JP4784546B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿を読み取って得た画像データを、プリンタ装置、ファクシミリ装置、パーソナルコンピュータ等へ出力する画像処理装置に関し、特に複数のページからなり折り畳んで供される原稿を好適に処理する技術に関する。
従来、原稿を読み取って得た画像データを、プリンタ装置、ファクシミリ装置、パーソナルコンピュータ等へ出力する画像処理装置において、原稿を応用的に処理する種々の技術が知られている(例えば、特許文献1、2を参照)。
特許文献1に開示される画像読み取り装置は、長尺の原稿を処理する場合に、原稿の縮小画像を表示し、原稿画像が分割出力されるべき位置の指定を、その縮小画像上でユーザから受け付ける。そして、その指定に従って原稿画像を分割して出力する。
この画像読み取り装置によれば、ユーザは適切な分割位置を確実に指示できるので、不適切な分割によるやり直しの手間や用紙の無駄をなくすことができる。
また、例えば、特許文献2に開示される折り順画像形成装置は、原稿を読み取って得た2n個のページの画像を、1枚の用紙を2n個に等分してなる複数の部分のうち、ページごとに特定の部分に特定の向きに形成する。各画像が形成される部分及び向きは、画像が形成された用紙を画像の境界で適切に折り曲げ、又は切断すると、各画像がページの順に綴じられた見開き状画像記録物となるように定められる(折り順画像形成モードと呼ばれる)。
この折り順画像形成装置によれば、原稿の複数のページの画像が形成された1枚の用紙を適切に折り曲げ、又は切断することによって、各ページの画像がページの順に綴じられた見開き状画像記録物(要すれば本)を容易に作成することができる。
特許第3668162号公報 特許第3181333号公報
しかしながら、従来の技術をもってしても、複数のページからなり折り畳んで供される原稿を応用的に処理して後の閲覧に適した記録物を得ることは難しいという問題がある。ここで、記録物とは、例えば人が閲覧可能な印刷物やそのような印刷物を表す画像データを言う。
以下、この問題について、折り畳みパンフレットを複数のページからなり折り畳んで供される原稿の一例として用いて説明する。
図14(A)は、3つ折りパンフレットの一例を表す図である。便宜上、このパンフレットを完全に折り畳んだ場合に一部分が露出する面をおもて面とするとき、そのおもて面には折り目で区切られた3つのページα1、β1、γ1が印刷されている。裏面には折り目で区切られた3つのページα2、β2、γ2が印刷されている。
このようなパンフレットにおいて想定されるページ順序や、一続きに閲覧されるべき見開きを構成する複数のページは、ブック原稿の場合とは異なり自明ではない。このようなパンフレットにおけるページ順序や、見開きを構成する複数のページは、印刷される意匠(つまり、意匠製作者の意図)に依存して異なる。
図14(B)は、図14(A)に示される3つ折りパンフレットにおいて、一例として想定されるページ順序及び見開き構成を示す図である。図14(B)は、まずページα1が閲覧され、次にページα1を開くと現れるページα2、γ1が1つの見開きとして閲覧され、さらにページγ1を開くと現れるページβ2、γ2が1つの見開きとして閲覧され、最後にページβ1が閲覧されるというページ順序及び見開き構成を表している。
3つ折りパンフレットには、このようなページ順序や見開きの構成の他にも、ページα2、β2、γ2が1つの見開きを構成するような意匠もあり得るし、また最初にページβ1が閲覧されるというページ順序及び見開き構成を想定した意匠もあり得る。
図15(A)は、4つ折りパンフレットの一例を表す図である。便宜上、このパンフレットを完全に折り畳んだ場合に一部分が露出する面をおもて面とするとき、そのおもて面には折り目で区切られた4つのページα1、β1、γ1、δ1が印刷されている。裏面には折り目で区切られた4つのページα2、β2、γ2、δ2が印刷されている。
図15(B)は、図15(A)に示される4つ折りパンフレットにおいて、一例として想定されるページ順序及び見開き構成を示す図である。図15(B)は、まずページβ1が閲覧され、次に中央の折り目を開くと現れるページα2、δ1が1つの見開きとして閲覧され、さらにページα2、δ1を開くと現れるページα2、β2、γ2、δ2が1つの見開きとして閲覧され、最後にページγ1が閲覧されるというページ順序及び見開き構成を表している。
図16(A)は、不同の長さに2つ折りされるパンフレットの一例を表す図である。便宜上、このパンフレットを完全に折り畳んだ場合に一部分が隠蔽される面をおもて面とするとき、そのおもて面には、完全に折り畳んだ場合でも露出している部分にページα1が印刷され、残部に折り目で区切られた2つのページβ1、γ1が印刷されている。裏面にはおもて面のページα1、β1、γ1に対応する位置にそれぞれページα2、β2、γ2が印刷されている。
図16(B)は、図16(A)に示される2つ折りパンフレットにおいて、一例として想定されるページ順序及び見開き構成を示す図である。図16(B)は、まずページα1、γ2が1つの見開きとして閲覧され、次に再びページα1と、ページγ1を開くと現れるページβ1とが1つの見開きとして閲覧され、さらにページγ1が閲覧され、最後にページβ2、α2が1つの見開きとして閲覧されるというページ順序及び見開き構成を表している。
図16(B)に示されるような見開き構成は、例えばある製品の広告パンフレットにおいて、ページα1、γ2の見開きに表される続き絵で製品使用前の課題を提起し、ページα1、β1の見開きに表される続き絵で製品使用後の効果を訴求する場合などに、しばしば用いられる。
これらの折り畳みパンフレットを伸展させたシート状態で、長尺の原稿として従来の画像読み取り装置で処理した場合、各ページの画像は見開き構成が考慮されることなく個々に分割され出力されてしまうため、後の閲覧に適した記録物が得られるとは言い難い。
また、これらの折り畳みパンフレットを従来の折り順画像形成装置で処理した場合、本の体裁の記録物を得ることはできるものの、本の体裁では、前述したような折り畳みパンフレットに特有のページ順序や見開き構成を適切に表現できないことは明らかであり、やはり後の閲覧に適した記録物が得られるとは言い難い。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、複数のページからなり折り畳んで供される原稿を応用的に処理して後の閲覧に適した記録物(人が閲覧可能な印刷物、及びそのような印刷物を表す画像データを含む)を得ることができる画像処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像処理装置は、複数のページからなり折り畳んで供される1枚の原稿を処理する画像処理装置であって、前記原稿を伸展させたシート状態で読み取ることにより表面及び裏面それぞれの原画像を取得する読み取り手段と、前記原画像における前記複数のページの区切り位置を指定する区切り指定手段と、前記複数のページの中から、前記原稿が閲覧される際に一視野内で一続きの情報を表す見開きを構成する複数の見開き構成ページを指定する見開き指定手段と、前記原画像を前記区切り位置で区切って得られる1つ以上の部分を前記見開き構成ページの画像として取得し、取得された画像を連結することによって見開き画像を生成する画像連結手段とを備える。
この構成によれば、折り畳み原稿に特有の見開き構成を指定し、その指定に応じて見開きを構成する複数のページを1つの見開き画像として連結することができるので、折り畳み原稿に特有の見開き構成が適切に反映された、それ故に後の閲覧に適した記録物が得られる。この記録物は、例えば人が閲覧可能な印刷物であってもよく、またそのような印刷物を表す画像データであってもよい。
また、前記画像処理装置は、さらに、前記原稿の見開きを構成する可能性がある複数のページを示すレイアウトデータを1種類以上記憶しているレイアウトデータ記憶手段を備え、前記見開き指定手段は、前記レイアウトデータ記憶手段に記憶されているレイアウトデータの1つを選択する操作をユーザから受け付けることにより、選択されたレイアウトデータによって示される複数のページを前記見開き構成ページとして指定してもよい。
また、前記レイアウトデータ記憶手段は、前記原稿の片面の離れた位置にあるページが見開きを構成することを示すレイアウトデータ、及び前記原稿の表面にあるページと裏面にあるページとが見開きを構成することを示すレイアウトデータを記憶することが望ましい。
この構成によれば、折り畳み原稿に特徴的な見開き構成を示すレイアウトデータを予め用意しておき、その中の1つを選択することによって見開き構成の指定を行うことができるので、見開き構成を指定する手間を軽減できる。
また、前記見開き指定手段は、さらに、前記見開き画像と、前記原稿から生成される他の見開き画像又は単一のページの画像との間に順序を指定し、前記画像処理装置は、さらに、前記見開き画像と、前記他の見開き画像又は前記単一のページの画像とを、前記指定された順序で表す記録物を出力する出力手段とを備えてもよい。
この構成によれば、さらに、指定に応じた順序で単一のページと見開きとを印刷し、又はそのような印刷のための画像データとして出力することができるので、その指定に応じて折り畳み原稿に特有のページ順序が適切に反映された、それ故に後の閲覧に適した記録物が得られる。
また、前記画像処理装置は、さらに、前記見開き画像と、前記原稿から生成される他の見開き画像又は単一のページの画像とを、統一されたサイズで表す記録物を出力する出力手段を備えてもよい。
この構成によれば、単一のページと見開きとが、例えば同じサイズの用紙に印刷され、又はそのような印刷のための画像データとして出力されるので、後の閲覧の便宜が向上する。
なお、本発明は、画像処理装置として実現できるだけでなく、原稿を読み取って画像を処理する機能を持つ種々の装置、例えばコピー機、スキャナ装置、及びファクシミリ装置、並びにそれらを包含するネットワーク複合機等として実現することもできる。
本発明に係る画像処理装置によれば、折り畳み原稿に特有のページ順序及び見開き構成を指定し、その指定に応じて見開きを構成する複数のページを1つの見開き画像として連結し、その見開きと、見開きを構成しない単一のページとを、指定された順序で出力することができるので、折り畳み原稿に特有のページ順序及び見開き構成が適切に反映された、それ故に後の閲覧に適した記録物が得られる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る画像処理装置の一例としてのネットワーク複合機を含む通信システムの構成の一例を示す図である。
この通信システムは、ネットワーク複合機1及び2、端末装置3及び4、PSTN(Public Switched Telephone Networks:公衆電話交換回線網)5、並びにLAN(Local Area Network)6から構成される。
ネットワーク複合機1は、PSTN5を介してネットワーク複合機2と接続され、またLAN6を介して端末装置3及び4と接続される。
ここで、ネットワーク複合機1は、複数のページからなり折り畳んで供される1枚の原稿を処理する画像処理装置の一例である。
ネットワーク複合機1は、スキャナ及びプリンタを備えており、スキャナにて原稿を読み取って得た画像データを、PSTN5を介してネットワーク複合機2へファクシミリ送信し、LAN6を介して端末装置3及び4へ送信することより、ファクシミリ機能、及びスキャナ機能を実現する。また、ネットワーク複合機1は、その画像データによって表される画像をプリンタで印刷出力することにより、コピー機能を実現する。
図2は、ネットワーク複合機1のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
ネットワーク複合機1は、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12、モデム13、NCU(Network Control Unit)14、操作パネル15、ディスプレイ16、スキャナ17、プリンタ18、LAN(Local Area Network)I/F19、及びHDD(Hard Disk Device:ハードディスク装置)20を備える。
CPU10は、ROM11に格納されたプログラム11aを実行することにより、ネットワーク複合機1の全体を制御する。
CPU10は、例えば、スキャナ17で原稿を読み取って得た原画像データをRAM12又はHDD20に保持する。そして、原画像データのうちの複数のページのそれぞれに対応する画像データを連結することによって見開きを表す画像データを生成してRAM12に保持する。
CPU10は、保持された見開きを表す画像データをRAM12からプリンタ18、モデム13、及びLAN I/F19へ転送する。これにより、それぞれ見開きのコピー、ファクシミリ送信、及びその画像データの端末装置3等への送信が行われる。
ROM11は、CPU10が実行するプログラム11aを格納する、読み出し専用メモリである。
RAM12は、CPU10がプログラム11aを実行する際に用いられるワークデータ、スキャナ17から得られた原画像データ、生成された見開き画像データ等を保持する読み書き可能なメモリである。
モデム13は、RAM12に保持された画像データをファクシミリ信号に変調して送信し、また外部からから受信されたファクシミリ信号を画像データに復調する。モデム13は、例えばG3規格に準拠したファックスモデムである。
NCU14は、モデム13とPSTN5との接続を制御する網制御装置である。
操作パネル15は、利用者からの操作を受け付けるタッチパネル、及び複数のキーで構成される。
ディスプレイ16は、利用者への操作ガイドや、ネットワーク複合機1の動作状態を表示する表示装置であり、例えばLCD(Liquid Crystal Display:液晶表示装置)である。
スキャナ17は、画像読み取り装置であり、CPU10の制御下で、原稿を光学的に読み取ることによって得た画像データを出力する。スキャナ17は、自動原稿供給部を備え、フラットベッドスキャン方式、及び自動原稿供給方式の何れの方式でも原稿を読み取ることができる。
プリンタ18は、印刷装置であり、CPU10の制御下で、例えばRAM12に保持された画像データによって表される画像を印刷出力する。
LAN I/F19は、ネットワーク複合機1とLAN6とを接続する通信アダプタであり、CPU10の制御下で、例えばRAM12に保持された画像データを端末装置3等へ送信する。
HDD20は、スキャナ17から得られた原画像データ等を保持する大容量の磁気記憶装置である。
図3は、本発明に関わるネットワーク複合機1の特徴的な機能構成を示すブロック図である。図3には、説明の便宜のため、図2に示されるいくつかの部が再掲される。これらの部には図2と同じ符号を付して説明を省略する。
画像処理部100は、読み取り部101、区切り指定部102、見開き指定部103、画像連結部104、及び出力部105から構成される。これらの部はソフトウェアの機能として、例えばプログラム11aをCPU10が実行することによって実現される。
以下、画像処理部100に含まれる各部によって行われる特徴的な処理について説明すると共に、その処理によって参照及び生成されるデータ、及びその処理の際に表示される画面についても説明する。
読み取り部101は、スキャナ17で原稿の両面を読み取ることによって得た原稿サイズ及び両面の画像データを得て、原画像データ12aとしてRAM12又はHDD20に保持する。
ここで想定される原稿は、前述したように、複数のページからなり折り畳んで供される1枚の原稿を伸展させた、長尺のシート状の原稿である。原稿の一部がスキャナ17のコンタクトガラス面からはみ出す場合には、スキャナ17の自動原稿供給部にその原稿を通すことによって、原稿の全部が読み取られる。
スキャナ17が、原稿のおもて面及び裏面のそれぞれに対向して複数のセンサを備える場合や、自動的に原稿を裏返して両面を読み取る機構を備える場合には、ユーザが原稿をスキャナ17にセットして一度読み取り指示を与えることで、原稿の両面の画像データが得られる。
もちろん、ユーザ自身が原稿をスキャナ17にセットして一度目の読み取り指示を与え、さらに裏返してセットして2度目の読み取り指示を与えることで、原稿の両面の画像データを得ることも可能である。
読み取り部101は、スキャナ17で原稿を読み取って得た画像データを、非圧縮形式でRAM12又はHDD20に保持するか、又は、圧縮処理を施すことにより、圧縮形式でRAM12又はHDD20に保持する。
また、スキャナ17は、原稿の主走査方向の長さを幅Wとし、副走査方向の長さ(自動原稿供給部における原稿の走行距離)を長さLとして検出する。
図4は、RAM12又はHDD20に保持される原画像データ12aの一例を示す図である。
図4に示される原画像データ12aは、原稿サイズを表す幅Wと長さL、おもて面の画像を表す画像データF、及び裏面の画像を表す画像データRを含む。
画像データF、Rは、前述したように圧縮形式又は非圧縮形式で表される。
ここで、画像データF、Rには、例えば、原稿の単位サイズあたりの画像データの画素数である解像度を表すデータが含まれ、そのデータを用いて原稿の長さ方向の位置と画像データの画素位置とが相互にかつ一意に変換可能であるとして、以下では、原稿における位置と原画像データにおける位置とを特に区別せずに説明する。
区切り指定部102は、原画像データ12aにおけるページの区切り位置を指定する。
区切り指定部102は、原稿を長さ方向に分割する位置を表す区切り位置データ12bをRAM12に保持することにより、区切り位置を指定する。区切り指定部102は、例えば、原稿を規格化された用紙のサイズである定型サイズに分割する長さ方向の位置を区切り位置として指定する。
図5は、ROM11に格納される定型サイズデータ11cの一例を示す図である。
図5に示される定型サイズデータ11cは、A4、B5、A5、レター等と呼ばれる規格化された用紙のサイズを、短辺、長辺の長さで表している。
区切り指定部102は、一方の辺の長さが原稿の幅Wを表すサイズを定型サイズデータ11cから参照し、参照されたサイズによって表される他方の辺の長さで原稿の長さLを分割する位置を表す区切り位置データ12bをRAM12に保持する。
図6は、RAM12に保持される区切り位置データ12bの一例を示す図である。
図6に示される区切り位置データ12bは、原稿が長さ方向に端から距離B1、B2にある区切りでページに区切られることを表している。
具体的な例として、原稿の幅WがA4サイズの長辺の長さY1である場合には、A4サイズの短辺の長さX1の自然数倍で、かつ原稿の長さLを超えない値X1、2X1、3X1、・・・を区切り位置として表す区切り位置データ12bがRAM12に保持される。このような区切り位置は、原稿がちょうどA4サイズに折り畳まれる場合、折り目と一致するため、ページの区切りを適切に表す可能性が高い。
なお、そのように区切ると最後のページが他のページよりも一定のしきい値以上短くなる場合には、原稿が不同の長さに折り畳まれる(例えば図16(A)を参照)ことが想定される。
その場合、区切り指定部102は、操作パネル15を介して、原稿を読み取りの副走査の始端から区切るか終端から区切るかを選択する操作をユーザから受け付け、その選択に応じた位置を示す区切り位置データ12bをRAM12に保持してもよい。例えば、長さLの原稿を始端から区切った場合の区切り位置がB1、B2であれば、終端から区切った場合の区切り位置はL−B2、L−B1と求めることができる。
また、原稿の幅Wが複数の定型サイズの一方の辺の長さ、例えばA4サイズの短辺の長さとA5サイズの長辺の長さとに一致する場合、区切り指定部102は、操作パネル15を介して、定型サイズの1つを選択する操作をユーザから受け付け、選択された定型サイズの他方の辺の長さで原稿の長さLを分割する位置を示す区切り位置データ12bをRAM12に保持してもよい。
図7(A)は、その選択操作を受け付ける際にディスプレイ16に表示される画面の一例を示す図である。
図7(A)に示される画面には、A5サイズ、A4サイズ、及び区切り位置を自由に指定するという3つのオプションが表示される。
区切り位置を自由に指定するというオプションが選択された場合、区切り指定部102は、原稿の縮小画像を表示し、ユーザからその縮小画像上で区切り位置を指定する操作を受け付け、指定された区切り位置を示す区切り位置データ12bをRAM12に保持する。
図7(B)は、その指定操作をユーザから受け付ける際にディスプレイ16に表示される画面の一例を示す図である。
図7(B)に示される画面には、原稿の表面及び裏面の縮小画像、その縮小画像の上に破線で表された区切り、及び区切りを移動し追加するためのボタン等が表示される。
ユーザの操作に応じて区切りが移動又は追加されると、区切り指定部102はその移動又は追加後の区切りの位置を示す区切り位置データ12bをRAM12に保持する。
見開き指定部103は、区切り位置データ12bに従って原稿を区切ってなる各ページの中から、原稿が閲覧される際に一視野内で一続きの情報を表す見開きを構成する複数のページを見開き構成ページとして指定する。
いくつかの折り畳みパンフレットに想定されるページ順序と見開き構成について、従来技術の項で、図14(B)、図15(B)、図16(B)を参照して説明した。
その説明に準じて、原稿のおもて面を区切り位置データ12bに従って区切ってなるページを、読み取りの際の副走査の始端から順に記号α1、β1、γ1、・・・で表し、原稿の裏面を区切り位置データ12bに従って区切ってなるページを、同じ始端から順に記号α2、β2、γ2、・・・で表わすとき、ページの記号と括弧とからなる記号列によってページ順序と見開き構成とを表すことができる。
例えば、記号列の左から右がページ順序であり、括弧で括られたページが1つの見開きであると定義すれば、図14(B)に示されるページ順序及び見開き構成は、記号列α1、(α2、γ1)、(β2、γ2)、β1のように表される。
見開き指定部103は、例えば、ユーザからページ順序及び見開き構成を編集する操作を受け付け、編集されたページ順序及び見開き構成を表す記号列を見開き構成データ12cとしてRAM12に保持することにより、見開き構成と共にページ順序を指定する。
図8は、RAM12に保持される見開き構成データ12cの一例を示す図である。
図8に示される見開き構成データ12cは、前述した、図14(B)に示されるページ順序及び見開き構成を表す記号列α1、(α2、γ1)、(β2、γ2)、β1である。
図9(A)、(B)、(C)は、ページ順序及び見開き構成を編集する操作を受け付ける際にディスプレイ16に表示される画面の一例を示す図である。
図9(A)は、最初に表示される画面である。この画面には、原稿のおもて面の各ページα1、β1、γ1を選択するためのボタン、原稿の裏面の各ページα2、β2、γ2を選択するためのボタン、ページ順序を変更するための左移動ボタン、右移動ボタン、見開きを指定するための連結ボタン、及び見開きを解除するための分離ボタンが表示される。ここで、各ページを選択するためのボタンには、ユーザによる直感的な操作を可能にすべく、そのページの縮小画像が表示されることが望ましい。
この画面において、例えばページα2ボタンが押され、続いて左移動ボタンが押されると、ページα2ボタンとページγ1ボタンの表示位置が入れ替わり、ページα2の順序がページγ1の前になったことが表示される。
図9(B)は、その選択及び移動操作を行った後の画面である。この画面にて、ページγ1ボタンが押され、続いて連結ボタンが押されると、ページα1ボタンとページγ1ボタンとが一続きに表示され、ページα1、γ1が1つの見開きとなったことが表示される。
図9(C)は、そのような選択、移動、及び連結操作を適宜行った後の画面であり、図14(B)に示されるページ順序及び見開き構成が表されている。この画面にて、OKボタンが押されると、見開き指定部103は、記号列α1、(α2、γ1)、(β2、γ2)、β1を見開き構成データ12cとしてRAM12に保持する。
なお、ページ順序及び見開き構成を表す1種類以上のレイアウトデータ11bをROM11に予め格納しておき、見開き指定部103は、ユーザからそのレイアウトデータ11bの1つを選択する操作を受け付けてもよい。
図10は、ROM11に格納されるレイアウトデータ11bの一例を示す図である。
図10には、異なる5種類のレイアウトデータ11bが示されており、それぞれのレイアウトデータ11bは、見開き構成データと共に、区切り位置データ、及びそのレイアウトデータ11bが適用される原稿サイズを含んでいる。
図10の第1行のレイアウトデータは、原稿サイズが幅W1、長さL1の原稿に適用され、その原稿を区切り位置B1、B2で区切ってなる各ページに対し、図14(B)に示されるページ順序及び見開き構成であるα1、(α2、γ1)、(β2、γ2)、β1を指定する。
第1行のレイアウトデータは、原稿の裏面のページα2とおもて面のページγ1とが見開きを構成することを示すレイアウトデータの一例である。
第2行のレイアウトデータは、原稿サイズが幅W1、長さL1の原稿に適用され、その原稿を区切り位置B1、B2で区切ってなる各ページに対し、α1、(α2、β2、γ2)、γ1、β1なるページ順序及び見開き構成を指定する。
第2行のレイアウトデータは、原稿の裏面の全ページα2、β2、γ2が見開きを構成することを示すレイアウトデータの一例である。
第3行のレイアウトデータは、原稿サイズが幅W1、長さL1の原稿に適用され、その原稿を区切り位置B1、B2で区切ってなる各ページに対し、α1、α2、β2、γ2、γ1、β1なるページ順序及び見開き構成を指定する。
第3行のレイアウトデータは、原稿の全てのページが見開きを構成しない単独のページであることを示すレイアウトデータの一例である。
第4行のレイアウトデータは、原稿サイズが幅W2、長さL2の原稿に適用され、その原稿を区切り位置B3、B4、B5で区切ってなる各ページに対し、図15(B)に示されるページ順序及び見開き構成β1、(α1、δ1)、(α2、β2、γ2、δ2)、γ1を指定する。
第4行のレイアウトデータは、原稿の片面の離れた位置にあるページα1、δ1が見開きを構成することを示すレイアウトデータの一例である。
第5行のレイアウトデータは、原稿サイズが幅W3、長さL3の原稿に適用され、その原稿を区切り位置B6、B7で区切ってなる各ページに対し、図16(B)に示されるページ順序及び見開き構成(α1、γ2)、(α1、β1)、γ1、(β2、α2)を指定する。
第5行のレイアウトデータは、1つのページα1が複数の見開きを構成するために複数回用いられることを示すレイアウトデータの一例である。
見開き指定部103は、例えば、原画像データ12aの原稿サイズと等しいか、又は所定の誤差の範囲にある原稿サイズを表すレイアウトデータ11bの中から1つを選択する操作をユーザから受け付け、選択されたレイアウトデータ11bが表す区切り位置データと見開き構成データとを指定してもよい。そうすることで、見開き構成やページ区切りを指定する手間の軽減を図ることができる。
図11は、レイアウトデータ11bの1つを選択する操作を受け付ける際にディスプレイ16に表示される画面の一例を示す図である。この例は、図10のレイアウトデータ11b及び原稿サイズがW1、L1である原画像データ12aについて表示される画面を示している。
図11に示される画面には、図10のレイアウトデータ11bのうちの原稿サイズがW1、L1である3つのレイアウトデータと、新しいレイアウトを指定するという4つのオプションが表示される。
ここで、各々のレイアウトデータには、そのレイアウトデータに含まれる区切り位置データに従って区切られる各ページの縮小画像を表示してもよい。各ページの縮小画像は、そのレイアウトデータに含まれる見開き構成データによって示される順序でかつ見開きを一続きに連結して表示されることが望ましい。そうすれば、ユーザは、そのレイアウトデータが所望のレイアウトを表しているか否か、縮小画像を見ながら迅速かつ的確に判断することができる。
なお、新しいレイアウトを指定するというオプションが指定された場合には、レイアウトデータ11bの参照をやめ、前述したように、区切り指定部102にてユーザの指定操作に応じて区切り位置を指定し、見開き指定部103にてユーザの編集操作に応じて見開き構成を指定する。
画像連結部104は、見開き構成データ12cによって示される見開きを構成するページを参照し、そのページの画像データを、原画像データ12aのおもて面画像データF及び裏面画像データRの、区切り位置データ12bで示される区切り位置の間の部分を抽出することによって取得し、取得された画像を連結することによって見開き画像を生成する。
図12は、画像連結部104によって行われる処理の一例を概念的に説明する図である。この例は、区切り位置データ12bがB1、B2であり、見開き構成データ12cがα1、(α2、γ1)、(β2、γ2)、β1であるとき、原画像データ12aからページα2、γ1の画像データPα2、Pγ1を抽出して連結することにより見開き画像を生成する処理を表している。
画像連結部104は、区切り位置データ12bによって示される区切り位置B1及びB2を参照することにより、裏面画像データRの副走査の始端から距離B1からB2までの部分をページα2として定める。また、おもて面画像データFの副走査の始端から距離B2から終端までの部分をページγ1として定める。
画像連結部104は、裏面画像データR、おもて面画像データFから前述した部分を抽出することによって画像データPα2、Pγ1を取得し、取得された画像データPα2、Pγ1を連結することによって1つの見開き画像データ12dを生成してRAM12に保持する。
おもて面画像データF及び裏面画像データRが圧縮フォーマットで表されている場合、画像連結部104は、おもて面画像データF及び裏面画像データRを各画素が等しいデータ量で表わされる非圧縮フォーマットに展開し、画素位置とデータの実体的な場所とを対応させることによって、目的のページの画像データを抽出することができる。
また、おもて面画像データF及び裏面画像データRがHDD20に保持されている場合、画像連結部104は、おもて面画像データF及び裏面画像データRに含まれる必要最小限の部分をRAM12へ取得することによって処理してもよい。そうすれば、原画像データ12aの全体をHDD20に保持しつつ、必要最小限の部分のみをRAM12に取得して処理できるので、RAM12の所要量が削減される。
そのために、画像連結部104は、例えばRAM12とHDD20とを用いて実現される周知の仮想記憶機能を用いて原画像データ12aを処理することができる。
特に、おもて面画像データF及び裏面画像データRが、例えばJPEGのようなブロック圧縮フォーマットで表されている場合、目的のページを含む最小限のブロックデータをRAM12へ取得してビットマップに展開し、そこから目的のページの画像データを抽出することが望ましい。
そうすれば、RAM12の所要量を削減できるので、処理すべきデータ量が多くなりがちなカラー原稿を好適に処理することができる。
出力部105は、生成された見開き画像データ12dを、RAM12からプリンタ18、モデム13、及びLAN I/F19へ転送することにより、見開きをコピーし、ファクシミリ送信し、また画像データとして端末装置3等へ出力する。
また、見開きを構成しない単一のページについて、出力部105は、おもて面画像データF及び裏面画像データRからそのページの画像データを抽出し、抽出された画像データをプリンタ18、モデム13、及びLAN I/F19へ転送する。
出力部105は、単一のページの画像データと見開き画像データとを、見開き構成データ12cによって示されるページ順序、及び見開き構成に従って表す画像データを出力してもよい。その画像データは、プリンタ18にて人が閲覧可能な印刷物として印刷出力され、モデム13を介してネットワーク複合機2へファクシミリ送信され、また、LAN I/F19を介して端末装置3及び4へ送信される。
これにより、原稿に特有のページ順序、及び見開き構成が適切に表現された、それ故に後の閲覧に適した印刷物及び画像データが得られる。この印刷物、及び画像データが、特許請求の範囲に記載の記録物の一例である。
また、出力部105は、単一のページの画像と見開き画像とを統一されたサイズで出力してもよい。
例えば、単一のページがA4サイズである場合、出力部105は、2つのページを連結してなるA3サイズの見開きをA4サイズに縮小することによって、単一のページの画像と見開き画像とを統一されたA4サイズで出力することができる。また、出力部105は、3つ以上のページを連結してなる見開きをA4サイズに収まるサイズに縮小することによって、単一のページの画像と見開き画像とを統一されたA4サイズで出力することもできる。
また、出力部105は、単一のページの画像と見開き画像とを、統一されたサイズではなく、統一された解像度で出力してもよい。例えば、出力部105は、単一のページの画像をA4サイズで出力する場合、2つのページを連結してなる見開きの画像を、解像度を統一することによりA3サイズで出力することができる。
ここまでに説明した実施の形態の構成において、特許請求の範囲に記載の読み取り手段の一例が読み取り部101であり、区切り指定手段の一例が区切り指定部102であり、見開き指定手段の一例が見開き指定部103であり、画像連結手段の一例が画像連結部104であり、出力手段の一例が出力部105、プリンタ18、モデム13、及びLAN I/F19であり、レイアウトデータ記憶手段の一例がROM11である。
最後に、画像処理部100が、画像処理部100に含まれる各部を制御することによって実行される、画像処理部100の全体的な動作について説明する。
図13は、画像処理部100の全体的な動作の一例を示すフローチャートである。この動作は、一例として、ネットワーク複合機1においてコピー、ファクシミリ送信、及びスキャナ機能の実行中に、ユーザから原稿の読み取り指示操作が与えられると開始される。
読み取り部101は、スキャナ17を制御することによって原稿の両面を読み取ることにより、原画像データ12aを取得する(S101)。
画像処理部100は、原稿の長さLと幅Wとの比の値が所定の範囲に含まれる場合には、長尺原稿ではないと判断して(S102でNO)、出力部105は、原画像データ12aに含まれるおもて面画像データF及び裏面画像データRをそのまま出力する(S103)。これにより、ページ画像の抽出も、見開きへの連結も行われず、原画像データを出力するだけの最も基本的な画像処理が行われる。
長尺原稿であると判断された場合(S102でYES)、画像処理部100は、原画像データ12aの原稿サイズと等しい原稿サイズを含むレイアウトデータ11bを検索する。
該当するレイアウトデータがあれば(S104でYES)、見開き指定部103は、レイアウトデータの一覧を表示してそのうちの1つを選択する操作をユーザから受け付ける(S111)。既存のレイアウトデータが選択されると(S112で既存データ)、画像連結部104は、選択されたレイアウトデータに含まれる区切り位置データ及び見開き構成データに従ってページの抽出と見開きの連結とを行い、出力部105は、その見開き構成データによって示される順序で、単一のページと見開きとを出力する(S113)。
新しいレイアウトを指定する選択がなされるか(S112で新規指定)、該当するレイアウトデータがない場合には(S104でNO)、区切り指定部102はユーザの区切り指定操作に応じて区切り位置を指定し(S105)、見開き指定部103はユーザの見開き編集操作に応じてページ順序及び見開き構成を指定する(S107)。
全てのページが見開きを構成しない単一のページである場合(S108でNO)、出力部105は、区切り位置データ12bに従って各ページの画像データを抽出し、抽出した画像データを見開き構成データ12cに示される順序で出力する(S110)。
見開きを構成するページがある場合(S108でYES)、画像連結部104は、指定された区切り位置データ及び見開き構成データに従ってページの抽出と見開きの連結とを行い、出力部105は、その見開き構成データによって示される順序で、単一のページと見開きとを出力する(S109)。
以上説明したように、本実施の形態のネットワーク複合機1によれば、折り畳み原稿に特有のページ順序及び見開き構成を指定し、その指定に応じて見開きを構成する複数のページを1つの見開き画像として連結し、その見開きと、見開きを構成しない単一のページとを、指定された順序で表す記録物を出力することができるので、折り畳み原稿に特有のページ順序及び見開き構成が適切に反映された、それ故に後の閲覧に適した記録物が得られる。
本発明は、折り畳み原稿を好適に処理する画像処理装置として、コピー機、スキャナ装置、及びファクシミリ装置、ネットワーク複合機などに利用することができる。
本発明に係るネットワーク複合機を含む通信システムの一構成例を示す図。 ネットワーク複合機のハードウェア構成の一例を示すブロック図。 ネットワーク複合機の特徴的な機能構成の一例を示すブロック図。 原画像データの一例を示す図。 定型サイズデータの一例を示す図。 区切り位置データの一例を示す図。 (A)及び(B)ページ区切り指定画面の一例を示す図。 見開き構成データの一例を示す図。 (A)、(B)及び(C)見開き構成指定画面の一例を示す図。 レイアウトデータの一例を示す図。 レイアウトデータ選択画面の一例を示す図。 見開き画像の生成を説明する概念図。 画像処理部における全体的な動作の一例を示すフローチャート。 (A)折り畳みパンフレットの一例を示す図、(B)前記折り畳みパンフレットに想定されるページ順序及び見開き構成の一例を示す図。 (A)折り畳みパンフレットの一例を示す図、(B)前記折り畳みパンフレットに想定されるページ順序及び見開き構成の一例を示す図。 (A)折り畳みパンフレットの一例を示す図、(B)前記折り畳みパンフレットに想定されるページ順序及び見開き構成の一例を示す図。
符号の説明
1、2 ネットワーク複合機
3、4 端末装置
5 PSTN
6 LAN
10 CPU
11 ROM
11a プログラム
11b レイアウトデータ
11c 定型サイズデータ
12 RAM
12a 原画像データ
12b 区切り位置データ
12c 見開き構成データ
12d 見開き画像データ
13 モデム
14 NCU
15 操作パネル
16 ディスプレイ
17 スキャナ
18 プリンタ
19 LAN I/F
20 HDD
100 画像処理部
101 読み取り部
102 区切り指定部
103 見開き指定部
104 画像連結部
105 出力部

Claims (6)

  1. 複数のページからなり折り畳んで供される1枚の原稿を処理する画像処理装置であって、
    前記原稿を伸展させたシート状態で読み取ることにより表面及び裏面それぞれの原画像を取得する読み取り手段と、
    前記原画像における前記複数のページの区切り位置を指定する区切り指定手段と、
    前記複数のページの中から、前記原稿が閲覧される際に一視野内で一続きの情報を表す見開きを構成する複数の見開き構成ページを指定する見開き指定手段と、
    前記原画像を前記区切り位置で区切って得られる1つ以上の部分を前記見開き構成ページの画像として取得し、取得された画像を連結することによって見開き画像を生成する画像連結手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. さらに、
    前記原稿の見開きを構成する可能性がある複数のページを示すレイアウトデータを1種類以上記憶しているレイアウトデータ記憶手段を備え、
    前記見開き指定手段は、前記レイアウトデータ記憶手段に記憶されているレイアウトデータの1つを選択する操作をユーザから受け付けることにより、選択されたレイアウトデータによって示される複数のページを前記見開き構成ページとして指定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記レイアウトデータ記憶手段は、前記原稿の片面の離れた位置にあるページが見開きを構成することを示すレイアウトデータを記憶している
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記レイアウトデータ記憶手段は、前記原稿の表面にあるページと裏面にあるページとが見開きを構成することを示すレイアウトデータを記憶している
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記見開き指定手段は、さらに、前記見開き画像と、前記原稿から生成される他の見開き画像又は単一のページの画像との間に順序を指定し、
    さらに、
    前記見開き画像と、前記他の見開き画像又は前記単一のページの画像とを、前記指定された順序で表す記録物を出力する出力手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像処理装置。
  6. さらに、
    前記見開き画像と、前記原稿から生成される他の見開き画像又は単一のページの画像とを、統一されたサイズで表す記録物を出力する出力手段を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像処理装置。
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