JP4865523B2 - バッテリ充電率推定方法、バッテリ充電率推定装置及びバッテリ電源システム - Google Patents

バッテリ充電率推定方法、バッテリ充電率推定装置及びバッテリ電源システム Download PDF

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Description

本発明は、バッテリの起動時の充電率である充電率初期値を推定するバッテリ充電率推定方法等の技術分野に関するものである。
近年電子機器における携帯化、自動車におけるハイブリッド化、アイドルストップ化等により、搭載されるバッテリ電源の充電率あるいは残容量を正確に推定することが益々強く要求されるようになりつつある。この充電率あるいは残容量を推定する方法として、バッテリから充放電される電力量を追跡計算していく方法がある。すなわち、バッテリの初期の充電量に対し、充電された電力量を加算していく一方、放電された電力量を減算していく方法である。
前記方法ではまず別の方法で充電率の初期値を求め、その後充放電電流が流れ始めた後に充放電電流を測定し充電率の変化を補正計算いくこととなる。
この充電率の初期値を求める最も一般的な方法として、バッテリの安定開回路電圧(OCV)に基づいて推定する方法がある。これは、バッテリの安定開回路電圧と充電率との間に所定の相関があることを用いたものであり、安定開回路電圧をまず求め、これから所定の相関式等を用いて充電率を算出するようにした方法である。
安定開回路電圧は、バッテリからの充放電がなく、かつバッテリの状態が安定しているときの端子間電圧であるが、バッテリは通常、頻繁に充放電電流が流されているため安定した状態はほとんど実現されず、そのため安定開回路電圧を測定することはほとんど期待できない。
バッテリから充放電されるとバッテリの内部では分極が発生すが、この分極が解消して安定するまでに、通常十数時間から数日といった極めて長時間を要している。そのため、充放電が行われていない期間でも、バッテリ電圧には分極電圧が重畳されていることが多く、バッテリ電圧が安定開回路電圧に一致している状態はほとんど期待できない。
そこで、このような分極を受けた後のバッテリ電圧が安定開回路電圧へ収束していく時間変化を適当な時間関数を用いて近似し、この近似式から安定開回路電圧を推定する方法が、例えば特許文献1等に開示されている。特許文献1では、開回路電圧の時間変化を、次式のような指数関数を用いて表現している。
[数1]
V(t)=A1・exp(B1/t)+A2・exp(B2・t)
+・・・+V0 (式1)
ここで、V(t)が 時間tに対するバッテリの電圧変化を表わしており、係数Ai、Bi、V0は、電圧測定値で学習させるフィッティングパラメータである。この係数を充放電停止後の比較的短時間に測定した電圧測定値を用いて学習させている。このようなバッテリの開回路電圧を記述する時間関数を用いることで、長時間経過後の安定開回路電圧を予測する技術が提案されている。
特開2005−43339号
しかしながら、上記従来のバッテリの充電率を推定する方法では、以下のような問題があった。バッテリから充放電される電力量を追跡計算していく方法では、まずこの方法を適用する前段階として正確に充電率の初期値を求める必要がある。もし充電率初期値に大きな誤差を有していた場合、その後の変化分をいかに正確に予測できたとしても充電率全体としては大きな誤差を含むものになってしまう。
特に起動初期にバッテリ電圧を安定開回路電圧とみなして安定開回路電圧と充電率の相関を基に充電率初期値を決定する方法では、前回起動時の充放電による分極が十分に解消する休止時間を経た後であれば精度良く充電率初期値を推定できるが、前記の通りその休止時間は数十時間におよび、数時間以下の短期間休止で再度起動するような場合は大きな予測誤差をもたらしてしまう。
前回起動時の電流累算による計算結果の最終値をそのまま次回起動時の初期値として用いる場合には、一度発生した誤差をリセットすることが非常に困難であるばかりか、長期間休止したときの自己放電にも対応できない。
また、休止後のバッテリ電圧を所定の期間測定し、分極が解消する挙動を時間関数を用いて表現し、この関数から安定開回路電圧を予測し、この安定開回路電圧から次回の充電率初期値を推定する方法では、前記の方法と比べて比較的問題は少ないが、例えば所定のバッテリ電圧測定期間に再度起動されるような場合には計算が実行できず、初期値が不定となってしまう。また長期間休止したときの自己放電にも対応しきれない。また計算誤差の存在も無視できない場合も考えられる。
そこで、本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、どのようなバッテリの充放電状態に対しても、安定して高い精度で充電率初期値を推定できるバッテリ充電率推定方法、バッテリ充電率推定装置及びバッテリ電源システムを提供することを目的とする。
この発明のバッテリ充電率推定方法の第1の態様は、バッテリを備える電源システムの起動時の充電率を充電率初期値として、第1の重み係数と第2の重み係数と第3の重み係数とを用いて推定するバッテリ充電率推定方法であって、前記電源システムの停止時点において、前記電源システムが前回起動したときに推定された前記充電率初期値に稼働中の前記バッテリの電流測定値から算出した充放電量累算値を用いて順次更新した前記充電率の最後の値を第2の充電率初期値に設定し、前記電源システムの停止から所定時間経過した時点において、前記所定時間の期間に測定された前記バッテリの電圧から安定開回路電圧を予測計算して安定開回路電圧と充電率との相関から前記充電率を算出して第3の充電率初期値に設定し、前記電源システムの起動時点において、前記バッテリの電圧を測定し、前記測定された電圧を前記安定開回路電圧とみなして前記安定開回路電圧と充電率との相関から前記充電率を算出して第1の充電率初期値に設定し、前記電源システムが最後に停止してから前記起動時点までの経過時間が第1の停止時間以下のときは前記第3の重み係数を0として前記第2の重み係数を前記経過時間に応じて略1から逓減させた値とする一方前記第1の重み係数を前記経過時間に応じて略0から逓増させた値とし、前記経過時間が前記第1の停止時間より長く第2の停止時間以下のときは前記第2の重み係数を小さくする一方前記第3の重み係数を大きくした後前記経過時間に応じて逓減させた値とするとともに前記第1の重み係数を前記経過時間に応じて逓増させた値とし、さらに前記経過時間が前記第2の停止時間より長いときは前記第1の重み係数を1にするとともに前記第2の重み係数及び前記第3の重み係数を0に設定し、前記充電率初期値を、前記第1の充電率初期値と前記第2の充電率初期値と前記第3の充電率初期値のそれぞれに前記第1の重み係数と前記第2の重み係数と前記第3の重み係数をそれぞれ乗じたものを加算して算出することを特徴とする。
この発明のバッテリ充電率推定装置の第1の態様は、バッテリの起動時の充電率である充電率初期値を、第1の重み係数と第2の重み係数と第3の重み係数とを用いて推定するバッテリ充電率推定装置であって、前記バッテリの電圧を測定する電圧センサと、前記バッテリの電流を測定する電流センサと、前記充電率初期値を推定するための演算を実行制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記バッテリの停止時点において、前記バッテリが前回起動したときに推定された前記充電率初期値に稼働中の前記バッテリの電流測定値から算出した充放電量累算値を用いて順次更新した前記充電率の最後の値を第2の充電率初期値に設定し、前記バッテリの停止から所定時間経過した時点において、前記所定時間の期間に測定された前記バッテリの電圧から安定開回路電圧を予測計算して安定開回路電圧と充電率との相関から前記充電率を算出して第3の充電率初期値に設定し、前記バッテリの起動時点において、前記バッテリの電圧を測定し、前記測定された電圧を前記安定開回路電圧とみなして前記安定開回路電圧と充電率との相関から前記充電率を算出して第1の充電率初期値に設定し、前記バッテリが最後に停止してから前記起動時点までの経過時間が第1の停止時間以下のときは前記第3の重み係数を0として前記第2の重み係数を前記経過時間に応じて略1から逓減させた値とする一方前記第1の重み係数を前記経過時間に応じて略0から逓増させた値とし、前記経過時間が前記第1の停止時間より長く第2の停止時間以下のときは前記第2の重み係数を小さくする一方前記第3の重み係数を大きくした後前記経過時間に応じて逓減させた値とするとともに前記第1の重み係数を前記経過時間に応じて逓増させた値とし、さらに前記経過時間が前記第2の停止時間より長いときは前記第1の重み係数を1にするとともに前記第2の重み係数及び前記第3の重み係数を0に設定し、前記充電率初期値を、前記第1の充電率初期値と前記第2の充電率初期値と前記第3の充電率初期値のそれぞれに前記第1の重み係数と前記第2の重み係数と前記第3の重み係数をそれぞれ乗じたものを加算して算出することを特徴とする。
この発明のバッテリ電源システムの第1の態様は、上記いずれかの態様のバッテリ充電率推定装置と、前記バッテリとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、バッテリの充放電停止期間の長さに応じて、好適な充電率初期値の推定方法を選択して用いることにより、バッテリ電源システムがどのような休止時間から再起動されても安定して高精度に充電率初期値を推定できるバッテリ充電率推定方法等を提供することが可能となる。
図面を参照して本発明の好ましい実施の形態におけるバッテリ充電率推定方法、バッテリ充電率推定装置及びバッテリ電源システムの構成について詳細に説明する。なお、同一機能を有する各構成部については、図示及び説明簡略化のため、同一符号を付して示す。
本発明のバッテリ充電率推定方法は、バッテリの充電率初期値を推定する3種類の基本的な方法を組み合わせることで、バッテリ電源システムがどのような起動/休止動作を行なっても安定して高精度のバッテリの充電率初期値を推定可能な方法を提供するものである。
図2 は、本発明の実施の形態に係るバッテリ充電率推定装置及びバッテリ電源システムの概略の構成を示すブロック図である。本実施形態のバッテリ電源システム100は、バッテリ110 と、充電回路120と、本実施形態のバッテリ充電率推定装置200とを含んで構成されており、バッテリ110には負荷10が接続されている。
また、バッテリ充電率推定装置200は、制御部210と、記憶部220と電圧センサ230と電流センサ240とから構成されるものとしている。制御部210は、本発明のバッテリ充電率推定方法の一実施形態を用いて充電率を推定するための演算を実行制御するものであり、さらにバッテリ電源システム100全体の動作を制御するように構成することも可能である。図2では、制御部210が充電回路120を制御してバッテリ110の充電を行わせる構成としている。
電圧センサ230及び電流センサ240は、それぞれバッテリ110の端子間電圧及び電流を測定しており、検出された電圧測定値及び電流測定値を制御部210に送出している。記憶部220は、制御部210で処理される充電率の推定演算等に用いられる各種パラメータや、電圧センサ230及び電流センサ240で検出された電圧測定値及び電流測定値等を保存している。
本実施形態のバッテリ電源システム100を車両用の電源システムに適用した場合には、バッテリ110として車両用の鉛蓄電池を用い、車両に搭載されるモータ等の負荷10に電源を供給するシステムとなる。車両用の鉛蓄電池では、充電回路120としてオールタネータが備えられている。
次に、本実施形態のバッテリ電源システム100において、本実施形態のバッテリ充電率推定方法を用いて、バッテリ110の起動時の充電率を推定する方法について説明する。本実施形態のバッテリ充電率推定方法では、バッテリ110の起動前の充放電停止期間に応じて、3種類のバッテリ充電率初期値推定方法を選択して用いている。
まず、第1のバッテリ充電率初期値推定方法は、バッテリ110の起動時に電圧センサ230でバッテリ電圧を測定し、この電圧測定値を用いて起動時の充電率初期値を推定する方法がある。この方法では、起動時の電圧測定値を安定開回路電圧とみなし、上記の安定開回路電圧と充電率との所定の相関式から充電率初期値を推定するものである。これに用いる電圧測定値は、できるだけ無負荷の状態での電圧である必要があることから、バッテリ110の起動を予告するドアの解錠時やイグニッション・オン直後エンジン始動前の状態のときに電源システムを起動させるとともにバッテリ電圧を測定するのがよい。この第1の充電率初期値は長い休止時間の後に電源システムが起動されたときに用いることができる。
本発明の充電率初期値決定方法の一つの特徴として電源システムの制御部は、電源システムが起動状態にありバッテリに充放電電流が流れているときはこの充放電電流を測定し、決定された充電率初期値から充放電による変化分を算出することによって充電率を補正計算するように構成されていることにある。
本実施例ではバッテリ110のそれまでの充放電量を逐次累算していくように構成されており、充放電が行われている間、常に充電率が追跡計算されている。電流センサ240で測定されたバッテリ110の電流測定値を用いて、充放電量を算出することができる。
第2のバッテリ充電率初期値推定方法は、前回の停止直前まで累算された充電率最終値を、次に起動したときの充電率初期値とするものであり、これは電源システムの停止期間が極短い場合に用いることができる。
本発明の充電率初期値決定方法のもう一つの特徴として電源システムの制御部は、電源システムが停止し充放電電流が流れなくなった後のバッテリ電圧を所定の期間測定し、この測定されたバッテリ電圧から長時間休止後の安定開回路電圧を推定するように構成されていることにある。
本実施例ではシステム停止後のバッテリ110の電圧を数十分間の比較的短時間測定し、この測定値から長時間休止した後の安定開回路電圧を推定する。安定開回路電圧を推定するために、次式のようなバッテリ110の分極が解消していく電圧挙動を近似する時間関数を用いることができる。
[数2]
V(t)=F(t) (式2)
ここで、V(t)はバッテリ110の電圧を表わしており、近似式F(t)には複数のフィッティングパラメータが含まれている。
近似式F(t)として、例えば特許文献1に記載の(式1)を用いてもよい。近似式F(t)に含まれる複数のフィッティングパラメータは、バッテリ110の充放電停止後に電圧センサ230で測定した電圧測定値をもとに、最小二乗法又はカルマンフィルタ演算等によって最適値を求めることができる。このパラメータの最適値を代入した近似式F(t)から長時間休止した後のバッテリ110の安定開回路電圧を推定することができる。
第3のバッテリ充電率初期値初期値推定方法は、システム休止時に上記方法で推定した電圧を安定開回路電圧とみなし、安定開回路電圧と充電率との所定の相関式から充電率を算出し、この値を次回起動したときの充電率初期値とするものであり、計算終了から実際のバッテリ110の電圧の分極が十分に解消する前に電源システムが起動したときに用いることができる。
上記説明の3種類の充電率推定方法を用いて、バッテリ110の充放電停止状態に応じて、バッテリ110の充電率を高精度に推定する本実施形態のバッテリ充電率推定方法を以下に説明する。以下では、上記第1のバッテリ充電率初期値推定方法で推定された充電率初期値をSOC1、第2の方法で推定された充電率初期値をSOC2、及び第3の方法で推定された充電率初期値をSOC3として説明する。
充電率初期値SOC1、SOC2、及びSOC3は、電源システム100の停止期間によってそれぞれの精度が異なってくる。電源システム100の停止期間と充電率初期値SOC1、SOC2、及びSOC3のそれぞれの精度との関係を、模式的に図3に示す。以下では、図3を用いて電源システム100の停止期間と各方法で推定した充電率初期値の誤差との関係を説明する。
まず、SOC1は休止時間が短い状態から再起動された場合は非常に大きな誤差を生じる。しかし休止時間の経過とともに徐々に誤差が少なくなっていき、十分な休止時間T2経過後では最も精度良くなる。
また、SOS2は前回起動中に蓄積された誤差を多く含んでいるが、T1経過まで(=SOC3が算出されるまで)は、SOC1よりは誤差が少ないため、相対的に最も誤差が少なくなる。
さらに、SOC3の場合は、電源システム100の停止直後は、開回路電圧の近似式の学習に必要な電圧測定値が十分に取得できていないため、SOC3を推定することはできない。その後、学習に必要な電圧測定値の数が得られるとSOCの推定が可能となる。通常、一定期間の電圧測定値を用いて学習を行うことから、誤差も一定となる。
上記のSOC1〜SOC3の特性より、バッテリ停止からSOC3が算出されるまで(図3のA時点)はSOC2の精度が最も高く、その後はSOC3の精度が最も高くなる。バッテリ停止後の時間がさらに長くなってバッテリ110が安定してくると、バッテリ電圧が安定開回路電圧に近づいてSOC1の精度が最も高くなる。以下では、SOC3が算出されるまで時間を第1の停止時間T1とし、SOC1の精度がSOC3の精度より高くなる時間を第2の停止時間T2として説明する。
上記のような時間T1、T2を用いた場合、第1の時間T1まではSOC2の精度が最も高く、第1のT1から次の第2の時間T2まではSOC3の精度が最も高く、さらに第2の時間T2以降はSOC1の精度が最も高くなる。一例として、図3に示すA時点で電源システム100を起動した場合には、起動時の充電率としてSOC2を用いるのがよい。また、B時点で電源システム100を起動した場合には、起動時の充電率としてSOC3を用いるのがよい。また、C時点で電源システム100を起動した場合には、起動時の充電率としてSOC1を用いるのが好ましい。
本実施形態のバッテリ充電率推定方法は、上記のSOC1〜SOC3のそれぞれの特性を反映して、バッテリの停止期間の長さに応じて最も高精度な充電率推定方法を提供する。本実施形態のバッテリ充電率推定方法を、図1の流れ図を用いて以下に説明する。図1の流れ図に示す処理は、制御部210において所定の周期ΔTで実行されるものである。
まず、ステップS1においてバッテリ電源システム100が停止状態にあるか否かを判定し、電源システム100が停止中の場合にはステップS2へ、停止中でない場合はステップ4へ進む。
ステップS2においては、バッテリ停止時間Txの累算を行う。すなわち、前回までに累算された停止時間Txに今回の周期ΔTを加算する。停止時間Txを算出した後は、ステップS3へ進む。
ステップS3では、バッテリ電源システム100の起動状態への移行が行なわれたどうかを確認する。行なわれていなければ、周期ΔT経過後ステップS1に戻り、起動状態へ移行した場合にはステップS9へ進む。
一方、ステップS1の判定において電源システム100が停止状態でない、つまり起動中であると場合にはステップS4に進むが、ステップS4では電源システム100の休止中への移行が行なわれたかどうかを判断する。休止中へ移行された場合は、ステップS5へ進み、休止中へ移行されなかった場合はステップS8へ進む。
休止中へ移行されてステップS5へ進んだ場合、ステップS5でまず休止時間Txのゼロリセットを行ない、処理終了後はステップS6へ進む。
ステップS6では、休止状態へ移行する直前の充電率SOCを、次回起動時に使用する充電率初期値SOC2として記憶する。処理終了後はステップS7へ進む。
ステップS7では休止状態へ移行後のバッテリ110の電圧を所定の時間測定し、測定されたバッテリ電圧から安定開回路電圧を推定する。更に推定された安定開回路電圧から次回起動時に使用するもう一つの充電率初期値SOC3を計算し、この値を記憶する。処理終了後はステップS2へ進む。ステップS2以降の処理は前述の通り。
ステップS4で休止中へ移行されなかった場合、すなわち起動状態が継続する場合はステップS8へ進み、バッテリに流れる充放電電流を電流センサ240を用いて測定し、ΔTの間の充電率SOCの変化分で更新する。処理終了後はΔT経過後にステップS1へ戻る。
またステップS3で電源システム100が休止状態から起動状態へ移行した場合には、ステップS9へ進み、バッテリ110の電圧を測定し、測定したバッテリ電圧から充電率初期値SOC1を算出する。処理終了後はステップS10へ進む。
ステップS10では停止時間Txと最初の停止時間閾値T1を比較する。停止時間TxがT1未満のときはステップS11へ進み、充電率SOCの最初の値を、記憶されていた充電率初期値SOC2とする。そうでないときはステップS12へ進み、休止時間Txを第2の停止時間初期値T2と比較する。停止時間TxがT2未満のときはステップS13へ進み、充電率SOCの最初の値を、記憶されていた充電率初期値SOC3とする。そうでないときはステップS14で計算されたSOC1を充電率SOCの最初の値とする。
上記の手順で休止間Txに従って充電率SOCの起動後最初の値が決定されたら、ΔT経過後のステップS1へ戻る。
上記説明の通り、本実施形態のバッテリ充電率推定方法によれば、バッテリの起動時に、バッテリの停止時間に応じて最も精度の高い充電率初期値の推定値を選択して用いることが可能となる。
本発明のバッテリ充電率初期値推定方法の別の実施形態について、以下に説明する。本実施形態でも、上記説明の3種類の充電率初期値推定値を用いて安定的に高精度に充電率初期値を推定するものである。本実施形態では、SOC1〜SOC3を変数とした次式のような充電率初期値算出式を設定し、この充電率初期値算出式を用いてバッテリ110の充電率を推定するようにしている。
[数3]

SOC=G(SOC1、SOC2、SOC3) (式3)
充電率初期値算出式Gは、好適な形態のものを事前に作成して用いるようにすることができる。バッテリ110の起動時にSOC1を推定し、前回起動時に記憶されていたSOC2及びSOC3を読み出し、各推定値を上記の関数Gに代入することによって、起動時のバッテリ110の充電率初期値を安定的に高精度に推定することが可能となる。
充電率初期値算出式Gの実施例として、例えば下記のような式を用いることができる。
[数4]

SOC=w1・SOC1+w2・SOC2+w3・SOC3 (式4)
充電率初期値算出式Gを上記のように設定したとき、係数w1、w2、w3は、それぞれSOC1、SOC2、SOC3の重み係数に相当することになる。すなわち、(式4)はSOC1、SOC2、SOC3に重み付けして充電率SOCを算出する式になる。このように、SOC1、SOC2、SOC3に適切に重み付けして充電率SOCの初期値を算出することにより、バッテリ110の充電率初期値を安定的に高精度に推定することが可能となる。
(式4)に用いられる重み係数w1、w2、w3は、バッテリ110の停止時間Txに応じて設定するようにするのがより好ましい。重み係数w1、w2、w3の決定方法を、図3を用いて以下に説明する。
電源システム100が停止された直後のA時点では、SOC2の重み係数w2を最も大きくし(例えばw2=1)、SOC1及びSOC3に対する重み係数は小さくする(例えば、w1=0、w3=0)。その後、電圧測定が完了しSOC3が算出されるまでは、w3を小さくしたままとし、w2を徐々に小さくする一方、w1を徐々に大きくしていく。



SOC3が算出された後は、w2を大幅に小さくしていく一方、w3を大幅に大きくし、w1は徐々に大きくする。その後、バッテリ110が安定状態に近づいてくると、w2及びw3を更に小さくする一方、SOC1の重みw1を大きくしていく。そして、バッテリ110が十分安定状態になると、例えばw1=1とする一方、w2=0、w3=0として、SOC1のみを用いるようにするのが好ましい。
上記のような充電率初期値算出式G又は重み係数w1、w2、w3を用いた本実施形態では、バッテリ起動時の充電率SOCの初期値を安定的な精度で推定することが可能となる。上記の第1の停止時間T1及び第2の停止時間T2では、それぞれの時間でSOCの初期値推定方法を切り替えることになり、SOCの推定値が急変する恐れがある。これに対し、本実施形態では、充電率の推定値が停止時間に応じて連続的に変化することになり、誤差のばらつきを小さくすることができる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係るバッテリ充電率推定方法、バッテリ充電率推定装置及びバッテリ電源システムの一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態におけるバッテリ充電率推定方法等の細部構成及び詳細な動作等に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明の第1の実施の形態に係るバッテリ充電率推定方法の処理の流れを示す流れ図である。 第1の実施形態に係るバッテリ充電率推定装置及びバッテリ電源システムを示すブロック図である。 バッテリの停止期間と充電率SOC1、SOC2、SOC3の各精度との関係を模式的に示す図である。
符号の説明
10 負荷
100 バッテリ電源システム
110 バッテリ
120 充電回路
200 バッテリ充電率推定装置
210 制御部
220 記憶部
230 電圧センサ

Claims (3)

  1. バッテリを備える電源システムの起動時の充電率を充電率初期値として、第1の重み係数と第2の重み係数と第3の重み係数とを用いて推定するバッテリ充電率推定方法であって、
    前記電源システムの停止時点において、
    前記電源システムが前回起動したときに推定された前記充電率初期値に稼働中の前記バッテリの電流測定値から算出した充放電量累算値を用いて順次更新した前記充電率の最後の値を第2の充電率初期値に設定し、
    前記電源システムの停止から所定時間経過した時点において、
    前記所定時間の期間に測定された前記バッテリの電圧から安定開回路電圧を予測計算して安定開回路電圧と充電率との相関から前記充電率を算出して第3の充電率初期値に設定し、
    前記電源システムの起動時点において、
    前記バッテリの電圧を測定し、前記測定された電圧を前記安定開回路電圧とみなして前記安定開回路電圧と充電率との相関から前記充電率を算出して第1の充電率初期値に設定し、
    前記電源システムが最後に停止してから前記起動時点までの経過時間が第1の停止時間以下のときは前記第3の重み係数を0として前記第2の重み係数を前記経過時間に応じて略1から逓減させた値とする一方前記第1の重み係数を前記経過時間に応じて略0から逓増させた値とし、前記経過時間が前記第1の停止時間より長く第2の停止時間以下のときは前記第2の重み係数を小さくする一方前記第3の重み係数を大きくした後前記経過時間に応じて逓減させた値とするとともに前記第1の重み係数を前記経過時間に応じて逓増させた値とし、さらに前記経過時間が前記第2の停止時間より長いときは前記第1の重み係数を1にするとともに前記第2の重み係数及び前記第3の重み係数を0に設定し、
    前記充電率初期値を、前記第1の充電率初期値と前記第2の充電率初期値と前記第3の充電率初期値のそれぞれに前記第1の重み係数と前記第2の重み係数と前記第3の重み係数をそれぞれ乗じたものを加算して算出する
    ことを特徴とするバッテリ充電率推定方法。
  2. バッテリの起動時の充電率である充電率初期値を、第1の重み係数と第2の重み係数と第3の重み係数とを用いて推定するバッテリ充電率推定装置であって、
    前記バッテリの電圧を測定する電圧センサと、
    前記バッテリの電流を測定する電流センサと、
    前記充電率初期値を推定するための演算を実行制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記バッテリの停止時点において、
    前記バッテリが前回起動したときに推定された前記充電率初期値に稼働中の前記バッテリの電流測定値から算出した充放電量累算値を用いて順次更新した前記充電率の最後の値を第2の充電率初期値に設定し、
    前記バッテリの停止から所定時間経過した時点において、
    前記所定時間の期間に測定された前記バッテリの電圧から安定開回路電圧を予測計算して安定開回路電圧と充電率との相関から前記充電率を算出して第3の充電率初期値に設定し、
    前記バッテリの起動時点において、
    前記バッテリの電圧を測定し、前記測定された電圧を前記安定開回路電圧とみなして前記安定開回路電圧と充電率との相関から前記充電率を算出して第1の充電率初期値に設定し、
    前記バッテリが最後に停止してから前記起動時点までの経過時間が第1の停止時間以下のときは前記第3の重み係数を0として前記第2の重み係数を前記経過時間に応じて略1から逓減させた値とする一方前記第1の重み係数を前記経過時間に応じて略0から逓増させた値とし、前記経過時間が前記第1の停止時間より長く第2の停止時間以下のときは前記第2の重み係数を小さくする一方前記第3の重み係数を大きくした後前記経過時間に応じて逓減させた値とするとともに前記第1の重み係数を前記経過時間に応じて逓増させた値とし、さらに前記経過時間が前記第2の停止時間より長いときは前記第1の重み係数を1にするとともに前記第2の重み係数及び前記第3の重み係数を0に設定し、
    前記充電率初期値を、前記第1の充電率初期値と前記第2の充電率初期値と前記第3の充電率初期値のそれぞれに前記第1の重み係数と前記第2の重み係数と前記第3の重み係数をそれぞれ乗じたものを加算して算出する
    ことを特徴とするバッテリ充電率推定装置。
  3. 請求項2に記載のバッテリ充電率推定装置と、バッテリとを備える
    ことを特徴とするバッテリ電源システム。
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