JP2008268042A - キャパシタ電源の異常判別方法及び異常判別装置 - Google Patents

キャパシタ電源の異常判別方法及び異常判別装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡便にキャパシタ電源の劣化度を推定又は測定してキャパシタの異常を判別し、寿命を予測できるようにする。
【解決手段】キャパシタの静電容量又は内部抵抗が当初の値に対して劣化する割合を劣化度とし所定の劣化度まで劣化するのに要する時間を劣化時間として、劣化度と劣化時間の平方根との比の劣化係数を参照データ記憶手段3に格納し、キャパシタの電圧と温度を測定し劣化係数を参照データ記憶手段3から取得して推定劣化度演算手段4により稼働中のキャパシタの推定劣化度を求め、キャパシタを定電流により充放電して充放電の直前と直後及び充放電中の電圧を測定して実劣化度演算手段5によりキャパシタの静電容量又は内部抵抗の実劣化度を求め、推定劣化度と実劣化度との差を求めて差が基準値を越える場合にはキャパシタの異常を異常判定手段7により判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、充電電源又は負荷の回生電力によりキャパシタに充電して、該充電したキャパシタから負荷の給電要求により放電し充放電の繰り返しにより使用されるキャパシタ電源の異常判別方法及び異常判別装置に関する。
複数の電気二重層キャパシタからなるキャパシタ電源は、充電電源や負荷の回生電力により充電され負荷の給電要求により放電される。キャパシタは、充放電の繰り返し使用と共に静電容量C、内部抵抗rの特性劣化があり、静電容量C又は内部抵抗rの劣化度が所定の設計値に達したことをもって寿命とされる。このようなキャパシタの劣化、寿命によりキャパシタ電源から給電を受けるシステムが突然の異常停止に至る前に、キャパシタを交換する等の処置を行うには、通常の使用環境における劣化度を推定又は測定することによりキャパシタの異常を判別し、寿命を予測することが必要となる。
キャパシタ使用回路に対しては、周波数特性の入力、等価回路モデル形成、その評価関数の合成、評価関数を最小化する回路定数の決定を行う各ステップによりコンデンサの等価回路モデルを導出する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、1次電池や2次電池、コンデンサなどの蓄電装置に対しては、充電/放電させながら電圧特性の測定、所定周波数領域に対する特性インピーダンススペクトルの測定をそれぞれ行って、非線形等価回路モデルの特定因子を数値化する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−259482号公報 特許第3190313号公報
しかし、上記従来の技術では、キャパシタ電源のシミュレーションを行うことはできるが、通常の負荷回路に使用している状態のキャパシタ電源に対して、劣化度を推定又は測定してキャパシタの異常を判別し、寿命を予測したり、その推定や予測を行いながらキャパシタ電源の異常を判別することはできない。
二次電池は、充放電で電圧があまり変動しないのに対し、キャパシタ電源は、充放電に応じて電圧が上下に大きく変動するので、所望の電力量を確保するためにどれだけの静電容量のキャパシタ電源が必要かが分かりにくい。また、キャパシタ電源は、二次電池に比べて出力密度が高く、短時間に大電力を充放電する用途への適用が期待されているが、使用電圧や使用状態によって劣化の程度に差が生じる。ゆえに、標準的な設計にしたがって寿命が設定された場合には、使用電圧や使用状態によって寿命満了時でもまだ十分な性能を残してしまい、無駄が生じて設計が難しいという問題がある。つまり、設計にしたがって寿命満了を判定すると、使用可能な性能を残しているキャパシタ電源が無駄に廃棄処分されてしまう。
本発明は、上記課題を解決するものであって、簡便にキャパシタ電源の劣化度を推定又は測定してキャパシタの異常を判別し、寿命を予測できるようにするものである。
そのために本発明は、充電電源又は負荷の回生電力によりキャパシタに充電して、該充電したキャパシタから負荷の給電要求により放電し充放電の繰り返しにより使用されるキャパシタ電源の異常判別方法であって、キャパシタの静電容量又は内部抵抗が当初の値に対して劣化する割合を劣化度とし所定の劣化度まで劣化するのに要する時間を劣化時間として、前記劣化度と劣化時間の平方根との比の劣化係数を稼働中のキャパシタの電圧と温度をパラメータとする参照データに持ち、キャパシタの電圧と温度を測定して、前記測定した電圧と温度に応じた劣化係数を前記参照データから取得して稼働中のキャパシタの推定劣化度を求め、キャパシタの充電又は放電による電流と電圧を測定して、前記測定した電流と電圧に基づき算出される蓄電量と電圧の変化幅からキャパシタの静電容量の実劣化度を求め、或いはキャパシタを一定時間に定電流により充電又は放電して前記充電又は放電の直前と直後及び前記充電又は放電中の電圧と電流を測定して、前記測定した電圧と電流に基づきキャパシタの静電容量又は内部抵抗の実劣化度を求め、前記推定劣化度と前記実劣化度との差を求めて前記差が基準値を越える場合にはキャパシタの異常を判定することを特徴とする。
また、充電電源又は負荷の回生電力によりキャパシタに充電して、該充電したキャパシタから負荷の給電要求により放電し充放電の繰り返しにより使用されるキャパシタ電源の異常判別装置であって、キャパシタの静電容量又は内部抵抗が当初の値に対して劣化する割合を劣化度とし所定の劣化度まで劣化するのに要する時間を劣化時間として、前記劣化度と劣化時間の平方根との比の劣化係数を稼働中のキャパシタの電圧と温度をパラメータとする劣化推定用参照データとして格納する参照データ記憶手段と、キャパシタの電圧と温度を測定して、前記測定した電圧と温度に応じた劣化係数を前記参照データ記憶手段から取得して稼働中のキャパシタの推定劣化度を求める推定劣化度演算手段と、キャパシタを一定時間に定電流により充電又は放電して前記充電又は放電の直前と直後及び前記充電又は放電中の電圧を測定して、前記測定した電圧と電流に基づきキャパシタの静電容量又は内部抵抗の実劣化度を求める実劣化度演算手段と、前記推定劣化度と前記実劣化度との差を求めて前記差が基準値を越える場合にはキャパシタの異常を判定する異常判定手段とを備えたことを特徴とする。
さらに、前記推定劣化度演算手段は、前記推定劣化度と劣化時間から当該劣化時間における平均劣化係数を求めて寿命とする所定の劣化度までの劣化時間による予測寿命を求めることを特徴とし、前記平均劣化係数は、前記推定劣化度を求めた時点から一定時間を特定した劣化時間で求めたものであることを特徴とし、前記推定劣化度演算手段は、前記劣化推定用参照データに設定されていない中間の電圧と温度に対する劣化係数を前後のデータに基づき補間演算して求めることを特徴とする。
本発明によれば、稼働中の電圧、温度を測定しその測定データからキャパシタの推定劣化度を求めると共に、劣化検査による充放電量の測定データから直接静電容量又は内部抵抗の実劣化度を求めて、それらの推定劣化度と実劣化度とを比較して異常の判定を行うので、実劣化度が際立って悪化している場合や想定外の何らかの要因で劣化が加速している場合に簡便にその異常を判別することができる。さらに、推定劣化度に基づく予測寿命を求めるので、稼働中の電圧、温度に応じた劣化度の推定、寿命の予測ができ、キャパシタ電源の信頼性を高め、利用効率を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係るキャパシタ電源の異常判別装置の実施の形態を説明する図、図2は本実施形態に係るキャパシタ電源の異常判別装置を備えたキャパシタ電源システム構成例を示す図である。図1において、1は劣化推定用測定データ、2は劣化検査用測定データ、3は劣化推定用参照データ、4は推定劣化度演算処理部、5は劣化度演算処理部、6は寿命予測処理部、7は異常判定処理部、8は予測寿命出力部、9は異常判別出力部、10は異常判別装置、11は充電・放電コンバータ、12は電流センサー、13は電圧計、14は温度計、15はキャパシタバンクを示す。
図1に示す本実施形態に係るキャパシタ電源の異常判別装置では、稼働中の電圧V、温度Tを測定したデータに基づき充放電の繰り返し使用により時々刻々劣化するキャパシタ電源の劣化度(劣化率)DE を推定する。他方、一定条件下での劣化検査モードにより静電容量C、内部抵抗rを測定しそのデータに基づきキャパシタ電源の実劣化度DR をより求める。そして、推定した劣化度DE と実劣化度DR とを比較して判定することによりキャパシタ電源の異常判別を行う。また、推定した劣化度DE から寿命とする所定の劣化度までの寿命予測を行う。
図1において、劣化推定用測定データ1は、キャパシタの劣化の進む程度が稼働中の電圧Vや温度Tに依存することに鑑み、稼働中の電圧Vや温度Tを測定してその測定データを劣化推定用として格納する記憶部である。劣化検査用測定データ2は、実劣化度を静電容量C、内部抵抗rにより検査するためのデータとして、キャパシタ電源の充放電に伴う電圧V、電流Iを測定してその測定データを劣化検査用として格納する記憶部である。劣化推定用参照データ3は、電圧Vや温度Tをパラメータとして劣化係数αを求めるためのデータを格納する記憶部である。
劣化度Dは、キャパシタの使用によりその静電容量Cが当初の値(100%)から経時的にどれだけ劣化するかを示す割合である。その劣化度Dまで劣化するのに要する劣化時間tとすると、劣化度Dは、劣化時間tの平方根に比例する。劣化度Dと劣化時間tの平方根との比は、温度や電圧に依存する一定の値を示し、これを劣化係数αとして、
〔数1〕
α=D/√t
により表す。したがって、劣化係数αが大きくなると、同じ劣化時間tでの劣化度Dは大きくなり、キャパシタの寿命は短くなる。
キャパシタにおける化学反応の速度は、温度Ta 、Tr (>Ta )によって大きく変化し、同じ劣化度Dまで劣化するのに要する劣化時間tは、温度差に比例して温度が低くなるほど長くなる。また、同じ劣化度Dまで劣化するのに要する劣化時間tは、電圧Vに関しても、電圧が低くなるほど長くなる。つまり、温度や電圧が低くなれば劣化時間tが長くなり寿命が延びる。
推定劣化度演算処理部4は、稼働中に測定され劣化推定用測定データ1に格納されたキャパシタの電圧V、温度Tと稼働時間tから劣化度DE を推定する。ここでは、劣化推定用参照データ3から電圧V、温度Tに対応した劣化係数αを取得して、〔数1〕の関係式から展開される稼働時間tの平方根との乗算式によりその時間当たりの劣化度を求めて積算し、それまでの劣化度DE を推定する。劣化度演算処理部5は、劣化検査モードにより測定され劣化検査用測定データ2に格納された電圧V、電流Iに基づき充放電量とその充放電に伴う電圧の変動量から現実の静電容量C、内部抵抗rを求めることにより当初の値からの実劣化度DR を求める。
寿命予測処理部6は、推定劣化度演算処理部4により推定された劣化度DE から所定の劣化度DL 、例えば20%の劣化度まで劣化し、つまり劣化当初の値から80%の値まで劣化するのに要する劣化時間tL を寿命として予測する。この寿命の予測は、推定劣化度DE と対応する劣化時間tから平均劣化係数αを求め、その平均劣化係数αを使って所定の劣化度DL まで劣化するのに要する劣化時間tL を寿命とする。或いは後述するようにその時点から遡って一定の劣化時間とその間の劣化度から平均劣化係数を求め、つまり、推定劣化度を求めた時点から一定時間を特定した劣化時間で平均劣化係数を求めて、その平均劣化係数を使って所定の劣化度まで劣化するのに要する劣化時間を寿命とする。この予測寿命を出力するのが予測寿命出力部8である。
異常判定処理部7は、推定劣化度演算処理部4により推定された劣化度DE に対応して劣化度演算処理部5により求められた実劣化度DR が異常値を示しているか否かを判定する。本来、推定劣化度DE は、キャパシタの電圧V、温度Tをパラメータにして設定された劣化係数αを用い、キャパシタの稼働中に逐次劣化度を推定して積算されたものである。これに対し、劣化度演算処理部5により求められた実劣化度DR が大きく外れる場合には、キャパシタが設計された期待値を示していない、つまり異常状態になっているキャパシタとして判別する。したがって、この判定では、例えば推定劣化度DE と実劣化度DR との差が一定値より大きくなった場合に異常とする。この異常判定の結果を例えば警報として出力するのが異常判別出力部9である。
本実施形態に係るキャパシタ電源の異常判別装置を備えたキャパシタ電源システムは、例えば図2に示すように構成される。図2において、キャパシタバンク15は、温度Tを検出する温度計14を内蔵し、充電・放電コンバータ11を通して充電電源や負荷の回生電力によって充電し、負荷の給電要求に応じて放電する。電流センサー12は、そのキャパシタバンク15の充電・放電電流Iを検出するものであり、電圧計13は、キャパシタバンク15の電圧Vを検出するものである。異常判別装置10は、充電・放電コンバータ11を制御信号Sg により監視制御して、電流センサー12、電圧計13、温度計14からそれぞれの測定データを取り込んで記憶部に格納して、上記のように推定劣化度DE 、実劣化度DR 、予測寿命tL を求め、異常判定を行うものである。
異常判別装置10は、図1に示す構成を有する本実施形態に係るキャパシタ電源の異常判別装置であり、充電・放電コンバータ11の制御信号を取り込んでその動作を監視する。また、劣化検査モード時に制御信号Sg によりキャパシタバンク15を一定時間に定電流充電又は放電(パルス充電又は放電)するため充電・放電コンバータ11を制御する。さらに、稼働中は、例えば一定の時間間隔にしたがって定期的にキャパシタバンク15の電圧V、充電・放電電流I、温度Tの測定データを取り込む。劣化検査モード時には、充電又は放電直前、直後の電圧V、充電又は放電を開始した後の所定時間経過時の電圧V、電流Iの測定データを取り込む。そして、測定データに基づき推定劣化度DE 、実劣化度DR 、予測寿命tL 、異常判定の演算処理を行い、結果を出力する。
さらに、本実施形態に係るキャパシタ電源の異常判別装置の各種データ、劣化係数、異常判定について具体的に説明する。図3は測定データ及び参照データの構成例を示す図、図4は定電流によるパルス放電の電圧、電流波形と実劣化度を求めるための測定データを説明する図、図5はキャパシタの劣化係数を説明する図、図6は劣化度によるキャパシタ電源の異常判定を説明する図である。
稼働条件に見合って劣化度DE を推定し、さらに寿命tL を予測するために必要な劣化推定用測定データ1は、例えば図3(a)に示すような時刻tE011、tE012、……とその時刻に測定した電圧VE011、VE012、……、温度TE011、TE012、……のデータが格納される。時刻は、一定の間隔であっても、一定の間隔でなくてもよい。
劣化検査モード時にキャパシタバンク15を一定時間に定電流充電又は放電して実劣化度DR を求めるために必要な劣化検査用測定データ2は、例えば図3(b)に示すような充電開始直前のある時刻tss01とその時刻に測定した電圧Vss01、充電開始時刻ds01、充電開始した後の所定時間経過時刻tds02とその時刻に測定した電圧Vds02、電流Id0、充電終了時刻tde01、充電終了直後のある時刻tse01とその時刻に測定した電圧Vse01のデータが格納される。
そして、劣化推定用測定データ1から劣化度DE を推定するために参照する劣化推定用参照データ3は、例えば図3(c)に示すような電圧Vと温度Tをパラメータとして与えられる劣化係数αのデータである。劣化係数αは、劣化度Dと劣化時間tの平方根との比であり、先に述べたように電圧Vが低くなるほど小さくなり、温度Tが低くなるほど小さくなる係数である。したがって、図3(c)のテーブルの例では、α11が最も小さく、α45が最も大きく、図示右方、下方に向かって大きくなる傾向の係数となる。劣化係数αを図5に示すと、点線で示す急勾配の劣化係数αの方が緩勾配の劣化係数αより大きい値を示す。劣化推定用参照データ3は、図3(c)に示すような電圧Vと温度TをパラメータとするルックアップテーブルLUTとして、電圧V、温度Tの刻みを細かくすることにより、電圧Vと温度Tで近い劣化係数αを選択して読み出すように用いることができる。しかし、電圧V、温度Tの刻みが粗くした場合には、中間の電圧V、温度Tに対して、前後のデータから関数で補間演算して劣化係数αを求めるようにしてもよい。
劣化度DE の推定は、劣化係数αと時間tから、D=α√tにより求まるので、これを各時間で積算することにより、その時点における劣化度DE が推定されることになる。したがって、各時間毎の劣化度を図6に示すように連結して積算することにより、その時々の推定値が得られる。図6において、実線で示す劣化度DE の推定値に対して測定値が点線で示す測定値Iの場合にはキャパシタバンク15は正常と判定され、測定値IIの場合には、異常と判定される。なお、各時間毎の劣化度は、図3(a)に示す劣化推定用測定データ1の各時刻毎に求めてもよいが、ある一定の時間(tEi−tE011)の平均電圧、平均温度で劣化度の推定値を求めるようにしてもよい。
実劣化度DR は、例えば図4に示すような一定時間の定電流Id による放電(パルス放電)の時間Δtd (=tde01−tds01)、パルス放電前後の電圧Vss01、Vse01、電圧の下降幅Δvd (=Vss01−Vse01)、放電開始時刻tds01、放電開始後の所定の時刻tds02とその時の電圧Vds02に基づき静電容量C、内部抵抗rを求めることができる。放電開始時や放電終了時は電流、電圧に図4に示すようななまりがあるが、放電開始後の所定の時刻tds02とその時の電圧Vds02を使うと、なまりに影響されずに簡便に精度よく内部抵抗rを求めることができる。実劣化度DR は、これら静電容量C、内部抵抗rの値が当初の値からどれだけ劣化したかを求めたものとなる。
例えば静電容量Cは、
〔数2〕
C=Id ×Δtd /Δvd
内部抵抗rは、
〔数3〕
r=[{Vss01−Δvd ×(tds02−tds01)/Δtd }−Vds02]/Id
により求めることができる。これらの値から、当初の静電容量C0 に対する実劣化度DRCは、
〔数4〕
RC=100×(C0 −C)/C0
同様に、当初の内部抵抗r0 に対する実劣化度DRrは、
〔数5〕
Rr=100×(r0 −r)/r0
となる。
予測寿命tL は、図6に示すように設計値の劣化度DL を20%とすると、測定値Iが得られている1000時間から設計値の劣化度DL まで劣化するのに要する劣化時間tL を求める。図6において、当初からの1000時間を劣化時間としてその時の劣化度から劣化係数(平均劣化係数)を求める場合と、例えば1000時間までの500時間を劣化時間として500時間と1000時間との間の劣化度から劣化係数(特定期間の平均劣化係数)を求める場合があることは先に述べたとおりである。
次に、劣化推定用測定データを読み込んで劣化度DE の推定を行い、寿命tL の予測を行う寿命の予測処理及び劣化検査用測定データを読み込んで実劣化度DR を求め推定劣化度DE との比較により異常の判定を行う異常の判定処理の例を説明する。図7は寿命の予測処理の例を説明する図、図8は異常の判定処理の例を説明する図である。
劣化度の推定を行い、寿命の予測を行う寿命の予測処理は、例えば図7に示すように測定時刻tEiになるのを待って(ステップS11)、電圧VEiの測定値を読み込み(ステップS12)、続けて温度TEiの測定値を読み込む(ステップS13)。そして、この読み込んだ電圧VEiと温度TEiに対応した劣化係数αEiを読み込み(ステップS14)、前回の測定時刻tEi-1から今回の測定時刻tEiまでの単位時間Δtにおける劣化度ΔDEiを求めて(ステップS15)、積算する(ステップS16)。しかる後、積算した推定劣化度DE から予測寿命tL を求める(ステップS17)。
実劣化度DR を求め推定劣化度DE との比較により異常の判定を行う異常の判定処理では、例えば図8に示すようにまず、電圧Vss01の測定値を読み込んで(ステップS21)、しかる後、定電流放電を開始する(ステップS22)。そして、所定時間経過する(tds02)のを待って(ステップS23)、電圧Vds02の測定値及び定電流放電での電流Id の測定値も読み込む(ステップS24)。さらに、所定時間経過するのを待って(ステップS25)、放電を停止し(ステップS26)、その直後に放電停止状態における電圧Vse01の測定値を読み込む(ステップS27)。以上の処理により得られた定電流放電の時間(Δtd )、電流Id 、放電開始前後の電圧Vss01、Vse01、電圧の下降幅Δvd 、放電開始時刻tds01、放電開始後の所定の時刻tds02とその時の電圧Vds02に基づき静電容量C、内部抵抗rを求めて(ステップS28)、その劣化度DR を求める(ステップS29)。この求めた実劣化度DR を推定劣化度DE と比較し(ステップS30)、求めた実劣化度DR が異常であるか否かを判定して(ステップS31)、異常と判定された場合には異常判定結果を出力する(ステップS32)。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記実施の形態では、測定により実劣化度DR を静電容量C、内部抵抗rから求めるように説明したが、静電容量C、内部抵抗rのいずれかを測定するだけで、実劣化度DR を求めるようにしてもよい。この場合、静電容量Cは、充放電量と電圧の変化幅から求めることができるので、定電流充電又は放電を一定時間行わなくても、充放電時の電圧の変化幅とその間の電圧と電流により充放電量を積算して測定できればよい。したがって、劣化検査モードは、何時でも実行できるが、一定時間の定電流充放電を行って内部抵抗rを求める場合には、稼働中ではなく、例えば待機中、定期的に劣化検査サイクルを設けて実行することが必要になる。また、上記実施の形態では、推定劣化度DE から予測寿命tL を求めて出力するものとして説明したが、推定劣化度DE と実劣化度DR との比較によりキャパシタの異常を判定してその結果を出力するだけのものであってもよい。
本発明に係るキャパシタ電源の異常判別装置の実施の形態を説明する図。 本実施形態に係るキャパシタ電源の異常判別装置を備えたキャパシタ電源システム構成例を示す図。 測定データ及び参照データの構成例を示す図。 定電流によるパルス放電の電圧、電流波形と実劣化度を求めるための測定データを説明する図。 キャパシタの劣化係数を説明する図。 劣化度によるキャパシタ電源の異常判定を説明する図。 寿命の予測処理の例を説明する図。 異常の判定処理の例を説明する図。
符号の説明
1…劣化推定用測定データ、2…劣化検査用測定データ、3…劣化推定用参照データ、4…推定劣化度演算処理部、5…劣化度演算処理部、6…寿命予測処理部、7…異常判定処理部、8…予測寿命出力部、9…異常判別出力部、10…異常判別装置、11…充電・放電コンバータ、12…電流センサー、13…電圧計、14…温度計、15…キャパシタバンク

Claims (6)

  1. 充電電源又は負荷の回生電力によりキャパシタに充電して、該充電したキャパシタから負荷の給電要求により放電し充放電の繰り返しにより使用されるキャパシタ電源の異常判別方法であって、
    キャパシタの静電容量又は内部抵抗が当初の値に対して劣化する割合を劣化度とし所定の劣化度まで劣化するのに要する時間を劣化時間として、前記劣化度と劣化時間の平方根との比の劣化係数を稼働中のキャパシタの電圧と温度をパラメータとする参照データに持ち、
    キャパシタの電圧と温度を測定して、前記測定した電圧と温度に応じた劣化係数を前記参照データから取得して稼働中のキャパシタの推定劣化度を求め、
    キャパシタの充電又は放電による電流と電圧を測定して、前記測定した電流と電圧に基づき算出される蓄電量と電圧の変化幅からキャパシタの静電容量の実劣化度を求め、
    前記推定劣化度と前記実劣化度との差を求めて前記差が基準値を越える場合にはキャパシタの異常を判定することを特徴とするキャパシタ電源の異常判別方法。
  2. 充電電源又は負荷の回生電力によりキャパシタに充電して、該充電したキャパシタから負荷の給電要求により放電し充放電の繰り返しにより使用されるキャパシタ電源の異常判別方法であって、
    キャパシタの静電容量又は内部抵抗が当初の値に対して劣化する割合を劣化度とし所定の劣化度まで劣化するのに要する時間を劣化時間として、前記劣化度と劣化時間の平方根との比の劣化係数を稼働中のキャパシタの電圧と温度をパラメータとする参照データに持ち、
    キャパシタの電圧と温度を測定して、前記測定した電圧と温度に応じた劣化係数を前記参照データから取得して稼働中のキャパシタの推定劣化度を求め、
    キャパシタを一定時間に定電流により充電又は放電して前記充電又は放電の直前と直後及び前記充電又は放電中の電圧と電流を測定して、前記測定した電圧と電流に基づきキャパシタの静電容量又は内部抵抗の実劣化度を求め、
    前記推定劣化度と前記実劣化度との差を求めて前記差が基準値を越える場合にはキャパシタの異常を判定することを特徴とするキャパシタ電源の異常判別方法。
  3. 充電電源又は負荷の回生電力によりキャパシタに充電して、該充電したキャパシタから負荷の給電要求により放電し充放電の繰り返しにより使用されるキャパシタ電源の異常判別装置であって、
    キャパシタの静電容量又は内部抵抗が当初の値に対して劣化する割合を劣化度とし所定の劣化度まで劣化するのに要する時間を劣化時間として、前記劣化度と劣化時間の平方根との比の劣化係数を稼働中のキャパシタの電圧と温度をパラメータとする劣化推定用参照データとして格納する参照データ記憶手段と、
    キャパシタの電圧と温度を測定して、前記測定した電圧と温度に応じた劣化係数を前記参照データ記憶手段から取得して稼働中のキャパシタの推定劣化度を求める推定劣化度演算手段と、
    キャパシタを一定時間に定電流により充電又は放電して前記充電又は放電の直前と直後及び前記充電又は放電中の電圧を測定して、前記測定した電圧と電流に基づきキャパシタの静電容量又は内部抵抗の実劣化度を求める実劣化度演算手段と、、
    前記推定劣化度と前記実劣化度との差を求めて前記差が基準値を越える場合にはキャパシタの異常を判定する異常判定手段と
    を備えたことを特徴とするキャパシタ電源の異常判別装置。
  4. 前記推定劣化度演算手段は、前記推定劣化度と劣化時間から当該劣化時間における平均劣化係数を求めて寿命とする所定の劣化度までの劣化時間による予測寿命を求めることを特徴とする請求項3記載のキャパシタ電源の異常判別装置。
  5. 前記平均劣化係数は、前記推定劣化度を求めた時点から一定時間を特定した劣化時間で求めたものであることを特徴とする請求項4記載のキャパシタ電源の異常判別装置。
  6. 前記推定劣化度演算手段は、前記劣化推定用参照データに設定されていない中間の電圧と温度に対する劣化係数を前後のデータに基づき補間演算して求めることを特徴とする請求項3記載のキャパシタ電源の異常判別装置。
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