JP4791107B2 - 軸流ファンモータ、ブロア、oa・it機器及び家電製品 - Google Patents

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Description

本発明は軸流ファンモータとブロワ及びそれを搭載したOA・IT機器及び家電製品に関するものである。
家電製品、各種OA・IT機器には冷却用の軸流ファンモータが多数使用されている。このような製品では、発熱量や製品コストの低減のため、大風量化の要求が出ている。風量の増加にともない、電磁加振力や羽根回転による騒音が大きくなる傾向にある。一方、快適環境の追求により騒音低減の要求が大きくなってきており、それに対する技術も開発されている。
軸流ファンモータを組み込んだ製品の騒音低減技術としては、たとえば以下のようなものが挙げられる。
特開2002−188599号 特開2002−267319号 特開平06−241045号 特開平07−213005号
特開2002−188599号公報では、ベンチュリの外周部にエアポケットを設けるとともに、脚形状を工夫することにより乱流騒音抑制し、エネルギー効率の向上を図っている。
特開2002−267319号報では、ベンチュリの内径形状を風上から風下へ向けて拡開するラッパ状にすることにより流体音の低減を図っている。
特開平6−241045号公報では、ベンチュリの吐出側の開き角度を吸気側の角度に応じて決定し流体音の低減を図っている。
また、特開平7−213005号公報では、減衰部材を使用して、ファンモータの振動低減を図っている。
しかしながら、上述のような発明においては、羽根の回転によって発生する流体音の低減には効果があるが、モータの振動等によって発生する固体伝播音の低減には効果がないという問題がある。
また、ファンの振動低減を目的とした方法で、減衰部材をベンチュリに組み込む方法がある。この方法は振動伝播経路で振動減衰を実現している方法である。振動を確実に減衰するには、振動源を確実に防振することが望ましいことと、この方法では、防振部材をベンチュリに確実に固定しなければならず、部品の再利用性が悪い構造となっている。
本発明の目的は、軸流ファンモータを各種装置に組み込んだ状態おいても、モータ等の振動によって発生する固体伝播音を低減できる低騒音の軸流ファンモータを提供することにある。
また、資源の再利用が叫ばれる社会においては、工業製品は分解して再利用できる製品が望ましい。
このような観点から、できるだけ部品を再利用できるように製品の製造が重要である。従来のファンモータやブロワの製造においては、ステータコアとステータコアを支持するスリーブとは、接着やカシメ・溶着等の方法で行われていた。これらの方法でステータコアをスリーブに固定されてしまうと、スリーブを破壊しなければ分解できない状況となって、資源の再利用が行えないことになる。本発明では、リサイクルが容易に実現可能な構成を提供することを目的とする。
回転することにより空気の流れを生じさせるプロペラと、前記プロペラを駆動するモータと、モータが固定されているネームプレート部と、前記プロペラの外周に隙間を開けて設けられ、外周形状がほぼ四角形あるいは円形形状を有する外枠部と内周形状がほぼ円筒形のベルマウス部を有し、前記ネームプレート部と前記外枠部とを脚部で連結されたベンチュリとで構成された軸流ファンモータにおいて、モータのステータコアとステータコアを支持するスリーブの間にステータから発生する振動を減衰させる部材を挿入し、且つステータの上部と下部にも振動減衰部材を挿入して、ステータコア部が直接スリーブに接していないことを特徴とした軸流ファンモータ。
本発明によれば、モータステータコアとスリーブが直接接しない構造となっており、ステータコアの振動が減衰してスリーブに到達する構造を有しているため、ファンの振動が低減できる。このファンの振動低減により、このファンを組み込み搭載したOA・IT機器及び家電製品の低振動化及び低騒音化を図ることができる。
また、本発明によれば、ステータコアとスリーブが溶着や接着材等で強固に直接接触していないため、分解が容易にできる。このため、分解したSコアやスリーブ等の再利用が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図を用いて説明する。図1は、本発明の特徴を表している図である。まず、図2に軸流ファンモータの全体構成図を示す。同図に示すように、軸流ファンモータは、回転することにより空気の流れを生じさせるプロペラ1と、プロペラ1を駆動するモータ2と、前記プロペラ1の羽根先端から隙間を空けて設けられているベンチュリとから構成されている。
モータ部は、ステータコアとロータから構成されているが、ファンモータの振動騒音低減の観点から、振動源であるモータからの振動を抑制することができれば、ファン全体の低振動が実現可能となる。
一般的に振動を抑制する手段として、防振ゴムが使用されている。本発明でも防振ゴムを使用しているが、通常の使用方法とは、以下の点が異なる。
ステータコアが直接スリーブと接する部分は全て防振ゴムが介在する構造としている。防振ゴムが接する部分の接続は溶着や接着材を使用していないため、容易に分解可能となり、再利用が可能である。
ステータコアの支持は、上下の2つのスリーブを圧入して固定しているため、この圧入部のみを解除すると分解可能となる。分解した各部品は、ステータコア、上下スリーブ2ヶ、防振ゴム、ベンチュリのそれぞれが再び利用可能な状態となる。
以上のような特徴を持った構成図が図である。図は、モータ支持部の断面図を示している。この図では、スリーブは上スリーブ10と下スリーブ16体構成で、ステータコア13は直接このスリーブとは接触しない構造である。すなわち、ステータコア13と上スリーブ10とは防振ゴム12を、ステータコア13と下スリーブ16とは防振ゴム14を、ステータコア13を支える基板15とベンチュリ17とは防振ゴム14をそれぞれ仲介している構造である。このように、ステータコア13から発生する振動の伝播経路には、必ず防振ゴムが介在し、振動低減を実現している構成である。
以上の構成を実現する組み立て方法を図3に示す。まず、ベンチュリ17と一体化している下スリーブ16の上に防振ゴム14を配置する。次に、ステータコア13からの振動抑制を実現する防振ゴム12を下スリーブ16に挿入する。そして、ステータコア13を下スリーブに挿入する。さらに防振ゴム11をステータコア12の上部に設置し、上スリーブ10を下スリーブ16へ圧入することにより、ステータコアの支持が完成する。このように、接着材や溶着等の処理が介在していない。このため、各部材が組み立て時の状態で分解可能となり、再利用できる。
図4は、本発明の軸流ファンモータ21を冷蔵庫22に取り付けた図である。同図に示すように、軸流ファン21は冷蔵庫22内部の所定の位置に配置される。ベンチュリの周囲にウレタン等の緩衝材を巻き取り付けられる。
一般に、本発明の軸流ファンモータ21のような冷蔵庫内の冷却ファンは、引き出し、もしくは、ドア23〜26が開けられた時に運転を停止する場合と停止しない場合があるが、本発明では、後者を考える。
この場合、冷蔵庫22の引き出し、もしくは、ドア23〜26を開けると、軸流ファンモータ21の騒音がユーザに聞こえる。従って、軸流ファンモータ21からの騒音を低減することは、快適環境の創生の観点から重要なことである。
本発明の軸流ファンモータ21は、上述の通り、軸流ファン自体の振動を低減できるため、ユーザにとって快適な環境を提供できる。
なお、本発明の軸流ファンモータは冷蔵庫だけでなく、冷却を必要とする他の家電製品及びOA・IT機器にも適用可能である。
本発明の軸流ファンモータは、冷蔵庫を始めとする家電製品及びOA・IT機器に適用可能である。
本発明の実施形態を示す軸流ファンモータのステータコア部分の断面図である。 図1の軸流ファンモータの断面図である。 図1のステータコア部分の分解斜視図である。 図1の軸流ファンモータを冷蔵庫に取り付けた図である。
1 プロペラ、
2 モータ、
3 ベンチュリ、
10 上スリーブ、
11 防振ゴム、
12 防振ゴム、
13 ステータコア、
14 防振ゴム、
15 基板、
16 下スリーブ、
17 ベンチュリ、
21 軸流ファンモータ、
22 冷蔵庫、
23〜26 引き出し、もしくは、ドア

Claims (4)

  1. 回転することにより軸方向に空気の流れを生じさせるプロペラと、前記プロペラを駆動するモータと、モータが固定されているネームプレート部と、前記プロペラの外周に隙間を開けて設けられ、外周形状がほぼ四角形あるいは円形形状を有する外枠部と内周形状がほぼ円筒形のベルマウス部を有し、前記ネームプレート部と前記外枠部とを脚部で連結されたベンチュリとで構成された軸流ファンモータにおいて、
    モータのステータコアを支持するスリーブを、ベンチュリより突設された下スリーブとこの下スリーブの先端部に結合される上スリーブとで構成し、ベンチュリとステータコアの間、下スリーブの外周とステータコアの内周の間、及び上スリーブとステータコアの間にそれぞれステータから発生する振動を減衰させる振動減衰部材を介在し、ステータコアが直接スリーブに接しない構成としたことを特徴とする軸流ファンモータ。
  2. 回転することにより遠心方向に空気の流れを生じさせるプロペラと、前記プロペラを駆動するモータと、モータが固定されているネームプレート部と、前記プロペラの外周に隙間を開けて設けられ、外周形状がほぼ四角形あるいは円形形状を有する外枠部と内周形状がほぼ円筒形のベルマウス部を有し、前記ネームプレート部と前記外枠部とが連結されたベンチュリとで構成されたブロワにおいて、
    モータのステータコアを支持するスリーブを、ベンチュリより突設された下スリーブとこの下スリーブの先端部に結合される上スリーブとで構成し、ベンチュリとステータコアの間、下スリーブの外周とステータコアの内周の間、及び上スリーブとステータコアの間にそれぞれステータから発生する振動を減衰させる振動減衰部材を介在し、ステータコアが直接スリーブに接しない構成としたことを特徴とするブロワ。
  3. 請求項1記載の軸流ファンモータを搭載したOA・IT機器及び家電製品。
  4. 請求項2記載のブロワを搭載したOA・IT機器及び家電製品。
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