JP4789682B2 - 包装用紙箱 - Google Patents
包装用紙箱 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4789682B2 JP4789682B2 JP2006099903A JP2006099903A JP4789682B2 JP 4789682 B2 JP4789682 B2 JP 4789682B2 JP 2006099903 A JP2006099903 A JP 2006099903A JP 2006099903 A JP2006099903 A JP 2006099903A JP 4789682 B2 JP4789682 B2 JP 4789682B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom piece
- piece
- main body
- box main
- mountain fold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Cartons (AREA)
Description
底部糊付け片24,25の裏面に糊を塗布し、底部糊付け片24,25の裏面の全面が右底部片18及び左底部片19の表面に重なるようにして糊付けする。また、糊代片17の表面に糊を塗布し、右側板12の裏面に糊付けすると、右側板12、前側板13、左側板14、後側板15によって角筒状の箱主体11が構成される。角筒状の箱主体11の対角線上に位置する山折り線16aと16cのみを折曲し、残りの山折り線16bと16dを折曲せずに展開状態とすると、底部11aを構成する右底部片18、左底部片19、前底部片21及び後底部片22は山折り線20a〜20dで山折りされ、図7に示すように箱主体11の内部に折り込まれて角筒状の箱主体11が扁平状に折り畳まれる。
さらに、焼酎、清酒等の瓶1本ずつ包装する包装用紙箱ではないが、医薬品類や食品類を収納するものとして、ワンタッチで組立て折り畳みが可能な包装用紙箱が知られている(例えば、特許文献1及び2参照。)。
また、特許文献2は、箱主体の底部を構成する底片の一部に係合用切込み部を設け、底片を強制的に開いたときに係合用切込み部が裂けて痕跡を残すようにしたものであり、未開封か否かを識別できるようにしたものである。
本発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、組立て、折り畳みを繰り返しても破損することはなく、また組立て状態でロックされ、組立て状態に保つことができ、包装用紙箱に対して瓶を収納する際に、手作業で行うにしても機械で自動的に行うにしても作業性を向上できる包装用紙箱を提供することにある。
前記箱主体11の底部11a側に前記第1側板12及び第3側板14と山折り線20a,20cを介して一体に連設された略台形状の第1底部片18及び第3底部片19と、前記箱主体11の底部11a側に前記第2側板13及び第4側板15と山折り線20b,20dを介して一体に連設された略三角形状の第2底部片21及び第4底部片22と、前記第2底部片21及び第4底部片22の斜辺で、前記第1底部片18及び第3底部片19に隣り合う側に谷折り線23a,23bを介して一体に連設された第1及び第2糊付け片37,38とを具備し、
前記第1糊付け片37をこれと隣り合う前記第1底部片18に糊付けして第1底部片18と第2底部片21を結合すると共に、前記第2糊付け片38をこれと隣り合う第3底部片19に糊付けして第3底部片19と第4底部片22を結合し、前記第2底部片21の先端部側が、前記第3底部片19と第2糊付け片38との接合部の内側に、前記第4底部片22の先端部側が、前記第1底部片18と第1糊付け片37との接合部の内側にそれぞれ重なり、前記第1底部片18、第2底部片21、第3底部片19及び第4底部片22によって前記箱主体11の底部11aを形成し、前記第1山折り線16a及び第3山折り線16cを山折りして前記箱主体11を扁平状に折り畳み可能な包装用紙箱において、
前記第1底部片18の先端側に該第1底部片18を形成する斜辺に連続して第4底部片22側に向って突出する第1突出部35を設けると共に、第3底部片19の先端側に該第3底部片19を形成する斜辺に連続して第2底部片21側に向って突出する第2突出部36を設け、
前記第1突出部35は、前記第1底部片18の先端の前記第4底部片22側の部分が、前記第1底部片18の頂部から、先端側かつ前記第4底部片22側に向って立ち上がり、先端側にも向って突出しており、
前記第2突出部36は、前記第3底部片19の先端の前記第2底部片21側の部分が、前記第3底部片19の頂部から、先端側かつ前記第2底部片21側に向って立ち上がり、先端側にも向って突出しており、
前記箱主体11の組立て状態で、前記第1突出部35が第4底部片22の外側面に、前記第2突出部36が前記第2底部片21の外側面にそれぞれ重なって底部11aを構成することを特徴とする。
第1、第2底部糊付け片37,38の裏面に糊を塗布し、第1、第2底部糊付け片37,38の裏面の全面が右底部片18及び左底部片19の表面に重なるようにして糊付けする。また、糊代片17の表面に糊を塗布し、右側板12の裏面に糊付けすると、右側板12、前側板13、左側板14、後側板15によって角筒状の箱主体11が構成される。角筒状の箱主体11の対角線上に位置する山折り線16aと16cのみを折曲し、残りの山折り線16bと16dを折曲せずに展開状態とすると、底部11aを構成する右底部片18、左底部片19、前底部片21及び後底部片22は山折り線20a〜20dで山折りされ、図2に示すように箱主体11の内部に折り込まれて角筒状の箱主体11が扁平状に折り畳まれる。
そして、次第に前底部片21及び後底部片22が前側板13及び後側板15に対して直角になり、右底部片18及び左底部片19も右側板12及び左側板14に対して直角になり、最終的に、図3に示すように、前底部片21及び後底部片22の先端部が右底部片18及び左底部片19の内側に重なって底部11aが構成される。従って、扁平状の箱主体11の山折り線16aと16cを矢印P方向に押圧するだけでワンタッチで箱主体11が組立てられる。
また、組立て状態の箱主体11の山折り線16bと16dの角部を矢印Q方向に押圧すると、底部11aを構成する右底部片18、左底部片19、前底部片21及び後底部片22は山折り線20a〜20dで山折りされ、図2に示すように箱主体11の内部に折り込まれて角筒状の箱主体11をワンタッチで扁平状に折り畳まれる。
図4(b)は第2の実施形態を示し、前述のような問題を解消したものである。すなわち、第1の実施形態と異なる箇所のみ説明すると、右底部片18、左底部片19、前底部片21、後底部片22の幅をA’とし、右底部片18、左底部片19の高さをC’とすると、B’は、A’/2+1.5mmで、C’はA’/2−1.5mmであり、右底部片18、左底部片19の頂部18b、19bに設けられた第1及び第2突出部35,36の立ち上がり点Dは、第1側板12の山折り線16aから、第3側板14の山折り線16cから、A’/2+1.5mmに位置している。また、第1及び第2突出部35,36の右底部片18及び左底部片19の頂部18b、19bのD点から立ち上がる角度θは、頂部18b、19bに対して40°に設定されている(図4(b)参照。)。
なお、前記数値は、発明者の実験、試作によれば、箱主体11を構成する厚紙の厚さ及び箱主体11のサイズによって変動するが、厚紙の厚さが厚くなると、前記数値を大きくすると、組立て時の抵抗が少なくなる傾向にある。
また、本発明は、瓶を収納する包装用紙箱について説明したが、他の商品、部品を収納する包装用紙箱として利用でき、特にワンタッチで再組立て可能であり、通い箱としても有効である。
なお、この発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組合わせてもよい。
Claims (3)
前記箱主体11の底部11a側に前記第1側板12及び第3側板14と山折り線20a,20cを介して一体に連設された略台形状の第1底部片18及び第3底部片19と、
前記箱主体11の底部11a側に前記第2側板13及び第4側板15と山折り線20b,20dを介して一体に連設された略三角形状の第2底部片21及び第4底部片22と、
前記第2底部片21及び第4底部片22の斜辺で、前記第1底部片18及び第3底部片19に隣り合う側に谷折り線23a,23bを介して一体に連設された第1及び第2糊付け片37,38とを具備し、
前記第1糊付け片37をこれと隣り合う前記第1底部片18に糊付けして第1底部片18と第2底部片21を結合すると共に、前記第2糊付け片38をこれと隣り合う第3底部片19に糊付けして第3底部片19と第4底部片22を結合し、
前記第2底部片21の先端部側が、前記第3底部片19と第2糊付け片38との接合部の内側に、前記第4底部片22の先端部側が、前記第1底部片18と第1糊付け片37との接合部の内側にそれぞれ重なり、前記第1底部片18、第2底部片21、第3底部片19及び第4底部片22によって前記箱主体11の底部11aを形成し、前記第1山折り線16a及び第3山折り線16cを山折りして前記箱主体11を扁平状に折り畳み可能な包装用紙箱において、
前記第1底部片18の先端側に該第1底部片18を形成する斜辺に連続して第4底部片22側に向って突出する第1突出部35を設けると共に、
第3底部片19の先端側に該第3底部片19を形成する斜辺に連続して第2底部片21側に向って突出する第2突出部36を設け、
前記第1突出部35は、前記第1底部片18の先端の前記第4底部片22側の部分が、前記第1底部片18の頂部から、先端側かつ前記第4底部片22側に向って立ち上がり、先端側にも向って突出しており、
前記第2突出部36は、前記第3底部片19の先端の前記第2底部片21側の部分が、前記第3底部片19の頂部から、先端側かつ前記第2底部片21側に向って立ち上がり、先端側にも向って突出しており、
前記箱主体11の組立て状態で、前記第1突出部35が第4底部片22の外側面に、前記第2突出部36が前記第2底部片21の外側面にそれぞれ重なって底部11aを構成することを特徴とする包装用紙箱。
前記箱主体11の底部11a側に前記第1側板12及び第3側板14と山折り線20a,20cを介して一体に連設された略台形状の第1底部片18及び第3底部片19と、
前記箱主体11の底部11a側に前記第2側板13及び第4側板15と山折り線20b,20dを介して一体に連設された略三角形状の第2底部片21及び第4底部片22と、
前記第2底部片21及び第4底部片22の斜辺で、前記第1底部片18及び第3底部片19に隣り合う側に谷折り線23a,23bを介して一体に連設された第1及び第2糊付け片37,38とを具備し、
前記第1糊付け片37をこれと隣り合う前記第1底部片18に糊付けして第1底部片18と第2底部片21を結合すると共に、前記第2糊付け片38をこれと隣り合う第3底部片19に糊付けして第3底部片19と第4底部片22を結合し、
前記第2底部片21の先端部側が、前記第3底部片19と第2糊付け片38との接合部の内側に、前記第4底部片22の先端部側が、前記第1底部片18と第1糊付け片37との接合部の内側にそれぞれ重なり、前記第1底部片18、第2底部片21、第3底部片19及び第4底部片22によって前記箱主体11の底部11aを形成し、前記第1山折り線16a及び第3山折り線16cを山折りして前記箱主体11を扁平状に折り畳み可能な包装用紙箱において、
前記第1底部片18の先端側に該第1底部片18を形成する斜辺に連続して第4底部片22側に向って突出する第1突出部35を設けると共に、第3底部片19の先端側に該第3底部片19を形成する斜辺に連続して第2底部片21側に向って突出する第2突出部36を設け、
前記箱主体11の組立て状態で、前記第1突出部35が第4底部片22の外側面に、前記第2突出部36が前記第2底部片21の外側面にそれぞれ重なって底部11aを構成するとともに、
前記第1及び第2突出部35,36は、先端部が凸円弧状であり、前記第1底部片18及び第3底部片19の先端側にも向って突出していると共に、前記第1底部片18及び第3底部片19の頂部から立ち上がる角度は、該頂部に対して30°〜40°であることを特徴とする包装用紙箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006099903A JP4789682B2 (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 包装用紙箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006099903A JP4789682B2 (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 包装用紙箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007269393A JP2007269393A (ja) | 2007-10-18 |
JP4789682B2 true JP4789682B2 (ja) | 2011-10-12 |
Family
ID=38672591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006099903A Expired - Fee Related JP4789682B2 (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | 包装用紙箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4789682B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5206230B2 (ja) * | 2008-08-25 | 2013-06-12 | 相互印刷紙器株式会社 | 不正開封防止機能付き組箱 |
JP2011063276A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Fuji Seal International Inc | 包装ケース |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5637931Y2 (ja) * | 1975-12-30 | 1981-09-04 | ||
JPS573932Y2 (ja) * | 1976-12-24 | 1982-01-25 | ||
JPS5645299Y2 (ja) * | 1978-02-17 | 1981-10-23 | ||
JPS6122814Y2 (ja) * | 1981-02-09 | 1986-07-09 | ||
JPH0352411A (ja) * | 1989-07-20 | 1991-03-06 | Fujitsu General Ltd | 受信機のチューニング方法 |
JPH03107199A (ja) * | 1989-09-20 | 1991-05-07 | Sharp Corp | 動作モード切換装置 |
JPH03107562A (ja) * | 1989-09-20 | 1991-05-07 | Hitachi Ltd | 出力回路異常検出機能を備えたエンジン制御装置 |
-
2006
- 2006-03-31 JP JP2006099903A patent/JP4789682B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007269393A (ja) | 2007-10-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4789682B2 (ja) | 包装用紙箱 | |
WO2021111799A1 (ja) | 陳列スタンドに変形可能な梱包箱 | |
WO2016021553A1 (ja) | 包装箱および包装箱のブランクシート | |
JP3166259U (ja) | 開封補助機能付き段ボール箱 | |
JP5403215B2 (ja) | 自立性カートン | |
JP6328163B2 (ja) | 包装容器 | |
JP3730602B2 (ja) | 包装用箱 | |
JP3086723U (ja) | 取っ手付きダンボール箱 | |
JP2008120423A (ja) | 包装箱 | |
JP3197969U (ja) | 情報カード付き包装箱 | |
JP3217754U (ja) | 情報カード付き包装箱 | |
JP3894739B2 (ja) | 折畳箱 | |
JP7272311B2 (ja) | 収容箱 | |
JP3920435B2 (ja) | ワンタッチケース | |
JP4792264B2 (ja) | 紙箱 | |
JP4778827B2 (ja) | 包装用紙箱 | |
JP2009096513A (ja) | キャリーカートン | |
JP4697876B2 (ja) | 紙カートン | |
JP3985951B2 (ja) | 包装箱 | |
JP2005104549A (ja) | 紙製収納箱 | |
JP3218842U (ja) | 包装箱及びブランク | |
KR100869672B1 (ko) | 종이용기 | |
JP6118449B1 (ja) | 箱用シート | |
JP3194311U (ja) | ブックケース兼包装箱用シート及びブックケース兼包装箱 | |
JP5945955B2 (ja) | キャリーカートン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110222 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110422 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110705 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110719 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140729 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4789682 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |