JP4788327B2 - Fsk信号検出装置、受信機及びfsk信号検出方法 - Google Patents

Fsk信号検出装置、受信機及びfsk信号検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、FSK(Frequency Shift Keying)信号の有無を検出するFSK信号検出装置、該FSK信号検出装置を装備する受信機、及びFSK信号検出方法に関するものである。
デジタル無線機には、デジタル変調信号としてFSKを採用するものがある。このようなFSK受信機では、チャンネルスキャンが適宜、実行され、FSK信号を含むチャンネルを探し出して、該チャンネルのFSK信号をデコードするようになっている。
従来のFSK受信機におけるチャンネルスキャンは例えば次の手順で行なわれている。
S1:2次変調としてFMやSSBが行なわれている場合には、受信信号に対してアナログ復調を行なう。
S2:受信機における入感信号レベルをRSSI(Received Signal Strength Indicator)やノイズスケルチに基づき検出する。
S3:入感信号レベルが、予め設定されているレベル以上であれば、入感信号を希望のFSK信号と仮定し、入感信号に対してFSK復調を行なう。
S4:デジタル変調信号のシンボルクロック同期用のプリアンブルを受信した後に、フレーム同期ワードを検出する。
S5:フレーム同期ワードが検出されれば、続けてデータ受信を行なう。
S6:フレーム同期ワードが検出できない場合、チャンネルスキャン中であれば、一定時間経過後に次のチャンネルへ移る。また、チャンネルスキャン中でなく、かつ受信継続中であれば、ミュート制御を行なう。
特許文献1は、アナログ変調信号及びデジタル変調信号の両方を受信可能なFSK信号検出装置において、ミュート解除しようとする受信信号がアナログ変調であるかデジタル変調であるかに応じて受信モードをアナログ受信モード又はデジタル受信モードへ自動切替えしてから、ミュートを解除するようにし、ミュート解除時に正しい復調が行われるようにしている。
特開2005−26871号公報
従来のFSK受信機におけるチャンネルスキャンの問題点は次のとおりである。
(a)入感信号レベルを判定するために、所定のハードウェアが必要となる。例えば、FM受信機であれば、一般的に、FM検波ICがRSSI信号を生成している。ノイズスケルチ信号は、検波信号を整流し、積分する回路から生成される。また、振幅変調が2次変調として用いられている受信電波に対するSSB受信機等は、IF信号のAGCの電圧をRSSI信号の代替とすることもできるが、AGC電圧はノイズ等により変化するので、AGC電圧から入感信号の有無を正確に判定できないことがある。
(b)受信信号にFSK信号が含まれているか否かを判定するために、各チャンネルの受信信号について長時間の受信が必要となり、複数チャンネルを待ち受けする場合に、チャンネルスキャン全体に要する時間が長大化する。すなわち、受信信号にFSK信号が含まれていることを確定するために、プリアンブルやフレーム同期ワードを検出する必要がある。すでにデータ通信が開始されていた場合、受信機は、受信信号中のFSK信号の有無を判定するために、送信側がフレーム同期ワードを再送信するまで、待たなければならない。
本発明の目的は、RSSIやノイズスケルチ等を使用せずに、受信信号がFSK信号を含むか否かについて判定することのできるFSK信号検出装置、それを装備する受信装置、及びFSK信号検出方法を提供することである。
本発明の他の目的は、受信信号がFSK信号を含むか否かについての判定を迅速化できるFSK信号検出装置、それを装備する受信装置、及びFSK信号検出方法を提供することである。
本発明のFSK信号検出装置は、受信信号からベースバンド信号を抽出するベースバンド信号抽出手段、前記ベースバンド信号のシンボルとシンボルとの変わり目の変曲点を導出するために前記変曲点の時刻で特定の値を出力する変曲点導出信号を、前記ベースバンド信号に基づき生成する変曲点生成手段、前記変曲点導出信号をフーリェ変換してベースバンド信号のパワースペクトラムを算出するパワースペクトラム算出手段、前記変曲点導出信号に基づきベースバンド信号のシンボルレートを検出するシンボルレート検出手段、及び前記パワースペクトラムと前記シンボルレートに対応する周波数とに基づき前記受信信号内のFSK信号の有無を判定する判定手段、を備えている。
本発明の受信機は、前述のFSK信号検出装置を装備し、さらに、チャンネルスキャン期間において、各チャンネルの受信信号についてFSK信号検出装置がFSK信号無しと判定すると、次のチャンネルへ切り替えるチャンネル切替手段を備えている。
本発明のFSK信号検出方法は、受信信号からベースバンド信号を抽出するベースバンド信号抽出ステップ、前記ベースバンド信号のシンボルとシンボルとの変わり目の変曲点を導出するため前記変曲点の時刻で特定の値を出力する変曲点導出信号を前記ベースバンド信号に基づき生成する変曲点生成ステップ、前記変曲点導出信号をフーリェ変換してベースバンド信号のパワースペクトラムを算出するパワースペクトラム算出ステップ、前記変曲点導出信号に基づきベースバンド信号のシンボルレートを検出するシンボルレート検出ステップ、及び前記パワースペクトラムと前記シンボルレートに対応する周波数とに基づき前記受信信号内のFSK信号の有無を判定する判定ステップ、を備えている。
本発明によれば、ベースバンド信号のパワースペクトラム及びシンボルレートに基づきベースバンド信号中のFSK信号の有無を検出することができる。
図1は携帯又は車載用の無線受信機10の主要部構成図である。図1には、無線受信機10の内、FSK復調からシンボル出力及びFSK信号判定までの処理に関与する部分が示されている。
無線受信機10が受信した受信信号の内、所定のチャンネルの受信信号がIF変換器(図示せず)において選択され、該選択された受信信号に係るIF信号は、FSK復調器(図示せず)において復調されて、FSK復調後の信号としてベースバンド信号11が生成される。
1次変調にFSK、2次変調(RF変調)にFMやSSBを用いる場合、IF復調後のIF信号をFM復調又はSSB復調により検波してから、FSK復調によりベースバンド信号11が生成される。これに対して、FSK変調だけを用いる場合には、IF復調後のIF信号をFSK復調するだけで、ベースバンド信号11が生成される。
図2はベースバンド信号11の一例を示す図である。なお、図2〜図6において、横軸は時間、縦軸は振幅レベルである。ベースバンド信号11は、図示の例では、8値のFSK信号となっているが、2値やその他の値となっていてもよい。ベースバンド信号11はLPF(Low Pass Filter)12へ供給される。
図3はLPF12の出力を示す図である。LPF12は例えばガウシアンフィルタ(Gaussian Filter)であり、LPF12における処理は、ノイズ等による符号間シンボル干渉を防止するものである。LPF12の出力は変曲点抽出器13へ送られる。
図4は変曲点抽出器13の出力を示す図である。変曲点とはシンボルとシンボルとの変わり目ポイントを指し、変曲点抽出器13における入力X(n)と出力Y(n)とには次の式(1)の関係がある。
Y(n)=|X(n−a)−X(n−b)|−|X(n−c)−X(n−d)|・・・式(1)
ただし、0≦a<b<c<dであり、d<fs/fsymであり、かつb−a=d−cである。なお、fsはベースバンド信号のサンプリング周波数であり、fsymは、受信を希望しているシンボルレート周波数である。また、|〜|は絶対値を意味する。
Y(n)は変曲点導出信号の一例であり、nが変曲点の時刻であるとき、Y(n)=0となる。例えば、Y(n)は、連続する前後2個のシンボルにおける2点間の傾き(a〜b間及びc〜d間)が等しくなったとき、0となる。該Y(n)において、変曲点以外で、Y(n)=0となるときとは、シンボルの山を上って下るときである。こうして、Y(n)は、理想の変曲点導出信号では、FSK信号が入感しているときには、所定のタイミングで原点0を通過する。該所定のタイミングは、2/fsymの周期となるので、Y(n)はfsymの周波数成分を含むと言える。
BPF(Band-Pass Filter)17は、変曲点抽出器13からY(n)を入力され、シンボルレートを取り出す。BPF17の出力は2値化器18へ送られる。
図5は2値化器18の出力を示している。2値化器18は、BPF17からの入力に対して、該入力が正及び負であるとき、所定レベルの正及び負の値をそれぞれ出力するようにしている。この例では、2値化器18の正及び負の所定レベルとしてそれぞれ+300及び−300が設定されている。
2値化器18の出力はPLL(Phase Locked Loop)19へ送られる。PLL19は、周知の構成であり、位相比較器191、内部クロック発生器192及びタイミング調整器193を備えている。位相比較器191は、2値化器18からの入力と、内部クロック発生器192からの内部クロックとの位相比較を行う。タイミング調整器193は、位相比較器191の出力に基づき内部クロック発生器192の内部クロック(シンボルクロック)の生成タイミングを調整する。
図6はPLL19の作用を説明する信号波形図である。図6では、ベースバンド信号11(実線で示す。ベースバンド信号)とPLL19の出力としてのシンボルクロック(点線で示す。)とを重ね書きしている。初期的には、シンボルクロックは、ベースバンド信号11に同期していないが、位相比較器191における位相比較及び内部クロック発生器192における調整の結果、シンボルクロックは速やかにベースバンド信号11に同期する。
シンボル取り込み器20は、ベースバンド信号11とPLL19の内部クロック発生器192からのシンボルクロック生成タイミング信号とを入力され、シンボルクロックの立下りタイミングにおいてベースバンド信号11についてのシンボル判定を行う。シンボル出力21は、シンボル取り込み器20の判定結果に相当するものであり、ベースバンド信号11の復調信号としてホストCPU(図示せず)へ送られる。
一方、変曲点抽出器13から出力されるY(n)は、パワースペクトラム演算器25へも送られる。パワースペクトラム演算器25は、周知の構成を有し、N点FFT器251及びパワー演算器252を備えている。N点FFT器251は、DCからベースバンド信号のサンプリング周波数の1/2までの周波数範囲をN/2個の等周波数間隔に区分する高速フーリェ変換器であり、その入力として、実数はN点のベースバンド信号とし、虚数は0とすると、N点の実数(real)及び虚数(imag)のフーリェ変換変換結果を出力する。パワー演算器252は、N点FFT器251が変換した1〜N/2までのデータを用い、それぞれの周波数区分についてその絶対値の二乗(power=1/N(sqrt(real2+imag2))2)を行うことにより、パワースペクトラムとして演算する。演算式中の1/Nは省略可能である。
シンボル判定器26は、パワースペクトラム演算器25からのN/2点のパワースペクトラムデータを調べ、その中で最大パワースペクトラムとなる周波数fmを検出する。そして、fmが1/シンボルレートであるときには、選択中の受信信号に目的のFSK信号が有ると判定し、その他のときには、選択中の受信信号に目的のFSK信号が無いと判定する。なお、シンボル判定器26は、シンボルレートに係る情報をBPF17から入手することができる。
例えば、無線受信機10が、シンボルレートが1000Hz(1000sps)のFSK信号を受信する仕様である場合に、fmが1000Hz(1000sps)であるときには、選択中の受信信号に目的のFSK信号が有ると判定されるが、fmが500Hz(500sps)であるときには、仕様以外のFSK信号を入感したとして、選択中の受信信号に目的のFSK信号が無いと判定される。
判定出力27は、シンボル判定器26の判定結果に相当し、ベースバンド信号11の復調信号としてホストCPU(図示せず)へ送られる。
ホストCPU(図示せず)は、判定出力27に基づき対応の処理を行う。例えば、チャンネルスキャン期間において、現在、受信選択中のチャンネルに目的のFSK信号が無いと判定されている場合には、次のチャンネルへの切替えが行われ、目的のFSK信号が有りと判定されている場合には、以降のチャンネルスキャンを中止して、シンボル出力21に基づきデータ処理又はオーディオ処理を行う。また、非チャンネルスキャン期間において、目的のFSK信号が有りと判定されている場合には、ミュートを実行する。
なお、PLL19及びシンボル取り込み器20の機能と共にパワースペクトラム演算器25の機能も1個のデジタル信号プロセッサ(DSP:図示せず)に盛り込むようにすれば、無線受信機10に使用するハードウェア素子の点数を大幅に低減できる。
図7はFSK信号検出装置40の構成図である。無線受信機10における図1記載の部分はFSK信号検出装置40の一例である。FSK信号検出装置40は、ベースバンド信号抽出手段41、パワースペクトラム算出手段42、シンボルレート検出手段43及び判定手段44を備えている。
ベースバンド信号抽出手段41は、受信信号からベースバンド信号を抽出する。パワースペクトラム算出手段42は、ベースバンド信号のパワースペクトラムを算出する。シンボルレート検出手段43は、ベースバンド信号のシンボルレートを検出する。判定手段44は、パワースペクトラムとシンボルレートに対応する周波数とに基づき受信信号内のFSK信号の有無を判定する。
FSK信号検出装置40において、ベースバンド信号の一例は図2のものである。パワースペクトラム算出手段42、シンボルレート検出手段43及び判定手段44の一例はそれぞれ無線受信機10のパワースペクトラム演算器25、BPF17及びシンボル判定器26である。
該FSK信号検出装置40では、パワースペクトラムとシンボルレートとに基づきベースバンド信号内のFSK信号の有無を検出するので、RSSIやノイズスケルチを検出するためのハードウェアを省略することができる。また、該FSK信号検出装置40は、シンボルクロック同期用のプリアンブル及びフレーム同期ワードの受信を待たずに、FSK信号の有無を検出することができ、検出に要する時間を短縮することができる。
パワースペクトラムとシンボルレートとに基づきベースバンド信号内のFSK信号の有無を検出する方式の利点は、受信期間を短くし、少ないシンボルの受信において、ベースバンド信号内のFSK信号の有無を支障なく検出することができることである。また、FM及びSSBを2次変調とする場合にも、FSK信号の有無を検出することができる。さらに、FSKの仕様以外のデジタル変調を無視して、FSK信号の有無のみを調べることができる。FSK信号の有無を調べるために、検出したシンボルレートは、複数のシンボルレートを扱うマルチレートモデム等では、各受信信号に対して、通信速度を切り替えてシンボル判定を行う用途に兼用することができる。
図8はFSK信号検出装置40を具体化したFSK信号検出装置50の構成図である。FSK信号検出装置50の要素に関して、FSK信号検出装置40の要素と同一のものについては同符号で指示して、説明は省略する。
FSK信号検出装置50には、変曲点抽出手段51を追加することができる。変曲点抽出手段51は、ベースバンド信号の変曲点を導出する変曲点導出信号を生成する。そして、パワースペクトラム算出手段42は、変曲点導出信号に基づきベースバンド信号のパワースペクトラムを算出する。また、シンボルレート検出手段43は、変曲点導出信号に基づきベースバンド信号のシンボルレートを検出する。
変曲点抽出手段51の一例は変曲点抽出器13であり、変曲点導出信号は、例えば、無線受信機10において前述した式(1)に基づいて生成される。変曲点導出信号に基づきベースバンド信号のパワースペクトラム及びシンボルレートを円滑に生成等することができる。
FSK信号検出装置50において、パワースペクトラム算出手段42は、変曲点導出信号をフーリェ変換してベースバンド信号のパワースペクトラムを生成してもよい。パワースペクトラム算出手段42におけるフーリェ変換部分の一例はN点FFT器251(図1)である。
FSK信号検出装置50では、判定手段44は、複数個の周波数点に係る複数個のパワースペクトラムの内の最大パワースペクトラムに対応する周波数がシンボルレートに対応する周波数であるか否かに基づき受信信号内のFSK信号の有無を判定することができる。
図9は受信機55の構成図である。受信機55は、FSK信号検出装置40又はFSK信号検出装置50を装備するとともに、チャンネル切替手段56及びミュート手段57を備える。
チャンネル切替手段56は、チャンネルスキャン期間において、各チャンネルの受信信号についてFSK信号検出装置40又はFSK信号検出装置50がFSK信号無しと判定すると、次のチャンネルへ切り替える。ミュート手段57は、非チャンネルスキャン期間において、所定チャンネルについてFSK信号検出装置40又はFSK信号検出装置50がFSK信号無しと判定すると、ミュートを実施する。
図10はFSK信号検出方法65のフローチャートである。
S66では、受信信号からベースバンド信号を抽出する。S67では、ベースバンド信号のパワースペクトラムを算出する。S68では、ベースバンド信号のシンボルレートを検出する。S69では、パワースペクトラムとシンボルレートに対応する周波数とに基づき受信信号内のFSK信号の有無を判定する。
FSK信号検出装置40及びFSK信号検出装置50と同様に、FSK信号検出方法65についても種々に具体化して実施することができる。以下は、その一例である。
S66とS67との間に、S66b(図面に記載無し)を追加することができる。S66bでは、ベースバンド信号の変曲点を導出する変曲点導出信号をベースバンド信号に基づき生成する。そして、S67では、変曲点導出信号に基づきベースバンド信号のパワースペクトラムを生成し、S68では、変曲点導出信号に基づきベースバンド信号のシンボルレートを検出する。
S67では、変曲点導出信号を高速フーリェ変換して、ベースバンド信号のパワースペクトラムを生成してもよい。
S69では、複数個の周波数点に係る複数個のパワースペクトラムの内の最大パワースペクトラムに対応する周波数がシンボルレートに対応する周波数であるか否かに基づき受信信号内のFSK信号の有無を判定してもよい。
本発明を最良の形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で、最良の形態における各構成要素を変形して具体化できる。また、発明の要旨を逸脱しない範囲で、最良の形態に開示されている複数の構成要素を便宜、組み合わせて、追加したり、いくつかの構成要素を削除したりして、種々の発明を形成することができる。さらに、開示した複数の実施形態間で、所定の構成要素を選択し、それらを組み合わせても、種々の発明を形成することができる。
車載用の無線受信機の主要部構成図である。 FSK信号の一例を示す図である。 LPFの出力を示す図である。 変曲点抽出器の出力を示す図である。 2値化器の出力を示す図である。
PLLの作用を説明する信号波形図である。 FSK信号検出装置の構成図である。 図7のFSK信号検出装置を具体化したFSK信号検出装置の構成図である。 受信機の構成図である。 FSK信号検出方法のフローチャートである。
符号の説明
40:FSK信号検出装置、41:ベースバンド信号抽出手段、42:パワースペクトラム算出手段、43:シンボルレート検出手段、44:判定手段、50:FSK信号検出装置、51:変曲点抽出手段、55:受信機、56:チャンネル切替手段、57:ミュート手段、65:FSK信号検出方法。

Claims (7)

  1. 受信信号からベースバンド信号を抽出するベースバンド信号抽出手段、
    前記ベースバンド信号のシンボルとシンボルとの変わり目の変曲点を導出するために前記変曲点の時刻で特定の値を出力する変曲点導出信号を、前記ベースバンド信号に基づき生成する変曲点生成手段、
    前記変曲点導出信号をフーリェ変換してベースバンド信号のパワースペクトラムを算出するパワースペクトラム算出手段、
    前記変曲点導出信号に基づきベースバンド信号のシンボルレートを検出するシンボルレート検出手段、及び
    前記パワースペクトラムと前記シンボルレートに対応する周波数とに基づき前記受信信号内のFSK信号の有無を判定する判定手段、
    を備えていることを特徴とするFSK信号検出装置。
  2. 前記変曲点生成手段は、
    前記ベースバンド信号の1シンボル期間の異なる2点間の傾きの絶対値の差分に基づいて変曲点導出信号を生成することを特徴とする請求項1記載のFSK信号検出装置。
  3. 前記パワースペクトラム算出手段は、
    前記変曲点導出信号をフーリェ変換してベースバンド信号のパワースペクトラムを算出することを特徴とする請求項2記載のFSK信号検出装置。
  4. 前記判定手段は、
    複数個の周波数点に係る複数個のパワースペクトラムの内の最大パワースペクトラムに対応する周波数がシンボルレートに対応する周波数であるか否かに基づき前記受信信号内のFSK信号の有無を判定することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のFSK信号検出装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のFSK信号検出装置を装備する受信機であって、
    チャンネルスキャン期間において、各チャンネルの受信信号について前記FSK信号検出装置がFSK信号無しと判定すると、次のチャンネルへ切り替えるチャンネル切替手段、
    を備えることを特徴とする受信機。
  6. 非チャンネルスキャン期間において、所定チャンネルについて前記FSK信号検出装置がFSK信号無と判定すると、ミュートを実施するミュート手段、
    を備えることを特徴とする請求項5記載の受信機。
  7. 受信信号からベースバンド信号を抽出するベースバンド信号抽出ステップ、
    前記ベースバンド信号のシンボルとシンボルとの変わり目の変曲点を導出するため前記変曲点の時刻で特定の値を出力する変曲点導出信号を前記ベースバンド信号に基づき生成する変曲点生成ステップ、
    前記変曲点導出信号をフーリェ変換してベースバンド信号のパワースペクトラムを算出するパワースペクトラム算出ステップ、
    前記変曲点導出信号に基づきベースバンド信号のシンボルレートを検出するシンボルレート検出ステップ、及び
    前記パワースペクトラムと前記シンボルレートに対応する周波数とに基づき前記受信信号内のFSK信号の有無を判定する判定ステップ、
    を備えていることを特徴とするFSK信号検出方法。
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