JP4782214B2 - 研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物 - Google Patents

研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物 Download PDF

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Description

本発明は、研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物に関し、特に、車両の塗装面等の表面美が求められる個所における付着物の除去および表面保護材の塗布に用いる可塑性柔軟組成物に適用して有効な技術に関するものである。
工場等から発生する塗装ミスト、鉄粉、粉塵、煤塵、火山灰、黄砂およびビッチタール等は、車両の塗装面等に向かって飛ぶと、小突起物として付着する。このような付着物は、定期的な拭き取り等により除去しないと、頑強に付着した状態となり、洗剤を含ませた布を用いた拭き取り程度では、払拭が困難となる場合がある。
そのような付着物を除去するには、コンパウンドやサンドペーパーによる研磨により除去する手段があるが、被研磨面が塗装面等である場合には、被研磨面に傷をつけてしまうことが懸念される。このような被研磨面への傷付けを防ぐ技術として、特公平4−11335号公報(特許文献1)は、使用時に可塑性を保持した柔軟性基材に、所定粒径の珪砂もしくは炭酸カルシウム等の研磨用微粒子を混ぜ込んだ可塑性柔軟砥石を開示している。この可塑性柔軟砥石は、被研磨面に押し当てられると、被研磨面と接触した部分の研磨用微粒子が均一に押されて柔軟性基材に入り込むので、前記可塑性柔軟砥石を被研磨面と接触させた状態で滑らせても、被研磨面を傷つけてしまうことを防いでいる。
上記可塑性柔軟砥石を用いた研磨においては、被研磨面の付着物は柔軟性基材にめり込みつつ柔軟性基材内に浸入する。その状態で可塑性柔軟砥石を被研磨面で滑らせると、被研磨面の付着物は、柔軟性基材内を切り進み、進路上の研磨用微粒子と衝突する。研磨用微粒子は、被研磨面の付着物と衝突しても押されることはないので、その衝突によって被研磨面の付着物を研磨し、除去する。除去された被研磨面の付着物は、そのまま可塑性柔軟砥石の基材中にとどまる。
しかしながら、上記可塑性柔軟砥石は、繰り返しの使用により、被研磨面から除去された付着物が柔軟性基材内に蓄積されていき、最終的には研磨用微粒子による研磨が行えなくなる状態となる。そのため、必要に応じて、使用済みの表層部が内側へ来るように柔軟性基材の練り返しを行い、新たな表層部を形成することが求められる。このような練り返し作業を頻繁に行うことになると、研磨作業の能率低下を起こしてしまうことから、特開平8−41444号公報(特許文献2)は、その練り返し作業の回数を低減できる技術を開示している。
また、特開平6−344267号公報(特許文献3)は、上記可塑性柔軟砥石を用いた研磨において、被研磨面の付着物が突起状のものばかりでなく、平坦な平面状のものであっても良好に除去できる技術を開示している。
特公平4−11335号公報 特開平8−41444号公報 特開平6−344267号公報
車両の塗装面等に対して用いられるワックスや表面保護剤等のうち、汚れ落とし効果も含むものには、研磨剤が含有されている。いわゆる練りワックスでは、研磨剤は汚れ落とし成分としてばかりでなく、増量剤としても含有されている。また、液状ワックスでも同様の目的で研磨剤は含有されており、沈殿しやすいことから、液状ワックスが収容された容器を攪拌することで、全体に均一に拡散させてから用いられる。
車両の塗装面等に対してワックスを塗布する「ワックス掛け」や、表面保護剤の塗布では、ワックスや表面保護剤をスポンジ等に適量含ませてから塗布し、塗布したワックスや表面保護剤が乾燥してから拭き取ることで、表面保護効果を得ている。
ところで、上記のようなスポンジ等を用いたワックスや表面保護剤の塗布方法では、ワックスや表面保護剤がスポンジに不均一に含まれていたり、塗布時に塗布面に加わる荷重が均一でなくなったり、ワックスや表面保護剤に含まれている研磨剤の運動作用等の影響により、塗布斑が生じてしまうことがある。その塗布面が車両等の塗装面である場合には、焼き付け塗装、ラッカー塗装、エナメル塗装、水性塗装および紛体塗装等の塗装方法の違いにより、さらにワックスや表面保護剤の塗布作業を複雑にしてしまうことになる。
また、ワックスや表面保護剤には、前述の研磨剤の他に溶剤も含まれている。そのため、塗布面が車両等の塗装面である場合に、塗装塗膜が劣化していると、溶剤が作用して化学変化が起こる、いわゆる「白化現象」が起こり、塗装面を溶かしてしまう不具合も懸念される。このような不具合は、塗装面が吹き付けの補修塗装面である場合、特に懸念される。
本発明の目的は、被塗布面に損傷を与えることなくワックスや表面保護剤等の保護剤を塗布できる技術を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、車両の塗装面等の表面美が求められる個所における付着物を、その個所に損傷を与えることなく除去できる技術を提供することにある。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明による研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物は、
可塑性を有する柔軟性基材と、
前記柔軟性基材に混入された多孔質の研磨用微粒子と、
前記研磨用微粒子の孔部に保持されたコーティング剤と、
前記コーティング剤に添加された、水分と接触することでエマルジョン化する活性剤と、
を有し、
被研磨面と接触させ、前記被研磨面に沿って滑らせることで、前記研磨用微粒子が前記被研磨面の付着物を前記被研磨面から除去しつつ、前記コーティング剤が前記被研磨面に塗布されるものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
コーティング剤を含浸させた多孔質の研磨用微粒子を含んだ柔軟な基材から可塑性柔軟組成物を形成し、その可塑性柔軟組成物を用いて表面美の維持が求められる塗装面等を研磨処理およびコーティング処理を行うことにより、その塗装面等に損傷を与えることなく研磨処理およびコーティング処理を実施できる。
また、塗装面等に損傷を与えることなく研磨を行い、さらにコーティング処理を行うことができるので、塗装面等の表面美を維持することができる。
本発明の一実施の形態である可塑性柔軟組成物の使用状態を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態である可塑性柔軟組成物の使用状態を示す断面図である。 本発明の一実施の形態である可塑性柔軟組成物に含有されている研磨用微粒子を示す説明図である。 本発明の一実施の形態である可塑性柔軟組成物の使用時における研磨用微粒子の動きを示す説明図である。
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。
また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、実施例等において構成要素等について、「Aからなる」、「Aよりなる」と言うときは、特にその要素のみである旨明示した場合等を除き、それ以外の要素を排除するものでないことは言うまでもない。
同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
また、材料等について言及するときは、特にそうでない旨明記したとき、または、原理的または状況的にそうでないときを除き、特定した材料は主要な材料であって、副次的要素、添加物、付加要素等を排除するものではない。
また、本実施の形態を説明するための全図において同一機能を有するものは原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
また、本実施の形態で用いる図面においては、平面図であっても図面を見易くするために部分的にハッチングを付す場合がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施の形態の可塑性柔軟組成物は、たとえば自動車等の車両の塗装面に対しての研磨用および表面保護材塗布用として用いられるものである。
図1および図2は、それぞれ本実施の形態の可塑性柔軟組成物の使用状態を示す斜視図および断面図である。図1および図2に示すように、本実施の形態の可塑性柔軟組成物1は、塗装面(被研磨面)2に接触させて往復擦動させることで用いる。
本実施の形態の可塑性柔軟組成物1は、可塑性を有する柔軟な基材(柔軟性基材)3、および基材3中に含まれる研磨用微粒子4等から形成されている。
基材3は、使用時および不使用時を問わず、常時可塑性を備えた材質から形成されており、ポリオレフィンポリオールのような石油系樹脂を例示することができる。塗装面(被研磨面)2に付着した油膜の除去や、広範な錆取りのような塗装面2の表面研磨を行う場合には、油性パテ、粘弾性素材、あるいはそれらに適宜可塑材を添加したものとしてもよい。
研磨用微粒子4の材質としては、比較的硬度の大きい多孔質のものが好ましく、炭酸カルシウム、石英、炭化珪素(金剛砂)、コンパウンド、セラミックスもしくはグリーンカーボランダム等を例示できる。また、基材3中に含まれる研磨用微粒子4の材質としては、可塑性柔軟組成物1の用途、塗装面2の状態、および塗装面2に付着した除去(研磨)対象の突起物5の材質および付着状態に応じて、前記材質のうちから1つもしくは複数を適宜選択することができる。研磨用微粒子4の粒径は、粒径3μm〜50μm程度とすることを例示できる。これは、粒径が3μm程度未満であると研磨力が不足し、粒径が50μm程度より大きいと接触面(塗装面2)に引っ掛かりを生じてしまう不具合が懸念されるからである。
ここで、図3は上記研磨用微粒子4の詳細を示す説明図である。前述のように多孔質の研磨用微粒子4は、凸部4A、凹部4B(孔部)、および内部に形成され凹部4Bと連続もしくは連続しない空洞(孔部(図示は省略))を有する。また、凹部4Bおよび空洞は、研磨用微粒子4に生じたクラックも含むものとする。研磨用微粒子4には、コーティング剤(表面保護剤)6が含浸されており、このコーティング剤6は、凹部4Bおよび空洞に保持されている。コーティング剤6としては、塗装面2に対して光沢を付与するワックス、撥水効果を付与する防水剤(防錆剤)、および塗装面2への汚染物(突起物5)の付着を防ぐ離型効果を付与する汚れ防止剤のうちの選択された1つ以上を例示することができ、具体的材質については、使用方法と併せて後述する。
次に、図4を用いて、可塑性柔軟組成物1を用いた塗装面2の研磨時における、研磨用微粒子4の動作、および塗装面2の状態について説明する。
可塑性柔軟組成物1は、手指等で把持しながら塗装面2に押し付けられ、掌圧により滑らせつつ擦ることにより、塗装面2に付着した塗装ミスト、鉄粉、粉塵、煤塵、火山灰、黄砂およびビッチタール等の汚染物質(突起物5)を研磨しながら除去する。可塑性柔軟組成物1と塗装面2との接触面には、掌圧に対する反作用力(荷重)が面内均一に作用し、その接触面では、研磨用微粒子4が基材3内に押し込まれる。基材3内に押し込まれた微細な研磨用微粒子4には、その掌圧に対する反作用力が作用することで、塗装面2との接触面からは突出することがなく、可塑性柔軟組成物1を塗装面2に接触させて擦動させても、塗装塗膜2Aが施された塗装面2を傷つけることはない。そのため、図1および図4に示す太い矢印の方向に沿い、可塑性柔軟組成物1を塗装面2に接触させて擦動させると、研磨用微粒子4は、摩擦力を受けて回転する。その際、汚染物質(突起物5)は、研磨用微粒子4の凹部4Bに引っ掛かって研磨され、塗装面2から除去される。除去された汚染物質が基材3の表層部に蓄積した場合には、その表層部が内側へ来るように基材3を練り返し、基材3に新たな表層部を形成することにより、除去した汚染物質が塗装面2に再付着してしまうことや、除去した汚染物質により塗装面2を傷つけてしまうことを防ぐことができる。
また、研磨用微粒子4は、摩擦力を受けて回転している際に、汚染物質(突起物5)の研磨だけでなく、凹部4Bに保持したコーティング剤6を塗装面2に塗布していく。前述のように、可塑性柔軟組成物1と塗装面2との接触面には、掌圧に対する反作用力が面内均一に作用していることから、コーティング剤6は塗装面2に均一に塗布することができる。さらに、研磨用微粒子4による塗装面2の研磨により、塗装面2に極微細な傷が付く、いわゆる足付けが行われるので、この傷にコーティング剤6が浸透し、コーティング剤6が塗装面2に密着することを促進することができる。
ここで、コーティング剤6が塗装面2へ塗布されていく状況をさらに詳細に説明する。
コーティング剤6には、たとえば水と接触することでエマルジョン化する活性剤が添加されている。そのため、塗装面2の研磨時に可塑性柔軟組成物1と塗装面2との接触面に水を供給しつつ研磨することにより、可塑性柔軟組成物1(基材3)の表面がエマルジョン化して、その可塑性柔軟組成物1の表面が塗装面2へ少量溶け出すことになる。その際、基材3中の研磨用微粒子4が基材3から遊離し、基材3から突出してくることになるが、前述のように可塑性柔軟組成物1と塗装面2との接触面には、掌圧に対する反作用力が面内均一に作用していることから、塗装面2内で研磨状態が不均一になってしまうことを防止できる。なお、基材3が仮に砥石のように柔軟性のない硬い材質であれば、塗装面2が曲面である場合に、可塑性柔軟組成物1と塗装面2との接触面が小さくなり、掌圧が一点集中してしまうことになるので、塗装面2内で均一な研磨を行うことは困難となる。また、エマルジョン化するための活性剤として適宜所望の種類および量を予め選択しておくことにより、可塑性柔軟組成物1の溶解速度を調節できるようになるので、研磨用微粒子4による研磨効果を調節できるようになる。
上記のように、可塑性柔軟組成物1の溶解速度を調節することにより、コーティング剤6の塗布と同時に高い研磨効果を所望する場合でも対応できるようになるが、研磨効果の向上と共に塗装面2に付く微細な研磨痕も増えることになる。そこで、コーティング剤6として、その研磨痕を埋めることのできるワックス効果もしくはコーティング効果を有するものを選択することにより、研磨痕がコーティング剤6で埋まり、塗装面2の美的効果を長時間に渡って維持することが可能となる。本実施の形態において、そのようなワックス効果もしくはコーティング効果を有するコーティング剤6としては、シリコンオイル、カルナバ、マイクロワックス、フッ素化合物、酸化チタン、ポリエステル、エポキシおよびシリカ系材料のうちの選択された1種以上を含んだ樹脂材料を例示することができる。
ところで、本実施の形態における上記のエマルジョン化とは、以下の2つの意味を有する。1つは、前述のように、コーティング剤6を塗装面2に塗布し密着させることにより、塗装面2の保護に用いることである。他の1つは、可塑性柔軟組成物1による塗装面2の研磨時における、研磨用微粒子4の基材3からの遊離作用に用いることである。前述の活性剤は、これら2つの意味のうち一方だけを実現するものでもよい。そのように一方のエマルジョン化だけを実現する活性剤を単体で用いてもよいし、複数種併せて用いて両方のエマルジョン化を実現できるようにしてもよい。また、両方の意味のエマルジョン化を実現できる活性剤を単体で用いてもよいことは言うまでもない。
また、コーティング剤6に予め前記活性剤を添加しておかずに、塗装面2の研磨時に可塑性柔軟組成物1と塗装面2との接触面に水と共に活性剤も供給しつつ研磨することにより、可塑性柔軟組成物1(基材3)の表面をエマルジョン化させることもできる。このような方法でも、コーティング剤6に予め前記活性剤を添加しておいた場合と同様の効果を得ることができる。また、予め活性剤および水の添加によりエマルジョン化させたコーティング剤6を研磨用微粒子4に含浸させておいても、同様の効果を得ることができる。
ところで、コーティング剤6に溶剤が含有されていると、塗布面2における塗装塗膜2A(図4参照)が劣化している場合に、溶剤が作用して化学変化が起こり、塗装面2(塗装塗膜2A)を溶かしてしまう不具合も懸念される。このような不具合は、塗装面2が吹き付けの補修塗装面である場合にも同様に懸念される。その一方で、本実施の形態の可塑性柔軟組成物1(コーティング剤6)は、揮発性の溶剤を含有していないことを特徴としている。そのため、本実施の形態の可塑性柔軟組成物1を用いた研磨およびコーティング剤6の塗布によれば、塗装面2(塗装塗膜2A)を溶かし、劣化させてしまう不具合を防ぐことができる。また、塗装面2(塗装塗膜2A)の劣化を防ぐことができるので、塗装面2の劣化によってコーティング剤6の塗布斑ができてしまうことも防ぐことができる。前述のように、本実施の形態の可塑性柔軟組成物1に含まれる研磨用微粒子4にはコーティング剤6が含浸され、そのコーティング剤6には水と接触することでエマルジョン化する活性剤が添加されているので、水を供給しつつ可塑性柔軟組成物1(基材3)を塗装面2に接触させた時点で可塑性柔軟組成物1(基材3)の表面がエマルジョン化するので、塗装面2に対する均一なコーティング剤6の塗布、すなわち、均一なワックス塗布もしくはコーティング処理を実現できる。
一般的に、塗装面等に塗装面保護を目的としてコーティングを施す場合において、塗装面に汚染物質や油分が残留していると、奇麗かつ均一なコーティングができなくなってしまうことから、コーティング処理前に予め塗装面の汚染物質や油分を除去しておくことが求められ、その除去処理の良し悪しがコーティング性能維持に影響を及ぼすことになる。そのため、汚染物質や油分の除去処理は、神経を使う作業となってしまう。一方、本実施の形態の可塑性柔軟組成物1を用いた場合には、前述のように多孔質の研磨用微粒子4に水と接触することでエマルジョン化する活性剤が添加されたコーティング剤6を含浸させてあることから、研磨作業と同時にコーティング剤6が溶け出して塗装面2に塗布され、コーティング剤6が塗装面2をコーティングする。これは、研磨用微粒子4の凹部4Bおよび空洞がコーティング剤6を貯蔵できる特性を利用しているからであり、このような研磨用微粒子4を含んだ本実施の形態の可塑性柔軟組成物1を用いることにより、研磨作業とコーティング作業とを両立できるようになり、研磨効果およびコーティング効果の双方を同時に得ることが可能となる。また、研磨用微粒子4の材質として種々のものを前述したが、多孔質形状での形成のしやすさと製造コストとを考慮すると、炭酸カルシウムとすることが特に好ましい。
ところで、世界的に小燃費車両の開発が進んでいるが、燃費向上のために改善できる最たるところがボデーの軽量化である。軽量化ボデーとして用いられる素材としては、アルミニウム、ジュラルミン、繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics;FRP)および炭素繊維(カーボン)を代表的な物として例示できる。アルミニウムは、鉄と異なって膨張率が高く、アルミニウムボデーの表面に塗装する塗料としては、その膨張率に追随できるものが求められる。そのため、鉄板や鋼板のボデーに塗装する塗料をアルミニウムに塗布すると、膨張率が高いために塗装に亀裂が入ってしまい、多くのトラブルが発生してしまうことになる。また、アルミニウムの膨張に追随できる塗料は柔軟性があり、塗装面2が柔らかいために傷が付きやすくなり、その傷を取るために研磨すると、研磨砥粒が塗装面2に食い込み、通常の研磨方法では鏡面状態に研磨することは非常に困難である。この様な塗装を研磨するには、ポリッシャーのモーター回転を低速にし、摩擦熱を発生させない工夫が必要となる。さて、アルミニウム以外のFRPや炭素繊維(カーボン)等のボデーの成形に使用される樹脂の膨張率もアルミニウムと同様に考えることができる。また、使用される樹脂は密着性の優れたエポキシを多く使用されが、エポキシは紫外線に弱く劣化が激しい。そのため、ポリエステル樹脂からなるトップコート(クリアー塗料)を用いて劣化を抑えている。しかし、塗料が柔らかいということは、傷が入りやすいことになる。また、FRPでは表面をトップコートで塗装するが、カーボンでは美的効果を表現する為に塗装をしない場合があり、塗装する場合でも透明なクリアー塗装となる。つまり、いずれも鉄板や鋼板に使用される塗料は使用されない。以上のような理由から、これら数々の特徴を抱えた軽量化ボデーの塗装面2の保守メンテナンスに本実施の形態の可塑性柔軟組成物1を用いることで、塗装面2を必要以上に削ることを防ぎ、摩擦熱の発生も防ぐことができるので、軽量化ボデーの塗装面2の劣化を防ぐことができるようになる。さらに、本実施の形態の可塑性柔軟組成物1を用いることで、塗装面2にコーティング剤6を塗布することができるので、ワックスコーティングにより塗装面2の美的効果を継続することができるようになる。
また、一般に市販されているワックス類を用いた場合では、そのワックス類に含まれている研磨剤が遊離し、塗装面2の塗装塗膜2Aの塗色や塗料の種類に関係なく作用し、塗装面2に生じた傷を深くしてしまうことが懸念され、塗装面2が前述の軽量化ボデーのものである場合には、特に強く懸念される。その一方で、本実施の形態の可塑性柔軟組成物1では、前述のように、塗装面2の塗装塗膜2Aの塗色や塗装の種類によって、添加される活性剤が適宜所望の種類および量で予め選択されている。それにより、研磨剤の遊離量の制御ができるようになり、適切な研磨性能が得ることが可能となる。
上記のような本実施の形態によれば、コーティング剤6を含浸させた多孔質の研磨用微粒子4を含んだ柔軟な基材3から可塑性柔軟組成物1を形成し、その可塑性柔軟組成物1を用いて自動車等の車両の塗布面2を研磨し、さらにコーティング剤6を塗布するので、塗布面2に損傷を与えることなくコーティング剤6を塗布できるようになる。また、塗装面2に損傷を与えることなく研磨を行い、さらにコーティング処理を行うことができるので、塗装面2の表面美を維持することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
前記実施の形態においては、研磨およびコーティングが施される個所が自動車等の車両の塗布面である場合について例示したが、同様に損傷を与えることなく表面美の維持が求められるガラスおよびサッシ等に対しても同様の研磨およびコーティング処理を施すことができる。
本発明の研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物は、表面美の維持が求められる個所に対する研磨処理およびコーティング処理にて広く適用することができる。
1 可塑性柔軟組成物
2 塗装面(被研磨面)
2A 塗装塗膜
3 基材(柔軟性基材)
4 研磨用微粒子
4A 凸部
4B 凹部(孔部)
5 突起物
6 コーティング剤(表面保護剤)

Claims (10)

  1. 可塑性を有する柔軟性基材と、
    前記柔軟性基材に混入された多孔質の研磨用微粒子と、
    前記研磨用微粒子の孔部に保持されたコーティング剤と、
    前記コーティング剤に添加された、水分と接触することでエマルジョン化する活性剤と、
    を有し、
    被研磨面と接触させ、前記被研磨面に沿って滑らせることで、前記研磨用微粒子が前記被研磨面の付着物を前記被研磨面から除去しつつ、前記コーティング剤が前記被研磨面に塗布されることを特徴とする研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物。
  2. 請求項1記載の研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物において
    記被研磨面と接触させ、前記被研磨面に沿って滑らせる際には、前記被研磨面に水を供給しつつ行われることを特徴とする研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物
  3. 請求項1記載の研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物において、
    前記コーティング剤は、エマルジョン化していることを特徴とする研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物。
  4. 請求項1記載の研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物において、
    前記コーティング剤は、前記被研磨面に対し、光沢、撥水効果、前記被研磨面への汚染物の付着を防ぐ離型効果、および前記被研磨面に生じた研磨痕を埋めるコーティング効果のうちの少なくとも1つを付与することを特徴とする研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物。
  5. 請求項記載の研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物において、
    前記コーティング剤は、シリコンオイル、カルナバ、マイクロワックス、フッ素化合物、酸化チタン、ポリエステル、エポキシおよびシリカ系材料のうちの選択された1種以上を含んだ樹脂材料であることを特徴とする研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物。
  6. 請求項1記載の研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物において、
    前記被研磨面との接触部には、掌圧により均一な荷重が加わることを特徴とする研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物。
  7. 請求項1記載の研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物において、
    前記柔軟性基材の表層部に汚染物が蓄積した場合には、前記表層部が内側へ来るように前記柔軟性基材の練り返しを行い、前記柔軟性基材に新たな表層部を形成して用いることを特徴とする研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物。
  8. 請求項1記載の研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物において、
    前記研磨用微粒子は、石英、炭酸カルシウム、炭化珪素(金剛砂)、コンパウンド、セラミックスおよびグリーンカーボランダムのうちの選択された1種以上を主成分として形成されていることを特徴とする研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物。
  9. 請求項1記載の研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物において、
    前記被研磨面は、塗装が施された塗装面であることを特徴とする研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物。
  10. 請求項記載の研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物において、
    前記被研磨面は、アルミニウム、繊維強化プラスチック、ジュラルミンまたは炭素繊維を主成分とするボデーの表面であることを特徴とする研磨用および表面保護材塗布用可塑性柔軟組成物。
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