JP4785481B2 - 電鋳型とその製造方法及び電鋳部品の製造方法 - Google Patents

電鋳型とその製造方法及び電鋳部品の製造方法 Download PDF

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本願発明は微細部品の型とその製造方法及び微細部品の製造方法、特に研削、および/または、研磨工程における電鋳物と基板との密着力を向上させる電鋳部品の型とその製造方法及び電鋳部品の製造方法に関する。
微小な形状を有する部品や金型を製造するための型としてシリコンプロセスを用いて作製された型が利用されている。シリコンプロセスを用いた電鋳法による型の作製方法として、LIGA法(Lithographie Galvanoformung Abformung)がよく知られている。LIGA法は、電極の上にレジスト材であるPMMA(ポリメタクリル酸メチル)を塗布し、レジスト材に所望の形状の範囲にシンクロトロン放射光を照射して感光させ、これを現像した後、電鋳を行うことによって所望の微細な形状の微細構造物を作製する方法である。また、また、LIGA法で用いられる高価なシンクロトロン放射光の代わりに、一般的な半導体露光装置で用いられている紫外光でレジストパターンを形成するUV−LIGA法も用いられている。
フォトレジストと基板との密着性が不充分な場合、次に行う電鋳工程で、フォトレジストが基板から剥離することがある。このため電鋳液がその間隙に侵入したり、電鋳の際に電鋳物と基板の間に浮きが生じるなどして、電鋳厚みの精度が悪化する問題があった。このため、たとえば、特許文献1に開示されているように、型枠を用いて、基板とフォトレジストとを抑えつけることで、フォトレジストの浮きを防止する方法があった(例えば特許文献1参照。)。
特開平5−144094号公報(第3頁、第3図)
しかしながら、特許文献1に開示された方法によれば、一枚のウエハに複数の部品形状を有する型の場合にウエハの中央部に形成されるフォトレジストを型枠で抑えることは困難であり、ウエハ中央部のフォトレジストの浮きを抑えるのは困難であった。また、電鋳の析出速度は、電流密度の影響を強く受けるため、部品のエッジ部をはじめとする電界集中部とその他の部分での厚さを均一にすることが困難である。そこで、電鋳部品の厚さを均一にするために、研削や研磨工程によって電鋳物の除去加工を行うことが一般的である。しかし、研削や研磨などの機械加工時に、電鋳物と基板との間に剪断力が発生することで電鋳部品が型から剥がれてしまい、結果として部品厚さにばらつきが生じてしまう問題があった。また、特許文献1に開示された方法によれば、電鋳物を型枠で抑えることはできなかった。
そこで、本発明は、導電性基板と、導電性基板上に形成された突起と、導電性基板上に形成され、突起の少なくとも側面の一部を覆うフォトレジストパターンとからなる電鋳型であって、突起の基板表面に水平な断面が、基板表面から離れるにしたがって大きくなる逆テーパー部分を有していることを特徴とする電鋳型とした。また、フォトレジストパターンの厚さが、突起の高さよりも大きいことを特徴とする電鋳型とした。また、突起が、フォトレジストパターンによって完全に覆われたことを特徴とする電鋳型とした。また、突起が、基板と同一の材質で形成されていることを特徴とする電鋳型とした。また、導電性基板が、突起が形成された基板の表面に、導電性の膜を形成したものであることを特徴とする電鋳型とした。また、突起が基板上に複数形成されていることを特徴とする電鋳型とした。
また、基板に基板表面に水平な断面が、基板表面から離れるにしたがって大きくなる逆テーパー部分を有する突起を形成する工程と、基板の突起が形成された面にフォトレジストを塗布する工程と、フォトレジストの上部にマスクパターンを配置して露光する工程と、フォトレジストのパターンを形成する現像工程とからなることを特徴とする電鋳型の製造方法とした。また、基板の材質がシリコンであり、突起を形成する工程がドライエッチングであることを特徴とする電鋳型の製造方法とした。また、フォトレジストパターンの厚さが、突起の高さよりも大きいことを特徴とする電鋳型の製造方法とした。
また、上記の電鋳型、あるいは、上記の電鋳型の製造方法によって作製された電鋳型を電鋳液に浸す工程と、導電性基板に電圧を印可する工程と、導電性基板のフォトレジストパターンで覆われていない部分に金属を析出させる工程と、金属およびフォトレジストを削る工程とからなる電鋳部品の製造方法とした。また、突起が、レール状に形成され、削る工程は、金属及びフォトレジストをレールの滑り方向に対して略垂直な方向に研削、または、研磨を行うことを特徴とする電鋳部品の製造方法とした。また、電鋳型として、突起が形成された基板の表面に導電性の膜を形成してなる導電性基板を用いた場合に、フォトレジストパターンを除去するフォトレジストパターン除去工程と、導電性の膜を除去する導電性膜除去工程と、レール状に形成された突起の滑り方向に電鋳物をスライドさせて電鋳物を取り出す取り出し工程と、をさらに備えたことを特徴とする電鋳部品の製造方法とした。
ウエハ中央部のフォトレジストの浮きを防止することができ、かつ、研削工程、または/および、研磨工程における電鋳物の浮きを防止することができ、電鋳部品を精度良く製造することができる。
以下、本願発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1から図11は、本願発明の実施例1に係わる電鋳型101とその製造方法、および、電鋳部品の製造方法を説明する図である。
図1は、基板1を説明する図であり、図1(a)は、上面図であり、図1(b)は、図1(a)中、線ABで示す位置の断面図である。基板1は、シリコンや二酸化珪素などのシリコン系材料や、ステンレススチールやアルミニウムなどの金属、および、セラミックスなどを用いる。
図2は、基板1上にマスクパターン2を形成するマスクパターン形成工程を説明する図であり、図2(a)は、上面図であり、図2(b)は、図2(a)中、線ABで示す位置の断面図である。マスクパターン2は、フォトリソグラフィ工程によって基板1上に形成される。マスクパターン2の材質は、フォトレジストや二酸化珪素や、アルミニウムをはじめとする金属である。
図3は、基板1に逆テーパー部3を形成する逆テーパー部形成工程を説明する図であり、図3(a)は、上面図であり、図3(b)は、図3(a)中、線ABで示す位置の断面図である。図2で説明したマスクパターン2をマスクとして、ディープリアクティブイオンエッチング(DRIE:Deep Reactive Ion Etching)や、リアクティブイオンエッチング(RIE:Reactive Ion Etching)などの方法を用いて、基板1をエッチングする。DRIEやRIEでは、エッチング条件によって加工深さが深くなるほど加工部の幅を拡けることができ、そのような条件を用いて、逆テーパー部3を形成する。また、基板1がステンレススチールやアルミニウムの場合、図1の状態から、機械加工を行うことによって、基板1に逆テーパー部3を形成してもよい。逆テーパー部3の幅W1は、1μmから数100μmであり、逆テーパー部3の高さH1は、数μm以上である。また、逆テーパー部3のテーパー角θ1は、80度以上であり、90度よりも小さい。後述するフォトリソグラフィ工程において、ネガ型のフォトレジストを用い、逆テーパー部の底面までネガ型フォトレジストを硬化させる場合、逆テーパー部の底面まで露光光を透過させるためにテーパー角θ1は、85度以上であることが望ましい。
図4は、基板1および逆テーパー部3上に電極5を形成する電極形成工程を説明する図であり、図4(a)は、上面図であり、図4(b)は、図4(a)中、線ABで示す位置の断面図である。逆テーパー部3を形成した後、無電界めっきやスパッタなどの方法を用いて、電極5を形成する。電極5は、銅、ニッケル、金などの金属である。また、電極5と基板1との密着力を高めるために、チタンやクロムなどの金属をアンカーメタル(図示しない)として形成してもよい。電極5の厚さは、後述する電鋳工程において導通がとれる厚さがあれば良く、数μm以下である。
次に、図5は、電極5の上にフォトレジスト6を塗布するフォトレジスト塗布工程を説明する図であり、図5(a)は、上面図であり、図5(b)は、図5(a)中、線ABで示す位置の断面図である。電極5を形成した後、フォトレジスト6をスピンコート、ディップコート、スプレーコート、ポッティングなどの方法を用いて塗布する。フォトレジスト6の厚さは、数μm以上、数mm以下である。後述する露光工程において、コンタクトマスクアライナを用いて露光する場合、フォトレジスト6とマスクのギャップを小さくするために、フォトレジスト6の厚さは、テーパー部3の高さH1よりも厚い方が望ましい。フォトレジスト6は、ポジ型レジスト、ネガ型レジストのどちらでも良い。また、フォトレジスト6は、作製する部品が高アスペクト比な構造を持つ場合、ネガ型の化学増幅型レジストを用いるのが望ましい。
次に、図6は、フォトレジスト6に露光光を照射する露光工程を説明する断面図である。フォトレジスト6を塗布した後、ソフトベークを行い、フォトマスク9を通して露光光10をフォトレジスト6に照射する。ここではフォトレジスト6としてネガ型のフォトレジストを用いた場合を説明する。フォトレジスト6の露光光10が照射された部分が現像後にパターンとして残る。フォトレジスト6が化学増幅型レジストの場合、露光後に、PEB(Post Exposure Bake)を行う。なお、フォトレジスト6がポジ型レジストの場合、フォトマスク9の遮光部と透過部を反転させたパターンを用いれば、同様なパターンができる。
図7は、フォトレジストパターンを形成するための現像工程を説明する図であり、図7(a)は、上面図であり、図7(b)は、図7(a)中、線ABで示す位置の断面図であり、図7(c)は図7(a)中、線CDで示す位置の断面図である。露光工程後、現像液を用いて現像することで、フォトレジストパターン6aを形成し、電鋳型101を得る。
図8は、電鋳型101を用いた電鋳工程を説明する図である。電鋳槽21に電鋳液22が満たされており、電鋳液22に、電鋳型101と電極23が浸されている。電鋳液22は、析出させる金属によって異なるが、たとえば、ニッケルを析出させる場合、スルファミン酸ニッケル水和塩を含む水溶液を使用する。また、電極23の材料は、析出させたい金属とほぼ同一の材料であり、ニッケルを析出させる場合は、ニッケルとし、ニッケル板や、チタンバスケットにニッケルボールを入れたものを電極23として用いる。なお、本発明の製造方法で析出する材料はニッケルに限定されるわけではない。銅(Cu)、コバルト(Co)、スズ(Sn)等、電鋳可能な材料すべてに適用可能である。電鋳型101の電極5は、電源Vに接続されている。電源Vの電圧によって、電極5を通して電子が供給されることによって、電極5から徐々に金属が析出する。析出した金属は、基板1の厚さ方向に成長する。
図9は、電鋳工程後の状態を説明する図であり、図9(a)は、上面図であり、図9(b)は、図9(a)中、線ABで示す位置の断面図である。図10で説明した電鋳工程によって、電鋳物7が電極5上に析出される。ここでは、電鋳物7の厚さがフォトレジストパターン6aの厚さよりも厚く析出された状態を説明するが、電鋳物7の厚さは、フォトレジストパターン6aの厚さ以下であっても良い。電鋳物7のフォトレジストパターン6aの厚さ以上の部分は、フォトレジストパターン6aでは規定できず、フォトレジスパターンよりも大きくなる。
図10は、電鋳物7の厚さを制御するための研削、または/および、研磨を行った状態を示す図であり、図10(a)は上面図であり、図10(b)は図10(a)中、線ABで示す位置の断面図である。電鋳後、電鋳物7の厚さを制御するために、研削、または/および、研磨を行う。研削方向、研磨方向は、矢印AR1で示すように逆テーパー部の長手方向に対して略垂直にすることが望ましい。研削、研磨時に電鋳物7と電極5との間に、剪断力がかかるが、逆テーパー部3があることによって、電鋳物7およびフォトレジストパターン6aがずれにくい。また、逆テーパー部3があることによって、電鋳物7とフォトレジストパターン6aが電極5から垂直に剥離されな耐剥離力も大きくすることができ、電鋳物7およびフォトレジストパターン6aが剥離されることなく研削、研磨を行うことができる。
図11は、電極5を除去する電極除去工程を説明する図であり、図11(a)は上面図であり、図11(b)は図11(a)中、線ABで示す位置の断面図である。研磨終了後、フォトレジストパターン6を除去した後、電極5を除去する。たとえば、電鋳物7がニッケルで、電極5が銅の場合、濃硝酸によるエッチングによって、電鋳物7がエッチングされることなく電極5を除去することができる。
図12は、電鋳部品100を取り出す部品取り出し工程を説明する図であり、図12(a)は上面図であり、図12(b)は、取り出した電鋳部品100の側面図である。電極5を除去した後、電鋳部品100を矢印AR2の方向にずらすことによって、図12(b)に示す電鋳部品100を取り出すことができる。
なお、図11から図12で説明した、電極除去工程および部品取り出し工程を行わず、基板1、電極5、フォトレジストパターン6を物理的、化学的手法を用いて除去して電鋳部品100を取り出してもよい。一方、図11から図12で説明した工程によれば、逆テーパー部3を形成した基板1を再利用することができるため、電鋳部品100を製造する工程において省資源化することができる。
図13は、電鋳型101を複数配列した電鋳型102を説明する図である。電鋳型102は、電鋳型101をメッシュ状に配列した構成である。図11から図12で説明した電極除去工程および部品取り出し工程を利用する場合、逆テーパー部3は直線上に連続して形成することが望ましい。電鋳型102は、電鋳型101と同様に電鋳工程を行うことができる。逆テーパー部3が基板1の中央部にも形成されるため、基板1の中央部でも電鋳物7およびフォトレジストパターン6の浮きを防止することができる。
以上説明したように、本発明の第の実施形態によれば、研削、研磨による電鋳物7の厚さ制御性が向上し、厚さが均一な電鋳部品を得ることができる。また、ウエハから部品を一つずつ分離することなく研削、研磨工程を行うことができるため、量産性が良い。
図14は、本願発明の実施例2に係わる電鋳型103を説明する図であり、図14(a)は上面図であり、図14(b)は図14(a)中、線ABで示す位置の断面図であり、図14(c)は図14(a)中、線CDで示す位置の断面図である。電鋳型103は、逆テーパー部3が形成された基板1上に電極5が形成され、電極5の上にレジストパターン6が形成されている。電鋳型103は、本願の実施例1に係わる電鋳型101に比べ、逆テーパー部3が途中で分断された形状となっている。図15は、電鋳型103を複数並べ、電鋳、研削、研磨、電極除去工程を行った後、電鋳部品100を取り出す部品取り出し工程を説明する上面図である。電鋳部品100は、矢印AR3の方向にずらすことによって取り出すことができる。このとき、逆テーパー部3が途中で分断されているため、電鋳部品100の移動量が少なくとも電鋳部品100を取り出すことができる。なお、図17に示す上面図のように、逆テーパー部3の上面投影形状がテーパー形状となっていても良い。この場合、図17中矢印AR1の方向に加えて、矢印AR4の方向に研磨や研削を行うことができる。
図16は、本願発明の実施例3に係わる電鋳型104を説明する図であり、図16(a)は上面図であり、図16(b)は図16(a)中、線ABで示す位置の断面図であり、図16(c)は図16(a)中、線CDで示す位置の断面図である。電鋳型103は、逆テーパー部3が形成された基板1上に電極5が形成され、電極5の上にレジストパターン6が形成されている。電鋳型102は、本願の実施例1に係わる電鋳型101や本願の実施例2に係わる電鋳型102と異なり、逆テーパー部3は、フォトレジストパターン6で覆われる。また、フォトレジスト側壁の角度θ2は、90度以下である。角度θ2は、電鋳部品の浮きを防止するためには90度よりも小さな角度であることが望ましい。また、電鋳時に発生する泡が電鋳物内に取り込まれにくくするために、角度θ2は、70度以上であることが望ましい。フォトレジストパターン6の側壁角度は、露光工程において、露光量を調整したり、露光角度を変更することなどによって調整可能である。
本願発明の実施例3によれば、フォトレジストパターン6が逆テーパー部3によって固定されることで、研削、研磨工程における剪断力に対する抵抗力が増し、フォトレジストパターンおよび電鋳物が電極5から浮きにくくなる。また、電鋳物を形成するキャビティ内に逆テーパー部3を形成する必要が無いため、電鋳部品の形状を自由に形成できる。
実施例1における電鋳型の製造方法を示す図である。 実施例1における電鋳部品の製造方法を示す図である。 実施例1における電鋳部品の製造方法を示す図である。 実施例1における電鋳部品の製造方法を示す図である。 実施例1における電鋳部品の製造方法を示す図である。 実施例1における電鋳部品の製造方法を示す図である。 実施例1における電鋳部品の製造方法を示す図である。 実施例1における電鋳部品の製造方法を示す図である。 実施例1における電鋳部品の製造方法を示す図である。 実施例1における電鋳部品の製造方法を示す図である。 実施例1における電鋳部品の製造方法を示す図である。 実施例1における電鋳部品の製造方法を示す図である。 実施例1における電鋳型を複数配列した電鋳型を説明する図である。 実施例2における電鋳型を説明する図である。 実施例2における電鋳型を複数配列した場合の電鋳部品の製造方法を示す図である。 実施例3における電鋳型を説明する図である。 実施例1における電鋳部品の製造方法を示す図である。
符号の説明
1 基板
2 マスクパターン
3 逆テーパー部
5 電極
6 フォトレジスト
6a フォトレジスパターン
7 電鋳物
9 マスクパターン
10 露光光
21 電鋳槽
22 電鋳液
23 電極
100 電鋳部品
101、102、103、104 電鋳型

Claims (13)

  1. 導電性基板と、
    前記導電性基板上に形成された突起と、
    前記導電性基板上に形成され、前記突起の少なくとも側面の一部を覆うフォトレジストパターンとからなる電鋳型であって、
    前記突起の前記基板表面に水平な断面が、前記基板表面から離れるにしたがって大きくなる逆テーパー部分を有している電鋳型。
  2. 前記フォトレジストパターンの厚さが、前記突起の高さよりも大きい請求項1に記載の電鋳型。
  3. 前記突起が、前記フォトレジストパターンによって完全に覆われた請求項1または2に記載の電鋳型。
  4. 前記突起が、前記導電性基板と同一の材質で形成されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電鋳型。
  5. 前記導電性基板が、前記突起が形成された基板の表面に、導電性の膜を形成したものである請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電鋳型。
  6. 前記突起が前記導電性基板上に複数形成されている請求項1から4のいずれか一項に記載の電鋳型。
  7. 基板に前記基板表面に水平な断面が、前記基板表面から離れるにしたがって大きくなる逆テーパー部分を有する突起を形成する工程と、
    前記基板の前記突起が形成された面にフォトレジストを塗布する工程と、
    前記フォトレジストの上部にマスクパターンを配置して露光する工程と、
    前記フォトレジストのパターンを形成する現像工程とからなる電鋳型の製造方法。
  8. 前記基板の材質がシリコンであり、前記突起を形成する工程がドライエッチングである請求項7に記載の電鋳型の製造方法。
  9. 前記フォトレジストパターンの厚さが、前記突起の高さよりも大きい請求項7または8に記載の電鋳型の製造方法。
  10. 請求項1から6のいずれか一項に記載の電鋳型、あるいは、前記基板として導電性を具備する導電性基板を用いた請求項7から9のいずれか一項に記載の電鋳型の製造方法によって作製された電鋳型を電鋳液に浸す工程と、
    前記導電性基板に電圧を印可する工程と、
    前記導電性基板の前記フォトレジストパターンで覆われていない部分に金属を析出させる工程と、
    前記金属および前記フォトレジストを削る工程とからなる電鋳部品の製造方法。
  11. 前記突起が、レール状に形成され、前記削る工程は、前記金属及び前記フォトレジストをレールの滑り方向に対して略垂直な方向に研削、または、研磨を行うことで実現されることを特徴とする請求項10に記載の電鋳部品の製造方法。
  12. 前記電鋳型として、前記突起が形成された基板の表面に導電性の膜を形成してなる導電性基板を用いた場合に、
    記フォトレジストパターンを除去するフォトレジストパターン除去工程と、
    前記導電性の膜を除去する導電性膜除去工程と、
    前記レール状に形成された前記突起の滑り方向に前記電鋳物をスライドさせて前記電鋳物を取り出す取り出し工程と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項11に記載の電鋳部品の製造方法。
  13. 導電性基板と、
    前記導電性基板上に形成された突起と、
    前記導電性基板上に形成され、前記突起の少なくとも側面の一部を覆うフォトレジストのパターンとからなる電鋳型であって、
    前記突起は、当該突起の前記基板表面に水平な断面が、前記基板表面から離れるにしたがって大きくなる逆テーパー部分を有し、上面投影形状がテーパー形状からなることを特徴とする電鋳型。
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