JP6505042B2 - クローラ - Google Patents

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本発明は、クローラに関する。
不整地の走行時や旋回走行時においてクローラが蛇行することを抑制するために、クローラの内周面を傾斜させて車両の直進性を高めたクローラが開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2004−161193号公報
しかし特許文献1によると、転動輪の車輪転動面となるクローラの内周面の全体が傾斜しているので、該内周面に対して、駆動輪又は遊動輪への巻き掛かり時の曲げ応力や転動輪からの押圧力が、局部的に加わる可能性がある。
本発明は、上記事実を考慮して、クローラに局部的に加わる力を緩和しつつ、クローラの蛇行を抑制することを目的とする。
本発明の第1態様のクローラは、弾性体により無端状に形成されるクローラ本体と、
前記クローラ本体の周方向に巻回されて前記クローラ本体に埋設され、前記クローラ本体の厚み方向の断面視で、前記クローラ本体の幅方向に沿って配列された平坦部と、前記平坦部よりも前記クローラ本体の幅方向外側に傾斜して配列された傾斜部と、を備えた抗張体と、
前記クローラ本体の周方向に間隔をおいて、前記クローラ本体の幅方向中央部の内周面に形成されたガイド突起と、
車両に備えられる回転輪が転動し、前記ガイド突起よりも前記クローラ本体の幅方向外側の内周面に形成された車輪転動面と、を備え、
前記クローラ本体を側面から見た直線状部分において、前記平坦部を前記クローラ本体の幅方向に延長した仮想面から前記傾斜部の前記クローラ本体の幅方向外側の端縁までの厚さを(L)としたときに、前記傾斜部の前記クローラ本体の幅方向の端縁における周方向長さから、前記平坦部の前記クローラ本体の周方向長さを差し引いた値が、(2πL)未満とされ、
前記車輪転動面は、前記平坦部と対向する平坦面と、前記傾斜部と対向する傾斜面とを有する。
本発明の第1態様のクローラにおいては、クローラ本体を側面から見た直線状部分において、抗張体の平坦部をクローラ本体の幅方向に延長した仮想面から、抗張体の傾斜部のクローラ本体の幅方向外端縁までの厚さが(L)とされている。
クローラ本体を側面から見た湾曲部分(駆動輪と遊動輪に巻き掛けられる部分)における平坦部の湾曲半径を(R)、駆動輪と遊動輪それぞれの回転軸の軸間距離を(l)とした場合、平坦部のクローラ本体の周方向長さ(周長)は(2πR+2l)で表される。
仮に、クローラ本体を側面から見た湾曲部分においても、抗張体の平坦部をクローラ本体の幅方向に延長した仮想面から、抗張体の傾斜部のクローラ本体の幅方向外端縁までの厚さが(L)とされている場合、傾斜部のクローラ本体の幅方向外端縁の周長は、[2π(R+L)+2l]で表される。このとき、傾斜部のクローラ本体の幅方向外端縁の周長から、平坦部の周長を差し引いた値は、(2πL)で表される。
本発明の第1態様のクローラにおいては、傾斜部のクローラ本体の幅方向外端縁の周長から、平坦部の周長を差し引いた値は、(2πL)未満とされている。したがって、湾曲部分における、抗張体の平坦部をクローラ本体の幅方向に延長した仮想面から、抗張体の傾斜部のクローラ本体の幅方向外端縁までの厚さは、(L)よりも小さい。
このため、発明の第1態様のクローラによると、クローラが回転し、抗張体の傾斜部が直線状部分から湾曲部分に移動すると、クローラ本体の幅方向端部が抗張体によってクローラ本体の内周側へ引張られて湾曲し、クローラ本体の幅方向端部の内周面、即ち傾斜面が、クローラ本体の内周側に傾斜する。
クローラが蛇行しようとすると、駆動輪及び遊動輪と、クローラ本体とのクローラ本体の幅方向の相対位置がずれて、駆動輪及び遊動輪が、クローラ本体の内周面に形成されたクローラ幅方向の一方側の傾斜面を押圧する。このとき、傾斜面のクローラ本体の外周側の弾性体が抗張体を押圧するため、クローラ本体の幅方向の一方側の抗張体には張力が発生し、クローラ本体の幅方向の内側と一方側の外側で張力差が生じる。このとき、抗張体の張力差が無くなるように、クローラ本体は張力の高いクローラ本体の幅方向の一方側に向けて移動する。この結果、駆動輪及び遊動輪のクローラ本体の幅方向の中心と、クローラ本体の幅方向の中心の相対位置が揃えられる。したがって、クローラの蛇行を抑制することができる。
さらに、クローラ本体を側面から見た直線状部分において、転動輪は平坦面上を転動するため、車輪転動面が全て傾斜面とされたクローラと比較して、クローラ内周面に対して転動輪から加わる局部的な力を抑制することができる。このため、クローラ内周面の損傷が抑制される。
本発明の第2態様のクローラは、第1態様のクローラにおいて、前記傾斜部は、前記平坦部とクローラ周方向長さが同一とされている。
本発明の第2態様のクローラによると、傾斜部と平坦部のクローラ本体の周方向長さが同一であるため、クローラが回転し、抗張体の傾斜部が直線状部分から湾曲部分に移動すると、クローラ外周側に向って傾斜している傾斜部は、抗張体の張力によってクローラ内周側へ引張られ、内周側へ傾斜する。このため、クローラ本体の幅方向端部の内周面が、クローラ本体の内周側に傾斜する角度が大きくなる。したがって、クローラの蛇行を抑制する効果を高くすることができる。
本発明の第3態様のクローラは、第1態様又は第2態様のクローラにおいて、車両に備えられる駆動輪と遊動輪に前記クローラ本体を巻き掛けた状態で前記クローラ本体を側面から見て、前記直線状部分における前記傾斜部のクローラ本体の幅方向外端部と前記平坦部との距離が、前記駆動輪と前記遊動輪との回転軸間距離の0.1%以上とされている。
本発明の第3態様のクローラによると、直線状部分における傾斜部のクローラ本体の幅方向外端部と平坦部との距離が、駆動輪と遊動輪との回転軸間距離の0.1%未満とされているものと比較して、駆動輪、遊動輪が接触する湾曲部分の傾斜部が、クローラ本体の直線状部分における抗張体の傾斜部によって、クローラ内周側に強く引張られる。
このため、抗張体がクローラ本体をクローラ本体の内周側へ湾曲させる効果が高められる。
本発明の第4態様のクローラは、第1態様〜第3態様の何れか1態様のクローラにおいて、クローラ芯金を備えない芯金レスクローラである。
本発明の第4態様のクローラは、芯金を備えないため、芯金を備えるクローラと比較して、クローラ本体の曲げ剛性が小さい。このため、クローラ本体を側面から見た湾曲部分において、抗張体がクローラ本体の内周側に傾斜すると、クローラ本体は容易に変形する。このため、クローラ本体の内周面に形成された平坦面が、クローラ本体の内周側に傾斜し易くなる。したがって、クローラのガイド突起が、駆動輪、遊動輪の中央に押し戻され易くなり、クローラの蛇行を抑制する効果を高めることができる。
本発明に係る弾性クローラによれば、クローラに局部的に加わる力を緩和しつつ、クローラの蛇行を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係るクローラが駆動輪及び遊動輪へ巻き掛けられた状態を示す側面図である。 (a)は本発明の第1実施形態に係るクローラの直線状部分における横断面図であり、(b)は湾曲部分における横断面図である。 (a)は本発明の第2実施形態に係るクローラの直線状部分における横断面図であり、(b)は湾曲部分における横断面図である。 本発明の第1実施形態、第2実施形態におけるクローラの傾斜部のクローラ幅方向外側端部及び平坦部の形状を示した側面図である。
[第1実施形態]
以下、図面を参照しながら、本発明の第1実施形態に係るクローラの一例としてのゴムクローラ92について説明する。
本実施形態におけるゴムクローラ92は、図1に示すように、機体としてのクローラ車の駆動軸に連結された駆動輪100とクローラ車に回転自在に取付けられた遊動輪102とに巻き掛けられて用いられる。また、ゴムクローラ92の内周面を、駆動輪100と遊動輪102の間に配置され且つクローラ車に回転自在に取り付けられた複数の転動輪104が転動するようになっている。なお、本実施形態の駆動輪100、遊動輪102、転動輪104は、本発明の回転輪の一例である。
本実施形態では、無端状のゴムクローラ92の周方向(図1の矢印S方向)を「クローラ周方向」と記載し、ゴムクローラ92の幅方向(図2(a)の矢印W方向)を「クローラ幅方向」と記載する。
また、本実施形態では、駆動輪100、遊動輪102に巻き掛けて環状となったゴムクローラ92の内周側(図2(a)の矢印IN方向側)を「クローラ内周側」と記載し、ゴムクローラ92の外周側(図2(a)の矢印OUT方向側)を「クローラ外周側」と記載する。なお、図2(a)の矢印IN方向(環状の内側方向)、矢印OUT方向(環状の外側方向)は、巻き掛け状態のゴムクローラ90の内外方向を示している。
図1に示すように、駆動輪100は、クローラ車の駆動軸に連結される円盤状の一対の輪部100Aを有している。この輪部100Aは、外周面100Bが後述するゴムクローラ92の車輪転動面40に接触して転動するようになっている。また、一対の輪部100Aには、互いの周縁部に架け渡されるようにピン部(不図示)が円周方向に一定間隔で形成されている。このピン部は、後述するガイド突起16に係合する(噛み合う)ようになっており、ガイド突起16と係合することでクローラ車からの駆動力をゴムクローラ92に伝達するようになっている。
遊動輪102は、クローラ車に回転自在に取付けられる円盤状の一対の輪部102Aを有している。この輪部102Aは、外周面102Bが後述するゴムクローラ92の車輪転動面40に接触して転動するようになっている。また、遊動輪102は、クローラ車側が備える図示しない油圧等の加圧機構によって駆動輪100から離間する方向へ押圧されて、ゴムクローラ92の車輪転動面40に押し付けられてゴムクローラ92のテンション(張力)を保持するものである。
このようにして駆動力が伝達されたゴムクローラ92は、駆動輪100と遊動輪102との間を循環する。そして、ゴムクローラ92の循環により、後述するラグ18が地面を捉えて、クローラ車が移動(走行)する。
図1に示すように、転動輪104は、クローラ車の重量を支持するものであり、クローラ車に回転自在に取付けられる円盤状の一対の輪部104Aを有している。この輪部104Aは、外周面104Bが後述するゴムクローラ92の車輪転動面40の上を転動するようになっている。
遊動輪102及び転動輪104は、ゴムクローラ92によって従動回転するようになっている。
(ゴムクローラ)
図2(a)に示すように、ゴムクローラ92は、ゴムクローラ本体12、ガイド突起16、ラグ18、ゴムクローラ本体内部の抗張体70を含んで構成されている。なお、本実施形態では、ゴムクローラ92は、芯金を備えない芯金レスクローラとされている。
なお、図2(a)、(b)は、第1実施形態のゴムクローラ92のクローラ周方向の軸線に垂直な面に沿った横断面図である。
(ガイド突起)
図2(a)に示すように、本発明のガイド突起の一例としてのガイド突起16は、ゴムクローラ本体12と一体的に成型された四角錐台状のゴム突起であり、ゴムクローラ本体10の内周面の中央部に、クローラ周方向に一定のピッチ(間隔)で形成されている。ガイド突起16は、駆動輪100のピン部と噛み合ってクローラ車からの駆動力をゴムクローラ90に伝達する。
また、ガイド突起16は、後述する車輪転動面40上を転動する転動輪104の中央に位置し、駆動輪100、遊動輪102、転動輪104の側面に当ることで、ゴムクローラ92のクローラ幅方向への移動を制限する。
(ゴムクローラ本体)
図2(a)、(b)、図4に示すように、ゴムクローラ本体12は、ゴム材を無端帯状に形成したゴムベルトであり、ガイド突起16のクローラ幅方向の両側(図2(a)、(b)では紙面左右の内周面)には、クローラ幅方向に平行な車輪転動面40がそれぞれ形成されている。この車輪転動面40上を、駆動輪100、遊動輪102、及び転動輪104が転動するようになっている。
(抗張体)
図2(a)、(b)に示すように、抗張体70は、メインコード70Aをクローラ周方向に沿って螺旋状に巻回してクローラ幅方向に等間隔に配列し、プレストレスをかけた状態で、ゴムクローラ本体12の内部に埋設して構成されている。
抗張体70は、クローラ幅方向中央側の平坦部72と、平坦部72よりもクローラ幅方向外側の傾斜部74とを備えている。
平坦部72は、クローラ周方向に直交するクローラ幅方向に沿った断面(例えば図2(a)及び(b))において、メインコード70Aがクローラ幅方向に沿って等間隔に配列された部分であり、ゴムクローラ92の中心部を跨いで形成され、ガイド突起16よりもクローラ幅方向外側に端部が位置している。
傾斜部74は、クローラ周方向に直交するクローラ幅方向に沿った断面(例えば図2(a)及び(b))において、メインコード70Aがクローラ幅方向に対して傾斜する方向に等間隔に配列された部分であり、ゴムクローラ92を側面からみた直線状部分F(駆動輪100、遊動輪102に巻き掛かる以外の部分。図4参照)においては、図2(a)に示すように、クローラ外周側に傾斜している。
また、傾斜部74は、ゴムクローラ92を側面からみた湾曲部分C(駆動輪100、遊動輪102に巻き掛かる部分。図4参照)においては、図2(b)に示すように、クローラ内周側に傾斜している。
なお、傾斜部74の傾斜がクローラ外周側から内周側に変化する位置と、ゴムクローラ92の駆動輪100、遊動輪102への巻き掛かり端部の位置とは、必ずしも一致している必要はなく、傾斜部74は少なくとも直線状部分Fにおいてクローラ外周側に傾斜している部分を備え、湾曲部分Cにおいてクローラ内周側に傾斜している部分を備えるものであればよい。
また、抗張体70のクローラ周方向長さは、クローラ幅方向で一定とされている。つまり、傾斜部74のクローラ周方向長さは、平坦部72のクローラ周方向長さと同一とされている。言い換えると、傾斜部74におけるメインコード70Aのクローラ周方向1巻あたりの長さと、平坦部72におけるメインコード70Aのクローラ周方向1巻あたりの長さは等しい。
このため、例えば図4に一点鎖線で示す傾斜部74のクローラ幅方向外側端部74Aは、直線状部分Fでは図4に点線で示す平坦部72よりもクローラ外周側に位置し、湾曲部分Cでは平坦部72よりもクローラ内周側に位置する。
なお、「一定」、「同一」、「等しい」とは、完全に一致する状態を示すものではなく、クローラ周方向1巻あたりの長さのプラスマイナス1%程度の誤差を含むものである。
また、「クローラ周方向1巻あたりの長さ」とは、クローラ周方向に直交するクローラ幅方向に沿った任意の一断面(例えば図2(a)に示す断面)から該断面までの、メインコード70Aに沿った長さである。言い換えると、該断面で抗張体70を切断した場合のメインコード70A一本当たりの長さである。
なお、図4に示すように、ゴムクローラ92を側面からみて、直線状部分Fにおける傾斜部74のクローラ幅方向外側端部と平坦部72との距離(外側傾斜高さ)を(L5)、駆動輪100の回転軸O1と遊動輪102の回転軸O2との距離(軸間距離)を(L7)とすると、(L5)は(L7)の0.35%とされている。
なお、(L5)は、ゴムクローラ92を側面からみたときに、回転軸O1とO2を結んだ線分の中心線を通る位置で測定される、平坦部72の任意のメインコード70Aのクローラ外周側端と、傾斜部74のクローラ幅方向外側端部のメインコード70Aのクローラ外周側端との距離を目安とする。
本実施形態の抗張体70を構成するメインコード70Aは、ゴムクローラ92のクローラ周方向の引張り強度を増強するために埋設されるスチールコードが使用されている。スチールコードは複数本のストランドを撚り合わせて構成されている。また、ストランドは、複数本のフィラメントを撚り合せて形成している。このため、ゴムクローラ92の、クローラ周方向に対する引張り強度が高められている。
なお、本発明はこの構成に限定されず、十分な引張り強度を有していれば、有機繊維(例えば、ナイロン繊維、芳香族ポリアミド繊維など)で構成した有機繊維コードをメインコードとして用いてもよい。
また、本実施形態では、ゴムクローラ本体12の内部に抗張体70だけを埋設しているが、本発明はこの構成に限定されず、抗張体70のクローラ内周側及び外周側の少なくとも一方に、クローラ内周側又はクローラ外周側からみて抗張体70に対して交差する補強コードをクローラ周方向に並列させる構成としてもよい。
また、本実施形態のメインコード70Aは、クローラ周方向に沿って螺旋状に巻回されているものとしたが、クローラ周方向に沿う複数本のメインコードを並列(クローラ幅方向に並列)させたものとしてもよい。
(ラグ)
図2(a)に示すように、ラグ18は、ゴムクローラ本体12と一体的に成型されたゴム突起であり、ゴムクローラ本体12の外周面に、クローラ周方向に一定のピッチで形成されている。ラグ18は、車輪転動面40のクローラ外周側に位置している。
なお、このラグ18は、ゴムクローラ92の地面に接地する部位である。
(作用)
第1実施形態のゴムクローラ92によれば、傾斜部74が直線状部分F(図4参照)に位置するとき、図2(a)に示すように、ゴムクローラ本体12の内周側の車輪転動面40は、クローラ幅方向と平行になっている。
また、ゴムクローラ92が回転し、抗張体70の傾斜部74が直線状部分Fから湾曲部分Cに移動すると、図2(b)に示すように、傾斜部74はクローラ外周側から内周側へ傾斜するため、抗張体70のクローラ幅方向端部がクローラ内周側に大きく移動して、抗張体70がゴムクローラ本体12をクローラ内周側へ湾曲させる。このとき、傾斜部74のクローラ幅方向に対する最大傾斜角度は、クローラ内周側に2.5〜5.8度となっている。
このため、ゴムクローラ本体12の内周側の車輪転動面40には、クローラ幅方向中央側の平坦面42のクローラ幅方向外側に、傾斜面44が形成される。このとき、車輪転動面40の傾斜面44のクローラ幅方向に対する最大傾斜角度は、クローラ内周側に2.5〜7.5度となり、駆動輪100、遊動輪102に接触する。
ゴムクローラ92が蛇行しようとすると、駆動輪100及び遊動輪102と、ゴムクローラ本体12とのクローラ幅方向の相対位置がずれて、駆動輪100及び遊動輪102が、ゴムクローラ本体12の内周面に形成されたクローラ幅方向一方側の傾斜面44を押圧する。このとき、傾斜面44のクローラ外周側の弾性体が抗張体70を押圧するため、ゴムクローラ幅方向一方側の抗張体70には張力が発生し、ゴムクローラ本体12の幅方向の内側と一方側の外側で張力差が生じる。このとき、抗張体70の張力差が無くなるように、ゴムクローラ本体12は張力の高いクローラ幅方向の一方側に向けて移動する。この結果、駆動輪100及び遊動輪102のクローラ幅方向の中心と、ゴムクローラ本体12の幅方向中心の相対位置が揃えられる。したがって、ゴムクローラ92の蛇行を抑制することができる。
また、ゴムクローラ90の蛇行を抑制することでゴムクローラ90の幅方向の中央部に形成されたガイド突起16の側面と転動輪104との接触が抑制され、ガイド突起16の損傷が抑制される。
また、直線状部分Fにおける抗張体70の傾斜部74の外側傾斜高さ(L5)は、駆動輪100の回転軸O1と遊動輪102の回転軸O2との距離(軸間距離)(L7)の0.35%とされている。
これにより、駆動輪100、遊動輪102が接触する湾曲部分Cの傾斜部74は、ガイド突起16を転動輪104の中央に押し戻すために十分な内側傾斜幅(湾曲部分Cにおける傾斜部74のクローラ幅方向外側端部と平坦部との距離)(L6)を持つ構成となる。
なお、本実施形態において外側傾斜高さL5は軸間距離(L7)の0.35%とされていたが、本発明の構成はこれに限定されず、外側傾斜高さ(L5)は軸間距離(L7)の0.3%以上であればよい。外側傾斜高さ(L5)が軸間距離(L7)の0.3%未満だと、駆動輪100、遊動輪102が接触する湾曲部分Cの傾斜部74が、ガイド突起16を転動輪104の中央に押し戻すために十分な内側傾斜幅を持つ構成とならず、ゴムクローラ90の蛇行を抑制する効果が低くなる可能性がある。
さらに、直線状部分Fにおいて、転動輪104はクローラ幅方向に平行な車輪転動面40を転動するため、車輪転動面が全て傾斜面とされたクローラと比較して、クローラ内周面に対して転動輪104から加わる局部的な力を緩和することができる。このため、クローラ内周面の損傷が抑制される。
また、クローラ車の走行時、ゴムクローラ92が駆動輪100と遊動輪102に巻き掛けられたとき、クローラ外周側のラグ18の端部が、抗張体70の傾斜部74によってクローラ内周側に引っ張られる。このため、ラグ18がクローラ内周側に移動し、ラグ18が捉えた土や石塊などを払い落とすことができる。
[第2実施形態]
以下、図面を参照しながら、第2実施形態の弾性クローラの一例としてのゴムクローラ94について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成となる部分については、同一符号を付して説明を省略する。
(ゴムクローラ本体)
図3(a)、(b)に示すように、ゴムクローラ本体14は、無端帯状のゴムベルトであり、ガイド突起16のクローラ幅方向の両側(図3(a)では紙面左右の内周面)には、車輪転動面50がそれぞれ形成されている。この車輪転動面50上を、駆動輪100、遊動輪102、及び転動輪104が転動するようになっている。
車輪転動面50は、ガイド突起16のクローラ幅方向外側に形成された平坦面52と、平坦面52のクローラ幅方向外側に形成され、クローラ幅方向外側に向ってゴムクローラ本体14の厚みが漸増するように傾斜する傾斜面54によって構成されている。
また、傾斜面54の端縁からゴムクローラ本体10のクローラ幅方向外側は平坦面とされ、ゴムクローラ本体14の端部の厚さは一定とされている。
なお、平坦面52、傾斜面54は、第1実施形態における車輪転動面30の平坦面32、傾斜面34とそれぞれ等しい構成とされている。
なお、図3(a)では、ゴムクローラ94の構成を説明するため、転動輪104は傾斜面54のみに接触している状態を示しているが、傾斜面54は転動輪104により押圧されてクローラ外周側に転動輪104の形状に沿って変形し、転動輪104は平坦面52にも接触する。
(抗張体)
図3(a)、(b)に示すように、抗張体80は、メインコード80Aをクローラ周方向に沿って螺旋状に巻回してクローラ幅方向に等間隔に、ゴムクローラ本体14の内部に埋設して構成されている。本実施形態においては、抗張体80のクローラ幅方向端部は、車輪転動面50の傾斜面54のクローラ幅方向外側端部よりもクローラ幅方向外側に位置している。
抗張体80は、クローラ幅方向中央側の平坦部82と、平坦部82よりもクローラ幅方向外側の傾斜部84とを備えている。
平坦部82は、メインコード80Aがクローラ幅方向に沿って等間隔に配列された部分であり、ゴムクローラ94の中心部を跨いで形成され、ガイド突起16よりもクローラ幅方向外側に端部が位置している。
傾斜部84は、メインコード80Aがクローラ幅方向に対して傾斜するように等間隔に配列された部分であり、ゴムクローラ94を側面からみた直線状部分F(図4参照)においては、図3(a)に示すように、クローラ外周側に傾斜している。
また、傾斜部84は、ゴムクローラ94を側面からみた湾曲部分C(駆動輪100、遊動輪102に巻き掛かる部分。図4参照)においては、図3(b)に示すように、クローラ内周側に傾斜している。
抗張体80のクローラ周方向長さは、クローラ幅方向で一定とされている。つまり、傾斜部84のクローラ周方向長さは、平坦部82のクローラ周方向長さと等しく形成されている。このため、例えば図4に一点鎖線で示す傾斜部84のクローラ幅方向外側端部は、直線状部分Fでは図4に点線で示す平坦部82よりもクローラ外周側に位置し、湾曲部分Cでは平坦部82よりもクローラ内周側に位置する。
なお、図4に示すように、ゴムクローラ94を側面からみて、直線状部分Fにおける傾斜部84のクローラ幅方向外側端部(一点鎖線部分)と平坦部82(点線部分)との距離(外側傾斜高さ)を(L5)、駆動輪100の回転軸O1と遊動輪102の回転軸O2との距離(軸間距離)を(L7)とすると、(L5)はL7の0.35%とされている。
(作用)
第2実施形態のゴムクローラ94によれば、図3(a)に示すように、傾斜部84が直線状部分Fに位置するとき、転動輪104が車輪転動面50の傾斜面54に接触している。また、ゴムクローラ本体14の内部に埋設された抗張体80のクローラ幅方向端部は、車輪転動面50の傾斜面54のクローラ幅方向外側端部よりもクローラ幅方向外側に位置している。
このため、ゴムクローラ94が蛇行しようとすると、転動輪104と、ゴムクローラ本体14とのクローラ幅方向の相対位置がずれて、転動輪104がクローラ幅方向の一方側の傾斜面54を押圧する。このとき、傾斜面54のクローラ外周側の弾性体が抗張体80を押圧するため、クローラ幅方向の一方側の抗張体80には張力が発生し、クローラ幅方向の内側と一方側の外側で張力差が生じる。このとき、抗張体80の張力差が無くなるように、ゴムクローラ本体14は張力の高いクローラ幅方向の一方側に向けて移動する。この結果、転動輪104のクローラ幅方向の中心と、ゴムクローラ本体14のクローラ幅方向の中心の相対位置が揃う。したがって、ゴムクローラ94の蛇行を抑制することができる。
さらに、転動輪104は、平坦面52にも接触しているため、平坦面52を備えていない構造と比較して、車輪転動面50に対して転動輪104から加わる局部的な力を緩和することができる。したがって、車輪転動面50の損傷が抑制される。
また、ゴムクローラ94が回転し、抗張体80の傾斜部84が直線状部分F(図4参照)から湾曲部分C(図4参照)に移動すると、図3(b)に示すように、傾斜部84はクローラ外周側から内周側へ傾斜するため、抗張体80のクローラ幅方向端部がクローラ内周側に大きく移動して、ゴムクローラ本体14をクローラ内周側へ湾曲させる。このため、傾斜面54の傾斜角度が大きくなり、ゴムクローラ94のガイド突起16が、駆動輪100、遊動輪102の中央に強い力で押し戻される。したがって、ゴムクローラ94の蛇行を抑制する効果を高めることができる。 また、ガイド突起16の側面と転動輪104との接触が抑制され、ガイド突起16の損傷を抑制する効果が高くなる。
また、図4に示すように、直線状部分Fにおける傾斜部84の外側傾斜高さ(L5)は、駆動輪100の回転軸O1と遊動輪102の回転軸O2との距離(軸間距離)(L7)の0.35%とされている。
これにより、駆動輪100、遊動輪102が接触する湾曲部分Cの傾斜部84は、ガイド突起16を転動輪104の中央に押し戻すために十分な内側傾斜幅(湾曲部分Cにおける傾斜部84のクローラ幅方向外側端部と平坦部との距離)(L6)を持つ構成となる。
なお、本実施形態において外側傾斜高さ(L5)は軸間距離(L7)の0.35%とされているが、本発明の構成はこれに限定されず、外側傾斜高さL5は軸間距離L7の0.1%以上であればよい。
外側傾斜高さ(L5)が軸間距離(L7)の0.1%未満だと、駆動輪100、遊動輪102が接触する湾曲部分Cの傾斜部84が、ガイド突起16を転動輪104の中央に押し戻すために十分な内側傾斜幅を持つ構成とならず、ゴムクローラ90の蛇行を抑制する効果が低くなる可能性がある。
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲がこれらの実施形態に限定されないことは言うまでもない。
例えば、上記の実施形態においては、傾斜部74のクローラ周方向長さが平坦部72のクローラ周方向長さと同一、すなわち、傾斜部74のクローラ周方向長さから平坦部72のクローラ周方向長さを差し引いた値が0とされていたが、本発明の実施形態はこれに限られない。
例えば、傾斜部の幅方向外側の端縁のクローラ周方向長さから平坦部のクローラ周方向長さを差し引いた値が、上述した外側傾斜高さ(L5)により規定される値[2π(L5)]未満であればよい。
図4において、湾曲部分Cにおける平坦部の半径を(R)とした場合、平坦部のクローラ周方向長さ(点線部分)は[2πR+2(L7)]で表される。
仮に、湾曲部分Cにおいても、直線状部分Fにおける傾斜部のクローラ幅方向外側端部と平坦部との距離、言い換えると平坦部をクローラ本体の幅方向に延長した仮想面から傾斜部のクローラ本体の幅方向外側の端縁までの厚さ(L5)が保たれている場合(図4の2点鎖線)、傾斜部のクローラ本体の幅方向外端縁の周長は、
[2π{R+(L5)}+2(L7)]で表される。このとき、傾斜部のクローラ幅方向外端縁の周長から、平坦部の周長を差し引いた値は、[2π(L5)]で表される。
傾斜部の幅方向外側の端縁のクローラ周方向長さから平坦部のクローラ周方向長さを差し引いた値が、上述した外側傾斜高さ(L5)により規定される値[2π(L5)]未満であれば、湾曲部分Cにおける、抗張体の平坦部をクローラ本体の幅方向に延長した仮想面から抗張体の傾斜部のクローラ本体の幅方向外端縁までの厚さは、(L5)よりも小さい。図4を用いて説明すると、湾曲部Cにおいて、傾斜部のクローラ幅方向外端縁は、2点鎖線で示した位置よりも、クローラ内周側に配置される。
このため、クローラが回転し、抗張体の傾斜部が直線状部分Fから湾曲部分Cに移動すると、クローラ本体の幅方向端部が抗張体によってクローラ本体の内周側へ引張られて湾曲し、クローラ本体の幅方向端部の内周面が、クローラ本体の内周側に傾斜する。これにより、クローラの蛇行を抑制することができる。
また、前述した実施形態では、本発明のクローラの一例を、ゴム材を無端帯状に形成したゴムクローラ90、92、94としているが、本発明はこの構成に限定されず、ゴム以外のエラストマーなどを無端帯状に形成した帯状体であってもよい。
また、前述した実施形態では、抗張体80のクローラ幅方向端部が、車輪転動面50の傾斜面54のクローラ幅方向外側端部よりもクローラ幅方向外側に位置しているものとしたが本発明の実施形態はこれに限られない。例えば、抗張体のクローラ幅方向端部は、車輪転動面50の傾斜面54のクローラ外周側に位置するものであればよい。抗張体のクローラ幅方向端部が車輪転動面50の傾斜面54のクローラ外周側に位置するものであれば、クローラが蛇行しようとしたときに、抗張体に張力が発生するので、クローラの蛇行を抑制することができる。
また、前述した実施形態では、ゴムクローラ90、94は、駆動輪100の輪部100Aに形成されたピン部がガイド突起16に係合してクローラ車からの駆動力が伝達されるものとしたが、本発明の実施形態はこれに限られない。例えば、駆動輪100の外周面100Bがゴムクローラの内周表面(車輪転動面30、50)と接触して摩擦により駆動が伝達される、摩擦駆動型のゴムクローラとしてもよい。
12、14ゴムクローラ本体(クローラ本体) 16ガイド突起
70、80抗張体 72、82平坦部 74、84傾斜部
40、50車輪転動面 42、52平坦面 44、54傾斜面
92、94ゴムクローラ(クローラ)
100駆動輪 102遊動輪 104転動輪

Claims (4)

  1. 弾性体により無端状に形成されるクローラ本体と、
    前記クローラ本体の周方向に巻回されて前記クローラ本体に埋設され、前記クローラ本体の厚み方向の断面視で、前記クローラ本体の幅方向に沿って配列された平坦部と、前記平坦部よりも前記クローラ本体の幅方向外側に傾斜して配列された傾斜部と、を備えた抗張体と、
    前記クローラ本体の周方向に間隔をおいて、前記クローラ本体の幅方向中央部の内周面に形成されたガイド突起と、
    車両に備えられる回転輪が転動し、前記ガイド突起よりも前記クローラ本体の幅方向外側の内周面に形成された車輪転動面と、を備え、
    前記クローラ本体を側面から見た直線状部分において、前記平坦部を前記クローラ本体の幅方向に延長した仮想面から前記傾斜部の前記クローラ本体の幅方向外側の端縁までの厚さを(L)としたときに、前記傾斜部の前記クローラ本体の幅方向の端縁における周方向長さから、前記平坦部の前記クローラ本体の周方向長さを差し引いた値が、(2πL)未満とされ、
    前記車輪転動面は、前記平坦部と対向する平坦面と、前記傾斜部と対向する傾斜面とを有する、クローラ。
  2. 前記傾斜部は、前記平坦部とクローラ周方向長さが同一とされた、請求項1に記載のクローラ。
  3. 車両に備えられる駆動輪と遊動輪に前記クローラ本体を巻き掛けた状態で前記クローラ本体を側面から見て、前記直線状部分における前記傾斜部のクローラ本体の幅方向外端部と前記平坦部との距離が、前記駆動輪と前記遊動輪との回転軸間距離の0.1%以上とされた、請求項1又は請求項2に記載のクローラ。
  4. 前記クローラは芯金を備えない芯金レスクローラである、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のクローラ。
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