JP4781026B2 - 2または3基掛けの船外機の操舵機構 - Google Patents

2または3基掛けの船外機の操舵機構 Download PDF

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Description

本発明は、2または3基の船外機を備えた船舶における、船外機の操舵機構に関する。
1隻の船舶に2基の船外機を備えることは、従来から行われている。船外機を2基備えることにより動力性能が向上する。また、いずれか一方の船外機が故障等で使えなくなった場合でも、他方の船外機から動力を得られるというメリットがある。
2基の船外機で船舶を駆動する場合、操縦者によるステアリング操作に合わせて両方の船外機が同期して向きを変えるように、両船外機をリンク機構で連結することが必要である。また、片方の船外機が故障等で使用不可となった場合に、当該片方の船外機のみをチルトアップ可能とすることが好ましい。作動しない船外機をチルトダウンしたままでは、余計な抵抗となって、船舶の推進を妨げるからである。
特許文献1は、そのようなリンク機構の一例を開示している。図1および図2は、特許文献1に示された船外機およびそのリンク機構を示している。
図1は、小型船舶1を後方から見た斜視図である。船舶1は、その後部に2つの船外機2、3を備えている。図1では、船外機2、3の操舵機構を透視図的に描いているが、実際には、これらの操舵機構は、図1において、船外機2、3の向こう側に存在する。図2は、図1とは反対側から操舵機構を示している。
操舵アーム21は、操舵軸A2を中心として船外機2と一体的に回動するものであって、操舵アーム31は、操舵軸A3を中心として船外機3と一体的に回動するものである。
操舵アーム21は、操舵機構20で駆動され、操舵アーム31は、操舵機構20の操舵用シリンダ25から延びる連結ロッド29で駆動される。なお、図1と図2では、操舵アーム21と31との並びが逆となっているが、駆動原理に変わりはない。
船外機2を船体に固定するブラケット22の両側には、支持アーム23が揺動可能に取り付けられている。ピストンロッド24は、2つの支持アーム23によって、チルト軸Bに対する平行姿勢を維持して支持される。操舵用シリンダ25には、油圧ホース11、12が連結されていて(図1参照)、一般的に知られた油圧機構によって、ピストンロッド24の長手方向に沿って往復動する。
操舵用シリンダ25は、シリンダブロック25a、25bおよび回動プレート26を介して、操舵アーム21に連結されている。したがって、操舵用シリンダ25を往復駆動することで、操舵アーム21を回転駆動できる。その結果、船外機2は、操舵軸A2を中心として回動し、その向きを変える。
操舵用シリンダ25のシリンダブロック25bには、リンク部材28aを介して連結ロッド29が取り付けられている。連結ロッド29の他端は、リンク部材28bを介して、船外機3の操舵アーム31に連結されている。したがって、操舵アーム21を駆動する操舵用シリンダ25の往復動は、連結ロッド29を介して、操舵アーム31にも同期して伝達される。これにより、船外機3は、船外機2と同期して、操舵軸A3を中心として回動し、その向きを変える。
米国特許第6,406,340号明細書
しかしながら、上記特許文献1に開示された操舵機構では、ピストンロッド24に沿って往復動する操舵用シリンダ25に連結ロッド29を取り付けているため、操舵機構全体の構成が複雑となっている。
また、油圧ホース11、12が直接連結される操舵用シリンダ25自体が操舵時に往復移動するので、それに伴って油圧ホース11、12も動くこととなる。そのため、操舵機構付近において、油圧ホース11、12の取回しスペースとして、かなり大きなスペースを確保することが必要となる。
したがって、本発明の目的は、2基(または3基)の船外機を同期して駆動する操舵機構であって、その全体構成が簡単化されていて、油圧ホースの配管スペースも小さくて足りるものを提供することである。
本発明の操舵機構は、船体に取り付けられた第1船外機および第2船外機を同期して駆動するための操舵機構である。
この操舵機構において、各船外機は、「船体に不動に固定されるとともに、チルト動作が可能なチルト部を備えたブラケット部」と「ブラケット部のチルト部に保持されていて、操舵軸およびチルト軸を中心として、それぞれ回動可能船外機本体」と「船外機本体と一体的に回動する操舵アーム」とを備える。
本発明の操舵機構は、「第1船外機のブラケット部のチルト部に不動に固定されたシリンダ本体」と「シリンダ本体の両端から突出して延在する第1端部および第2端部を備えていてシリンダ本体に対して相対的に往復動するピストンロッド」と「ピストンロッドの第1端部と、第1船外機の操舵アームと、を連結する第1リンク機構」と「ピストンロッドの第2端部と、第2船外機の操舵アームと、を連結する第2リンク機構」とを備える。したがって、ピストンロッドの往復動により、第1船外機および第2船外機の向きを同期して変えることができる。
また、本発明により、上記操舵機構に対して、さらに第3の船外機を備えた操舵機構が提供される。第3の操舵機構は、第1船外機に関して、第2船外機とは反対側に配置される。そして、ピストンロッドの第1端部と、第3船外機の操舵アームと、を連結する第3リンク機構がさらに設けられる。したがって、ピストンロッドの往復動により、第1〜第3の3基の船外機の向きを同期して変えることができる。
本発明においては、シリンダ本体が第1船外機のブラケット部のチルト部に対して不動に固定されているので、第1船外機が操舵方向を変えるときでも、シリンダ本体自体は不動である。したがって、シリンダ本体に連結される油圧ホースも不動となるので、配管スペースが小さくて足りるとともに、整理されて整然とした外観を提供することができる。
また、シリンダ本体が不動であるために、図1、2に示した従来例では必要とされた揺動式の支持アーム23も不要となり、機構部の小型化および省スペース化を図ることができる。
本発明の実施形態を添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。図3は、本発明の船外機操舵機構の一例を示す要部斜視図である。
第1船外機2および第2船外機3が船体の後方に並列に取り付けられている。これら2基の船外機が、後述するように、本発明の操舵機構によって、同期してその向きを制御される。
第1船外機2は、その両サイドの部分にて船体に不動に固定されるとともに、チルト動作が可能なチルト部を備えるブラケット部201と、このブラケット部のチルト部に保持されていて、操舵軸A2およびチルト軸Bを中心として、それぞれ回動可能船外機本体202と、船外機本体と一体的に回動する操舵アーム204と、を備える。
同様に、第2船外機3は、その両サイドの部分にて船体に不動に固定されるとともに、チルト動作が可能なチルト部を備えるブラケット部301と、このブラケット部のチルト部に保持されていて、操舵軸A3およびチルト軸Bを中心として、それぞれ回動可能船外機本体302と、船外機本体と一体的に回動する操舵アーム304と、を備える。
図示の例では、2つの船外機2、3のチルト軸Bは互いに一直線上に位置しているが、両者がズレて配置されていてもよい。
≪第1船外機2の操舵≫
第1船外機2は、シリンダ本体51およびピストンロッド50を備えた油圧シリンダを利用して、その向きが制御される。
シリンダ本体51は、L字状金具55を用いて、ブラケット部201に対して不動に固定されている。このシリンダ本体51に対して、ピストンロッド50が相対的に左右に往復動する。
ピストンロッド50のほぼ中央部にはピストン(不図示)が固定されており、その外側にシリンダ本体51が位置している。この結果、シリンダ本体51内では、上記ピストンの両側に独立した2つのピストン室が形成されている。シリンダ本体51の両端付近には、チーズジョイント52、53が配置されていて、それぞれが各ピストン室に連通している。チーズジョイント52、53に油圧ホース(不図示)を連結して、作動油をシリンダ本体51内のピストン室に導くことで、図3中に矢印L、Rで示したように、ピストンロッド50を左右に往復移動させることができる。
ピストンロッド50は、その第1端部50aがシリンダ本体51の一端から突出し、第2端部50bがシリンダ本体51の他端から突出している。ピストンロッド50の第1端部50aは、リンク機構60を介して、第1船外機2の操舵アーム204に連結されている。
したがって、ピストンロッド50の往復移動に伴って、第1船外機2の向きを変え、船の走行方向を制御することが可能となる。
なお、本発明において、ピストンロッドの「第1端部50a」および「第2端部50b」とは、それぞれ、図3においてシリンダ本体51から左側または右側に突出した部分をいい、ピストンロッドの最も先端の部分のみを意味するものではない。
また、図示したリンク機構60以外にも、適宜の形状のリンク機構を採用することができる。
本発明においては、シリンダ本体51が第1船外機2のブラケット部201のチルト部に対して不動に固定されている。すなわち、第1船外機2がその操舵方向を変えるときでも、シリンダ本体51自体は不動である。つまり、シリンダ本体51のチーズジョイント52、53に直接連結される油圧ホース(不図示)も不動となるので、配管スペースが小さくて足りるとともに、整理されて整然とした外観を提供することができる。
また、シリンダ本体51が不動であるために、図1、2に示した従来例では必要とされた揺動式の支持アーム23も不要となり、機構部の小型化および省スペース化を図ることができる。
≪第2船外機3の操舵≫
ピストンロッド50の第2端部50bは、直線状の連結ロッド70を介して、第2船外機3の操舵アーム304に連結されている。したがって、ピストンロッド50の往復動が第1船外機2および第2船外機3の両方に同期して伝達される。このようにして、両船外機の向きを同期して変えることができる。
ただし、直線状の連結ロッド70に代えて、種々のリンク機構を利用することも可能である。
≪片方の船外機のみをチルトアップ可能とするための機構≫
図4(a)は、図3を上方側から見た要部平面図であり、図4(b)は、それを正面側から見た要部正面図である。
図4(a)、(b)に示したように、直線状の連結ロッド70は、第1ロッド部分71と、第2ロッド部分72とで構成される。両ロッド部分71と72とは、回動連結部73において連結されていて、その長手軸Nを中心として、互いに相対的に回動できる。このような相対回動を実現するための機構については、一般的なものを採用しているため、ここでは詳しく説明はしない。
このように、連結ロッド70が相対回動可能な2つのロッド部分71、72で構成されているので、図5に示したように、第1船外機2および第2船外機3のいずれか一方のみをチルトアップすることが可能となる。
図5では、第2船外機3のみをチルトアップさせた場合を示しているが、これとは逆に、第1船外機2のみをチルトアップさせることも勿論可能である。
例えば、片方の船外機が故障等の理由で使用不可となった場合、作動しない船外機をチルトダウンしたままでは、余計な抵抗となって船舶の推進を妨げてしまう。このため、片方の船外機のみをチルトアップさせ得る構成は、極めて有利である。
≪球面軸受けを利用した連結機構≫
図6は、図3中の矢印D方向から見た要部正面図であって、連結ロッド70の第2ロッド部分72と第2船外機3の操舵アーム304とを連結する球面軸受け機構を拡大して示している。
第2船外機3側から延在する操舵アーム304には、固定ボルト80およびナット81を用いて球面体82が固定されている。球面体82は、カラー86によって、操舵アーム304の上表面から一定の間隔を隔てた位置に固定されている。
一方、第2ロッド部分72の先端には、軸受ケース85が固定されている。この軸受ケース85は、球面体82の外周面側に係合する外包体83を、その内部に保持している。つまり、外包体83(レース)と球面体82(ボール)とが球面軸受けを構成している。
図示の例では、球面体82を操舵アーム304側に固定し、外包体83を第2ロッド部分72側に固定しているが、その逆であってもよい。
また、連結ロッド70の第1ロッド部分71と、ピストンロッド50の第2端部50bとの連結部分についても、同様の球面軸受けを利用した連結を採用している。
このような球面軸受けを利用すると、図4(b)に示したように、ピストンロッド50の第2端部50bと、第2船外機3の操舵アーム304との鉛直方向位置に高さのズレがある場合に、当該ズレを球面軸受けで吸収することができる。
また、球面軸受けでは、一平面内における自由度1の相対回動だけでなく、互いに直交する3平面内における自由度3の相対回動を実現できるので、連結箇所の数を少なくできる点で有利である。すなわち、部材間の不要なガタツキが生じ、あるいは、潮かみを防止するためにメンテナンスが必要となる連結箇所を少なくできる。
なお、潮かみとは、船舶を海で使用する場合に、回動連結部に海水中の塩分が付着して円滑な回動を妨げる現象をいう。
≪搬送用ネジ孔207を利用したシリンダ本体51の固定≫
本発明においては、シリンダ本体51が第1船外機2のブラケット部201のチルト部に不動に固定されている点に特徴がある。そのようにシリンダ本体51をブラケット部201のチルト部に固定する具体的な方法は、適宜選択することができるが、搬送用ネジ孔207(図7参照)を利用することが好ましい。
まず、搬送用ネジ孔207について説明する。一般に、船外機を船体から取り外して搬送する場合には、当該船外機を搬送架台(不図示)に固定して搬送する。このとき、固定用のネジ部材を利用して、船外機を搬送架台に固定する。
この固定用ネジ部材に螺合するネジ孔207が、船外機のブラケット部分(チルト部)にもともと形成されているのが一般的である。したがって、このネジ孔207を利用して、シリンダ本体51を第1船外機2のブラケット部201のチルト部に固定することとすれば、固定のための機構を別途設ける必要がなく好都合である。
図7は、図3中のC方向から見た要部側面図であり、搬送用ネジ孔207を利用して、シリンダ本体51が固定されていることを示している。
シリンダ本体51は、L字状の取付金具55を介して、第1船外機2のブラケット部201のチルト部に固定されていて、固定用のネジ部材208がネジ孔207に螺合している。
≪種々の第1船外機2に対して汎用的に利用できるリンク機構の説明≫
図4(b)から分かるように、ピストンロッド50と操舵アーム204とは鉛直方向の高さ位置が異なっていて、リンク機構60は、当該高さの異なり(高低差)を吸収するべく、その寸法および形状が決められる。
しかしながら、当該「高低差」は第1船外機2の種類によって異なるので、図4(b)に示したリンク機構60の構成では、種々の第1船外機2に対して汎用的に利用することはできない(他のリンク機構を別途用意するか、または、操舵アーム204とリンク機構60との連結箇所に多数の高さ調整用ワッシャをかます必要が生じる)。
そこで、上記「高低差」が異なる種々の第1船外機2に対して汎用的に利用できるリンク機構を、図8を参照して説明する。図8は、図4(b)に対する変形例で、同図中の円C1で囲んだ部分を拡大して示すものである。この例では、リンク機構60とは別部材である棒状の中間リンク61が存在する。
ピストンロッド50の第1端部50aは先細のテーパ状とされていて、これに対応したテーパ状の貫通孔61aが中間リンク61の一端にも形成されている。ナット58を緩めると、中間リンク61は、ピストンロッド50の長手軸P回りに回動可能となり、ナット58を締め付けるとその回動位置を固定できる(なお、ベアリング等を利用して、回動位置が固定されない構成を採用することも可能である)。
また、リンク機構60の先端部にはユニバーサルピン63が固定されている。ユニバーサルピン63は先細のテーパ状であって、その軸P'は、ピストンロッド50の長手軸Pと平行に延在している。中間リンク61の他端には、これに対応したテーパ状の貫通孔61bが形成されている。ナット68を緩めると、中間リンク61は、ユニバーサルピン63回りに回動可能となり、ナット68を締め付けるとその回動位置を固定できる(なお、ベアリング等を利用して、回動位置が固定されない構成を採用することも可能である)。
以上の説明から分かるように、ピストンロッド50と操舵アーム204との間における種々の高低差に対して、中間リンク61の回動位置を調整することで対応でき、高い汎用性を実現できる。その場合に、高さ調整用のワッシャ等は不要である。
図8に示した構成以外であっても、中間リンク61がピストンロッド50に対してその長手軸P回りの回動位置が可変であり、かつ、リンク機構60に対して、ピストンロッド50の長手軸と平行な軸P'回りの回動位置が可変であれば、同様の効果が得られる。
なお、以上のような中間リンク61を用いて高低差を吸収可能としたリンク機構は、船外機を1基だけ備える場合においても有用である。
≪3基掛けの構成≫
2基の船外機の向きを同期させて制御する例を以上に説明したが、本発明により、3基の船外機の向きを同期させて制御する操舵機構も提供される。
3基掛けの実施形態では、図3において、第1船外機2に関して、第2船外機3とは反対側の位置に第3船外機(図示せず)が配置される。
第3船外機は、第2船外機3と同様の構成を有しており、その両サイドの部分にて船体に不動に固定されるとともに、チルト動作が可能なチルト部を備えるブラケット部と、ブラケット部のチルト部に保持されていて、操舵軸およびチルト軸を中心として、それぞれ回動可能船外機本体と、船外機本体と一体的に回動する操舵アームと、を備える。そして、第2船外機3をピストンロッド50の第2端部50bに連結するのと同様にして、第3船外機は、ピストンロッド50の第1端部50aに連結される。
すなわち、図9に示したように、ピストンロッド50の第1端部50aを、リンク機構60が連結される箇所よりもやや延長して、この部分に連結したリンク機構70'を利用する。なお、図9は、図4(b)中の円C1で囲んだ部分を拡大して示すものである。
リンク機構70'の具体的な構成や変形例は、上述のものと同様のものを採用できる。すなわち、連結ロッド70と同様に直線状のリンク機構であっても、その他の形状のリンク機構であってもよい。また、図6で説明したのと同様の球面軸受けを利用して、リンク機構70'とピストンロッド50の第1端部50a、あるいはリンク機構70'と第3船外機の操舵アームを連結してもよい。
特許文献1に開示された従来例を説明する斜視図。 特許文献1に開示された従来例を説明する要部斜視図。 本発明の第1実施形態を示す要部斜視図。 図3の機構を上方側および正面側から見た要部説明図。 図3の状態から片方の船外機のみをチルトアップした状態を示す斜視図。 球面軸受けを利用した連結部分を説明する要部正面図。 図3中のC方向から見た要部側面図。 ピストンロッドと操舵アームの間における種々の高低差を吸収し得るリンク機構を説明する要部拡大説明図。 3基の船外機を同期させて制御する例を説明する要部拡大説明図。
符号の説明
1 小型船舶
2 第1船外機
3 第2船外機
11、12 油圧ホース
20 操舵機構
21 操舵アーム
22 ブラケット
23 支持アーム
24 ピストンロッド
25 操舵用シリンダ
25a、25b シリンダブロック
26 回動プレート
28a、28b リンク部材
29 連結ロッド
31 操舵アーム
50 ピストンロッド
50a ピストンロッドの第1端部
50b ピストンロッドの第2端部
51 シリンダ本体
52、53 チーズジョイント
55 取付金具
58 ナット
60 リンク機構
61 中間リンク
61a、61b テーパ状貫通孔
63 ユニバーサルピン
68 ナット
70 連結ロッド
70' リンク機構
71 第1ロッド部分
72 第2ロッド部分
73 回動連結部
80 固定ボルト
81 ナット
82 球面体
83 外包体
85 軸受けケース
86 カラー
201 ブラケット部
202 船外機本体
204 操舵アーム
207 搬送用ネジ孔
208 ネジ部材
301 ブラケット部
302 船外機本体
304 操舵アーム

Claims (9)

  1. 船体に取り付けられた第1船外機(2)および第2船外機(3)を同期して駆動するための操舵機構であって、
    各船外機(2、3)は、
    船体に不動に固定されるとともに、チルト動作が可能なチルト部を備えたブラケット部(201、301)と、
    ブラケット部のチルト部に保持されていて、操舵軸(A)およびチルト軸(B)を中心として、それぞれ回動可能船外機本体(202、302)と、
    船外機本体と一体的に回動する操舵アーム(204、304)と、を備え、
    当該操舵機構は、
    第1船外機(2)のブラケット部(201)のチルト部に不動に固定されたシリンダ本体(51)と、
    シリンダ本体(51)の両端から突出して延在する第1端部(50a)および第2端部(50b)を備えていてシリンダ本体(51)に対して相対的に往復動するピストンロッド(50)と、
    ピストンロッドの第1端部(50a)と、第1船外機の操舵アーム(204)と、を連結する第1リンク機構(60)と、
    ピストンロッドの第2端部(50b)と、第2船外機の操舵アーム(304)と、を連結する第2リンク機構(70)と、を備え、
    ピストンロッド(50)の往復動により、第1船外機(2)および第2船外機(3)の向きを同期して変えるものであり、
    上記第1船外機(2)のブラケット部(201)のチルト部には、当該船外機を船体から取り外して搬送する際に搬送架台に固定するためのネジ孔(207)が形成されていて、
    上記シリンダ本体(51)は、当該ネジ孔(207)および固定用ネジ部材(208)を用いてブラケット部(201)のチルト部に固定されていることを特徴とする、操舵機構。
  2. 船体に取り付けられた第1船外機(2)および第2船外機(3)を同期して駆動するための操舵機構であって、
    各船外機(2、3)は、
    船体に不動に固定されるとともに、チルト動作が可能なチルト部を備えたブラケット部(201、301)と、
    ブラケット部のチルト部に保持されていて、操舵軸(A)およびチルト軸(B)を中心として、それぞれ回動可能船外機本体(202、302)と、
    船外機本体と一体的に回動する操舵アーム(204、304)と、を備え、
    当該操舵機構は、
    第1船外機(2)のブラケット部(201)のチルト部に不動に固定されたシリンダ本体(51)と、
    シリンダ本体(51)の両端から突出して延在する第1端部(50a)および第2端部(50b)を備えていてシリンダ本体(51)に対して相対的に往復動するピストンロッド(50)と、
    ピストンロッドの第1端部(50a)と、第1船外機の操舵アーム(204)と、を連結する第1リンク機構(60)と、
    ピストンロッドの第2端部(50b)と、第2船外機の操舵アーム(304)と、を連結する第2リンク機構(70)と、を備え、
    ピストンロッド(50)の往復動により、第1船外機(2)および第2船外機(3)の向きを同期して変えるものであり、
    上記第1リンク機構は、第1船外機(2)の操舵アーム(204)から延在するリンク機構部分(60)と、当該リンク機構部分(60)とピストンロッド(50)の第1端部(50a)とを連結する棒状の中間リンク(61)を含んでいて、
    当該中間リンク(61)は、ピストンロッド(50)に対してその長手軸(P)回りの回動位置が可変であり、かつ、上記リンク機構部分(60)に対して、ピストンロッド(50)の長手軸と平行な軸(P')回りの回動位置が可変であることを特徴とする、の操舵機構。
  3. 上記第2リンク機構は、ピストンロッドの第2端部(50b)と第2船外機の操舵アーム(304)とを連結する直線状のロッド部材(70)で構成されていて、
    当該ロッド部材(70)は、ピストンロッドの第2端部(50b)に回動可能に連結された第1ロッド部分(71)と、第2船外機の操舵アーム(304)に回動可能に連結された第2ロッド部分(72)と、を備え、
    第1ロッド部分(71)と第2ロッド部分(72)とは、当該ロッド部材の長手軸(N)回りに相対的に回動可能に連結されていることを特徴とする、請求項1または2記載の操舵機構。
  4. 上記第1ロッド部分(71)および第2ロッド部分(72)の少なくとも一方は、ピストンロッドの第2端部(50b)または第2船外機の操舵アーム(304)に対して、球面軸受けを介して連結されていて、
    当該球面軸受けは、相対回動する一方の部材に固定した球面体(82)と、他方の部材に固定されていて球面体(82)の周囲に係合する外包体(83)と、を備えることを特徴とする、請求項3記載の操舵機構。
  5. 上記第1船外機(2)に関して、第2船外機(3)とは反対側に配置された第3船外機をさらに備えてなる請求項1記載の操舵機構であって、
    第3船外機(2、3)は、
    船体に不動に固定されるとともに、チルト動作が可能なチルト部を備えたブラケット部と、
    ブラケット部のチルト部に保持されていて、操舵軸およびチルト軸を中心として、それぞれ回動可能船外機本体と、
    船外機本体と一体的に回動する操舵アームと、を備え、
    当該操舵機構は、
    ピストンロッドの第1端部(50a)と、第3船外機の操舵アームと、を連結する第3リンク機構をさらに備え、
    上記ピストンロッド(50)の往復動により、第1船外機(2)、第2船外機(3)、および第3船外機の向きを同期して変えるものであり、
    上記第1船外機(2)のブラケット部(201)のチルト部には、当該船外機を船体から取り外して搬送する際に搬送架台に固定するためのネジ孔(207)が形成されていて、
    上記シリンダ本体(51)は、当該ネジ孔(207)および固定用ネジ部材(208)を用いてブラケット部(201)のチルト部に固定されていることを特徴とする、操舵機構。
  6. 上記第1船外機(2)に関して、第2船外機(3)とは反対側に配置された第3船外機をさらに備えてなる請求項1記載の操舵機構であって、
    第3船外機(2、3)は、
    船体に不動に固定されるとともに、チルト動作が可能なチルト部を備えたブラケット部と、
    ブラケット部のチルト部に保持されていて、操舵軸およびチルト軸を中心として、それぞれ回動可能船外機本体と、
    船外機本体と一体的に回動する操舵アームと、を備え、
    当該操舵機構は、
    ピストンロッドの第1端部(50a)と、第3船外機の操舵アームと、を連結する第3リンク機構をさらに備え、
    上記ピストンロッド(50)の往復動により、第1船外機(2)、第2船外機(3)、および第3船外機の向きを同期して変えるものであり、
    上記第1リンク機構は、第1船外機(2)の操舵アーム(204)から延在するリンク機構部分(60)と、当該リンク機構部分(60)とピストンロッド(50)の第1端部(50a)とを連結する棒状の中間リンク(61)を含んでいて、
    当該中間リンク(61)は、ピストンロッド(50)に対してその長手軸(P)回りの回動位置が可変であり、かつ、上記リンク機構部分(60)に対して、ピストンロッド(50)の長手軸と平行な軸(P')回りの回動位置が可変であることを特徴とする、操舵機構。
  7. 上記第3リンク機構は、ピストンロッドの第1端部(50a)と第3船外機の操舵アームとを連結する直線状のロッド部材で構成されていて、
    当該ロッド部材は、ピストンロッドの第1端部(50a)に回動可能に連結された第1ロッド部分と、第3船外機の操舵アームに回動可能に連結された第2ロッド部分と、を備え、
    第1ロッド部分と第2ロッド部分とは、当該ロッド部材の長手軸回りに相対的に回動可能に連結されていることを特徴とする、請求項5または6記載の操舵機構。
  8. 上記第3リンク機構の第1ロッド部分および第2ロッド部分の少なくとも一方は、ピストンロッドの第1端部(50a)または第3船外機の操舵アームに対して、球面軸受けを介して連結されていて、
    当該球面軸受けは、相対回動する一方の部材に固定した球面体と、他方の部材に固定されていて球面体の周囲に係合する外包体と、を備えることを特徴とする、請求項7記載の操舵機構。
  9. 船体に不動に固定されるとともに、チルト動作が可能なチルト部を備えたブラケット部(201)と、
    ブラケット部のチルト部に保持されていて、操舵軸(A)を中心として回動可能船外機本体(202)と、
    船外機本体と一体的に回動する操舵アーム(204)と、を備える船外機の向きを制御する操舵機構であって、
    当該操舵機構は、
    船外機(2)のブラケット部(201)のチルト部に不動に固定されたシリンダ本体(51)と、
    シリンダ本体(51)に対して相対的に往復動するピストンロッド(50)と、
    ピストンロッドの端部(50a)と船外機の操舵アーム(204)とを連結するリンク機構と、を備え、
    当該リンク機構は、船外機(2)の操舵アーム(204)から延在するリンク機構部分(60)と、当該リンク機構部分(60)とピストンロッド(50)の端部(50a)とを連結する棒状の中間リンク(61)を含んでいて、
    当該中間リンク(61)は、ピストンロッド(50)に対してその長手軸(P)回りの回動位置が可変であり、かつ、上記リンク機構部分(60)に対して、ピストンロッド(50)の長手軸と平行な軸(P')回りの回動位置が可変であることを特徴とする、操舵機構。
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