JP3218842U - 包装箱及びブランク - Google Patents

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Abstract

【課題】表示板の設定を容易に行うことができる包装箱及び該包装箱を形成するためのブランクを提供する。【解決手段】包装箱1は、正面板2、第1側面板3、背面板4、第2側面板5及び底板6により構成される箱本体7と、箱本体7を閉塞する蓋板8とを備える。正面板2には、その上端縁に沿った方向に延びた第1罫線9と、その両端部から上端縁に至る破断線10とで画定され、第1罫線9に沿って外側へ折り返すことが可能な折返し可能部11が設定されている。正面板2は、折返し可能部11の上端縁に第2罫線12を介して接続され、正面板2の裏側に第2罫線12に沿って折り重ねられて接着された表示板13を備える。【選択図】図1

Description

本考案は、表示板を備える包装箱及び該包装箱を形成するためのブランクに関する。
従来、正面板、第1側面板、背面板、第2側面板及び底板により構成される箱本体と、該箱本体を閉塞する蓋板とを備える包装箱として、商品展示用に組み立てた状態で、宣伝用の文字や絵柄等を表示した表示板を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の包装箱は、正面板内に設けられ、その上端縁に沿った方向に延びた第一折罫線、及びその両端から該上端縁に至る一対の開封用切込線により区切られた裏板と、その第一折罫線と反対側の端部に延設され、第二折罫線で区切られた表示板とを備える。
正面板内の第一折罫線の下方には、U字状切込線の内側部分としてU字突片が設けられる。表示板の第二折罫線と反対側の端部には、第三折罫線で区切られた係合片が延設される。係合片の第三折罫線と反対側の端部には、係合部が形成される。
この包装箱を商品展示用に組み立てる際には、一対の開封用切込線が破断され、U字突起が正面板の内側に押し出され、裏板が第一折罫線で外側に逆折りされ、表示板が第二折罫線で正折りされる。さらに、係合片が第三折罫線で正折りされ、係合片が正面板とU字突起との間に挟まれて位置し、U字突起が係合部の奥部に収まって係合することにより、表示板が保持される。
特開2013−199313号公報
しかしながら、上記特許文献1の包装箱によれば、表示板を設定する際には、第一乃至第三罫線を折り返し、U字突起を係合部に係合させる必要がある。また、表示板の設定に際しては、表示板の設定の前に、包装箱内の商品を一旦、包装箱から取り出し、表示板の設定の後に、取り出した商品を再度包装箱内に戻す作業を行う必要がある。
本考案の目的は、かかる従来技術の課題に鑑み、表示板の設定を容易に行うことができる包装箱及び該包装箱を形成するためのブランクを提供することにある。
本考案の包装箱は、正面板、第1側面板、背面板、第2側面板及び底板により構成される箱本体と、該箱本体を閉塞する天板とを備える包装箱であって、前記正面板には、該正面板の中間部で該正面板の上端縁に沿った方向に延びた第1罫線と、該第1罫線の両端部から該上端縁に至る破断線とで画定され、該第1罫線に沿って外側へ折り返すことが可能な折返し可能部が設定されており、前記正面板は、前記折返し可能部の上端縁に第2罫線を介して接続され、該正面板の裏側に該第2罫線に沿って折り重ねられた表示板を備えることを特徴とする。
本考案によれば、表示板の設定は、破断線に沿って正面板を切断し、第1罫線に沿って折返し可能部を外側に折り返すことにより行われる。その際に、包装箱内の商品を取り出す必要はない。したがって、表示板の設定を極めて容易に行うことができる。
本考案において、前記正面板に平行な面内において、前記表示板が存在する範囲は、前記折返し可能部が存在する範囲と同じか、又は該折返し可能部が存在する範囲に含まれるのが好ましい。
これによれば、第1罫線に沿って折返し可能部を外側に折り返す際に、表示板が正面板における折返し可能部の外側の部分に引っかかることがないので、スムーズに折返しを行うことができる。
本考案において、前記正面板に平行な面内において、前記表示板が存在する範囲は、
前記折返し可能部が存在する範囲と同じか、又は該折返し可能部が存在する範囲に含まれる第1範囲と、前記第1罫線よりも下方に存在する第2範囲とで構成されてもよい。
これによれば、表示板による表示領域として、より広い領域を容易に確保することができる。
本考案において、包装箱は、B式段ボール箱又はN式段ボール箱であり、前記蓋板は、前記正面板の上端部内側と前記第1側面板及び前記第2側面板の該正面板側端部との間に差し込まれるタックを有するのが好ましい。
これによれば、蓋板を開放状態にして、あるいは閉塞状態のまま、折返し可能部の上端部を手前に引くことにより、破断線に沿って正面板を切断し、第1罫線に沿って折返し可能部を外側に折り返すことにより、容易に表示板の設定を行うことができる。
本考案のブランクは、正面板、第1側面板、背面板、第2側面板及び底板により構成される箱本体と、該箱本体を閉塞する蓋板とを備える包装箱を形成するためのブランクであって、前記正面板に対応する正面部を備え、前記正面部には、前記包装箱に形成された状態で前記蓋板に隣接する側の端縁に沿った方向に該正面部の中間部で延びた第1罫線と、該第1罫線の両端部から該端縁に至る破断線とで画定された折返し可能部が設定されており、前記折返し可能部には、前記端縁側に第2罫線を介して接続され、該正面部の裏側に該第2罫線に沿って折り重ねることが可能な表示板が設けられることを特徴とする。
本考案によれば、上述の表示板を有する本考案の包装箱を容易に形成できるブランクを提供することができる。
本考案の第1実施形態に係る包装箱の模式的な斜視図である。 図1の包装箱において表示板を設定する様子を示す斜視図である。 図1の包装箱を形成するためのブランクの正面図である。 本考案の第2実施形態に係る包装箱を形成するためのブランクの正面図である。
以下、図面を用いて本考案の実施形態を説明する。図1は、本考案の第1実施形態に係る包装箱を示す。この包装箱1は、正面板2、第1側面板3、背面板4、第2側面板5及び底板6により構成される箱本体7と、該箱本体7を閉塞する蓋板8とを備える。
正面板2には、正面板2の中間部で上端縁に沿った方向に延びた第1罫線9と、第1罫線9の両端部から該上端縁に至る破断線10とで画定され、第1罫線9に沿って外側へ折り返すことが可能な折返し可能部11が設定されている。正面板2は、折返し可能部11の上端縁に第2罫線12を介して接続され、正面板2の裏側に第2罫線12に沿って折り重ねられて接着又は貼付された表示板13(図2参照)を備える。
正面板2に平行な面内において、表示板13が存在する範囲は、折返し可能部11が存在する範囲とほぼ同じである。なお、表示板13が存在する範囲は、折返し可能部11が存在する範囲に含まれていればよく、該存在範囲より狭くてもよい。
包装箱1は、B式段ボール箱である。蓋板8は、背面板4の上端縁に罫線を介して回動し得るように接続されている。また、蓋板8は、正面板2の上端部内側に差し込まれるタック14(図2参照)を有する。
図2は、包装箱1において表示板13を設定する様子を示す。包装箱1により包装された商品を展示する際には、図2に示すように、蓋板8を開いて、又は閉じたまま、折返し可能部11の上端部を正面側に引っ張ることにより、破断線10に沿って正面板2を破断し、第1罫線9に沿って折返し可能部11を外側に折り曲げる。
これにより、表示板13の商品宣伝用の文字や絵柄などが表示された側の面が、正面側から目視できるように表示板13が設定される。なお、図2において、展示される商品は図示されていない。
なお、表示板13の設定後、蓋板8は取り去ってもよいし、蓋板8の裏面を、表示板13とは別の表示を行うために用いてもよい。
図3は、包装箱1を形成するためのブランク15を示す。図3では、ブランク15の表面が示されており、この表面が包装箱1の外側の面となる。なお、このブランク15における包装箱1の各部に対応する部分については、包装箱1の各部と同じ用語を用いて示す。例えば、包装箱1の正面板2に対応する部分であるブランク15の正面部は、そのまま正面板2と称する。
図3に示すように、ブランク15では、紙目方向Dに沿って、第1側面板3、正面板2、第2側面板5及び背面板4が、この順に、罫線16〜罫線18を介して接続されている。第1側面板3の上端縁及び下端縁には、それぞれ罫線19及び罫線20を介して第1フラップ21及び第1底板フラップ22が接続される。なお、この上端縁及び下端縁は、ブランク15を包装箱1に形成した場合の上側の端縁及び下側の端を意味しており、以下、同様である。
正面板2には、包装箱1に形成された状態で蓋板8に隣接する側の端縁、すなわち上端縁に沿った方向に延びた第1罫線9と、第1罫線9の両端部から該上端縁に至る破断線10とで画定された上述の折返し可能部11が設定される。折返し可能部11には、該上端縁側に第2罫線12を介して接続され、第2罫線12に沿って折り重ねて正面板2の裏側に接着可能な表示板13が設けられる。
正面板2の下端縁には、ほぼ長方形状の第1底板部23が罫線24を介して接続される。第1底板部23には、正面板2と反対側の端縁部のほぼ中央に第1凹部25が設けられるとともに、第1凹部25の底辺の第1側面板3側端部から罫線24の第1側面板3側端部に至る折畳用の罫線26が設けられる。第2側面板5の上端縁及び下端縁には、それぞれ罫線27及び28を介して第2フラップ29及び第2底板フラップ30が接続される。
背面板4の第2側面板5と反対側の端縁には、継しろ31が罫線32を介して設けられる。背面板4の上端縁には蓋板8が罫線33を介して接続される。蓋板8の背面板4と反対側の端縁には罫線34を介してタック14が接続される。
背面板4の下端縁には、ほぼ長方形状の第2底板部35が罫線36を介して接続される。第2底板部35には、背面板4と反対側の端縁部のほぼ中央に第2凹部37が設けられるとともに、第2凹部37の底辺の第2側面板5側端部から罫線36の第2側面板5側端部に至る折畳用の罫線38が設けられる。
第1凹部25及び第2凹部37の底部から罫線24又は罫線36までのまでの距離dは、ほぼ包装箱1の奥行(第1側面板3又は第2側面板5の長さ)の半分である。また、第1凹部25の底部の罫線26と反対側の端部39は、正面板2の幅方向において、該幅のほぼ中心に位置する。第2凹部37の底部の罫線38と反対側の端部40も、同様に、背面板4の幅のほぼ中心に位置する。
ブランク15を使用する際には、例えば、まず、表示板13を第2罫線12に沿って裏面側に折り曲げて、ホットメルト接着剤により折返し可能部11の裏面に接着する。
次に、第1底板フラップ22、第1底板部23、第2底板フラップ30及び第2底板部35を罫線20、24、28及び36に沿って裏面側に90°折り曲げる。そして、第1側面板3を罫線16に沿って裏面側に折り曲げて、第1底板フラップ22の表面側及び第1底板部23の裏面側の相互に重なった部分を糊付けなどによって固定する。
さらに、固定された第1底板フラップ22及び第1底板部23を罫線26に沿って谷折りとなるように折り曲げながら、第1側面板3を罫線16に沿ってさらに折り曲げて第1底板部23に重ねる。これにより、第1側面板3と正面板2の間に第1底板フラップ22と、罫線26に沿って折り重ねられた第1底板部23が挟まれた状態となる。
また、これと同様の操作により、第2側面板5と背面板4の間に第2底板フラップ30と、罫線38に沿って折り重ねられた第2底板部35が挟まれた状態とする。これにより、継しろ31が第1側面板3の対応部分と重なった状態となるので、継しろ31を第1側面板3の裏面側に接着する。これにより、折り畳まれた状態の包装箱1が形成される。
この折り畳まれた状態の包装箱1を使用する場合には、正面板2及び背面板4と、第1側面板3及び第2側面板5とが90°を成すように、相互に回動させる。また、これと同時に、相互に固定されている第1底板フラップ22及び第1底板部23の部分と、第2底板フラップ30及び第2底板部35の部分とを、第1凹部25及び第2凹部37を介して噛み合わせる。
これにより、これらの部分は、第1凹部25の端部39及び第2凹部37の端部40がほぼ底板6の中心に位置し、該中心を通る上下方向の線に関して回転対称の位置関係となって、底板6を形成する。これにより、包装箱1の箱本体7が形成される。
次に、箱本体7内に商品を配置し、第1フラップ21及び第2フラップ29をそれぞれ罫線19及び罫線27に沿って折り曲げ、蓋板8を罫線33に沿って折り曲げる。そして、タック14を罫線34に沿って折り曲げて、正面板2の上端部裏側に差し込む。
このとき、タック14は、第1フラップ21及び第2フラップ29の正面板2側の端部と、正面板2との間に挟まれた状態となる。これにより、箱本体7が閉じられ、商品を収納した包装箱1の形成が完了する。
商品を展示する際には、図2を用いて上述したように、蓋板8を開き、折返し可能部11の上端部を把持して手前に引きながら、破断線10に沿って正面板2を切断し、第1罫線9に沿って折返し可能部11を外側に折り返す。このとき、蓋板8は開いた状態であっても閉じた状態であってもよい。これにより、折返し可能部11の裏側に接着されている表示板13が正面側に向くとともに、包装箱1内の商品が正面側から視認できるようになる。
第1実施形態によれば、表示板13の設定は、破断線10に沿って正面板を切断し、第1罫線9に沿って折返し可能部11を外側に折り返すだけで、商品を取り出す必要なく、極めて容易に行うことができる。
その際に、表示板13が存在する範囲は、折返し可能部11が存在する範囲と同じか、又は該折返し可能部11が存在する範囲に含まれるので、表示板13が正面板2における折返し可能部11の外側の部分に引っかかることがないので、スムーズに折返しを行うことができる。
また、包装箱1は、B式段ボール箱であるため、蓋板8を開放状態にして、あるいは閉塞状態のまま、折返し可能部11の上端部を容易に手前に引いて折返し可能部11を外側に折り返すことができる。
図4は、本考案の第2実施形態に係る包装箱を形成するためのブランクの表面側を示す。このブランク15bにより、上述の図1の実施形態の包装箱1と同様の直方体状の包装箱を形成することができる。ただし、この包装箱は、N式段ボール箱である。
図4に示すように、ブランク15bは、紙目方向Dに沿って、順に罫線を介して接続された正面板2b、底板6b、背面板4b及び蓋板8bを備える。
正面板2bには、包装箱に形成された状態で蓋板8bに隣接する側の端縁、すなわち上端縁に沿った方向に正面板2bの中間部で延びている第1罫線9bと、第1罫線9bの両端部から該上端縁に至る破断線10bとで画定されたほぼ長方形状の折返し可能部11bが設定される。折返し可能部11bには、該上端縁側に第2罫線12bを介して接続され、第2罫線12bに沿って折り重ねて折返し可能部11bの裏側に接着可能な表示板13bが設けられる。
ただし、表示板13bは、正面板2bに平行な面内において、表示板13bが存在する範囲は、折返し可能部11bの裏側に接着した場合に、折返し可能部11bが存在する範囲と同じである第1範囲41と、第1罫線9bよりも下方に存在する第2範囲42とで構成される。なお、第1範囲41は、折返し可能部11bが存在する範囲に含まれていればよく、折返し可能部11bが存在する範囲より幅が狭くてもよい。
正面板2b及び背面板4bの紙目方向Dに垂直な方向における各両端部には、接続フラップ43が罫線を介して接続される。底板6bの紙目方向Dに垂直な方向における両端部には、第1側面板3b及び第2側面板5bが罫線を介して接続される。第1側面板3b及び第2側面板5bの各先端縁には、それぞれ罫線を介して第1フラップ21b及び第2フラップ29bが接続される。
蓋板8bの先端縁には、タック14bが罫線を介して接続される。また、第1側面板3b及び第1フラップ21bには、第1側面板3bの底板6b側の端縁の両端部から第1フラップ21bの先端縁の中央にかけて、2本の折畳み用罫線44が設けられる。同様に、第2側面板5b及び第2フラップ29bには、第2側面板5bの底板6b側の端縁の両端部から第2フラップ29bの先端縁の中央にかけて、2本の折畳み用罫線45が設けられる。
ブランク15bを使用する際には、例えば、まず、表示板13bを第2罫線12bに沿って裏面側に折り曲げて、ホットメルト接着剤により折返し可能部11bの裏面に接着する。
次に、底板6bに対して正面板2b、背面板4b、第1側面板3b及び第2側面板5bを裏面側に垂直に折り曲げて、各接続フラップ43を第1側面板3b及び第2側面板5bの裏面側に接着する。
さらに、ブランク15bを、各折畳み用罫線45及び44に関して山折りとなるようにして折り畳んだ状態とする。ブランク15bは、この状態で、商品の収納場所に搬送される。
商品の収納に際しては、まず、第1側面板3b及び第2側面板5bを平面状態に戻すことにより箱本体を形成する。次に、箱本体内に商品を配置し、第1フラップ21a及び第2フラップ29bを内側に折り曲げる。さらに、蓋板8bを罫線に沿って折り曲げて、タック14bを正面板2bの上端部裏側に挿入する。このとき、タック14bは、正面板2bと、第1フラップ21a及び第2フラップ29bの正面板2b側端部との間に挟まれた状態となる。これにより、蓋板8bによって箱本体が閉塞され、商品を収納した収納箱が完成する。
商品を展示する際には、上述の第1実施形態の場合と同様に、折返し可能部11bの上端部を把持して手前に引きながら、破断線10bに沿って正面板2bを切断し、第1罫線9bに沿って折返し可能部11bを外側に折り返す。これにより、折返し可能部11bの裏側に接着されている表示板13bが正面側に向くとともに、包装箱内の商品が視認できるようになる。
以上のように、第2実施形態によれば、第1実施形態の場合と同様に、表示板13bの設定は、破断線10bに沿って正面板2bを切断し、第1罫線9bに沿って折返し可能部11bを外側に折り返すだけで、商品を取り出す必要なく、極めて容易に行うことができる。
また、表示板13bが存在する範囲は、第1範囲41と第2範囲42とで構成されるので、表示板13bによる表示領域として、より広い領域を容易に確保することができる。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案はこれに限定されない。例えば、本考案は、B式段ボール箱、N式段ボール箱に限られず、正面板を有するものであれば、他の形式の包装箱にも適用することができる。
1…包装箱、2、2b…正面板、3、3b…第1側面板、4、4b…背面板、5、5b…第2側面板、6、6b…底板、7…箱本体、8、8b…蓋板、9、9b…第1罫線、10、10b…破断線、11、11b…折返し可能部、12、12b…第2罫線、13、13b…表示板、14、14b…タック、15、15b…ブランク、16〜20、24、26、27、28、32、33、34、36、38…罫線、21、21b…第1フラップ、22…第1底板フラップ、23…第1底板部、25…第1凹部、29,29b…第2フラップ、30…第2底板フラップ、31…継しろ、35…第2底板部、37…第2凹部、39、40…端部、41…第1範囲、42…第2範囲、43…接続フラップ、44、45…折畳み用罫線。

Claims (5)

  1. 正面板、第1側面板、背面板、第2側面板及び底板により構成される箱本体と、該箱本体を閉塞する蓋板とを備える包装箱であって、
    前記正面板には、該正面板の中間部で該正面板の上端縁に沿った方向に延びた第1罫線と、該第1罫線の両端部から該上端縁に至る破断線とで画定され、該第1罫線に沿って外側へ折り返すことが可能な折返し可能部が設定されており、
    前記正面板は、前記折返し可能部の上端縁に第2罫線を介して接続され、該正面板の裏側に該第2罫線に沿って折り重ねられた表示板を備えることを特徴とする包装箱。
  2. 前記正面板に平行な面内において、前記表示板が存在する範囲は、前記折返し可能部が存在する範囲と同じか、又は該折返し可能部が存在する範囲に含まれることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記正面板に平行な面内において、前記表示板が存在する範囲は、
    前記折返し可能部が存在する範囲と同じか、又は該折返し可能部が存在する範囲に含まれる第1範囲と、
    前記第1罫線よりも下方に存在する第2範囲とで構成されることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
  4. B式段ボール箱又はN式段ボール箱であり、前記蓋板は、前記正面板の上端部内側に差し込まれるタックを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の包装箱。
  5. 正面板、第1側面板、背面板、第2側面板及び底板により構成される箱本体と、該箱本体を閉塞する蓋板とを備える包装箱を形成するためのブランクであって、
    前記正面板に対応する正面部を備え、
    前記正面部には、前記包装箱に形成された状態で前記蓋板に隣接する側の端縁に沿った方向に該正面部の中間部で延びた第1罫線と、該第1罫線の両端部から該端縁に至る破断線とで画定された折返し可能部が設定されており、
    前記折返し可能部には、前記端縁側に第2罫線を介して接続され、該正面板の裏側に該第2罫線に沿って折り重ねることが可能な表示板が設けられることを特徴とするブランク。
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