JPH0841444A - 塗装面等の研磨用組成物とこれを用いた研磨方法 - Google Patents

塗装面等の研磨用組成物とこれを用いた研磨方法

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JPH0841444A
JPH0841444A JP19354294A JP19354294A JPH0841444A JP H0841444 A JPH0841444 A JP H0841444A JP 19354294 A JP19354294 A JP 19354294A JP 19354294 A JP19354294 A JP 19354294A JP H0841444 A JPH0841444 A JP H0841444A
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polishing
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polished
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composition
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忠夫 古舘
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    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24DTOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
    • B24D15/00Hand tools or other devices for non-rotary grinding, polishing, or stropping
    • B24D15/04Hand tools or other devices for non-rotary grinding, polishing, or stropping resilient; with resiliently-mounted operative surface

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】接触面表層部の目詰まり現象を緩和させ、研磨
作業の能率向上に貢献できる塗装面等の研磨用組成物と
その使用方法を提供する。 【構成】可塑性を有する柔軟基材に、研磨用微粒子と、
研磨能力を持たず、被研磨面との摺接時に上記柔軟基材
の接触面表層部で回転可能な発泡材等から成る球状粒子
とを混入して成る。この被研磨面と研磨用組成物の接触
面との間に水あるいは表面活性剤を介在させつつ被研磨
面を擦ることにより、被研磨面に付着した異物を除去す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、手指などで把持しなが
ら車輛や機械類の塗装面あるいはガラス面等の被研磨面
上を滑らせるようにして擦ることにより、これらに付着
した例えば塗装ミスト、鉄工所からの鉄粉粉塵、各種化
学工場からの煤塵、火山灰、黄砂、ピッチタールなどの
付着物を研磨して取り除くための研磨用組成物と、その
使用方である研磨方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】鉄道線路や鉄工所に近い駐車場、あるいは
塗装作業をしている建築現場近くに車輛をおいておく
と、鉄粉や塗装ミストが車輛の塗装面に飛び、塗装面に
小突起物として付着する。
【0003】また、車輛や建物類のガラス面は、定期的
に拭き掃除をしないと、煤塵やピッチタールなどの汚れ
がこびりついて結晶化し、洗剤を含ませた布などではな
かなか払拭しがたいものとなる。
【0004】こうした塗装面やガラス面の小突起状の付
着物のうち塗装面のものは、コンパンドや紙やすりで取
り除くのが通常であるが、ともすると塗装面そのものを
も傷つけてしまいがちである。このため、両者の付着物
を効果的に除去する商品の開発が望まれていた。
【0005】本出願人は、これに応えるべく先に日本国
特公平4−11330号において、使用時に可塑性を保
持した柔軟基材に、所定粒径の珪砂、炭酸カルシウムな
どの研磨用微粒子を混入させた可塑性柔軟砥石を提案し
た。
【0006】本可塑性柔軟砥石は、これを塗装面等に押
し当てると、接触面の研磨用微粒子が面一に押されて柔
軟基材内に入り込むので、塗装面等上を滑らせても研磨
用微粒子が塗装面等の表面を傷つけることはない。その
反面、図4に示すように塗装面Aに付着した小突起状物
Bは上記押し当て時に柔軟基材Dの接触面dからめり込
み柔軟基材内に侵入する。従って、砥石Cをそのまま滑
らせると、小突起状物Bは柔軟基材内を切り進み(図中
右部分参照)、その進路内の研磨用微粒子Eと衝突す
る。研磨用微粒子Eは小突起状物Bによっては面一に押
されることはないので、衝突と同時に小突起状物Bを研
磨する。そして研磨された小突起状物B’はそのまま柔
軟基材内にとどまるというものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、本出願人の
この柔軟砥石は、塗装面等を繰り返し擦っていると、接
触面dの表層部に突起状物Bの硝りクズB’が蓄積さ
れ、図5に見られるように目詰まり現象(突起状物Bの
硝りクズB’が溜まって研磨微粒子Eによる研磨を行え
なくなる現象)を起こす。このため、必要に応じて使用
済みの接触面表層部が内側にくるように柔軟基材Dの練
り返しを行い、常に新しい接触面dを形成してやる必要
がある。しかし、研磨作業中にこうした練り返し修正を
頻繁に行うことは、研磨作業の能率低下をきたす。
【0008】また、従来の柔軟砥石は、基材の成分によ
っては大きな粘性を有するため、使用時には塗装面等の
被接触面に水を塗布するなどして潤滑性を良好に保つよ
うにしている。この種の柔軟砥石では良好な潤滑性が保
たれないと、摩擦によって柔軟基材が被接触面に擦り付
き、不慣れの使用者の場合には、研磨用微粒子を被接触
面に擦り付けてしまい塗装を傷つけるといった事態を惹
き起こす。
【0009】更に、このようにして水を使用する場合、
通常は、バケツなどの容器に水を入れ、柔軟砥石を水に
濡らしながら作業が行われる。容器中に投入された柔軟
砥石は比重が重いために容器の底に沈む。ところが容器
の底には砂や塵などが沈澱しているために、水中の柔軟
砥石の接触面には上記沈澱物が付着あるいはめり込む。
従って、水中から引き上げて使用を再開したときに、沈
澱物が被接触面に擦りつけられ塗装面等を傷つける。
【0010】本発明の目的は、接触面表層部の目詰まり
現象を緩和させ、研磨作業の能率向上に貢献できる塗装
面等の研磨用組成物とその使用方法を提供することにあ
る。
【0011】また、本発明の他の目的は、水を塗布しな
くとも滑らかに擦ることができ、初めての使用者でも塗
装面を傷つけることの少ない、塗装面等の研磨用組成物
を提供することにある。
【0012】更に、本発明の別の目的は、水を塗布して
使用する場合には水に浮き、上記容器中の沈澱物による
障害を回避することのできる研磨用組成物とその使用方
法を提供することにある。
【0013】
【課題を達成するための手段】本発明の研磨用組成物
は、上記した目的を達成するために、可塑性を有する柔
軟基材に、研磨用微粒子と、研磨能力を持たず、被研磨
面との摺接時に上記柔軟基材の接触面表層部で回転可能
な球状粒子とを混入して成る点に特徴を有する。
【0014】可塑性を有する柔軟基材は、使用時及び不
使用時を問わず常時可塑性を備えた柔軟な素材であれば
良い。例えば、車輌の塗装面に付着した小突起物の除去
のように、表面研磨即ち塗装面の研磨を回避しつつ上記
小突起物のみを除去使用とする場合には、弾性をほとん
ど有しない、ポリオレフィンポリオールその他同効の石
油系樹脂が適当で、油膜や広汎なサビ取りなどの表面研
磨をも行なう場合には、油性パテや粘弾性素材あるいは
これに適宜の可塑材を添加したものを選択しても良い。
【0015】混入される研磨用微粒子は、被研磨面の付
着物の種類によって種々選択されるが、珪砂、炭酸カル
シウム、アルミナ、グリーンカーボランダムなど、比較
的硬度の大きなものを一種もしくはこれらを数種類組合
わせて使用される。これらの研磨微粒子は、特に上記し
た小突起物のみの研磨の場合にはその粒径を3〜50μ
mにするのが良い。3μm以下では研磨力に欠け、50
μm以上では、接触面上にひっかかりを生じたりするお
それがあるからである。
【0016】球状粒子は、研磨能力をもたない、例えば
合成樹脂、ゴム、パルプなどの素材によって、粒径が上
記研磨粒子の粒径よりも大きく、かつ約3mm以下の球
状に形成されるのが望ましい。この球状微粒子は、上記
した可塑性柔軟基材中に混入されるのに際し、可塑性柔
軟基材の物性や研磨微粒子の粒径などを考慮し、研磨組
成物が被研磨面に押圧接触され、摺動されたときに、可
塑性柔軟基材の接触面表層部に位置するものが被研磨面
からの磨擦力を受けて回転するような素材、粒径、及び
混入量に設定される。
【0017】上記した研磨用組成物には、更に、微細な
繊維状物質を付加混入すると良い。この繊維状物質は例
えば綿繊維などから成り、研磨用組成物の結合力と引張
り強度を増大させるためのもので、特に球状粒子や研磨
粒子を多量に混入した場合に有効である。
【0018】これら構成の研磨用組成物は、その全体の
比重が1未満になるように設定すると良い。そのために
は、主として球状粒子に比重の軽いもの、例えば発泡材
を選定し、その混入量を調整する。勿論、研磨用粒子も
比較的軽量のものを使用するよう努めると良い。
【0019】また、本発明方法は、上記した研磨用組成
物を塗装面等の被研磨面に押しつけ、この被研磨面と研
磨用組成物の接触面との間に水あるいは表面活性剤を介
在させつつ被研磨面を擦ることにより、被研磨面に付着
した異物を除去する点に特徴がある。
【0020】水あるいは表面活性剤は、被研磨面にスプ
レーなどで散布し、あるいは研磨用組成物の接触面に直
接塗布すれば良い。表面活性剤としては一般的な洗剤な
どで良い。
【0021】
【作用】この研磨用組成物は、被研磨面との押圧接触面
が押圧静止時及び擦動時を問わず被研磨面と一致するよ
うに塑性変形するということと、上記接触面から可塑性
柔軟基材中に押入った被研磨面上の小突起物等を、接触
面表層部中に存在する研磨粒子と衝突させて被研磨面か
ら削りとるという点で、前記した本出願人の所有する先
行発明と同様の作用を行なう。
【0022】しかしながら、本研磨用組成物には球状粒
子が混入されている。この球状粒子は、研磨用組成物を
被研磨面に押圧したときに、研磨用微粒子と同様に可塑
性柔軟基材中に押込まれるものの、研磨用微粒子と異な
り、その球面の一部が接触面と面一に露呈する。従っ
て、本研磨用組成物を被研磨面に押しあてて当該面上を
擦り移動させたときに、接触面の多数の球状粒子が被研
磨面からの摩擦力と、被研磨面上の小突起物の衝突力と
を受けて接触面表層部内で回転動作する。
【0023】この回転により、球状粒子の球面周囲の研
磨粒子を含む可塑性柔軟基材は、研磨用組成物の移動方
向後方に位置するものが球状粒子の球面に沿って上方
(接触面表層部の内方)に引きずり込まれる一方、研磨
用組成物の移動方向前方に位置するものが球状粒子の球
面に沿って下方(接触面方向)に引きずり出され、接触
面全体ではこの球状粒子の回転に伴なうヨレ現象が生じ
る。これにより、接触面の非常に薄い層の部分にのみ研
磨クズが滞留してしまうことがなくなる。また、特に可
塑性柔軟基材に粘性の強い素材を使用した場合であって
も、球状粒子の上記回転により、水等の潤滑材を用いる
ことなしに被研磨面上をその研磨力を低減させることな
く擦ることが可能となる。
【0024】被研磨面と接触面との間に水や表面活性剤
を介入させると、球状粒子は被研磨面との摩擦力を生じ
にくいものの、被研磨面に研磨すべき小突起物などがあ
るとそれとの接触によって回転力を受ける。このため、
上記と同様にして、研磨用組成物はその接触面表層部に
ヨレ現象を呈することとなる。
【0025】研磨用組成物の比重が1未満に設定される
と、この組成物は水に浮く。従って、水を研磨用組成物
に付着して使用する場合など、バケツ内に放り込んで
も、沈澱物が表面に付着することがなくなる。
【0026】球状粒子を発泡材で形成した場合、上記軽
比重の研磨用組成物の製造に有益であるばかりでなく、
被研磨面上の小突起物との接触時にそのザラつきを微妙
にとらえて、接触面表層部での回転を確実に行なう。
【0027】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。可塑性柔軟基材としてポリオレフィンポリオールを
用い、この基材150gに、粒径20〜30μmの研磨
微粒子(炭酸カルシウムと珪砂の混合材)を700g、
微細な綿繊維を5g、粒径約1μmφの発泡スチロール
製球状粒子をそれぞれ17.1g(重量比約2%)、2
5.6g(重量比約3%)、34.2g(重量比約4
%)を混入して、比重の異なる3種類の(1.23と
1.14と0.98)の研磨用組成物を得た。
【0028】これらの研磨用組成物と、上記した組成の
うち球状粒子を含有しない比較試料とを用いて、所定面
積の塗装鋼板面上に散在する多数の汚染物質(厚み0.
5mm、径0.8mm程度の塗装ミスト)を取除く作業
をした。比較試料の場合、塗装面上を往復擦動させる
と、数秒で前記した図5に見られるような目詰り現象が
おきてしまった。このため練り返しを行なって、再度往
復擦動させて上記汚染物質を除去し、平滑な塗装面を復
元するのに全体で約30秒を要した。
【0029】一方、本研磨用組成物の場合、図3に見ら
れるように比較試料と同様な使用法で塗装面上を往復擦
動させることにより、いずれも練り返しを行なうことな
しに約10秒から10数秒で、汚染塗料ミストを除去で
きた。その理由を、図1を参照しつつ説明する。
【0030】塗装面1に対して押しつけられた研磨用組
成物2の接触面3では、研磨用微粒子4と同様に球状粒
子5が可塑性柔軟基材6の表層部内に押込まれる。微細
な研磨用微粒子4は、塗装面1からの面一な反作用力を
常時受けて基材6内にめり込み、接触面3から突出する
ことがないので、本件用組成物2を擦動させても塗装面
1を傷つけることがない。球状粒子5は接触面表層部に
位置するものがその球面の一部5aを塗装面1に押しつ
けられた状態となる。
【0031】従って、図1の太い矢印方向(図中右方
向)に本研磨用組成物2を移動させると、上記球状粒子
5はその摩擦力を受けて時計方向に回転する。この回転
力は球状粒子5が塗装面上のミスト7に当たったときに
も生じる。
【0032】回転する球状粒子5は、その球面周囲の研
磨微粒子入りの基材6を図中矢印で示すように流動させ
る。球状粒子5の周囲に位置する基材6のうち、組成物
2の進行方向前方部Fでは、接触面表層部の奥側から新
たな研磨微粒子を含む基材6が連続的に引きずり出さ
れ、これが上記表層部内に進入したミスト7と順次衝突
してミスト7を研磨する。反対に組成物2の進行方向後
方の部位Rでは、接触面3近傍の基材6が上方に引きず
り込まれ、これと共にミスト7の研磨クズ8が接触面表
層部の奥側に移動される。
【0033】球状粒子5を中心とする接触面表層部の上
記したヨレ現象により、これら研磨用組成物2は接触面
近傍の目詰まりが緩和される。組成物内には綿繊維が混
入され、しかも基材自体にある程度の粘性があるため、
上記ヨレ現象によっても基材6が細かく崩れることはな
い。
【0034】図2は接触面1との間に水あるいは表面活
性剤9を塗布して塗装ミストの研磨を行なうようにした
もので、この場合には球状粒子5は、主として塗装ミス
ト7との衝突時に回転を行なう。従って、塗装ミスト7
が除去された場合には塗装面上を擦動しても球状粒子5
は回転することはない。
【0035】上記した3種類の組成物のうち、3番目の
組成物は比重が1より下まわるので、水入りの容器中に
つけても沈むことはなく、水を塗布しながらの作業にお
いて、容器内の沈澱物に煩わされることなく、作業を良
好に行なうことができた。ちなみに、比較試料の場合、
比重が2.01であるため、容器内に沈んでしまい、表
面に各種のゴミや砂が付着して、作業能率を低下させる
ものであった。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、被研
磨面との摺動時に接触面表層部で球状粒子が回転するの
で、接触面の研磨粒子入りの可塑性柔軟基材がヨレて常
に新しい研磨層を接触面に供給するので、練り返しの時
間的間隔を長くとることができ、研磨作業時間を短縮で
きるものである。
【0037】また本発明によれば、球状粒子が回転する
ことで、接触面と被研磨面との摩擦抵抗を可及的に減ら
すので、特に可塑性柔軟基材として粘性に乏しい素材を
用いる場合など、被研磨面との接触面との間に水を介在
させることなしに初心者でも簡単に塗装ミストなどの汚
染物質を研磨して除去できるものである。
【0038】更にまた、球状粒子などに低比重のものを
用いて全体を水に浮かせるようにすることにより、水を
使用するこの種研磨用組成物において容器内の沈澱物付
着による被研磨面の傷つきを回避できるばかりでなく、
作業者が余分な神経を使わず使用でき、作業能率の向上
に寄与できる。
【0039】本発明方法によれば、可塑性柔軟基材にあ
る程度粘性を有する素材を使用しても、上記した練り返
し作業を頻繁に行なうことなく、被研磨面上の付着物を
確実に除去できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る研磨用組成物の使用状
態における接触面表層部の構造と球状粒子他の動きを拡
大して示した断面図。
【図2】図1の研磨用組成物の別の使用状態における接
触面表層部の構造と球状粒子他の動きを拡大して示した
断面図。
【図3】図1の研磨用組成物の使用状態を示す斜視図。
【図4】従来例の研磨原理を示す接触面表層部の拡大断
面図。
【図5】従来例の研磨作業後の接触面表層部の構造を示
す断面図。
【符合の説明】
1・・・塗装面 2・・・研磨組成物 3・・・接触面 4・・・研磨用微粒子 5・・・球状粒子 6・・・基材 7・・・塗装ミスト等の汚染物質 8・・・塗装ミストの研磨クズ 9・・・水

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可塑性を有する柔軟基材に、研磨用微粒子
    と、研磨能力を持たず、被研磨面との摺接時に上記柔軟
    基材の接触面表層部で回転可能な球状粒子とを混入して
    成る、塗装面等の研磨用組成物。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の研磨用組成物において、 前記柔軟基材中に微細な繊維物質が混入されている、 塗装面等の研磨用組成物。
  3. 【請求項3】前記球状粒子が合成樹脂材によって形成さ
    れている、 請求項1もしくは請求項2に記載の塗装面等の研磨用組
    成物。
  4. 【請求項4】組成物全体の比重が1未満に設定されてい
    る、 請求項1もしくは請求項2に記載の塗装面等の研磨組成
    物。
  5. 【請求項5】前記球状粒子が発泡材から成る、 請求項3もしくは請求項4に記載の塗装面等の研磨用組
    成物。
  6. 【請求項6】前記球状粒子の粒径が前記研磨粒子の粒径
    より大きく、かつ3mm以下である、 請求項1から請求項5のいずれかに記載の塗装面等の研
    磨用組成物。
  7. 【請求項7】前記柔軟基材がポリオレフィンポリオール
    を主成分とするものである、 請求項1から請求項6のいずれかに記載の塗装面等の研
    磨用組成物。
  8. 【請求項8】前記柔軟基材が粘弾性材を主成分とするも
    のである、 請求項1から請求項7のいずれかに記載の塗装面等の研
    磨用組成物。
  9. 【請求項9】前記研磨用微粒子の粒径が3〜50μmで
    ある、 請求項1から請求項8のいずれかに記載の塗装面等の研
    磨用組成物。
  10. 【請求項10】可塑性を有する柔軟基材に、研磨用微粒
    子と、研磨能力を持たず、被研磨面との摺接時に上記柔
    軟基材の接触面表層部で回転可能な球状粒子とを混入し
    て成る研磨用組成物を、塗装面等の被研磨面に押しつ
    け、 この被研磨面と研磨用組成物の接触面との間に水あるい
    は表面活性剤を介在させつつ被研磨面を擦ることによ
    り、被研磨面に付着した異物を除去する、 ことを特徴とする研磨方法。
  11. 【請求項11】水あるいは表面活性剤を前記被研磨面に
    塗布し、 前記研磨用組成物を被研磨面上に押し付けて擦る、 ことを特徴とする請求項10に記載の研磨方法。
  12. 【請求項12】前記研磨用組成物の表面に水あるいは表
    面活性剤を付着して、 前記被研磨面上をこの研磨用組成物によって押し付けつ
    つ擦る、 ことを特徴とする請求項10に記載の研磨方法。 【0001】
JP19354294A 1994-07-26 1994-07-26 塗装面等の研磨用組成物とこれを用いた研磨方法 Pending JPH0841444A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999005234A1 (en) * 1997-07-26 1999-02-04 Refinish Systems (Uk) Ltd. Keying vehicle bodies and vehicle body parts
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