JP4783145B2 - タイヤの三次元モデル作成方法 - Google Patents

タイヤの三次元モデル作成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4783145B2
JP4783145B2 JP2005379007A JP2005379007A JP4783145B2 JP 4783145 B2 JP4783145 B2 JP 4783145B2 JP 2005379007 A JP2005379007 A JP 2005379007A JP 2005379007 A JP2005379007 A JP 2005379007A JP 4783145 B2 JP4783145 B2 JP 4783145B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dimensional
tire
groove
model
size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005379007A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007179418A (ja
Inventor
明男 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2005379007A priority Critical patent/JP4783145B2/ja
Publication of JP2007179418A publication Critical patent/JP2007179418A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4783145B2 publication Critical patent/JP4783145B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、タイヤの三次元モデル作成方法に関し、詳しくは、予め作成されたタイヤの三次元サンプルモデルを用いて異なるサイズのタイヤの三次元モデルを作成し、タイヤの設計変更を容易とするものである。
従来、特開2005−235114号公報(特許文献1)等において、コンピュータ上で三次元画像を作成する三次元CADシステムが提供されている。
このような三次元CADシステムでは、作成した三次元プロファイルに基づいて異なるサイズの三次元プロファイルを作成する場合、作成した三次元プロファイル上で所要の修正を行わなければならない。しかし、三次元プロファイルは複雑であるため、修正作業に手間がかかり、かつ、間違いが生じることが多い問題がある。
特に、タイヤの三次元モデルを作成する場合、タイヤ表面に設けられる多数の溝は非常に複雑な形状で、これらの溝は三次元で円弧状に変化していくため、三次元形状の変更を簡単に行うことはできない。
よって、タイヤを設計する際には、溝パターンが略同様でもタイヤサイズが異なる場合には、それぞれサイズ毎に三次元プロファイルを別個に作成しており、非常に手間がかかる問題がある。
特開2005−235114号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、溝を有する複雑な形状をしたタイヤであっても、三次元サンプルモデルを用いてタイヤサイズを変更した三次元モデルを容易に作成することを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、トレッド領域に基本パターンの溝を備えた基本サイズのタイヤの三次元サンプルモデルを用いて、タイヤサイズを変更した三次元モデルをコンピュータで作成する方法であって、
前記三次元サンプルモデルおよびサイズ変更した三次元モデルは、タイヤを周方向に複数に分割した分割体から構成され、該三次元サンプルモデルの各分割体毎に、三次元プロファイルを画像表示するための三次元データと、該三次元データに変換される二次元データとしてサンプルモデルの多数の寸法データが格納されている記録部を備え、該記録部にタイヤサイズ毎に前記多数の寸法データは予め設計テーブルとして記録されており、
前記コンピュータに入力されるタイヤサイズの変更に対応して前記設計テーブルから自動的に前記寸法データが変更され、
前記変更された寸法データと前記サンプルモデルで記録されている寸法データとから前記サンプルモデルの三次元データが自動的に変更処理され、
前記変更処理された三次元データに基づいてサイズ変更された三次元モデルが自動的に作成されることを特徴とするタイヤの三次元モデル作成方法を提供している。
前記のように、本発明では、三次元サンプルモデルは三次元データに変換される二次元データを備えていると共に、タイヤサイズが相違する場合における対応する二次元データの寸法データを備えた設計テーブルを予め記録している。
よって、サンプルモデルのタイヤサイズと相違するタイヤを設計する場合には、変更するタイヤサイズを前記設計テーブル上で指定すると、自動的に二次元データが変更され、この変更された二次元データに基づいて、サンプルモデルの三次元データが変更されて、タイヤサイズを相違させた三次元モデルを極めて簡単に作成することができる。
前記寸法データは、分割体の個数、各分割体の長さ・角度・トレッド領域の寸法・サイドウオール領域の寸法・溝パターン・溝底アールを含み、
前記溝パターンは、溝の表面位置、該表面位置から所要寸法の深さ位置、溝底面位置における所要の地点が寸法データで規定され、規定された地点を取り込んだ関係式に基づいてラインが設定され、これらラインを連続させて溝形状が構成されることが好ましい。
前記のように、分割体の個数、各分割体の長さ・角度・トレッド領域の寸法・サイドウオール領域の寸法を特定することで、分割体の全体的な形状を特定することができ、また、溝パターン・溝底アールを特定することで、各分割体に設ける溝形状を特定することができる。
前記溝パターンは、詳しくは、前記したように、表面、表面からの所要深さ位置、および溝底面位置において、それぞれ特定する必要があり、そのため、各深さ位置での寸法を特定している。
かつ、各位置での寸法は二次元の座標上での地点であるため、この地点を連続させてラインを形成する必要がある。そのため、特定した地点を取り込んだ関係式に基づいてラインを描き、これらラインを連続させて溝表面、溝底面、表面と底面間の中間位置の溝形状を二次元で特定し、これらを深さ方向に連続させることで、溝形状を三次元で特定している。また、複雑な形状である溝の各ラインが関係式に基づいて形成されるため、関係式を変更することで溝ラインも容易に変更することができる。
さらに、寸法データは角度および溝底面のアール等も含むため、三次元サンプルモデルに対して角度やアール等を変更も自動的になされる。
このように、複雑な三次元形状の溝を特定できる寸法データが、タイヤサイズの変更に応じて、設計テーブルから自動的に取り出されて変更されるため、非常に簡単にタイヤサイズが変更された三次元モデルを作成することができる。
また、前記溝を形成するための連続させたラインは平滑化されると共に所要領域では曲線ラインに自動修正されようにしている。
溝の形状を作成する際、指定した点を結ぶだけでは滑らかな溝形状にならないが、連続させたラインを平滑化したり、曲線ラインに修正することにより溝を滑らかに連続させた形状とすることができる。
前記各分割体は更に複数のエリアに分割され、これらエリアに跨がる溝の前記ラインはエリア間で接合させて平滑化させていることが好ましい。
溝の形状は、タイヤ表面のエリアによってタイヤサイズを変更した場合の拡大・縮小の比率が異なるため、タイヤ表面を複数のエリアに分割してエリア毎にそれぞれ拡大・縮小することが好ましい。しかし、このようにエリア毎にそれぞれ異なる比率で拡大・縮小するとエリアを跨る溝のラインがズレてしまう場合がある。よって、ズレた溝のラインを接合させて平滑化されることにより、サイズ変更後の三次元モデルでも溝のラインが自動修正されて滑かに連続したものとなる。
前記作成された溝パターンを三次元サンプルモデルのプロファイルに投影し、サイズ変更後の三次元モデルを作成することが好ましい。
前記構成によれば、三次元サンプルモデルの分割体のプロファイルと溝パターンとを分けて、それぞれ別個にサイズ変更が行われ、その後、三次元サンプルモデルのプロファイルに溝パターンを投影しているため、複雑な三次元モデルも容易に作成することができる。
前述したように、本発明によれば、タイヤの三次元モデルを作成するために、基本サイズの三次元のサンプルモデルが予め設けられ、該サンプルモデルは三次元データと、該三次元データに変換される二次元データを備えると共に、サイズ変更した場合の寸法データの設計テーブルを予め用意している。
よって、タイヤをサイズ変更する場合、設計テーブル上で変更するサイズを特定するだけで、設計テーブル上の二次元データに自動的に変更され、該二次元データに基づいて前記サンプルモデルの三次元データが自動的に変更されて、サイズ変更したタイヤの三次元モデルが簡単に形成される。
特に、タイヤのような、全体的に曲面部が多く且つ複雑な三次元形状の溝が設けられる場合においても、予め用意された設計テーブルの寸法データが自動変更されるため、三次元サンプルモデルを用いてタイヤサイズを変更した三次元モデルを作業手数がかかる事なく簡単に作成することができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
本実施形態のタイヤの三次元モデル作成方法では、従来から用いられているキーボードやマウス等からなる入力装置と、所要の演算処理を行なう演算装置と、後述する設計テーブル等を記録する記録装置(記録部)と、作成した三次元モデルのプロファイル等を表示する表示装置を備えたコンピュータを用いている。
本発明の三次元モデル作成方法では、図1に示すように基本パターンの溝を備えた基本サイズのタイヤの三次元サンプルモデル10を用いて、タイヤサイズを変更した三次元モデル10’を作成している。作成された三次元モデル10’は実際のタイヤ製造用金型のキャビティの設計に用いられるものである。
三次元サンプルモデル10およびサイズ変更後の三次元モデル10’とも、図1に示すように、タイヤを周方向に略均等分割した多数の分割体を組み合わせて構成している。これら分割体毎に、それぞれ前記表示装置に三次元画像として表示されるサンプルモデル10、10’のプロファイルを形成するのに必要な三次元データと、該三次元データに変換される二次元データである寸法データ(パラメータ)を必要としている。
本実施形態のタイヤでは、タイヤ軸方向においてトレッド領域の中心(赤道位置)を挟んで対象形状としているため、図1に示すように、分割体は赤道位置で2分割した一側半部を示す構成としている。
なお、赤道位置を挟んで両側部の溝パターンが相違する場合には、両側部を含む分割体を設ける必要がある。
各分割体は、トレッド領域11−1とサイドウオール領域11−2を備えた本体11に溝パターン12が設けられており、タイヤサイズに応じて、各分割体自体の大きさが拡大・縮小される。よって、分割体のトレッド領域11ー1、サイドウオール領域11ー2の寸法も当然に夫々拡大・縮小され、周方向の曲率、軸線方向の曲率も変わる。また、溝パターン12も拡大・縮小されるが、溝パターン自体が複雑な三次元形状であると共に、曲率が変更されるサイドウオール領域からトレッド領域へと延在しているため、拡大・縮小に角度調整が必要となる。
以下に、本発明の三次元モデルの作成手順について説明する。
なお、1つのタイヤは前記したように複数の分割体を組み合わせて完成しており、1つの分割体についてのみ説明し、他の分割体については同様であるため説明を省略する。
まず、基本サイズからなるタイヤの三次元サンプルモデル10を作成する。
三次元モデルを形成するに必要な寸法データ(パラメータ)は、分割体の個数、各分割体の長さ・周方向角度・軸方向角度・トレッド領域の寸法・サイドウオール領域の寸法・溝パターン・溝深さ・溝底アール等からなる。
さらに、溝パターンでは、各分割体を5〜6程度の複数エリアに分割し、各エリア毎に、表面(SO)、表面から所定深さ位置(S1、S2…)および溝底面(Sn)における所要地点の座標からなる。
基本サイズを含めて各種サイズの前記寸法データは、予め表計算ソフトにより作成された図2に示す設計テーブル20として記録している。
設計テーブル20には、前記のように、三次元サンプルモデルの寸法データだけでなく、タイヤサイズを変更した場合の寸法データがタイヤサイズ毎に記録されている。
本実施形態では、行番号2の欄には三次元サンプルモデルの寸法データが記載されている一方、行番号3〜7の欄にはタイヤサイズを変更するための三次元モデルの寸法データが各行毎に記載されている。
基本サイズのサンプルモデル作成時には、前記パラメータに基づいて、図3(A)に示すように、まず、分割体の本体11の外形ラインを形成する複数の点11aが規定され、これらの点が図3(B)に示すようにライン11bとして連続される。このライン11bは、図4に示すように、プログラム処理により平滑化され、ライン11bの所要箇所は滑らかな曲線に修正される。
前記平滑化したライン11b上に原点R0及び該原点R0から所要距離離れた点R1、R2、R3…に基点として、原点R0、点R1、R2、R3…間のX方向の距離L1〜L10、Z方向の距離L11、L12や各点間の角度・アール等も前記設計テーブル20で設定し、記録している。
前記外形ラインの形成後、本体11の周方向の長さ、表面の周方向の曲率、軸方向の曲率等に基づいて、図5に示すような、三次元でプロファイルが表示される本体11が作成される。
一方、溝パターン12のプロファイルの作成方法は、本体11と同様、まず、図6に示すように、二次元モデル作成画面上で溝の表面形状に沿う点13aが規定され、これら点13aがライン13bで連続され、該ライン13bが平滑化されて所要領域では曲線ラインに修正され、図6(A)に示す二次元で示された溝パターン12の表面形状13が作成される。
このとき、後述する溝のサイズ変更を考慮して、各ラインの両端を実際の溝よりも長く設定している。また、表面形状13は、図7に示すように、X方向にA部〜E部までエリア分けし、エリアを跨ぐライン13b同士を接合して連続させている。
次いで、二次元で示された溝パターン12の表面形状13が、図6(B)に示すように、本体11の表面S0の寸法データを用いて本体11の表面S0に沿う形状に変換される。
次いで、溝パターン12の表面形状13のライン13bに合わせて、図8に示すように、溝側面14、溝底面15のラインが作成される。
前記溝底面15の作成には、本体11の表面S0をZ方向にdmm下降させた図9に示す面Sdが用いられる。例えば、溝13Aの溝深さを8.3mmに設定する場合、本体11の表面S0をZ方向に8.3mm下降させた面Sdが、溝13Aの底面として選択される。
溝パターン12は、前記表面形状13、溝側面14、溝底面15を組み合わせて、図10に示すように作成される。
前記のように作成した三次元からなる本体11に溝パターン12を投影し、本体11から溝パターン12を抜き取って、図10および図1に示すプロファイルを有する三次元サンプルモデル10を作成している。
タイヤサイズの変更時には、変更するタイヤサイズの寸法データを前記設計テーブル20から選択して変更すると、変更された寸法データと前記三次元サンプルモデルで記録されている寸法データとから三次元サンプルモデルの三次元データが変更処理され、該三次元データに基づいて、三次元モデルが自動的に作成され、表示装置には図1に示すサイズ変更されたプロファイルを有する三次元モデル10’が表示される。
詳細には、変更するタイヤサイズが指定されると、設計テーブル20とリンクされ、サンプルモデルの寸法データが、設計テーブル20で規定されている変更サイズの寸法データに自動的に変更される。
変更された寸法データを取り込んだ関係式に基づいてプログラム処理されて、前記図4に示す本体11’の外形を示す二次元曲線が描かれ、それに基づいて本体の三次元プロファイルが作成される。
溝パターン12に関しても、表面形状13は前記図7に示したエリアA部〜E部ごとにそれぞれ拡大または縮小される。
其の際、サンプルモデルの基本サイズと変更サイズとの長さの相違については、夫々のエリア毎に基本サイズの長さを基準として、サイズ拡大後および縮小後の長さとの間に比に基づいた式が与えられている。この式に基づいて各エリア毎に拡大・縮小がなされる。
エリアA部では上端中央を原点Oとし、原点Oに接しているエリアA部はそのままの位置でサイズ変更に対応した所要の比率で拡大または縮小される。
原点Oに接していないエリアB部〜E部では原点Oに接する位置まで移動され、所要の比率で拡大または縮小される。
エリアA部〜E部までの拡大または縮小を終えた後、エリアB部からエリアE部をサイズ変更後の幅が考慮されて、それぞれ所要の位置に戻され、エリアを跨ぐライン13bはそれぞれ接合されて平滑化される。
溝パターン12の溝側面14および溝底面15のラインは、各深さ位置で変更された寸法データに基づいて、図11に示すように、表面形状13に自動的に追従されて作成される。また、溝の底面形状も自動的に追従され、前記サンプルモデルと同様な手順で自動作成される。
このようにして、作成されたサイズ変更後の溝パターン12’がサイズ変更後の本体11’に投影されて、図1に示す三次元プロファイルを有する変更モデル10’が作成される。
前記したタイヤサイズ変更の処理は、全て、コンピュータの演算装置においてプログラム処理されるため、サイズ変更にリンクする設計テーブル20の寸法データが変更されると、自動的に三次元モデルが作成されることとなる。
前記方法により作成した三次元モデルの分割体は、所要個数を連続させてタイヤの複数のセグメントを構成するものとし、セグメント毎に作成するタイヤ成形用金型の設計に利用している。即ち、タイヤ成形用金型のキャビテイを前記セグメントの外形に対応させた形状として、タイヤ成形用金型を設計している。
このように、本発明では、三次元サンプルモデルを基本とし、サイズ変更する場合に、変更サイズの寸法データを予め規定している設計テーブルを用意しておくことで、サイズ変更と設計テーブルとがリンクされ、該設計テーブルの二次元データが、サンプルモデルの二次元データとして自動変更され、該二次元データに基づいて三次元データも自動変更されて、サイズ変更したタイヤの三次元モデルが作成される。
よって、溝を設けたタイヤのように複雑な形状のモデルであっても、三次元サンプルモデルを用いてタイヤサイズを変更した三次元モデルを簡単に作成することができる。
基本サイズの三次元サンプルモデルとサイズ変更後の三次元モデルを示す図面である。 本発明方法で用いる設計テーブルを示す図面である。 (A)(B)はタイヤの分割体の一側面を二次元画像で作成する方法を示す図面である。 タイヤの分割体の一側面の二次元プロファイルである。 タイヤの分割体の本体の三次元プロファイルである。 (A)(B)は溝パターンの表面形状の作成方法を示す図面である 溝パターンの表面形状をエリア分けした図面である。 溝パターンの溝側面を示す図面である。 (A)(B)はタイヤの分割体の表面および溝底面を示す図面である。 溝パターンの三次元プロファイルである。 タイヤサイズの変更後の溝の側面ラインの作成状態を示す図面である。
符号の説明
10 三次元サンプルモデル
10’ サイズ変更後の三次元モデル
11 分割体の本体
12 溝パターン
13 溝の表面形状
14 溝側面
15 溝底面
20 設計テーブル

Claims (5)

  1. トレッド領域に基本パターンの溝を備えた基本サイズのタイヤの三次元サンプルモデルを用いて、タイヤサイズを変更した三次元モデルをコンピュータで作成する方法であって、
    前記三次元サンプルモデルおよびサイズ変更した三次元モデルは、タイヤを周方向に複数に分割した分割体から構成され、該三次元サンプルモデルの各分割体毎に、三次元プロファイルを画像表示するための三次元データと、該三次元データに変換される二次元データとしてサンプルモデルの多数の寸法データが格納されている記録部を備え、該記録部にタイヤサイズ毎に前記多数の寸法データは予め設計テーブルとして記録されており、
    前記コンピュータに入力されるタイヤサイズの変更に対応して前記設計テーブルから自動的に前記寸法データが変更され、
    前記変更された寸法データと前記サンプルモデルで記録されている寸法データとから前記サンプルモデルの三次元データが自動的に変更処理され、
    前記変更処理された三次元データに基づいてサイズ変更された三次元モデルが自動的に作成されることを特徴とするタイヤの三次元モデル作成方法。
  2. 前記寸法データは、分割体の個数、各分割体の長さ・角度・トレッド領域の寸法・サイドウオール領域の寸法・溝パターン・溝底アールを含み、
    前記溝パターンは、溝の表面位置、該表面位置から所要寸法の深さ位置、溝底面位置における所要の地点が寸法データで規定され、規定された地点を取り込んだ関係式に基づいてラインが設定され、これらラインを連続させて溝形状が構成される請求項1に記載のタイヤの三次元モデル作成方法。
  3. 前記連続させたラインは平滑化されると共に所要領域では曲線ラインに自動修正される請求項2に記載のタイヤの三次元モデル作成方法。
  4. 前記各分割体は更に複数のエリアに分割され、これらエリアに跨がる溝の前記ラインはエリア間で接合させて平滑化される請求項2または請求項3に記載のタイヤの三次元モデル作成方法。
  5. 前記作成された溝パターンが三次元サンプルモデルのプロファイルに投影され、サイズ変更後の三次元モデルが自動的に作成される請求項2乃至請求項4のタイヤの三次元モデル作成方法。
JP2005379007A 2005-12-28 2005-12-28 タイヤの三次元モデル作成方法 Expired - Fee Related JP4783145B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005379007A JP4783145B2 (ja) 2005-12-28 2005-12-28 タイヤの三次元モデル作成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005379007A JP4783145B2 (ja) 2005-12-28 2005-12-28 タイヤの三次元モデル作成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007179418A JP2007179418A (ja) 2007-07-12
JP4783145B2 true JP4783145B2 (ja) 2011-09-28

Family

ID=38304519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005379007A Expired - Fee Related JP4783145B2 (ja) 2005-12-28 2005-12-28 タイヤの三次元モデル作成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4783145B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100888052B1 (ko) 2007-11-14 2009-03-10 한국타이어 주식회사 타이어 성능 예측을 위한 패턴 모델의 결합방법
JP5519366B2 (ja) * 2010-03-26 2014-06-11 株式会社ブリヂストン タイヤモデル作成方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3080725B2 (ja) * 1991-10-21 2000-08-28 積水化学工業株式会社 成形品設計システム
RU2282890C2 (ru) * 2000-07-11 2006-08-27 Пирелли Пнеуматичи С.П.А. Способ конструирования шины

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007179418A (ja) 2007-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100914218B1 (ko) 3차원 스캔 데이터를 이용하여 로프트 서피스를 계산하기위한 시스템 및 방법
JP5188803B2 (ja) 成形部品の成形プロセスを記述するためのプロセス動作の決定
JP2007305133A (ja) 3次元スキャンデータを使用して本来の設計意図を確認するためのシステム及び方法
JP5331260B1 (ja) プレス金型余肉形状作成システム及び余肉形状作成プログラム
JP6435337B2 (ja) コンピュータ支援設計モデルの破断表現の作成
US6735489B1 (en) Horizontally structured manufacturing process modeling
JP4783145B2 (ja) タイヤの三次元モデル作成方法
JP4800511B2 (ja) コンピュータ支援による製品設計装置
JP2002283816A (ja) タイヤ有限要素モデルの作成方法、タイヤ有限要素モデルの作成装置およびプログラム
JP2006240183A (ja) 金型作成方法及び装置
JP2009211255A (ja) 金型加工データ変更方法
JP6242200B2 (ja) プレス金型形状作成システムおよびプログラム
JP2002373187A (ja) コンピュータ支援による製品設計装置
JP4566386B2 (ja) 成形時の押出トレッド形状設計方法、成形時の押出トレッド形状設計支援システム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4102057B2 (ja) 3次元製品作成方法及びその装置、3次元製品加工用モデル作成プログラム
JP4024571B2 (ja) 設計支援プログラム
JP3801792B2 (ja) 3次元形状の切断装置と切断方法及び切断処理プログラムを格納した記憶媒体
JP4235088B2 (ja) フィレット面生成方法及びプログラム
JP4618746B2 (ja) 図形オブジェクトの割付装置
JP2008015896A (ja) 自動設計データ作成方法
JP2696914B2 (ja) 金型作成方法
JP3697753B2 (ja) 図形編集装置および図形編集方法
JP6469555B2 (ja) モデル設計方法
JP6153456B2 (ja) ドローモデル生成方法及びドローモデル生成システム
TW202325444A (zh) 圖形資料編輯裝置、加工程式製作裝置及圖形資料編輯方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110705

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110708

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees