昇させていき、摩擦係数が急上昇する荷重を焼付き荷重とし、耐焼付き性を評価した。
【0023】
(3)密閉加熱試験
JIS K2220のグリース酸化安定度試験機を用い、JIS K2220と同様にグリース組成物を充填し、ボンベ内に大気圧の空気を充填・密封後、140℃で240時間静置して、劣化グリース組成物を作製した。この劣化グリース組成物について、不混和ちょう度変化、混和ちょう度変化及び焼付き荷重変化を求めた。
(4)遠心分離試験
日立工機(株)製の超遠心分離機「Himac CP70G」を用い、容器内にグリース組成物を充填し、グリース組成物充填部分に、1.8×105 m2 /sの加速度を40℃で10時間与えた際、グリース組成物から分離した油分を重量比率で表した。
【0024】
実施例1、2及び比較例1〜11
第1表に示す組成を有するちょう度グレードNo.2のグリース組成物を調製し、諸特性を評価した。その結果を第1表に示す。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
(注)
鉱油:パラフィン系鉱油,40℃動粘度140mm2/s ,%CA 0.1%,硫黄分3ppm
Liコンプレックス:滴点300℃以上
粘度指数向上剤:スチレン系ポリマー
NiDTC:Niジブチルジチオカーバイト
ZnDTC:Znジアミジチオカーバイト
MoDTC:Moジオクチルジチオカーバイト
無灰系DTC:Vanderbilt社製 Vanlube7723
ZnDTP:Znジオクチルジチオフォスフェート
酸化防止剤:ジノニルジフェニルアミン
防錆剤:Caスルホネート
なお、増ちょう剤の量は、カルボン酸と、水酸化リチウム(1水和物)の和で示している。
【0028】
実施例3〜8及び比較例12
第2表に示す組成を有するちょう度グレードNo.2のグリース組成物を調製し、諸特性を評価した。その結果を第2表に示す。なお、参考のために市販のグリースA及びBの特性も第2表に併記した。
【0029】
【表4】
【0030】
【表5】
(注)
鉱油、粘度指数向上剤、NiDTC、ZnDTC、酸化防止剤及び防錆剤は、第1表の脚注と同じである。
合成油:エステル油(40℃の動粘度:100mm2/s )
ウレア系:滴点286℃
Caコンプレックス系:滴点254℃
Liコンプレックス系:滴点300℃以上
【0031】
実施例9〜16及び比較例13〜15
第3表に示す組成を有するちょう度グレードNo.2のグリース組成物を調製し、諸特性を評価した。その結果を第3表に示す。
【0032】
【表6】
【0033】
【表7】
【0034】
【表8】
(注)
鉱油、NiDTC、ZnDTC、酸化防止剤及び防錆剤は、第1表の脚注と同じである。
Liコンプレックス系:滴点300℃以上
Caコンプレックス系:滴点254℃
ウレア系:滴点281℃
PMA:ポリメタクリレート系
OCP:エチレン−プロピレン共重合体系
スチレン系ポリマー:スチレン−ブタジエン水添共重合体系
【0035】
【発明の効果】
本発明のグリース組成物は、高温、高速遠心力を受ける密封された環境下において、耐焼き付き性、酸化安定性及び油分離性などに優れ、高い潤滑性能を長期間維持できるなどの特性を有し、特にエンジンからの駆動力を車軸に伝達するための自動車のプロペラシャフトに取付けられているユニバーサルジョイントの潤滑剤として好適である。
Claims (4)
- 基油と、滴点240℃以上の増ちょう剤と、粘度指数向上剤を含むと共に、潤滑性向上剤として、(a)ジチオカルバミン酸ニッケル0.1〜5重量%、(b)ジチオカルバミン酸亜鉛0.2〜30重量%及び(c)リン系添加剤0.2〜10重量%を含むことを特徴とするプロペラシャフト用グリース組成物。
- 滴点240℃以上の増ちょう剤が、リチウムコンプレックス系のものである請求項1記載のプロペラシャフト用グリース組成物。
- 滴点240℃以上の増ちょう剤の含有量が、2〜40重量%である請求項1又は2記載のプロペラシャフト用グリース組成物。
- 粘度指数向上剤の含有量が、0.5〜30重量%である請求項1、2又は3記載のプロペラシャフト用グリース組成物。
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