JP4793037B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、発熱部品及び非発熱部品が実装された基板が、放熱体に固定された電子機器に関する。
電子機器には、発熱部品及び非発熱部品が実装された基板を、アルミニウム製のブロックやヒートシンク等の放熱体(放熱部材)に取り付けることにより、発熱部品の熱を効率良く放熱するようにしたものがある。例えば、車載用の発熱の大きいパワー素子が実装される基板には、放熱性の高い金属基板が用いられることがある。
そして、図7(a),(b)に示すように、金属基板51は、アルミニウム製のコア52上に樹脂製の絶縁層53が設けられるとともに、絶縁層53上に図示しないCu(銅)の回路パターンが形成され、パワー素子(発熱部品)54やチップ部品(非発熱部品)55等が実装される。金属基板51は、アルミニウム製の放熱体としての筐体56の座部57に装着され、例えば、3点でねじ58により固定される。この際、金属基板51の裏面と座部57との間に生じる微細な空隙を埋め、放熱性を確保するために、両者間にシリコングリース59が塗布される。
また、図8(a),(b)に示すように、発熱性素子61が載置された基板62を備えた発熱性電子部品63が、オイルコンパウンド64を介して放熱部材65にボルト66で固定された電子機器において、発熱性電子部品63の放熱部材65への取り付け面に溝67が形成された構成が開示されている(特許文献1参照)。オイルコンパウンド64は、溝67で複数に分割された前記取り付け面のうち、発熱性素子61の直下付近に位置する箇所に塗布されている。この構成により、オイルコンパウンド64の適正な塗布範囲を決定できるとともに余分なオイルコンパウンド64が発熱性電子部品63の外側にはみ出すことを防止でき、外観品質が向上するとともに作業性が向上する。
特開2004−221111号公報
近年、チップ部品55の実装に鉛を含まない鉛フリー半田を使用することが進められている。しかし、鉛フリー半田は鉛を含む共晶半田に比較して展性が低く脆いため、鉛フリー半田を使用してチップ部品55を実装した場合、半田接合部にかかる応力の影響を受け易くなる。
一方、パワー素子54及びチップ部品55が実装された金属基板51が座部57に固定された電子機器では、金属基板51の裏面及び座部57の表面は平坦ではなく凹凸が存在するため、単に金属基板51が座部57に固定された状態では、金属基板51は凸部で座部57に当接することになり、接触面積が小さく熱伝導性が悪くなる。そのため、シリコングリース59(熱伝導性オイル)が金属基板51と座部57との間に塗布される。しかし、シリコングリース59が塗布された状態で、金属基板51がねじ58により座部57に固定されると、金属基板51と座部57との間に存在するシリコングリース59の影響で金属基板51が反り、金属基板51に実装されたチップ部品55に応力が生じる。その結果、特に冷熱衝撃試験において、チップ部品55の半田接合部に掛かる応力が大きくなる。そして、前記共晶半田を使用した場合には、クラックの発生に伴う破断が起きない冷熱衝撃試験条件でも、鉛フリー半田を使用すると破断が起こり易くなる。
また、特許文献1には発熱性電子部品63の取り付け面に溝67を設けることで余分なオイルコンパウンド64が発熱性電子部品63の外側にはみ出すことを防止できる旨は記載されている。しかし、本願発明で問題としている基板の反りに起因する応力により、基板上に搭載されたチップ部品の半田接合部にクラックが生じることに対する対策に関しては何ら記載がなく、それを示唆する記載もない。
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、発熱部品及び非発熱部品が実装された基板が、放熱体との間に熱伝導性オイルが介在する状態で放熱体に固定された電子機器において、非発熱部品への応力の影響を抑制して、実装に鉛フリー半田が使用される場合にも対応することができる電子機器を提供することにある。
前記の目的を達成するため請求項1に記載の発明は、発熱部品が実装されるとともに前記発熱部品よりも発熱量の小さいセラミックコンデンサ又はチップ抵抗が非発熱部品として半田を介して実装された基板を備え、該基板が放熱体との間に熱伝導性オイルを介して前記放熱体に固定された電子機器において、前記基板と前記放熱体との間であって、前記非発熱部品の直下の位置又は前記発熱部品及び前記非発熱部品の間の部分の直下の位置に前記熱伝導性オイルの侵入可能な隙間を備え、該隙間の存在により前記非発熱部品の半田フィレットにおけるクラックの発生が抑制されている。ここで、「熱伝導性オイル」の「オイル」なる記載は、流動性と粘性を共に有する物体を意味し、所謂油に限らない。
この発明では、発熱部品が発熱した場合、その熱は基板及び熱伝導性オイルを介して放熱体へと伝達されて発熱部品が冷却される。また、基板と放熱体との対向面が平坦ではなく凹凸が存在するため、熱伝導性オイルが非発熱部品と対応する位置に存在した状態では基板に反りが発生し、非発熱部品に応力が生じて悪影響を及ぼす。例えば、非発熱性部品が基板に半田実装されている場合は、半田接合部にクラックが発生する場合がある。そして、冷熱衝撃試験を行うと、応力が大きくなる。しかし、この発明では、基板と放熱体との間における、非発熱部品と対応する位置又は前記発熱部品及び前記非発熱部品の間と対応する位置に前記熱伝導性オイルの侵入可能な隙間が存在するため、発熱部品と対応する位置に塗布された熱伝導性オイルが非発熱部品と対応する位置に侵入しても、隙間に溜まるだけなので応力が加わらない。その結果、熱伝導性オイルが、非発熱部品と対応する位置に存在することに起因する非発熱部品への応力の影響を抑制して、実装に鉛フリー半田が使用される場合にも対応することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記発熱部品の前記放熱体側への熱経路の一部を少なくとも残し、かつ前記非発熱部品の少なくとも一つの直下の位置に前記隙間が形成されている。非発熱部品には応力の影響を受け難いものもあり、そのような非発熱部品と応力の影響を受け易い非発熱部品が混在する状態の場合は、全ての非発熱部品と対応する位置に隙間を形成する必要はないため、非発熱部品の少なくとも一つの直下の位置に隙間を形成することで対応できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記隙間は、前記放熱体側に形成された凹部で構成されている。隙間は基板側、放熱体側又は両者に凹部を形成することで構成できる。しかし、一般に基板は放熱体に比較して厚さが薄く、場合によっては内部に回路を備えているため凹部を自由に形成することが難しい場合がある。それに対して放熱体側に設ける場合は、そのような制約がなく凹部を自由に形成することができる。また、凹部と対応する位置における基板の裏面、即ち放熱体との対向面に非発熱部品を実装することも可能になる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記非発熱部品は複数設けられ、前記隙間は全ての前記非発熱部品の直下の位置に形成されている。従って、この発明では、非発熱部品が応力の影響を受け易いか否かを判断することなく使用することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記非発熱部品は複数設けられ、前記隙間は複数の前記非発熱部品の直下の位置を跨るように形成されている。隙間は各非発熱部品と対応する位置にのみ設けてもよい。しかし、この発明のように、隙間が複数の非発熱部品の直下の位置を跨るように形成されている場合は軽量化に寄与するとともに、基板及び放熱体の対向面の凹凸の悪影響が少なくなる。
請求項6に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記隙間は、前記発熱部品の直下の位置を除いた位置に形成されている。従って、この発明では、発熱部品が発熱した場合、その熱は発熱部品の基板との対向面の全面から効率良く、基板及び熱伝導性オイルを介して放熱体へと伝達されて発熱部品の冷却が良好に行われる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記隙間は、前記発熱部品の熱経路の部分を残した形状に形成されている。従って、この発明では、発熱部品の発熱時に放熱が良好に行われるとともに、軽量化により寄与することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記隙間は、前記発熱部品の直下の位置を囲む形状の溝部として形成されている。従って、この発明の電子機器は、基板を放熱体に固定する際に、前記溝部の内側に熱伝導性オイルを塗布した状態で固定すると、熱伝導性オイルの塗布量が適正量より多少多くても、溝部に保持されて非発熱体と対応する位置に熱伝導性オイルが拡がることが回避される。従って、熱伝導性オイルが、非発熱部品の直下の位置に存在することに起因する非発熱部品への応力の影響を抑制して、実装に鉛フリー半田が使用される場合にも対応することができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の発明において、前記基板は、前記放熱体にねじにより固定されている。従って、この発明では、基板の放熱体に対する固定をリベットや接着剤等で行う場合に比較して、確実に固定できかつ簡単に行うことができる。
本発明によれば、発熱部品及び非発熱部品が実装された基板が、放熱体との間に熱伝導性オイルを介して放熱体に固定された電子機器において、非発熱部品への応力の影響を抑制して、実装に鉛フリー半田が使用される場合にも対応することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1及び図2にしたがって説明する。なお、図1及び図2は、発熱部品、非発熱部品、基板、放熱体の構成を模式的に示したものであり、図示の都合上、一部の寸法を誇張して分かり易くするために、それぞれの部分の幅、長さ、厚さ等の寸法の比は実際の比と異なっている。また、別の実施形態においても同様である。
図1(a)に示すように、電子機器を構成する放熱体11には、基板を固定する位置に複数の凸部12a,12bを有する座部12が設けられている。ここで、「座部」とは、放熱体11の基板が取り付けられる箇所を意味する。基板としての金属基板13は、凸部12aとの間に熱伝導性オイルとしてのシリコングリース14が介在する状態で、締結具としてのねじ15により凸部12bに締め付け固定されている。放熱体11はアルミダイカストで形成されている。
金属基板13は、アルミニウム製のコア13aの上面に絶縁層13bが形成され、絶縁層13b上に図示しない回路パターンが形成されている。絶縁層13bは例えばエポキシ樹脂で形成され、回路パターンは銅(Cu)で形成されている。なお、ねじ15は、座部12に締結されることにより回路のGND(接地)を行う役割も果たしている。
金属基板13には発熱部品16及び非発熱部品17が実装されている。発熱部品16としては、例えば、パワーMOS素子が実装され、非発熱部品17としては、例えば、セラミックコンデンサやチップ抵抗等のチップ部品が実装されている。非発熱部品17は、半田18(図1(a)及び図2に図示)を介して実装されている。半田18として鉛フリー半田が使用されている。鉛フリー半田としては、インジウム(In)含有半田が使用されており、例えば、Ag:3.5wt%、Bi:0.5wt%、In:8.0wt%で残りがSnの組成のものが使用されている。
図1(b)に示すように、金属基板13は矩形状に形成され、3点でねじ止めされている。ねじ15による締め付け箇所は金属基板13の二隅と、二隅の存在する辺と平行な辺の中央に設定されている。発熱部品16は、金属基板13の長手方向における中央部において、ねじ15が設けられた辺と直交する一対の各辺の部分に1個ずつ実装されている。
非発熱部品17は、金属基板13の中央、即ち両発熱部品16に挟まれる位置と、両発熱部品16の配設位置を挟みねじ15が設けられた辺と平行な領域とに実装されている。
図1(a)及び図1(c)に示すように、座部12には、放熱体11と金属基板13との間の非発熱部品17と対応する位置全てに、シリコングリース14の侵入可能な隙間を形成する凹部20が設けられている。具体的には、図1(c)に鎖線で示す従来の矩形状の部分から、発熱部品16と対応する2箇所に凸部12aが残り、ねじ15と対応する3箇所に凸部12bとが残るように凹部20が設けられている。各凸部12bにはねじ穴21が形成されている。即ち、非発熱部品17は複数設けられ、シリコングリース14の侵入可能な隙間は、複数の非発熱部品17に跨るように形成されている。
また、凸部12aは四角錐台状に形成され、凸部12bは略円錐台状に形成されている。凸部12aは、図1(d)に示すように、発熱部品16と対応する部分において、発熱部品16の熱経路の部分を残した形状に形成されている。即ち、金属基板13の裏面(底面)と四角錐台の斜面との成す角θが45度になるように形成されている。そして、凸部12aの先端にシリコングリース14が塗布された状態で、金属基板13が放熱体11に固定されている。なお、図1(d)において、金属基板13の発熱部品16と対応する位置に二点鎖線で示す斜線は、金属基板13における熱経路の境界を示し、斜線の内側が熱経路となる。
次に前記のように構成された電子機器の作用を説明する。金属基板13を座部12に固定する際には、各凸部12aの上面に適量のシリコングリース14を、例えば、シリンジを使用して塗布した後、金属基板13をねじ15により放熱体11に固定する。シリコングリース14の塗布が必要な箇所は、発熱部品16の熱経路と対応する位置のみである。しかし、従来は座部12の金属基板13と対向する面の面積が大きく、シリコングリース14を塗布する際に、塗布位置及び塗布厚(重量)を正確に制御することは困難であるため、シリコングリース14が確実に発熱部品16と対応する位置に必要量塗布されるように多めに塗布していた。そのため、金属基板13の発熱部品16と対応する位置以外の部分に広く拡がるのを避けることはできなかった。
そして、シリコングリース14が非発熱部品17と対応する部分における座部12と金属基板13との間に存在する状態でねじ15による締め付けが行われる。座部12の表面及び金属基板13の裏面は平坦ではなく、凹凸が存在する状態であり、シリコングリース14が存在する状態でねじ15による締め付けが行われると、金属基板13が反った状態になって、金属基板13に実装された非発熱部品17に応力が生じる。その結果、特に冷熱衝撃試験において、非発熱部品17の半田接合部に掛かる応力が大きくなる。そして、共晶半田を使用した場合には、半田フィレットにおけるクラックの発生に伴う破断が起きない冷熱衝撃試験条件(例えば、+90℃及び−40℃での3000回繰り返し)では、鉛フリー半田を使用すると破断が起こる。特に、ねじ15の締め付け位置を結ぶ直線上に対応する位置に実装された非発熱部品17において影響が大きい。
しかし、この実施形態では、シリコングリース14は、発熱部品16と対応する凸部12aに塗布するだけで済み、塗布量が多い場合でも、金属基板13がねじ15で放熱体11に固定される際に余分な量が凹部20へ移動するため、必要な箇所に適正な厚さで均一に塗布することが容易になる。そして、シリコングリース14が非発熱部品17と対応する部分における座部12と金属基板13との間に存在しないため、金属基板13あるいは座部12の凹凸に起因するねじ15の締め付け時の変形応力を低減することができる。また、冷熱衝撃試験(+90℃及び−40℃での3000回繰り返し)で、クラックの発生に伴う破断の発生が回避された。
また、シリコングリース14がねじ穴21に侵入すると、ねじ15で金属基板13を締め付け固定した状態で導通不良が生じる虞があるため、座部12のねじ締め部(ねじ穴)の周囲には溝を設けてあったが、シリコングリース14の塗布量が多すぎると、シリコングリース14が溝を越えてねじ穴21に侵入する虞があった。しかし、この実施形態の構成では、凸部12a,12bの周囲には従来の溝より大きな凹部20が存在するため、凸部12aに塗布されたシリコングリース14の量が多すぎても、シリコングリース14が凸部12bのねじ穴21に侵入する虞はなく、ねじ15を締め付けた状態で導通不良が生じることが確実に回避される。
また、発熱部品16と対応する部分及びねじ15と対応する部分以外の座部12に凹部20を設けることは、図2に誇張して示すように、金属基板13裏面の微細な凸部13cが凹部20に収容されることになる。その結果、非発熱部品17と対応する部分における座部12と金属基板13との間に存在するシリコングリース14の悪影響を低減する他に、複数のねじ15の締め付け部を結ぶ仮想線と対応する位置において金属基板13裏面の凸部13cが座部12に当接することに起因する変形応力を低減することができる。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)発熱部品16及び非発熱部品17が実装された金属基板13が、放熱体11との間にシリコングリース14を介して放熱体11に固定された電子機器において、非発熱部品17と対応する位置にシリコングリース14の侵入可能な隙間を構成する凹部20が形成されている。従って、発熱部品16と対応する位置に塗布されたシリコングリース14が非発熱部品17と対応する位置に侵入しても、隙間に溜まるだけなので応力が加わらない。その結果、シリコングリース14が、非発熱部品17と対応する位置に存在することに起因する非発熱部品17への応力の影響を抑制して、実装に鉛フリー半田が使用される場合にも対応することができる。また、金属基板13を放熱体11に固定するねじ15が螺合するねじ穴21にシリコングリース14が侵入するのを阻止するために、ねじ穴21の周囲に別途溝を設ける必要がない。
(2)凹部20は、放熱体11側に形成されている。隙間は放熱体11及び金属基板13の少なくとも一方に凹部を形成することで構成できる。しかし、一般に金属基板13は放熱体11に比較して厚さが薄く、場合によっては内部に回路を備えているため凹部20を自由に形成することが難しい場合がある。ところが、放熱体11側に設ける場合は、そのような制約がなく凹部20を自由に形成することができる。また、凹部20と対応する位置における金属基板13の裏面、即ち放熱体11との対向面に非発熱部品17を実装することも可能になる。
(3)非発熱部品17は複数設けられ、凹部20は非発熱部品17の全てと対応する位置に形成されている。非発熱部品17の種類によっては応力の影響を受け難いものもあり、そのような非発熱部品17と応力の影響を受け易い非発熱部品17が混在する場合は、全ての非発熱部品17と対応する位置に隙間を形成する必要はない。しかし、全ての非発熱部品17と対応する位置に隙間を形成した場合は、非発熱部品17が応力の影響を受け易いか否かを判断することなく使用することができる。
(4)非発熱部品17は複数設けられ、凹部20は複数の非発熱部品17に跨るように形成されている。凹部20は各非発熱部品17と対応する位置にのみ設けてもよい。しかし、凹部20が複数の非発熱部品17に跨るように形成されている場合は、軽量化により寄与するとともに、金属基板13及び放熱体11の対向面の凹凸の悪影響が少なくなる。
(5)凹部20は、発熱部品16の金属基板13との対向面の全面と対応する部分を除いた部分に形成されている。従って、発熱部品16が発熱した場合、その熱は発熱部品16の金属基板13との対向面の全面から効率良く、金属基板13及びシリコングリース14を介して放熱体11へと伝達されて発熱部品16の冷却が良好に行われる。また、シリコングリース14の塗布が必要な位置に適正量を容易に塗布することができる。
(6)凹部20は、発熱部品16の熱経路の部分を残した形状に形成されている。従って、発熱部品16の発熱時に放熱が良好に行われるとともに、軽量化により寄与できる。
(7)金属基板13は、放熱体11にねじ15により固定されている。従って、金属基板13の放熱体11に対する固定をリベットや接着剤等で行う場合に比較して、確実に固定できかつ簡単に行うことができる。
(8)非発熱部品17は、金属基板13に対して半田18を介して実装され、凹部20の存在により半田フィレットにおけるクラックの発生が抑制されている。従って、金属基板13に非発熱部品17を半田実装する電子機器に好適に対応することができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 図3(a)に示すように、凹部20を座部12の各非発熱部品17と対応する箇所にのみ形成してもよい。また、図3(b)に示すように、座部12の各非発熱部品17と対応する箇所及びそれらを連続させる箇所に凹部20を形成してもよい。
○ 凸部12aの形状は、発熱部品16の熱経路に対応した四角錐台形状に限らず、図4(a)に示すように、発熱部品16の熱経路より大きな四角柱形状としてもよい。
○ 図4(b),(c)に示すように、凸部12aの先端の幅が発熱部品16の底面の幅と等しい四角錐台形状あるいは四角柱形状としたりしてもよい。この場合、軽量化により寄与できる。また、必要な放熱性を確保できれば、凸部12aの先端の幅が発熱部品16の底面の幅より狭い四角錐台形状あるいは四角柱形状としてもよい。
○ 凹部20の深さは座部12の高さ(突出量)と同じ値に限らず、それより大きくても、小さくてもよい。
○ 金属基板13と放熱体11との間に形成される隙間を構成する凹部20を金属基板13側に設けてもよい。例えば、図5(a)に示すように、凹部20を発熱部品16の熱経路に対応する部分に接する形状や、図5(b)に示すように、発熱部品16の熱経路に対応する部分より外側に位置する形状や、図5(c)に示すように、発熱部品16と対向する部分を四角柱形状に残すように形成してもよい。これらの場合、放熱体11は従来と同様に形成して、金属基板13を加工することで対応できる。
○ 金属基板13と放熱体11との間における非発熱部品17と対応する位置に隙間を形成せずに、発熱部品16及び非発熱部品の間と対応する位置にシリコングリース14の侵入可能な隙間を設けてもよい。例えば、図6(a),(b)に示すように、前記隙間は、発熱部品16と対応する部分を囲む形状の溝部22として形成してもよい。この実施形態の電子機器も、金属基板13を放熱体11に固定する際に、溝部22の内側にシリコングリース14を塗布した状態で固定すると、シリコングリース14の塗布量が適正量より多少多くても、溝部22に保持されて非発熱部品17と対応する位置にシリコングリース14が拡がることが回避される。従って、シリコングリース14が、非発熱部品17と対応する位置に存在することに起因する非発熱部品17への応力の影響を抑制して、実装に鉛フリー半田が使用される場合にも対応することができる。
○ 溝部22は発熱部品16と対応する部分を囲む形状に限らず、図6(c)に示すように、両端が座部12の側面に開放される略U字状の形状としたり、図6(d)に示すように、中央に非発熱部品17が配置されていない場合は、溝部22の両端が座部12の側面に開放されるように延びる2本の直線状としたりしてもよい。
○ 凹部20を放熱体11及び金属基板13の両方に設けて、隙間が放熱体11及び金属基板13に跨るように形成してもよい。
○ 金属基板13の放熱体11に対する固定は、3点で固定する構成に限らず、2点あるいは4点以上で固定してもよい。
○ 発熱部品16及び非発熱部品17の数は前記実施形態に限らず、それぞれ1個以上あればよく、配置も適宜変更してもよい。
○ 金属基板13の放熱体11に対する固定は、ねじ15に限らず、リベットや接着剤で行ってもよい。
○ 放熱体11は、放熱体11の金属基板13の取り付け側の面から座部12が突設されずに、座部12とその他の面とが同じ平面上に存在する構成であってもよい。しかし、放熱体11をダイカストで形成した後、座部12は切削、面出しされるので、座部12が他の面より突出している方が好ましい。
○ 鉛フリー半田として使用されるインジウム(In)含有半田は、Ag、Bi、In及びSnの組成が前記実施形態と異なる値のものを使用してもよい。また、鉛フリー半田としてインジウム(In)含有半田以外のものを使用してもよい。
一実施形態を示し、(a)は放熱体及び金属基板等の関係を示す概略正面図、(b)は概略平面図、(c)は放熱体の概略平面図、(d)は発熱部品付近の部分概略拡大図。 作用を説明する模式正面図。 (a),(b)は別の実施形態における放熱体の概略平面図。 (a)〜(c)は別の実施形態における発熱部品付近の部分概略拡大図。 (a)〜(c)は別の実施形態における発熱部品付近の部分概略拡大図。 (a)は別の実施形態の概略平面図、(b)は(a)のB−B線概略断面図、(c),(d)は別の実施形態の概略平面図。 (a)は従来技術の概略平面図、(b)は概略正面図。 (a)は従来技術の概略断面図、(b)は概略正面図。
符号の説明
11…放熱体、13…基板としての金属基板、14…熱伝導性オイルとしてのシリコングリース、15…ねじ、16…発熱部品、17…非発熱部品、18…半田、20…凹部、22…溝部。

Claims (9)

  1. 発熱部品が実装されるとともに前記発熱部品よりも発熱量の小さいセラミックコンデンサ又はチップ抵抗が非発熱部品として半田を介して実装された基板を備え、該基板が放熱体との間に熱伝導性オイルを介して前記放熱体に固定された電子機器において、
    前記基板と前記放熱体との間であって、前記非発熱部品の直下の位置又は前記発熱部品及び前記非発熱部品の間の部分の直下の位置に前記熱伝導性オイルの侵入可能な隙間を備え、該隙間の存在により前記非発熱部品の半田フィレットにおけるクラックの発生が抑制されていることを特徴とする電子機器。
  2. 前記発熱部品の前記放熱体側への熱経路の一部を少なくとも残し、かつ前記非発熱部品の少なくとも一つの直下の位置に前記隙間が形成されている請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記隙間は、前記放熱体側に形成された凹部で構成されている請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記非発熱部品は複数設けられ、前記隙間は全ての前記非発熱部品の直下の位置に形成されている請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の電子機器。
  5. 前記非発熱部品は複数設けられ、前記隙間は複数の前記非発熱部品の直下の位置を跨るように形成されている請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の電子機器。
  6. 前記隙間は、前記発熱部品の直下の位置を除いた位置に形成されている請求項2に記載の電子機器。
  7. 前記隙間は、前記発熱部品の熱経路の部分を残した形状に形成されている請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記隙間は、前記発熱部品の直下の位置を囲む形状の溝部として形成されている請求項1に記載の電子機器。
  9. 前記基板は、前記放熱体にねじにより固定されている請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の電子機器。
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