JP4539331B2 - 洗濯機 - Google Patents

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本発明は、洗濯機本体内に弾性的に支持した外槽内に回転自在に配設した洗濯兼脱水槽内で、洗濯物の洗濯、すすぎ、脱水(更に乾燥まで行う場合もある)を行う洗濯機に関するものである。
従来、この種の洗濯機は、衣類の偏心荷重による脱水起動時の外槽の大きな振動を抑えるために外槽の重量を重くしていた(例えば、特許文献1参照)。図8は、特許文献1に記載された従来の洗濯機の全体構成を示すものである。図8に示すように、本体1と、本体1内にサスペンション2によって支持された外槽3と、外槽3内に水平軸を中心に回転する洗濯兼脱水槽4と、洗濯兼脱水槽4を駆動するモータ5と、外槽3の下部と本体1との間に設けたダンパ6と、外槽3に設け、その振動度合に応じて水を溜める振動抑制用のタンク7とを備えた洗濯機とするものであり、脱水起動時にはこのタンク7に水を満たし、脱水起動時の大きな振動は、タンク7に満たした水の重量によって抑えることができるというものである。
特開平5−131075号公報
しかしながら、前記従来の構成では、タンク7に水を満たすための給水装置や排水するための排水装置が必要でありコスト高であった。また、給排水のための配管は、脱水時の振動で騒音を発生する可能性も有していた。更に、タンク7を満水にしないで、水の揺動エネルギを利用して制振効果を得る場合も、タンク7内の水の振動音が問題となっていた。本発明は、前記従来の課題を解決するもので、水等、液体を使用せず、給排水装置、配管等の付属品を無くし、安価で静かに振動性能を向上させた洗濯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、洗濯機外枠に前上がりに傾斜して弾性支持された外槽と、前記外槽内に回転可能に設けられた洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段と、前記外槽に取り付けられた制振手段を有し、前記制振手段は、前記外槽に設けた弾性体と、前記弾性体を介して支持される錘を備え、前記弾性体は、支持体と、前記支持体を連結する防振体を備え、前記制振手段は、前記外槽の側壁の上部後方に設け、前記錘の振動方向を前上がりに傾斜した回転軸方向に設定したものである。
これによって、洗濯物の偏心荷重による脱水時の外槽の激しい振動が錘を励振し、錘の振動エネルギとして外槽の振動エネルギが消費されることになり、外槽の振動の左右、上下、前後の3成分を低減することができる。
本発明の洗濯機は、制振手段の錘に水等の液体を使用しないので、給排水装置、配管等を無くすことができ、安価で静かに振動性能を向上することができるとともに、外槽の振動の左右、上下、前後の3成分を低減することができる。
第1の発明は、洗濯機外枠に前上がりに傾斜して弾性支持された外槽と、前記外槽内に回転可能に設けられた洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段と、前記外槽に取り付けられた制振手段を有し、前記制振手段は、前記外槽に設けた弾性体と、前記弾性体を介して支持される錘を備え、前記弾性体は、支持体と、前記支持体を連結する防振体を備え、前記制振手段は、前記外槽の側壁の上部後方に設け、前記錘の振動方向を前上がりに傾斜した回転軸方向に設定したことにより、洗濯物の偏心荷重による脱水時の外槽の激しい振動が錘を励振し、錘の振動エネルギとして外槽の振動エネルギが消費されることになり、外槽の振動の左右、上下、前後の3成分を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における洗濯機の断面図、図2は、本発明の第1の実施の形態における洗濯機の制振手段の構成斜視図、図3は、本発明の第1の実施の形態における洗濯機の制振手段の斜視図を示すものである。
図1〜図3において、洗濯機外枠30は、4本の引張りばね31と、2本のダンパ32により外槽33を弾性支持している。洗濯兼脱水槽34は、外槽33内に回転自在に配設
している。モータ(駆動手段)35は、ブラシレス直流モータから成っており、インバータ制御され、回転速度が自在に変化されるようになっている。そして直接洗濯兼脱水槽34を駆動する。給水手段36は洗濯兼脱水槽34内に給水するものである。水位検知手段37は、外糟33内の洗濯水位を検知する。排水手段38は、外槽33内の洗濯水を排水するものである。
制御装置39は、洗濯機外枠30の前面下部に設けられている。制御装置39は、洗濯機外枠30の前面上部に設けられた操作表示手段40により入力された設定内容に基づいて、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御するもので、パワースイッチング手段(図示せず)を介してモータ35、給水手段36、排水手段38などを逐次制御する。
制振手段41は、外槽下部33aに固定されている。制振手段41は、弾性体42、錘43から構成されている。弾性体42は、一対の支持体42aと一対の支持体42aを弾性的に接合する防振体42bで構成されている。制振手段41の周囲には、錘43が大きく振動しても錘43が他の構造物に衝突しないように充分な空間が設けられている。防振体42bには、適度なばね性と減衰性と多方向性を確保するために、円筒形に形成したゴムをせん断方向で使用しており、金属製の支持体42aに防振体42bの端面が接着されている。
制振手段41には、外槽下部33aに取り付けるための固定部44が設けられており、制振手段41は、固定部44に形成した固定穴44bを利用して外槽下部33aにねじ止めされる。固定部44には、雌ねじに形成された支持体固定部44aが設けられており、支持体固定部44aに支持体42aの雄ねじ部がねじ込まれて固定される。錘43は金属製の板を複数枚重ねたもので、錘固定穴43aが設けられており、錘固定穴43aに支持体42aの雄ねじ部が挿入され、更にナット45で締め付け固定される。錘43の質量は金属製の板の枚数で調節することができる。弾性体42の弾性係数は、錘43と弾性体42で構成される振動系の共振周波数が脱水定常時の外槽33の振動周波数に等しくなるように設定されている。
以上のように構成された洗濯機について、以下その動作、作用を説明する。まず、洗濯兼脱水槽34内に衣類と洗剤を投入後、操作表示手段40を操作して運転を開始する。これによって、給水手段36が動作し、洗濯兼脱水槽34内に洗濯水が供給されると共に洗濯兼脱水槽34も回転を開始する。規定量の洗濯水が供給されると給水手段36は給水を停止する。洗濯兼脱水槽34の回転によって、洗剤は洗濯水に溶かされ、洗濯液となって衣類に浸透する。洗濯兼脱水槽34は、30r/min程度の低速で回転して、衣類を持ち上げては落すというたたき洗いを規定時間行う。
洗濯終了後、排水手段38が作動し、汚れを溶かし込んだ洗濯液は、外槽33の外に排水される。排水終了後、洗濯兼脱水槽34の回転は徐々に速くなる。洗濯兼脱水槽34の回転による振動周波数が、外槽33の共振周波数に近づくと外槽33は、大きく振動するようになる。衣類の偏荷重が大きい場合、外槽33は大きく振動しようとするが、共振時間が短いこともあって外槽下部33aに取り付けた制振手段41の重量効果で抑制され、外槽33が洗濯機外枠30に衝突することなく共振を通過する。やがて定常時に達すると、外槽33の振動が、外槽下部33aに取り付けた制振手段41内の錘43を励振し、錘43は大きく振動するようになる。反面、外槽33の振動は小さく抑えられることになる。
以上のように本実施の形態においては、制振手段41を外槽下部33aに取り付けたことにより、錘43の加振エネルギとして外槽33の振動エネルギが消費されることになり、外槽33の振動を低減することができる。また、外槽33に取り付ける制振手段41の
錘43に水等の液体を使用しないので、給排水装置、配管等の付属品を無くすことができ、安価で静かに振動性能を向上することができる。更に、錘43に液体よりも比重の重い金属を使用することで制振手段41の体積を小さくでき、洗濯機本体も小型化できる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態における洗濯機の要部の正面図、図5は、本発明の第2の実施の形態における洗濯機の要部の側面図を示すものである。
図4、図5において、制振手段41は、洗濯兼脱水槽34の回転軸34aに垂直に交差する水平軸46と垂直軸47に挟まれた範囲の外槽の側壁33bに設けられている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
これにより、外槽33の左右、上下、前後のどの方向の振動においても錘43は励振されることになり、脱水定常時の外槽33の振動の左右、上下、前後の3成分を低減することができる。外槽33の前後方向の振動でも錘43が確実に励振されることになり、脱水起動時の外槽33の激しい振動の前後成分を低減することができる。
以上のように、本実施の形態においては、脱水起動時の外槽33の前後方向の振動成分も効率よく低減することができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の第3の実施の形態における洗濯機の要部の正面図を示すものである。図6において、制振手段41は洗濯兼脱水槽34の回転軸34aに垂直に交差する水平軸46と垂直軸47に挟まれた範囲の略中間の外槽の側壁33cに設けられている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
これにより、外槽33の左右上下方向の振動で錘43が均等に励振されることになり、脱水時の外槽33の振動の左右、上下成分を均等に低減することができる。
(実施の形態4)
図7は、本発明の第4の実施の形態における洗濯機の要部の側面図を示すものである。図7において、外槽33は洗濯機外枠30に弾性支持されている。外槽33内には前上がりに傾斜した回転軸34bの周りに回転可能に設けられた洗濯兼脱水槽34が有り、洗濯兼脱水槽34を回転させる駆動手段35が外槽33の後部に取り付けられている。外槽33に取り付けられた制振手段41は、外槽33の側壁の上部33dまたは下部33eもしくは両方に設けられている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
外槽33の左右、上下、前後方向の振動で錘43が励振されることになり、脱水時の外槽33の振動の左右、上下、前後の3成分を最低1箇所に制振手段41を設けることで低減することができる。
以上のように、本発明に関わる洗濯機は、弾性体の弾性係数を弱く設定することで、より低い周波数に対応することができ、定常時だけでなく起動時の振動も低減することができる。
本発明の実施の形態1における洗濯機の断面図 同洗濯機の制振手段の構成を示す斜視図 同洗濯機の制振手段の斜視図 本発明の実施の形態2における洗濯機の要部の正面図 同洗濯機の要部の側面図 本発明の実施の形態3における洗濯機の要部の正面図 本発明の実施の形態4における洗濯機の要部の側面図 従来の洗濯機の断面図
30 洗濯機外枠
33 外槽
33a 外槽下部
33b 外槽の側壁
33c 略中間の外槽の側壁
34 洗濯兼脱水槽
34a 回転軸
34b 前上がりに傾斜した回転軸
35 駆動手段
41 制振手段
42 弾性体
42a 支持体
42b 防振体
43 錘

Claims (1)

  1. 洗濯機外枠に前上がりに傾斜して弾性支持された外槽と、前記外槽内に回転可能に設けられた洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段と、前記外槽に取り付けられた制振手段を有し、前記制振手段は、前記外槽に設けた弾性体と、前記弾性体を介して支持される錘を備え、前記弾性体は、支持体と、前記支持体を連結する防振体を備え、前記制振手段は、前記外槽の側壁の上部後方に設け、前記錘の振動方向を前上がりに傾斜した回転軸方向に設定した洗濯機。
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