JP4790453B2 - 構築用基礎材 - Google Patents

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本発明は、構造物の基礎を構築する構築用基礎材の改良に関する。
従来の構築用基礎材として特許文献1に記載の技術がある。これは、先端若しくは先端近くから複数の軸方向の切り溝を入れて、「く」字形座屈を可能にした小巾の複数の舌状片を切り出したスリーブと、該スリーブを貫通して先端に前記の舌状片を座屈するヘッドを設けたロッドと、前記スリーブの後端に先端を分離自由に接続して前記ロッドの外周を引き抜き可能に覆う保護パイプとからなる構築材において、スリーブ先端を前記ヘッドに対応させると共に、保護パイプの先端に後端を対応させた第1スリーブと、第1スリーブの外周に2重に嵌めて第1スリーブの各舌状片を切り溝に臨ませ、かつ前記ヘッドに先端を対応させると共に保護パイプの先端に対して後端を第1スリーブより小さい間隔で対応させた第2スリーブとからなることを特徴とするものである。
特許第2101920号
しかしながら、従来技術では、径の異なる2つのスリーブを同軸上に配置するため、それぞれのスリーブの厚さに自由度が少なく、スリーブの厚さが薄くなり、スリーブが座屈して、「く」字形に折れ曲がる場合にスリーブの剛性が不足して、固い地盤の場合には所望の形状に広がらないという課題が考えられる。
本発明は、スリーブの剛性不足を解決する構築用基礎材を提供することを目的とするものである。
本発明の構築用基礎材は、棒状の第1座屈材と、この第1座屈材を同一半径上に複数配置し、その両端部を固定する一対の第1プレートと、前記一対の第1プレートの一方に固定され、メネジが形成されたメネジ部材と、からなる第1座屈部材と、棒状の第2座屈材と、この第2座屈材は前記第1座屈材が配置された半径と略同一半径上に複数配置し、その両端部を固定する一対の第2プレートとからなり、この第2プレートの前記第2座屈材の固定位置間に、外周側に開口し、前記第1座屈材が移動可能に設置される溝を設け、前記第1座屈部材における前記一対の第1プレートの間隔より軸方向長さが所定長さ短い第2座屈部材と、前記第1、第2座屈部材を貫通し、その外周部に前記メネジ部材と螺合するオネジを設けたロッドとを備え、前記第1、第2座屈材は、前記第1プレートまたは第2プレートに固定された状態で外周側に座屈するように形成され、前記第1座屈材は、前記第1プレートの他方の軸方向移動を規制し、前記ロッドを前記第1プレートの一方から他方方向に移動することで座屈し、前記第2座屈材は、前記第1座屈材の座屈によって前記第1プレートが前記第2プレートと接触した状態で、前記ロッドを更に移動させることによって座屈すことを特徴とする。
本発明の構築用基礎材は、同一半径状に第1、第2座屈材を配列することにより、各座屈材の断面積を大きくし、剛性を確保することができる。これにより、地山内において所定の「く」の字状の座屈形状とすることができる。また、第1座屈部材と第2座屈部材の軸方向長さを異ならせたので、第1座屈材の座屈開始時期より第2座屈材の座屈開始時期を遅らせることで、第1、第2座屈材を同時に座屈させる場合に比して、座屈に必要な荷重を低減することができる。
本発明の構築用基礎材1について、図1に示す構成図と図2に示す断面図とを用いて説明する。
構築用基礎材1は、有底中空円筒状のロッド2と、このロッドと同軸上に配置される1次座屈部材8と第2座屈部材12とから構成される。
ロッド2は、その底部側外周部に所定長さのオネジ2aが形成され、またその開口側端部にロッドを回転させるためのナット6が固定される。またロッド2の壁部を径方向に貫通する貫通孔2bが所定の位置に形成され、ロッド2内に外部から供給される高圧空気あるいはグラウトをこの貫通孔2bから第1、第2座屈部材8、12近傍へ供給する。オネジ2aの長さは、第1、第2座屈部材8、12が座屈した後に、ロッド2を回転して貫通孔2bを第1、第2座屈材9、13に対して所定位置に移動するために必要となる長さである(図2(3)、(4)参照)。また、貫通孔2bは、複数個設け、その配置は、高圧空気あるいはグラウトの供給が効率的となるように軸方向に所定長さオフセットし、かつ、軸方向から見て等間隔に配置されることが好ましい。
第1座屈部材8は、所定本数の棒状の第1座屈材9と、この第1座屈材9を同一半径上に所定間隔に複数設置するための一対の第1プレート10と、一方のプレートに固定され、ロッド2のオネジ2aに螺合するナット3とから構成され、第1座屈材9が設置された一対の第1プレート10の中心をロッド2が貫通し、ナット3がオネジ2aに螺合することにより、ロッド2の軸方向の移動に伴い第1座屈部材8が軸方向の移動する。なお、第1座屈材9は、例えば、丸断面や四角断面の鋼材で、十分な剛性を確保することのできる材料、形状とすればよい。
図3は、第1座屈材9が設置される第1プレート10の形状を示す構成図である。第1プレート10は円板状に形成され、その中央部にロッド2が貫通する貫通孔10aが形成される。またプレートには、第1座屈材9を同一半径上に所定間隔で複数設置するための貫通孔10bが形成される(図では72°間隔)。第1座屈材9の両端部にそれぞれ第1プレート10が設置され、溶接等により第1プレート10と第1座屈材9とが固定される。
図2に戻り、第1座屈材9は一対のプレート10に取り付けられた状態から軸方向に挟持される荷重が負荷された場合に、第1座屈材9の略中央部から外径方向に座屈するように所定位置に切欠き11a、11bが設けられる。図では、略中央部内側に1箇所(切欠き11a)、第1プレート10近傍の外側にそれぞれ1箇所(切欠き11b)の計3箇所に形成する。このように切欠き11a、11bを形成することで、第1座屈材9がその中央部から「く」の字状に外側に座屈する。さらに、第1座屈材9は、直線状に形成しても良いが、端部近傍の所定位置(切欠き11bの位置)から曲折して、一対の第1プレート10に固定された状態で、端部から中央部にかけて徐々に外側に凸状となるような形状(例えば、1°程度の傾きで形成される)とすることで、座屈形態が「く」の字状となるように座屈を促進する形状として構成してもよい。
第2座屈部材12は、所定本数の棒状の第2座屈材13と、この第2座屈材13を同一半径上に所定間隔で設置するための一対の第2プレート14とから構成される。なお、第2座屈材13は、例えば、丸断面や四角断面の鋼材で、十分な剛性を確保することのできる材料、形状とすればよい。
図4は、この第2プレート14の形状を示す構成図である。第2プレート14は円板状に形成され、その中央部にロッド2が貫通する貫通孔14aを形成する。また第2プレート14には、第2座屈材13が所定間隔で設置されるための貫通孔14bが形成される(図では72°間隔)。第2座屈材13の両端部にそれぞれ第2プレート14が設置され、溶接等により第2プレート14と第2座屈材13とが固定される。ここで、第2座屈材13の形状は、前述した第1座屈部材8の第1座屈材9と同様の技術的思想に基づいた形状を有する。
なお、第2座屈部材12の軸方向の長さは、第1座屈部材8に対して所定長さ短く形成される(図2においては、2Lだけ短く形成される)。
さらに第2プレート14には径方向外周側に開口する溝14cが、貫通孔14b間に所定間隔で形成される(図では72°間隔)。溝14cには第1座屈部材8の第1座屈材9が軸方向に移動可能に配置され、溝14cが径方向外周側に開口することにより、第1座屈材9が座屈により外径方向に変形することを妨げない。そして、図4に示すように、第1、第2座屈材9、13を同一半径上に設置することにより、第1、第2座屈材9、13の断面積を大きく設定することができる。座屈材の座屈荷重に対する剛性の自由度を高めることができるが、これに限らず、少なくとも互いの第1、第2座屈材9、13が径方向に重なり合わないように設置すればよい。
図2に戻り、第1座屈部材8の一方の第1プレート10に固定されたナット3は、ロッド2のオネジ2aと螺合し、他方の第1プレート10は、ロッド2に対して移動可能に設置される。また、第2座屈部材12は、ロッド2に対して軸方向の移動可能に設置される。
このような状態から、第1座屈部材8のナット6側のプレート10を固定する治具5を設置して第1、第2座屈部材8、12に座屈荷重を負荷した場合の第1、第2座屈部材8、12の座屈モードについて図2を用いて説明する。
図2(1)は、構築用基礎材1に座屈荷重を負荷するための治具5を取り付けた状態を示す。この状態から図示しない、特開昭63‐241291号公報、特開昭63‐315727号公報等に開示する引抜装置を用いて、治具5により1つのプレート10を固定し、ロッド2を図中右方向に引っ張り、荷重を第1座屈材9に負荷する。この荷重により、まず第1座屈部材8の第1座屈材9の座屈が生じる。なお、第1座屈材9に軸方向の荷重を負荷する場合に、ナット6を軸方向に引っ張るようにする。ロッド2に固定したナット6を回転させるとロッド2のオネジ2aとナット3との間で相対回転が生じ、座屈材9に荷重が負荷されない。
ロッド2の移動量が、第1座屈部材8と第2座屈部材12との軸方向の差である2Lとなると、図2(2)に示すように第1座屈部材8の第1プレート10と第2座屈部材12の第2プレート14とが接触し、第2座屈部材12の座屈部材13に荷重の負荷が開始される。この時点では既に第1の座屈部材8の第1座屈材9は座屈しており、座屈のために必要な荷重は低下している。したがって、第1、第2座屈部材8、12を座屈させる荷重は、第1、第2座屈部材8、12を同時に座屈させる場合に比して低下させることができる。
さらにロッド2を引き続け、図2(3)に示すように、第1座屈部材8の軸方向の長さが所定長さXになるところで荷重の負荷を中止する。ここまでの工程で、第1、第2座屈部材8、12は、所定の「く」の字状の座屈状態に達することになる。第1、第2座屈材9、13は略同一半径状に配置されるため、その断面積を大きく設定でき、地山の抵抗に抗して第1、第2座屈材9、13の座屈形状は所定の「く」の字状となることができる
図2(4)では、第1、第2座屈部材8、12の座屈形状を変化することなく、高圧空気の噴射口としての貫通孔2bを第1、第2座屈部材8、12の略中央の所定位置に配置するように、ナット6を回転させ、ロッド2を左(地山)方向に戻す。ナット6を回転させることにより、ロッド2を介して第1、第2座屈部材8、12が回転しようとするが、地山により回転を制限されるため、ロッド2のオネジ2aと第1プレート10のナット3との相対回転が生じ、ロッド2のみが軸方向へ移動し、貫通孔2bが所定位置に移動する。
図5は、構築用基礎材1の地山への施工工程を説明するための図である。
まず図5(1)に示すように構築用基礎材1を地山内に設置するための設置穴16を所定位置の地山に掘削する。続く図5(2)に示す工程で、設置穴16内に構築用基礎材1を配設して、図5(3)に示す工程で図2で説明したように第1、第2座屈部材8、12に荷重を負荷して、第1座屈材9、13を所定形状まで座屈させる。
図5(4)に示す工程では、第1、第2座屈部材8、12を所定形状に座屈させた後、高圧空気の噴出口である貫通孔2bを所定位置に設置するためにロッド2を移動する。そして、貫通孔2bを所定位置に配置後、図示しない高圧空気供給源からの高圧空気を中空のロッド2内を通じて貫通孔2bから地山に向けて噴出させ、座屈した「く」の字状の第1、第2座屈材9、13近傍の土砂を除去する。そして図5(5)の工程で、土砂を除去した部分に貫通孔2bからグラウトを充填して構築用基礎材1の施工を完了する。
図6は、構築用基礎材1の座屈形状を規定するためのストッパー20の構成を示す断面図である。
ストッパー20は、第1、第2座屈部材8、12の座屈形状、すなわち軸方向の変位量を規制するために第1、第2座屈材9、13の内側で、一対の第2プレート14間に設置される円筒状の部材である。ストッパー20は、ロッド2と同軸に配置される。ストッパー20の軸方向長さは、第1、第2座屈部材8、12の座屈形状(軸方向変位量)に応じて設定され、短くなるほど変位量は大きくなり、第1、第2座屈材9、13が外側に張り出す形状となる。ストッパー20が、一対の第1、第2プレート10、14に挟持されることで、第1、第2座屈材9、13がそれ以上座屈しないように規制される。
ストッパー20の使用法としては、例えば構築用基礎材設置後にグラウト充填を実施しない場合に用いる。グラウト充填しない、例えば仮設用の構築用基礎材1にストッパー20を用いる場合に、あらかじめストッパー20を構築用基礎材1に設けておき、座屈が所定以上進まないようにしておけば、構築用基礎材1の座屈形状を確実に維持することができるとともに、撤去時にはロッド2を回転して第1、第2座屈部材8、12を伸ばすことで容易に地山から撤去することができる。
したがって、本発明は、棒状の第1座屈材を同一半径上に複数配置し、その両端部を固定する一対の第1プレートと、前記一対の第1プレートの一方に固定されたメネジ部材と、からなる第1座屈部材と、棒状の第2座屈材と、この第2座屈材は前記第1座屈材が配置された半径と略同一半径上に複数配置し、その両端部を固定する一対の第2プレートとからなり、この第2プレートの前記第2座屈材の固定位置間に、外周側に開口し、前記第1座屈材が移動可能に設置される溝を設け、前記第1座屈部材より軸方向長さが所定長さ短い第2座屈部材と、前記第1、第2座屈部材を貫通し、その外周部に前記メネジ部材と螺合するオネジを設けたロッドとを備え、前記第1、第2座屈材は、前記第1プレートまたは第2プレートに固定された状態で外周側に座屈するように形成され、前記第1座屈部材の前記第1プレートの他方の軸方向移動を規制し、前記ロッドを前記第1プレートの一方から他方方向に移動して前記第1座屈部材、第2座屈部材の順に座屈するようにしたことを特徴とする。
このため、第1、第2座屈材の断面積を従来技術より大きく設定することができ、地山内において所定の「く」の字状の座屈形状とすることができる。また、第1座屈部材と第2座屈部材の軸方向長さを異ならせたので、第1座屈材の座屈開始時期より第2座屈材の座屈開始時期を遅らせることで、第1、第2座屈材を同時に座屈させる場合に比して、座屈に必要な荷重を低減することができる。
以上説明した実施形態に限定されることなく、その技術的思想の範囲内において種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明と均等であることは明白である。
本発明の構築用基礎材の構成図、(a)座屈前、(b)座屈後。 構築用基礎材の断面図。 第1座屈部材のプレートの構成図。 第2座屈部材のプレートの構成図。 構築用基礎材の地山への設置方法を説明する図。 構築用基礎材のストッパー形状を説明する断面図。
符号の説明
1:構築用基礎材
2:ロッド
2a:オネジ
2b:貫通孔
3:ナット
5:治具
6:ナット
8:第1座屈部材
9:第1座屈材
10:プレート
11a、11b:切欠き
12:第2座屈部材
13:第2座屈材
14:プレート
14a:貫通孔
14b:貫通孔
14c:溝
15a、15b:切欠き
20:ストッパー

Claims (9)

  1. 棒状の第1座屈材と、この第1座屈材を同一半径上に複数配置し、その両端部を固定する一対の第1プレートと、前記一対の第1プレートの一方に固定され、メネジが形成されたメネジ部材と、からなる第1座屈部材と、
    棒状の第2座屈材と、この第2座屈材は前記第1座屈材が配置された半径と略同一半径上に複数配置し、その両端部を固定する一対の第2プレートとからなり、この第2プレートの前記第2座屈材の固定位置間に、外周側に開口し、前記第1座屈材が移動可能に設置される溝を設け、前記第1座屈部材における前記一対の第1プレートの間隔より軸方向長さが所定長さ短い第2座屈部材と、
    前記第1、第2座屈部材を貫通し、その外周部に前記メネジ部材と螺合するオネジを設けたロッドとを備え、
    前記第1、第2座屈材は、前記第1プレートまたは第2プレートに固定された状態で外周側に座屈するように形成され、
    前記第1座屈材は、前記第1プレートの他方の軸方向移動を規制し、前記ロッドを前記第1プレートの一方から他方方向に移動することで座屈し、
    前記第2座屈材は、前記第1座屈材の座屈によって前記第1プレートが前記第2プレートと接触した状態で、前記ロッドを更に移動させることによって座屈すことを特徴とする構築用基礎材。
  2. 前記ロッドは、有底中空状に形成され、壁部を径方向に貫通する貫通孔が設けられ、この貫通孔は、座屈した前記第1、第2座屈材に面して形成されることを特徴とする請求項1に記載の構築用基礎材。
  3. 前記ロッドの貫通孔から空気を噴出して、座屈した前記第1、第2座屈材近傍の土砂を除去することを特徴とする請求項2に記載の構築用基礎材。
  4. 前記第1、第2座屈材近傍の土砂を除去した部分に前記貫通孔からグラウトを充填することを特徴とする請求項3に記載の構築用基礎材。
  5. 前記第1、第2座屈材は、その両端を前記第1プレートまたは第2プレートに固定された状態で、その略中央部内側に切欠きを設けるとともに、その両端部近傍の外側に切欠きを設け、外周側に「く」の字状に座屈するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の構築用基礎材。
  6. 前記第1、第2座屈材は、その両端を前記第1プレートまたは第2プレートに固定された状態で、中央部が外側に凸状となるように形成されることを特徴とする請求項1または5に記載の構築用基礎材。
  7. 前記第1座屈材と前記第2座屈材は、同一半径上に交互に所定間隔で配置されることを特徴とする請求項1、5、6のいずれか一つに記載の構築用基礎材。
  8. 前記第1、第2プレートの軸方向移動を規制するストッパーを設けたことを特徴とする請求項1に記載の構築用基礎材。
  9. 前記ストッパーは、前記ロッドと同軸に、かつ前記第2プレート間に配置される円筒状の部材であることを特徴とする請求項8に記載の構築用基礎材。
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