JPH075920B2 - 洗浄材 - Google Patents

洗浄材

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JPH075920B2
JPH075920B2 JP26904592A JP26904592A JPH075920B2 JP H075920 B2 JPH075920 B2 JP H075920B2 JP 26904592 A JP26904592 A JP 26904592A JP 26904592 A JP26904592 A JP 26904592A JP H075920 B2 JPH075920 B2 JP H075920B2
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吉二郎 井上
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種物体の表面(以下
被洗浄面と記す)に付着した水アカ,油膜,カビ,錆,
泥等の汚れを、簡便且つ短時間に除去,洗浄することを
目的とする洗浄材に関するものである。又、洗浄作業と
同時に被洗浄面に溌水性コーティングや艶出しコーティ
ングを施すことが可能な洗浄材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】被洗浄面に付着した水アカ,油膜等の汚
れは従来洗剤を用い、タワシ,スポンジ、時にはナイロ
ンタワシや金タワシ等を併用して物理的に除去するか、
酸又はアルカリ液,有機溶剤等の薬液で処理,洗浄する
必要があった。
【0003】更に、被洗浄面に溌水性又は艶出しコーテ
ィング処理を施す場合は、従来の汚れ洗浄作業完了後に
処理を施す必要があった。
【0004】更に、これら従来の方法は手数と時間がか
かる上に、被洗浄面を傷付け、又、被洗浄物そのものに
悪影響を及ぼすばかりか、人体や環境に対しても悪影響
を及ぼすことがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの実情
に鑑み、簡便且つ短時間にタワシやスポンジ等の洗浄用
具を必要とせず、しかも被洗浄面等を傷つけることなく
汚れを除去,洗浄する、人体や環境に優しい洗浄材を供
しようとするものである。
【0006】更に本発明は、本洗浄材による汚れの洗浄
作業と同時に、被洗浄面に溌水性コーティングや艶出し
コーティング処理を施すことが可能な洗浄材を供しよう
とするものである。
【0007】
【課題を解説するための手段】本発明は、液状又は液状
化した締結剤に界面活性剤(以下洗剤と記す)及び微粉
末充填材を添加,混練して洗浄力及び凝集力を高め、手
にべとつかない粘土状から半固形状までの固さの混合物
とし、これを洗浄材として使用することをその構成の要
点とするものである。
【0008】締結剤のベース(母材)としては 液状又
は固形樹脂やゴムの他にシリコーン類が用いられる。シ
リコーン類は特に手ばなれ注がよく、被洗浄面にも付着
しにくい洗浄材となる利点を有している。これらのベー
スに、液状化剤又は粘度調整剤として可塑剤やオイル等
を添加し締結剤とするが、ベースによっては可塑剤やオ
イルを必要としない場合もある。又、ベース同士を混合
する場合もある。締結剤の粘度として50〜25000
0cps(20℃)、好ましくは500〜50000c
ps(20℃)である。ここにいう締結剤とは、本発明
の汚れ洗浄材を構成するバインダーとなるもので非水溶
注の液状材料である。
【0009】本発明に用いる洗剤は、締結材に対して溶
解しないものが望ましく、洗剤の形状は固形から液状で
良い。締結材との分散状態は、締結剤に対して粉末状
(固体)洗剤を混合して溶解しないものあるいは不透明
状態であるもの、又、液状洗剤は混合して溶解しないも
のあるいは不透明状態であるものが望ましい。その際、
液の分離は差しつかえない。使用量は、締結剤100重
量部に対し0.1重量部以上で、粉末状 洗剤は100
重量部以下、液状洗剤は50重量部以下が望ましい。
【0010】本発明に用いる微粉末充填材は、被洗浄面
を傷つけることがない木粉やタルク等の低硬度微粉末が
大半を占めるのが望ましい。
【0011】本発明に係わる洗浄材の使用方法は、被洗
浄面又は本洗浄材を水で濡らし、本洗浄材を手に保持
し、被洗浄面を本洗浄材で擦ることにより、汚れを除
去,洗浄するという極めて簡便なものである。従ってタ
ワシやスポンジ等の洗浄用具を必要としない。この時、
被洗浄面と本洗浄材との間の水が潤滑剤となって非常に
滑り易くなり、洗浄作業が容易で円滑に行われる。この
潤滑水に、本洗浄材内の洗剤が僅かずつ溶出して、汚れ
に対して優れた洗浄作用を発揮する。
【0012】洗浄作業の後は、被洗浄箇所に付着してい
るわずかな潤滑水を水で洗い流すだけでよく、多量の洗
剤や洗浄水を環境に流出させることはない。場合によっ
ては洗浄水を用いずウエス等の拭き取り操作だけで仕上
げることができる。又、本洗浄材は手練りをすることに
より、汚れを洗浄材内に取り込み、新鮮な洗浄材面を表
面にする事が出来事から、常に新鮮な洗浄材で作業し得
る特長を有している。
【0013】本洗浄材による洗浄作業では、若干ではあ
るが微粉末充填材が潤滑水側へ溶出してしまうことがあ
る。そこで微粉末充填材の一部又は全部が疎水性コーテ
ィング処理を施された物を使用することにより、微粉末
充填材がほとんど溶出しない洗浄材を得た。
【0014】更に溌水剤や艶出し剤を単独もしくは併用
して本洗浄材に混入させ、洗浄作業と同時に溌水性コー
ティング処理や艶出しコーティング処理を被洗浄面に施
すことが可能な洗浄材を得た。
【0015】以下、本発明に用いる各材料について詳細
に説明する。 (1)締結剤を構成する材料 (1−1)樹脂(液状、固形を問わず。) 石油樹脂(芳香族系、脂肪族系、脂環族系等),天然樹
脂(ウッドロジン、ロジン・グリセリンエステル、テル
ペン樹脂等),ポリオレフィン(エチレン系、プロピレ
ン系、ブテン系、ブタシエン系等),ポリエステル,ア
ルキッド樹脂,アクリル樹脂,アミノ樹脂(メラミン
系、グアナミン系、尿素系等),ビニル樹脂及びその誘
導体,クマロン・インデン樹脂,エポキシ樹脂,ウレタ
ン樹脂,ポリアミド,フェノール樹脂,フラン樹脂,ス
チレン樹脂,カーボネート樹脂,キシレン樹脂,ジアリ
ルフタレート樹脂,セルロース及びその誘導体,ポリア
セタール,その他、及び前記樹脂共重合体、混合物を含
む。 (1−2)ゴム(液状、固形を問わず。) 天然ゴム(NR),合成ゴム(ブタジエンゴム(B
R),イソプレンゴム(IR),ブチルゴム(II
R),スチレン・ブタジエンゴム(SBR,SBS),
スチレン・イソプレンゴム(SIS),スチレン・エチ
レン・ブタジエンゴム(SEBS),エチレン・プロピ
レンゴム(EPM,EPDM),クロロプレンゴム(C
R),エピクロルヒドリンゴム(CHR,CHC),ニ
トリルゴム(NBR),ニトリル・イソプレンゴム(N
IR),アクリルゴム(ACN,ANM),クロロスル
ホン化ポリエチレンゴム(CSM),プロピレンオキサ
イドゴム(GPO),エチレン・アクリルゴム,ベンタ
ジエンゴム,多硫化ゴム,ポリエーテル系ゴム,ウレタ
ンゴム(U),ノルボ,ルネンゴム等エラストマーを含
む。 (1−3)シリコーン ジメチルポリシロキサン,メチルハイドロジェンポリシ
ロキサン,両末端ハイドロジェンポリシロキサン,メチ
ルフェニルポリシロキサン,アルキル変性シリコーン
(アルキル,アルキルアラルキルはC≧2)アミノ変性
シリコーン,カルボキシル変性シリコーン,高級脂肪酸
変性シリコーン,エポキシ変性シリコーン,アルコール
変性シリコーン,ポリエーテル変性シリコーン,アルキ
ル・ポリエーテル変性シリコーン,フッ素変性シリコー
ン,ビニル基含有シリコーン,アルコキシシラン系,そ
の他 (1−4)可塑剤(沸点:150℃以上,融点:35℃
以下、水に対する溶解度:5Vol%以下) 芳香族炭化水素系,鎖状脂肪族炭化水素系,環状脂肪族
炭化水素系,不飽和炭化水素系,アルコール系,ケトン
系,エーテル系,エステル系(脂肪酸、フタル酸、燐
酸、その他の酸及び1価・多価アルコールエステル),
フェノール類系,脂肪酸等 (1−5)オイル(沸点:150℃以上,水に対する溶
解度:5Vol%以下) 鉱油(芳香族系、脂肪族系、脂環族系等),動植物油
(塩及びエステルを含む。)その他上記可塑剤を含む。
【0016】(2)洗剤(界面活性剤等) (2−1)粉末(固形)洗剤 アルキルベンセン、スルフォン酸ソーダ(ABS)系、
アルキルベンゼン、スルフォン酸のアルカノールアミン
系、高級脂肪酸ソーダ(石鹸)系、高級脂肪酸カリウム
系、アルキルフェノールエーテル系、脂肪酸のアルカノ
ールアミン系、アルキルエーテル硫酸エステル系、α−
オレフィンスルフォン酸ソーダ系等及びこれらの混合系 (2−2)液状洗剤 ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル系、ジ
メチルホルムアミド、アルキル、ホルムアミド系等、及
びこれらの混合系
【0017】(3)微粉末充填材 木粉、やし殻粉,籾殻粉,貝殻粉、骨粉等動植物系粉
末、タルク、ドロマイト、クレー、カオリン、水酸化ア
ルミ、マイカ、ベントナイト、セピオライト、ゼオライ
ト、モンモリロナイト、硅そう土、チョーク、ムライ
ト、炭酸カルシウム、黒鉛、ラポナイト、三酸化アンチ
モン、ウォラスナイト、水酸化マグネシウム、酸化マグ
ネシウム、硫酸バリウム、炭酸バリウム、塩化バリウ
ム、酸化チタン、ホワイトカーボン、パーライトその他
の無機系粉末、フェノール、メラミン、ユリア、エポキ
シ、ポリプロピレン、ウレタン等の樹脂系粉末、及びこ
れらの混合系
【0018】(4)被洗浄面に溌水コーティングを施す
ための溌水剤 カルナゥバワックス、ハニーパラフィン等動植物系、シ
リコン系、フッ素系、パラフィン系等の各種ワックス及
びシリコーンオイル (5)被洗浄面に艶出しコーティングを施すための艶出
し剤 シリコーン系ワックス、フッ素系ワックス、パラフィン
系ワックス、砿油グリース系艶出し剤、天然ワックス及
びこれらの混合系
【0019】(6)微粉末充填材に疎水性コーティング
処理を施すための材料 (6−1)シラン系 メチルトリメトキシシラン,メチルトリエトキシシラ
ン,ジメチルジメトキシシラン,ジメチルジエトキシシ
ラン,トリメチルメトキシシラン,トリメチルエトキシ
シラン,テトラメトキシシラン,テトラエトキシシラ
ン,メチルジメトキシシラン,メチルジエトキシシラ
ン,ジメチルメトキシシラン,ジメチルエトキシシラ
ン,メチルビニルジメトキシシラン,メチルビニルジエ
トキシシラン,ジメチルビニルメトキシシラン,ジメチ
ルビニルエトキシシラン,ビニルトリメトキシシラン,
ビニルトリエトキシシラン,フェニルトリメトキシシラ
ン,フェニルトリエトキシシラン,ジフェニルジメトキ
シシラン,ジフェニルジエトキシシラン,トリフェニル
メトキシシラン,トリフェニルエトキシシラン,クロロ
プロピルトリメトキシシラン,クロロプロピルトリエト
キシシラン,クロロプロピルメチルジメトキシシラン,
クロロプロピルメチルジエトキシシラン,クロロプロピ
ルジメチルメトキシシラン,クロロプロピルジメチルエ
トキシシラン,アミノプロピルトリメトキシシラン,ア
ミノプロピルトリエトキシシラン,アミノプロピルメチ
ルジメトキシシラン,アミノプロピルメチルジエトキシ
シラン,アミノプロピルジメチルメトキシシラン,アミ
ノプロピルジメチルエトキシシラン,アミノエチルアミ
ノプロピルトリメトキシシラン,アミノエチルアミノプ
ロピルトリエトキシシラン,アミノエチルアミノプロピ
ルメチルジメトキシシラン,アミノエチルアミノプロピ
ルメチルジエトキシシラン,アミノエチルアミノプロピ
ルジメチルメトキシシラン,アミノエチルアミノプロピ
ルジメチルエトキシシラン,メルカプトプロピルトリメ
トキシシラン,メルカプトプロピルトリエトキシシラ
ン,メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン,メル
カプトプロピルメチルジエトキシシラン,メルカプトプ
ロピルジメチルメトキシシラン,メルカプトプロピルジ
メチルエトキシシラン,グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン,グリシドキシプロピルトリエトキシシラ
ン,グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン,グ
リシドキシプロピルメチルシエトキシシラン,グリシド
キシプロピルジメチルメトキシシラン,グリシドキシプ
ロピルジメチルエトキシシラン,メタクリロキシプロピ
ルトリメトキシシラン,メタクリロキシプロピルトリエ
トキシシラン,メタクリロキシプロピルメチルジメトキ
シジラン,メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシ
ラン,メタクリロキシプロピルジメチルメトキシシラ
ン,メタクリロシプロピルジメチルエトキシシラン,メ
チルトリクロロシラン,ジメチルジクロロシラン,メチ
ルトリクロロシラン,メチルビニルジクロロシラン,ジ
メチルビニルクロロシラン,ビニルトリクロロシラン,
メチルクロロジシラン,フェニルトリクロロシラン,ジ
フェニルジクロロシラン,トリフェニルクロロシラン,
メチルジフェニルクロロシラン,ジメチルフェニルクロ
ロシラン,メチルフェニルジクロロシラン,クロロメチ
ルジメチルクロロシラン,クロロプロピルトリクロロシ
ラン,クロロプロピルメチルジクロロシラン,クロロプ
ロピルジメチルクロロシラン,ヘキサメチルジシラザ
ン,サイクリックシラザン,その他 (6−2)チタン系 テトラアルコキシチタン化合物(テトライソプロポキシ
チタン,テトラ−n−ブトキシチタン,テトラステアロ
キシチタン)チタンアシレート化合物,チタンキレート
化合物(ジイソプロポキシ・ビス(アセチルアセトナ
ト)チタン,イソプロポキシ(2−エチルヘキサンジオ
ラト)チタン,ジ−n−ブトキシ・ビス(トリエタノー
ルアミナト)チタン,ヒドロキシ・ビス(ラクタト)チ
タン)その他(イソプロピルトリイソステアロイルチタ
ネート,イソプロピルトリラウリルミリスチルチクネー
ト,イソプロピルトリ−n−ドデシルベンゼンスルホニ
ルチタネート,イソプロピルトリス(ジオクチルピロホ
スフェート)チタネート,テトライソプロピルビス(ジ
オクチルホスファイト)チタネート,テトラオクチルビ
ス(ジトリデシルホスファイト)チタネート,テトラ
(2,2−ジアシルオキシメチル−1−ブチル)ビス
(ジートリデシル)ホスファイトチタネート,ビス(ジ
オクチルパイロホスフェート)オキシアセテートチタネ
ート,ビス(ジオクチルパイロホスフェート)エチレン
チタネート,イソプロピルトリオクタノイルチタネー
ト,イソプロピルトリメタクリルチタネート,イソプロ
ピルジメタクリルイソステアロイル チタネート,イソ
プロピルトリアクロイルチタネート,イソプロピルイソ
ステアロイルジアクリルチタネート,イソプロピルトリ
ス(ジオクチルホスフェート) チタネート,イソプロ
ピルトリクミルフェニルチタネート,イソプロピルトリ
(N−アミノエチル−アミノエチル)チタネート,その
他) (6−3)その他パラフィン系,高級脂肪酸系,アルミ
ニウム系,フッ素系等
【0020】
【発明の効果】本発明に係わる洗浄材により、被洗浄面
の汚れを簡便且つ短時間に洗浄することができ、さらに
洗浄作業と同時に溌水注や艶出しコーティング処理を施
す事も可能である。又、洗浄能力に優れ、被洗浄面等に
悪影響を与える事もないため、多方面,多分野への用
途,応用する事ができる万能洗浄材とすることが可能で
ある。
【0021】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。
【表1】 は洗浄材の配合例であり、材料A,材料Bが、非水溶性
の締結剤を構成する。材料Hは洗剤であり、材料C〜F
は微粉末充填材として用いた。被洗浄面は、目視により
ほぼ全ての部分に均一に汚れが付着していると判断し得
た塗装綱板の塗装面に対し、
【表1】で得られた洗浄材を用い、洗浄試験を行った。
【表2】 及び
【表3】 の結果から実施例(2),(5),(7),(8)及び
(10)が洗浄材として優れていることが判明した。こ
れらの実施例による試験から、本洗浄材が被洗浄面の汚
れを簡便且つ短時間に除去,洗浄し得る事を確認した。
更には、試験洗浄作業を通して洗浄作業のための水及び
洗い流し水が少量ですむこと、及び、本洗浄材を手で練
り返しことにより充分繰り返し使用が可能である事を確
認した。実施例(8)は、請求項2記載の微粉末充填材
の一部に疎水性コーティング処理を施した微粉末を用い
た洗浄材の配合の一例であり、
【表4】 の結果から洗浄作業において潤滑水の側への微粉末の溶
出が明らかに少なくなっており、より環境に優しい洗浄
材となっていることを確認した。実施例(9),(1
0),(11)は、請求項3記載の溌水剤としてカルナ
ッバ・ワックスを添加した洗浄材の一例であり、
【表5】 の結果から洗浄作業完了後、被洗浄面に溌水コーティン
グ処理が施されている事を確認した。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非水溶性の、液状樹脂又は可塑剤やオイ
    ル等により液状化された固形樹脂を締結剤とし、界面活
    性剤及び低硬度の微粉末充填材を混合,分散し、粘土状
    及び半固形状とした洗浄材。
  2. 【請求項2】 微粉末充填材の一部又は全部が疎水性コ
    ーティング処理を施された微粉末である請求項1記載の
    洗浄材。
  3. 【請求項3】 溌水剤や艶出し剤を混入し、洗浄作業と
    同時に洗浄した物体表面に溌水性コーティングや艶出し
    コーティングを施せることを特長とする請求項1及び請
    求項2記載の洗浄材。
JP26904592A 1992-08-25 1992-08-25 洗浄材 Expired - Lifetime JPH075920B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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