JP3660930B2 - 無線通信装置における自動周波数制御信号発生回路、受信装置、基地局装置、無線送受信システム、及び周波数誤差検出方法 - Google Patents

無線通信装置における自動周波数制御信号発生回路、受信装置、基地局装置、無線送受信システム、及び周波数誤差検出方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信装置における自動周波数制御に関わり、特に変調方式が位相シフトキーイング(PSK)や直交振幅変調(QAM)の受信信号のデジタル受信機に適用可能な自動周波数制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
受信機は、内部に持つ発振器の周波数誤差により、受信信号の搬送波周波数と復調しようとする周波数との間により、検波した信号に周波数偏差が生じる。特にPSKやQAMの変調方式の受信信号のデジタル受信機では、周波数偏差により復調データに誤りが生じるため、この周波数偏差の補正を行う自動周波数制御が必要となる。
【0003】
無線通信装置における、周波数誤差の制御技術に関しては、例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4に開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−324080号公報
【特許文献2】
特開平9−246916号公報
【特許文献3】
特開平11−308157号公報
【特許文献4】
特開平7−297779号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の無線通信装置における、周波数誤差の制御技術では、受信装置や送信装置で、広範囲の周波数誤差が生じたとしても迅速に正しい周波数に正確に収束させるような周波数誤差補正動作を行ことができるものはなかった。
【0006】
本発明の目的は、無線通信装置における広範囲の周波数誤差に対して迅速な周波数補正の制御が可能な回路と装置とシステムとそのための方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するするための手段】
本発明による周波数誤差検出と周波数制御では、入力信号の中に含まれているデータ信号とは別の既知のシンボルを利用して周波数誤差を検出する。入力信号の中のある程度はなれた位置に配置された少なくとも2つの既知のシンボルを入力信号の中から抽出する。もし、入力信号に周波数偏移が生じてなければ、はなれた既知の2つのシンボルは位相関係が一定で位相偏移(位相回転)はない。もし、はなれた既知の2つのシンボル間で位相偏移があれば、周波数偏移が生じていることになる。従って、入力信号中の既知の2つのシンボルの位相偏移は入力信号の周波数偏移を代表している。この位相偏移を検出できれば入力信号の周波数偏移がわかる。検出した周波数偏移がゼロになるような方向に受信装置あるいは送信装置の基準周波数源の周波数を制御すれば、周波数誤差を補正することができる。
【0008】
既知の2つのシンボルの間隔が狭ければ誤差検出可能な周波数範囲は大きく高速に周波数を目標値に収束できるが、誤差補正精度は低い。既知の2つのシンボルの間隔が広ければ誤差検出可能な周波数範囲は小さく、周波数を目標値に収束する速度は低速であるが、誤差補正精度は高い。従って、高速で低精度の誤差検出と低速で高精度の誤差検出を組み合わせると、広範囲の周波数誤差に対して高速で精度のよい周波数補正制御が可能となる。
【0009】
本発明では、入力信号の中より異なる少なくとも2つの既知のシンボルを含む第1シンボルセットと、第1シンボルセットのシンボル間隔とは異なるシンボル間隔の少なくとも2つの既知のシンボルを含む第2シンボルセットを抽出する。そして、抽出した第1シンボルセットと第2シンボルセットに基いて入力信号の周波数誤差を検出して、第1の周波数誤差と第2の周波数誤差を検出し、第1と第2周波数誤差検出部のいずれかの出力を周波数誤差制御信号として選択できるようにした。
【0010】
本発明の実施例の1つによれば、入力信号のフレームフォーマットが、既知のパイロット信号と、所定シンボル長のデータ部と、所定シンボル長の既知の同期ワードシンボル部とを含む場合に、第1の周波数誤差は、同期ワードシンボル部の中の少なくとも2つの同期ワードシンボルに基いて検出され、第2の周波数誤差は、パイロット信号と同期ワードシンボル部の中の1つの同期ワードシンボルとに基いて検出される。
【0011】
【発明の実施の形態】
周波数偏差補正の方法は、基地局受信機と端末局受信機とで異なるため、以下にそれぞれを説明する。
【0012】
まず、図3を用いて基地局受信機での自動周波数制御を説明する。図3は基地局受信機の構成の一例を示したブロック図である。
【0013】
受信信号入力端子301には、アンテナから受信した信号が入力され、受信高周波部回路302に入力される。受信高周波部回路302は、受信された信号である無線帯域の高周波の信号を、A/D変換器303でサンプリング可能な中間周波数へ周波数変換してA/D変換器303に与える。発振器310からは基準となる周波数の信号が受信高周波部回路302へ入力され、周波数変換の基準信号として用られる。A/D変換器303は、周波数変換された受信信号をサンプリングおよび量子化してデジタル信号とし、直交検波器304に入力する。
【0014】
直交検波器304はA/D変換器303から入力された中間周波数の信号をベースバンド帯域に変換し、ローパスフィルタ305に入力する。ローパスフィルタ305は、ルートロールオフ特性のローパスフィルタで、不要な周波数成分の除去を行い、周波数補正部306に入力する。周波数補正部306は、発振器310の誤差による周波数偏差を、周波数制御部307から入力される周波数補正量で周波数偏差補正を行い、復調回路308およびバッファ311へ入力する。復調回路308はタイミング同期部312から入力されるタイミング情報を用いて復調を行い、復調データ出力端子309へ出力する。
【0015】
バッファ311はタイミング同期部312から入力されるタイミング情報を用いて、周波数補正部306の出力信号をフレームの先頭から順番に蓄積する。タイミング同期部312はバッファ311に蓄積された信号から同期ワードの位置を検出し、これにより受信信号の遅延時間を算出し、この遅延時間をタイミング情報として復調部308とバッファ311へ入力する。復調部308とバッファ311において、タイミング同期部312から入力されたタイミング情報は、次のフレームの処理から反映される。
【0016】
周波数制御部307はバッファ311に蓄積された信号より周波数誤差を検出し、検出した誤差を用いて周波数補正部306の周波数補正量を制御する。
【0017】
次に、図4を用いて端末局受信機での自動周波数制御方法を説明する。図4は端末局受信機の構成の一例を示したブロック図である。
【0018】
図4のブロック図は、受信号入力端子301、受信高周波部回路302、A/D変換器303、直交検波器304、ローパスフィルタ305の構成は図3と同じである。ローパスフィルタ305の出力は復調回路308およびバッファ311に入力される。復調回路308はタイミング同期部312から入力されるタイミング情報を用いて復調を行い、復調データ出力端子309へ出力する。
【0019】
バッファ311はタイミング同期部312から入力されるタイミング情報を用いて、ローパスフィルタ305の出力信号をフレームの先頭から順番に蓄積する。タイミング同期部312はバッファ311に蓄積された信号からタイミングを検出し、復調回路308とバッファ311へタイミング情報を入力する。
【0020】
周波数制御部307はバッファ311に蓄積された信号より周波数誤差を検出し、検出した誤差を用いて加算器401、D/A変換器402を介して電圧制御発振器403の制御電圧を制御する。加算器401は周波数制御部307で算出した補正値に基準値を加算し、D/A変換器402へ入力する。D/A変換器402は加算器401から入力したデジタル値をアナログ電圧に変換し、電圧制御発振器403へ入力する。
【0021】
これにより電圧制御発振器403の発振周波数の制御が行われ、周波数制御された基準信号を受信高周波部回路302へ入力し、受信高周波部回路302で周波数偏差補正を行う。
【0022】
周波数制御部307の説明を行う前に、図5を用いて受信信号のフレームフォーマットについて説明する。
【0023】
デジタル無線通信システムでは、伝送信号は一定の時間間隔のフレームで区切られ数多くのフレームのつながりからなる。図5は受信信号のフレームフォーマットの一例を示した図である。ランプ区間(R)は、無信号状態から緩やかに立ち上がる(ランプアップ)区間で、通常3〜4シンボル程度設けられる。パイロットシンボル(P)は、データ部信号を復調するための既知の基準シンボルであり、データ部信号の前、後ろ、または中間に1シンボルずつ設けられる。図5の例では、データ部信号両端に1シンボルずつ設けている。同期ワード(SW)はフレーム同期を行うための既知のシンボルであり、通常10〜20シンボル程度設けられる。ガードタイム(G)は、フレーム間の干渉を防ぐための区間であり、この区間には情報が含まれない。また、無信号状態へ緩やかにたち下げる(ランプダウン)ための区間でもあり、ランプダウンの3〜4シンボルを含め、ガード区間は5〜10シンボル程度設けられる。
【0024】
次に、図2を用いて周波数制御部307の詳細を説明する。
【0025】
周波数誤差検出部201へは入力端子101を介して、図3または図4のバッファ311に蓄積された信号が入力される。図6は周波数誤差検出部201の一例を詳細に示したブロック図で、図11は周波数誤差検出部201の各ブロックで演算される信号をベクトルで表した図であり、縦軸がQ成分、横軸がI成分を示す。図6と図11を用いて周波数誤差検出部201の動作を説明する。
【0026】
複素乗算器6011はバッファ311に蓄積された信号の同期ワード部の第1シンボル(x1とする)と、同期ワード第1シンボルのシンボルパターンs1の複素共役s1 *との複素の積y1=x1s1 *を演算し、その演算結果を複素共役演算回路602へ入力する。ここで、複素共役とは、虚数部の正負を反転させることを意味し、例えば、a=ar+jai(ar、aiは実数、jは虚数単位でj=√(-1))の複素共役はa*=ar-jaiである。
【0027】
y1の演算は、シンボルパターンs1に対してバッファ311のx1の位相がどれだけ回転しているかを検出するために行っている。この演算を図11(a),(c)で説明すると、x1の位相をθx1、s1の位相をθs1とし(図11(a)参照)、y1=x1s1 *の演算はs1 *の位相が−θs1であり、y1の位相はθ1x1+(−θs1)でy1の位相θ1がx1とs1の位相差を表している。
【0028】
複素乗算器6012は、バッファ311に蓄積された信号の同期ワード部の第9シンボル(x2とする)と、同期ワード第9シンボルのシンボルパターンs9の複素共役s9 *との複素の積y2=x2s9 *を演算し、複素乗算器6013へ入力する。
【0029】
y2の演算に対するベクトル図が図7(b),(d)で、y2の位相θ2がx2とs9の位相差を表している。
【0030】
複素演算回路602は複素乗算器6011から入力されるy1の複素共役を演算し、演算結果を複素乗算器6013へ入力する。
【0031】
複素乗算器6013は、複素乗算器6012の出力であるy2と複素共役演算回路602の出力であるy1 *との複素の積d=y2y1 *を演算し、その演算結果を位相検出回路603へ入力する。
【0032】
dの演算は、図11(e)のベクトル図で説明すると、y2の位相がθ2、y1の位相が−θ1で、dの位相はφ=θ2+(−θ1)でdの位相φがy1とy2の位相差を表す。
【0033】
上記θ1とθ2は、受信信号に周波数誤差がない場合はθ1=θ2となり、受信信号に周波数誤差がある場合、受信信号の位相は単位時間に一定の角度ずつ回転し、θ1とθ2に位相差が生じ、その位相差は周波数誤差に比例する。
【0034】
位相検出回路603は複素乗算器6013から入力されるdの位相φを検出し、位相φを図2の正負判定回路107へ入力する。
【0035】
正負判定部107は、周波数誤差検出部201で検出した位相変移量φの正負判定を行い、φ>φ0ならば“+1”を、φ<-φ0ならば“-1”を、|φ|≦φ0ならば“0”を積算器108へ入力する。ここで、φ0は0または正の定数である。
【0036】
積算器108は、内部に出力値を保持するメモリが設けてあり、電源投入時は“0”にリセットされる。正負判定部107から“+1”が入力された場合は内部メモリの値に値ΔPを加算し、“-1”が入力された場合は内部メモリの値にΔPを減算し、“0”が入力された場合は内部メモリの値を保持する。続いて内部メモリの値を出力端子109を介して、図3の周波数補正部306または図4の加算器401へ入力する。ここで、値ΔPは、内部メモリに加算または減算するための定数で、収束させたい速度に合わせて設定する。
【0037】
図12を参照して周波数偏差検出と周波数制御信号の生成の方法をさらに詳細に説明する。図12は、周波数誤差検出部201、正負判定部107、積算器108の各出力信号を示したタイミングチャートであり、同図(a)は受信信号、(b)は周波数誤差検出部201の位相変移量φの出力値、(c)は正負判定部107から積算器108へ入力される正負判定値、(d)は積算器108内部での積算値、(e)は図3の周波数補正部306または図4の加算器401へ入力される周波数補正量である。
【0038】
図12の(b)の位相変移量φ、(c)の正負判定出力、(d)の積算値の算出は、フレーム中央の同期ワードが入力された直後で行うため、(b)〜(d)の各値が出力されるタイミングは801−1、801−2、…801−N−1、801−N、801−N+1となる。
【0039】
図12は周波数偏差が正の場合を図示しており、フレーム1の801−1のタイミングで検出した(b)の位相変移量φはφ>φ0であるから、(c)の正負判定出力は+1となり、(d)の積算値に+ΔPが加算される。(d)の積算値は次のフレーム先頭である802−2のタイミングで(e)の周波数補正量として反映され、受信信号の周波数が補正される。ここでの周波数補正は検出した誤差分を一度に補正しないため、802−1のタイミングではまだ周波数誤差が残っており、フレーム2、フレーム3…で繰り返し位相変移量φの検出、正負判定、積算、補正を繰り返す。
【0040】
フレームNの801−Nのタイミングでの位相変移量φの検出値がφ=φ0となり、(c)の正負判定出力は0で、(d)の積算値は収束し、(e)の周波数補正量もフレームN以降収束する。
【0041】
周波数誤差検出部201では、2つの既知なシンボル間の位相変移量によって周波数誤差を検出するため、検出可能な範囲は、用いる2つのシンボル間の位相変移量φの絶対値|φ|が180度未満となる範囲となる。
【0042】
例えば無線周波数が60MHzで、シンボルレートが11.25kHzの無線システムで、許容周波数範囲が±3ppmの場合、最大±360Hzの周波数偏差(送信側で±3ppm、受信側で±3ppmずれた場合最大±6ppm=±360Hz)が考えられるため、図5のフレームフォーマットでは、同期ワード(SW)の2つのシンボル、例えば1シンボル目と9シンボル目(8シンボルの間隔)を用い、最大位相変移180°すなわち最大11.25kHz×(180度/360度)/8シンボル=703Hzまで検出できるようにする。
【0043】
入力信号には、受信高周波部回路内部のフィルタの群遅延による歪みや伝搬路のマルチパスの影響などにより、受信信号には歪みが含まれている。例えば、この歪みにより、検出した位相変移量φに5度の誤差が含まれているとすると(8シンボル間の位相変移量で検出した場合)、周波数偏差補正に11.25kHz×(5度/360度)/8シンボル=19.5Hzの誤差が生じる。
【0044】
変調方式がπ/4シフトQPSKの受信信号の場合は、前のシンボルとの位相の差分で復調するため、上記の誤差の場合1シンボル当たり5度/8シンボル=0.625度で影響はほとんどない。
【0045】
しかし、変調方式がPSKやQAMの受信信号のデジタル受信機に、上記説明した方法で、自動周波数制御を行おうとした場合、絶対位相(QAMの場合絶対位相と絶対振幅)を必要とするため、上記の誤差があると、例えば64シンボルのデータ部信号を復調する間に、0.625度×64シンボル=40度位相が回転するため、符号判定に誤りを生じ復調ができない場合がある。
【0046】
そのような課題を解決する本発明の周波数制御の実施例を、以下で詳細に説明する。
【0047】
図1は本発明による自動周波数制御を実施したデジタル受信機の主要部の周波数制御信号を発生する回路の実施例のブロック図である。
【0048】
図1において、第1の周波数誤差検出部103は、図3または図4のバッファ311からの同期ワードの2つのシンボル(例えば1シンボル目と9シンボル目)間の位相変移量φ1を検出し、スイッチ106の端子aと選択判定部105に入力する。
【0049】
また、第2の周波数誤差検出部104は、図3または図4のバッファ311からのパイロットシンボルと同期ワードの1シンボル(例えばランプ区間直後のパイロットシンボルと同期ワードの1シンボル目)との間の位相変移量φ2を検出してスイッチ106の端子bへ入力する。
【0050】
第1の周波数誤差検出部103は、たとえば先に説明した図6に示した回路が利用できる。また、第2の周波数誤差検出部104については図7に示す回路が利用できる。図7の回路は、入力信号がパイロット信号と同期ワードシンボル部の1シンボル目である点が図6と異なり、その動作については基本的に図6の回路と同じであるので、説明は省略する。
【0051】
なお、図6及び図7の周波数誤差検出部の2つの入力シンボルx1、x2のシンボル間隔をnシンボルとした場合、nの値は2のべき乗値に選択すれば回路設計が容易で望ましい。
【0052】
選択判定部105は、第1の周波数誤差検出部103の出力値φ1の絶対値|φ1|を、予め設定した正の整数φthと比較し、|φ1|≦φthならばスイッチ106の端子bと端子cを接続し、|φ1|>φthならばスイッチ106の端子aと端子cを接続するようスイッチ106を制御する。
【0053】
スイッチ106は選択制御部105からの制御にしたがって、第1の周波数誤差検出部103の出力値φ1または第2の周波数誤差検出部104の出力値φ2の何れかを正負判定部107へ入力する。
【0054】
積算器108の動作は図2と同様のため、説明を省略する。
【0055】
上記予め設定する正の定数φthは、第1の周波数誤差検出部103の出力値φ1と第2の周波数誤差検出部104の出力値φ2を切り替えるためのしきい値で、第2の周波数誤差検出部104で検出可能な限界の周波数誤差での、第1の周波数誤差検出部103で検出する出力値φ1の絶対値より小さい値を指定する。すなわち、可能な限り第2の周波数誤差検出部104で周波数誤差を検出し、不可能な場合は第1の周波数誤差検出部103で周波数誤差の検出を行う。
【0056】
例えば、図5の前半のデータ部信号が63シンボルで、第1の周波数誤差検出部103での位相変移量検出に同期ワードの1シンボル目と9シンボル目を用い(8シンボル間の位相変移量検出)、第2の周波数誤差検出部104での位相変移量検出に、ランプ区間直後のパイロットシンボルと同期ワードの1シンボル目を用いた場合(64シンボル間の位相変移量検出)、第2の周波数誤差検出部104で検出可能な周波数誤差の限界は、11.25kHz×(180度/360度)/64シンボル=87.9Hzであり、この時の第1の周波数誤差検出部103でのφ1の検出値は180度×(8シンボル/64シンボル)=22.5度であり、誤動作を防止するため、φthにはこれより小さい値例えば半分の11.25度を指定する。すなわち、周波数誤差が49.9Hz以下の場合は、第2の周波数誤差検出部104で自動周波数制御を行い、それ以外の場合は第1の周波数誤差検出部103で自動周波数制御を行う。
【0057】
動作開始直後は周波数誤差が大きいため、第1の周波数誤差検出部103を用いて制御が行われるが、周波数誤差がφth以内に収束すれば、第2の周波数誤差検出部104に切り替わるため、精度の高く早い周波数制御が可能となる。
【0058】
これにより、入力信号に歪みがあるとしても、歪みによるφ1の誤差がφthを超えることがなければ最終的に第2の周波数誤差検出部104を用いて周波数制御が行われるため、歪みによる周波数制御の誤差を軽減できる。例えば、入力信号の位相に5度の誤差があるとすると、第2の周波数誤差検出部104での検出誤差は、11.25kHz×(5度/360度)/64シンボル=2.44Hzで、前半のデータ部復調する間の位相変移量は5度となる。
【0059】
したがって本実施例によれば、絶対位相(あるいは絶対位相と絶対振幅)を用いて復調するPSKやQAM変調方式の受信信号のデジタル受信機に適用して復調が可能となる。
【0060】
以上述べたように、周波数誤差検出値が小さい場合には検出精度の高い第2の周波数誤差検出部104を用いて自動周波数制御を行い、そうでない場合は検出範囲の広い第1の周波数誤差検出部103を用いて自動周波数制御を行うことにより、広い範囲の周波数偏差に対して周波数制御が可能となると同時に、周波数補正の誤差を軽減させることが可能である。
【0061】
次に、図6と図7を参照して先に説明した周波数誤差検出部の別の実施例を図8、図9,図10及び図13を参照して説明する。
【0062】
図8は、図1における第1の周波数誤差検出部103の内部構成の一例である。図8のブロック103の内部構成とその動作については図6と同じであるので、その説明は省略する。図8の周波数誤差検出部では、バッファ311と周波数誤差検出部103の入力との間に同期ワードシンボルを選択するスイッチ部604を設けた点が図6と異なる。スイッチ部604で同期ワードシンボル部の任意の同期ワードを2つ選択することができる。従って、2つの入力同期ワードシンボルx1、x2のシンボル間隔をスイッチ部604で任意に選択することにより、第1の周波数誤差検出部103の検出精度と周波数補正速度をユーザが所望する適切な値に設定できる。
【0063】
図9は、図1における第2の周波数誤差検出部104の内部構成の一例である。図9のブロック103の内部構成とその動作については図7と同じであるので、その説明は省略する。図9の周波数誤差検出部では、バッファ311と周波数誤差検出部104の入力との間に同期ワードシンボルを選択するスイッチ部605を設けた点が図7と異なる。スイッチ部605で同期ワードシンボル部の任意の同期ワードを2つ選択することができる。従って、2つの入力同期ワードシンボルx1、x2のシンボル間隔をスイッチ部605で任意に選択することにより、第2の周波数誤差検出部104の検出精度と周波数補正速度をユーザが所望する適切な値に設定できる。
【0064】
次に、図10と図13は、図1における第1の周波数誤差検出部103と第2の周波数誤差検出部104の両方を1つの周波数誤差検出部203で実現する例を示す。図10はその周波数誤差検出部203の内部構成の一例である。図10のブロック203の内部構成とその動作については図6と同じであるので、その説明は省略する。図10の周波数誤差検出部203では、バッファ311と周波数誤差検出部203の入力との間にパイロット信号と同期ワードシンボル部の第1シンボルを選択するスイッチ部606を設けた点が図6と異なる。スイッチ部606で同期ワードシンボル部の第1同期ワードシンボルを選択した場合には、2つの入力同期ワードシンボルx1、x2のシンボル間隔は、図6の場合と同様になり、第1の周波数誤差検出部103と同じ出力を得る。また、スイッチ部606でパイロット信号を選択した場合には、2つの入力同期ワードシンボルx1、x2のシンボル間隔は、図7の場合と同様になり、第2の周波数誤差検出部104と同じ出力を得る。従って、スイッチ部606の切り替えにより2つの周波数誤差信号φ1とφ2とが得られることになる。
【0065】
この周波数誤差検出部203を使用した周波数制御信号発生装置の実施例を図13に示す。図13において、スイッチ部606と周波数誤差検出部203以外の部分は、図1の構成と同じであるので、その説明は省略する。
【0066】
次に、図14と図15を参照して、本発明による基地局無線機と端末局無線機の実施例について説明する。
【0067】
図14は基地局無線機の構成の一例を示したブロック図である。送受信共用器902によりアンテナ901を送信および受信動作で共用する。アンテナ901で受信した受信信号が共用器902を介して受信高周波部回路302へ入力される。受信高周波部回路302は、受信された信号である無線帯域の高周波の信号を、A/D変換器303によってサンプリング可能な中間周波数へと周波数変換し、周波数変換された信号はA/D変換器303でデジタル信号に変換される。発振器310からは基準となる周波数の信号が受信高周波部回路302へ入力され、周波数変換の基準信号として用いられる。A/D変換器303は周波数変換された受信信号をサンプリングおよび量子化してデジタル信号として、受信復調部904に入力する。受信復調部904はA/D変換器303から入力される信号の復調を行い、復調したデータを復調データ出力端子309へ出力する。
【0068】
送信変調部905は、変調データ入力端子909から入力したデータでベースバンド信号を生成してD/A変換器906でアナログ信号に変換し、送信高周波部回路907へ入力し、送信高周波部回路907はD/A変換器906より与えられるベースバンド帯域の信号を無線周波数帯域の信号に周波数変換し、電力増幅器908に与える。電力増幅器908は送信高周波部回路907より入力される信号の電力増幅を行い、共用器902を介してアンテナ901に出力する。
【0069】
発振器310から出力される信号は受信高周波部回路302へ入力されると共に送信高周波部回路907へも入力される。
【0070】
なお、受信復調部904および送信変調部905は、DSP(Digital Signal Processor)903とそれを制御するソフトウェアで処理される。
【0071】
図15は端末局無線機の構成の一例を示すブロック図で、電圧制御発振器403とD/A変換器402以外は図14の基地局の構成と同じである。図15の端末局無線機は、受信復調部1001の内部で受信信号の周波数誤差を検出し、その誤差が小さくなるようにD/A変換器402を介して電圧制御発振器403を制御する。電圧制御発振器403の出力信号は受信高周波部回路302および送信高周波部回路907に与えられるため、端末局無線機では、送信信号の周波数が基地局からの受信信号から検出された周波数に追従して制御される。
【0072】
【発明の効果】
本発明によれば、無線通信装置における広範囲の周波数誤差に対して迅速な周波数補正の制御が可能な回路と装置とシステムとそのための方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動周波数制御を実施するためのデジタル受信機の主要部における周波数制御信号を発生する回路の実施例のブロック図である。
【図2】周波数制御信号を発生する回路の一例のブロック図である。
【図3】本発明が適用される無線通信システムにおける基地局の受信機の構成の一例を示すブロック図である。
【図4】本発明が適用される無線通信システムにおける端末局の受信機の構成の一例を示すブロック図である。
【図5】送信される信号のフレームフォーマットの一例を示す図である。
【図6】本発明による周波数誤差検出回路の実施例のブロック図である。
【図7】本発明による周波数誤差検出回路の実施例のブロック図である。
【図8】本発明による周波数誤差検出回路の実施例のブロック図である。
【図9】本発明による周波数誤差検出回路の実施例のブロック図である。
【図10】本発明による周波数誤差検出回路の実施例のブロック図である。
【図11】本発明による周波数誤差検出方法を説明するためのI−Q座標図である。
【図12】本発明による周波数誤差検出方法を説明するための信号タイミングチャートを示す図である。
【図13】本発明による周波数誤差検出回路をそなえた周波数制御信号を発生する回路の他の実施例のブロック図である。
【図14】本発明が適用された基地局無線装置の実施例のブロック図である。
【図15】本発明が適用された端末局無線装置の実施例のブロック図である。
【符号の説明】
101:入力端子、103:第1の周波数誤差検出部、104:第2の周波数誤差検出部、105:選択判定部、106:スイッチ、107:正負判定部、108:積算器、109:出力端子、201:周波数誤差検出部、301:受信信号入力端子、302:受信高周波部回路、303:A/D変換器、304:直交検波器、305:ローパスフィルタ、306:周波数補正部、307:周波数制御部、308:復調回路、309:復調データ出力端子、310:発振器、311:バッファ、312:タイミング同期部、401:加算器、402:D/A変換器、403:電圧制御発振器、602:複素共役演算回路、603:位相検出回路、604,605,606:スイッチ部、901:アンテナ、902:共用器、903:DPS,904:受信復調部、905:送信変調部、906:D/A変換器、907:送信高周波部回路、908:電力増幅器、909:変調データ入力端子、1001:受信復調部、6011,6012,6013:複素乗算器。

Claims (6)

  1. 自動周波数制御信号発生回路であって、
    入力信号の中より異なる少なくとも2つの既知のシンボルを第1シンボルセットとして抽出し、抽出した前記第1シンボルセットに基いて前記入力信号の周波数誤差を検出して出力する第1の周波数誤差検出部と、
    前記入力信号の中より、前記第1シンボルセットのシンボル間隔とは異なるシンボル間隔の少なくとも2つの既知のシンボルを第2シンボルセットとして抽出し、抽出した前記第2シンボルセットに基いて前記入力信号の周波数誤差を検出して出力する第2の周波数誤差検出部と、
    前記第1と第2周波数誤差検出部のいずれの出力を選択するかを判定する判定部と、
    前記判定部で選択された周波数誤差検出部の出力に基いて前記入力信号の周波数を制御するための制御信号を発生する制御信号部とを有し、
    前記制御信号部は、
    前記判定部により選択された前記第1若しくは第2の何れかの前記周波数誤差検出部の出力が正値か負値かの判定を行い、該判定した結果を出力する正負判定部と、
    該正負判定部により出力された値を積算した信号を前記制御信号として出力する積算部と、を備えることを特徴とする自動周波数制御信号発生回路。
  2. 請求項1記載の自動周波数制御信号発生回路において、前記判定部は、所定基準値と前記第1と第2周波数誤差検出部の各々の出力の値の絶対値とを比較し、比較結果に応じて前記第1と第2周波数誤差検出部のいずれかの出力を選択することを特徴とする自動周波数制御信号発生回路。
  3. 受信装置であって、
    請求項1または請求項2に記載の自動周波数制御信号発生回路を有し、さらに
    受信した信号を周波数変換し、周波数変換した受信信号をデジタル信号に変換して出力するRF受信部と、
    前記RF受信部に周波数変換のための基準周波数信号を出力する発振部と、
    デジタル変換された受信信号をベースバンド信号に変換して出力する直交検波部と、
    該出力されたベースバンド信号の不要周波数成分を除去して出力するフィルタと、
    該フィルタから出力されたベースバンド信号の周波数と前記基準周波数信号の周波数との誤差を前記自動周波数制御信号発生回路からの前記制御信号に基いて補正して出力する周波数補正部と、
    前記周波数補正部から出力されたベースバンド信号を復調して出力する復調部と、
    前記周波数補正部の出力を保持するバッファとを有し、
    前記自動周波数制御信号発生回路は、前記バッファに保持された信号を前記入力信号として前記第1と第2のシンボルセットを抽出して、前記シンボルセットに基いて前記制御信号を発生し、前記制御信号を前記周波数補正部に与えることを特徴とする受信装置。
  4. 無線基地局装置であって、
    請求項3記載の受信装置と、
    アナログ信号に変換したベースバンド帯域の送信のための信号を前記発振部の基準周波数信号に基いて無線周波数帯域に変換する無線送信部とを有することを特徴とする無線基地局装置。
  5. 無線送受信システムであって、
    請求項4記載の無線基地局装置と、
    少なくとも1つの移動無線送受信装置とを含み、前記少なくとも1つの移動無線送受信装置は前記無線基地局からの送信信号を受信し、該受信した信号から抽出される基準周波数信号に基いて該移動無線送受信装置内の基準周波数信号を制御することを特徴とする無線送受信システム。
  6. 自動周波数制御信号発生回路であって、
    入力信号の中より異なる少なくとも2つの既知のシンボルを第1シンボルセットとして抽出し、さらに前記入力信号の中より、前記第1シンボルセットのシンボル間隔とは異なるシンボル間隔の少なくとも2つの既知のシンボルを第2シンボルセットとして抽出し、抽出した前記第1と第2シンボルセットに基いて前記入力信号の第1と第2の周波数誤差を検出して出力する周波数誤差検出部と、
    前記第1と第2周波数誤差のいずれの出力を選択するかを誤差値に応じて判定する判定部と、
    前記判定部で選択された第1あるいは第2の周波数誤差に基いて前記入力信号の周波数を制御するための制御信号を発生する制御信号部とを有し、
    前記入力信号のフレームフォーマットが、既知のパイロット信号と、所定シンボル長のデータ部と、所定シンボル長の既知の同期ワードシンボル部とを含む場合に、前記第1シンボルセットは、前記パイロット信号と前記同期ワードシンボル部の中の 1 つの同期ワードシンボルを含み、前記第2シンボルセットは前記同期ワードシンボル部の中の 2 つの同期ワードシンボルを含み、
    さらに、前記周波数誤差検出部は、
    前記入力信号の 1 つのフレームうちのパイロット信号あるいは前記同期ワードシンボル部の1つの同期ワードシンボルのいずれか一方を選択して出力するスイッチ部と、
    前記スイッチ部から出力されたシンボルと、該シンボルの複素共役との積を計算して出力する第1の乗算部と、
    該第1の乗算部から出力された値を位相反転して出力する位相反転部と、
    前記同期ワードシンボル部の他の1つの同期ワードシンボルと該シンボルの複素共役との積を計算して出力する第2の乗算部と、
    前記位相反転部の出力と前記第2の乗算部より出力された値を複素乗算して出力する第3の乗算部と、
    該第3の乗算部の出力の位相を検出し、該検出した位相を前記周波数誤差として出力する位相検出部と、を有し、
    前記スイッチ部が前記パイロット信号を選択したときに前記位相検出部で検出された位相を前記第1の周波数誤差とし、前記スイッチ部が前記同期ワードシンボル部の 1 つの同期ワードシンボルを選択したときに前記位相検出部で検出された位相を前記第2の周波数誤差とすることを特徴とする自動周波数制御信号発生回路。
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