JP4788582B2 - プルアップ抵抗遮断用mosトランジスタの駆動回路 - Google Patents

プルアップ抵抗遮断用mosトランジスタの駆動回路 Download PDF

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本発明は、ゲートリーク電流測定対象のMOSトランジスタのゲート端子と電源との間に接続されているプルアップ抵抗を電源から遮断するために、当該プルアップ抵抗に直列に接続されたプルアップ抵抗遮断用MOSを駆動させる駆動回路に関する。
従来、MOSトランジスタの駆動回路として、図4の回路がある。同図に示すように、MOSトランジスタ50のゲート端子にはプルアップ抵抗R110が接続されている。このプルアップ抵抗R110を介してゲート端子を電源に接続することによって、ゲート端子の電位を安定な電位に保っている。
ところで、MOSトランジスタの性能評価として、ゲート端子に流れる電流(以下、ゲートリーク電流という)を測定することが行われている。例えば、図4の回路におけるMOSトランジスタ50のゲートリーク電流I3を測定するためには、ゲート抵抗R120の両端それぞれにパッド51を設けて、ゲート抵抗R120の電圧降下を増幅回路52で増幅しなければならない。そして、その増幅回路52で増幅した電圧からリーク電流I3を測定する。なお、ゲート抵抗R120の両端の電位差を増幅しているのは、ゲート抵抗R120が小さいために、直接ゲート抵抗R120の電圧降下を測定できないためである。
このように、ゲート抵抗R120の電圧降下からゲートリーク電流I3を測定しなければいけないので、ゲート抵抗R120の両端に2つパッド51を設けなければならない。そのため、図4の回路構成はICチップの微細化において不利である。
また、ゲート抵抗R120の両端の電位差を増幅するための増幅回路52の構成は複雑となるために、その増幅回路52を構成するのに時間を要してしまう。そのためリーク電流I3の測定効率が低下するという問題もある。
このようなことから、本来であれば、1つのパッド51でゲートリーク電流I3を測定するのが望ましい。1つのパッド51でゲートリーク電流I3を測定するためには、例えば、パッド51にリーク電流測定用電源とそのリーク電流測定用電源を流れる電流を検出する電流計を接続して、その電流計からゲートリーク電流I3を測定することになる。しかし、プルアップ抵抗R110にリーク電流測定用電源が接続されることになるために、リーク電流測定用電源が供給する電圧と電源VBが供給する電圧との差電圧がプルアップ抵抗R110の両端に生じることになり、プルアップ抵抗R110にも電流が流れてしまう。したがって、電流計はリーク電流I3とプルアップ抵抗R110に流れる電流とを足し合わせた電流を検出することになってしまい、正確にリーク電流I3を測定することができない。そのため、図4の回路構成によってゲートリーク電流を測定しているのである。
1つのパッドでゲートリーク電流を測定する上での上記問題点を解決するために特許文献1では、プルアップ抵抗と電源との間に直列にプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタを接続している。そして、リーク電流を測定するときにはそのMOSトランジスタを遮断させて、プルアップ抵抗を電源から切り離している。このようにすることにより、プルアップ抵抗に流れる電流がなくなるので、1つのパッドでリーク電流を測定することができる。したがって、ICチップの微細化を図ることができるとともに、上述したようなゲート抵抗の両端の電位差を増幅するための増幅回路を構成する必要がないので、リーク電流の測定効率を上げることができる。
特開平5−114636号公報
ところで、特許文献1にはプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタを駆動する駆動回路は記載されていない。その駆動回路としては図5の回路が一般的に用いられている。図5の回路では、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタを制御するための制御信号を入力する制御信号入力端子53にローレベルの信号を入力すると、ダイオードとしての機能を有するバイポーラトランジスタTr4に電流が流れる。そのため、電源VBが供給する電圧が抵抗素子R13で降下され、pチャンネルのプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタのゲート端子にローレベルの信号が入力される。その結果、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタは駆動する。すなわち、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタを駆動させ続けるためには、その駆動回路に電流を流し続けなければならない。
ここで、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタは、リーク電流を測定するときのみ駆動させないで、その他のときにはプルアップ抵抗を機能させるために駆動させ続ける必要がある。しかし、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタを駆動させ続けるためには、前述したように駆動回路に電流を流し続けなければならない。そのため、駆動回路の消費電流が問題となることがある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタの駆動回路の消費電流を小さくすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、ゲートリーク電流測定対象のMOSトランジスタのゲート端子と電源との間に接続されているプルアップ抵抗を電源から遮断するために、当該プルアップ抵抗に直列に接続されたプルアップ抵抗遮断用MOSを駆動させる駆動回路であって、電源とグランドとの間で直列に接続された第1、第2の抵抗素子と、前記第1の抵抗素子と第2の抵抗素子との間に設けられ、前記プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタのゲート端子が接続されたゲート端子接続端子と、入力端子及び第1、第2端子を有し、入力端子に入力される信号に基づいて前記第1、第2端子間が導通又は遮断するとともに、その遮断時にも導通時に比べて十分小さい微小電流が流れるようになっているスイッチング素子であって、前記第1、第2の抵抗素子と直列になるように前記第1、第2端子が接続されているスイッチング素子と、前記スイッチング素子の入力端子に接続され、前記プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタのオンオフを制御する制御信号が入力される制御信号入力端子と、前記第1、第2の抵抗素子及び前記スイッチング素子が接続されているライン上に配置された定電流源とを備え、前記スイッチング素子が導通しているときには前記ゲート端子接続端子に前記プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタが駆動しない電位が入力され、前記スイッチング素子が遮断しているときには前記プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタが駆動する電位が入力されるように前記第1、第2の抵抗素子の値が設定されていることを特徴とする。
これによれば、制御信号入力端子はスイッチング素子の入力端子に接続されているので、制御信号入力端子に入力される制御信号に基づいてスイッチング素子が導通するか遮断するかが決定される。第1、第2の抵抗素子はスイッチング素子と直列に接続されているので、スイッチング素子が導通しているときには第1、第2の抵抗素子に電流が流れる。その結果、電源が供給する電圧と、第1の抵抗素子の電圧降下と、第2の抵抗素子の電圧降下と、定電流源の電圧降下とで定まる電位がゲート端子接続端子に入力される。ここで、スイッチング素子が導通しているときには、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタが駆動しない電位がゲート端子接続端子に入力され、スイッチング素子が遮断しているときには、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタが駆動する電位がゲート端子接続端子に入力されるように、第1、第2の抵抗素子の値は定められている。したがって、スイッチング素子が導通しているときには、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタを非駆動状態となる。
ここで、第1、第2の抵抗素子及びスイッチング素子が接続されているライン上に定電流源が配置されているので、スイッチング素子が導通していたとしても、そのライン上に流れる電流を小さい電流にすることができる。その結果、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタの駆動回路で消費される電流も小さくすることができる。
一方、スイッチング素子が遮断しているときには、そのスイッチング素子には微小電流が流れるので、電源が供給する電圧と、スイッチング素子の第1、第2端子間の電圧降下と、第1の抵抗素子の電圧降下と、第2の抵抗素子の電圧降下と、定電流源の電圧降下とで定まる電位がゲート端子接続端子に入力される。この場合には、第1、第2の抵抗素子の値が前述したような値に定められているので、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタは駆動状態となる。この場合、スイッチング素子が接続されているライン上に流れる電流は微小であるので、駆動回路で消費される電流を小さくすることができる。
請求項2のプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタの駆動回路は、前記スイッチング素子は、pチャンネルのMOSトランジスタであることを特徴とする。pチャンネルのMOSトランジスタを導通させるときには、ゲート端子の電位がソース端子の電位よりも小さい電位にすればよいので、この請求項2のように、スイッチング素子としてpチャンネルのMOSトランジスタを用いれば、スイッチング素子を導通させやすくすることができ、ひいては、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタを非駆動状態にさせやすくできる。
請求項3のプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタの駆動回路は、一端が前記第1、第2の抵抗素子、前記スイッチング素子及び前記定電流源よりも前記電源に近い位置でその電源と接続されており、他端がグランドと接続されており、所定電圧以上で電流が流れることで、前記第1、第2の抵抗素子、前記スイッチング素子及び前記定電流源に基準電流以上の電流が流れるのを防止する高耐圧回路を備えることを特徴とする。これにより、第1、第2の抵抗素子、スイッチング素子及び定電流源に大電流が流れるのを防止できる。その結果、それらの素子等が破損するのを防止できる。
請求項4のプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタの駆動回路は、前記プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタのゲート−ソース間に所定電圧以上の電圧を印加させない保護回路を、前記プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタのゲート−ソース間に備えていることを特徴とする。これにより、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタのゲート−ソース間に所定電圧以上の大きい電圧は入力されないので、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタが破損するのを防止できる。
請求項5のプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタの駆動回路は、前記定電流源は、定電流回路とカレントミラー回路とを備えていることを特徴とする。これにより、第1、第2の抵抗素子及びスイッチング素子が接続されているラインに流れる電流を定電流回路によって一定にすることができる。また、定電流回路を本発明以外の他の回路と共有して用いることができ、ICチップの微小化を図ることができる。
(第1実施形態)
以下、本発明に係るプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタの駆動回路の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態のプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2の駆動回路100及びこれに接続されたプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2等を示した図である。
同図に示すように、ゲートリーク電流測定対象のMOSトランジスタ1はエンハンスト型かつpチャンネルであり、そのドレイン端子には電源VBが接続されており、ゲート端子にはプルアップ抵抗R11、R12と、エンハンスト型のプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2とを介して電源VBに接続されている。このように接続し、且つ、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2を駆動(すなわちオン)させることで、MOSトランジスタ1の通常使用時にはそのゲート端子の電位を電源VBに近づけて安定な電位に保っている。なお、電源VBとしては、例えば車載用12V電源が用いられる。なお、2つのプルアップ抵抗R11、R12を、それらの抵抗値を合計した抵抗値を持つ一つの抵抗で代用してもよい。以下の説明においても、2つのプルアップ抵抗R11、R12をまとめてプルアップ抵抗R1と称することがある。
MOSトランジスタ1のゲート端子には、MOSトランジスタ1をオンオフ制御するための制御信号を入力する制御信号入力端子13がバッファ14を介して接続されている。MOSトランジスタ1はpチャンネルなので、MOSトランジスタ1をオンさせるときには、制御信号入力端子13にローレベルの信号を入力する。これに対し、MOSトランジスタ1をオフさせるときには、制御信号入力端子13にハイレベルの信号を入力する。
さらに、MOSトランジスタ1のゲート端子とプルアップ抵抗R12との間にはパッド16が設けられている。このパッド16はMOSトランジスタ1のゲート−ソース間に流れるリーク電流I2を測定するときに用いられる。リーク電流I2を測定する方法については後述する。
次に、駆動回路100について詳細に説明する。駆動回路100は、制御信号入力端子3に入力される信号に基づいて、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2をオンオフ制御する。
制御信号入力端子3はエンハンスト型のpチャンネルMOSトランジスタ4のゲート端子に接続される。MOSトランジスタ4のソース端子は、抵抗素子R2、R3を介して電源VBに接続される。また、MOSトランジスタ4のドレイン端子は接地されている。
さらに、MOSトランジスタ4のゲート端子と、抵抗素子R2とR3間にある端子との間には、ツェナダイオードD1のカソード側端子が接続されている。このツェナダイオードのアノード側端子はnpnのバイポーラトランジスタTr1のエミッタ端子と接続されている。バイポーラトランジスタTr1は、ベース端子とエミッタ端子とが短絡させられており、ツェナダイオードとして機能する。また、そのバイポーラトランジスタTr1のコレクタ端子は制御信号入力端子3とMOSトランジスタ4のゲート端子との間に接続されている。このバイポーラトランジスタTr1と前述のツェナダイオードD1とにより保護回路5が構成される。なお、複数のツェナダイオードを直列に接続すると、一つのツェナダイオードとして機能し、その降伏電圧は直列に接続された各ツェナダイオードの降伏電圧を足し合わせた値になる。したがって、保護回路5はツェナダイオードD1の降伏電圧とバイポーラトランジスタTr1の降伏電圧とを足し合わせた降伏電圧のツェナダイオードとして機能する。この保護回路5は、MOSトランジスタ4のゲート−ソース間に高電圧が印加されるのを防止する回路であり、降伏電圧は約46Vに設定されている。したがって、MOSトランジスタ4のゲート−ソース間には、約46V以上の電圧は印加されないことになる。
また、MOSトランジスタ4には、そのゲート−ソース間に印加できる許容電圧が約55Vのものが用いられている。したがって、MOSトランジスタ4は、ツェナダイオードとして機能する保護回路5が降伏したとしても破損しない。図1に示すように、MOSトランジスタ4及び保護回路5は、他の半導体素子よりも電源VBに近い位置で接続されている。そのため、電源VBが瞬間的に公称電圧よりも著しく高い異常電圧になった場合、保護回路5が降伏して、大きな電流は保護回路5、MOSトランジスタ4を経由してグランドに流れ込む。したがって、MOSトランジスタ4及び保護回路5以外の素子には大電流が流れない。すなわち、MOSトランジスタ4及び保護回路5以外の素子が破損することはない。このことから、MOSトランジスタ4及び保護回路5は高耐圧回路6として機能する。なお、前述したように、異常電圧が約55V以下であるならば、MOSトランジスタ4は破損しない。
抵抗素子R2とR3間にある端子には、請求項記載のスイッチング素子として機能するエンハンスト型のpチャンネルMOSトランジスタ8のゲート端子が接続されている。MOSトランジスタ8のソース端子は電源VBに接続されており、ドレイン端子は第1の抵抗素子の機能を有する抵抗素子R4の一端と接続されている。また、MOSトランジスタ8のゲート−ソース間には、MOSトランジスタ8のゲート−ソース間に高電圧が印加されるのを防ぐ保護回路7が接続されている。この保護回路7も保護回路5と同様にツェナダイオードとツェナダイオードとして機能するバイポーラトランジスタとから構成されている。
抵抗素子R4の他端には、ゲート端子接続端子15が接続されている。そのゲート端子接続端子15には、第2の抵抗素子の機能を有する抵抗素子R5の一端が接続されている。また、ゲート端子接続端子15には、pチャンネルのプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2のゲート端子が接続されている。抵抗素子R4とR5は、MOSトランジスタ8がオフしているときにはプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2がオンする電位がゲート端子接続端子15に入力され、MOSトランジスタ8がオンしているときにはプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2がオンしない電位がゲート端子接続端子15に入力されるように抵抗値が設定されている。
抵抗素子R5の他端にはバイポーラトランジスタTr3のコレクタ端子が接続されている。このバイポーラトランジスタTr3のエミッタ端子は接地されており、ベース端子はバイポーラトランジスタTr3と対になって配置されているバイポーラトランジスタTr2のベース端子と接続されており、エミッタ端子は接地されている。この構成により、バイポーラトランジスタTr2、Tr3によってカレントミラー回路Cが構成される。そして、バイポーラトランジスタTr2のコレクタ端子は、定電流回路10の一端と接続されている。なお、定電流回路10の他端は電源VBと接続されている。
前述のように、バイポーラトランジスタTr2、Tr3はカレントミラー回路Cを構成しているので、定電流回路10からバイポーラトランジスタTr2のコレクタ端子−エミッタ端子へと流れる電流I1と同じ大きさの電流がバイポーラトランジスタ3のコレクタ端子−エミッタ端子に流れる。なお、上記カレントミラー回路Cと定電流回路10とによって定電流源9が構成される。
さらに、バイポーラトランジスタTr3のコレクタ端子−ベース端子間には、バイポーラトランジスタTr3、Tr2のベース端子に入力される電位を高電位にしない保護回路11が接続されている。この保護回路11も保護回路5、7と同様にツェナダイオードとツェナダイオードとして機能するバイポーラトランジスタから構成されている。さらに、この保護回路11を介して、バイポーラトランジスタTr3のコレクタ端子-ベース端子間が接続されていることにより、バイポーラトランジスタTr2、Tr3のベース端子の電位が、バイポーラトランジスタTr3のコレクタ端子の電位と等しくなる。
プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2のゲート−ソース間には、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2のゲート−ソース間に高電圧が印加されるのを防ぐ保護回路12が接続されている。この保護回路12も前述した保護回路5、7、11と同様にツェナダイオードとツェナダイオードとして機能するバイポーラトランジスタから構成されている。
次に、このように構成された駆動回路100の作用を説明する。前述したように、駆動回路100は制御信号入力端子3に入力される信号に基づいて、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2のオンオフを制御する。
プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2をオンさせる場合には、制御信号入力端子3にハイレベルの信号を入力する。このハイレベルの信号がMOSトランジスタ4のゲート端子に入力されるので、MOSトランジスタ4はオフする。この状態では、電源VBの電位、すなわちハイレベルの信号がそのままMOSトランジスタ8のゲート端子に入力される。そのため、MOSトランジスタ8はオフする。ただし、MOSトランジスタ8がオフしているときにも、MOSトランジスタ8のソース−ドレイン間には微小電流が流れる。
MOSトランジスタ8がオフしている状態では、ゲート端子接続端子15には、電源VBが供給する電圧、MOSトランジスタ8のソース−ドレイン間電圧、抵抗素子R4の両端電圧、抵抗素子R5の両端電圧で定められる電位が入力される。バイポーラトランジスタTr3のエミッタ−コレクタ間電圧はほぼゼロとみなせるからである。
このときのゲート端子接続端子15の電位、すなわち、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2のゲート端子に入力される電位は、MOSトランジスタ8がオンしているときよりも低い電位となる。
前述したように、MOSトランジスタ8がオフしているときには、ゲート端子接続端子15にプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2がオンする電位が入力される。そのため、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2はオンされる。そして、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2がオンした状態では、MOSトランジスタ1を通常使用することができる。すなわち、MOSトランジスタ1のゲート端子をプルアップさせて安定な電位に保ちつつ、制御信号入力端子13から入力される信号に基づいてMOSトランジスタ1をオンオフ制御できる。
これに対し、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2をオフさせる場合には、制御信号入力端子3にローレベルの信号を入力する。このローレベルの信号がMOSトランジスタ4のゲート端子に入力されるので、MOSトランジスタ4はオンする。そのため、抵抗素子R2、R3に電流が流れる。そして、電源VBを抵抗素子R2とR3とで分圧した電位がMOSトランジスタ8のゲート端子に入力される。なお、抵抗素子R2とR3の抵抗値は、このときにMOSトランジスタ8のゲート端子に入力される電位によってそのMOSトランジスタ8がオンするような値に設定されている。
MOSトランジスタ8がオンすると、抵抗素子R4、R5が配置されているラインに電流が流れる。このときの電流は、前述したように定電流回路10で定められた一定の電流I1である。そのため、定電流I1が小さくなるように定電流回路10を構成すれば、駆動回路100で消費される電流を小さくすることができる。
MOSトランジスタ8がオンしているときには、電源VBが供給する電圧を抵抗素子R4とR5とで分圧した電位が入力される。MOSトランジスタ4のソース−ドレイン間電圧とバイポーラトランジスタTr3のコレクタ−エミッタ間電圧はほぼゼロとみなせるからである。ここで、前述のように、抵抗素子R4とR5の抵抗値は、電源VBの電圧をプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2がオフする電位に分圧するように設定されている。したがって、MOSトランジスタ8がオンさせられることにより、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2はオフすることになる。
プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2がオフする必要があるのは、MOSトランジスタ1がオフ時にそのゲート端子に流れるリーク電流I2を測定するときである。そこで、リーク電流I2を測定する方法について説明する。
先ず、制御信号入力端子3にローレベルの信号を入力してプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2をオフさせる。プルアップ抵抗R1に電流が流れてしまうのを防ぐためである。
次に、パッド16に、電源VBよりも高い電圧を供給する電源17と、その電源17に流れる電流を検出する電流計18とを接続する。こうすることによって、電流計18が検出する電流がリーク電流I2となる。なお、電源17を電源VBよりも高くしているのは、MOSトランジスタ1をオフさせるとともに、電流の向きをMOSトランジスタ1から電源VB方向とするためである。また、MOSトランジスタ1がオンしているときのMOSトランジスタ1のゲート端子に流れるリーク電流も問題となるが、MOSトランジスタ1がオフしているときのリーク電流I2の評価で代用している。
図2はモータ25をHブリッジ回路で制御するための回路図である。モータ25の上段にはpチャンネルのMOSトランジスタ21、22のドレイン端子がそれぞれ接続されている。MOSトランジスタ21、22のソース端子はそれぞれ電源VBに接続され、ゲート端子はそれぞれプルアップ抵抗R6、R7の一端が接続されている。プルアップ抵抗R6、R7の他端は、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ19、20のドレイン端子が接続されている。プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ19、20のソース端子はそれぞれ電源VBに接続され、ゲート端子はそれぞれ駆動回路100が接続されている。
したがって、MOSトランジスタ21、22のゲート端子に流れるリーク電流を測定するときには、駆動回路100はプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ19、20をオフさせる。また、MOSトランジスタ21、22のゲート端子には、それぞれMOSトランジスタ21、22をオンオフ制御するHブリッジMOSトランジスタの駆動回路101も接続されている。
一方、モータ25の下段にはnチャンネルのMOSトランジスタ23、24のドレイン端子が接続されている。MOSトランジスタ23、24のソース端子は接地されており、ゲート端子はそれぞれプルダウン抵抗R8、R9の一端が接続されている。プルダウン抵抗R8、R9の他端はそれぞれ接地されている。また、MOSトランジスタ23、24のゲート端子はそれぞれ駆動回路101にも接続されている。
この駆動回路101は、MOSトランジスタ21、22、23、24のゲート端子に流れるリーク電流を測定するとき以外のMOSトランジスタ21、22、23、24の通常使用時に使用される。
なお、プルダウン抵抗R8、R9が配置されているラインにプルダウン遮断用MOSトランジスタが配置されていないのは以下の理由による。MOSトランジスタ23、24のゲート端子に流れるリーク電流を測定するときには、MOSトランジスタ23、24のゲート端子にローレベルの信号を入力して行う。そのため、プルダウン抵抗R8、R9の両端の電位差が小さく、プルダウン抵抗R8、R9に流れる電流も無視できるくらいに小さいためである。
このHブリッジ回路を用いてモータ25を制御する回路は、例えば車のワイパー制御に用いられ、モータ25の回転方向を逐次反転させる。このときの動作を次に説明する。まず、駆動回路101が、MOSトランジスタ21のゲート端子にローレベルの信号、MOSトランジスタ22のゲート端子にハイレベルの信号、MOSトランジスタ23のゲート端子にローレベルの信号、MOSトランジスタ24のゲート端子にハイレベルの信号を入力する場合の動作を説明する。この場合、MOSトランジスタ21はオンし、MOSトランジスタ22はオフし、MOSトランジスタ23はオフし、MOSトランジスタ24はオンする。それに伴い、モータ25に流れる電流は端子26から端子27の方向に流れる。
次に、駆動回路101が、MOSトランジスタ21のゲート端子にハイレベルの信号、MOSトランジスタ22のゲート端子にローレベルの信号、MOSトランジスタ23のゲート端子にハイレベルの信号、MOSトランジスタ24のゲート端子にローレベルの信号を入力する場合の動作を説明する。この場合MOSトランジスタ21はオフし、MOSトランジスタ22はオンし、MOSトランジスタ23はオンし、MOSトランジスタ24はオフする。それに伴い、モータ25に流れる電流は端子27から端子26の方向に流れる。これによって、モータ25の回転方向を切り替えることができる。なお、モータ25を制御する際には、駆動回路100はプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ19、20をオンさせておく。
以上、本実施形態の駆動回路100は、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2をオンオフ制御するために、pチャンネルのMOSトランジスタ8と抵抗素子R4と抵抗素子R5とを電源VBとグランドとの間に直列に配置し、さらに、そのライン上に定電流源9を配置している。そのため、定電流源9で定める電流を小さくすれば、駆動回路100の消費電流を小さくできる。
また、定電流源9は、定電流回路10で定められる電流をカレントミラー回路Cを用いてMOSトランジスタ8、抵抗素子R4、R5のラインに流す構成としているので、定電流回路10を他の回路と共用して用いることができる。したがって、ICチップの微細化を図ることができる。
また、駆動回路100は高耐圧回路6を備えているので、電源VBが瞬間的に高電圧になったときに高耐圧回路6以外の他の素子に大きな電流が流れるのを防止することができる。その結果、高耐圧回路6以外の他の素子が破損するのを防止することができる。
また、駆動回路100は、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2のゲート−ソース間に高電圧が印加されるのを防ぐ保護回路12を備えている。したがって、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2が破損するのを防止することができる。
また、駆動回路100はpチャンネルのMOSトランジスタ4、8を用いているので、MOSトランジスタ4、8のゲート端子をローレベルにすればMOSトランジスタ4、8はオンするので、MOSトランジスタ4、8をオンさせやすい。その結果、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2をオフさせやすくすることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々なる形態で実施することができる。
例えば、本実施形態では、pチャンネルのMOSトランジスタ4、8を用いていたが、nチャンネルのMOSトランジスタやバイポーラトランジスタ等、その他のスイッチング素子を用いてもよい。ただし、MOSトランジスタ8の代わりに用いるスイッチング素子として、オフ時に微小電流が流れることスイッチング素子である必要がある。電流が流れなければ、ゲート端子接続端子15の電位が決定できないからである。また、MOSトランジスタ8の代わりに他のスイッチング素子を用いた場合、そのスイッチング素子がオンしているときにプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2がオンし、スイッチング素子がオフしているときにプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2がオフすることがある。この場合も、スイッチング素子がオンしていたとしても定電流源9でスイッチング素子に流れる電流を小さくすることができる。すなわち、駆動回路100で消費される電流を小さくすることができる。
また、本実施形態では、定電流源9として、カレントミラー回路Cを備えたものを用いていたが、その他の回路構成の定電流源を用いてもよい。
また、本実施形態では、抵抗素子R4よりも電源VB側にMOSトランジスタ8を配置しているが、抵抗素子R4、R5のライン上であればどの位置にMOSトランジスタ8を配置してもよい。ただし、MOSトランジスタ8が配置される位置によっては、MOSトランジスタ8がオンしたときにプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2がオンし、MOSトランジスタ8がオフしたときにプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ2がオフすることがある。この場合もMOSトランジスタ8が接続されているライン上に流れる電流を定電流源9で小さくすることができる。すなわち、駆動回路100で消費される電流を小さくすることができる。
また、定電流源9も、抵抗素子R4、R5のライン上であればどの位置に配置してもよい。
次に、本発明とは直接には関係ないが、MOSトランジスタのゲート端子に流れるリーク電流を1つのパッドで測定する方法について説明する。図3は、その方法を実施するための回路を示す図である。
同図はpチャンネルのMOSトランジスタ28のゲート端子に流れるリーク電流を測定する回路である。同図に示すように、MOSトランジスタ28のソース端子は電源VBに接続されている。MOSトランジスタ28のゲート端子は、プルアップ抵抗R11の一端が接続されている。また、MOSトランジスタ28のゲート端子は、バッファ35を介して、MOSトランジスタ28をオンオフ制御する制御信号を入力する制御信号入力端子34にも接続されている。さらに、MOSトランジスタ28のゲート端子には、リーク電流測定時に電源32及び電流計33を接続するためのパッド31が設けられている。
プルアップ抵抗R11の他端には、デプレッション型のMOSトランジスタ29のドレイン端子が接続されている。MOSトランジスタ29のソース端子は電源VBに接続されており、ゲート端子はMOSトランジスタ29の駆動回路36を介して、MOSトランジスタ29をオンオフ制御する制御信号を入力する制御信号入力端子30が接続されている。このMOSトランジスタ29は、プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタとして機能する。
MOSトランジスタ29はデプレッション型なので、MOSトランジスタ29のゲート端子に電位が入力されなくてもオン状態にある。したがって、MOSトランジスタ28を通常使用状態にしておきやすくすることができる。一方、MOSトランジスタ29のゲート端子に入力する電位を大きくしていくと、MOSトランジスタ29はオフする。したがって、MOSトランジスタ28のゲート端子に流れるリーク電流の測定時にのみ、MOSトランジスタ29のゲート端子に入力する電位を大きくすればよい。なお、MOSトランジスタ28のゲート端子に流れるリーク電流を測定する方法は、第1実施形態と同様に、MOSトランジスタ29をオフさせて、パッド31に電源32と電流計33を接続する。そして、電流計33が検出した電流値を読み取ればよい。
本発明の実施形態となるプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタの駆動回路100を示した図である。 図1の駆動回路100をモータ25の制御回路に用いた図である。 MOSトランジスタ28のゲート端子に流れるリーク電流を測定する回路であって、図1の駆動回路100とは別の構成の回路を示した図である。 2つのパッドを用いてMOSトランジスタ50のゲート端子に流れるリーク電流I3を測定するための回路を示した図である。 従来のプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタの駆動回路を示した図である。
符号の説明
C…カレントミラー回路、VB…電源、R1…プルアップ抵抗、R4…抵抗素子(第1の抵抗素子)、R5…抵抗素子(第2の抵抗素子)、D1…ツェナダイオード、Tr1〜Tr4…バイポーラトランジスタ、I1〜I3…電流、1…MOSトランジスタ、2…プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタ、3…制御信号入力端子、6…高耐圧回路、8…pチャンネルMOSトランジスタ(スイッチング素子)、9…定電流源、10…定電流回路、12…保護回路、100…プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタの駆動回路

Claims (5)

  1. ゲートリーク電流測定対象のMOSトランジスタのゲート端子と電源との間に接続されているプルアップ抵抗を電源から遮断するために、当該プルアップ抵抗に直列に接続されたプルアップ抵抗遮断用MOSを駆動させる駆動回路であって、
    前記電源とグランドとの間に設けられ、互いに直列に接続された第1、第2の抵抗素子と、
    前記第1の抵抗素子と第2の抵抗素子との間に設けられ、前記プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタのゲート端子が接続されたゲート端子接続端子と、
    入力端子及び第1、第2端子を有し、入力端子に入力される信号に基づいて前記第1、第2端子間が導通又は遮断するとともに、その遮断時にも導通時に比べて十分小さい微小電流が流れるようになっているスイッチング素子であって、前記第1、第2の抵抗素子と直列になるように前記第1、第2端子が接続されているスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子の入力端子に接続され、前記プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタのオンオフを制御する制御信号が入力される制御信号入力端子と、
    前記第1、第2の抵抗素子及び前記スイッチング素子が接続されているライン上に配置された定電流源とを備え、
    前記スイッチング素子が導通しているときには前記ゲート端子接続端子に前記プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタが駆動しない電位が入力され、前記スイッチング素子が遮断しているときには前記プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタが駆動する電位が入力されるように前記第1、第2の抵抗素子の値が設定されていることを特徴とするプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタの駆動回路。
  2. 前記スイッチング素子は、pチャンネルのMOSトランジスタであることを特徴とする請求項1に記載のプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタの駆動回路。
  3. 一端が前記第1、第2の抵抗素子、前記スイッチング素子及び前記定電流源よりも前記電源に近い位置でその電源と接続されており、他端がグランドと接続されており、所定電圧以上で電流が流れることで、前記第1、第2の抵抗素子、前記スイッチング素子及び前記定電流源に基準電流以上の電流が流れるのを防止する高耐圧回路を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタの駆動回路。
  4. 前記プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタのゲート−ソース間に所定電圧以上の電圧を印加させない保護回路を、前記プルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタのゲート−ソース間に備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタの駆動回路。
  5. 前記定電流源は、定電流回路とカレントミラー回路とを備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のプルアップ抵抗遮断用MOSトランジスタの駆動回路。
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