JP4790389B2 - 弾性クローラ - Google Patents

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本発明は、各種のクローラ式走行装置に用いられる芯金レスの弾性クローラに関する。
農業機械等の走行部に採用されるクローラ走行装置は、駆動スプロケットとアイドラと複数の転輪にわたって無端帯状の弾性クローラを巻き掛けることによって構成されており、良好な乗り心地、低い騒音の観点から芯金レスの弾性クローラを用いることが有効とされている。このような芯金レスの弾性クローラのなかで、例えば特許文献1のものでは、弾性クローラの外周面における転輪の左右方向外端部に対応する部分に、接地側に向かって盛り上がる補強部を設けることで、弾性クローラの側部が突起物に乗り上げて折れ曲がった際の亀裂発生を防止している。
特開2003−252259号公報
一方で、弾性クローラの駆動スプロケットへの巻き掛け部分において、弾性クローラが内部に埋設された抗張体の屈曲中心を中点として湾曲し、弾性クローラの内周側ゴムが強く圧縮された場合、弾性クローラが駆動スプロケットにスムーズに巻き掛けられなくなることがある。そのため、抗張体の埋設位置は弾性クローラの内周面、すなわち駆動スプロケットの駆動歯に近づけられたものとなっている。
しかし、抗張体の埋設位置を弾性クローラの内周面に近づけることで、転輪が通過する転輪通過面から抗張体までの厚みの減少は、走行時にクローラ式走行装置の重みが特にかかる当該転輪通過面のカット傷や虫食い現象の発生により、弾性クローラの耐久性に影響を与えている。このように、駆動スプロケットへの巻き掛け性と弾性クローラの耐久性は相反するものである。
この点は、上記特許文献1のように外周面に補強部を備える弾性クローラであっても同様である。また、上記転動通過面に肉盛り部を設けて、耐久性を維持することも考えられるが、この場合、駆動突起部周辺が凹状となって泥や砂が溜まり易くなる。溜った泥や砂が弾性クローラに固着すると弾性クローラの屈曲中心が変わってしまい、これが駆動スプロケットへの巻き掛け性低下の一因となる。
そこで、本発明はこのような従来技術の問題点に鑑み、駆動スプロケットへの巻き掛け性を低下させないで、耐久性を向上することができる弾性クローラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は次の技術的手段を講じた。すなわち、本発明は、クローラ周方向において一定間隔おきに並ぶ駆動突起部が内周面から一体に突設された無端帯状のゴム製の弾性体よりなるクローラ本体と、前記クローラ本体の内部でクローラ周方向に沿って埋設された抗張体とを備えており、前記クローラ本体の内周面における前記駆動突起部のクローラ幅方向両側に、当該駆動突起部を跨いで通過する転輪の転動通過面が形成された芯金レスの弾性クローラにおいて、前記抗張体は、前記駆動突起部に対応するクローラ幅方向範囲に、クローラ幅方向と平行に埋設された第一抗張体と、この第一抗張体のクローラ幅方向両側で前記転動通過面に対応するクローラ幅方向範囲に埋設された第二抗張体とよりなり、前記第二抗張体が、クローラ厚み方向において前記第一抗張体より接地側に埋設されていることを特徴とする。
上記本発明によれば、駆動突起に対応するクローラ幅方向範囲に第一抗張体が埋設され、転動通過面に対応するクローラ幅方向範囲に第二抗張体が埋設され、当該第二抗張体がクローラ厚み方向において第一抗張体より接地側に埋設されているので、第一抗張体が弾性クローラの内周面、すなわち駆動スプロケットの駆動歯に近づけられた状態で、第二抗張体と転輪通過面との厚みが確保されている。従って、弾性クローラの駆動スプロケットへの巻き掛け性を低下させずに、転輪通過面における走行時のカット傷や虫食い現象の発生を防止し弾性クローラの耐久性を向上することができる。
また、上記本発明において、前記第一抗張体の端部から前記第二抗張体の当該第一抗張体側の端部にわたってクローラ内周側から覆う補強層が前記クローラ本体に埋設されていることが好ましい。
クローラ本体における第一抗張体のクローラ幅方向範囲から第二抗張体のクローラ幅方向範囲へと変わる部分には、駆動スプロケットへの巻き掛けの際の弾性クローラの屈曲中心の変曲点が存在するため、上記のような補強層を埋設することで、当該変曲点における弾性クローラの応力の緩和を図ることができる。
上記本発明において、前記第二抗張体がクローラ幅方向外側に向かうに従って接地側に傾斜されていると共に、当該第二抗張体と前記第一抗張体とがクローラ幅方向で略連続するように埋設されていることが好ましい。
この場合、第一抗張体と第二抗張体とをあわせた抗張体全体の屈曲中心の大きな変化がなくなるため、弾性クローラが駆動スプロケットに巻き掛けられた際、クローラ本体のクローラ幅方向における屈曲中心の大きな変曲点をなくすことができる。これにより、クローラ本体にかかる応力を緩和することができ、弾性クローラの耐久性をさらに向上させることができる。
上記本発明において、前記第二抗張体のクローラ幅方向外側に、第三抗張体を埋設してもよく、この第三抗張体は、クローラ厚み方向において当該第二抗張体よりも内面側に位置して埋設してもよい。
この場合、クローラ本体全体の屈曲中心が第一抗張体の屈曲中心に近づくため、クローラ本体の端部の極端な曲がりを減少させることができる。
また、前記第二抗張体のクローラ幅方向外側に埋設された前記第三抗張体は、クローラ幅方向外側に向かうに従って接地側に傾斜されていると共に、当該第三抗張体と前記第二抗張体とがクローラ幅方向で略連続するように埋設されていることが好ましい。
この場合、第二抗張体と第三抗張体とをあわせた抗張体全体の屈曲中心の大きな変化がなくなるため、弾性クローラが駆動スプロケットに巻き掛けられた際、クローラ本体のクローラ幅方向における屈曲中心の大きな変曲点を少なくすることができる。これにより、クローラ本体にかかる応力を緩和することができ、第三抗張体が埋設された弾性クローラの耐久性を向上させることができる。
上記の通り、本発明によれば、第一抗張体が弾性クローラの内周面に近づけられた状態で、第二抗張体と転輪通過面との厚みが確保されるようにしたので、駆動スプロケットへの巻き掛け性を低下させないで、耐久性を向上することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。図1は本発明に係る弾性クローラの内周面に転輪が当接されている状態の一実施形態を示している。図2は、農業機械の走行部に採用されるクローラ式走行装置の一例を示しており、このクローラ式走行装置50は、駆動スプロケット51、アイドラ52、及び複数の転輪53と、これら車輪群に巻き掛けられた弾性クローラ1とで主構成されている。弾性クローラ1は芯金レスとして構成されたものであり、内周面nに駆動突起部2を有するクローラ本体3と、このクローラ本体3の外周面gに所定のラグパターンで形成されたラグ群4と、クローラ本体3の伸長を規制すべくクローラ周方向に沿って埋設された抗張体6とを備えている。
クローラ本体3は、ゴム製の弾性体によってほぼ一定厚さの無端帯状に形成されており、駆動突起部2は、クローラ本体3と同じ材質の弾性体からなると共にクローラ本体3の幅方向中央部にクローラ周方向に一定間隔をおいて配置されている。また、ラグ群4は、クローラ本体3の外周面gにクローラ周方向に所定間隔をおいて形成されている。クローラ式走行装置50の駆動スプロケット51は、周方向に等間隔で並ぶ駆動歯を外周縁に有しており、その中心部は走行機体の一部から水平方向に突出する駆動軸の端部に直結されている。そして、弾性クローラ1の駆動突起部2に当該駆動歯を係合させることにより、弾性クローラ1が周方向に沿って駆動される。
また、クローラ式走行装置50に備えられた転輪53は、左右一対の円形車輪部を有し、駆動突起部2を跨いで通過する跨ぎタイプのものとなっており、内周面nの駆動突起部2のクローラ幅方向両側には、転動通過面n1が形成されている。そして、弾性クローラ1は、クローラ周方向に駆動されながら転輪53に対するクローラ幅方向の位置ずれが規制されるようになっている。
抗張体6は、駆動突起部2に略対応するクローラ幅方向範囲に埋設された第一抗張体61と、この第一抗張体61のクローラ幅方向両側で転動通過面n1に略対応するクローラ幅方向範囲に埋設された一対の第二抗張体62とで構成されている。一対の第二抗張体62は、クローラ厚み方向において第一抗張体61より接地側に埋設されている。すなわち、第一抗張体61及び一対の第二抗張体62は、内周面nと第一抗張体61間の厚みをt1とし、内周面nと第二抗張体62との厚みをt2としたとき、t1<t2の関係を満たすように埋設されている。また、第一抗張体61の埋設位置は、クローラ厚み方向において内周面nに近づけられており、上記厚みt1は、駆動スプロケット51に巻き掛けられた際の内周側ゴムngの圧縮抵抗を大幅に増加させず弾性クローラ1を駆動スプロケット51にスムーズに巻き掛けることができる程度の寸法となっている。
各第二抗張体62は、第一抗張体61よりも小さいクローラ幅方向寸法で構成されており、その内端がクローラ厚み方向において第一抗張体61の端と略一致している。そして、これら第一抗張体61及び一対の第二抗張体62は、クローラ周方向全周に沿って無端状に周回している。また、第一抗張体61及び各第二抗張体62は、いずれもクローラ周方向に沿って延びるスチールコード等からなるコードを多数配列し、これらの周りを未加硫ゴムで固めることによって構成されたものである。本実施形態の第一抗張体61及び各第二抗張体62として、有端の1本のコードをクローラ周方向に1周巻回したものを、クローラ幅方向に並列状として多数本配置することにより構成されたコードラップ方式の構造のものを採用しているが、1本の抗張力コードを螺旋状に巻回することにより構成された継ぎ目のないスパイラル構造のものを採用してもよい。
上記コードは、その両端部がクローラ本体3の内部で重ね合わされることで環状とされていることから、弾性クローラ1が駆動スプロケット51、アイドラ52及び転輪53に巻き掛けられると、第一抗張体61及び第二抗張体62にクローラ周方向の抗張力が作用する。なお、コードとしては、例えば、鋼製フィラメントを数本よったものを、さらに数束よりあわせたスチールコードや、ナイロン、テトロン等のフィラメントから構成されるナイロンコード、テトロンコード、その他アラミド繊維コード、ガラス繊維コード等が採用される。また、クローラ本体3には第二抗張体62の接地側に二層のバイアススチールコード7が埋設されており、クローラ本体3の剛性が上げられている。
以上の構成からなる弾性クローラ1とすれば、第一抗張体61が内周面nに近づけられていることにより、弾性クローラ1を駆動スプロケット51にスムーズに巻き掛ることができる。また、転輪通過面n1のクローラ幅方向範囲に対応する第二抗張体62が、第一抗張体61よりも接地側に埋設されているため、転輪通過面n1から当該第二抗張体62までの厚みt2が確保され、転輪通過面n1のカット傷や虫食い現象が発生し難く、弾性クローラ1の耐久性を向上させることができる。従って、駆動スプロケット51への巻き掛け性を低下させないで、弾性クローラ1の耐久性を向上することができる。
図3は本発明に係る弾性クローラの第二実施形態を示している。本実施形態の弾性クローラ10が、上記実施形態の弾性クローラ1と異なる点はクローラ本体3に多数の繊維からなる補強層11が埋設されている点である。なお、本実施形態及び以下に説明する各実施形態が上記実施形態と共通する点は同符号を付して説明を省略する。補強層11は、第一抗張体61の端部から第二抗張体62の当該第一抗張体61側の端部にわたってクローラ内周側から覆うように埋設されている。クローラ本体3における第一抗張体61のクローラ幅方向範囲から第二抗張体62のクローラ幅方向範囲へと変わる部分には、駆動スプロケット51への巻き掛けの際の弾性クローラの屈曲中心の変曲点が存在するが、上記のような補強層を埋設することで、当該変曲点における弾性クローラの応力の緩和を図ることができ、弾性クローラの耐久性を向上することができる。
図4は本発明に係る弾性クローラの第三実施形態を示している。本実施形態の弾性クローラ20が第一実施形態の弾性クローラ1と異なる主な点は、第二抗張体62Aが傾斜して埋設されている点である。第二抗張体62Aは、クローラ幅方向外側に向かうに従って接地側に傾斜されていると共に、当該第二抗張体62Aと第一抗張体61とがクローラ幅方向で一つの連続する抗張体6として構成されている。従って、第一抗張体61と第二抗張体62Aとをあわせた抗張体6全体の屈曲中心の大きな変化がなくなり、弾性クローラ20が駆動スプロケット51に巻き掛けられた際、クローラ本体3のクローラ幅方向における屈曲中心の大きな変曲点をなくすことができる。これにより、クローラ本体3にかかる応力を緩和することができ、耐久性がさらに向上した弾性クローラ20とされている。
図5は本発明に係る弾性クローラの第四実施形態を示している。本実施形態の弾性クローラ30が第一実施形態の弾性クローラ1と異なる主な点は、第一抗張体61及び一対の第二抗張体62の他、更に一対の第三抗張体63が埋設されている点である。各第三抗張体63は上記各抗張体61、62と同じ素材で、第二抗張体62と略同じクローラ幅方向寸法で構成されている。また、各第三抗張体63は、クローラ幅方向で第二抗張体62の外側、かつクローラ厚み方向で同第二抗張体62よりも内面側に埋設されている。すなわち、第一抗張体61、一対の第二抗張体62、及び一対の第三抗張体は、内周面nと第三抗張体63間の厚みをt3としたとき、t1≦t3<t2の関係を満たすように埋設されている。このような第三抗張体63を埋設することで、クローラ本体3全体の屈曲中心が第一抗張体61の屈曲中心に近づくため、クローラ本体3の端部の極端な曲がりを減少させることができる。
図6は本発明に係る弾性クローラの第五実施形態を示している。本実施形態の弾性クローラ40が第四実施形態の弾性クローラ30と異なる点は、一対の第二抗張体62Bが傾斜して埋設されている点である。各第二抗張体62Bは、クローラ幅方向外側に向かうに従って接地側に傾斜されていると共に、第一抗張体61B、第二抗張体62B、及び第三抗張体63Aが一つの抗張体としてクローラ幅方向で連続するように構成されている。これにより、第一抗張体61B、第二抗張体62B、及び第三抗張体63Aをあわせた抗張体6全体の屈曲中心の大きな変化がなくなる。従って、第三抗張体63Aが埋設された当該弾性クローラ40において、駆動スプロケット51に巻き掛けられた際の、クローラ本体3のクローラ幅方向における屈曲中心の大きな変曲点をなくすことができる。これにより、クローラ本体3にかかる応力が緩和され、耐久性がさらに向上した弾性クローラ40とされている。
図7は本発明に係る弾性クローラの第六実施形態を示している。本実施形態の弾性クローラ50が第五実施形態の弾性クローラ40と異なる点は、一対の第三抗張体63Bが傾斜して埋設されている点である。各第三抗張体63Aは、第二抗張体62Cと同じ傾斜角度でクローラ幅方向外側に向かうに従って接地側に傾斜されていると共に、第一抗張体61C、第二抗張体62C、及び第三抗張体63Bが一つの抗張体6としてクローラ幅方向で連続するように構成されている。また、クローラ本体3には二層のバイアススチールコード7が埋設されており、クローラ本体3の剛性が上げられている。これにより、上記第五実施形態の弾性クローラ40と同様に、抗張体6全体の屈曲中心の大きな変化がなくなっており、耐久性が向上した弾性クローラ50とされている。
なお、本発明は上記各実施形態に限定するものではなく、第一抗張体、第二抗張体、第三抗張体のクローラ幅方向寸法、クローラ幅方向及び厚み方向の埋設位置、第二抗張体及び第三抗張体の傾斜角度、その他駆動突起、ラグの形状や配置を適宜変更してもよい。
弾性クローラの幅方向断面図である。 クローラ式走行装置の一例を示す側面図である。 第二実施形態に係る弾性クローラの幅方向断面図である。 第三実施形態に係る弾性クローラの幅方向断面図である。 第四実施形態に係る弾性クローラの幅方向断面図である。 第五実施形態に係る弾性クローラの幅方向断面図である。 第六実施形態に係る弾性クローラの幅方向断面図である。
符号の説明
1 弾性クローラ
2 駆動突起部
61 第一抗張体
62 第二抗張体
63 第三抗張体
n1 転輪通過面

Claims (5)

  1. クローラ周方向において一定間隔おきに並ぶ駆動突起部が内周面から一体に突設された無端帯状のゴム製の弾性体よりなるクローラ本体と、前記クローラ本体の内部でクローラ周方向に沿って埋設された抗張体とを備えており、前記クローラ本体の内周面における前記駆動突起部のクローラ幅方向両側に、当該駆動突起部を跨いで通過する転輪の転動通過面が形成された芯金レスの弾性クローラにおいて、
    前記抗張体は、前記駆動突起部に対応するクローラ幅方向範囲に、クローラ幅方向と平行に埋設された第一抗張体と、この第一抗張体のクローラ幅方向両側で前記転動通過面に対応するクローラ幅方向範囲に埋設された第二抗張体とよりなり、
    前記第二抗張体が、クローラ厚み方向において前記第一抗張体より接地側に埋設されていることを特徴とする弾性クローラ。
  2. 前記第一抗張体の端部から前記第二抗張体の当該第一抗張体側の端部にわたってクローラ内周側から覆う補強層が前記クローラ本体に埋設されている請求項1に記載の弾性クローラ。
  3. 前記第二抗張体がクローラ幅方向外側に向かうに従って接地側に傾斜されていると共に、当該第二抗張体と前記第一抗張体とがクローラ幅方向で略連続するように埋設されている請求項1に記載の弾性クローラ。
  4. 前記第二抗張体のクローラ幅方向外側に、更に第三抗張体が埋設されており、この第三抗張体はクローラ厚み方向において前記第二抗張体よりも内面側に埋設されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の弾性クローラ。
  5. 前記第二抗張体のクローラ幅方向外側に、更に第三抗張体が埋設されており、前記第三抗張体がクローラ幅方向外側に向かうに従って接地側に傾斜されていると共に、当該第三抗張体と前記第二抗張体とがクローラ幅方向で略連続するように埋設されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の弾性クローラ。
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