JP4792970B2 - 画像表示装置、網膜走査型画像表示装置及びハーフミラー - Google Patents

画像表示装置、網膜走査型画像表示装置及びハーフミラー Download PDF

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本発明は、画像表示装置、網膜走査型画像表示装置及びハーフミラーに関するものであり、特に、ユーザの一方の眼の前方にハーフミラーが設けられた画像表示装置、網膜走査型画像表示装置及びハーフミラーに関する。
従来、画像を表示するための画像表示装置には、画像に関する画像信号に応じて出射される画像光や、外界からの外光などによって、画像を表示させるとともに、外界の様子を視認可能とする装置がある。
このような画像表示装置においては、例えば、特許文献1に示すように、出射された画像光が、鏡によって反射され、レンズ、眼鏡レンズを介して、ユーザの眼に導かれる装置が開示されている。また、この鏡によって反射された画像光は、レンズ、眼鏡レンズに導かれるが、外界の外光がこのレンズを介することなく、眼鏡レンズを介して、ユーザの眼に導かれることとなる。
また、このような特許文献1に示す画像表示装置とは異なり、図11に示すように、画像に関する画像信号に応じて装置902から出射される画像光Z2を反射させるとともに、外界からの外光Z1を透過させるハーフミラー904などが含まれ、それら外光Z1、画像光Z2をユーザの眼の網膜に導き、画像を表示させる画像表示装置900がある。特に、このハーフミラー904は、上述した装置902から出射される画像光Z2を反射させるとともに、外界からの外光Z1を透過させるため、ユーザ906の少なくとも一方の眼の前方に配設され、更には、ユーザの側方などに配設された装置902からの画像光Z2を反射させるために、ユーザ906に対して斜め向きに配設されている。また、図11に示す画像表示装置900は、特許文献1に示す画像表示装置とは異なり、画像信号に応じた画像や外界の様子が同じ領域上で視認可能となる。また、図12に示すように、眼鏡を掛けることなく装着可能な画像表示装置910もあり、片耳と鼻とで装置902を支持させることができる。
特表2001−522064号公報
しかしながら、上述したような画像表示装置では、ハーフミラー904が、ユーザの眼の前方に、更には、ユーザに対して斜めに配設されているため、ハーフミラー904の端部904aが、眼鏡のレンズや(図11参照)ユーザの眼(図12参照)に向かっていることとなり、ユーザの眼や眼鏡のレンズに対する安全を施すことが望まれている。
本発明は、上述したような課題に鑑みてなされたものであり、ユーザの眼や眼鏡のレンズに対する安全性を向上させることができる画像表示装置、網膜走査型画像表示装置及びハーフミラーを提供することを目的とする。
以上のような目的を達成するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
すなわち、請求項1記載の本発明では、ユーザの頭部側部に位置するように、ユーザの頭部に装着される装着部に対して取り付けられ、画像信号に応じて画像光を出射する出射装置と、前記装着部と別体に構成され、外部に露呈した状態でユーザの一方の眼の前方に位置し、ユーザの視線方向に対して斜めになるように、前記出射装置にユーザの眼に遠い外端部が取付けられ、前記出射装置から出射された前記画像光をユーザの眼に向かって反射させるハーフミラーと、を備え、前記ハーフミラーに光を反射させることによって画像を表示する画像表示装置において、ユーザの両方の眼用に前記出射装置と前記ハーフミラーとが設けられ、前記ハーフミラーにおけるユーザの眼に近い内端部に、ユーザの眼を保護するための保護部が設けられ、前記保護部は、各前記ハーフミラーの間を接続するように、各前記ハーフミラーと一体に形成され、ユーザの鼻によって支持される支持部が形成されていることとした。
また、請求項記載の本発明では、請求項1に記載の画像表示装置において、前記保護部のユーザ側の面は、ユーザに対して平行な面であることを特徴とする。
また、請求項記載の本発明では、請求項1又は2に記載の画像表示装置であって、画像信号に応じて変調された光を走査させて前記ハーフミラーに対して出射させることで、ユーザの少なくとも一方の眼の網膜に画像を投影表示する網膜走査型画像表示装置とした。
また、請求項記載の本発明では、ユーザに装着される装着部に取り付けられることでユーザの頭部側部に位置し、画像信号に応じて画像光を出射し、ユーザの両方の眼に対応して設けられる出射装置に夫々取付けられており、ユーザの一方の眼の前方において、ユーザの視線方向に対して斜めになるように、外部に露呈した状態で前記出射装置にユーザの眼に遠い外端部が取付けられ、前記出射装置から出射された前記画像光をユーザの眼に向かって反射させるハーフミラーにおいて、ユーザの眼を保護し、ユーザの鼻によって支持される支持部が形成される保護部を、各前記ハーフミラーの間を接続するように、各前記ハーフミラーと一体に形成したことを特徴とするハーフミラーとした。
請求項1、3又は4に記載の発明によれば、ユーザの一方の眼の前方に、ユーザに対して斜めに設けられたハーフミラーにおけるユーザの眼に近い内端部に、ユーザの眼を保護するための保護部が設けられたため、ハーフミラーの端部によるユーザの眼や眼鏡のレンズに対する危険を除去することによって、ユーザの眼に対する安全性を向上させることができる。もちろん、ハーフミラーに対する恐怖心を取り除くこともできる。
また、保護部には、ユーザの鼻によって支持される支持部が形成された。従って、保護部とは別の過度な支持部材が必要なく、保護部に形成された支持部によって保護部、ハーフミラーを支持することができる。また、保護部とは別の支持部材とともに用いることによって、安定性を向上させることができる。
さらに、ユーザの両方の眼用に前記出射装置と前記ハーフミラーとが設けられ、前記保護部は、各前記ハーフミラーの間を接続するように、各前記ハーフミラーと一体に形成されている。従って、ユーザの両方の眼で画像を視認可能とすることができる。また、ユーザの眼に対する安全性を向上させるとともに、組み立てが容易にすることができ、部品点数を減少させることができる。
また、請求項に記載の発明によれば、保護部のユーザ側の面は、ユーザに対して平行な面である。従って、容易な加工によって、ユーザの眼に対する危険を除去し、ユーザの眼に対する安全性を向上させることができる。もちろん、ハーフミラーに対する恐怖心を取り除くこともできる。
以下に、本発明に好適な実施形態について図面に基づいて説明する。
[画像表示装置の構成]
以下、本発明に係る画像表示装置及び網膜走査型画像表示装置の一実施の形態について図面を用いて説明する。まず、本発明に係る画像表示装置の一例である網膜走査型ディスプレイ1の構成について図1及び図2を用いて説明する。
網膜走査型ディスプレイ1は、画像に関する画像信号に応じて変調されたビーム光(以降、画像光Z2(図2参照)と称することもある)を走査させて出射させることで、ユーザ50(観察者)の少なくとも一方の眼の網膜に画像を投影し、画像を表示する(投影表示する)装置である。この網膜走査型ディスプレイ1は、図1に示すように、画像に関する画像信号に応じて画像光Z2を出射する出射装置100と、その出射装置100から出射された画像光Z2をユーザ50の眼に向かって反射させるハーフミラー150とを含む構成である。つまり、網膜走査型ディスプレイ1は、画像に関する画像信号に応じて変調された光を走査させてハーフミラー150に対して出射させ、ハーフミラー150に光を反射させることによって、ユーザの少なくとも一方の眼の網膜に画像を投影し、画像を表示する装置である。また、この網膜走査型ディスプレイ1は、ユーザ50に対して装着可能である。また、網膜走査型ディスプレイ1は、水平方向に装着される。
尚、本実施形態においては、網膜走査型ディスプレイ1を眼鏡200に直接装着させるが、ユーザ50が網膜走査型ディスプレイ1を装着可能であればこれに限らず、どのような構成であってもよい。例えば、眼鏡200を装着しないようにしてもよい。
詳しくは後述するが、出射装置100は、画像に関する画像信号に応じて変調された画像光Z2を走査させてハーフミラー150に対して出射させる。また、ハーフミラー150は、出射装置100に固定され、その出射装置100から出射された画像光Z2をユーザ50の眼に向かって反射させる。このハーフミラー150は、外界からの外光Z1を透過させ、ユーザ50の眼に導く。
上述したような出射装置100は、図2に示すように、出射装置100を支持するための支持部130を有している。この支持部130は、眼鏡200の蔓204Lに固定されることによって、出射装置100が眼鏡200に装着される。
また、出射装置100は、ユーザ50の側方からハーフミラー150に向かって画像光Z2を出射する。従って、画像光Z2や外光Z1の干渉を防止することができる。もちろん、ユーザ50の動作を制限させる機会が少なく、出射装置100を配設することができる。
上述したようなハーフミラー150は、眼鏡200のレンズ202Lに対してユーザ50と逆側(外側212)に配設されている。ハーフミラー150は、ユーザ50の側方から入射された画像光Z2をユーザ50の眼に向かって反射させるとともに、外界からの外光Z1をユーザ50の眼に入射させる光学系であり、実際の視界はもちろんのこと、出射装置100から出射された画像光Z2に基づく画像が視認可能となる。
このハーフミラー150は、出射装置100に固定するための固定部152と、固定部152と一体に形成されたハーフミラー部154と、固定部152及びハーフミラー部154と一体に形成された保護部156とで構成されている。
上述した固定部152は、ハーフミラー150を出射装置100に固定するために形成されており、出射装置100から出射される画像光Z2を干渉しない形状である。また、固定部152は、後述するハーフミラー部154及び保護部156と一体に形成されている。
上述したハーフミラー部154は、ユーザ50の一方の眼(左眼)の前方に設けられている。このハーフミラー部154は、外界からの外光Z1を透過させるとともに、出射装置100から出射された画像光Z2をユーザ50の眼に向かって反射させる。また、上述した出射装置100がユーザ50の側方に配設されているため、このハーフミラー部154は、ユーザ50に対して斜めに配設されている。このため、ユーザ50の内側方となるハーフミラー部154の内端部154aが、ユーザ50の眼に近い端部となり、ユーザ50の外側方となるハーフミラー部154の外端部154bが、ユーザ50の眼に遠い端部となる。尚、ハーフミラー部154の内端部154aには、後述する保護部156が一体に形成されており、ハーフミラー部154の外端部154bには、上述した固定部152が一体に形成されている。このハーフミラー部154は、その画像光Z2が反射されることによって画像をユーザ50に視認可能とさせることとなる。
上述した保護部156は、ハーフミラー部154の内端部154aに、ユーザ50の眼を保護するために設けられている。この保護部156は、ハーフミラー部154と一体に形成されている。この保護部156のユーザ50側の面は、ユーザに対して平行な面となっている。尚、本実施形態における保護部156は、ユーザ50の鼻に届かない長さとなっている。
このように、ユーザ50の一方の眼の前方に、ユーザ50に対して斜めに設けられたハーフミラー部154の内端部154aに、ユーザ50の眼を保護するための保護部156が設けられた。従って、ハーフミラー部154の内端部154aによるユーザ50の眼や眼鏡のレンズに対する危険を除去することによって、ユーザ50の眼に対する安全性を向上させることができる。もちろん、ハーフミラー部154に対する恐怖心を取り除くこともできる。
また、保護部156がハーフミラー部154におけるユーザ50の眼に近い内端部154aに設けられたため、ユーザ50の眼に近いハーフミラー部154の内端部154aによるユーザ50の眼や眼鏡のレンズに対する危険を除去することによって、ユーザ50の眼に対する安全性を向上させることができる。もちろん、ハーフミラー部154に対する恐怖心を取り除くこともできる。
また、保護部156のユーザ50側の面は、ユーザに対して平行な面であるため、容易な加工によって、ユーザ50の眼に対する危険を除去し、ユーザ50の眼に対する安全性を向上させることができる。もちろん、ハーフミラー部154に対する恐怖心を取り除くこともできる。
また、保護部156は、ハーフミラー部154と一体に形成されているため、ユーザ50の眼に対する安全性を向上させるとともに、組み立てが容易にすることができ、部品点数を減少させることができる。
[画像表示装置の電気的構成]
本実施形態における網膜走査型ディスプレイ1の電気的構成、主に出射装置100の電気的構成などについて図3を用いて説明する。
図3に示すように、網膜走査型ディスプレイ1には、出射装置100と、ハーフミラー150とが含まれている。また、出射装置100には、外部から供給される映像信号を処理するための光源ユニット部2が設けられている。光源ユニット部2には、外部からの映像信号が入力され、それに基づいて映像を合成するための要素となる各信号を発生する映像信号供給回路3が設けられ、この映像信号供給回路3から映像信号4、水平同期信号5、及び、垂直同期信号6が出力される。また、光源ユニット部2には、映像信号供給回路3から映像信号4として伝達される赤(R),緑(G),青(B)の各映像信号をもとにそれぞれ強度変調されたレーザ光を出射するように、Rレーザ13,Gレーザ12,Bレーザ11を、それぞれ駆動するためのRレーザドライバ10,Gレーザドライバ9,Bレーザドライバ8が設けられている。さらに、各レーザより出射されたレーザ光を平行光にコリメートするように設けられたコリメート光学系14と、それぞれコリメートされたレーザ光を合波するダイクロイックミラー15と、合波されたレーザ光を光ファイバ17に導く結合光学系16とが設けられている。尚、Rレーザ13,Gレーザ12,Bレーザ11として、レーザダイオード等の半導体レーザや固体レーザを利用してもよい。尚、本実施形態における光源ユニット部2は、少なくとも1つの光源と、当該光源から出射されるビーム光(光束)を画像信号に応じて強度変調する変調手段の一例に相当する。
また、網膜走査型ディスプレイ1の出射装置100には、光源ユニット部2から伝搬されたレーザ光を水平走査系19に導く第1リレー光学系18と、コリメートされたレーザ光を、ガルバノミラー19aを利用して水平方向に走査する水平走査系19と、水平走査系19によって走査されたレーザ光を垂直走査系21に導く第2リレー光学系20と、水平走査系19に走査され、第2リレー光学系20を介して入射されたレーザ光を、ガルバノミラー21aを利用して垂直方向に走査する垂直走査系21と、垂直走査系21に走査されたレーザ光をユーザの瞳孔24に入射するように第3リレー光学系22とが設けられている。第2リレー光学系20は、水平走査系19のガルバノミラー19aと、垂直走査系21のガルバノミラー21aとが共役となるように、また、第3リレー光学系22は、ガルバノミラー21aと、ユーザの瞳孔24とが共役となるように、各々設けられている。
また、ハーフミラー150は、第3リレー光学系22とユーザの瞳孔24との間に配置され、出射装置100から出射された画像光Z2を、全反射させるなどして、ユーザの瞳孔24に導くこととなる。
尚、具体的な一例としては、水平走査系19は、表示すべき画像の1走査線ごとに、レーザビームを水平方向に水平走査(1次走査の一例)させる光学系である。また、水平走査系19は、レーザビームを水平方向に走査するガルバノミラー19aと、そのガルバノミラー19aの駆動制御を行う水平走査制御回路19cとを備えている。
これに対し、垂直走査系21は、表示すべき画像の1フレームごとに、レーザビームを最初の走査線から最後の走査線に向かって垂直に垂直走査(2次走査の一例)する光学系である。また、垂直走査系21は、垂直走査するガルバノミラー21aと、そのガルバノミラー21aの駆動制御を行う垂直走査制御回路21cとを備えている。
水平走査系19は、垂直走査系21より高速にすなわち高周波数でレーザビームを走査するように設計されている。また、水平走査系19,垂直走査系21は、図3に示すように、各々映像信号供給回路3に接続され、映像信号供給回路3より出力される水平同期信号5,垂直同期信号6にそれぞれ同期してレーザ光を走査するように構成されている。
尚、本実施形態における水平走査系19及び垂直走査系21などは、入射したビーム光を、1次方向及びその1次方向に略垂直な2次方向に走査させることによって、フレームを形成する光走査装置の一例である。また、本実施形態における水平走査系19は、入射されるビーム光を水平方向に走査させる1次走査手段の一例に相当し、本実施形態における垂直走査系21は、その水平方向に走査されたビーム光を、垂直方向に走査させる2次走査手段の一例に相当する。
次に、本発明の一実施形態の網膜走査型ディスプレイ1が、外部からの映像信号を受けてから、ユーザの網膜上に映像を投影するまでの過程について図3を用いて説明する。
図3に示すように、本実施形態の網膜走査型ディスプレイ1では、光源ユニット部2に設けられた映像信号供給回路3が外部からの映像信号の供給を受けると、映像信号供給回路3は、赤,緑,青の各色のレーザ光を出力させるためのR映像信号,G映像信号,B映像信号からなる映像信号4と、水平同期信号5と、垂直同期信号6とを出力する。Rレーザドライバ10,Gレーザドライバ9,Bレーザドライバ8は各々入力されたR映像信号,G映像信号,B映像信号に基づいてRレーザ13,Gレーザ12,Bレーザ11に対してそれぞれの駆動信号を出力する。この駆動信号に基づいて、Rレーザ13,Gレーザ12,Bレーザ11はそれぞれ強度変調されたレーザ光を発生し、各々をコリメート光学系14に出力する。また、映像信号供給回路3は、後述するガルバノミラー19aの駆動状態を示すBD信号(図示せず)に応じて、レーザ光を発生し、各々をコリメート光学系14に出力するタイミングを制御する。つまり、このような網膜走査型ディスプレイ1(映像信号供給回路3)は、ガルバノミラー19aなどにビーム光を出射させるタイミングを制御することとなる。点光源から発生されるレーザ光は、このコリメート光学系14によってそれぞれが平行光にコリメートされ、さらに、ダイクロイックミラー15に入射されて1つのビーム光となるよう合成された後、結合光学系16によって光ファイバ17に入射されるよう導かれる。
光ファイバ17によって伝搬されたレーザ光は、光ファイバ17から第1リレー光学系18によって導かれて水平走査系19に出射される。この出射されたレーザ光は、水平走査系19のガルバノミラー19aの偏向面19bに入射される。ガルバノミラー19aの偏向面19bに入射したレーザ光は水平同期信号に同期して水平方向に走査されて第2リレー光学系20を介し、垂直走査系21のガルバノミラー21aの偏向面21bに入射する。第2リレー光学系20ではガルバノミラー19aの偏向面19bとガルバノミラー21aの偏向面21bとが共役の関係となるように調整され、また、ガルバノミラー19aの面倒れが補正されている。ガルバノミラー21aは、ガルバノミラー19aが水平同期信号に同期することと同様に垂直同期信号6に同期して、その偏向面21bが入射光を垂直方向に反射するように往復振動をしており、このガルバノミラー21aによってレーザ光は垂直方向に走査される。水平走査系19及び垂直走査系21によって垂直方向及び水平方向に2次元に走査されたレーザ光は、ガルバノミラー21aの偏向面21bと、ユーザの瞳孔24とが共役の関係となるように設けられた第3リレー光学系22、ハーフミラー150によりユーザの瞳孔24へ入射され、網膜上に投影される。ユーザはこのように2次元走査されて網膜上に投影されたレーザ光による画像を認識することができる。尚、水平走査系19のガルバノミラー19aと、垂直走査系21のガルバノミラー21aとは、名称を同じように説明したが、光を走査するように其の反射面が揺動(回転)させられるものであれば、共振タイプ、非共振タイプ等、圧電駆動、電磁駆動、静電駆動等いずれの駆動方式によるものであってもよいことは言うまでもない。
[第2の実施形態]
尚、上述した実施形態においては、ハーフミラー部154がユーザ50の一方の眼の前方に設けられ、保護部156が、ユーザ50の鼻に届かない長さとなっていたが、これに限らず、例えば、ハーフミラー部154がユーザ50の一方の眼の前方だけでなく、保護部156がユーザ50の鼻を越えてユーザ50の他方の眼の前方にも配設されるように構成してもよい。具体的には、図4及び図5を用いて以下に第2の実施形態として説明する。尚、発明の理解を容易とするために、上述した実施形態と同じような構成については説明を省略する。
図4に示すように、網膜走査型ディスプレイ90におけるハーフミラー160は、ユーザ50の一方の眼から、ユーザ50の鼻を越えて、ユーザ50の他方の眼の前方まで延びるように配設されている。つまり、ハーフミラー160は、ユーザ50の両方の眼の前方に配設されている。また、このハーフミラー160には、ハーフミラー160などがユーザ50の鼻によって支持される支持部158が形成されている。
また、図5に示すように、保護部162は、ユーザ50の一方の眼の前方に設けられたハーフミラー部154の内端部154aから、ユーザ50の鼻を越えて、少なくともユーザ50の他方の眼の前方まで延びて形成されている。従って、ハーフミラー部154の内端部154aや保護部162などによるユーザ50の他方の眼や眼鏡のレンズに対する危険を除去することによって、ユーザ50の眼に対する安全性を向上させることができる。もちろん、ハーフミラー160に対する恐怖心を取り除くこともできる。
また、保護部162には、ユーザ50の鼻によって支持される支持部158が形成されている。従って、保護部162とは別の過度な支持部材が必要なく、保護部162に形成された支持部158によって保護部162、ハーフミラー部154などを支持することができる。また、保護部162とは別の支持部材とともに支持部158を用いることによって、安定性を向上させることができる。
[第3の実施形態]
更にまた、上述した実施形態においては、ユーザ50の左眼のみに画像光に基づく画像を表示させたが、これに限らず、例えば、ユーザ50の右眼のみに画像光に基づく画像を表示させてもよい。もちろん、ユーザ50の両眼に画像光に基づく画像を表示させてもよい。具体的には、図6及び図7を用いて以下に第3の実施形態として説明する。尚、発明の理解を容易とするために、上述した第1の実施形態と同じような構成については説明を省略する。
図6に示すように、網膜走査型ディスプレイ92は、ユーザ50の一方の眼(左眼)用の出射装置100、ハーフミラー150と、ユーザ50の他方の眼(右眼)用の出射装置101、ハーフミラー151と、を備えている。つまり、網膜走査型ディスプレイ92は、ユーザ50の一方の眼(左眼)の前方にもハーフミラー150が設けられるとともに、
ユーザ50の他方の眼(右眼)の前方にもハーフミラー151が設けられている。
図7に示すように、ユーザ50の一方の眼(左眼)用の出射装置100、ハーフミラー150と左右対称な位置及び形状で、ユーザ50の他方の眼(右眼)用の出射装置101、ハーフミラー151と、が配設されている。ハーフミラー151は、ハーフミラー150における固定部152、ハーフミラー部154、保護部156と同じように、固定部153、ハーフミラー部155、保護部157を備えている。
このように、ユーザ50の他方の眼(右眼)の前方にもハーフミラー151が設けられることによって、ユーザの両方の眼で画像を視認可能とすることができる。
[第4の実施形態]
更にまた、例えば、ユーザ50の両眼に画像光に基づく画像を表示させるとともに、保護部がユーザ50の鼻を越えてユーザ50の他方の眼の前方にも配設されるように構成してもよい。具体的には、図8及び図9を用いて以下に第4の実施形態として説明する。尚、発明の理解を容易とするために、上述した第2の実施形態、第3の実施形態と同じような構成については説明を省略する。
図8に示すように、網膜走査型ディスプレイ94は、ユーザ50の一方の眼(左眼)用の出射装置100と、ユーザ50の他方の眼(右眼)用の出射装置101と、ユーザ50の両方の眼用のハーフミラー170と、を備えている。
図9に示すように、ハーフミラー170は、第3の実施形態におけるユーザ50の一方の眼(左眼)用のハーフミラー150と、ユーザ50の他方の眼(右眼)用のハーフミラー151と、を一体に形成したような形状である。つまり、ハーフミラー170は、ユーザ50の一方の眼(左眼)の前方以外にも、ユーザ50の他方の眼(右眼)の前方にも設けられており、複数のハーフミラー部154、155が保護部159とともに一体に形成されている。従って、ユーザ50の両方の眼で画像を視認可能とすることができる。また、ユーザ50の眼に対する安全性を向上させるとともに、組み立てが容易にすることができ、部品点数を減少させることができる。
また、保護部159には、ハーフミラー170をユーザ50の鼻によって支持する支持部158が形成されているため、保護部159とは別の過度な支持部材が必要なく、保護部159に形成された支持部158によって保護部159、ハーフミラー部154、155を支持することができる。また、保護部159とは別の支持部材とともに支持部158が用いることによって、安定性を向上させることができる。
[その他の実施形態]
また、上述した実施形態においては、ハーフミラー部154、155の内端部154a、155aに、保護部156,157,159,162を一体に形成したが、これに限らず、例えば、ハーフミラー部の内端部などがユーザ50の目に遠く、ハーフミラー部の外端部などがユーザ50の目に近い場合には、ハーフミラー部の外端部に、保護部を形成してもよい。また、ハーフミラー部の端部(内端部又は外端部)に保護部を一体に形成したが、これに限らず、例えば、ハーフミラー部を、保護部と一体に形成せずに、着脱可能にしてもよい。また、例えば、保護部の少なくとも一方が着脱可能であり、他方が着脱不可能に固定されていてもよい。また、支持部が鼻で支持され、出射装置が着脱可能に配設されているため、画像光に基づく画像を、一方の眼(左眼又は右眼)で視認する場合や、両方の眼(左眼及び右眼)で視認する場合など、ユーザの所望とする画像表示装置を容易に構成することができ、簡便である。また、保護部156,157,159,162は、樹脂やゴムなどで形成されており、光透過性(有色、透明も含む)を有するが、これに限らず、例えば、樹脂やゴムでなくてもよく、更には、光透過性を有さなくてもよい。
更にまた、上述した実施形態においては、出射装置100、ハーフミラー150,151,160,170を水平に装着させ、出射装置100によってユーザ50の側方から画像光がハーフミラー150,151,160,170に向かって出射させたが、これに限らず、例えば、図10に示すように、出射装置100、ハーフミラー150をユーザ50の斜め側方に装着させてもよい。この場合、走査線が斜めになることで、画像が斜めにつまり回転して表示されるため、入力画像を前記回転をキャンセルするように逆方向に回転させて補正することにより、正常な画像を表示させることができる。また、例えば、出射装置100をユーザ50の上方に装着させ、出射装置100によってユーザ50の上方から画像光がハーフミラー150,151,160,170に向かって出射させてもよい。この場合においては、ハーフミラー150などのユーザ50に近い端部(例えば、上端部又は下端部)に保護部を設ければよい。
更にまた、上述した実施形態においては、保護部156,157,159,162のユーザ50側の面が、ユーザ50に対して平行な面としたが、ユーザ50の眼を保護可能な形状であればこれに限らない。また、例えば、保護部156,157,159,162のユーザ50とは逆側の面が、ユーザ50に対して平行であってもなくても問題ない。
更にまた、上述した実施形態においては、2次元方向に走査させてハーフミラー150,151,160,170に対して出射させることで、ユーザの少なくとも一方の眼の網膜に画像を投影し、画像を表示する網膜走査型ディスプレイ1,90,92,94に本発明を採用したが、これに限らず、画像光を出射可能であればよく、2次元方向に走査しないものであってもよい。
以上、本発明の実施の形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
本実施形態における網膜走査型ディスプレイを示す外観図である。 本実施形態における網膜走査型ディスプレイを示す外観図である。 本実施形態における網膜走査型ディスプレイを示す説明図である。 本実施形態における網膜走査型ディスプレイを示す外観図である。 本実施形態における網膜走査型ディスプレイを示す外観図である。 本実施形態における網膜走査型ディスプレイを示す外観図である。 本実施形態における網膜走査型ディスプレイを示す外観図である。 本実施形態における網膜走査型ディスプレイを示す外観図である。 本実施形態における網膜走査型ディスプレイを示す外観図である。 本実施形態における網膜走査型ディスプレイを示す外観図である。 従来における網膜走査型ディスプレイを示す外観図である。 従来における網膜走査型ディスプレイを示す外観図である。
符号の説明
1,99 網膜走査型ディスプレイ
50 ユーザ
100,101 出射装置
150,151,160,170 ハーフミラー
154,155 ハーフミラー部
156,157,159,162 保護部
158 支持部
Z1 外光
Z2 画像光


Claims (4)

  1. ユーザの頭部側部に位置するように、ユーザの頭部に装着される装着部に対して取り付けられ、画像信号に応じて画像光を出射する出射装置と、
    前記装着部と別体に構成され、外部に露呈した状態でユーザの一方の眼の前方に位置し、ユーザの視線方向に対して斜めになるように、前記出射装置にユーザの眼に遠い外端部が取付けられ、前記出射装置から出射された前記画像光をユーザの眼に向かって反射させるハーフミラーと、
    を備え、前記ハーフミラーに光を反射させることによって画像を表示する画像表示装置において、
    ユーザの両方の眼用に前記出射装置と前記ハーフミラーとが設けられ、
    前記ハーフミラーにおけるユーザの眼に近い内端部に、ユーザの眼を保護するための保護部が設けられ
    前記保護部は、各前記ハーフミラーの間を接続するように、各前記ハーフミラーと一体に形成され、ユーザの鼻によって支持される支持部が形成されている、
    ことを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記保護部のユーザ側の面は、ユーザに対して平行な面であることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像表示装置であって、画像信号に応じて変調された光を走査させて前記ハーフミラーに対して出射させることで、ユーザの少なくとも一方の眼の網膜に画像を投影表示することを特徴とする網膜走査型画像表示装置。
  4. ユーザに装着される装着部に取り付けられることでユーザの頭部側部に位置し、画像信号に応じて画像光を出射し、ユーザの両方の眼に対応して設けられる出射装置に夫々取付けられており、ユーザの一方の眼の前方において、ユーザの視線方向に対して斜めになるように、外部に露呈した状態で前記出射装置にユーザの眼に遠い外端部が取付けられ、前記出射装置から出射された前記画像光をユーザの眼に向かって反射させるハーフミラーにおいて
    ーザの眼を保護し、ユーザの鼻によって支持される支持部が形成される保護部を、各前記ハーフミラーの間を接続するように、各前記ハーフミラーと一体に形成したことを特徴とするハーフミラー。
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