JP4782034B2 - 水用熱交換装置 - Google Patents

水用熱交換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4782034B2
JP4782034B2 JP2007032567A JP2007032567A JP4782034B2 JP 4782034 B2 JP4782034 B2 JP 4782034B2 JP 2007032567 A JP2007032567 A JP 2007032567A JP 2007032567 A JP2007032567 A JP 2007032567A JP 4782034 B2 JP4782034 B2 JP 4782034B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
refrigerant
plate
insulating material
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007032567A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008196776A (ja
Inventor
哲志 内山
逸太郎 秋山
雅明 三輪
秀樹 吉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2007032567A priority Critical patent/JP4782034B2/ja
Priority to EP20080000874 priority patent/EP1959204B1/en
Publication of JP2008196776A publication Critical patent/JP2008196776A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4782034B2 publication Critical patent/JP4782034B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Description

この発明は、冷凍サイクルを用いて温水又は冷水をつくる水用熱交換装置に関する。
プレート式熱交換器の背面にネジ穴を有する取付金具を取付け、貯湯タンクにスポット溶接で取り付けた板金のプレート式熱交換器受けに取付金具をネジ止めなどにより取り付けるプレート式熱交換器の取付方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−147583号公報(第1図乃至第3図)
しかしながら、前記特許文献1のプレート式熱交換器の取付方法は、プレート式熱交換器を貯湯タンクや筐体などの重量物にネジ、ボルトなどで強固に締結固定するものであるが、圧縮機やポンプ等の揺動機器からの伝達振動を流体循環用の接続配管の変形のみにて吸収することとなり、流体循環用の接続配管にかかる応力が大きくなり折損の可能性が高くなるという課題があった。
また、前記特許文献1以外に、プレート式熱交換器を断熱材で覆い筐体などに設けた支柱に細い樹脂製のバンドにて結束し取り付けるものもあるが、プレート式熱交換器の保持力が弱く、輸送時の振動や運転時の圧縮機やポンプ等の揺動機器からの伝達振動によりプレート式熱交換器の配置位置が安定せず、プレート式熱交換器に接続される流体循環用の接続配管にストレスがかかるという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、プレート式熱交換器を一定の力で保持しながら、圧縮機やポンプ等の揺動機器からの過大な伝達振動を分散吸収し、流体循環用の接続配管にかかるストレスの抑制効果を得られるとともに、組立作業性を容易にすることができる水用熱交換装置を提供することを目的とする。
この発明に係る水用熱交換装置は、セパレータにより機械室と送風機室とに仕切られた室外機と、送風機室に、空気と冷媒とが熱交換を行う空気−冷媒熱交換器と、この空気−冷媒熱交換器に送風を行うファンとを配置し、機械室に、冷媒を圧縮する圧縮機と、冷媒の流れを切替える四方弁と、冷媒と水とが熱交換を行うプレート式熱交換器と、電子膨張弁と、冷媒を貯留するアキュームレータとを配置し、圧縮機、四方弁、プレート式熱交換器、電子膨張弁、空気−冷媒熱交換器、アキュームレータを有する冷媒回路が、室外機内で完結し、プレート式熱交換器を復元力を有する断熱材にて覆い、断熱材を圧縮した状態を保って囲う保持ケースを備えたことを特徴とする。
この発明に係る水用熱交換装置は、復元力のある断熱材でプレート式熱交換器の全周を覆い、保持ケースにて断熱材を圧縮した状態で収納し、接触面の面圧にてプレート式熱交換器を保持することにより、圧縮機やポンプ等の運転時にプレート式熱交換器に接続された流体循環用の配管を介しプレート式熱交換器に伝達する振動を断熱材が緩衝材となり吸収、分散することにより、流体循環用の配管への応力を抑制でき配管の折損を回避するとともに、共振などによる異常音振動を抑制する効果が得られる。また、輸送中の落下や転倒などで衝撃が加わった場合もプレート式熱交換器の配置が安定しているため、プレート式熱交換器を一定位置に保持可能で配置が大きく変化することがないことから、プレート式熱交換器に接続された配管に発生する応力を抑制でき配管の折損を回避する効果が有る。
実施の形態1.
図1乃至図6は実施の形態1を示す図で、図1は室外機20の外形図、図2は室外機20内部の上面図、図3は室外機20内部の要部を示す図で、プレート式熱交換器1の取付方法を示す分解斜視図、図4は室外機20内部の要部斜視図、図5は冷媒回路図、図6はプレート式熱交換器1の分解斜視図である。
図1に示すように、室外機20は、セパレート式空気調和機の室外機に酷似している。前面側に空気が吹出される前面グリル20aを備える。室外機20は、冷凍サイクルにより、例えば水を加熱して温水をつくる、又は水を冷却して冷水をつくる装置で、冷凍空調装置の一種の水用熱交換装置である。そして、冷媒回路が室外機20内で完結しているのが特徴である。現地では、水配管工事だけが行われる。そして、既存の空気調和機の室外機を流用できる点に特徴がある。
図2において、室外機20は、送風機室15と機械室16とを備え、送風機室15と機械室16とはセパレータ13で仕切られている。送風機室15には、空気と冷媒とが熱交換を行う空気−冷媒熱交換器10、この空気−冷媒熱交換器10に送風を行うファン14等が配置される。図示はしないが、室外機20は、機械室16の上に電気部品を収納する電気品箱を備える。
また、機械室16には、冷媒の圧縮を行う圧縮機6、冷媒を貯留するアキュームレータ11、冷媒の流れを切替える四方弁(図示せず)、冷媒と水とが熱交換を行うプレート式熱交換器1、冷媒の減圧装置として使用される電子膨張弁(図示せず)等が配置される。圧縮機6は、吸入側に吸入マフラー6aを備える。また、この実施の形態では、R410A冷媒を用いるとともに、インバータ駆動の圧縮機6によるヒートポンプ運転により、省エネ及びCO削減に貢献できる。
プレート式熱交換器1は、正面側に冷媒配管接続口1aを、背面側に水配管接続口1bを有する。プレート式熱交換器1は、その周囲を囲む保持ケースで覆われているが、図2では保持ケースを省略している。
図3、図4において、プレート式熱交換器1は、復元力を有する断熱材2にて冷媒配管接続口1a、水配管接続口1bを除き全周が覆われる。復元力を有する断熱材2にてプレート式熱交換器1を覆った状態の外形より一回り小さい形状で、断熱材2の復元力にて変形しない強度を有するそれぞれ3面からなる保持ケース3a(第1の保持ケースと呼ぶ)、保持ケース3b(第2の保持ケースと呼ぶ)にて、復元力を有する断熱材2を圧縮した状態を保ち囲う。保持ケース3aと保持ケース3bとをネジにて固定しプレート式熱交換器組立3を形成する。
また、プレート式熱交換器組立3は、保持ケース3aに設けた爪3cをベース5にスポット溶接にて固定してあるベース台座5aに設けた嵌合穴5bにスライド挿入させ、取り付けやすいように仮固定し、ネジにてベース台座5aにネジ固定する。プレート式熱交換器1に圧縮機6にて冷媒が循環する冷媒配管8、ポンプ7にて水が循環する水配管7aをそれぞれ接続する。
断熱材2は、一例としてこの実施の形態では、材質がフェルト製の平板状のものを使用する。プレート式熱交換器1が、外形が略直方体であり、外周面が6面ある。6面のそれぞれの面に、分割された6枚の断熱材2を使用する。断熱材2の厚さは、約20mmである。そして、断熱材2を圧縮する場合の圧縮率は、約60%である。断熱材2が、6枚の平板状に分割されているので、組合わせた場合の精度が出る。また、組立がしやすい。
保持ケース3aは、前面壁、天面壁、側面壁からなる。保持ケース3aの前面壁には、冷媒配管8の逃げ用のU字状切欠き部3dが上下の2箇所に形成されている。U字状切欠き部3dは、組付け方向に開口している(図2では右方向)。これにより、プレート式熱交換器1に冷媒配管8を溶接後も保持ケース3aの組立が可能である。
また、保持ケース3bは、背面壁、底面壁、側面壁からなる。保持ケース3bの背面壁には、水配管接続口1b貫通用の丸穴3eが上下の2箇所に形成されている。
冷媒配管8、水配管7aを介しプレート式熱交換器1に伝達する圧縮機6、ポンプ7の駆動時の振動や、発停により発生するウォーターハンマーの衝撃が配管を伝播してプレート式熱交換器1に振動が加わった際に、プレート式熱交換器1を覆う復元力を有する断熱材2が振動を吸収し、冷媒配管8、水配管7aに生じる応力を緩和させる。
また、上記プレート式熱交換器1の取付方法により製作された室外機20が、輸送時などに転倒、落下した場合、復元力を有する断熱材2がプレート式熱交換器1を面圧にて支持する。そのため、大きく配置が変位することがないことから冷媒配管8、水配管7aに生じる配管応力を抑制する効果がある。
室外機20の冷媒回路は、図5のような構成である。図5はプレート式熱交換器1に高圧・高温のガス冷媒を圧縮機6から供給し、プレート式熱交換器1の水回路に入る水を加熱する場合を示している。圧縮機6で冷媒(例えば、R410A)を圧縮して高圧・高温のガス冷媒とし、四方弁9を介してプレート式熱交換器1に供給する。プレート式熱交換器1では、冷媒と水とが対向流となり、冷媒と水との間で熱交換が行われて、水が加熱される。プレート式熱交換器1を出た液冷媒は、電子膨張弁12bで過冷却(サブクールをつける)されてアキュームレータ11に入る。さらに、電子膨張弁12aで減圧されて二相冷媒となり、空気−冷媒熱交換器10で蒸発し低圧のガス冷媒となり、四方弁9を介して吸入マフラー6aから圧縮機6に戻る。プレート式熱交換器1で加熱された高温の水は、図示しない給湯タンク、ファンコイルユニット等に供給される。
また、プレート式熱交換器1で水を冷却する場合は、冷媒の流れは上記と逆方向になる。圧縮機6で冷媒(例えば、R410A)を圧縮して高圧・高温のガス冷媒とし、四方弁9を介して空気−冷媒熱交換器10に供給する。空気−冷媒熱交換器10を出た液冷媒は、電子膨張弁12aで過冷却されてアキュームレータ11に入る。さらに、電子膨張弁12bで減圧されて二相冷媒となり、プレート式熱交換器1で蒸発し低圧のガス冷媒となる。プレート式熱交換器1では、冷媒と水とが並行流となり、冷媒と水との間で熱交換が行われて、水が冷却される。プレート式熱交換器1から出た低圧のガス冷媒は、四方弁9を介して吸入マフラー6aから圧縮機6に戻る。プレート式熱交換器1で冷却された水は、例えばファンコイルユニットに供給され冷房等に利用される。
冷媒に、R410Aを使用するので、欧州のエネルギー政策におけるCO排出量削減対策に対しても、受け入れられるものである。
プレート式熱交換器1の構成であるが、公知のものを使用するので、図6により、簡単に内部構成を説明する。図6では、外周カバーを構成する筒状体は省略している。プレート式熱交換器1は、一方の最外端のプレート1dに、冷媒配管接続口1aが設けられる。また、他方の最外端のプレート1dに、水配管接続口1bが設けられる。最外端のプレート1dの間に、複数の波形状の伝熱プレート1cが並べて配置される。伝熱プレート1cの間に、交互に冷媒流路1eと、水流路1fとが形成される。そして、伝熱プレート1cに、各冷媒流路1eと冷媒配管接続口1aとを接続する冷媒連通穴1gが設けられる。また、伝熱プレート1cに、各水流路1fと水配管接続口1bとを接続する水連通穴1hが設けられる。
実施の形態2.
図7、図8は実施の形態2を示す図で、図7は補助支持部材4と保持ケース3aとプレート式熱交換器1との配置関係を示した断面図、図8は補助支持部材4の斜視図である。
図7に示すように、断熱材2の一部を切り欠き、この切り欠きに補助支持部材4を配置する。補助支持部材4は、保持ケース3aの内壁側に接し、プレート式熱交換器組立3の状態で断熱材2が圧縮されている厚さより高さ(図7では左右方向の寸法)が狭く、プレート式熱交換器1との間に隙間Aを設ける。断熱材2にある一定以上の力が加わり補助支持部材4の高さまで圧縮された際に、補助支持部材4がプレート式熱交換器1を支持する。
プレート式熱交換器1と補助支持部材4との隙間Aの寸法を1〜4mm程度とする。隙間Aの寸法が1mm以下では、寸法のバラツキによりプレート式熱交換器1と補助支持部材4とが干渉する恐れがある。隙間Aの寸法が4mm以上では、補助支持部材4が機能しない(断熱材2にある一定以上の力が加わり補助支持部材4の高さまで圧縮された際に、補助支持部材4がプレート式熱交換器1を支持できない)。
図7では、プレート式熱交換器1と保持ケース3aとの間の断熱材2の切り欠きに補助支持部材4を設ける例を説明したが、プレート式熱交換器1と保持ケース3bとの間の断熱材2の切り欠きにも同様に補助支持部材4を設ける。
補助支持部材4は、図8に示すように、クランク形状の板金部品である。そして、プレート式熱交換器1側の面に切欠き部4aを有する。
室外機20が、輸送時などに転倒、落下した場合に、プレート式熱交換器1が補助支持部材4に突き当たることにより、配置の変位量を衝撃の大きさに関わらず一定量以下に抑えることから、配管の接続位置の変位量を制限する効果がある。
実施の形態3.
図9は実施の形態3を示す図で、補助支持部材4と保持ケース3aとプレート式熱交換器1との配置関係を示した断面図である。
図9に示すように、補助支持部材4と保持ケース3aの内壁側との間に、断熱材2を圧縮挿入して挟み込むことにより、保持ケース3aに断熱材2が保持され、プレート式熱交換器組立3の製造組立時やメンテナンスサービス時の作業性が向上する。補助支持部材4には、図8で示したように、プレート式熱交換器1側の面に切欠き部4aを有するので、補助支持部材4と保持ケース3aの内壁側との間に断熱材2を圧縮挿入する際の作業がやりやすい。
図9では、補助支持部材4と保持ケース3aの内壁側との間に、断熱材2を圧縮挿入して挟み込む例を説明したが、補助支持部材4と保持ケース3bの内壁側との間にも同様に断熱材2を圧縮挿入して挟み込む。
復元力を有する断熱材2をプレート式熱交換器1と保持ケース3a、保持ケース3bに挟み込み保持することにより、復元力を有する断熱材2をプレート式熱交換器1あるいは保持ケース3a,3bに貼り付ける必要がなくなり、組立作業性を容易にする効果がある。
実施の形態4.
保持ケース3a、保持ケース3bの材料を板金にする。それにより、プレート式熱交換器1の冷媒配管接続口1aに冷媒配管8を、又は水配管接続口1bに水配管7aをロウ付けする場合に、プレート式熱交換器1の周囲に設けた断熱材2等の可燃物に直接炎が当たることがなくなる。従って、可燃物への延焼を抑制することができ、製品製造、メンテナンスサービス時の作業性が向上する。
上記実施の形態では、四方弁9を設けて冷媒の流れを切り替え、温水と冷水とを作る例を示しているが、四方弁9を省略して、温水のみまたは冷水のみを作るようにしてもよい。
また、上記実施の形態で、断熱材2の材質、厚さ及び圧縮率は好適な一例を示したもので、他の材質のものを使用することも可能である。
この発明に係る水用熱交換装置は、セパレータにより機械室と送風機室とに仕切られた室外機と、送風機室に、空気と冷媒とが熱交換を行う空気−冷媒熱交換器と、この空気−冷媒熱交換器に送風を行うファンとを配置し、機械室に、冷媒を圧縮する圧縮機と、冷媒の流れを切替える四方弁と、冷媒と水とが熱交換を行うプレート式熱交換器と、電子膨張弁と、冷媒を貯留するアキュームレータとを配置し、圧縮機、四方弁、プレート式熱交換器、電子膨張弁、空気−冷媒熱交換器、アキュームレータを有する冷媒回路が、室外機内で完結し、プレート式熱交換器を復元力を有する断熱材にて覆い、断熱材を圧縮した状態を保って囲う保持ケースを備えたことにより、圧縮機やポンプ等の運転時にプレート式熱交換器に接続された流体循環用の配管を介しプレート式熱交換器に伝達する振動を断熱材が緩衝材となり吸収、分散することにより、流体循環用の配管への応力を抑制でき配管の折損を回避するとともに、共振などによる異常音振動を抑制する効果が得られる。また、輸送中の落下や転倒などで衝撃が加わった場合もプレート式熱交換器の配置が安定しているため、プレート式熱交換器を一定位置に保持可能で配置が大きく変化することがないことから、プレート式熱交換器に接続された配管に発生する応力を抑制でき配管の折損を回避する効果が有る。
また、この発明に係る水用熱交換装置は、プレート式熱交換器は水配管接続口を備え、保持ケースは、前面壁、天面壁、側面壁からなり、前面壁に冷媒回路の冷媒配管の逃げ用のU字状切欠き部を有する第1の保持ケースと、背面壁、底面壁、側面壁からなり、背面壁に水配管接続口の貫通用の丸穴を有する第2の保持ケースとを備えたことにより、保持ケースの組立作業を容易に行うことができる。
また、この発明に係る水用熱交換装置は、U字状切欠き部は、組付け方向に開口していることにより、プレート式熱交換器に冷媒配管を溶接後も保持ケースの組立が可能である。
また、この発明に係る水用熱交換装置は、プレート式熱交換器は、外形が略直方体であり、プレート式熱交換器の外周面の6面のそれぞれの面に、分割された6枚の断熱材を使用することにより、断熱材を組合せた場合の精度が出る。また、組立がしやすい。
また、この発明に係る水用熱交換装置は、プレート式熱交換器から断熱材に一定以上の力が加わり圧縮された際に、プレート式熱交換器を補助的に支持する補助支持部材を保持ケースに配置したことにより、室外機が、輸送時などに転倒、落下した場合に、プレート式熱交換器が補助支持部材に突き当たることにより、配置の変位量を衝撃の大きさに関わらず一定量以下に抑えることから、配管の接続位置の変位量を制限する効果がある。
また、この発明に係る水用熱交換装置は、補助支持部材と、第1の保持ケース又は第2の保持ケースとの間に断熱材を圧縮挿入して挟み込むことにより、保持ケースに断熱材が保持され、プレート式熱交換器組立の製造組立時やメンテナンスサービス時の作業性が向上する。
また、この発明に係る水用熱交換装置は、保持ケースの材料に板金を用いたことにより、プレート式熱交換器の冷媒配管接続口に冷媒配管を、又は水配管接続口に水配管をロウ付けする場合に、プレート式熱交換器の周囲に設けた断熱材等の可燃物に直接炎が当たることがなくなる。従って、可燃物への延焼を抑制することができ、製品製造、メンテナンスサービス時の作業性が向上する。
また、この発明に係る水用熱交換装置は、冷媒にR410Aを用いることにより、CO排出量削減に貢献する。
また、この発明に係る水用熱交換装置は、冷媒回路に、冷媒の流れを切り替える四方弁を備えたことにより、温水または冷水を作ることができる。
実施の形態1を示す図で、室外機20の外形図。 実施の形態1を示す図で、室外機20の内部上面図。 実施の形態1を示す図で、室外機20内部の要部を示す図で、プレート式熱交換器1の取付方法を示す分解斜視図。 実施の形態1を示す図で、室外機20内部の要部斜視図。 実施の形態1を示す図で、冷媒回路図。 実施の形態1を示す図で、プレート式熱交換器1の分解斜視図。 実施の形態2を示す図で、補助支持部材4と保持ケース3aとプレート式熱交換器1との配置関係を示した断面図。 実施の形態2を示す図で、補助支持部材4の斜視図。 実施の形態3を示す図で、補助支持部材4と保持ケース3aとプレート式熱交換器1との配置関係を示した断面図。
符号の説明
1 プレート式熱交換器、1a 冷媒配管接続口、1b 水配管接続口、1c 伝熱プレート、1d 最外端のプレート、1e 冷媒流路、1f 水流路、1g 冷媒連通穴、1h 水連通穴、2 断熱材、3 プレート式熱交換器組立、3a 保持ケース、3b 保持ケース、3c 爪、3d U字状切欠き部、3e 丸穴、4 補助支持部材、4a 切欠き部、5 ベース、5a ベース台座、5b 嵌合穴、6 圧縮機、6a 吸入マフラー、7 ポンプ、7a 水配管、8 冷媒配管、9 四方弁、10 空気−冷媒熱交換器、11 アキュームレータ、12a 電子膨張弁、12b 電子膨張弁、13 セパレータ、14 ファン、15 送風機室、16 機械室、20 室外機。

Claims (5)

  1. セパレータにより機械室と送風機室とに仕切られた室外機を有し
    前記送風機室に、空気と冷媒とが熱交換を行う空気−冷媒熱交換器と、この空気−冷媒熱交換器に送風を行うファンとを配置し、
    前記機械室に、冷媒を圧縮する圧縮機と、冷媒と水とが熱交換を行う外形が略直方体のプレート式熱交換器と、電子膨張弁と、冷媒を貯留するアキュームレータとを配置し、
    前記圧縮機、前記プレート式熱交換器、前記電子膨張弁、前記空気−冷媒熱交換器、前記アキュームレータが配管で接続された冷媒回路が、前記室外機内で完結し、
    前記プレート式熱交換器を復元力を有する断熱材にて覆い、前記断熱材を圧縮した状態を保って囲う保持ケースを備え、
    前記断熱材は材質がフェルト製の平板状のものであり、前記プレート式熱交換器の外周面の6面のそれぞれの面に、分割された6枚の前記断熱材を使用し、前記プレート式熱交換器から前記断熱材に一定以上の力が加わり圧縮された際に、前記プレート式熱交換器を補助的に支持し、前記プレート式熱交換器側の面に切欠き部を有するクランク形状の補助支持部材を前記保持ケースの内壁側に配置するとともに、前記補助支持部材と前記保持ケースとの間に前記切欠き部から前記断熱材を圧縮挿入して挟み込むことを特徴とする水用熱交換装置。
  2. 前記保持ケースにて前記断熱材を圧縮する圧縮率は、約60%であることを特徴とする請求項1記載の水用熱交換装置。
  3. 前記保持ケースの材料に板金を用いたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の水用熱交換装置。
  4. 前記冷媒にR410Aを用いることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の水用熱交換装置。
  5. 前記冷媒回路に、冷媒の流れを切り替える四方弁を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の水用熱交換装置。
JP2007032567A 2007-02-13 2007-02-13 水用熱交換装置 Expired - Fee Related JP4782034B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007032567A JP4782034B2 (ja) 2007-02-13 2007-02-13 水用熱交換装置
EP20080000874 EP1959204B1 (en) 2007-02-13 2008-01-17 Air/water heat exchange apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007032567A JP4782034B2 (ja) 2007-02-13 2007-02-13 水用熱交換装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011085756A Division JP5156107B2 (ja) 2011-04-07 2011-04-07 水用熱交換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008196776A JP2008196776A (ja) 2008-08-28
JP4782034B2 true JP4782034B2 (ja) 2011-09-28

Family

ID=39755882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007032567A Expired - Fee Related JP4782034B2 (ja) 2007-02-13 2007-02-13 水用熱交換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4782034B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010043831A (ja) * 2008-07-14 2010-02-25 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の室外機
US8011201B2 (en) * 2009-09-30 2011-09-06 Thermo Fisher Scientific (Asheville) Llc Refrigeration system mounted within a deck
JP5468532B2 (ja) * 2010-12-14 2014-04-09 株式会社コロナ ヒートポンプ装置
JP5990771B2 (ja) * 2012-07-10 2016-09-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 ヒートポンプ温水暖房装置
JP2014194306A (ja) * 2013-03-29 2014-10-09 Hitachi Appliances Inc 熱交換装置及びヒートポンプ給湯機
JP2014206322A (ja) * 2013-04-12 2014-10-30 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置
JP6416700B2 (ja) * 2015-06-03 2018-10-31 株式会社コロナ ヒートポンプ冷温水機
JP6943785B2 (ja) * 2018-02-05 2021-10-06 株式会社コロナ ヒートポンプ冷水熱源機
WO2021111584A1 (ja) * 2019-12-05 2021-06-10 三菱電機株式会社 水熱交換装置およびこの水熱交換装置を備えたヒートポンプ装置
WO2021176595A1 (ja) * 2020-03-04 2021-09-10 三菱電機株式会社 熱交換器ユニットおよび室外機
CN113137670B (zh) * 2021-05-13 2023-06-20 青岛海尔空调电子有限公司 用于变频空调器的压缩机减震方法、装置及变频空调器
EP4177546A1 (en) * 2021-11-08 2023-05-10 Ariston S.P.A. Housing chamber for the refrigerant circuit of a heat pump, equipped with anti-surge means

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61149769A (ja) * 1984-12-21 1986-07-08 三菱電機株式会社 空気調和装置
JPH03121398A (ja) * 1989-03-23 1991-05-23 Osaka Gas Co Ltd 断熱材
JP3936443B2 (ja) * 1997-09-11 2007-06-27 エスペック株式会社 断熱構造体
JP3632402B2 (ja) * 1997-10-22 2005-03-23 松下電器産業株式会社 ヒートポンプ給湯装置
JP2004028385A (ja) * 2002-06-24 2004-01-29 Hitachi Ltd プレート式熱交換器
JP3917581B2 (ja) * 2003-11-18 2007-05-23 松下電器産業株式会社 ヒートポンプ給湯装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008196776A (ja) 2008-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4782034B2 (ja) 水用熱交換装置
JP3821153B2 (ja) 空気調和装置の室外ユニット
JP5287614B2 (ja) ヒートポンプ室外機
EP3745033B1 (en) Heat pump hot water supply outdoor unit
JP6028221B2 (ja) 熱交換器ユニットおよびそれを備えたヒートポンプ温水暖房装置
JP2008039276A (ja) 冷媒流路切換ユニット及びそれを用いた空気調和機
WO2022003869A1 (ja) 室外機およびそれを用いた空気調和装置
JP2011220569A (ja) ヒートポンプ給湯機
JP2013113515A (ja) 空気調和装置の室外機
JP5156107B2 (ja) 水用熱交換装置
JP2006214635A (ja) 空気調和装置の室外ユニット
JP2006214633A (ja) 空気調和装置の室外ユニット
JP2008196777A (ja) 水用熱交換装置
JP2006214632A (ja) 空気調和装置の室外ユニット
EP1959204B1 (en) Air/water heat exchange apparatus
JP5217945B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JP6102200B2 (ja) 空気調和装置の室外機
EP1329675A2 (en) Refrigerating cycle of air-conditioner
JP2010243033A (ja) ヒートポンプ室外機
JP2010175232A (ja) 電装品モジュール及び空気調和装置
JP5720621B2 (ja) 空調機の室外機
JP2012132641A (ja) 冷凍装置の室外ユニット
JP6921326B2 (ja) ヒートポンプ給湯室外機
JP4947043B2 (ja) 空気調和装置の室外機およびその製造方法
KR102220816B1 (ko) 압축기 및 이를 포함하는 공기조화기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090414

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100915

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110407

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110705

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110706

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4782034

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees