JP4787709B2 - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法に関し、特にSOIデバイスおよびその製造方法に関する。
シリコン基板層と、その上に形成されるトランジスタ形成層とが埋め込み酸化膜で絶縁分離されたSOIデバイスが知られている。図1は、従来のSOI型MOS FETの断面構造図である。SOI型MOS FETは、シリコン基板層10上に、埋め込み酸化膜11が形成され、埋め込み酸化膜11上に半導体層(SOI層)12が形成されている(以下この3つの層からなる基板をSOI基板と称する)。半導体層(SOI層)12は、埋め込み酸化膜11によってシリコン基板層10と絶縁されており、この層にトランジスタが形成される。例えば、この半導体層(SOI層)12にMOS FETを形成する場合、この層には高濃度不純物領域1と、これに隣接して低濃度不純物領域2が形成される。高濃度不純物領域1は、MOS FETのドレイン/ソースとして機能し、低濃度n型不純物領域2は、チャンネル領域3と高濃度不純物領域1の電気的接続部として機能する。チャンネル領域3の上方にはゲート酸化膜4を介してポリシリコン等からなるゲート電極5が形成され、その側壁部にはNSG等の絶縁膜からなるサイドウォール6が形成されている。
かかる構造を有するSOIデバイスは、隣接する素子間の絶縁分離を容易に行うことができ、また、シリコン基板層を介して寄生サイリスタが形成されることがないためラッチアップ現象を防ぐことが可能となる。また、トランジスタをSOI層に作り込むことが、トランジスタの微細化に伴って消費電力が増大するいわゆる短チャンネル効果の抑制に有効となる。更に、SOI構造で形成されたトランジスタの接合容量は、バルク構造のトランジスタに比べ小さいため、高速動作が可能である。このようにSOI構造のトランジスタは、多くの優れた特性を有し、従来のバルク基板に形成された半導体素子と比べ高速化、低消費電力化を図ることができるデバイスとして期待されている。例えば、近年携帯電話などの液晶ディスプレイ等を搭載したモバイル製品の進歩が著しいが、モバイル製品向けのICは低消費電力であることが必須であり、SOIデバイスの活用が有効である。一方、液晶ディスプレイ等を駆動するためには高耐圧トランジスタが必要であり、SOI基板内に耐圧の異なるトランジスタを形成することができれば、装置の小型化や低コスト化を図ることができる。
特開2005−175080号公報
SOIデバイスにおいて、トランジスタを形成する半導体層(SOI層)の膜厚を薄くする程、短チャンネル効果を抑える効果が強くなる。一般的には短チャンネル効果を押さえるためには、半導体層(SOI層)の膜厚をゲート長の1/4から1/2程度に抑える必要がある。例えばゲート長0.2um程度のプロセスでは、半導体層(SOI層)の膜厚は0.1um以下とする必要がある。今後益々素子の微細化が進むにつれて半導体層(SOI層)の薄膜化も進むことが確実である。
ここで、図2は半導体層(SOI層)12に形成されたMOS FETの低濃度不純物領域02の拡散深さXjとドレイン接合又はソース接合の接合耐圧との関係を示すグラフである。このグラフから明らかなように、拡散深さXjが深くなる程高耐圧となり、例えば、ドレイン/ソース接合耐圧が15Vのトランジスタを形成するためには、低濃度不純物領域の拡散深さXjは、0.3um程度必要である。しかしながら、素子の微細化のために、例えば膜厚0.1umで形成された半導体層(SOI層)には、目標とする耐圧を得るための十分な拡散深さを有する低濃度不純物領域を形成することができない。つまり、半導体層(SOI層)の薄膜化が求められているSOI基板に高耐圧トランジスタを形成することは困難である。
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、従来の低消費電力のSOIデバイスと、高耐圧のトランジスタとを同一のSOI基板に形成した半導体装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、シリコン基板層と、前記シリコン基板層の上に形成された絶縁層と、前記絶縁層上に形成された半導体層と、を含むSOI基板に形成された半導体装置の製造方法であって、前記SOI基板の第1領域において前記シリコン基板層内に動作活性領域を有し且つ前記絶縁層の一部をゲート酸化膜とする少なくとも1つの第1のトランジスタを形成する工程と、前記SOI基板の第2領域において前記半導体層内に動作活性領域を有する少なくとも1つの第2のトランジスタを形成する工程と、を含み、前記第1のトランジスタを形成する工程は、前記第1領域における前記半導体層を除去し、その下方の前記絶縁層を所定の膜厚となるように部分的に除去して前記ゲート酸化膜の膜厚設定を行う工程を含むことを特徴としている。
本発明の半導体装置によれば、埋め込み酸化膜上に形成された半導体層(SOI層)内にトランジスタを形成することで微細化や低消費電力化が可能な低耐圧トランジスタと、深い低濃度不純物領域が必要とされる高耐圧トランジスタとを同一のSOI基板に形成することができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しつつ説明する。尚、以下に示す図において、実質的に同一又は等価な構成要素、部分には同一の参照符を付している。また、以下の説明においては、半導体装置としてNチャンネルMOS FETを形成する場合を例に説明するが、PチャンネルMOS FETにも適用可能である。また、以下の説明のおいては、高耐圧トランジスタと低耐圧トランジスタをSOI基板にそれぞれ1つずつ形成する場合について説明するが、これらが複数個ずつ形成されていてもよい。
第1実施例
図3は、本発明の第1の実施例である半導体装置500の断面構造を示す図である。半導体装置500は、シリコン基板層10上に、絶縁層としての埋め込み酸化膜11が形成され、埋め込み酸化膜11上にP型の半導体層(SOI層)12が形成されている。シリコン基板層10は、P型半導体であり、低耐圧トランジスタLVFETの支持基板として機能するとともに、高耐圧トランジスタHVFETのトランジスタ形成層として機能する。埋め込み酸化膜11は、例えばSiO2膜によって形成され、半導体層(SOI層)12とシリコン基板層10とを絶縁分離するとともに、高耐圧トランジスタHVFETのゲート酸化膜11aとして使用される。従って、この埋め込み酸化膜11の膜厚は、高耐圧トランジスタの使用電圧に応じて設定され、ゲート酸化膜寿命等を考慮して、駆動時における電界強度が例えば5MV/cm以下となるような膜厚に設定される。本実施例では、高耐圧トランジスタHVFETのゲート端子に50Vの電圧印加を許容するべく絶縁層11の膜厚を1000Å程度としている。ここで、図4は、埋め込み酸化膜1000ÅのI−V特性であり、高耐圧トランジスタのゲート酸化膜として十分耐えうることがわかる。半導体層(SOI層)12は、例えば膜厚1000ÅのP型半導体であり、低耐圧トランジスタLVFETのトランジスタ形成層であるとともに、高耐圧トランジスタHVFETのゲート電極12aとしても機能する。
低耐圧トランジスタ形成領域LVでは、半導体層(SOI層)12内に高濃度n型不純物領域22が形成され、この領域が低耐圧トランジスタLVFETのソース/ドレイン領域となる。また、半導体層(SOI層)12内には、チャンネル領域30を挟むように低濃度n型不純物領域18が形成される。低濃度n型不純物層18は、拡散深さがごく浅く、ソース/ドレイン領域(高濃度n型不純物領域22)とチャネル領域30との電気的接続部として機能する。尚、チャンネル領域は、ゲートに電圧が印加されたときに、ゲート酸化膜直下の反転層が形成される領域であり、図3および図6においては斑点模様で示されている。チャンネル領域30の上には例えば膜厚100Å程度のゲート酸化膜16を介して例えば膜厚3000Å程度のポリシリコンからなるゲート電極17が形成され、その側壁部には例えばNSGやSiN等の埋め込み酸化膜からなるサイドウォール20が形成される。尚、ゲート電極17上には、シート抵抗を下げるためにTiやWなどのシリサイド膜を形成することとしてもよい。また、低耐圧トランジスタLVFETは、例えばSiO2等の絶縁物質によって形成されるアイソレーション13によって他の素子と絶縁分離される。低耐圧トランジスタLVFETのアイソレーション13は、半導体層(SOI層)12の表面から埋め込み酸化膜11に至る深さで形成されるが、更に深く形成することとしてもよい。
一方、高耐圧トランジスタ形成領域HVでは、一般的なSOIデバイスにおいては支持基板として使用されるシリコン基板層10内に高耐圧トランジスタHVFETが形成される。すなわち、P型半導体からなるシリコン基板層10内に、高濃度n型不純物領域21が形成され、これによって高耐圧トランジスタHVFETのソース/ドレイン領域が形成される。更にシリコン基板層10内には、高濃度n型不純物領域21に隣接して低濃度n型不純物領域15が形成される。シリコン基板層10は、半導体層(SOI層)12に比べ、膜厚が厚いため、高耐圧を得るための十分な拡散深さを有する低濃度n型不純物領域15を形成することが可能となる。尚、必要な耐圧を得るために、図3に示す如く低濃度n型不純物領域15の拡散深さを高濃度n型不純物領域21よりも深く形成することとしてもよい。低濃度n型不純物領域15に挟まれたゲート酸化膜11a直下の領域がチャンネル領域31であり、チャンネル領域31の上には、SOI基板の埋め込み酸化膜11および半導体層(SOI層)12をパターニングすることによってゲート酸化膜11aおよびゲート電極12aがそれぞれ形成される。尚、ゲート電極12a上には、シート抵抗を下げるためにTiやWなどのシリサイド膜を形成することとしてもよい。ゲート電極12aの側壁部にはサイドウォール19が形成される。また、高耐圧トランジスタHVFETは、例えばSiO2等の絶縁物質によって形成されるアイソレーション14によって、他の素子と絶縁分離される。尚、高耐圧トランジスタHVFETのアイソレーション14は、半導体層(SOI層)12の表面から、シリコン基板層10内部に至るまでの深さで形成される。
このように半導体装置500は、シリコン基板層10内にドレイン/ソース領域やチャンネル領域等の動作電流を流すための動作活性領域が形成されるため、高耐圧を得るための深い拡散層を形成することが可能となるのである。また、高耐圧トランジスタHVFETと低耐圧トランジスタLVFETは、それぞれの使用電圧に応じた異なる膜厚のゲート酸化膜を有している。更に、半導体装置500は、SOI基板に元々形成されているシリコン基板層10、埋め込み酸化膜11および半導体層(SOI層)12を利用して高耐圧トランジスタHVFETのドレイン/ソース領域21、ゲート酸化膜11a、およびゲート電極12aがそれぞれ形成されるので、これらを形成するために新たに成膜する必要がなく、製造工程を簡略化することができ、製造コストの低減およびTATの短縮を図ることができる。
次に上記した第1実施例の半導体装置500の製造方法を図5(A)〜(I)を参照しつつ説明する。まずSOI基板を準備する。SOI基板は、貼り合せ法若しくはSIOX(Silicon Implanted Oxide)法等どのような方法で作成されたものでもよい。因みにSIMO法では、プライムウエハ表面から高エネルギー(例えば180KeV)且つ高濃度の酸素O2(たとえば1E18cm-2)をイオン注入し、その後熱処理で注入酸素とシリコンを反応させ、ウエハ表面近傍の内部にSiO2膜を形成する。一方、貼り合せ法では、表面にSiO2膜を形成したウエハと、もう1枚のウエハを熱と圧力で接着し、片側のシリコンを途中まで研削除去することによってSOI基板を形成する。SOI基板の埋め込み酸化膜11は、上記したように高耐圧トランジスタHVFETのゲート酸化膜として使用されるため、高耐圧トランジスタの使用電圧に応じて適宜設定される。本実施例においては、高耐圧トランジスタのゲート端子に50Vの電圧印加を許容するべく膜厚は、例えば1000Åである。半導体層(SOI層)12の膜厚は、短チャンネル効果の抑制効果を考慮し、低耐圧トランジスタLVFETのゲート長との関係で設定すればよく、本実施例では、膜厚は、例えば1000Åである(図5(A)参照)。
次に、例えばSTI(Shallow Trench Isolation)法を用いてSOI基板にSiO2を埋め込むことによってアイソレーション13および14を形成し、低耐圧トランジスタ形成領域LVと高耐圧トランジスタ形成領域HVの素子間絶縁分離を行う。低耐圧トランジスタ形成領域LVのアイソレーション13は、半導体層(SOI層)12表面から埋め込み酸化膜11に至るまでの深さで形成すればよいが、埋め込み酸化膜11の内部に至る深さまで伸長していてもよい。一方、高耐圧トランジスタ形成領域HVのアイソレーション14は、半導体層(SOI層)12の表面から、シリコン基板層10の内部に至るまでの深さで形成することが望ましい(図5(B)参照)。
次に、SOI基板上に高耐圧トランジスタのゲート電極パターンを形成するためのホトマスクを形成する。具体的には、SOI基板上にホトレジスト100を塗布した後、ホトレジスト100にホトマスクを通して光を照射し、光化学反応を利用してマスクパターンをホトレジスト100に転写する。続いて、現像液にてホトレジスト100の露光部分のエッチング処理を行うことによりレジスト開口を形成し、ホトマスクを形成する(図5(C)参照)。
次に、ホトレジスト100の開口部分の半導体層(SOI層)12および埋め込み酸化膜11をプラズマエッチング等の異方性ドライエッチングにより除去し、高耐圧トランジスタHVのゲート電極12aおよびゲート酸化膜11aをパターニングする。すなわち、高耐圧トランジスタHVのゲート電極12aおよびゲート酸化膜11aは、SOI基板の半導体層(SOI層)12および埋め込み酸化膜11を所定のパターンでエッチングすることよって形成される。この処理よりホトレジスト100の開口部にはシリコン基板層10が露出する(図5(D)参照)。
次に、ホトレジスト100に形成された開口部分に露出したシリコン基板層10内に、リンを例えばドーズ量1E12cm-2程度でイオン注入することにより高耐圧トランジスタHVFETの低濃度n型不純物領域15を形成する。注入エネルギーは、添加不純物の注入深さに応じて設定し、添加不純物の注入深さは、高耐圧トランジスタHVFETのドレイン/ソース接合の接合耐圧に応じて決定する。すなわち、イオン注入エネルギーによって、低濃度n型不純物領域15の深さを制御し、高耐圧トランジスタHVFETのドレイン/ソース接合の接合耐圧をコントロールする(図5(E)参照)。
次に、ホトレジスト100を除去した後、低耐圧トランジスタ形成領域LVの半導体層(SOI層)12上に熱酸化処理によって例えば膜厚100Å程度のSiO2膜を形成し、形成されたSiO2膜上にLP−CVD法等によりポリシリコンを例えば3000Å程度堆積する。ポリシリコン成膜後、例えば高濃度のリンをドープして抵抗値を制御することとしてもよい。続いて成膜されたポリシリコン上にホトレジスト塗布し、露光、現像を経てホトマスクを形成し、レジスト開口部分のポリシリコンおよびSiO2膜をプラズマエッチング等の異方性ドライエッチングにより除去し、低耐圧トランジスタLVFETのゲート酸化膜16およびゲート電極17をパターニングする(図5(F)参照)。
次に、低耐圧トランジスタ形成領域LVに開口を有するホトレジスト101を形成し、開口部分の半導体層(SOI層)12内にリンを例えばドーズ量1E12cm-2程度でイオン注入することにより低耐圧トランジスタLVFETの低濃度n型不純物領域18を形成する。低耐圧トランジスタLVの低濃度n型不純物領域は、先の工程で形成された高耐圧トランジスタHVFETのものよりも浅く形成される。このためイオン注入エネルギーは、高耐圧トランジスタHVの場合よりも低く設定される(図5(G)参照)。
次に、ホトレジスト101の除去後、SOI基板全面にNSG膜やSiN膜等の絶縁膜をCVD法により例えば1000Å程度堆積させ、エッチングによりこの絶縁膜をエッチバックすることによって高耐圧トランジスタHVFETおよび低耐圧トランジスタLVFETのゲート電極側壁部にサイドウォール19、20を形成する(図5(H)参照)。
次に、ゲート電極12aをマスクとしてリンを例えばドーズ量1E15cm-2程度でイオン注入し、高耐圧トランジスタHVFETの高濃度n型不純物領域21を形成する。これにより、SOI基板のシリコン基板層10内に高耐圧トランジスタHVFETのドレイン/ソース領域が形成される。続いて、ゲート電極17をマスクとしてリンを例えばドーズ量1E15cm-2程度でイオン注入し、低耐圧トランジスタLVFETの高濃度n型不純物領域22を形成する。これにより、SOI基板の半導体層(SOI層)12内に低耐圧トランジスタLVFETのドレイン/ソース領域が形成される(図5(I)参照)。尚、イオン注入によって生じたシリコン結晶のダメージを回復させ、また打ち込んだ不純物を活性化させるために、イオン注入の後N2やAr等の不活性ガス雰囲気中でアニール処理を施すこととしてもよい。
以上の製造工程を経ることにより、本実施例の半導体装置500が形成される。このように本発明の半導体装置は、SOI基板の半導体層(SOI層)ではなく、シリコン基板層内に高濃度不純物領域(ドレイン/ソース領域)および低濃度不純物領域が形成され、トランジスタの動作電流が流れる動作活性領域が形成される。この領域においては、高耐圧を得るための十分な拡散深さを有する低濃度不純物領域を形成することができ、SOI基板に高耐圧トランジスタを形成することが可能となる。すなわち、埋め込み酸化膜上に形成された膜厚の薄い半導体層(SOI層)内にトランジスタを形成することで微細化や低消費電力化を実現する低耐圧トランジスタと、深い低濃度不純物領域が必要とされる高耐圧トランジスタとを同一のSOI基板に形成することができる。
また、本実施例の半導体装置500は、高耐圧トランジスタのトランジスタ形成領域、ゲート酸化膜およびゲート電極は、SOI基板に元々形成されているシリコン基板層10、埋め込み酸化膜11および半導体層(SOI層)12をそれぞれ利用しているため、高耐圧トランジスタを形成するためのトランジスタ形成領域、ゲート酸化膜、およびゲート電極を新たに成膜する必要がない。すなわち、高耐圧トランジスタの形成に伴う製造工程の増加を最小限に抑えることができ、製造コストの低減およびTATの短縮を図ることができる。
第2実施例
次に、本発明に係る半導体装置の第2実施例について説明する、図6は、本発明の第2実施例である半導体装置600の断面構造を示す図である。第2実施例の半導体装置600は、第1実施例と略同一構造で形成されるが、高耐圧トランジスタHVFETのゲート酸化膜11bおよびゲート電極23の構造が第1実施例とは異なる。すなわち、第1実施例の半導体装置500は、SOI基板の埋め込み酸化膜11および半導体層(SOI層)12にパターニングを施して、これらを高耐圧トランジスタHVFETのゲート酸化膜およびゲート電極として機能させるものであった。これに対して、第2実施例の半導体装置600は、SOI基板の埋め込み酸化膜11を高耐圧トランジスタHVFETのゲート酸化膜として利用する点においては第1実施例と同様であるが、トランジスタ形成段階でその膜厚を使用電圧に応じて調整している。本実施例においては、例えば1500Åで形成されたSOI基板の埋め込み酸化膜11を、使用電圧に応じて例えば500Åまで薄くして、これを高耐圧トランジスタのゲート酸化膜11bとして機能させている。また、第1実施例の半導体装置500と同様、高耐圧トランジスタHVFETと低耐圧トランジスタLVFETは、それぞれの使用電圧に応じた異なる膜厚のゲート酸化膜が形成される。また、第2実施例の半導体装置600は、高耐圧トランジスタHVFETのゲート電極として半導体層(SOI層)12を利用しておらず、新たにゲート電極材料を成膜することによりゲート電極23を形成している。すなわち、高耐圧トランジスタHVFETのゲート電極の材料や膜厚は、トランジスタ形成段階で任意に設定できるようになっている。本実施例においては、製造工程の簡略化を図るため、高耐圧トランジスタHVFETのゲート電極11bは、低耐圧トランジスタLVFETのゲート電極17と同一の電極材料および膜厚で形成されている。その他の部分の構造については、第1実施例の半導体装置500と同一であり、高耐圧トランジスタHVFETは、シリコン基板10内にドレイン/ソース領域が形成されることにより、高耐圧化が実現され、低消費電力の低耐圧トランジスタLVFETと同一SOI基板に形成される。
次に第2実施例の半導体装置600の製造方法を図7(A)〜(J)参照しつつ説明する。まずSOI基板を準備する。SOI基板は、貼り合せ法若しくはSIOX(Silicon Implanted Oxide)法等どのような方法で作成されたものでもよい。SOI基板の埋め込み酸化膜11は、後の工程で膜厚調整がなされた後、高耐圧トランジスタHVのゲート酸化膜として利用される。従って、SOI基板の埋め込み酸化膜11は、高耐圧トランジスタのゲート酸化膜として必要な厚さ以上の膜厚が形成されていればよい。本実施例では埋め込み酸化膜11の膜厚は例えば1500Åである。また、半導体層(SOI層)12の膜厚は、例えば1000Åである。(図7(A)参照)。
次に、例えばSTI(Shallow Trench Isolation)法を用いてSOI基板にSiO2を埋め込むことによってアイソレーション13および14を形成し、低耐圧トランジスタLVFETと高耐圧トランジスタHVFETの素子間絶縁分離を行う。低耐圧トランジスタLVFETのアイソレーション13は、半導体層(SOI層)12表面から埋め込み酸化膜11に至るまでの深さで形成すればよいが、埋め込み酸化膜11の内部に至る深さまで伸長していてもよい。高耐圧トランジスタHVFETのアイソレーション14は、半導体層(SOI層)12の表面から、シリコン基板層10の内部に至るまでの深さで形成することが望ましい(図7(B)参照)。
次に、ホトレジスト200をSOI基板の全面に塗布した後、露光および現像処理を経て高耐圧トランジスタ形成領域HVにレジスト開口を形成する(図7(C)参照)。
次に、プラズマエッチング等の異方性ドライエッチングにより、上記工程にて形成されたレジスト200の開口部分すなわち、高耐圧トランジスタ形成領域HVの半導体層(SOI層)12を除去し、更にその下の埋め込み酸化膜11を高耐圧トランジスタのゲート酸化膜として必要な膜厚を残し除去する。すなわち、この処理によって高耐圧トランジスタHVFETのゲート酸化膜の膜厚設定がなされる。本実施例では、初期の膜厚が例えば1500Åで形成された埋め込み酸化膜11を高耐圧トランジスタのゲート酸化膜として必要な例えば500Åとなるようにエッチングしている(図7(D)参照)。
次に、レジスト200を除去した後、低耐圧トランジスタ形成領域LVの半導体層(SOI層)12上に熱酸化処理によって、低耐圧トランジスタLVFETのゲート酸化膜となるSiO2膜16を例えば膜厚100Å程度で形成する(図7(E)参照)。尚、このSiO2膜16の形成は、前工程であるアイソレーション13、14の形成後に行なうこととしてもよい。
次に、ゲート酸化膜11aおよび16上にLP−CVD法等によりポリシリコンを例えば3000Å程度堆積する。尚、ポリシリコン成膜後、例えば高濃度のリンをドープして抵抗値を制御することとしてもよい。そして、ホトレジストによりゲート電極パターンを形成し、開口部分のポリシリコンおよびSiO2膜をプラズマエッチング等の異方性ドライエッチングにより除去することによって、高耐圧トランジスタHVFETのゲート酸化膜11bおよびゲート電極23をパターニングし、同様に低耐圧トランジスタLVFETのゲート酸化膜16およびゲート電極17をパターニングする(図7(F)参照)。本実施例においては、製造工程の簡略化を図るため、高耐圧トランジスタHVFETのゲート電極23と、低耐圧トランジスタLVFETのゲート電極17は、同じ電極材料且つ、同じ膜厚で形成している。
次に、ホトレジスト201をSOI基板全面に塗布した後、露光および現像処理を経て高耐圧トランジスタ形成領域HVにレジスト開口を形成する。そして、その開口部分に露出したシリコン基板層10内に、リンを例えばドーズ量1E12cm-2程度でイオン注入することにより高耐圧トランジスタHVFETの低濃度n型不純物領域15を形成する。注入エネルギーは、添加不純物の深さに応じて設定し、添加不純物の深さは、高耐圧トランジスタHVFETのドレイン/ソース接合の接合耐圧に応じて決定する。すなわち、イオン注入エネルギーによって、低濃度n型不純物領域15の深さを制御し、高耐圧トランジスタHVFETのドレイン/ソース接合の接合耐圧をコントロールする(図7(G)参照)。
次に、ホトレジスト201を除去し、新たにホトレジスト202をSOI基板全面に塗布した後、露光および現像処理を経て低耐圧トランジスタ形成領域LVにレジスト開口を形成する。そして、その開口部分に露出した半導体層(SOI層)内に、リンを例えばドーズ量1E12cm-2程度でイオン注入することにより低耐圧トランジスタHVFETの低濃度n型不純物領域18を形成する。低耐圧トランジスタLVFETの低濃度n型不純物領域は、先の工程で形成された高耐圧トランジスタHVFETの低濃度n型不純物領域よりも浅く形成される。このためイオン注入エネルギーは、高耐圧トランジスタHVFETの場合よりも低く設定される。イオン注入後、ホトレジスト202は除去する(図7(H)参照)。
次に、SOI基板全面にNSG膜やSiN膜等の絶縁膜をCVD法により例えば1000Å程度堆積させ、エッチングによりこの絶縁膜をエッチバックすることによって高耐圧トランジスタHVFETおよび低耐圧トランジスタLVFETのゲート電極17及び23の側壁部にサイドウォール19、20を形成する(図7(I)参照)。
次に、高耐圧トランジスタHVFETのゲート電極23をマスクとしてリンを例えばドーズ量1E15cm-2程度でイオン注入し、高耐圧トランジスタHVFETの高濃度n型不純物領域21を形成する。これにより、SOI基板のシリコン基板層10内に高耐圧トランジスタHVFETのドレイン/ソース領域が形成される。続いて、低耐圧トランジスタLVFETのゲート電極17をマスクとしてリンを例えばドーズ量1E15cm-2程度でイオン注入し、低耐圧トランジスタLVFETの高濃度n型不純物領域22を形成する。これにより、SOI基板の半導体層(SOI層)12内に低耐圧トランジスタLVFETのドレイン/ソース領域が形成される(図7(J)参照)。尚、イオン注入によって生じたシリコン結晶のダメージを回復させ、打ち込んだ不純物を活性化させるために、イオン注入の後N2やAr等の不活性ガス雰囲気中でアニール処理を施すこととしてもよい。
以上の製造工程を経ることにより、本実施例に係る半導体装置600が形成される。このように第2実施例の半導体装置600は、第1実施例の場合と同様、SOI基板のシリコン基板層内に高濃度不純物領域(ドレイン/ソース領域)および低濃度不純物領域等の動作活性領域が形成される。これにより、高耐圧を得るための十分な拡散深さを有する低濃度不純物領域を形成することができ、SOI基板に高耐圧トランジスタを形成することが可能となる。すなわち、埋め込み酸化膜上に形成された半導体層(SOI層)内にトランジスタを形成することで微細化や低消費電力化が可能な低耐圧トランジスタと、深い低濃度不純物領域が必要とされる高耐圧トランジスタとを同一のSOI基板に形成することができる。
また、第2実施例の半導体装置600は、第1実施例と異なり、高耐圧トランジスタのゲート酸化膜およびゲート電極をトランジスタ形成段階で調整可能としている。すなわち、高耐圧トランジスタのゲート酸化膜をSOI基板の埋め込み酸化膜の膜厚に制限されることなく任意の膜厚に設定することができる。特にSOI基板の埋め込み酸化膜を厚く形成する必要がある場合、膜厚を調整することなくそのままゲート酸化膜として利用すると、チャンネル形成が適正になされず、トランジスタの駆動に支障をきたすおそれがあるが、第2実施例の半導体装置600は、トランジスタ形成段階で膜厚を調整することができ、適切な膜厚のゲート酸化膜を形成することができる。また、ゲート電極についてもSOI基板の半導体層(SOI層)の膜厚や材料に制限されることなく任意に設定することができる。上記した実施例においては、製造工程の簡略化のため高耐圧トランジスタと低耐圧トランジスタのゲート電極を同じ膜厚で同時に形成することとした。しかし、これらを異なる膜厚で形成することとしてもよい。ここで図8は、高耐圧トランジスタにおいてゲート電極の膜厚が薄い場合(a)と厚い場合(b)の断面構造を比較した図である。同図に示されるように、ゲート電極の膜厚が厚い方が、サイドウォール19が高く形成されるため、サイドウォール19の裾部部分の拡がりが大きくなる。すなわち、双方のトランジスタの低濃度不純物領域15の横方向の寸法は、それぞれL1およびL2(L2>L1)となる。すなわち、ゲート電極の膜厚を厚く形成することにより、低濃度不純物領域の横方向の寸法を拡張でき、これにより電界が緩和されるので、高耐圧トランジスタとしてより適した拡散構造を形成することができる。つまり、第2実施例の半導体装置において、高耐圧トランジスタのゲート電極を低耐圧トランジスタのゲート電極よりも厚く形成することとしてもよく、これにより、高耐圧トランジスタとして好ましい耐圧特性を得ることができる。
また、第2実施例においては、ゲート酸化膜の膜厚が異なる2種類のトランジスタを形成することとしたが、高耐圧トランジスタ形成領域HVを複数個に分けてマスクを作成すれば、互いにゲート酸化膜の膜厚が異なる3種類以上のトランジスタを形成することも可能である。
従来のSOI型MOS FETの断面構造図である 低濃度不純物領域の拡散深さと接合耐圧との関係を示すグラフである。 本発明の第1実施例である半導体装置の断面構造図である。 埋め込み酸化膜のI−V特性を示すグラフである。 (A)〜(I)は本発明の第1実施例である半導体装置の製造工程を示す断面構造図である。 本発明の第2実施例である半導体装置の断面構造図である。 (A)〜(J)は本発明の第2実施例である半導体装置の製造工程を示す断面図である。 (a)はゲート電極の膜厚が薄い場合、(b)はゲート電極の膜厚が厚い場合の高耐圧トランジスタの断面構造図である。
符号の説明
10 シリコン基板層
11 埋め込み酸化膜
11a 高耐圧トランジスタゲート酸化膜
11b 高耐圧トランジスタゲート酸化膜
12 半導体層(SOI層)
12a 高耐圧トランジスタゲート電極
15 高耐圧トランジスタ低濃度不純物拡散領域
16 低耐圧トランジスタゲート酸化膜
17 低耐圧トランジスタゲート電極
18 高耐圧トランジスタ低濃度不純物拡散領域
21 高耐圧トランジスタ高濃度不純物拡散領域
22 低耐圧トランジスタ高濃度不純物拡散領域
23 高耐圧トランジスタゲート電極
19 高耐圧トランジスタサイドウォール
20 低耐圧トランジスタサイドウォール

Claims (7)

  1. シリコン基板層と、前記シリコン基板層の上に形成された絶縁層と、前記絶縁層上に形成された半導体層と、を含むSOI基板に形成された半導体装置の製造方法であって、
    前記SOI基板の第1領域において前記シリコン基板層内に動作活性領域を有し且つ前記絶縁層の一部をゲート酸化膜とする少なくとも1つの第1のトランジスタを形成する工程と、
    前記SOI基板の第2領域において前記半導体層内に動作活性領域を有する少なくとも1つの第2のトランジスタを形成する工程と、を含み、
    前記第1のトランジスタを形成する工程は、前記第1領域における前記半導体層を除去し、その下方の前記絶縁層を所定の膜厚となるように部分的に除去して前記ゲート酸化膜の膜厚設定を行う工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1のトランジスタを形成する工程は、
    膜厚設定が行われた前記ゲート酸化膜上にゲート電極を形成する工程と、
    前記ゲート電極の形成後に前記シリコン基板層の導電型とは異なる導電型の不純物を低濃度で注入し第1の低濃度不純物領域を形成する第1の低濃度不純物注入工程と、
    前記第1の低濃度不純物領域の形成後に前記第1の低濃度不純物領域の導電型と同一の導電型の不純物を高濃度で注入し第1の高濃度不純物領域を形成する第1の高濃度不純物注入工程と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記第1の低濃度不純物領域の深さは、前記第1の高濃度不純物領域の深さよりも深いことを特徴とする請求項2に記載の製造方法。
  4. 前記第2のトランジスタを形成する工程は、
    前記第2領域における前記半導体層上に前記第2のトランジスタのゲート酸化膜を形成する工程と、
    前記第2のトランジスタのゲート酸化膜上に前記第2のトランジスタのゲート電極を形成する工程と、
    前記第2のトランジスタのゲート電極の形成後に前記第2領域における前記半導体層に前記半導体層の導電型とは異なる導電型の不純物を低濃度で注入し第2の低濃度不純物領域を形成する第2の低濃度不純物注入工程と、
    前記第2の低濃度不純物領域の形成後に前記第2の低濃度不純物領域の導電型と同一の導電型の不純物を高濃度で注入し第2の高濃度不純物領域を形成する第2の高濃度不純物注入工程と、を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の製造方法。
  5. 前記第1のトランジスタのゲート酸化膜の膜厚と前記第2のトランジスタのゲート酸化膜の膜厚は、互いに異なることを特徴とする請求項4に記載の製造方法。
  6. 前記第1のトランジスタのゲート電極と前記第2のトランジスタのゲート電極とはその電極材料および膜厚が同一であることを特徴とする請求項4又は5に記載の製造方法。
  7. 前記第1のトランジスタを形成する工程は、
    前記第1の低濃度不純物注入工程後であって前記第1の高濃度不純物注入工程前において前記第1のトランジスタのゲート電極にサイドウォールを形成する工程を更に含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の製造方法。
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