JP4785056B2 - 充電率推定方法、充電率推定装置及び二次電池電源システム - Google Patents

充電率推定方法、充電率推定装置及び二次電池電源システム Download PDF

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Description

本発明は、負荷に電力を供給する二次電池の充電率を推定する充電率推定方法及び充電率推定装置の技術分野に関するものである。
従来から、自動車等に搭載される鉛蓄電池等の二次電池に関し、残存する充電率を正確に知ることが要請されている。一般に、二次電池においては充電率と開回路電圧との間に相関があるため、開回路電圧を求めることにより充電率を推定することができる。
しかし、二次電池の開回路電圧は充電又は放電を行っていない状態で行う必要がある上に、充電又は放電の終了後に開回路電圧が安定するまでには長い時間を要している。そのため、所定の条件下で二次電池の開回路電圧を短時間内に測定し、この電圧測定値を用いて開回路電圧の時間特性を近似する関数を決定し、決定された関数に基づき開回路電圧の収束値を求める方法が種々提案されている(例えば、特許文献1 〜3)。
上記従来の方法で二次電池の開回路電圧の収束値を求める場合、その精度は近似計算に用いる関数の精度に依存する。例えば、多項式関数や対数関数などの時間特性を持つ関数に基づき開回路電圧の収束値を計算する方法が一般的である。しかし、これらの関数は、二次電池の開回路電圧の時間特性を高い精度で近似することは困難であり、求めた開回路電圧の収束値の誤差が大きくなってしまう。
これに対し特許文献4では、二次電池の開回路電圧の近似計算に4次以上の指数減衰関数を用いており、これにより開回路電圧を高い精度で近似できるようにし、充電率を高精度に推定できるようにしている。
特開平7−98367号 特開2002−234408号 特開2003−75518号 特開2005−43339号
しかしながら、上記従来の二次電池の充電率推定方法では、次のような問題があった。開回路電圧の近似計算に用いる近似式は、開回路電圧の推定値の精度を高めるために調整パラメータを有しており、所定の条件下で二次電池の開回路電圧を測定して取得した電圧測定値を用いてこの調整パラメータを最適に決定していた。
しかし、二次電池の開回路電圧の近似計算に4次以上の指数減衰関数のような複雑な非線形関数を用いる場合には、電圧測定値を用いて調整パラメータを最適化する際、最小二乗法の最適解をガウス-ニュートン法やレーベンベルグ-マルカート法のような逐次演算を解くか、カルマン-フィルタ演算のようなフィルタリング演算を行なう必要があり、何れの場合でも調整パラメータの初期値を設定する必要があり、その初期値によっては、計算が発散して調整パラメータの最適解値が得られない可能性や、得られたとしても非常に長い時間がかかってしまうといった問題があった。
そこで、本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、二次電池の開回路電圧を高精度で近似できる近似式の調整パラメータの最適値を短時間でかつ安定的に決定して充電率を推定することができる充電率推定方法、充電率推定装置及び二次電池電源システムを提供することを目的とする。
この発明の充電率推定方法の第1の態様は、充放電終了後の二次電池の開回路電圧(OCV;Open Circuit Voltage)の時間変化を、調整パラメータを有する電圧特性式で近似し、前記電圧特性式から前記二次電池安定時の開回路電圧を算出して前記二次電池の充電率を推定する充電率推定方法であって、前記二次電池の充放電終了後の所定のデータ取得期間に、前記二次電池の電圧測定値を複数個取得し、前記データ取得期間における前記電圧測定値の変化量に依存する所定の関係式及び事前に設定された所定の算出方法で前記調整パラメータの初期値を設定し、前記調整パラメータを前記初期値から漸次修正しながら前記電圧特性式で算出した前記開回路電圧と前記電圧測定値との誤差が最小となるときの前記調整パラメータの最適値を推定することを特徴とする。
この発明の充電率推定方法の他の態様は、前記調整パラメータをAi(i=1〜n)、Bi(i=1〜n)及びVcとし、nを4以上の整数としたとき、前記電圧特定式が、
[数9]
V(t)=A1・exp(B1・t))+A2・exp(B2・t)+・・・
+An・exp(Bn・t)+Vc
で表され、前記データ取得期間初期の前記電圧測定値をVa、前記データ取得期間終了直前の前記電圧測定値をVbとしたとき、事前に設定された定数α及びCi(i=1〜n)を用いて
[数10]
(C1+C2+・・・+Cn)・β=(Va−Vb)・α
を満たすようパラメータβを決定し、
[数11]
Ai0=Ci・β (i=1〜n)
で算出されるAi0を前記調整パラメータAiの前記初期値とし、
[数12]
Vc0=Va−(Va−Vb)・α
で算出されるVc0を前記調整パラメータVcの前記初期値とすることを特徴とする。
この発明の充電率推定方法の他の態様は、前記調整パラメータBi(i=1〜n)の初期値が、事前に設定された定数であることを特徴とする。
この発明の充電率推定方法の他の態様は、前記調整パラメータBi(i=1〜n)の初期値を前記二次電池の温度から算出する温度関数が事前に設定され、前記データ取得期間に前記温度を測定して温度測定値を取得し、前記温度測定値を前記温度関数に代入して前記調整パラメータBi(i=1〜n)の初期値を決定することを特徴とする。
この発明の充電率推定方法の他の態様は、前記Va又は前記Vbの少なくともいずれか一方が、2以上の前記電圧測定値を平均して算出した平均値であることを特徴とする。
この発明の充電率推定方法の他の態様は、前記二次電池安定時の前記開回路電圧が、前記調整パラメータの前記最適値を決定したときのVcで与えられることを特徴とする。
この発明の充電率推定方法の他の態様は、充放電終了後の前記二次電池が実質的に安定するまでの所要時間を予め定め、前記調整パラメータの前記最適値を用いた前記電圧特性式に前記所要時間を代入して算出した開回路電圧を前記二次電池安定時の開回路電圧に用いることを特徴とする。
この発明の充電率推定装置の第1の態様は、二次電池の充電率を推定する充電率推定装置であって、前記二次電池の電圧を測定する電圧センサと、調整パラメータを有する電圧特性式を用いて前記充電率を推定するための演算を実行制御する制御部と、前記電圧センサで測定された電圧測定値と、前記制御部による前記演算に用いられるデータとを記憶する記憶部と、を備え、前記制御部が、前記二次電池の充放電終了後の所定のデータ取得期間に、前記電圧センサから前記二次電池の電圧測定値を複数個取得し、前記データ取得期間における前記電圧測定値の変化量に依存する所定の関係式及び事前に設定された所定の算出方法で前記調整パラメータの初期値を設定し、前記調整パラメータを前記初期値から漸次修正しながら前記電圧特性式で算出した前記開回路電圧と前記電圧測定値との誤差が最小となるときの前記調整パラメータの最適値を推定し、前記調整パラメータの最適値を用いた前記電圧特性式から前記二次電池安定時の前記開回路電圧を算出して前記充電率を推定することを特徴とする。
この発明の充電率推定装置の第2の態様は、前記制御部が、前記調整パラメータをAi、Bi(i=1〜n)及びVcとし、nを4以上の整数としたとき、次式
[数13]
V(t)=A1・exp(B1・t))+A2・exp(B2・t)+・・・
+An・exp(Bn・t)+Vc
を前記電圧特定式として用い、前記データ取得期間初期の前記電圧測定値をVa、前記データ取得期間終了直前の前記電圧測定値をVbとしたとき、事前に設定された定数α及びCi(i=1〜n)を用いて
[数14]
(C1+C2+・・・+Cn)・β=(Va−Vb)・α
を満たすようパラメータβを決定し、
[数15]
Ai0=Ci・β (i=1〜n)
で算出されるAi0を前記調整パラメータAiの前記初期値とし、
[数16]
Vc0=Va−(Va−Vb)・α
で算出されるVc0を前記調整パラメータVcの前記初期値として用いていることを特徴とする。
この発明の二次電池電源システムの第1の態様は、第1の態様又は第2の態様に記載の充電率推定装置を備えることを特徴する。
本発明によれば、二次電池の開回路電圧の時間変化を、調整パラメータを有する電圧特性式で近似し、該調整パラメータの初期値を好適に設定するようにしたことにより、該調整パラメータの最適値を短時間でかつ安定的に決定することが可能となる。そして、最適化された調整パラメータを用いて二次電池安定時の開回路電圧を高精度で推定でき、これにより充電率を高精度に推定することができる充電率推定方法、充電率推定装置及び二次電池電源システムを提供することが可能となる。
図面を参照して本発明の好ましい実施の形態における充電率推定方法、充電率推定装置及び二次電池電源システムの構成について詳細に説明する。なお、同一機能を有する各構成部については、図示及び説明簡略化のため、同一符号を付して示す。以下では、自動車等の車両に搭載される二次電池に対して本発明を適用する場合を説明する。
本発明の実施の形態に係る二次電池電源システムを、図2を用いて説明する。図2は、本実施形態に係る二次電池電源システム100の概略構成を示すブロック図である。二次電池電源システム100は、二次電池110と、二次電池110の電圧を測定する電圧センサ120と、電圧センサ120から電圧測定値を入力して二次電池110を制御している制御部130と、制御部130で行われる制御に用いられるデータ等を記憶する記憶部140と、制御部130からの制御指令に基づいて二次電池110を充電するための充電回路150とを備えている。
上記のように構成された二次電池電源システム100には、モータ等の負荷10が接続されており、二次電池110から負荷10に電力が供給される構成となっている。自動車等の車両の場合には、二次電池110として例えば鉛蓄電池が用いられている。
制御部130は、演算処理を行うCPU等で構成されており、二次電池電源システム100の全体の動作を制御するとともに、所定のタイミングで後述の充電率推定のための演算処理を実行している。制御部130に接続された記憶140は、制御プログラム等の各種プログラムを事前に記憶させておくためのROMや、制御部130の処理に用いられる各種データを記憶させるためのRAM等を備えている。
本発明の充電率推定装置は、少なくとも後述の充電率推定のための演算処理を実行する制御部と、記憶部140及び電圧センサ120とで構成することができる。図2に示す実施形態では、充電率推定の演算処理を行う制御部を、二次電池電源システム100の全体の動作を制御している制御部130に含める構成としている。
次に、本実施形態に係る二次電池電源システム100で用いられる二次電池110の充電率推定方法について説明する。一般に、二次電池の充電率は、二次電池が安定しているときの開回路電圧と強い相関関係があることから、安定時の開回路電圧が求まるとこれから二次電池の充電率を推定することが可能となる。
しかし、特に車両に搭載された二次電池では、充放電が頻繁に繰り返されているため、電圧が安定していないのが通常の状態である。充放電が行われると二次電池の内部で分極が発生し、これが充放電終了後に徐々に解消されていく。この分極が解消されて二次電池が安定するまでに、通常十数時間から数日という極めて長い時間を要する。そのため、二次電池が十分に安定する前に再び充放電されることが多く、二次電池の安定時の開回路電圧を測定するのが極めて困難であった。
本実施形態では、制御部130において開回路電圧の時間的な変動を高い精度で近似できる電圧特性式を用いることで、二次電池110の安定時の開回路電圧を高精度で推定できるようにしている。電圧特性式として、4次以上の指数減衰関数を含む近似式を用いることで、開回路電圧の時間変動を高精度に推定することができる。本実施形態では、一実施例として下記の4次の指数減衰関数を含む近似式を用いている。
[数17]
V(t)=A1・exp(B1・t))+A2・exp(B2・t)+
A3・exp(B3・t))+A4・exp(B4・t)+Vc (式1)
上記(式1)において、A1〜A4、B1〜B4(以下ではそれぞれをAi、Biと示す)、及びVcは、V(t)が開回路電圧を高精度に推定できるよう調整するための調整パラメータ(フィッティングパラメータ)である。これらの調整パラメータは、所定の時刻tにおける電圧測定値とV(t)との誤差が最小となるように調整される。
二次電池110の充放電終了後の開回路電圧の時間変動の一実施例として、二次電池110を充電した後60分間にわたる開回路電圧の時間変動を測定した例を図3に示す。同図では、充電終了後10分間の電圧測定値を●印で示し、それ以降の電圧測定値を○印で示している。
充電終了後10分間の電圧測定値(●印)を、(式1)に示す4次の指数減衰関数を有する電圧特性式でフィッティングしたときと、対数関数を用いてフィッティングしたときの結果を図3に併せて示している。それぞれを最適にフィッティングした結果は、下記の通りである。
[数18]
V(t)=1.80933exp(-t/4.65331)+0.2895exp(-t/0.41691)
−0.90055exp(-t/4.65129)+0.9exp(-t/0.004)+13.35703 (式2)
V(t)=-0.2517ln(t)+14.072 (式3)
上記のフィッティング式と充電終了後10分経過以降の電圧測定値(○印)とを比較すると明らかなように、対数関数を用いてフィッティングした(式3)では時間の経過とともに誤差が大きくなっていくのに対し、4次の指数減衰関数を有する電圧特性式でフィッティングした(式2)の場合には、充電終了後10分経過以降も電圧測定値と極めてよい一致を示しており、開回路電圧の時間変動を高精度に推定できていることがわかる。
上記のように、(式1)に示す4次の指数減衰関数を有する電圧特性式を用いて二次電池110の開回路電圧を高精度に推定できるようにするためには、充放電終了後に二次電池110の開回路電圧を所定のデータ取得期間測定し、この電圧測定値を用いて(式1)を最適にフィッティングする必要がある。また、制御部130で充電率を推定して制御等に直ちに利用できるよう、上記フィッティングを計算が発散しないように、また短時間で行えるようにする必要がある。
(式1)の電圧特性式を電圧測定値に短時間で高精度にフィッティングさせるためには、(式1)に用いられている調整パラメータの初期値を適切に選択して用いることが重要である。中でも、調整パラメータA1〜A4及びVcは、二次電池110の充電状態や劣化度等によって変化することから、調整パラメータA1〜A4及びVcの初期値を適切に設定することが、フィッティングを高速にかつ安定的に行う上で効果が大きい。以下では、本実施形態で用いる充電率推定方法において、調整パラメータの初期値を好適に設定している方法を、図4を用いて説明する。
図4は、(式1)の調整パラメータの初期値を設定する方法を説明するための二次電池110の開回路電圧の変化の例を示す図である。同図において、○印は電圧センサ120から取得した電圧測定値21を示しており、二次電池110の充放電終了後のデータ取得期間に取得されたものである。データ取得期間初期の電圧をVa、データ取得期間終了直前の電圧をVbとし、その間の電圧変化をΔVとしたとき、ΔVは次式のように表わされる。
[数19]
ΔV=Va−Vb (式4)
なお、Vaは、データ取得期間初期の複数の電圧測定値を平均したものであってもよく、例えば図4に示す21aの電圧測定値を平均してVaとしてよい。同様に、Vbは、データ取得期間終了直前の複数の電圧測定値を平均したものであってもよく、例えば図4に示す21bの電圧測定値を平均してVbとしてよい。
上記のΔVを用いて、(式1)における定数項Vcの初期値(Vc0とする)を次式用いて設定している。
[数20]
Vc0=Va−α・ΔV (式5)
ここで、αは事前に実験等を行って設定した定数である。二次電池110が安定状態にあるときの開回路電圧は、(式1)において時間tに依存する指数減衰関数が0となったときのVcに一致する。よって、(式5)は、安定時の開回路電圧の初期値を設定する式となる。
また、調整パラメータA1〜A4に対しては、それぞれの初期値の基準となる値(以下では基準値という)を事前に決定して記憶部140に記憶させている。すなわち、Ai(i=1〜n)の初期値をAi0とし、上記の基準値をCiとしたとき、
[数21]
Ai0=Ci・β (式6)
によりAiの初期値Ai0を決定するようにしている。基準値をCiは、調整パラメータAiの初期値としてその比例関係を事前に決めておくようにしたものである。
以下では、(式6)の係数βを決定する方法を説明する。(式1)において、時間t=0としたとき次式が成り立つ。
[数22]
V(0)=A1+A2+A3+A4+Vc (式7)
ここで、V(o)はデータ取得開始時の開回路電圧であるから、
[数23]
V(0)=Va (式8)
となる。
(式7)において、Ai及びVcとしてそれぞれの初期値を用い、さらに(式5)及び(式8)を用いることで、
[数24]
Va=A10+A20+A30+A40+Vc0
=A10+A20+A30+A40+(Va−α・ΔV) (式9)
となる。上式より、
[数25]
A10+A20+A30+A40=α・ΔV (式10)
が成り立つ。
さらに、(式6)と(式10)とから
[数26]
(C1+C2+C3+C4)・β=α・ΔV (式11)
となり、これから係数βは次式で決定される。
[数27]
β=α・ΔV/(C1+C2+C3+C4) (式12)
(式12)において、ΔVは電圧測定値から算出され、α及びCiは事前に決定されて記憶部140に記憶されているデータである。よって、(式12)よりβが決定され、(式6)よりAiの初期値Ai0が設定される。
調整パラメータAiの初期値Ai0及びVcの初期値Vc0が上記のようにして決定されるのに対し、別の調整パラメータであるBi(i=1〜n)は、初期値を事前に決定して記憶部140に記憶させておき、これを読み込んで用いることができる。
次に、本実施形態の制御部130において実行される二次電池110の充電率推定方法について、その処理の流れを図1に示す流れ図を用いて説明する。図1に示す演算処理は、主に制御部130が記憶部140に保持される制御プログラムに基づいて実行する処理であり、二次電池電源システム100における二次電池110の充放電終了後に所定のタイミングで実行開始される。
制御部130において、充放電終了後の所定のタイミングで充電率の推定処理が要求されると、まずステップS101において、演算処理に必要なパラメータの設定が行われる。演算処理に必要なパラメータとしては、電圧センサ120から電圧測定値を取得する際のサンプリング間隔ΔTs、サンプル取得数Ns、及び(式1)の電圧特性式の調整パラメータの初期値を設定するための初期化パラメータがある。サンプリング間隔ΔTs及びサンプル取得数Nsは、事前に決定された値を用いればよく、例えばΔTs=10(秒)、Ns=60(個)等の値を用いることができる。
また、初期化パラメータとしては、(式5)で用いたパラメータα、(式6)で用いた基準値Ci、及び調整パラメータBiの初期値Bi0がある。パラメータαは、実験等によって最適な値を事前に決定して用いることができる。基準値Ciについても、調整パラメータA1〜A4の相互の最適な比例関係を事前に評価し、この比例関係に対応した値をCiとすることができる。同様にして調整パラメータBiの初期値Bi0も、事前に好適な値を決定しておくことができる。これらは、事前に記憶部140に記憶させておく。
ステップS102では、上記のサンプリング間隔ΔTsでサンプル取得数Nsに達するまで電圧センサ120から電圧測定値を取得する。取得した電圧測定値を、ここではVm(j)(j=1〜Ns)とし、これを記憶部140に順次記憶させていく。
ステップS103では、ステップS102におけるデータ取得開始初期の電圧測定値Vaと終了直前の電圧測定値Vbとを算出する。Vaとして取得開始後最初の電圧測定値Vm(1)を設定することができる。あるいは、取得開始初期の複数個(Maとする)の電圧測定値Vm(j)(j=1、Ma)の平均値をVaとしてもよい。同様にして、VbとしてVm(Ns)を設定することができる。あるいは、取得終了直前の複数個の電圧測定値の平均値をVbとしてもよい。
ステップS104では、データ取得期間における電圧低下量ΔVを(式4)に基づいて算出する。また、ステップS105では、ステップS104で算出したΔVと記憶部140から入力したCiとから、(式12)に基づいて係数βを算出する。
ステップS106では、ステップS105で算出した係数βを用いて(式6)に基づいて調整パラメータAiの初期値Ai0を、また(式5)に基づいて調整パラメータVcの初期値Vc0を、それぞれ算出する。以上で決定された調整パラメータの初期値Ai0とVC0、及び記憶部140から読み込んだBi0を用いて、次のステップS107の調整パラメータの最適化に進む。本実施例では最小二乗法による最適化を前提に述べるが、カルマン-フィルタ演算等を用いても全く問題ない。
ステップS107では、(式1)の電圧特性式とステップS102で電圧センサ120から取得した電圧測定値Vm(j)とで表される次式の誤差分散が最小となるよう、調整パラメータをステップS106で求めた初期値から逐次更新していく。
[数28]
S=Σ[V(j)−Vm(j)] (式13)
ステップS108では、ステップS107の最小二乗法によって求まった調整パラメータの最適値をAi、Bi、Vcとし、これを記憶部140に記憶させ、後に電圧特性式(式1)を算出する際にこれを用いる。
最後のステップS109では、最適化された調整パラメータVcを用いて、二次電池110の充電率を推定する。電圧特性式(式1)を用いて安定時の開回路電圧Voを算出する場合、(式1)においてtを大きくすると指数減衰項は0に収束することから、安定時の開回路電圧Voは(式1)の定数項Vcに等しくなる。このように、二次電池110の電圧特性式として(式1)を用いた場合には、安定時の開回路電圧Voが(式1)の定数項Vcから直ちに知ることができる。
また別の方法として、最適化された調整パラメータを代入した電圧特性式(式1)に予め定めた所定の電池電圧の安定所要時間を代入することによって安定時の開回路電圧Voを求めることもできる。
以上説明したように、電圧特性式(式1)が二次電池110の開回路電圧の変化を高精度に推定できることから、上記で推定された充電率の信頼性が高く、これをユーザへのアラーム出力や負荷制御等に利用することが可能となる。
本発明の別の実施形態に係る二次電池電源システムの概略構成を図5に示す。図5に示す本実施形態の二次電池電源システム200では、二次電池110の温度を測定するための温度センサ210を追加しており、温度センサ210で測定した電池温度を制御部130に取り込むように構成している。
調整パラメータBi(i=1〜n)の初期値は、第1の実施形態では固定値として記憶部140に事前に記憶させたものを用いていた。しかしながら、調整パラメータBiを二次電池110の温度によって変更させるようにすることで、開回路電圧をより高精度に推定することが可能となる。従って、調整パラメータBiの初期値についても、これを二次電池110の温度に依存して決定するようにすることで、最小二乗法による調整パラメータの最適化をさらに高速化させることが可能となる。
本実施形態では、調整パラメータBiの初期値Bi0を二次電池110の温度から算出する温度関数を事前に決定して記憶部140に記憶させておく。そして、温度センサ210から取得した測定温度をもとに、上記の温度関数から調整パラメータBiの初期値Bi0を算出する。
本実施形態において調整パラメータBiの初期値Bi0を二次電池110の温度から算出するようにする場合には、図1に示す制御部130での処理の流れが下記のように変更される。まず、ステップS101では、初期値Bi0に代えて上記の温度関数を記憶部140から入力する。
また、ステップS102では、電圧測定値の取得に加えて、温度センサ210から二次電池110の温度測定値を取得する。さらに、ステップS106では、Ai0、Vc0の算出に加えて、上記の温度関数にステップS102で取得した温度測定値を代入することで、初期値Bi0を算出する。上記の温度関数に代入する温度測定値として、温度センサ210から取得した全ての温度測定値を平均して用いてもよいし、いずれか1つを選択して用いてもよい。
上記のように、本実施形態では調整パラメータBiの初期値を二次電池110の温度測定値から算出して用いるようにしていることから、初期値の調整パラメータを用いた電圧特性式(式1)は、電圧測定値により近い開回路電圧を算出するようになる。よって、本実施形態の初期値を用いることで、最小二乗法をさらに高速に収束させて調整パラメータの最適値を決定することが可能となる。
上記実施形態では、電圧特性式(式1)が指数減衰関数を4項含む例を用いて説明したが、4項に限らずそれ以上の指数減衰関数を含むようにしてもよい。また、二次電池の充放電終了後に行う電圧測定値等の取得個数やサンプリング間隔等についても、二次電池の特性や劣化度等に合わせて適宜変更することができる。さらに、事前に設定された定数であるαやCiについても、二次電池の種類や温度、劣化度等によって選択あるいは算出するようにしてもよい。
なお、本実施形態では、車両に搭載される車両用二次電池の充電率を推定する構成を備えた二次電池電源システムについて説明したが、本発明は車両用途の二次電池に限られることなく、一般的な二次電池を搭載した各種装置に対して広く適用することができる。
本発明の二次電池の充電率推定方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の1実施形態に係る二次電池電源システムの概略構成を示すブロック図である。 二次電池の充電後60分間にわたる開回路電圧の時間変動を測定した例を示す図である。 調整パラメータの初期値を設定する方法を説明するための二次電池の開回路電圧の変化の例を示す図である。 本発明の別の実施形態に係る二次電池電源システムの概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
10・・・負荷
100、200・・・二次電池電源システム
110・・・二次電池
120・・・電圧センサ
130・・・制御部
140・・・記憶部
150・・・充電回路
210・・・温度センサ

Claims (10)

  1. 充放電終了後の二次電池の開回路電圧(OCV;Open Circuit Voltage)の時間変化を、調整パラメータを有する電圧特性式で近似し、前記電圧特性式から前記二次電池安定時の開回路電圧を算出して前記二次電池の充電率を推定する充電率推定方法であって、
    前記二次電池の充放電終了後の所定のデータ取得期間に、前記二次電池の電圧測定値を複数個取得し、
    前記データ取得期間における前記電圧測定値の変化量に依存する所定の関係式及び事前に設定された所定の算出方法で前記調整パラメータの初期値を設定し、
    前記調整パラメータを前記初期値から漸次修正しながら前記電圧特性式で算出した前記開回路電圧と前記電圧測定値との誤差が最小となるときの前記調整パラメータの最適値を推定する
    ことを特徴とする充電率推定方法。
  2. 前記調整パラメータをAi(i=1〜n)、Bi(i=1〜n)及びVcとし、nを4以上の整数としたとき、前記電圧特定式は時間をtとして、
    [数1]
    V(t)=A1・exp(B1・t))+A2・exp(B2・t)+・・・
    +An・exp(Bn・t)+Vc
    で表され、
    前記データ取得期間初期の前記電圧測定値をVa、前記データ取得期間終了直前の前記電圧測定値をVbとしたとき、事前に設定された定数α及びCi(i=1〜n)を用いて
    [数2]
    (C1+C2+・・・+Cn)・β=(Va−Vb)・α
    を満たすようパラメータβを決定し、
    [数3]
    Ai0=Ci・β (i=1〜n)
    で算出されるAi0を前記調整パラメータAiの前記初期値とし、
    [数4]
    Vc0=Va−(Va−Vb)・α
    で算出されるVc0を前記調整パラメータVcの前記初期値とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の充電率推定方法。
  3. 前記調整パラメータBi(i=1〜n)の初期値は、事前に設定された定数である
    ことを特徴とする請求項2に記載の充電率推定方法。
  4. 前記調整パラメータBi(i=1〜n)の初期値を前記二次電池の温度から算出する温度関数が事前に設定され、
    前記データ取得期間に前記温度を測定して温度測定値を取得し、
    前記温度測定値を前記温度関数に代入して前記調整パラメータBi(i=1〜n)の初期値を決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の充電率推定方法。
  5. 前記Va又は前記Vbの少なくともいずれか一方は、2以上の前記電圧測定値を平均して算出した平均値である
    ことを特徴とする請求項2に記載の充電率推定方法。
  6. 前記二次電池安定時の前記開回路電圧は、前記調整パラメータの前記最適値を決定したときのVcで与えられる
    ことを特徴とする請求項2に記載の充電率推定方法。
  7. 充放電終了後の前記二次電池が実質的に安定するまでの所要時間を予め定め、前記調整パラメータの前記最適値を用いた前記電圧特性式に前記所要時間を代入して算出した開回路電圧を前記二次電池安定時の開回路電圧に用いる
    ことを特徴とする請求項2に記載の充電率推定方法。
  8. 二次電池の充電率を推定する充電率推定装置であって、
    前記二次電池の電圧を測定する電圧センサと、
    調整パラメータを有する電圧特性式を用いて前記充電率を推定するための演算を実行制御する制御部と、
    前記電圧センサで測定された電圧測定値と、前記制御部による前記演算に用いられるデータとを記憶する記憶部と、を備え、
    前記制御部は、前記二次電池の充放電終了後の所定のデータ取得期間に、前記電圧センサから前記二次電池の電圧測定値を複数個取得し、前記データ取得期間における前記電圧測定値の変化量に依存する所定の関係式及び事前に設定された所定の算出方法で前記調整パラメータの初期値を設定し、前記調整パラメータを前記初期値から漸次修正しながら前記電圧特性式で算出した前記開回路電圧と前記電圧測定値との誤差が最小となるときの前記調整パラメータの最適値を推定し、前記調整パラメータの最適値を用いた前記電圧特性式から前記二次電池安定時の前記開回路電圧を算出して前記充電率を推定する
    ことを特徴とする充電率推定装置。
  9. 前記制御部は、前記調整パラメータをAi、Bi(i=1〜n)及びVcとし、nを4
    以上の整数としたとき、次式
    [数5]
    V(t)=A1・exp(B1・t))+A2・exp(B2・t)+・・・
    +An・exp(Bn・t)+Vc
    を前記電圧特定式として用い、前記データ取得期間初期の前記電圧測定値をVa、前記データ取得期間終了直前の前記電圧測定値をVbとしたとき、事前に設定された定数α及びCi(i=1〜n)を用いて
    [数6]
    (C1+C2+・・・+Cn)・β=(Va−Vb)・α
    を満たすようパラメータβを決定し、
    [数7]
    Ai0=Ci・β (i=1〜n)
    で算出されるAi0を前記調整パラメータAiの前記初期値とし、
    [数8]
    Vc0=Va−(Va−Vb)・α
    で算出されるVc0を前記調整パラメータVcの前記初期値として用いている
    ことを特徴とする請求項8に記載の充電率推定装置。
  10. 請求項8又は請求項9に記載の充電率推定装置を備える
    ことを特徴する二次電池電源システム。
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