JP4793435B2 - 後処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置から送られた用紙を集積して用紙束を形成し、形成した用紙束にステイプラにより綴じ処理を施す後処理装置に関する。
画像形成装置から送られた用紙を、所定のトレイに順次積載して所定の用紙枚数からなる用紙束を形成し、ステイプラを用いて形成した用紙束に綴じ針を打ち綴じ処理を行う後処理装置が知られている。
用紙束は通常、複数箇所で綴じられることが多い。例えば、綴じ処理を施した用紙束を綴じ位置で中折りをする工程が下流にある場合には、中折りをする折り線上の間隔を置いた2カ所に綴じ処理が施される。
この様な綴じ処理を行うため、複数台のステイプラによって用紙束を複数箇所で綴じる後処理装置が多用されてきた。しかしながら、複数台のステイプラを設けることは、綴じ位置変更への柔軟性やコスト面での問題があった。
このような状況に対応するために、1台のステイプラを移動させることにより用紙束の複数箇所に綴じ処理を施す後処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
ところが、このような後処理装置ではステイプラの移動に伴う新たな問題、例えば、ステイプラの移動手段に使用されているステッピングモータの脱調等によってステイプラが所定の綴じ位置まで移動しない場合があるという問題が生ずることになった。
予め設定した所定の綴じ位置で綴じ処理がなされない場合、品質上の問題はもちろんのこと、次の後処理、例えば中折り処理を施す際に不都合を起こす危険性がある。
従って、上述したようなステイプラを移動させる方式の後処理装置における制御は、所定の綴じ位置での綴じ処理が正しく実行されなかった、あるいは実行されないことが判明した時には、綴じ処理を中断し、画像形成装置に動作停止信号送るものであった。
その結果、このような不都合が発生する毎に、ユーザは、停止した後処理装置及び画像形成装置に必要な対応措置を取り、処理を再開させなければならず、綴じ処理を伴う画像形成作業の能率を著しく低下させていた。
特開2003−334803号公報
本発明は上述したような状況に鑑みてなされたもので、その目的は、1台のステイプラを移動させて用紙束の複数箇所に綴じ処理を施す後処理装置と画像形成装置とからなる画像形成システムの稼働率の低下を防止することにある。
上記課題は以下の発明を実現することにより達成される。
1.画像形成装置から送られた用紙を集積して用紙束を形成し、移動可能なステイプラにより前記用紙束の複数箇所に綴じ針を打つ綴じ処理部を備える後処理装置において、
前記ステイプラが前記綴じ針を打つ位置である予め設定した綴じ位置に在るか否かを検知する綴じ位置検知手段と、
前記綴じ位置検知手段から送られた検知信号を基に、1番目の綴じ処理後に1番目の綴じ位置が前記予め設定した綴じ位置であるか否かを判定し、前記予め設定した綴じ位置ではないという判定結果を得た場合には、以降の綴じ処理は行わずに前記用紙束を前記綴じ処理部の下流に送るように前記綴じ処理部を制御する制御部と
を有することを特徴とする後処理装置。
2.前記制御部は、
前記用紙束の最後の綴じ処理が完了した後に、前記画像形成装置に前記後処理装置への用紙の送り出しを許可する用紙送り出し許可信号を出すものであって、
前記1番目の綴じ処理を予め設定した綴じ位置ではない位置で行った場合には、前記1番目の綴じ処理が完了した後に前記用紙送り出し許可信号を出すことを特徴とする前記1に記載の後処理装置。
3.画像形成装置から送られた用紙を集積して用紙束を形成し、移動可能なステイプラにより前記用紙束の複数箇所に綴じ針を打つ綴じ処理部を備える後処理装置において、
前記ステイプラが前記綴じ針を打つ位置である予め設定した綴じ位置に在るか否かを検知する綴じ位置検知手段と、
前記綴じ位置検知手段から送られた検知信号を基に、1番目の綴じ位置が前記予め設定した綴じ位置であるか否かを判定し、前記予め設定した綴じ位置ではないという判定結果を得た場合、
前記用紙束を構成する用紙の枚数が、予め設定した設定枚数以上のときには1番目の綴じ処理を行い以降の綴じ処理は行わずに、また、前記予め設定した設定枚数未満のときには綴じ処理を行わずに前記用紙束を前記綴じ処理部の下流に送るように前記綴じ処理部を制御する制御部と
を有することを特徴とする後処理装置。
4.前記制御部は、
前記用紙束の最後の綴じ処理が完了した後に、前記画像形成装置に前記後処理装置への用紙の送り出しを許可する用紙送り出し許可信号を出すものであって、
前記1番目の綴じ位置が前記予め設定した綴じ位置にない場合には、
前記用紙束を構成する用紙の枚数が、
前記予め設定した設定枚数以上の場合には、1番目の綴じ位置における綴じ処理が完了した時に前記用紙送り出し許可信号を出し、
前記予め設定した設定枚数未満の場合には、綴じ処理を行わずに前記用紙束を前記綴じ処理部の下流に送ると共に、前記用紙送り出し許可信号を出すことを特徴とする前記3に記載の後処理装置。
5.前記予め設定した設定枚数を変更する操作表示部を有することを特徴とする前記3又は4に記載の後処理装置。
6.前記綴じ処理部の下流に前記用紙束に中折り処理を施す中折り部を配置したことを特徴とする前記1〜5の何れか1項に記載の後処理装置。
本発明により、1台のステイプラを移動させて用紙束の複数箇所に綴じ処理を施す後処理装置と、画像形成装置とからなる画像形成システムの稼働率の低下が防止される。
以下本発明の実施の形態例を図を基に説明する。なお、本発明は説明する実施の形態例に限定されるものではない。
図1は、画像形成システムの例を示す概念図である。
例示する画像形成システムは、画像形成装置G、後処理装置F1、断裁装置F2とから構成されている。
画像形成装置Gは、画像読取部1、画像書込部2、画像形成部3、給紙部4、定着部5、排紙部6、再給紙部7、制御部CGを備え、その上部に自動原稿送り装置Dを搭載している。
自動原稿送り装置Dの原稿台101に載置された原稿dは、原稿搬送部によって原稿排紙台102に搬送され、搬送中の原稿dの片面又は両面の画像は、光学系とイメージセンサを有する画像読取部1により読み取られる。
読み取りにより得られた画像信号には、変換、補正、圧縮等の処理が施され、制御部CGの有するメモリに画像データとして格納される。
画像書込部2は、レーザ光源、ポリゴンを含む光学系を有し、制御部CGから送られた出力情報に基づきレーザビームにより画像形成部3の感光体3Aの表面を走査露光し、感光体面上に潜像を形成する。
画像形成部3は、感光体3Aの周囲に帯電部、現像器、転写部、クリーニング部等を配置したものであり、画像書込部2によって感光体3Aに形成された潜像を現像器によって現像してトナー画像とする。
感光体面上に形成されたトナー画像は、転写部の作用によって給紙部4から送られた用紙Pに転写される。
トナー画像を担持した用紙Pは定着部5に送られ、加圧加熱されることによって、トナー画像の用紙Pへの定着がなされる。
定着部5による定着処理を終えた用紙Pは、ガイド部材、搬送ローラ等からなる排紙部6によって後処理装置F1に送られる。
用紙Pの裏面にも画像を形成する両面コピーの場合には、定着処理を終えた用紙Pは排紙部6のガイド部材によって再給紙部7に送られる。
再給紙部7に送られた用紙Pは反転された後、再度給紙部に送られ裏面の画像形成に供される。
後処理装置F1は、内部に綴じ処理部10、中折り部20、穿孔部30を有し、外部には排紙台40、給紙台50、大容量排紙台60を備えている。
後処理を行う必要がない用紙Pはそのまま、排紙台40又は大容量排紙台60に排紙され、後処理を施す必要がある用紙Pは所定の後処理を終えた後、大容量排紙台60又は断裁装置F2に送られる。
断裁装置F2は、後処理装置F1で中綴じ処理と中折りが処理なされ、冊子状態となって送られてきた用紙束の小口を断裁により揃える装置である。
後処理装置F1から送られてきた用紙束、即ち冊子は、その小口が断裁部70の刃71の下方に位置するように設定された位置にて停止する。
断裁により生じた紙片屑は、下方の紙片トレイ72に収容され、小口が揃えられた冊子は冊子収容トレイ80に順次載置される。
図2は、後処理装置F1を説明する図である。
矢印aで示すように画像形成装置Gから後処理装置F1に進行してきた用紙Pは、矢印b、矢印c、矢印fの何れかの矢印で示される用紙搬送路を進行する。
矢印bで示される用紙搬送路を進行する用紙Pは、すでに述べたように後処理の必要がないものであり、一方、矢印c又は矢印fで示される用紙搬送路を進行する用紙Pは、後処理が施されるものである。
矢印cを進行するように導かれた用紙Pの端部には穿孔部30によってファイル用の孔があけられ、穿孔された用紙Pは矢印hで示される用紙搬送路によって大容量排紙台60に排出される。
矢印fを進行するように導かれた用紙Pは綴じ処理部10の用紙積載台11に送られ、ジョブ毎に設定される所定の枚数に到達するまで順次積載され、用紙束となる。
形成された用紙束は、用紙束を矢印iの方向に移動させる用紙載置台11の移送動作により移動され、用紙束の先端部を規制する先端規制部材12により停止位置が決められ、停止する。
停止した用紙束の複数箇所には、図の奥行き方向に移動する綴じ処理部10のステイプラ13によって、綴じ針が打たれる。
先端部に綴じ針が打たれた用紙束の場合には、綴じ処理後の用紙束は矢印gで示す搬送路を経由して大容量排紙台60に送られ、順次積み重ねられる。
綴じ針によって用紙束を二分する線、即ち中折り線上に綴じ針が打たれた用紙束の場合には、綴じ処理後の用紙束は下方に送られ、綴じ針が打たれた位置が、折り板22の先端部に位置するように用紙束載置台21に載置される。
次いで、前記用紙束載置台21に載置された用紙束の綴じ位置は、矢印jの方向に移動する折り板22によって折りローラ23の間に押し込まれ、用紙束は、綴じ位置にて折り曲げられる。
このように用紙束に施した折り曲げ処理は、中折り処理と称され、中折りされた用紙束は、矢印kの方向に移送され既に説明した断裁装置F2に送られる。
図3は、ステイプラ13の概念図である。
本発明の後処理装置F1は、移動可能な1台のステイプラ13によって、用紙束の複数箇所に綴じ針を打ち、綴じ処理を行う。
なお、本発明は綴じ処理後の用紙束に中折り処理を施す後処理装置においてより高い効果を発揮するものであることから、綴じ処理後に中折り処理が伴うシステムを例に挙げて説明する。
ステイプラ13は、綴じ針を収容し、収容した綴じ針を1本ずつ押し出す機構を有するステッチャ部131と、用紙束を貫通して飛び出した綴じ針の先端を折り曲げるクリンチャ部132とを有する公知の装置である。
図中一点鎖線で示す用紙束PPは、綴じ針が打たれる線である中折り線がステイプラ13の綴じ位置になるように搬送され停止する。
ステイプラ13は、ガイド部材141、142、143、144に沿って用紙束PPの搬送方向yと直角をなす矢印x方向に、ステッチャ部131とクリンチャ部132が一体となって移動するものであり、前記中折り線上の複数箇所に綴じ針を打つ。
図4は、ステイプラ移動手段150を説明する図である。
ステイプラ移動手段150は、用紙搬送路の端部又は中央部に設定されたホームポジションにて待機状態にあるステイプラ13を、綴じ動作に先立ち綴じ位置に移動させる手段である。
ガイド部材141、142に導かれて移動するステイプラ13のステッチャ部131には、ステッチャ部131を移動させるステイプラ移動手段150のタイミングベルト151の一部が固定部材152によって固定されている。
又、前記タイミングベルト151上の前記固定部材152の近傍には、ステッチャ部131の位置を示す検知部材153が設けられており、前記検知部材153はステッチャ部131が綴じ動作を行うために停止する位置に設けられた綴じ位置検知手段154、155によって検知される。
また、前記検知部材153は、ステッチャ部131をホームポジションにて停止させるためのセンサであるホームポジション検知センサ(不図示)によっても検知される。
前記タイミングベルト151は駆動ホイル156を介してステッピングモータ(不図示)により図中矢印xで示すように往復移動する。
即ち、制御部CF1は、ステッピングモータを制御することにより、ステッチャ部の移動速度および移動量を制御することができる。
先ず、ステッピングモータを所定のパルス数だけ回転させ、ステッチャ部をホームポジションから1番目の綴じ処理を行うための1番目の綴じ位置に送り停止させ、1番目の綴じ処理が終了後、次の綴じ処理を行うための綴じ位置に送り停止させる。
すべての綴じ位置における綴じ処理が終了すると、ステッチャ部をホームポジションに戻し、停止させる。
上述の綴じ位置検知手段154、155は、ステッピングモータを制御することにより送られたステッチャ部が、正しい綴じ位置に停止しているか否かを検知するセンサであり、ステッピングモータの脱調等による停止位置のずれの発生の有無を検知するものである。
ステッチャ部131に対向して配置されたクリンチャ部132も同様な機構によりステイプラ移動手段150によって、ステッチャ部131と一体となって図3におけるガイド部材143、144に沿って移動する。
図5は、綴じ処理を施された用紙束を示す図である。
図5(a)は中折り線L上の2カ所に打たれた綴じ針STを示す図であり、図5(b)は、綴じ処理と中折り処理とが施された用紙束PPを示す図である。
図6は、後処理装置F1の制御関係を示すブロック図である。
制御部CF1はCPU、メモリMF1、入出力インターフェイス、駆動回路等を有するコンピュータシステムで、各制御はメモリMF1に格納されている所定のプログラムが実行させることにより行われる。
画像形成装置Gの制御部CG、断裁装置F2の制御部CF2も、後処理装置F1の制御部CF1とは規模は異なるが同様なコンピュータシステムであり、各制御部は通信手段TR1、2、3を介して情報交換を行うことができる。
なお、本図では、本発明の説明に直接関係しないブロックの記載が省略されている。
図7は、制御部CF1により行われる第1綴じ処理制御100の流れを示すフローチャートである。
綴じ処理を施すモードが設定されているジョブが実行され(ステップS1:Y)、用紙束が綴じ処理部10に形成されると、ステイプラ13をステイプラ移動手段150によって1番目の綴じ位置に移動させる(ステップS2)。
次いで、停止したステイプラ13によって綴じ針を用紙束に打ち込み綴じ処理を行う(ステップS3)。
綴じ位置検知手段154から送られた検知信号により、前記ステイプラ13の停止位置が予め設定した位置であることが明らかである場合には(ステップS4:Y)、ステイプラを2番目の綴じ位置に移動させる(ステップS5)。
なお、綴じ位置の検知は、本例ではステイプラの停止位置を検知することにより行っているが、これに限らず、綴じ処理後の綴じ針を検知することによって綴じ位置の検知を行っても良い。
綴じ位置検知手段155から送られた検知信号により、前記ステイプラ13の停止位置が2番目の綴じ位置として予め設定した位置であることが明らかである場合には(ステップS6:Y)、2番目の綴じ処理を実行する(ステップS7)。
2番目の綴じ処理を終えると、ステイプラ13をホームポジションに戻し(ステップS8)、用紙束を中折り部20に向けて送り出し、(ステップS10)、画像形成装置Gの制御部CGに用紙送り出し許可信号をだす(ステップS10)。
もし、ステップ4において、前記ステイプラ13の停止位置が予め設定した位置ではないと判定された場合には(ステップS4:N)、2番目の綴じ処理を実行せず、ステイプラ13をホームポジションに戻し(ステップS8)、用紙束を中折り部20に向けて送り出し、(ステップS10)、画像形成装置Gの制御部CGに用紙送り出し許可信号をだす(ステップS10)。
同様に、もしステップ6において、前記ステイプラ13の停止位置が予め設定した位置ではないと判定された場合にも(ステップS6:N)2番目の綴じ処理を実行せず、ステイプラ13をホームポジションに戻し(ステップS8)、用紙束を中折り部20に向けて送り出し、(ステップS10)、画像形成装置Gの制御部CGに用紙送り出し許可信号をだす(ステップS10)。
図8は、前記第1綴じ処理制御100と異なり、1番目の綴じ位置が予め設定した綴じ位置にない場合、用紙束を構成する用紙の枚数によって処理を変更する第2綴じ処理制御200の流れを示すフローチャートである。
綴じ処理を施すモードが設定されているジョブが実行され(ステップS21:Y)、用紙束が綴じ処理部10に形成されると、ステイプラ13をステイプラ移動手段150によって1番目の綴じ位置に移動させる(ステップS22)。
綴じ位置検知手段154から送られた検知信号により、前記ステイプラ13の停止位置が予め設定した位置であることが明らかである場合には(ステップS23:Y)、停止したステイプラ13によって綴じ針を用紙束に打ち込み綴じ処理を行い(ステップS24)、ステイプラを2番目の綴じ位置に移動させる(ステップS25)。
綴じ位置検知手段155から送られた検知信号により、前記ステイプラ13の停止位置が2番目の綴じ位置として予め設定した位置であることが明らかである場合には(ステップS26:Y)、2番目の綴じ処理を実行する(ステップS27)。
次いで、ステイプラ13をホームポジションに戻し(ステップS28)、用紙束を中折り部20に向けて送り出し、(ステップS29)、画像形成装置Gの制御部CGに用紙送り出し許可信号を出す(ステップS30)。
もし、ステップ23において、前記ステイプラ13の停止位置が予め設定した位置ではないと判定された場合には(ステップS23:N)、綴じ処理の対象である用紙束を構成している用紙Pの枚数が予め設定した設定枚数以上であるか否かを判定する(ステップS31)。
なお、前記設定枚数は、図6における操作表示部90によって、予め設定されるものであり、変更可能なものである。この設定枚数は用紙Pの厚さ、紙種を考慮して設定される。
ステップS31における判定の結果、用紙束を構成する用紙Pの枚数が予め設定した枚数PN以上であった場合には(ステップS31:Y)、1番目の綴じ処理を実行して(ステップS32)、2番目の綴じ処理を実行せず、ステイプラ13をホームポジションに戻し(ステップS28)、用紙束を中折り部20に向けて送り出し、(ステップS29)、画像形成装置Gの制御部CGに用紙送り出し許可信号を出す(ステップS30)。
また、ステップS31における判定の結果、用紙束を構成する用紙Pの枚数が予め設定した枚数PN未満であった場合には(ステップS31:N)、1番目の綴じ処理を実行せず、ステイプラ13をホームポジションに戻し(ステップS28)、用紙束を中折り部20に向けて送り出し、(ステップS29)、画像形成装置Gの制御部CGに用紙送り出し許可信号を出す(ステップS30)。
上述したステップS31において用紙束を構成する用紙Pの枚数が予め設定した枚数PN未満であると判定された後(ステップS31:N)、ステップ30に至る用紙束の処理は、用紙束を構成する用紙Pの枚数が予め設定した枚数PN未満であれば、次の処理工程である折り処理において支障を来すことがないという理由に基づくものである。
ステップ26において、2番目の綴じ位置が予め設定した位置ではないと判定された場合には(ステップS26:N)、2番目の綴じ処理を行わずに、ステイプラ13をホームポジションに戻し(ステップS28)、用紙束を中折り部20に向けて送り出し、(ステップS29)、画像形成装置Gの制御部CGに用紙送り出し許可信号を出す(ステップS30)。
以上、図7、図8のフローチャートで説明したように、本発明の後処理装置F1は、ある用紙束において綴じ処理が用紙束の予め設定した位置になされないことが判明した時にも、装置は停止させられることなく、次の用紙束の形成と綴じ処理を行うように制御される。
その結果、1台のステイプラを移動させて用紙束の複数箇所に綴じ処理を施す後処理装置と画像形成装置とからなる画像形成システムの稼働率の低下が防止される。
画像形成システムの例を示す概念図である。 後処理装置を説明する図である。 ステイプラの概念図である。 ステイプラ移動手段を説明する図である。 綴じ処理を施された用紙束を示す図である。 後処理装置の制御関係を示すブロック図である。 第1綴じ処理制御の流れを示すフローチャートである。 第2綴じ処理制御の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 綴じ処理部
13 ステイプラ
20 中折り部
90 操作表示部
150 ステイプラ移動手段
154、155 綴じ位置検知手段
CF1 制御部
F1 後処理装置
F2 断裁装置
G 画像形成装置
P 用紙

Claims (6)

  1. 画像形成装置から送られた用紙を集積して用紙束を形成し、移動可能なステイプラにより前記用紙束の複数箇所に綴じ針を打つ綴じ処理部を備える後処理装置において、
    前記ステイプラが前記綴じ針を打つ位置である予め設定した綴じ位置に在るか否かを検知する綴じ位置検知手段と、
    前記綴じ位置検知手段から送られた検知信号を基に、1番目の綴じ処理後に1番目の綴じ位置が前記予め設定した綴じ位置であるか否かを判定し、前記予め設定した綴じ位置ではないという判定結果を得た場合には、以降の綴じ処理は行わずに前記用紙束を前記綴じ処理部の下流に送るように前記綴じ処理部を制御する制御部と
    を有することを特徴とする後処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記用紙束の最後の綴じ処理が完了した後に、前記画像形成装置に前記後処理装置への用紙の送り出しを許可する用紙送り出し許可信号を出すものであって、
    前記1番目の綴じ処理を予め設定した綴じ位置ではない位置で行った場合には、前記1番目の綴じ処理が完了した後に前記用紙送り出し許可信号を出すことを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
  3. 画像形成装置から送られた用紙を集積して用紙束を形成し、移動可能なステイプラにより前記用紙束の複数箇所に綴じ針を打つ綴じ処理部を備える後処理装置において、
    前記ステイプラが前記綴じ針を打つ位置である予め設定した綴じ位置に在るか否かを検知する綴じ位置検知手段と、
    前記綴じ位置検知手段から送られた検知信号を基に、1番目の綴じ位置が前記予め設定した綴じ位置であるか否かを判定し、前記予め設定した綴じ位置ではないという判定結果を得た場合、
    前記用紙束を構成する用紙の枚数が、予め設定した設定枚数以上のときには1番目の綴じ処理を行い以降の綴じ処理は行わずに、また、前記予め設定した設定枚数未満のときには綴じ処理を行わずに前記用紙束を前記綴じ処理部の下流に送るように前記綴じ処理部を制御する制御部と
    を有することを特徴とする後処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記用紙束の最後の綴じ処理が完了した後に、前記画像形成装置に前記後処理装置への用紙の送り出しを許可する用紙送り出し許可信号を出すものであって、
    前記1番目の綴じ位置が前記予め設定した綴じ位置にない場合には、
    前記用紙束を構成する用紙の枚数が、
    前記予め設定した設定枚数以上の場合には、1番目の綴じ位置における綴じ処理が完了した時に前記用紙送り出し許可信号を出し、
    前記予め設定した設定枚数未満の場合には、綴じ処理を行わずに前記用紙束を前記綴じ処理部の下流に送ると共に、前記用紙送り出し許可信号を出すことを特徴とする請求項3に記載の後処理装置。
  5. 前記予め設定した設定枚数を変更する操作表示部を有することを特徴とする請求項3又は4に記載の後処理装置。
  6. 前記綴じ処理部の下流に前記用紙束に中折り処理を施す中折り部を配置したことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の後処理装置。
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