JP2009211255A - 金型加工データ変更方法 - Google Patents

金型加工データ変更方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009211255A
JP2009211255A JP2008051823A JP2008051823A JP2009211255A JP 2009211255 A JP2009211255 A JP 2009211255A JP 2008051823 A JP2008051823 A JP 2008051823A JP 2008051823 A JP2008051823 A JP 2008051823A JP 2009211255 A JP2009211255 A JP 2009211255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
mold
machining
die
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008051823A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Hara
浩二 原
Takashi Kikuchi
高志 菊地
Yoshio Kanai
義男 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2008051823A priority Critical patent/JP2009211255A/ja
Publication of JP2009211255A publication Critical patent/JP2009211255A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】元の加工データを有効に利用して短時間に二番型用の加工データを得る。
【解決手段】成形品モデルに基づき、NC加工データを作製する。NC工作機械により、NC加工データに基づいて金型を作製する。金型の修正をして一番型を得る。計測器により、一番型を3次元的に計測して、メッシュデータ34を得る。NC加工データにおける加工工具16の移動経路20を示す複数箇所のデータから選択された箇所36で、加工端面16aがメッシュデータ34に対して点接触する位置まで加工工具16をZ方向に移動させる。元のNC加工データを、移動後の加工工具16の位置に基づいて変更する。
【選択図】図15

Description

本発明は、金型加工データに基づいて加工された金型を修正して一番型を得た後、一番型に対応した二番型を作成するために、元の加工データを変更する金型加工データ変更方法に関する。
従来、プレス成型用の金型を製作する際には、成形品の形状データからCAD等を用いて金型の設計を行い、金型データを作製している。得られた金型データに基づいて金型を加工するNC加工データを作成し、NC工作機械を用いて第1段階としての金型を加工している。この段階の金型は、必ずしも所望の製品を成型することができるとは限らず、実際に試用して得られた成形品に基づいて検証を行い、熟練技能者が金型を修正することが一般的に行われている。
近時、製品を大量生産するためには、同じ金型を複数用意してそれぞれプレス成形することが望まれており、当初得られた金型を一番型とし、該一番型に対応した二番型(又はリピート型)を作成することが行われている。
二番型を作成するためには、一番型で行った熟練技能者による修正の工程を可及的に抑制し、効率的に行うことが望ましい。
このため、特許文献1では、得られた一番型を非接触3次元計測器で計測し、得られた3次元点群データから曲面を作成し、その曲面データに基づき形状加工用のNC加工データを作成することが提案されている。
また、特許文献2では、二番型を製作する際に手直し作業を必要としないために、金型モデルデータを作製し、これにより樹脂材料で金型実物大模型を製作し、樹脂製模型の手直しを行い、手直しした樹脂製模型を用いてCADデータ及びCAMのNC加工データに基づいて金型を製作することが提案されている。
特開2006−320996号公報 特開平4−213704号公報
成形品モデルや金型データ等のCAD (Computer Aided Design)データ(面の集合体)からNC(Numerical Control)加工データを作成するには、CAM(Computer Aided Manufacturing)データを作成し、加工工具のデータや該加工工具の移動経路を示すパスデータ等の設定が必要であり、これらの一連のパス計算工程には相当の時間がかかる。
一方、特許文献1記載の方法では、一番型を非接触3次元計測器で計測して得られた3次元点群データから曲面を作成し、さらにNC加工データを作成することについて記載があるが、上記のパス計算工程はどうしても必要となってしまい、効率がよくない。また、一番型を作成するときに当初用いられたNC加工データはその後に有効利用されていない。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、一番型に対応した二番型を作成する際に、型の修正を可及的に少なくし、一番型を作成するときに用いられた加工データを有効に利用して短時間に二番型用の加工データを得ることのできる金型加工データ変更方法を提供することを目的とする。
本発明に係る金型加工データ変更方法は、成形品モデルに基づき、該成形品モデルを成型するための金型を加工する工作機械の加工データを作製する第1工程と、前記工作機械により、前記加工データに基づいて金型を作製する第2工程と、前記金型を修正をして一番型を得る第3工程と、計測器により、前記一番型を3次元計測して、金型3次元計測データを得る第4工程と、コンピュータにより、仮想空間上で、前記加工データにおける前記加工工具の移動経路を示す複数の移動経路点のうち選択された選択箇所で、加工端面が前記金型3次元計測データの面に対して点接触する位置まで前記加工工具を軸方向に移動させる第5工程と、前記加工データにおける前記選択箇所を示すデータを、前記第5工程で得られた移動後の前記加工工具の位置に基づいて変更する第6工程とを有することを特徴とする。
このように、加工端面が金型3次元計測データの面に対して点接触する位置まで加工工具を軸方向に移動させて得られた位置のデータに基づいて、当初の加工データを変更することにより、該加工データを有効に利用して短時間に二番型用の加工データを得ることができる。ここで、選択箇所とは広義であり、1点を選択する場合から、全点を選択する場合までを含む。
前記選択箇所における前記加工工具のデータは、基準点が軸方向座標を含む3次元座標で示され、前記第6工程では、前記選択箇所における前記加工工具のデータのうち前記基準点の軸方向座標値を、前記第5工程で得られた移動後の前記加工工具の軸方向座標値で置き換えてもよい。これにより、元の加工データのうち、加工工具の基準点位置を示す3次元座標について軸方向座標値だけを変更すれば足り、一層効率的である。
前記金型3次元計測データは、メッシュデータを用いると処理が簡便になる。
前記第4工程の後、前記メッシュデータと前記成形品モデルを成型するための金型の金型モデルデータとを対比し、前記第3工程において修正された箇所を特定するサブ工程を有し、前記選択箇所は、前記サブ工程で特定された箇所としてもよい。これにより、元の加工データを全て変更するのではなく、特定された修正箇所だけを変更すれば足り、一層効率的である。
本発明に係る金型加工データ変更方法によれば、当初の加工データにおける選択箇所で、加工端面が金型3次元計測データの面に対して点接触する位置まで加工工具を軸方向に移動させて得られた位置のデータに基づいて、当初の加工データを変更することにより、該加工データを有効に利用して短時間に二番型用の加工データを得ることができる。また、一番型を計測した金型3次元計測データに基づいた変更を行うことから、型の修正を可及的に少なくすることができる。
以下、本発明に係る金型加工データ変更方法について実施の形態を挙げ、添付の図1〜図15を参照しながら説明する。
先ず、図1のステップS1において、得ようとする成形品の設計を行い、例えば図3に示すような成形品モデル10をコンピュータで作製する。成形品モデル10は、例えば所定の面データによるモデルである。面データとは、数式で定義されたオブジェクト(NURBS曲面、B−Spline曲面、Bezier曲面等)であり、通常のCAD/CAMシステムで利用できるため汎用性が高い。
ステップS2において、成形品モデル10のデータに基づいて、該成形品モデルを成型するための金型の金型モデルデータ12をコンピュータ上のCADで作製する。実際の金型としては上型と下型があるが、理解を容易にするために、以下の説明では特に区別しないで記載する。この金型モデルデータ12は、前記の成形品モデル10と相当に近似していることから、双方を図1で共通に示す。ただし、金型モデルデータ12は、プレス装置で使用する際のスプリングバックやスプリングフォワード等の影響が見込まれており、成形品モデル10と完全に一致している訳ではない。
ステップS3において、金型モデルデータ12に基づいて、該金型モデルデータ12を切削加工するためのNC加工機(工作機械)用のNC加工データ14(図4参照)を作製する。NC加工データ14は、いわゆるCAMデータである。
この工程では、金型モデルデータ12の形状に基づき、使用する加工工具16の選定を行い、材質や加工形状等に基づいて加工工具16の回転数の設定を行い、さらに、金型と加工工具16との相対的な移動経路を適切に設定する処理が必要となる。
つまり、図4に示すように、先ず、加工しようとする表面形状に基づいて加工工具16の軸方向であるZ座標を適切に設定し、また、該Z座標及び加工しようとする表面形状を基準として直交するX座標及びY座標を設定する。
さらに、加工しようとする表面形状と加工工具16の大きさ及び形状に基づいて、相対的な移動経路20を適切に設定する。
なお、加工工具16の大きさ及び形状は、コンピュータによるソフトウェア処理の仮想空間上においては、切溝等を省略し、現実の加工工具16が回転をしているときの輪郭形状で表すものとする。理解を容易にするため、使用する加工工具16は一種類とする。
次に、図5に示すように、移動経路20上に複数の移動経路点22を加工しようとする表面形状に基づいて適切な微小間隔で設定する。また、基本的に、移動経路20は加工しようとする表面形状に沿って少しずつ所定の方向(例えばX方向)にずれながら往復する経路となっており、両端部では、加工対象部から一度離間して所定方向にずれるオフセット動作部20aを有している。このようなオフセット動作部20aについても適切に設定する。
さらに、移動経路20が金型モデルデータ12の表面上に設定されている場合で、図6に示すように、移動経路点22についても金型モデルデータ12上に設定されているときには、加工工具16は所定の大きさを有していることから、該加工工具16の基準点P0(例えば、Z軸上先端点や先端半球の中心点等)と移動経路点22は一致しないことになる。
そこで、加工工具16の形状に基づいて、当初の移動経路点22aを加工する場合における加工工具16の基準点P0の位置を求め、この点を新たな移動経路点22bとなるように、計算及び変換する処理を行う。このとき、加工工具16の先端部が半径rの半球形状であるときは、該半径rに基づいて新たな移動経路点22bを求める。
当初の移動経路点22の全点について新たな移動経路点22bを求めておき、それぞれ基準点P0の位置をX、Y、Z座標で記録しておく。さらに、隣接する移動経路点22の相対位置及び相対距離等からその時点における加工工具16の送り速度等についても設定する。
このようにして設定された移動経路20は、図7に示すように、NC加工データ14としてまとめられ、所定の記録部に記録される。図7のNC加工データ14は、理解が容易となるように要約して表形式に表したものであり、実際にはNC工作機械で読み取り可能な電子データとなっている。
このようなステップS3の処理は、コンピュータによりある程度自動化されているが、適切なNC加工データ14を得るためには、種々の初期条件の設定や、検証作業が必要であり、相当に時間を要している。
次に、ステップS4において、所定のNC工作機械により、NC加工データ14に基づいて、図8に示すように金型26を作製する。
ステップS5において、成形された金型26を用いてプレス加工を行い、試作品としての成形品を得る。このステップS5の工程は、トライアウトと呼ばれる。
ステップS6において、試作品及び金型プレス面等を観察、検討し、所望の条件が満たされているときにはステップS8へ移り、条件が満たされていないときにはステップS7へ移る。この際、試作品については皺や割れ、寸法誤差の有無等を観察、検討し、金型26については、プレス表面の状態等を勘案し、総合的に判断を行う。
ステップS7においては、手作業により金型26の修正を行う。この修正作業は、金型26の所定箇所を精密に削りとり、又は適度な肉盛りをするものであり、一般的に熟練技能者によって時間をかけて行われる。この後ステップS5へ戻り、所望の条件が満たされるまでトライアウトを繰り返す。これにより、いわゆる一番型が完成する。
図2のステップS8以降は、いわゆる二番型を作成する工程である。
ステップS8において、図9に示すように、一番型30を3次元デジタイザ(計測器)32等で形状を3次元的に計測し、点群データを得る。ステップS8で用いる3次元計測の計測器は、接触式及び非接触式のいずれでもよい。
ステップS9において、点群データに対して所定の変換を行い、図10に示すメッシュデータ(金型3次元計測データ)34を得る。メッシュデータ34は、例えばSTL(Standard Triangulated Language)形式を用いることができ、一番型30の表面形状を相当精密に再現している。
ここでメッシュデータ34とは、例えばポリゴンの集合体である。ポリゴンは、三角形、四角形で構成するオブジェクトであり、一般的にレンダリングや光造形の概略形状把握に用いられている。各ポリゴンは、例えば3点又は4点の頂点座標と法線ベクトルによって構成されている。
メッシュデータ34は、ステップS8で得られた点群データの全てを用いる必要はなく、適度に間引いてもよい。
ステップS10において、図11に示すように、メッシュデータ34によって示される面34aと金型モデルデータ12によって示される面12aとを対比し、前記のステップS7において修正された箇所を特定する。つまり、箇所36は、面34aの方が面12aよりZ座標値が大きいので金型26が削り取られた箇所であり、箇所38は、面34aの方が面12aよりZ座標値が小さいので金型26に肉盛りがなされた箇所である。
この処理は、例えば、面34aと面12aとの距離Lを求めて、該距離Lの絶対値が所定閾値以上である箇所を選択すればよい。
このようなステップS10の処理により、これ以降、元のNC加工データ14を全て変更するのではなく、特定された修正箇所の箇所36及び38だけに限定して処理をすれば足り、効率的である。もちろん、条件によっては元のNC加工データ14の全点を処理対象としてもよい。
ステップS11において、コンピュータにより、ソフトウェア処理における仮想空間上で、NC加工データ14における移動経路点22のうち、ステップS10で特定された箇所を選択箇所とする。さらに、図12に示すように、加工端面16aがメッシュデータ34の面34aに対して点接触する位置まで加工工具16を仮想線位置から実線位置までZ方向に移動させる。厳密に点接触の位置を特定できない場合には、所定の閾値判断に基づいて、実質的な点接触の位置を求めればよい。接触の有無は、CADの機能を用いるとよい。
例えば、図12に示すように、金型26が削り取られた箇所36については、当初の移動経路点22pを基準として加工工具16をプラスのZ方向に移動させ、加工端面16aが一番最初に面34aに接触した位置を特定すればよい。また、図13に示すように、金型26に肉盛りがなされた箇所38については、当初の位置22pを基準として加工工具16をマイナスのZ方向に移動させ、加工端面16aが最後に面34aに接触した位置を特定すればよい。
もちろん、加工工具16を順次移動させるのではなく、加工工具16の加工端面16aの形状(半径r等のパラメータ)に基づいて、幾何的計算によって接触位置を求めてもよい。
このとき、基準点P0の座標は、元の位置22pと比較してX座標値及びY座標値は同じであり、工具軸方向のZ座標値だけが異なる。
加工工具16とメッシュデータ34との接点40についての情報についても所定の解析の便宜のために記録しておくとよい。
なお、諸条件により加工工具16を移動させる方向は必ずしもZ方向でなくてもよい。図12、図13及び図15では、加工工具16を簡略的に半径rの円形状で示している。図12、図13及び図15は、理解が容易なように2次元的に示しているが、実際には3次元形状に基づいて処理を行うとよい。
ステップS12において、前記のステップS11で特定された型の修正箇所を、NC加工データ14における選択箇所として、該選択箇所についてステップS11で得られた移動後の加工工具16の位置に基づいて変更する。
具体的には、選択箇所における加工工具16を示すデータのうち基準点P0の軸方向座標値を、ステップS11で得られた移動後の加工工具16の軸方向座標値で置き換えればよい。これにより、元のNC加工データ14のうち、加工工具16の基準点P0の位置を示す3次元座標についてZ座標値だけを変更すれば足り、効率的である。
このようにして修正されたNC加工データ14aを図14に示す。図7のNC加工データ14と対比すると了解されるように、基本的には、選択箇所(No10〜20)のZ座標値Z10〜Z20がZ’10〜Z’20に変更されているだけであり、元のNC加工データ14が有効利用されている。したがって、この時点で前記のステップS3のような移動経路20を求める処理は不要である。
ステップS13において、修正されたNC加工データ14aに基づいてNC工作機械により二番型の加工を行う。これにより得られた二番型は、前記ステップS7において行った修正が反映されており、一番型30と相当に近い形状となっているため、ほとんど手直しが不要であり、又は全く不要であり、短時間で簡便に二番型が得られる。
上述したように、本実施の形態に係る金型加工データ変更方法では、当初のNC加工データ14における選択箇所で、加工端面16aがメッシュデータ34の面34aに対して点接触する位置まで加工工具16をZ方向に移動させる。これにより得られた位置のデータに基づいて、当初のNC加工データ14を変更することにより、該NC加工データ14を有効に利用して短時間に二番型用のNC加工データ14aを得ることができる。また、一番型30を計測したメッシュデータ34に基づいた変更を行うことから、型の修正を可及的に少なくすることができる。
さらに、一番型30が完成した後の二番型を作成する工程(ステップS8〜ステップS12)では、ステップS3のような移動経路20を求める処理等が不要であり、短時間でNC加工データ14aが得られる。
すなわち、図15に示すように、元のNC加工データ14における22を基準として、Z方向に加工工具16を移動させ、加工端面16aがメッシュデータ34と接触した位置に基づいて変更後のNC加工データ14aが求められることになる。また、型の修正をしていない領域46については、元のNC加工データ14をそのまま利用できる。
上記の各工程におけるオペレータや使用するコンピュータは、工程毎、処理単位毎に異なっていてもよいことはもちろんである。
本発明に係る金型加工データ変更方法は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本実施の形態に係る金型加工データ変更方法の手順を示すフローチャート(その1)である。 本実施の形態に係る金型加工データ変更方法の手順を示すフローチャート(その2)である。 金型モデルデータである。 元のNC加工データによる加工工具の移動経路を示す図である。 加工工具の移動経路の一部を示す図である。 金型モデルデータと加工工具との位置関係を示す図である。 元のNC加工データの内容を示す図である。 NC工作機械で加工された金型の斜視図である。 修正して得られた一番型を3次元計測している状態を示す斜視図である。 3次元計測した結果から得られるメッシュデータである。 金型モデルデータとメッシュデータを対比している様子を示す説明図である。 金型が削り取られた箇所について、加工工具をプラス方向に移動させ、メッシュデータに接触させる様子を示す説明図である。 金型に肉盛りがなされた箇所について、加工工具をマイナス方向に移動させ、メッシュデータに接触させる様子を示す説明図である。 変更後のNC加工データの内容を示す図である。 元のNC加工データと、メッシュデータと、変更後のNC加工データを模式的に対比した図である。
符号の説明
10…成形品モデル 12…金型モデルデータ
14…(元の)NC加工データ 14a…(変更した)NC加工データ
16…加工工具 16a…加工端面
20…移動経路 22、22a、22b…移動経路点
26…金型 30…(修正した)一番型
32…3次元デジタイザ 34…メッシュデータ

Claims (4)

  1. 成形品モデルに基づき、該成形品モデルを成型するための金型を加工する工作機械の加工データを作製する第1工程と、
    前記工作機械により、前記加工データに基づいて金型を作製する第2工程と、
    前記金型を修正をして一番型を得る第3工程と、
    計測器により、前記一番型を3次元計測して、金型3次元計測データを得る第4工程と、
    コンピュータにより、仮想空間上で、前記加工データにおける前記加工工具の移動経路を示す複数の移動経路点のうち選択された選択箇所で、加工端面が前記金型3次元計測データの面に対して点接触する位置まで前記加工工具を軸方向に移動させる第5工程と、
    前記加工データにおける前記選択箇所を示すデータを、前記第5工程で得られた移動後の前記加工工具の位置に基づいて変更する第6工程と、
    を有することを特徴とする金型加工データ変更方法。
  2. 請求項1記載の金型加工データ変更方法において、
    前記選択箇所における前記加工工具のデータは、基準点が軸方向座標を含む3次元座標で示され、
    前記第6工程では、前記選択箇所における前記加工工具のデータのうち前記基準点の軸方向座標値を、前記第5工程で得られた移動後の前記加工工具の軸方向座標値で置き換えることを特徴とする金型加工データ変更方法。
  3. 請求項1又は2記載の金型加工データ変更方法において、
    前記金型3次元計測データは、メッシュデータであることを特徴とする金型加工データ変更方法。
  4. 請求項3記載の金型加工データ変更方法において、
    前記第4工程の後、前記メッシュデータと前記成形品モデルを成型するための金型の金型モデルデータとを対比し、前記第3工程において修正された箇所を特定するサブ工程を有し、
    前記選択箇所は、前記サブ工程で特定された箇所とすることを特徴とする金型加工データ変更方法。
JP2008051823A 2008-03-03 2008-03-03 金型加工データ変更方法 Pending JP2009211255A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008051823A JP2009211255A (ja) 2008-03-03 2008-03-03 金型加工データ変更方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008051823A JP2009211255A (ja) 2008-03-03 2008-03-03 金型加工データ変更方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009211255A true JP2009211255A (ja) 2009-09-17

Family

ID=41184346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008051823A Pending JP2009211255A (ja) 2008-03-03 2008-03-03 金型加工データ変更方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009211255A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012020348A (ja) * 2010-07-12 2012-02-02 Ihi Corp ロボットによるバリ除去方法
KR20190100836A (ko) * 2018-02-21 2019-08-29 현대자동차주식회사 금형 수정가공의 단차 최소화 방법 및 이를 이용한 금형 수정가공 시스템
CN112150637A (zh) * 2020-07-31 2020-12-29 宝利根(成都)精密工业有限公司 一种基于三次元坐标测量的修模快速改图方法
TWI732655B (zh) * 2020-08-17 2021-07-01 財團法人金屬工業研究發展中心 優化金屬沖壓製程參數的方法與系統

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07314286A (ja) * 1994-05-25 1995-12-05 Osaka Kiko Co Ltd モデル倣い制御によるncデータの修正方法
JP2003241810A (ja) * 2002-02-19 2003-08-29 Mazda Motor Corp 成形型のnc加工用データの作成方法、その作成装置、その作成プログラム及びその記録媒体

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07314286A (ja) * 1994-05-25 1995-12-05 Osaka Kiko Co Ltd モデル倣い制御によるncデータの修正方法
JP2003241810A (ja) * 2002-02-19 2003-08-29 Mazda Motor Corp 成形型のnc加工用データの作成方法、その作成装置、その作成プログラム及びその記録媒体

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012020348A (ja) * 2010-07-12 2012-02-02 Ihi Corp ロボットによるバリ除去方法
KR20190100836A (ko) * 2018-02-21 2019-08-29 현대자동차주식회사 금형 수정가공의 단차 최소화 방법 및 이를 이용한 금형 수정가공 시스템
KR102575356B1 (ko) 2018-02-21 2023-09-08 현대자동차주식회사 금형 수정가공의 단차 최소화 방법 및 이를 이용한 금형 수정가공 시스템
CN112150637A (zh) * 2020-07-31 2020-12-29 宝利根(成都)精密工业有限公司 一种基于三次元坐标测量的修模快速改图方法
TWI732655B (zh) * 2020-08-17 2021-07-01 財團法人金屬工業研究發展中心 優化金屬沖壓製程參數的方法與系統

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5309288B2 (ja) 加工誤差予測のためのコンピュータプログラム、加工誤差予測装置およびその予測結果に基づいて工具経路を修正する装置
CN101894176B (zh) 在采样点重建扫过容积的距离场的方法
JP2011528829A (ja) 原型ツールの製作方法及び装置
US20080201002A1 (en) Machining Template Based Computer-Aided Design and Manufacture Of An Aerospace Component
CN104793560A (zh) 用于生成轨迹的方法和系统
JP6043234B2 (ja) 数値制御装置
US20020152000A1 (en) Automated horizontally structured manufacturing process design modeling
JP2009211255A (ja) 金型加工データ変更方法
US6950719B2 (en) Horizontally structured manufacturing process modeling: across file feature operability
US6985793B2 (en) Horizontally structured CAD/CAM coordinate system for manufacturing design
JP6038331B2 (ja) 工具経路生成方法および工具経路生成装置
US7421363B2 (en) Method for virtual inspection of virtually machined parts
US20040153296A1 (en) Horizontally structured CAD/CAM coordinate system
CN103631982A (zh) 一种基于pro/e的逆向工程数字化模型重构方法
JP3838424B2 (ja) 金型の製造方法及びその製造装置
US6754556B1 (en) Horizontally structured manufacturing process modeling: enhancement to multiple master process models and across file feature operability
JP2007076037A (ja) 三次元モデルデータの分割位置算出方法および三次元造形装置
CN115366568A (zh) 一种自适应橄榄核随形雕刻方法与系统
US7245984B2 (en) Horizontally structured manufacturing process modeling: exterior linked representational embodiment
JP2011145876A (ja) 金型作製方法及び金型加工データの作成方法
JP3925504B2 (ja) 加工経路の生成方法、加工経路の生成用プログラムおよび記憶媒体
JP4783145B2 (ja) タイヤの三次元モデル作成方法
JP4622987B2 (ja) 工具参照面データの作成装置と作成方法
JP4102057B2 (ja) 3次元製品作成方法及びその装置、3次元製品加工用モデル作成プログラム
JP2007058531A (ja) 工具の使用順序決定方法及び使用順序決定プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20100812

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101018

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20110510

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20120306

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02