JP4788520B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、衣類等の洗濯を行う洗濯機に関するものである。
従来、この種の洗濯機は、外槽にタンクを設け、それに水を満たし外槽を重くすることにより、衣類の偏心荷重による脱水起動時の外槽の大きな振動を低減していた(例えば、特許文献1参照)。また、タンクを満水にせずに、外槽が振動する時に発生する水の揺動エネルギを利用して振動を低減しているものもある(例えば、特許文献2参照)。
図14は、前記特許文献1に記載された従来の洗濯機の断面を示すものである。図14に示すように、本体1と、本体1内にサスペンション2によって支持された外槽3と、外槽3内に水平軸を中心に回転する洗濯兼脱水槽4と、洗濯兼脱水槽4を駆動するモータ5と、外槽3の下部と本体1との間に設けたダンパ6と、外槽3に設け、その振動具合に応じて水を溜める振動抑制用のタンク7とを備えたものであり、脱水開始前にこのタンク7に水を満たし、脱水起動時の大きな振動は、タンク7に満たした水の質量によって抑えることができるようにしたものである。
特開平5−131075号公報 特開2000−140482号公報
しかしながら、前記従来の構成では、脱水開始前にタンク7に水を満たし、脱水起動時の大きな振動を低減しているため、タンク7に給水する時間が必要になり、脱水工程に費やす時間が長くなっていた。また、タンク7を満水にしないで、水の揺動エネルギを利用して制振効果を得る場合も、給水時間は短いが、タンク7内の水の振動音が問題となっていた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、効率的にタンクに液体を満たして脱水起動時の振動を低減するようにした洗濯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、内部に質量を付加するための液体を収容する第1の貯液室を洗濯機外枠に設け、外槽には第2の貯液室を設け、第1の貯液室と前記第2の貯液室を連通路で連通している。脱水起動時に第1の貯液室の液体を第2の貯液室に移動させるようにしたものである。脱水開始後、外槽の振動が大きくなる回
転数に達するまでには時間がある。その時間を利用して外槽の振動が大きくなる前に液体を移動することになる。
これによって、脱水開始前に移動させる場合と比較して、移動時間を節約できるという効果が得られる。
また、本発明の洗濯機は、洗濯機外枠に設けられた第1の貯液室と、外槽に設けられた第2の貯液室と、第1の貯液室の内部の水を排出する排水手段と、第2の貯液室に水を供給する給水手段と、第1の貯液室と第2の貯液室を連通する連通路と、連通路を開閉する開閉手段と、開閉手段を制御する制御手段を備え、制御手段は、給水手段により脱水起動時に第2の貯液室に水を供給し、脱水定常時に第2の貯液室の水を第1の貯液室に移動させるようにしたものである。
これによって、脱水開始後、外槽の振動が大きくなる回転数に達するまでの時間を利用して、外槽の振動が大きくなる前に外槽に設けた第2の貯液室に水を供給することにより、脱水開始前に供給する場合と比較して、供給時間を節約できるという効果が得られる。更に、脱水定常時に第2の貯液室の水を第1の貯液室に移動させるようにしたことにより、外槽が軽くなると共に洗濯機外枠が重くなり、外槽の振動が洗濯機外枠を振動させずらくなるため、洗濯機外枠の振動を低減する効果も得られる。
本発明の洗濯機は、脱水に費やす時間を長くすることなく脱水起動時の外槽の振動と、脱水定常時の洗濯機外枠の振動と、それに起因する騒音を低減することができる。
第1の発明は、洗濯機外枠に弾性支持された外槽と、前記外槽内に回転可能に設けられた洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段と、前記洗濯機外枠に設けられ、内部に質量を付加するための液体を収容する第1の貯液室と、前記外槽に設けられた第2の貯液室と、前記第1の貯液室と前記第2の貯液室を連通する連通路を備え、脱水起動時に前記第1の貯液室の液体を前記第2の貯液室に移動させるようにしたことにより、脱水開始後、外槽の振動が大きくなる回転数に達するまでの時間を利用して、外槽の振動が大きくなる前に外槽に設けた第2の貯液室に液体を移動することにより、脱水開始前に供給する場合と比較して、供給時間を節約できるという効果が得られる。
第2の発明は、特に、第1の発明の前記洗濯兼脱水槽の回転数が定常回転数に到達する前に、第2の貯液室の液体を第1の貯液室に移動させるようにしたことにより、外槽が軽くなると共に洗濯機外枠が重くなり、外槽の振動が洗濯機外枠を振動させずらくなるため、洗濯機外枠の振動とそれに起因する騒音を低減するという効果が得られる。
第3の発明は、特に、第1の発明に前記外槽の振動を検知する振動検知手段を設け、前記振動検知手段の出力信号が所定の大きさより小さい時に前記第2の貯液室の液体を前記第1の貯液室に移動させるようにしたことにより、外槽の振動が小さい時は、液体を移動して外槽を軽くし、共振時に洗濯機外枠や床に加わる負荷を小さくすることで、脱水起動時の洗濯機外枠の振動やそれに起因する騒音を小さくすることができる。
第4の発明は、特に、第1または第2の発明に前記外槽の振動を検知する振動検知手段と、前記第2の貯液室の貯液容積を変える容積可変手段を備え、前記振動検知手段の出力信号と連動して前記容積可変手段により前記第2の貯液室の貯液量を変化させるようにしたことにより、外槽の振動の大きさに応じて第2の貯液室の貯液量を調節できるので、効率的に外槽の振動を低減することができる。
第5の発明は、特に、第1または第2の発明に前記外槽に設けられ、洗濯物の偏り位置を検知するアンバランス検知手段と、前記外槽の前部に設けられた前記第2の貯液室と、前記外槽の後部に設けられた第3の貯液室を備え、前記アンバランス検知手段の出力信号と連動して洗濯物の偏りに近い側の貯液室に前記第1の貯液室の液体を移動したことにより、洗濯物の偏り近傍の外槽を重くすることができ、更に効率的に外槽の振動を低減することができる。
第6の発明は、洗濯機外枠に弾性支持された外槽と、前記外槽内に回転可能に設けられた洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段と、前記洗濯機外枠に設けられた第1の貯液室と、前記外槽に設けられた第2の貯液室と、前記第1の貯液室の内部の水を排出する排水手段と、第2の貯液室に水を供給する給水手段と、前記第1の貯液室と前記第2の貯液室を連通する連通路と、前記連通路を開閉する開閉手段と、前記開閉手段を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記給水手段により脱水起動時に前記第2の貯液室に水を供給し、前記洗濯兼脱水槽の回転数が定常回転数に到達する前に前記第2の貯液室の水を前記第1の貯液室に移動させるようにしたことにより、脱水開始後、外槽の振動が大きくなる回転数に達するまでの時間を利用して、外槽の振動が大きくなる前に外槽に設けた第2の貯液室に水を供給することができ、脱水開始前に供給する場合と比較して、供給時間を節約できるという効果が得られる。更に、脱水定常時に第2の貯液室の水を第1の貯液室に移動させるようにしたことにより、外槽が軽くなると共に洗濯機外枠が重くなり、外槽の振動が洗濯機外枠を振動させずらくなるため、脱水定常時の洗濯機外枠の振動を低減する効果も得られる。また、輸送時や設置時は貯液室を空にして洗濯機を軽くできる。
第7の発明は、特に、第6の発明の洗濯に使用した洗濯水を前記第2の貯液室に供給するようにしたことにより、節水性を高くすることができる。
第8の発明は、特に、第1〜第7のいずれかの発明の前記連通路の少なくとも一部を伸縮自在な可撓性のフレキシブルホースで構成したことにより、外槽の振動はフレキシブルホースで吸収され、連通路を伝わって洗濯機外枠を振動させることがなくなると共に連通路の破損を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における洗濯機の断面図、図2は、同洗濯機の洗濯兼脱水槽の回転数の上昇と外槽の振動の大きさを示すグラフである。図1において、洗濯機外枠30は、4本の引っ張りばね31と、2本のダンパ32により外槽33を弾性支持している。洗濯兼脱水槽34は外槽33内に回転自在に配設している。モータ(駆動手段)35は、ブラシレス直流モータから成っており、インバータ制御され、回転速度が自在に変化されるようになっている。そして、直接洗濯兼脱水槽34を駆動する。給水手段36は洗濯兼脱水槽34内に給水するものである。
水位検知手段37は、外槽33内の洗濯水位を検知する。排水手段38は、外槽33内の洗濯水を排水するものである。制御装置39は、洗濯機外枠30の前面下部に設けられている。制御装置39は、洗濯機外枠30の前面上部に設けられた操作表示手段40により入力された設定内容に基づいて洗い、すすぎ、脱水の各工程を逐次制御するもので、パワースイッチング手段(図示せず)を介してモータ35、給水手段36、排水手段38などを逐次制御する。
第1の貯液室41は、洗濯機外枠30の底部に固定された容器で、容積は15Lあり、内部に液体42を収容している。液体42は重いほど制振効果が大きい。実施の形態では、流れやすさ、凝固点の低さ、入手のしやすさ、安全性、コストを考慮して塩化カルシウムの水溶液(比重=1.3)を使用している。
第2の貯液室43は、容積10Lで外槽下部33aに固定されている。第2の貯液室43が液体42で満たされると質量は13kg程度になる。第1の貯液室41と第2の貯液室43はフレキシブルホースで構成された連通路44と連通路45で連通されている。連通路44には液体42を第1の貯液室41から第2の貯液室43に移動させる電動ポンプ46が設けられている。連通路45には開閉手段47が設けられており、開閉手段47を開くと第2の貯液室43から液体42が連通路45を通って自重で第1の貯液室41に移動する。電動ポンプ46と開閉手段47は制御装置39によりパワースイッチング手段(図示せず)を介して制御される。
また、第2の貯液室43は外槽下部33aに限らず、外槽上部に固定しても同様の効果が得られる。また、電動ポンプ46の代わりに、高圧気体を第1の貯液室41に送り込んでその圧力を利用して、第1の貯液室41から第2の貯液室43へ液体42を移動させてもよい。
以上のように構成された洗濯機について、以下、その動作、作用を説明する。まず、洗濯兼脱水槽34内に衣類と洗剤を投入後、操作表示手段40を操作して運転を開始する。これによって、給水手段36が動作し、洗濯兼脱水槽34内に洗濯水が供給されると共に洗濯兼脱水槽34も回転を開始する。規定量の洗濯水が供給されると給水手段36は給水を停止する。洗濯兼脱水槽34の回転によって、洗剤は洗濯水に溶かされ、洗濯液となって衣類に浸透する。洗濯兼脱水槽34は、30r/min程度の低速で回転して、衣類を持ち上げては落とすというたたき洗いを規定時間行う。洗濯終了後、排水手段38が作動し、汚れを溶かし込んだ洗濯液は、外槽33の外に排水される。
排水終了後、図2に示すように洗濯兼脱水槽34の回転は徐々に速くなる。脱水開始と同時に電動ポンプ46が作動し、第1の貯液室41の液体42は第2の貯液室43へ連通路44を通って移動する。洗濯兼脱水槽34の回転を急に上げると、洗剤の泡の抵抗でモータ35の負担が大きくなるので、100r/minになるまでに約1分〜2分かけて泡を排水しながらゆっくり立ち上がっていく必要がある。この間の外槽33の振動は回転が遅いことと、共振点から離れていることもあって小さいものであり、第2の貯液室43に液体42が満たされている必要はない。
電動ポンプ46の能力は、10L/minであり、1分程度で第2の貯液室43が液体42で満たされる。衣類の偏りがある時、これがアンバランス要因になって外槽33が振動する。洗濯兼脱水槽34の回転が外槽33の共振点に近づくと外槽33の振動は大きくなる。この振動がさらに大きくなると、外槽33は洗濯機外枠30に衝突し、激しい時は、洗濯機外枠30が移動する。しかしながら、共振点通過前に外槽下部33aに取り付けた第2の貯液室43には液体42が満たされているので、外槽33の質量が13kgほど重くなっており、外槽33の振動は小さく抑えられることになる。
以上のように本実施の形態においては、脱水開始後、外槽33の振動が大きくなる回転数に達するまでの時間を利用して、外槽33の振動が大きくなる前に外槽33に設けた第2の貯液室43に液体42を移動することにより、脱水開始前に供給する場合と比較して、供給時間を節約できるという効果が得られる。また、液体42に比重の大きい液体を使用しているので、同じ効果を出すのに第2の貯液室43の体積を小さくすることができる
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態における洗濯機の洗濯兼脱水槽の回転数の上昇と外槽の振動の大きさを示すグラフである。図2において、共振点通過後、開閉手段47を開き液体42を第2の貯液室43から第1の貯液室41へ移動させる。液体42は自重で移動することになり、完全に移動するのに2分ほど必要である。その間に、洗濯兼脱水槽34の回転数は定常回転数(900r/min)に向かって上昇を続ける。洗濯兼脱水槽34が定常回転数に到達した時には、液体42の移動も完了している。外槽33は衣類の偏りに起因する加振力により振動を続けるが、共振点から大きく離れているので振動は小さいものである。
しかしながら、その振動が、引っ張りばね31と、ダンパ32を介して洗濯機外枠30に伝わり、洗濯機外枠30のビビリ振動や騒音を発生することになる。この時、洗濯機外枠30の底部に設けた第1の貯液室41には、液体42が収容されており、洗濯機外枠30は13kgほど重くなっている。逆に、加振源となる外槽33の質量は13kg軽くなっているので、外槽33は洗濯機外枠30を振動させずらくなり、洗濯機外枠30のビビリ振動や騒音が激減することになる。
以上のように本実施の形態においては、脱水定常時に、第2の貯液室43の液体42を第1の貯液室41に移動させるようにしたことにより、外槽33が軽くなると共に洗濯機外枠30が重くなり、外槽33の振動が洗濯機外枠30を振動させずらくなるため、洗濯機外枠30の振動と、それに起因する騒音を低減することができる。
(実施の形態3)
図3は、本発明の第3の実施の形態における洗濯機の断面図、図4は、同洗濯機の洗濯兼脱水槽の回転数と振動検知手段の出力信号を示すグラフである。図3において、振動検知手段48は外槽33の前下部に固定されている。振動検知手段48は圧電素子を利用したものであり、振動の大きさが電圧の大きさに変換されて制御装置39に送られている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
図4において、脱水開始と同時に電動ポンプ46が作動し、第1の貯液室41の液体42は第2の貯液室43へ連通路44を通って移動する。洗濯兼脱水槽34の回転を急に上げると、洗剤の泡の抵抗でモータ35の負担が大きくなるので、100r/minになるまでに約1分〜2分かけて泡を排水しながらゆっくり立ち上がっていく必要がある。この間の外槽33の振動は回転が遅いことと、共振点から離れていることもあって小さいものであり、第2の貯液室43に液体42が満たされている必要はない。電動ポンプ46の能力は、10L/minであり、1分程度で第2の貯液室43が液体42で満たされる。洗濯兼脱水槽34の回転数が100r/min近傍に外槽33の左右振動の共振点があり振動検知手段48の出力信号は大きくなる。
制御装置39には、閾値が記憶されており、振動検知手段48の出力信号が閾値より小さい時、すなわち衣類の偏りが所定量より小さい時、制御装置39は開閉手段47を開き液体42を第2の貯液室43から第1の貯液室41へ戻す。これによって、洗濯機が設置されている床に大きな負荷を与える上下振動の共振点を通過する時には、外槽33は軽くなっており床への負荷が軽減されることになる。
以上のように本実施の形態においては、振動検知手段48の出力信号が所定の大きさより小さい時に第2の貯液室43の液体42を第1の貯液室41に移動させるようにしたことにより、外槽33の振動が小さい時は、液体42を移動して外槽33を軽くし、共振時
に洗濯機外枠30や床に加わる負荷を小さくすることで、脱水起動時の洗濯機外枠30の振動やそれに起因する騒音を小さくすることができる。
(実施の形態4)
図5は、本発明の第4の実施の形態における洗濯機の断面図、図6は、同洗濯機の洗濯兼脱水槽の回転数と振動検知手段の出力信号を示すグラフである。図5において、容積可変手段49は、昇降板50と、昇降板50を移動させる昇降棒51と、昇降棒51を昇降させる昇降モータ52で構成されている。昇降板50は、第2の貯液室43を二部屋に分割しており、二部屋間に液体42の移動が無いように水密を維持しながら移動できるようになっている。昇降モータ52はパワースイッチング手段(図示せず)に接続されており、制御装置39により制御される。その他の構成は実施の形態1または2と同様である。
図6において、脱水開始と同時に洗濯兼脱水槽34の回転を急に上げると、洗剤の泡の抵抗でモータ35の負担が大きくなるので、100r/minになるまでに約1分〜2分かけて泡を排水しながらゆっくり立ち上がっていく。この間の外槽33の振動は回転が遅いことと、共振点から離れていることもあって小さいものであり、第2の貯液室43に液体42が満たされている必要はない。洗濯兼脱水槽34の回転数が100r/min近傍に外槽33の左右振動の共振点があり振動検知手段48の出力信号は大きくなる。
制御装置39は、振動検知手段48の出力信号の大きさに基づいて昇降モータ52を駆動し、昇降板50を移動させて第2の貯液室43の容積を変化させる。振動検知手段48の出力信号が小さい時、すなわち衣類の偏りが小さい時は、第2の貯液室43の容積を小さくし、逆の場合は、容積を大きくする。振動検知手段48の出力信号が極端に小さい場合は、第2の貯液室43の容積変化も液体42の移動も行わないこともある。
第2の貯液室43の容積を決定した後に、電動ポンプ46が作動し、第1の貯液室41の液体42は第2の貯液室43へ連通路44を通って移動する。その間、洗濯兼脱水槽34の回転数は100r/minを維持している。液体42の移動時間は、第2の貯液室43の容積に左右される。液体42の移動が完了すると、洗濯兼脱水槽34の回転数は再び上昇を開始する。
上下振動の共振点通過時は、衣類の偏り量に見合った液体42が第2の貯液室43に充填されているので、過不足無く外槽33の振動が抑えられることになる。上下振動の共振点近傍である300r/minを所定時間維持して、外槽33の振動が大きくならないことを振動検知手段48の出力信号で判断した後、洗濯兼脱水槽34の回転を定常回転(900r/min)まで上昇させると同時に、制御装置39は昇降モータ52を駆動して昇降板50を下降させ、開閉手段47を開き液体42を第2の貯液室43から第1の貯液室41へ戻す。脱水定常時に、第2の貯液室43の液体42を第1の貯液室41に移動させるようにしたことにより、外槽33が軽くなると共に洗濯機外枠30が重くなり、外槽33の振動が洗濯機外枠30を振動させずらくなるため、洗濯機外枠30の振動と、それに起因する騒音を低減することができる。
以上のように本実施の形態においては、第2の貯液室43の貯液容積を変える容積可変手段49を設け、振動検知手段48の出力信号と連動して容積可変手段49により第2の貯液室43の貯液量を変化させるようにしたことにより、外槽33の振動の大きさに応じて第2の貯液室43の貯液量を調節できるので、効率よく外槽33の振動を低減することができる。
(実施の形態5)
図7、図8は、本発明の第5の実施の形態における洗濯機の断面図、図9は、同洗濯機
の洗濯兼脱水槽の回転数と振動検知手段の出力信号を示すグラフである。図7、図8において、外槽33の前部に第2の貯液室43が設けられている。外槽33の後部には第3の貯液室53が設けられている。アンバランス検知手段54は外槽33の前部に設けられた前部センサー55と、外槽33の後部に設けられた後部センサー56から構成されている。流路切り替え弁57は、2方電磁弁で、液体42を第2の貯液室43に導くのか、第3の貯液室53に導くのかを切り替えるものである。流路切り替え弁57はパワースイッチング手段(図示せず)に接続されており、制御装置39により制御される。第2の貯液室43と、第3の貯液室53にはそれぞれ連通路45と前部開閉手段58ならびに後部開閉手段59が設けられ、第1の貯液室41と連通している。その他の構成は実施の形態1または2と同様である。
図9において、脱水開始と同時に洗濯兼脱水槽34の回転を急に上げると、洗剤の泡の抵抗でモータ35の負担が大きくなるので、100r/minになるまでに約1分〜2分かけて泡を排水しながらゆっくり立ち上がっていく。この間の外槽33の振動は回転が遅いことと、共振点から離れていることもあって小さいものであり、第2の貯液室43に液体42が満たされている必要はない。洗濯兼脱水槽34の回転数が100r/min近傍に外槽33の左右振動の共振点がありアンバランス検知手段54の出力信号は大きくなる。
制御装置39は、前部センサー55の出力信号の大きさと後部センサー56の出力信号の大きさを比較して、第2の貯液室43に液体42を供給するのか、第3の貯液室53に供給するのかを判定する。すなわち衣類の偏りが外槽33の前部にある場合は、第2の貯液室43に液体42を供給し、衣類の偏りが外槽33の後部にある場合は、第3の貯液室53に液体42を供給する。
両者の出力信号が極端に小さい場合は、どちらの貯液室にも液体42の供給を行わないこともある。また、外槽33の前部と後部に衣類の偏りがある場合は両方の貯液室に液体42を供給することもある。液体42を供給する貯液室を判定した後に、電動ポンプ46が作動し、第1の貯液室41の液体42は第2の貯液室43または第3の貯液室53へ連通路44aを通って移動する。その間、洗濯兼脱水槽34の回転数は100r/minを維持している。液体42の移動が完了すると、洗濯兼脱水槽34の回転数は再び上昇を開始する。
上下振動の共振点通過時は、衣類の偏り位置近傍の貯液室に液体42が充填されているので、効率よく外槽33の振動が抑えられることになる。上下振動の共振点近傍である300r/minを所定時間維持して、外槽33の振動が大きくならないことをアンバランス検知手段54の出力信号で判断した後、洗濯兼脱水槽34の回転を定常回転(900r/min)まで上昇させると同時に、制御装置39は開閉手段58または開閉手段59を開き液体42を第2の貯液室43または第3の貯液室53から第1の貯液室41へ戻す。脱水定常時に、液体42を第1の貯液室41に移動させるようにしたことにより、外槽33が軽くなると共に洗濯機外枠30が重くなり、外槽33の振動が洗濯機外枠30を振動させずらくなるため、洗濯機外枠30の振動と、それに起因する騒音を低減することができる。
以上のように本実施の形態においては、洗濯物の偏り位置を検知するアンバランス検知手段54と、外槽33の前部に設けられた第2の貯液室43と、外槽33の後部に設けられた第3の貯液室53を備え、アンバランス検知手段54の出力信号と連動して洗濯物の偏りに近い側の貯液室に第1の貯液室41の液体42を移動することにより、洗濯物の偏り近傍の外槽33を重くすることができ、更に効率的に外槽33の振動を低減することができる。
(実施の形態6)
図10は、本発明の第6の実施の形態における洗濯機の断面図、図11は、同洗濯機の洗濯兼脱水槽の回転数の上昇と外槽の振動の大きさを示すグラフである。図10において、洗濯機外枠30は、4本の引っ張りばね31と、2本のダンパ32により外槽33を弾性支持している。洗濯兼脱水槽34は外槽33内に回転自在に配設している。モータ(駆動手段)35は、ブラシレス直流モータから成っており、インバータ制御され、回転速度が自在に変化されるようになっている。そして、直接洗濯兼脱水槽34を駆動する。給水手段36は洗濯兼脱水槽34内または外槽33の下部33aに設けられた第2の貯液室43へ選択的に給水するものである。水位検知手段37は、外槽33内の洗濯水位を検知する。排水手段38は、外槽33内の洗濯水を排水するものである。
制御手段60は、洗濯機外枠30の前面下部に設けられている。制御手段60は、洗濯機外枠30の前面上部に設けられた操作表示手段40により入力された設定内容に基づいて洗い、すすぎ、脱水の各工程を逐次制御するもので、パワースイッチング手段(図示せず)を介してモータ35、給水手段36、排水手段38などを逐次制御する。第1の貯液室41は、洗濯機外枠30の底部に固定された容器で、容積は15Lあり、排水のための排水手段41aが設けられている。第2の貯液室43は容積10Lである。第2の貯液室43が水で満たされると質量は10kg程度になる。給水手段36と第2の貯液室43はフレキシブルホースで構成された連通路44bと連通路45で連通されている。連通路45には開閉手段47が設けられており、開閉手段47を開くと第2の貯液室43から水が連通路45を通って自重で第1の貯液室41に移動する。
以上のように構成された洗濯機について、以下その動作、作用を説明する。まず、洗濯兼脱水槽34内に衣類と洗剤を投入後、操作表示手段40を操作して運転を開始する。これによって、給水手段36が動作し、洗濯兼脱水槽34内に洗濯水が供給されると共に洗濯兼脱水槽34も回転を開始する。規定量の洗濯水が供給されると給水手段36は給水を停止する。洗濯兼脱水槽34の回転によって、洗剤は洗濯水に溶かされ、洗濯液となって衣類に浸透する。洗濯兼脱水槽34は、30r/min程度の低速で回転して、衣類を持ち上げては落とすというたたき洗いを規定時間行う。洗濯終了後、排水手段38が作動し、汚れを溶かし込んだ洗濯液は、外槽33の外に排水される。
排水終了後、図2に示すように洗濯兼脱水槽34の回転は徐々に速くなる。脱水開始と同時に給水手段36が作動し、水が第2の貯液室43へ連通路44bを通って供給される。洗濯兼脱水槽34の回転を急に上げると、洗剤の泡の抵抗でモータ35の負担が大きくなるので、100r/minになるまでに約1分〜2分かけて泡を排水しながらゆっくり立ち上がっていく必要がある。この間の外槽33の振動は回転が遅いことと、共振点から離れていることもあって小さいものであり、第2の貯液室43に水が満たされている必要はない。給水手段36からの給水量は10L/minであり、第2の貯液室43は1分ほどで満たされる。衣類の偏りがある時、これがアンバランス要因になって外槽33が振動する。洗濯兼脱水槽34の回転が外槽33の共振点に近づくと外槽33の振動は大きくなる。この振動がさらに大きくなると、外槽33は洗濯機外枠30に衝突し、激しい時は、洗濯機外枠30が移動する。
しかしながら、共振点通過前に外槽下部33aに取り付けた第2の貯液室43には水が満たされているので、外槽33の質量が10kgほど重くなっており、外槽33の振動は小さく抑えられることになる。共振点を通過後、洗濯兼脱水槽34の回転数は定常回転(900r/min)まで上昇する。上昇の間に、開閉手段47が開き、第2の貯液室43の水は連通路45を通って第1の貯液室41に移動し、洗濯機外枠30を重くして洗濯機外枠30の振動を抑える。脱水工程終了時には、排水手段41aが開き第1の貯液室41
の水は全て排水される。
以上のように本実施の形態においては、脱水開始後、外槽33の振動が大きくなる回転数に達するまでの時間を利用して、外槽33の振動が大きくなる前に外槽33に設けた第2の貯液室43に水を供給することにより、脱水開始前に供給する場合と比較して、供給時間を節約できるという効果が得られる。更に、脱水定常時に第2の貯液室43の水を第1の貯液室41に移動させるようにしたことにより、外槽33が軽くなると共に洗濯機外枠30が重くなり、外槽33の振動が洗濯機外枠30を振動させずらくなるため、脱水定常時の洗濯機外枠30の振動を低減するという効果も得られる。また、輸送時や設置時は貯液室を空にして洗濯機を軽くし作業をしやすくすることもできる。
(実施の形態7)
図12は、本発明の第7の実施の形態における洗濯機の断面図を示すものである。図12において、排水手段38に連通路44cを設け、第2の貯液室43に排水の一部を導くようにしたものである。その他の構成は実施の形態6と同様である。洗濯に使用した洗濯水を第2の貯液室43に供給するようにしたことにより、節水性を高くすることができる。
(実施の形態8)
図13は、本発明の第8の実施の形態における洗濯機の断面図を示すものである。図13において、連通路44c、45の一部を伸縮自在な可撓性のフレキシブルホース61で構成したことにより、外槽33の振動はフレキシブルホース61で吸収され、連通路44c、45を伝わって洗濯機外枠30を振動させることがなくなるとともに、連通路44c、45の破損を防止することができるものである。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、外槽に質量の大きさを変えることができる錘を使用したものであり、外槽と洗濯機外枠の両方を効率的に防振することができ、洗濯機等の用途に有用である。
本発明の実施の形態1における洗濯機の断面図 同洗濯機の洗濯兼脱水槽の回転数の上昇と外槽の振動の大きさを示すグラフ 本発明の実施の形態3における洗濯機の断面図 同洗濯機の洗濯兼脱水槽の回転数と振動検知手段の出力信号を示すグラフ 本発明の実施の形態4における洗濯機の断面図 同洗濯機の洗濯兼脱水槽の回転数と振動検知手段の出力信号を示すグラフ 本発明の実施の形態5における洗濯機の断面図 本発明の実施の形態5における洗濯機の断面図 同洗濯機の洗濯兼脱水槽の回転数と振動検知手段の出力信号を示すグラフ 本発明の実施の形態6における洗濯機の断面図 同洗濯機の洗濯兼脱水槽の回転数の上昇と外槽の振動の大きさを示すグラフ 本発明の実施の形態7における洗濯機の断面図 本発明の実施の形態8における洗濯機の断面図 従来の洗濯機の断面図
30 洗濯機外枠
33 外槽
33a 外槽下部
34 洗濯兼脱水槽
35 駆動手段
36 給水手段
41 第1の貯液室
41a 排水手段
42 液体
43 第2の貯液室
44、45 連通路
47 開閉手段
48 振動検知手段
49 容積可変手段
53 第3の貯液室
54 アンバランス検知手段
60 制御手段
61 フレキシブルホース

Claims (8)

  1. 洗濯機外枠に弾性支持された外槽と、前記外槽内に回転可能に設けられた洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段と、前記洗濯機外枠に設けられ、内部に質量を付加するための液体を収容する第1の貯液室と、前記外槽に設けられた第2の貯液室と、前記第1の貯液室と前記第2の貯液室を連通する連通路を備え、脱水起動時に前記第1の貯液室の液体を前記第2の貯液室に移動させるようにした洗濯機。
  2. 前記洗濯兼脱水槽の回転数が定常回転数に到達する前に、第2の貯液室の液体を第1の貯液室に移動させるようにした請求項1記載の洗濯機。
  3. 前記外槽の振動を検知する振動検知手段を設け、前記振動検知手段の出力信号が所定の大きさより小さい時に前記第2の貯液室の液体を前記第1の貯液室に移動させるようにした請求項1記載の洗濯機。
  4. 前記外槽の振動を検知する振動検知手段と、前記第2の貯液室の貯液容積を変える容積可変手段を備え、前記振動検知手段の出力信号と連動して前記容積可変手段により前記第2の貯液室の貯液量を変化させるようにした請求項1または2記載の洗濯機。
  5. 前記外槽に設けられ、洗濯物の偏り位置を検知するアンバランス検知手段と、前記外槽の前部に設けられた前記第2の貯液室と、前記外槽の後部に設けられた第3の貯液室を備え、前記アンバランス検知手段の出力信号と連動して洗濯物の偏りに近い側の貯液室に前記第1の貯液室の液体を移動させるようにした請求項1または2記載の洗濯機。
  6. 前記洗濯機外枠に弾性支持された外槽と、前記外槽内に回転可能に設けられた洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段と、前記洗濯機外枠に設けられた第1の貯液室と、前記外槽に設けられた第2の貯液室と、前記第1の貯液室の内部の水を排出する排水手段と、第2の貯液室に水を供給する給水手段と、前記第1の貯液室と前記第2の貯液室を連通する連通路と、前記連通路を開閉する開閉手段と、前記開閉手段を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記給水手段により脱水起動時に前記第2の貯液室に水を供給し、前記洗濯兼脱水槽の回転数が定常回転数に到達する前に前記第2の貯液室の水
    を前記第1の貯液室に移動させるようにした洗濯機。
  7. 洗濯に使用した洗濯水を前記第2の貯液室に供給するようにした請求項6記載の洗濯機。
  8. 前記連通路は、少なくとも一部を伸縮自在な可撓性のフレキシブルホースで構成した請求項1〜7のいずれか1項に記載の洗濯機。
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