JP2007163882A - 画像表示装置 - Google Patents

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光一 原
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Abstract

【課題】 従来の二次元画像表示素子による画像観察系やレンズアレイを用いて、走査ビームが形成する二次元空中像を観察する光学系においても、共に接眼光学系を有するため、接眼光学系自体の大きさによって、この2次元画像観察装置の大きさは制約されていた。また、走査ビームが形成する2次元空中像を観察する光学系においては、光ビームの光路中に、光ビームを結像させるための、コリメートレンズやコリメートレンズと同様の働きをするレンズアレイを用いる必要があった。これらも2次元画像観察装置の小型化を制約していた。
【解決手段】 小型軽量を目的とした、接眼レンズ系を用いないHMD(ヘッドマウントディスプレイ)型画像観察装置で、眼球に近接させて走査ミラーを配置し、眼球に直接光ビームを入射して、網膜上に走査された画像を描画することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、網膜上に2次元画像を形成する走査型画像観察装置に関する。
従来、頭部装着型の表示装置(Head Mounted display、以下HMD)が数多く提案されている。
従来のHMDの光学系の概要を、図9を用いて説明する。照明光学系111は、二次元の画像表示素子112を照明する。画像表示素子112は、液晶パネルなどで構成され、透過光を変調し二次元の画像を形成する。二次元画像表示素子112は、接眼光学系114の焦点面近傍に置かれて、接眼光学系114によってその像を観察するという構成になっている。観察者115は、この二次元画像を接眼光学系114を介して観察する。従来例として図9では、透過型の二次元画像表示素子を使用した場合を示しているが、反射型の二次元画像表示素子を使用する場合もある。
また、二次元画像表示素子を利用しないで画像を形成するHMDの光学系として、米国特許第5,701,132号明細書等に記載されている光学系が開示されている。図10は、この従来技術の光学系の概要を示した図であり、光源121からの光ビームが集光光学系122により集光ビームとなり、集光光学系122の焦点付近にある走査光学系123に入射する。走査光学系123からの光ビームは接眼光学系124を介して観察者の目125に入射し、網膜上に光源の像を結ぶ。走査光学系123により光ビームが走査されると、光源像は網膜上を走査する構成になっており、観察者は二次元画像を観察することができる。この場合、中間像面124にマイクロレンズシートを配置して、光ビームを広げ、接眼からの射出瞳径を拡大することもなされている。
また、2次元画像表示装置を利用しないで画像を形成する別のHMDの光学系として、特開2003−29197に記載されている光学系が開示されている。図11(a),(b)は、この従来技術の光学系の概要を示した図であり、二次元画像を、接眼光学系を介して空中像として観察する画像観察装置において、光ビーム11を出射する光源3と、この出射された光ビームを集光する集光光学系4と、この集光された光ビームを走査する走査光学系5と、この走査される光ビームを集光して、光源の像を結像するレンズアレイ7と、前記走査される光ビームが前記レンズアレイの各レンズの焦点近傍に順次結像して形成される二次元画像8を空中像として観察する接眼光学系9とを備えることを特徴とする光学系が開示されている。図11(a),(b)において、光源3からの光は映像信号1に対応して制御回路2によって強度を変化されて発せられる。光源3はLEDやレーザダイオード(LD)などが利用できる。また、強度を変化させる手段として、光源の強度を変調させる方法や、光源のON−OFFにより時間分割で変調制御する方法などが用いられる。
図11(a),(b)において、制御回路2と光源3および走査光学系5の間は電気的に接続される。そして走査光学系5は、映像信号1に対応して制御回路2によって制御され、入射光ビーム11を偏向、走査を行う。
米国特許第5,701,132号公報 特開2003−29197号公報
しかしながら、従来の二次元画像表示素子による画像観察系やレンズアレイを用いて、走査ビームが形成する二次元空中像を観察する光学系においても、共に接眼光学系を有するため、接眼光学系自体の大きさによって、この2次元画像観察装置の大きさは制約されていた。また、走査ビームが形成する2次元空中像を観察する光学系においては、光ビームの光路中に、光ビームを結像させるための、コリメートレンズやコリメートレンズと同様の働きをするレンズアレイを用いる必要があった。これらも2次元画像観察装置の小型化を制約していた。
上述の問題を解決するため、本発明は、2次元画像を形成する機能として眼球自体のレンズ作用を用いることを特徴としている。そして、空中像を拡大観察するための接眼光学系や、2次元表示パネルを拡大観察するための接眼光学系を用いることなく、眼に近接させた位置から、走査ビームを直接眼に投入して、網膜に2次元走査画像を形成することを特徴としている。また、眼に近接配置する方法を特徴としている。
以上説明したように、本発明は光ビーム走査系からの走査された略平行の光線束を直接眼に入射して、眼球の角膜と水晶体のレンズ作用によって直接網膜上に2次元走査画像を観察することを特徴としている。もともと光源として用いるLDやLED自体が略平行ビームを発生するので直接眼に入射するに最適である。
そして、接眼光学系を用いていないため、極めて小型の画法観察装置を提供できる。また、この画像観察を利用しないときは、前方を見渡すこともできる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、図1を参照して第1の実施形態を説明する。図1は本発明の走査型画像観察装置の光学系の概略の断面構成図である。図1において、光源131から発せられた略平行な光ビーム11は、直接に2次元走査光学系132により反射、偏向されて直接眼に入射し、網膜上に2次元の走査画像を形成する。
ここで人間の瞳101の大きさをD、観察する画像の大きさをθ、走査光学系132と瞳101の距離Lとすると、
L={tan(θ/2)}/{D/2}の関係が得られる。
ここで通常の瞳の大きさとして、D=φ3mm、観察する画像の大きさを15°とするとL=11.4mmがえられ、上瞼102および下瞼103の動きを妨げずに眼球126表面に近接させて配置できる。
光ビーム11の太さを考慮すれば、より距離を離したり、又は観察する画像の大きさを広げたりすることもできる。眼に入射した光ビームは眼の角膜と水晶体のレンズ作用によって、網膜上に走査された光画像を形成する。
更に、眼の運動を観察した結果、上瞼102に比べて下瞼103の動きは少なくて睫も少ないことがわかる。また、眼球自体の上下方向の動きにしても、情報より下方に動きやすいため、瞼の動きを妨げない下瞼の下側の位置に筐体130を配置した。133は光透過窓で、高速で振動する2次元走査光学系132の破損等の事故時に飛散した破片から眼球126を防御するためのものである。勿論、筐体自体が光透過性物質であってもよい。134は信号処理部である。
図2は本実施例の顔への装着図を示している。130は筐体である。顔へ固定は、眼の下の顔面に粘着材で行っている。勿論、接着やバキュームパッドで固定してもよい。仮に筐体に物が当たっても、眼球への安全が保てるように、顔面への固定強さと筐体の構造をもつ必要がある。また、仮に筐体が動いても眼球に損傷を与えないことも必要である。211は外部への信号ケーブルであり、走査光学系との駆動信号、光源の駆動信号等を外部とやり取りしている。
図7は走査光学系の例を示す。走査光学系は単結晶シリコン製の微小平面ミラー31から成り、ミラーの表面はアルミニウムもしくは銀を蒸着することにより反射率を高めている。また、微小平面ミラー31は2本のトーションバー32,33により保持されており、それぞれ水平方向、垂直方向の走査方向に対応し、ねじれ振動する。微小平面ミラー31は、ミラーと共に設置される電極(図示称略)との間の静電気力により共振駆動する。特にちらつきのない画像を得るため、垂直方向の走査周波数は30Hz以上とする。水平方向の走査周波数は表示画像の解像度と垂直方向の走査周波数に依存する。図8は光源の図を示している。光源は略平行の光ビームを出す必要があるため、LEDやLDが用いられる。また図8では、赤(R)、緑(G)、青(B)の各3原色を発生する光源を光ビーム間の距離を近づけるため一体にまとめている。3本のそれぞれ略平行な光ビームは全体としても平行な光ビーム11として眼球に入射し、網膜上で色合成される。従来は、ダイクロイックプリズム等を用いて色合成していたため、光源の小型化が難しかった。
次に図3を参照して、第2の実施形態を説明する。図3は、第2の実施形態の概略構成を示し、第1の実施形態と比べ、複数のミラーを用いて、画像観察の範囲を広げた実施例である。実施例1で示した画像観察装置では観察できる画像の大きさが小さいという問題があった。これを解決するために複数の画像を網膜上で並べて配置し、より広い画像を合成しようとするものである。
図4は本発明の第3の実施形態を説明する。図4は瞳の大きさを拡大するために、全体(あるいは一部)を覆って暗くした実施例である。210は筐体で、眼球126との距離を保証している。210aは透過窓で、走査画像を観察しない場合に前方を見渡すための窓である。眼球126の環境を完全に暗くすれば、瞳の大きさはφ8mm程度に広がるため、より大きな画像を観察できる。210aの透過窓の光透過率を電気的に変えて、明るい状態から暗室状態までを実現できる(図示無し)。
図5は図4で示した実施例を顔面に装着した図を示している。図5では単眼のみを示しているが勿論両眼に装着することもできる。212は伸縮性のひも状部材で、弾性的に筐体を顔面に固定している。211は外部との信号ケーブルである。
図6は本発明の第4の実施例を示した図である。眼鏡の下方の一部に光源と2次元走査光学系を内蔵した筐体510を眼鏡に装着した実施形態である。筐体は顔面104に接触することで眼球と走査光学系の距離を保証している。512は眼鏡のレンズ部、511はめがねのつるを示している(図6ではつるの一部をカットして、眼球の状態を示している)。
本発明の第1の実施形態の概略構成図。 第1の実施形態における顔への装着図。 本発明の第2の実施形態の概略構成図。 本発明の第3の実施形態の概略構成図。 第3の実施形態における顔への装着図。 本発明の第4の実施形態における顔への装着図。 走査光学系の説明図。 光源の説明図。 従来のHMDの概略構成図。 従来のHMDの概略構成図。 従来のHMDの概略構成図。
符号の説明
1 映像信号
2 制御回路
3 光源
4 コリメート光学系
5 走査光学系
6 コリメートレンズ
7 Mレンズアレイ
8 空中像パネル
9 接眼光学系
9a プリズム屈折面
9b 平面(全反射面)
9c 自由曲面反射面
10 観察者
11 光ビーム
31 微小平面ミラー
32 トーションバーx
33 トーションバーy
51 像点
71 走査光学系
71a 水平方向走査系
71b 垂直方向走査系
72 光源
81 色合成系
101 瞳
102 上瞼
103 下瞼
104 顔面
111 照明光学系
112 LCDパネル
113 ディフューザ
114 接眼光学系
115 観察者
121 光源
122 コリメートレンズ
123 走査光学系
124 中間像面
125 接眼光学系
126 眼球
130 筐体
131 光源
131a 第1の光源
131b 第2の光源
132 微小ミラー
132a 第1の微小ミラー
132b 第2の微小ミラー
133 透過窓
210 筐体
210a 透過窓
211 信号ケーブル
510 筐体
511 つる
512 めがね

Claims (5)

  1. 二次元画像を、観察する画像観察装置において、
    光ビームを出射する光源と、
    この集光された光ビームを走査する走査光学系と、
    この走査される光ビーム直接眼に入射することを特徴とする走査型画像観察装置。
  2. 前記走査光学系は、直交した2つの回転軸を持つ少なくとも1枚の振動ミラーにより構成されることを特徴とする請求項1記載の走査型画像観察装置。
  3. 前記走査光学系は、2次元画像を網膜上に形成するための眼球に近接させ、かつ上瞼の動きを妨げない下瞼の下方で、顔面にから距離を保って配置したことを特徴とする請求項1〜2に記載の走査型画像観察装置。
  4. 請求項3に記載の顔面から距離を保つ方法は、振動ミラーを収納する筐体の一部を直接顔面に固定することを特徴とする走査型画像観察装置。
  5. 前記光源の強度を映像信号に対応して変調することにより、二次元画像の階調を表現する変調手段を備えることを特徴とする請求項1〜4記載の走査型画像観察装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010002776A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Canon Electronics Inc マイクロミラーデバイス、光走査装置及び画像形成装置
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