JPH0342239B2 - - Google Patents
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- JPH0342239B2 JPH0342239B2 JP58042481A JP4248183A JPH0342239B2 JP H0342239 B2 JPH0342239 B2 JP H0342239B2 JP 58042481 A JP58042481 A JP 58042481A JP 4248183 A JP4248183 A JP 4248183A JP H0342239 B2 JPH0342239 B2 JP H0342239B2
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- ball
- propeller shaft
- propeller
- shaft
- trim
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H21/00—Use of propulsion power plant or units on vessels
- B63H21/30—Mounting of propulsion plant or unit, e.g. for anti-vibration purposes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H5/00—Arrangements on vessels of propulsion elements directly acting on water
- B63H5/07—Arrangements on vessels of propulsion elements directly acting on water of propellers
- B63H5/125—Arrangements on vessels of propulsion elements directly acting on water of propellers movably mounted with respect to hull, e.g. adjustable in direction, e.g. podded azimuthing thrusters
- B63H5/1252—Arrangements on vessels of propulsion elements directly acting on water of propellers movably mounted with respect to hull, e.g. adjustable in direction, e.g. podded azimuthing thrusters the ability to move being conferred by gearing in transmission between prime mover and propeller and the propulsion unit being other than in a "Z" configuration
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
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-
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- B63H1/12—Propulsive elements directly acting on water of rotary type with rotation axis substantially in propulsive direction
- B63H1/14—Propellers
- B63H1/18—Propellers with means for diminishing cavitation, e.g. supercavitation
- B63H2001/185—Surfacing propellers, i.e. propellers specially adapted for operation at the water surface, with blades incompletely submerged, or piercing the water surface from above in the course of each revolution
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、一般に舶用駆動装置、特に舶用機
関の船内、船外駆動装置に関し、この舶用機関は
ボート内に装備されている。
関の船内、船外駆動装置に関し、この舶用機関は
ボート内に装備されている。
所謂ボート用船外駆動装置は長年に亘つて用い
られている。このような装置の例は、米国特許第
1798596号、第2415813号、第2755766号、第
2977923号、第3088296号、第3382838号、第
3888203号、第3893407号、第3933116号および第
3951096号に示されている。これらの船内−船外
駆動装置は一般に大型の船内機関をもつ推進ボー
トに用いられた。特許第2415183号および第
3933116号に示す型式の駆動装置を除き、上記特
許のすべてに示された第1型式の駆動装置は、ボ
ートのトランザムを通して延びかつ伝動装置によ
つて一般に垂直方向に延びる軸に結合された駆動
軸を有し、前記軸は次に伝動装置によつて推進軸
に結合される。前掲の特許第2415183号および第
3933116号に示された第2型式の駆動装置は、ボ
ートのトランザムを通して延びかつ他の特許にお
いて見るように垂直軸を用いずに、推進軸に直接
に結合する駆動軸を有す。例えば、第1型式の駆
動装置の推進器支持部材は、ボートが浅海中にあ
るとき或は推進器およびその軸の検査および保守
のために回転扛起できる。第1型式の駆動装置の
利点は、推進器支持部材を水平軸線まわりに回転
することによつてトリムが調節できる。傾斜特性
に加えて、この駆動装置は、ボートをかじ取りす
るため垂直軸線まわりに一般に回転可能である。
共通の装置として自在継手を提供し、該継手まわ
りに第1型式の駆動装置の推進器支持部材が例え
ば米国特許第3088296号に示されるように傾斜お
よび操向可能である。
られている。このような装置の例は、米国特許第
1798596号、第2415813号、第2755766号、第
2977923号、第3088296号、第3382838号、第
3888203号、第3893407号、第3933116号および第
3951096号に示されている。これらの船内−船外
駆動装置は一般に大型の船内機関をもつ推進ボー
トに用いられた。特許第2415183号および第
3933116号に示す型式の駆動装置を除き、上記特
許のすべてに示された第1型式の駆動装置は、ボ
ートのトランザムを通して延びかつ伝動装置によ
つて一般に垂直方向に延びる軸に結合された駆動
軸を有し、前記軸は次に伝動装置によつて推進軸
に結合される。前掲の特許第2415183号および第
3933116号に示された第2型式の駆動装置は、ボ
ートのトランザムを通して延びかつ他の特許にお
いて見るように垂直軸を用いずに、推進軸に直接
に結合する駆動軸を有す。例えば、第1型式の駆
動装置の推進器支持部材は、ボートが浅海中にあ
るとき或は推進器およびその軸の検査および保守
のために回転扛起できる。第1型式の駆動装置の
利点は、推進器支持部材を水平軸線まわりに回転
することによつてトリムが調節できる。傾斜特性
に加えて、この駆動装置は、ボートをかじ取りす
るため垂直軸線まわりに一般に回転可能である。
共通の装置として自在継手を提供し、該継手まわ
りに第1型式の駆動装置の推進器支持部材が例え
ば米国特許第3088296号に示されるように傾斜お
よび操向可能である。
上記の第1型式の普通の船内・船外駆動装置は
或る種の利点をもちかつ或る程度は商業上におい
て成功はしているが、これらはまだ不利点をもつ
ている。例えば、このような装置は比較的重くか
つ製造および保守費が高く、かつ機関から推進器
への動力伝送が非効率である。直接駆動装置によ
る動力損失に比し伝動装置および継手による動力
伝送損失のために17%程度の動力損失が起る。さ
らに、この駆動装置の推進器支持部材は一般に水
面下に可成りの距離に延びるから、この装置は可
成りの抵抗をもつ。
或る種の利点をもちかつ或る程度は商業上におい
て成功はしているが、これらはまだ不利点をもつ
ている。例えば、このような装置は比較的重くか
つ製造および保守費が高く、かつ機関から推進器
への動力伝送が非効率である。直接駆動装置によ
る動力損失に比し伝動装置および継手による動力
伝送損失のために17%程度の動力損失が起る。さ
らに、この駆動装置の推進器支持部材は一般に水
面下に可成りの距離に延びるから、この装置は可
成りの抵抗をもつ。
第1型式の普通の船内・船外駆動装置の或る種
の不利点を克服するために、上記の第2型式の駆
動装置が開発された。このような装置は、第1型
式における一般に垂直な軸を廃し、駆動軸を直接
に推進軸に結合した。しかし、これらの直接駆動
装置は、商業的に成功するには余りに複雑であつ
た。例えば、特許第3933116号に記載の駆動装置
は、操向のために水平軸線まわりに、およびボー
トのトリムをとるるために垂直軸線まわりにジン
バル組立体を関節結合することによつて動かされ
る推進軸にキー結合された半没水翼推進器を用い
るる。ジンバル組立体は、リング形ジンバル組立
体は、それぞれの固定された相互に垂直な軸線ま
わりに動くことを抑止されているから推進器軸の
単に限定された制御のみを与え、なぜならばジン
バル組立体のリングはそれぞれの、固定された相
互に直交する軸線まわりに動くことを制約されて
いるからである。この駆動装置の設計は、また駆
動軸をボートのトランザムの底部より上方へ可成
りの距離を置いて配置することが必要である。よ
つて、推進器軸は垂直方向に傾斜した位置をとら
なければならず、これによつてボートの船首は比
較的高速において下向きに押される。
の不利点を克服するために、上記の第2型式の駆
動装置が開発された。このような装置は、第1型
式における一般に垂直な軸を廃し、駆動軸を直接
に推進軸に結合した。しかし、これらの直接駆動
装置は、商業的に成功するには余りに複雑であつ
た。例えば、特許第3933116号に記載の駆動装置
は、操向のために水平軸線まわりに、およびボー
トのトリムをとるるために垂直軸線まわりにジン
バル組立体を関節結合することによつて動かされ
る推進軸にキー結合された半没水翼推進器を用い
るる。ジンバル組立体は、リング形ジンバル組立
体は、それぞれの固定された相互に垂直な軸線ま
わりに動くことを抑止されているから推進器軸の
単に限定された制御のみを与え、なぜならばジン
バル組立体のリングはそれぞれの、固定された相
互に直交する軸線まわりに動くことを制約されて
いるからである。この駆動装置の設計は、また駆
動軸をボートのトランザムの底部より上方へ可成
りの距離を置いて配置することが必要である。よ
つて、推進器軸は垂直方向に傾斜した位置をとら
なければならず、これによつてボートの船首は比
較的高速において下向きに押される。
特許第2415813号の駆動装置は、ボートのトラ
ンザムに結合された旋回球継手を提供する。この
駆動装置の推進器軸の制御は、旋回球継手の位置
および推進器軸支持装置に取り付けられた操向装
置を持たないから極度に制限される。
ンザムに結合された旋回球継手を提供する。この
駆動装置の推進器軸の制御は、旋回球継手の位置
および推進器軸支持装置に取り付けられた操向装
置を持たないから極度に制限される。
この発明の主目的は、上述の型式の普通の船
内・船外駆動装置の利点を提供するがこの不利点
を無くした舶用船外駆動装置を提供するにある。
内・船外駆動装置の利点を提供するがこの不利点
を無くした舶用船外駆動装置を提供するにある。
この発明による舶用船外駆動装置は、水面下へ
可成りの距離延びる推進器支持部材は用いない。
その代りに、この装置は半没水翼推進器とともに
用いることは制限されないが半没水翼推進器を提
供するように特に構成された直接駆動ユニツトで
ある。この発明において、推進器は駆動装置の後
端に取り付けられ、この場合駆動装置の主部はボ
ートのトランザムから後方へ水平に或は水平に対
し僅かに角度をもつて後向き下方へ延びる。この
発明の駆動装置は、その外郭形態のために水中を
移動する際に与える抵抗は極めて小さい。
可成りの距離延びる推進器支持部材は用いない。
その代りに、この装置は半没水翼推進器とともに
用いることは制限されないが半没水翼推進器を提
供するように特に構成された直接駆動ユニツトで
ある。この発明において、推進器は駆動装置の後
端に取り付けられ、この場合駆動装置の主部はボ
ートのトランザムから後方へ水平に或は水平に対
し僅かに角度をもつて後向き下方へ延びる。この
発明の駆動装置は、その外郭形態のために水中を
移動する際に与える抵抗は極めて小さい。
この発明による舶用船外駆動装置は、最小抵抗
を提供するのに加えて、前述の普通型船内・船外
舶用駆動装置に比してその重量が軽くかつ保守が
容易である。この装置は、その永い使用寿命を提
供するために真鍮或は不銹鋼のような耐蝕性材料
で造られる。さらにこの発明による舶用船外駆動
装置は、ボートの船内機関から推進器に動力を伝
送するのに効率が高い。またこの装置は一対の船
内機関とともに用いることができ、およびこの発
明によつて造られた一対の駆動装置が並置関係で
ボートの後部に用いることができる。
を提供するのに加えて、前述の普通型船内・船外
舶用駆動装置に比してその重量が軽くかつ保守が
容易である。この装置は、その永い使用寿命を提
供するために真鍮或は不銹鋼のような耐蝕性材料
で造られる。さらにこの発明による舶用船外駆動
装置は、ボートの船内機関から推進器に動力を伝
送するのに効率が高い。またこの装置は一対の船
内機関とともに用いることができ、およびこの発
明によつて造られた一対の駆動装置が並置関係で
ボートの後部に用いることができる。
この発明の舶用船外駆動装置の一実施例におい
ては、ボートのトランザムに取り付けられかつこ
れから後方に延びるチユーブ状の支持ケーシング
を有する。このケーシングは、トランザムから後
方へ隔たつた場所にボールソケツト、ボールソケ
ツトによつて自在式に回転担持されたボールをも
つその前端に形成されたチユーブ状の推進器軸、
支持ケーシング内にジヤーナル軸受されかつボー
トの船内機関に結合された駆動軸、および推進器
軸担持部材内にジヤーナル軸受された推進器軸を
具備し、この推進器軸の後端は推進器にキー止め
され、かつこれらの軸は一般に互いに縦方向に延
びる。自在継手装置がこれらの軸を結合し、自在
継手装置の中心は、ボールがボールソケツトに対
し旋回する枢支点と合致する。この装置は推進器
軸担持部材をボールの枢支点を貫通する操向軸線
まわりに支持ケーシングに対して横方向に揺動す
ることを許し、かつ推進器軸担持部材を同じ枢支
点を貫通する一般に横方向に延びるトリム軸線ま
わりに支持ケーシングに対してトリムさせること
を許す。支持ケーシングおよび推進器軸担持部材
はトランザムから後方へ水平方向に或は水平に対
し僅かな角度をもつて延びる。
ては、ボートのトランザムに取り付けられかつこ
れから後方に延びるチユーブ状の支持ケーシング
を有する。このケーシングは、トランザムから後
方へ隔たつた場所にボールソケツト、ボールソケ
ツトによつて自在式に回転担持されたボールをも
つその前端に形成されたチユーブ状の推進器軸、
支持ケーシング内にジヤーナル軸受されかつボー
トの船内機関に結合された駆動軸、および推進器
軸担持部材内にジヤーナル軸受された推進器軸を
具備し、この推進器軸の後端は推進器にキー止め
され、かつこれらの軸は一般に互いに縦方向に延
びる。自在継手装置がこれらの軸を結合し、自在
継手装置の中心は、ボールがボールソケツトに対
し旋回する枢支点と合致する。この装置は推進器
軸担持部材をボールの枢支点を貫通する操向軸線
まわりに支持ケーシングに対して横方向に揺動す
ることを許し、かつ推進器軸担持部材を同じ枢支
点を貫通する一般に横方向に延びるトリム軸線ま
わりに支持ケーシングに対してトリムさせること
を許す。支持ケーシングおよび推進器軸担持部材
はトランザムから後方へ水平方向に或は水平に対
し僅かな角度をもつて延びる。
この発明の舶用船外駆動装置はまた、それ自身
一対の液圧操向シリンダおよび液圧トリムシリン
ダと組み合つて用いられ、ボートが走航中に正確
な操向性を提供しかつボートのトリム調整を実施
する。これらの操向およびトリムシリンダは、推
進器トルクの捩れ影響を減ずるように推進器軸担
持部材に作動結合される。トランザム上でボール
の枢支点の上方でかつこれと垂直方向に整合した
位置にトリムシリンダの上端を取り付けることに
より、操向シリンダの影響を受けて起る推進器軸
の横向き運動は推進器軸担持部材を一般に水平面
内で動かす。よつて、推進器は推進器軸担持部材
が横方向に動くとき水平に対し実質的に同一レベ
ルに停止する。トリムシリンダの上端をボールの
枢支点の上方および前方の位置でトランザムに枢
着することにより、推進器軸担持部材の横向き運
動は弧形経路に沿い、推進器を、推進器軸担持部
材が横向きに動くときに水中深く沈ませる。
一対の液圧操向シリンダおよび液圧トリムシリン
ダと組み合つて用いられ、ボートが走航中に正確
な操向性を提供しかつボートのトリム調整を実施
する。これらの操向およびトリムシリンダは、推
進器トルクの捩れ影響を減ずるように推進器軸担
持部材に作動結合される。トランザム上でボール
の枢支点の上方でかつこれと垂直方向に整合した
位置にトリムシリンダの上端を取り付けることに
より、操向シリンダの影響を受けて起る推進器軸
の横向き運動は推進器軸担持部材を一般に水平面
内で動かす。よつて、推進器は推進器軸担持部材
が横方向に動くとき水平に対し実質的に同一レベ
ルに停止する。トリムシリンダの上端をボールの
枢支点の上方および前方の位置でトランザムに枢
着することにより、推進器軸担持部材の横向き運
動は弧形経路に沿い、推進器を、推進器軸担持部
材が横向きに動くときに水中深く沈ませる。
この装置の他の実施例は、ボール内に定速自在
継手を用いる。また、推進器軸担持部材の上方お
よび下方表面に垂直安定フインが設けられ、およ
び横方向に延びるトリムフインが下方安定フイン
の下端に設けられる。
継手を用いる。また、推進器軸担持部材の上方お
よび下方表面に垂直安定フインが設けられ、およ
び横方向に延びるトリムフインが下方安定フイン
の下端に設けられる。
上記および他の態様は附図を参照しての以下の
詳細説明の考察から明らかであろう。
詳細説明の考察から明らかであろう。
第1図ないし第10図はこの発明が適用される
舶用船外装置Aの一例を示し、該装置は装置を取
り付けたトランザム20を有する普通型ボートB
と共に用いられるものである。
舶用船外装置Aの一例を示し、該装置は装置を取
り付けたトランザム20を有する普通型ボートB
と共に用いられるものである。
装置Aは、トランザム20に取り付けられかつ
その後端にボール・ソケツト24をもつチユーブ
状支持ケーシング22を含む。チユーブ状の推進
器軸担持部材30は、その前端にボール32をも
ち、該ボールは第8図に示すように自在回転式に
ボールソケツト内に取り付けられる。駆動軸38
が支持ケーシング22内の軸受54および56に
よつてジヤーナル軸受され、駆動軸の前端はボー
トB内に配置された単基の船内機関(図示せず)
に結合される。推進器軸40(第8図)は推進器
軸担持部材30内の軸受76,82および84に
よつてジヤーナル軸受され、この場合推進器軸4
0の後端は普通型半没水翼推進器44を受ける。
好ましくは普用型複式自在型或は定速継手である
自在継手装置46が駆動軸38の後端を推進器軸
40の前方端に結合する。この自在継手46の中
心は、ボール32がボールソケツト24に対して
旋回する枢支点50と合致する。
その後端にボール・ソケツト24をもつチユーブ
状支持ケーシング22を含む。チユーブ状の推進
器軸担持部材30は、その前端にボール32をも
ち、該ボールは第8図に示すように自在回転式に
ボールソケツト内に取り付けられる。駆動軸38
が支持ケーシング22内の軸受54および56に
よつてジヤーナル軸受され、駆動軸の前端はボー
トB内に配置された単基の船内機関(図示せず)
に結合される。推進器軸40(第8図)は推進器
軸担持部材30内の軸受76,82および84に
よつてジヤーナル軸受され、この場合推進器軸4
0の後端は普通型半没水翼推進器44を受ける。
好ましくは普用型複式自在型或は定速継手である
自在継手装置46が駆動軸38の後端を推進器軸
40の前方端に結合する。この自在継手46の中
心は、ボール32がボールソケツト24に対して
旋回する枢支点50と合致する。
支持ケーシング22は、開口後端をもつ円筒形
態の本体50をもつ。本体50の前端はトランザ
ム20を貫通するチユーブ状ボス52と一体に形
成される。オイルシール58および60はボス5
2の前端および後端を閉鎖して、一定量のオイル
をその中に封納する。
態の本体50をもつ。本体50の前端はトランザ
ム20を貫通するチユーブ状ボス52と一体に形
成される。オイルシール58および60はボス5
2の前端および後端を閉鎖して、一定量のオイル
をその中に封納する。
支持ケーシング22は複数のボルト62によつ
てトランザム20の後面に剛接される。駆動軸3
8の前端は、船内機関の軸に直接結合されかつこ
れによつて回転される駆動伝動装置の部分を形成
する自在継手63(第2図)のような継手に結合
される。
てトランザム20の後面に剛接される。駆動軸3
8の前端は、船内機関の軸に直接結合されかつこ
れによつて回転される駆動伝動装置の部分を形成
する自在継手63(第2図)のような継手に結合
される。
ボールソケツト24は、ナイロンのような合成
可塑材で造ることが好適で、かつ前方リング24
aおよび後方リング24bを含み、それらの内側
表面はボール32の隣接する外側表面部分と補足
係合する。前方リング24aは支持ケーシングの
環状肩部64と当接し、また後方リング24bは
スナツプリング66によつて支持ケーシングの後
端内に固定される。Oリング68(第8図)が、
ボールソケツト24の前方リング24aと後方リ
ング24bとの間で、リングとボール32の外側
表面と密封係合される。推進器軸担持部材30
は、開口端ハウジング70を含む。ハウジング7
0の前方部分はその上にボール32を形成してい
る。ハウジング70の後方部分は、一体の外ねじ
山を施したくび部72を具え、このくび部に截頭
円錐形チユーブ74の内ねじ山付き前方端が結合
される。軸受76,82および84がチユーブ3
4内に取り付けられ、かつオイルシール78およ
び80もまたチユーブ74に各軸受のすぐ外舷に
おいて設けられている。オイルシール78および
80とこれらを取囲む推進器軸40との間の空所
は、完全にオイルを満たされている。Oリングシ
ール86は、ハウジング70の後壁とチユーブ7
4の前端との間に介装される。
可塑材で造ることが好適で、かつ前方リング24
aおよび後方リング24bを含み、それらの内側
表面はボール32の隣接する外側表面部分と補足
係合する。前方リング24aは支持ケーシングの
環状肩部64と当接し、また後方リング24bは
スナツプリング66によつて支持ケーシングの後
端内に固定される。Oリング68(第8図)が、
ボールソケツト24の前方リング24aと後方リ
ング24bとの間で、リングとボール32の外側
表面と密封係合される。推進器軸担持部材30
は、開口端ハウジング70を含む。ハウジング7
0の前方部分はその上にボール32を形成してい
る。ハウジング70の後方部分は、一体の外ねじ
山を施したくび部72を具え、このくび部に截頭
円錐形チユーブ74の内ねじ山付き前方端が結合
される。軸受76,82および84がチユーブ3
4内に取り付けられ、かつオイルシール78およ
び80もまたチユーブ74に各軸受のすぐ外舷に
おいて設けられている。オイルシール78および
80とこれらを取囲む推進器軸40との間の空所
は、完全にオイルを満たされている。Oリングシ
ール86は、ハウジング70の後壁とチユーブ7
4の前端との間に介装される。
下方安定フイン90(第1図および第2図)が
チユーブ74に取り付けられ、これから垂下す
る。フイン90はボートが旋回しているとき推進
器軸担持部材が持ち上がるのを保つ傾向を与え
る。フイン90の上方境いはこのチユーブ上に鋳
込まれることが好適である。下方フインン80の
形態と類似の形態の上方フイン92は一般にフイ
ン90と垂直方向に整列してチユーブ74から上
方へ延びる。上方フイン92の底部境いはこのチ
ユーブ上に鋳込まれることが好適である。フイン
92の上端は水平なキヤビテーシヨン板94を支
持し、キヤビテーシヨン板はボルト98を用いて
上方フイン92の前方部分に取り付けられること
が好適である。キヤビテーシヨン板94の後方端
部94は、フイン92から後方に隔たりかつ推進
器44を片持支持してドツクなどと接触すること
を保護される。このようなキヤビテーシヨン板は
またボートのルー−スタテイルを含む。
チユーブ74に取り付けられ、これから垂下す
る。フイン90はボートが旋回しているとき推進
器軸担持部材が持ち上がるのを保つ傾向を与え
る。フイン90の上方境いはこのチユーブ上に鋳
込まれることが好適である。下方フインン80の
形態と類似の形態の上方フイン92は一般にフイ
ン90と垂直方向に整列してチユーブ74から上
方へ延びる。上方フイン92の底部境いはこのチ
ユーブ上に鋳込まれることが好適である。フイン
92の上端は水平なキヤビテーシヨン板94を支
持し、キヤビテーシヨン板はボルト98を用いて
上方フイン92の前方部分に取り付けられること
が好適である。キヤビテーシヨン板94の後方端
部94は、フイン92から後方に隔たりかつ推進
器44を片持支持してドツクなどと接触すること
を保護される。このようなキヤビテーシヨン板は
またボートのルー−スタテイルを含む。
チユーブ74の中間側方部分にはそれぞれ横方
向に延びる耳金具100および102が設けられ
る。この耳金具は、動力作動式液圧操蛇シリンダ
それぞれに摺動可能に結合されたピストン棒10
4および106に固定されたブラケツト103
(第5図)に枢着される。このかじ取りシリンダ
の前方端は、一対の取付具120および122
(第5図)内に形成された補足係合凹部116お
よび118内に回転可能に受け入れられたボール
枢支点112および114それぞれを具備する。
このような取付具は、支持ケーシング22の両端
の中央部分上に鋳込むことが好適である。これと
は別にこのような取付具をトランザム20に取り
付けることもできる。
向に延びる耳金具100および102が設けられ
る。この耳金具は、動力作動式液圧操蛇シリンダ
それぞれに摺動可能に結合されたピストン棒10
4および106に固定されたブラケツト103
(第5図)に枢着される。このかじ取りシリンダ
の前方端は、一対の取付具120および122
(第5図)内に形成された補足係合凹部116お
よび118内に回転可能に受け入れられたボール
枢支点112および114それぞれを具備する。
このような取付具は、支持ケーシング22の両端
の中央部分上に鋳込むことが好適である。これと
は別にこのような取付具をトランザム20に取り
付けることもできる。
ボール112および114がそれらのソケツト
116および118に対して回転する枢支点12
4および126(第5図)は、ボール32がその
ソケツト24に対して回転する上述の枢支点Pを
貫通する水平線128(第5図および第9図)上
に配置される。線128は駆動軸38の軸線に対
して直角である。
116および118に対して回転する枢支点12
4および126(第5図)は、ボール32がその
ソケツト24に対して回転する上述の枢支点Pを
貫通する水平線128(第5図および第9図)上
に配置される。線128は駆動軸38の軸線に対
して直角である。
かじ取りシリンダ108および110の前、後
部分には第10図に示す普通型液圧かじ取りシス
テムと連通する流体導管130,131,132
および133(第1図)を具備する。このシステ
ムの動作について以下に述べる。
部分には第10図に示す普通型液圧かじ取りシス
テムと連通する流体導管130,131,132
および133(第1図)を具備する。このシステ
ムの動作について以下に述べる。
ピストン棒142をもつ液圧式トリムシリンダ
140は、第1,2および9図に示すようにボー
トのトランザム20と推進器軸担持部材30との
間に延びる。ピストン棒142は、第1図におい
て143で示す補合するスプラインンおよび溝に
よるような方法でトリムシリンダ140に対して
回転するのを抑止されている。シリンダ140の
前端には、締具151によつてトランザム20に
取り付けられた取付金具のソケツト145内に旋
回可能に受け入れられたボール枢軸144を具備
する。ピストン棒142の後端には二又ブラケツ
ト152が設けられ、このブラケツトは、フイン
92の前方下端附近でチユーブ74の上方の中間
部分に剛接される。枢支ピン156がブラケツト
152とパツド154を連結する。液圧導管15
8および160がトリムシリンダ140の前端お
よび後端を第10図に示す液圧システムと接続す
る。
140は、第1,2および9図に示すようにボー
トのトランザム20と推進器軸担持部材30との
間に延びる。ピストン棒142は、第1図におい
て143で示す補合するスプラインンおよび溝に
よるような方法でトリムシリンダ140に対して
回転するのを抑止されている。シリンダ140の
前端には、締具151によつてトランザム20に
取り付けられた取付金具のソケツト145内に旋
回可能に受け入れられたボール枢軸144を具備
する。ピストン棒142の後端には二又ブラケツ
ト152が設けられ、このブラケツトは、フイン
92の前方下端附近でチユーブ74の上方の中間
部分に剛接される。枢支ピン156がブラケツト
152とパツド154を連結する。液圧導管15
8および160がトリムシリンダ140の前端お
よび後端を第10図に示す液圧システムと接続す
る。
第3図において、ソケツト145、トリムシリ
ンダ140およびピストン棒142は取付金具1
46に対して回転しないように示されている。こ
のために、直立ピン170は、ボール枢支点14
4の下側でボール枢支点をとおる垂直平面内に形
成された弧形溝孔172内に受け入れられる。ピ
ン170は、垂直平面内で或る鋭角に、ボール枢
支点の旋回運動を制限する。
ンダ140およびピストン棒142は取付金具1
46に対して回転しないように示されている。こ
のために、直立ピン170は、ボール枢支点14
4の下側でボール枢支点をとおる垂直平面内に形
成された弧形溝孔172内に受け入れられる。ピ
ン170は、垂直平面内で或る鋭角に、ボール枢
支点の旋回運動を制限する。
第10図の液圧システムは、液圧ポンプ181
に結合された普通型電動機のような普通型式の動
力装置を含む。貯槽182、普通型制御弁184
および186がポンプ181に結合される。かじ
取りシリンダ108および110ならびにトリム
シリンダ140は、導管130,131,13
2,133,158および160によつて弁18
4および186それぞれに接続される。弁184
は、通常の方法でボートのかじ取りハンドル19
0に作動結合される。かじ取りハンドル190を
まわすと、弁184が作動されて、ポンプ181
からかじ取りシリンダ108および110への液
圧流体の流量を制御する。このようにして、かじ
取りシリンダのピストン棒104および106は
これに伴つて伸長および収縮されて、推進器軸担
持部材30を、ボールソケツト24に対してボー
ル32が旋回する点Pを通るかじ取り軸線S−S
まわりに横方向に揺動させる。第9図に示すよう
に、ボール枢軸144の枢支点164は、かじ取
り軸線S−S上に位置する。
に結合された普通型電動機のような普通型式の動
力装置を含む。貯槽182、普通型制御弁184
および186がポンプ181に結合される。かじ
取りシリンダ108および110ならびにトリム
シリンダ140は、導管130,131,13
2,133,158および160によつて弁18
4および186それぞれに接続される。弁184
は、通常の方法でボートのかじ取りハンドル19
0に作動結合される。かじ取りハンドル190を
まわすと、弁184が作動されて、ポンプ181
からかじ取りシリンダ108および110への液
圧流体の流量を制御する。このようにして、かじ
取りシリンダのピストン棒104および106は
これに伴つて伸長および収縮されて、推進器軸担
持部材30を、ボールソケツト24に対してボー
ル32が旋回する点Pを通るかじ取り軸線S−S
まわりに横方向に揺動させる。第9図に示すよう
に、ボール枢軸144の枢支点164は、かじ取
り軸線S−S上に位置する。
もしかじ取り軸線S−Sが一般に垂直であれ
ば、即ちもしボール枢軸144の枢支点164
が、第2図に示すようにボール32の点Pと垂直
方向に整列すれば、推進器軸担持部材30の横方
向運動は、一般に水平面内で実施されるであろ
う。よつて、推進器は推進器軸担持部材30が横
方向へ移動するときに上下動は行わない。しか
し、もしかじ取り軸線が前方へ傾斜していれば、
即ちもしボール枢軸144の枢支点164が、第
13図に示しかつこれについて後述するようにボ
ール32の点50の前方にあれば、推進器担持部
材30の横方向運動は、平坦面内でなく彎曲した
経路に沿つて運動するのであろう。推進器軸担持
部材30がいずれの方向に移動すると、その後端
は下向きに移動するから、推進器を水中に深く沈
めさせる。推進器軸担持部材30をその中央作動
位置(第5図)に戻する、推進器は水中でその正
規位置に扛起される。よつて、ボートが旋回する
ときは、この発明による駆動装置は、推進器が水
中に深く入るためにかじ取り軸線が前方へ傾斜さ
れると大きい推力を提供する。
ば、即ちもしボール枢軸144の枢支点164
が、第2図に示すようにボール32の点Pと垂直
方向に整列すれば、推進器軸担持部材30の横方
向運動は、一般に水平面内で実施されるであろ
う。よつて、推進器は推進器軸担持部材30が横
方向へ移動するときに上下動は行わない。しか
し、もしかじ取り軸線が前方へ傾斜していれば、
即ちもしボール枢軸144の枢支点164が、第
13図に示しかつこれについて後述するようにボ
ール32の点50の前方にあれば、推進器担持部
材30の横方向運動は、平坦面内でなく彎曲した
経路に沿つて運動するのであろう。推進器軸担持
部材30がいずれの方向に移動すると、その後端
は下向きに移動するから、推進器を水中に深く沈
めさせる。推進器軸担持部材30をその中央作動
位置(第5図)に戻する、推進器は水中でその正
規位置に扛起される。よつて、ボートが旋回する
ときは、この発明による駆動装置は、推進器が水
中に深く入るためにかじ取り軸線が前方へ傾斜さ
れると大きい推力を提供する。
上下トリムレバー192を動かすと(第10
図)、圧力流体のトリムシリンダ140の両端へ
の流量を制御するように弁186を働かせる。こ
れによつてトリムシリンダ140に対してピスト
ン棒142の伸長或は収縮を起させて、推進器軸
担持部材30を、前述の枢支点Pを通りかつ前述
の線128と合致するトリム軸線T−T(第9図)
まわりに推進器軸担持部材30を揺動する。トリ
ムシリンダ球体144とハウジング146との
間、およびトリムシリンダ140とそのピストン
棒142との間の非回転式結合(第3図)は、推
進器44が回転するとき推進器軸担持部材30に
作用する捩り力に抵抗させる。同様に、推進器軸
担持部材30の中心を通る平面内にかじ取りシリ
ンダおよびピストン棒を配置することはこのよう
な捩り力に抵抗することができる。
図)、圧力流体のトリムシリンダ140の両端へ
の流量を制御するように弁186を働かせる。こ
れによつてトリムシリンダ140に対してピスト
ン棒142の伸長或は収縮を起させて、推進器軸
担持部材30を、前述の枢支点Pを通りかつ前述
の線128と合致するトリム軸線T−T(第9図)
まわりに推進器軸担持部材30を揺動する。トリ
ムシリンダ球体144とハウジング146との
間、およびトリムシリンダ140とそのピストン
棒142との間の非回転式結合(第3図)は、推
進器44が回転するとき推進器軸担持部材30に
作用する捩り力に抵抗させる。同様に、推進器軸
担持部材30の中心を通る平面内にかじ取りシリ
ンダおよびピストン棒を配置することはこのよう
な捩り力に抵抗することができる。
ボール32およびボールソケツト14の小型に
まとまつた構造は、支持ケーシング22をボート
トランザム20の下方部分に取り付けることを可
能にする。従つて、推進器軸40は、ボートBの
正規の前進航行中に駆動軸38と接近した縦方向
整列状態を維持する。推進器推力線は、これによ
つてボートに対し低くかつボートの重心より下方
に維持される。従つてトルク伝達に対する最大効
率が得られる。また、駆動軸38は任意の普通型
の動力伝送装置(図示せず)に結合され、かつ機
関は、船の中央位置、或は普通型伝動装置(図示
せず)を使用してトランザムのすぐ前方の位置を
含むボート内の任意便利な位置に装備できる。
まとまつた構造は、支持ケーシング22をボート
トランザム20の下方部分に取り付けることを可
能にする。従つて、推進器軸40は、ボートBの
正規の前進航行中に駆動軸38と接近した縦方向
整列状態を維持する。推進器推力線は、これによ
つてボートに対し低くかつボートの重心より下方
に維持される。従つてトルク伝達に対する最大効
率が得られる。また、駆動軸38は任意の普通型
の動力伝送装置(図示せず)に結合され、かつ機
関は、船の中央位置、或は普通型伝動装置(図示
せず)を使用してトランザムのすぐ前方の位置を
含むボート内の任意便利な位置に装備できる。
この発明の内容として、ボートB(第11図お
よび第12図)内に装備された一対の船内機関を
使用する場合に適用できる。この場合、前述の舶
用船外駆動装置Aと実質的に同一の一対の舶用船
外駆動装置A−1およびA−2は、各船内機関に
それぞれ結合される。従つて、第1図ないし第1
0図に対応する第11図および第12図に示され
る部品は、同一参照数字に′を付して示す。
よび第12図)内に装備された一対の船内機関を
使用する場合に適用できる。この場合、前述の舶
用船外駆動装置Aと実質的に同一の一対の舶用船
外駆動装置A−1およびA−2は、各船内機関に
それぞれ結合される。従つて、第1図ないし第1
0図に対応する第11図および第12図に示され
る部品は、同一参照数字に′を付して示す。
第11図および第12図の舶用船外駆動装置
は、第1図ないし第10図に示されたものと異る
かじ取りシリンダ装置を用いる。この装置はピス
トン棒204および206をもつ右方および左方
液圧式かじ取りシリンダ200および202を含
む。これらかじ取りシリンダの前方端はそれぞれ
ボール枢支軸208および210に取り付けられ
る。このような球体は、締具218によつてボー
トトランザム20′に取り付けられた取付金具2
16の後方部分に形成されたソケツト内に回転可
能に配置される。ボール枢支軸208および21
0がそれらのソケツトに対して回転する点220
および222は、舶用船外駆動装置A−1および
A−2の駆動軸の縦軸線と垂直な一般に水平な線
224上にある。線224はボール32′がそれ
らのソケツト24′に対して旋回する枢支点P′を
通つて延びる。線224は推進器軸担持部材3
0′のトリム軸線T′−T′と合致する。
は、第1図ないし第10図に示されたものと異る
かじ取りシリンダ装置を用いる。この装置はピス
トン棒204および206をもつ右方および左方
液圧式かじ取りシリンダ200および202を含
む。これらかじ取りシリンダの前方端はそれぞれ
ボール枢支軸208および210に取り付けられ
る。このような球体は、締具218によつてボー
トトランザム20′に取り付けられた取付金具2
16の後方部分に形成されたソケツト内に回転可
能に配置される。ボール枢支軸208および21
0がそれらのソケツトに対して回転する点220
および222は、舶用船外駆動装置A−1および
A−2の駆動軸の縦軸線と垂直な一般に水平な線
224上にある。線224はボール32′がそれ
らのソケツト24′に対して旋回する枢支点P′を
通つて延びる。線224は推進器軸担持部材3
0′のトリム軸線T′−T′と合致する。
ピストン棒204および206の後端は、ピン
236および238によつて各推進器軸担持部材
30′のブラケツト232および234に旋回可
能に取り付けられた耳金具228および230に
固定される。これらのブラケツトは担持部材3
0′の中間部分の内側表面上に鋳造することが好
ましい。控え棒220(第11図)はピン236
および238によつてブラケツト232および2
34に取り付けられた両端をもつ。かじ取りシリ
ンダ200および202の前端には普通型式の制
御システム(図示せず)と連通する液圧導管が設
けられ、該システムはプランジヤ204および2
06の伸長および収縮を実施し、これにより、ト
リム軸線T′−T′および枢止点P′を通る一対のか
じ取り軸線S′−S′まわりに推進器軸担持部材3
0′を揺動する。
236および238によつて各推進器軸担持部材
30′のブラケツト232および234に旋回可
能に取り付けられた耳金具228および230に
固定される。これらのブラケツトは担持部材3
0′の中間部分の内側表面上に鋳造することが好
ましい。控え棒220(第11図)はピン236
および238によつてブラケツト232および2
34に取り付けられた両端をもつ。かじ取りシリ
ンダ200および202の前端には普通型式の制
御システム(図示せず)と連通する液圧導管が設
けられ、該システムはプランジヤ204および2
06の伸長および収縮を実施し、これにより、ト
リム軸線T′−T′および枢止点P′を通る一対のか
じ取り軸線S′−S′まわりに推進器軸担持部材3
0′を揺動する。
推進器軸担持部材30′はそれぞれトリム軸線
T′−T′まわりに担持部材を既述のように揺動さ
せるものと同一のトリムシリンダ(図示せず)を
有している。第12図に示すように、トリムシリ
ンダ球体144′がそれららのソケツト145′に
対して旋回する枢支点は、かじ取り軸線S′−S′上
にある。
T′−T′まわりに担持部材を既述のように揺動さ
せるものと同一のトリムシリンダ(図示せず)を
有している。第12図に示すように、トリムシリ
ンダ球体144′がそれららのソケツト145′に
対して旋回する枢支点は、かじ取り軸線S′−S′上
にある。
第11図および第12図の2機関舶用船外駆動
装置の動作は第1図ないし第10図の装置の動作
と類似である。この両方に示された例ではともに
高い効率、最小の抵抗と重量、および最小の保守
作業を提供する。保守作業については、推進器軸
担持部材30は自在継手46を取り外すことによ
つて容易に交換および装着できる。ボートトリム
は搭載量および波の状態に応じて容易に調節でき
る。そのうえ、特別の利点として水面に対し推進
器を扛起し、かつ推進器をスリツプさせることに
よつて機関出力曲線に機関の毎分回転数を増大
し、その後に、推進器をボート速度が増大するに
つれて水に向つて推進器を下げることによつて最
大加速度が得られる。この手順は負荷状態の下で
特に有用である。
装置の動作は第1図ないし第10図の装置の動作
と類似である。この両方に示された例ではともに
高い効率、最小の抵抗と重量、および最小の保守
作業を提供する。保守作業については、推進器軸
担持部材30は自在継手46を取り外すことによ
つて容易に交換および装着できる。ボートトリム
は搭載量および波の状態に応じて容易に調節でき
る。そのうえ、特別の利点として水面に対し推進
器を扛起し、かつ推進器をスリツプさせることに
よつて機関出力曲線に機関の毎分回転数を増大
し、その後に、推進器をボート速度が増大するに
つれて水に向つて推進器を下げることによつて最
大加速度が得られる。この手順は負荷状態の下で
特に有用である。
第13図以下は、第1図ないし第12図の装置
を改良したこの発明の実施例を示す。250は舶
用船外駆動装置A(第1図ないし第10図)と同
一構造をもち、ボートトランザム256の後面2
54に取り付けられたチユーブ状支持ケーシング
252をもつ。支持ケーシング252は、トラン
ザムの後方に延びかつOリングシール264によ
つて分離された一対のナイロン製密封リング26
0および262によつて形成されたソケツト25
8をもつ後方開口端を有す。このソケツトは、支
持ケーシング252の後方に延びる推進器軸担持
部材268の前方端において枢支ボール266を
旋回可能に支持する。担持部材268は円筒形部
分269をもち、これに軸受274および276
によつて担持部材268内にジヤーナル軸受され
た推進器駆動軸272を囲むチユーブ状の截頭円
錐形部分271が螺接されている。推進器(図示
せず)は軸272の後端に取り付けられる。
を改良したこの発明の実施例を示す。250は舶
用船外駆動装置A(第1図ないし第10図)と同
一構造をもち、ボートトランザム256の後面2
54に取り付けられたチユーブ状支持ケーシング
252をもつ。支持ケーシング252は、トラン
ザムの後方に延びかつOリングシール264によ
つて分離された一対のナイロン製密封リング26
0および262によつて形成されたソケツト25
8をもつ後方開口端を有す。このソケツトは、支
持ケーシング252の後方に延びる推進器軸担持
部材268の前方端において枢支ボール266を
旋回可能に支持する。担持部材268は円筒形部
分269をもち、これに軸受274および276
によつて担持部材268内にジヤーナル軸受され
た推進器駆動軸272を囲むチユーブ状の截頭円
錐形部分271が螺接されている。推進器(図示
せず)は軸272の後端に取り付けられる。
自在継手278が推進器軸272の前端と舶内
モータの駆動軸280の後端とを連結し、軸28
0は支持ケーシング252のチユーブ状前方部分
282を貫通しかつトランザム256の孔284
を貫通し、軸受288は軸280を部分282内
でジヤーナル軸受する。
モータの駆動軸280の後端とを連結し、軸28
0は支持ケーシング252のチユーブ状前方部分
282を貫通しかつトランザム256の孔284
を貫通し、軸受288は軸280を部分282内
でジヤーナル軸受する。
自在継手278は枢支点290をもち、そのま
わりをボール266が旋回できる。この点290
は、第1図ないし第10図の装置のボール32に
ついて既述した枢支点Pと一般に対応する。
わりをボール266が旋回できる。この点290
は、第1図ないし第10図の装置のボール32に
ついて既述した枢支点Pと一般に対応する。
トリムシリンダ292は、ピストン棒293を
もち、その下方外端はピン294によつて推進器
軸担持部材268の後端に固着された上方安定フ
イン296の前下方域附近の推進器軸担持部材2
68に結合される。キヤビテーシヨン板297が
フイン296の頂部周辺に取り付けられかつその
後方に延びる。下方安定フイン295は担持部材
268に取り付けられかつ担持部材から下方へ延
びる。
もち、その下方外端はピン294によつて推進器
軸担持部材268の後端に固着された上方安定フ
イン296の前下方域附近の推進器軸担持部材2
68に結合される。キヤビテーシヨン板297が
フイン296の頂部周辺に取り付けられかつその
後方に延びる。下方安定フイン295は担持部材
268に取り付けられかつ担持部材から下方へ延
びる。
シリンダ292はその上端にボール枢支点29
8をもちかつトランザム256の後面に、任意好
適な方法で取り付けられた取付金具300のソケ
ツト内に受け入れられる。枢軸298の枢支点3
02は、自在継手278の枢支点290を通るか
じ取り軸線304に沿つて位置する。このかじ取
り軸線は、少くとも数度の小さい角度で垂直方向
に対して前方へ傾斜され、かつかじ取り軸線のこ
の傾斜によつて推進器272の後端上の推進器
は、第5図に示す型式の、かつ第5図において1
08および110で示す一対のかじ取りシリンダ
の影響を受けて支持ケーシング252に対し担持
部材268が横方向に揺動するとき弧形経路に沿
つて上下移動する。よつて、推進器は、担持部材
268が一方或は他方の側に揺動すると水中に深
く進入し、かつ推進器は、推進器軸担持部材26
8が一般に駆動軸280と縦方向に整列するとき
その最高点をとる。よつてボートが旋回するとき
には、推進器は旋回中に水中の低い位置にあるか
ら装置250から最大の推力が得られる。
8をもちかつトランザム256の後面に、任意好
適な方法で取り付けられた取付金具300のソケ
ツト内に受け入れられる。枢軸298の枢支点3
02は、自在継手278の枢支点290を通るか
じ取り軸線304に沿つて位置する。このかじ取
り軸線は、少くとも数度の小さい角度で垂直方向
に対して前方へ傾斜され、かつかじ取り軸線のこ
の傾斜によつて推進器272の後端上の推進器
は、第5図に示す型式の、かつ第5図において1
08および110で示す一対のかじ取りシリンダ
の影響を受けて支持ケーシング252に対し担持
部材268が横方向に揺動するとき弧形経路に沿
つて上下移動する。よつて、推進器は、担持部材
268が一方或は他方の側に揺動すると水中に深
く進入し、かつ推進器は、推進器軸担持部材26
8が一般に駆動軸280と縦方向に整列するとき
その最高点をとる。よつてボートが旋回するとき
には、推進器は旋回中に水中の低い位置にあるか
ら装置250から最大の推力が得られる。
トリムフイン装置が第14図に示す方法で下方
安定フイン295の下方縁部に設けられる。この
ために、一対のトリムフイン306がフイン29
5の両側に調節可能に取り付けられ、これらのフ
インは第14図に示すその翼型設計のために負の
迎角をもつ。フイン306は、約12in(30.4cm)
水面下にあるように設計するのが典型的でありか
つ水中をこのフインが運動することによりフイン
306に正味の下向きの力を提供するように十分
な距離をフイン295から横方向に突出する。こ
の下向きの力は浮き上る力を相殺しかつ推進器が
上昇するためボートの船尾が持ち上がる傾向を押
える。
安定フイン295の下方縁部に設けられる。この
ために、一対のトリムフイン306がフイン29
5の両側に調節可能に取り付けられ、これらのフ
インは第14図に示すその翼型設計のために負の
迎角をもつ。フイン306は、約12in(30.4cm)
水面下にあるように設計するのが典型的でありか
つ水中をこのフインが運動することによりフイン
306に正味の下向きの力を提供するように十分
な距離をフイン295から横方向に突出する。こ
の下向きの力は浮き上る力を相殺しかつ推進器が
上昇するためボートの船尾が持ち上がる傾向を押
える。
フイン306は、任意適当な方法でフイン29
5に結合される。説明のために、フイン306
は、各フイン306の迎角が予め定めた力を提供
するように調節可能にするために調節装置を具備
する。調節装置の一つは、フイン295の一方の
側に第1トリムフイン306によつて担持された
ピン310を含む。ピン310は、フイン295
の孔内に担持された円板311に偏心的に取り付
けられる。次にピン310は他方のトリムフイン
306の保持器312内に延びる。円板311は
フイン295に対して回転でき、ピン310をフ
イン295に対して上、下させる。
5に結合される。説明のために、フイン306
は、各フイン306の迎角が予め定めた力を提供
するように調節可能にするために調節装置を具備
する。調節装置の一つは、フイン295の一方の
側に第1トリムフイン306によつて担持された
ピン310を含む。ピン310は、フイン295
の孔内に担持された円板311に偏心的に取り付
けられる。次にピン310は他方のトリムフイン
306の保持器312内に延びる。円板311は
フイン295に対して回転でき、ピン310をフ
イン295に対して上、下させる。
偏心具308の後方に、ピン313が第1トリ
ムフイン306によつて担持されかつフイン29
5の第2孔内に回転可能に受け入れられた円板3
14の中心において受け入れられる。次にピン3
13が他方のトリムフイン306の保持器315
内に延びる。フイン295およびピン313に対
して円板311を回転することによつて、両方の
フイン306の迎角を変更できる。固定された位
置に偏心具を保持するための或る適切な装置(図
示せず)が設けられる。
ムフイン306によつて担持されかつフイン29
5の第2孔内に回転可能に受け入れられた円板3
14の中心において受け入れられる。次にピン3
13が他方のトリムフイン306の保持器315
内に延びる。フイン295およびピン313に対
して円板311を回転することによつて、両方の
フイン306の迎角を変更できる。固定された位
置に偏心具を保持するための或る適切な装置(図
示せず)が設けられる。
第16図は、フイン295の下方縁部用のトリ
ムフイン318の別の実施例を示す。フイン31
8は、彎曲した下方表面320をもち、この表面
はボートの船首が高速時に過度に扛起するのを抑
える。フイン318は、締具324によつてフイ
ン295に取り付けられた側方フランジ322を
もつ。別のフイン318がフイン反対側に設けら
れかつ別のフインは締具324によつてフイン5
に取り付けられたフランジ322をもつ。
ムフイン318の別の実施例を示す。フイン31
8は、彎曲した下方表面320をもち、この表面
はボートの船首が高速時に過度に扛起するのを抑
える。フイン318は、締具324によつてフイ
ン295に取り付けられた側方フランジ322を
もつ。別のフイン318がフイン反対側に設けら
れかつ別のフインは締具324によつてフイン5
に取り付けられたフランジ322をもつ。
第17図はフイン295の下方縁部への取付け
のためのトリムフイン組立体の別の実施例の上面
図を示す。トリムフイン組立体326は、その上
表面に一対の隔たつたフランジ330をもつ単一
の三角形の剛体フイン328から成り、該フラン
ジは、フイン295の下方縁部がフランジ330
間のすき間334内にあるとき組立体326のフ
イン295への取付装置を受け入れるための孔3
32をもつ。各フランジの孔332は、フイン2
95上にフイン328を調節可能に取付けできる
ように或る適切な方法で別の整合された孔332
内に担持されたピンを偏心的に受け入れる円板を
受けるように造られている。この態様は、組立体
326の迎角を、フインが高速で水中を運動する
ことにより生ずる下向きの力を変えるように変化
させる。フイン328は第18図に示すように、
翼型効果を提供するために彎曲した下方表面をも
つ。
のためのトリムフイン組立体の別の実施例の上面
図を示す。トリムフイン組立体326は、その上
表面に一対の隔たつたフランジ330をもつ単一
の三角形の剛体フイン328から成り、該フラン
ジは、フイン295の下方縁部がフランジ330
間のすき間334内にあるとき組立体326のフ
イン295への取付装置を受け入れるための孔3
32をもつ。各フランジの孔332は、フイン2
95上にフイン328を調節可能に取付けできる
ように或る適切な方法で別の整合された孔332
内に担持されたピンを偏心的に受け入れる円板を
受けるように造られている。この態様は、組立体
326の迎角を、フインが高速で水中を運動する
ことにより生ずる下向きの力を変えるように変化
させる。フイン328は第18図に示すように、
翼型効果を提供するために彎曲した下方表面をも
つ。
第19ないし21図はフイン295の一方の側
用のトリムフインの他の実施例を示す。フイン3
36は、フイン336をフイン295の下方縁部
に取り付けるために側方フランジ338をもつ。
フランジ338は、フイン295に対しフイン3
36の迎角を調節するよう偏心取付けできる取付
装置を受け入れるための孔340をもつ。第20
図において、フインの曲率が示され、および第2
1図においてフインの前、後端の中間部の断面を
示し、このフインは第19図に示すようにその長
さ大部分に亘つて三角形状をもつ。対応するフイ
ンがフイン295の反対側に設らけれる。
用のトリムフインの他の実施例を示す。フイン3
36は、フイン336をフイン295の下方縁部
に取り付けるために側方フランジ338をもつ。
フランジ338は、フイン295に対しフイン3
36の迎角を調節するよう偏心取付けできる取付
装置を受け入れるための孔340をもつ。第20
図において、フインの曲率が示され、および第2
1図においてフインの前、後端の中間部の断面を
示し、このフインは第19図に示すようにその長
さ大部分に亘つて三角形状をもつ。対応するフイ
ンがフイン295の反対側に設らけれる。
第8図および第13図について既述した自在継
手の代りに、定速継手350が使用でき、継手3
50は、第22図および第22a図にその詳細を
図示する。自在継手350は、Rzeppa型であつ
てかつそのサイズの割に他の定速継手のものより
も大きい荷重を担持するように造られている。こ
の型式の自在継手は、ミシンガン州、デトロイト
市のDana CorporationのSpicer Universal
Joint Divisionから入手できる。
手の代りに、定速継手350が使用でき、継手3
50は、第22図および第22a図にその詳細を
図示する。自在継手350は、Rzeppa型であつ
てかつそのサイズの割に他の定速継手のものより
も大きい荷重を担持するように造られている。こ
の型式の自在継手は、ミシンガン州、デトロイト
市のDana CorporationのSpicer Universal
Joint Divisionから入手できる。
継手350は、船内モータの駆動軸356を受
け入れるためのスプライン付き中心孔354をも
つ内レース352を含む。継手350はさらに多
数の円周方向に隔つて配設されたボール360に
よつて内レース352に結合される外レース35
8を含む。保持器362がボール360を所定位
置に保持し、および内レース352および外レー
ス358の溝363および365はそれぞれ、所
与の角度にわたつてすべての方向へ自在に外レー
ス350の旋回運動を許す。このような旋回運動
は実質的に全方向へ全部で35゜程度まで可能であ
り、これは第1図ないし第10図および第13図
に示す自在継手で達せられるよりも大きい。自在
継手350の旋回軸線は、351で示され、かつ
継手350が位置するボール380の枢支点であ
る。
け入れるためのスプライン付き中心孔354をも
つ内レース352を含む。継手350はさらに多
数の円周方向に隔つて配設されたボール360に
よつて内レース352に結合される外レース35
8を含む。保持器362がボール360を所定位
置に保持し、および内レース352および外レー
ス358の溝363および365はそれぞれ、所
与の角度にわたつてすべての方向へ自在に外レー
ス350の旋回運動を許す。このような旋回運動
は実質的に全方向へ全部で35゜程度まで可能であ
り、これは第1図ないし第10図および第13図
に示す自在継手で達せられるよりも大きい。自在
継手350の旋回軸線は、351で示され、かつ
継手350が位置するボール380の枢支点であ
る。
継手350は、外レース358を、推進器へ後
方に延びる推進器駆動軸370の前端368にス
プライン結合された円錐形部材366の前方環状
面367に結合する多数のボルト364をもつ。
スナツプリング372が部材366を軸370上
に保持する。
方に延びる推進器駆動軸370の前端368にス
プライン結合された円錐形部材366の前方環状
面367に結合する多数のボルト364をもつ。
スナツプリング372が部材366を軸370上
に保持する。
軸370は、前方端に枢軸ボール380をもつ
推進器軸担持部材378の截頭円錐形のチユーブ
状部分376内に軸受374によつて回転可能に
取り付けられる。ボール380は、支持ケーシン
グ252の後方開口端においてボールソケツト3
82内に旋回式に取り付けられる。多数のスクリ
ユ384がボール380の後方の円筒形部分38
6を部分376の前端に取り付け、部分376
は、部分386上にねじ結合され、かつOリング
シール388が部分376と386との間に配設
される。
推進器軸担持部材378の截頭円錐形のチユーブ
状部分376内に軸受374によつて回転可能に
取り付けられる。ボール380は、支持ケーシン
グ252の後方開口端においてボールソケツト3
82内に旋回式に取り付けられる。多数のスクリ
ユ384がボール380の後方の円筒形部分38
6を部分376の前端に取り付け、部分376
は、部分386上にねじ結合され、かつOリング
シール388が部分376と386との間に配設
される。
軸356が回転すると、内レース352および
外レース358を一体として共に回転させて、部
材366、従つて軸370を軸356と同一速度
で回転させる。もし軸356に対して推進器軸3
70を旋回させたければ、即ちボール380がソ
ケツト356に対して旋回するときは、第2図お
よび第5図に関して示した型式のかじ取りシリン
ダおよびトリムシリンダを用いて達成できる。推
進器軸370が旋回されると、外レース358
は、推進器軸370が軸356と縦方向の整合が
外れた状態で旋回されるという事実にも拘らず、
内レース352と共に回転し続ける。また、推進
器軸370の回転速度は、駆動軸356の回転速
度と実質的に同一に保たれ、従つて継手350
は、2つの軸間で定速関係を提供する。
外レース358を一体として共に回転させて、部
材366、従つて軸370を軸356と同一速度
で回転させる。もし軸356に対して推進器軸3
70を旋回させたければ、即ちボール380がソ
ケツト356に対して旋回するときは、第2図お
よび第5図に関して示した型式のかじ取りシリン
ダおよびトリムシリンダを用いて達成できる。推
進器軸370が旋回されると、外レース358
は、推進器軸370が軸356と縦方向の整合が
外れた状態で旋回されるという事実にも拘らず、
内レース352と共に回転し続ける。また、推進
器軸370の回転速度は、駆動軸356の回転速
度と実質的に同一に保たれ、従つて継手350
は、2つの軸間で定速関係を提供する。
ソケツト382は第1図ないし第10図および
第13図のソケツト24および258よりも改善
され、ナイロンのような好適材料の第1リング3
90を含む。リング390は、ボール380の外
側表面と密封および転がり関係をもつ球形側表面
392をもつ。リング390は、ボートのトラン
ザムに取り付けられたチユーブ状の支持ケーシン
グ391上の環状肩部394と当接する。Oリン
グシール396がリング390の後端にあつてボ
ール380の外側表面に対して密封関係を保つ。
第13図のソケツト24および258よりも改善
され、ナイロンのような好適材料の第1リング3
90を含む。リング390は、ボール380の外
側表面と密封および転がり関係をもつ球形側表面
392をもつ。リング390は、ボートのトラン
ザムに取り付けられたチユーブ状の支持ケーシン
グ391上の環状肩部394と当接する。Oリン
グシール396がリング390の後端にあつてボ
ール380の外側表面に対して密封関係を保つ。
第2密封リング398が第22図に示すように
その後方開口端においてケーシング391の内側
表面にねじ結合される。リング398は、第23
図ないし第25図にさらに詳細に示し、リング3
98は外ねじ山400および複数の円周方向に間
隔を保つて配置された剛体のタブ402をその外
側端にもつ。これらのタブは、スパナーレンチ或
は他の工具を用いてリング298を回転するのに
用いられる。よつて、リング398は任意所望の
トルクにて所定位置に緊締される。次にこのリン
グは摩耗に対し、および他の変動目的に調整され
てソケツト382に対し中断されずに旋回するよ
うにボール380を旋回させるために適切なシー
ルを保証する。
その後方開口端においてケーシング391の内側
表面にねじ結合される。リング398は、第23
図ないし第25図にさらに詳細に示し、リング3
98は外ねじ山400および複数の円周方向に間
隔を保つて配置された剛体のタブ402をその外
側端にもつ。これらのタブは、スパナーレンチ或
は他の工具を用いてリング298を回転するのに
用いられる。よつて、リング398は任意所望の
トルクにて所定位置に緊締される。次にこのリン
グは摩耗に対し、および他の変動目的に調整され
てソケツト382に対し中断されずに旋回するよ
うにボール380を旋回させるために適切なシー
ルを保証する。
第26図は、この発明の内容に従つて造られた
舶用船外駆動装置420を示す。装置420は、
トンザム426をもつボート424内に装備され
た船内モータ(図示せず)の駆動軸422に結合
されている。かじ取り、およびトリムシリンダは
図の簡明化のために第26図においては図示が省
略されているが、第1図ないし第10図および第
13図に示す型式のトリムシリンダが、推進器軸
担持部材428をかじ取り、およびトリム軸線ま
わりに横方向および上下に旋回するために装置4
20と共に用いられることが判るであろう。かじ
取り軸線は、第1図ないし第10図および第13
図に関して既述したように垂直または傾斜するこ
とができる。
舶用船外駆動装置420を示す。装置420は、
トンザム426をもつボート424内に装備され
た船内モータ(図示せず)の駆動軸422に結合
されている。かじ取り、およびトリムシリンダは
図の簡明化のために第26図においては図示が省
略されているが、第1図ないし第10図および第
13図に示す型式のトリムシリンダが、推進器軸
担持部材428をかじ取り、およびトリム軸線ま
わりに横方向および上下に旋回するために装置4
20と共に用いられることが判るであろう。かじ
取り軸線は、第1図ないし第10図および第13
図に関して既述したように垂直または傾斜するこ
とができる。
駆動軸422は推進器軸担持部材428内の推
進器駆動軸から偏位し、かつ伝動ユニツト430
がトンザム426の後面に取り付けられて、駆動
軸422を軸432(第27図)に連結し、軸4
32はさらに自在継手(第27図には示さず)に
よつて推進器軸担持部材428内の推進器軸に結
合される。
進器駆動軸から偏位し、かつ伝動ユニツト430
がトンザム426の後面に取り付けられて、駆動
軸422を軸432(第27図)に連結し、軸4
32はさらに自在継手(第27図には示さず)に
よつて推進器軸担持部材428内の推進器軸に結
合される。
チエン駆動組立体434(第27図)が、軸4
22と432を連結するために伝動装置430内
に用いられる。チエーン436は、軸422上の
上方スプロケツト438および軸432上の下方
スプロケツト440と連結される。よつて、軸4
22がモータによつて回転されると、軸432は
これに対応して回転されて推進器駆動軸を回転さ
せる。
22と432を連結するために伝動装置430内
に用いられる。チエーン436は、軸422上の
上方スプロケツト438および軸432上の下方
スプロケツト440と連結される。よつて、軸4
22がモータによつて回転されると、軸432は
これに対応して回転されて推進器駆動軸を回転さ
せる。
カバー442がトンザム426に取り付けられ
た支持部材444上に取外し可能に取り付けられ
る。カバー442は伝動装置430の内部を保護
し、かつ好適なシール(図示せず)が伝動装置の
内部に水が漏洩しないことを保証するために提供
される。また、チユーブ状の支持ケーシング44
8が伝動装置430に取り付けられて、ボール4
50(第26図)を旋回式に受け入れるためにケ
ーシング448の後端にボールソケツトを設け
る。
た支持部材444上に取外し可能に取り付けられ
る。カバー442は伝動装置430の内部を保護
し、かつ好適なシール(図示せず)が伝動装置の
内部に水が漏洩しないことを保証するために提供
される。また、チユーブ状の支持ケーシング44
8が伝動装置430に取り付けられて、ボール4
50(第26図)を旋回式に受け入れるためにケ
ーシング448の後端にボールソケツトを設け
る。
軸422は軸432と同一垂直平面内にあり或
は軸432から横方向に偏位した垂直平面内にあ
る。
は軸432から横方向に偏位した垂直平面内にあ
る。
第28図は、駆動軸422が、軸432および
伝動装置430がこれらの軸を連結するのに用い
られた状態で横方向および上方へ偏位させる方法
を示す。板488(第28図)はトランザム44
6上のトリムシリンダの上端の取付点をあらわ
し、かつ板450は対応するかじ取りシリンダ用
の取付点をあらわす。特に、第28図に示す形態
は第11図に示すようにもし要すれば単一の駆動
装置と共に用いることもできるが、一対の駆動装
置と共に用いられる。
伝動装置430がこれらの軸を連結するのに用い
られた状態で横方向および上方へ偏位させる方法
を示す。板488(第28図)はトランザム44
6上のトリムシリンダの上端の取付点をあらわ
し、かつ板450は対応するかじ取りシリンダ用
の取付点をあらわす。特に、第28図に示す形態
は第11図に示すようにもし要すれば単一の駆動
装置と共に用いることもできるが、一対の駆動装
置と共に用いられる。
第29図は、一対の船内モータ460および4
62が装置250のようなこの発明の駆動装置に
結合される。このために、モータ460および4
62の出力駆動軸464および466は、自在継
手468および470によつて各軸472および
474に結合される。伝動装置430(第26図
および第27図)に関して実質的にすべて類似の
伝動装置が第29図のシステムと共に用いられ
る。伝動装置476内のチエン駆動組立体478
が軸474と軸472とを連結し、かつ軸472
は伝動装置430の軸432に対応する。よつて
自在継手480を介して推進器駆動軸482に結
合された軸472は、1基または両方のモータ4
60および462によつて駆動されて第29図の
舶用船外駆動装置用の出力を提供する。
62が装置250のようなこの発明の駆動装置に
結合される。このために、モータ460および4
62の出力駆動軸464および466は、自在継
手468および470によつて各軸472および
474に結合される。伝動装置430(第26図
および第27図)に関して実質的にすべて類似の
伝動装置が第29図のシステムと共に用いられ
る。伝動装置476内のチエン駆動組立体478
が軸474と軸472とを連結し、かつ軸472
は伝動装置430の軸432に対応する。よつて
自在継手480を介して推進器駆動軸482に結
合された軸472は、1基または両方のモータ4
60および462によつて駆動されて第29図の
舶用船外駆動装置用の出力を提供する。
第1図はこの発明が適用される舶用船外駆動装
置の一つの例の斜視図、第2図は、第1図の装置
の側面図、第3図は、第1図の線3−3に沿つて
とられた拡大垂直断面図、第4図は、第2図の線
4−4に沿つてとられた拡大垂直断面図、第5図
は、装置のかじ取りシリンダを示す装置の上面
図、第6図は、第2図の線6−6に沿つてとられ
た垂直断面図、第7図は、第2図の線7−7に沿
つてとられた垂直断面図、第8図は、第1図の線
8−8に沿つてとられた垂直断面図、第9図は、
かじ取り軸線とトリム軸線との間の空間関係を示
すこの装置の概要図、第10図は、この装置用の
操舵およびトリム制御システムの概要図、第11
図は、一対の推進器軸担持部材を用いるこの発明
の適用される舶用船外駆動装置の一例の上面図、
第12図は、第11図の線12−12に沿つてと
られた垂直断面図、第13図はこの発明による装
置の実施例を示す第8図と類似の図、第14図
は、第13図の装置の下方安定フインの拡大部分
側面図でその下方域附近でこれに取り付けられた
トリムフインを示し、第15図は、第14図の線
15−15に沿つてとられた断面図、第16図
は、トリムフインの別の実施例を示す第14図と
類似の図、第17図は、トリムフインの他の実施
例の上面図、第18図は、第17図のフインの側
面図、第19図および第20図は、トリムフイン
の別の実施例の上面図および側面図、第21図
は、第19図の線21−21に沿つてとられた断
面図、第22図は、駆動装置と推進器軸とを結合
するためこの発明による装置用の定速型の自在継
手の拡大断面図、第22a図は、第22図の自在
継手の前面図、第23図は、この発明による装置
の枢支ボールを密封する密封リングの一端の立面
図、第24図は、第23図のリングを通る断面
図、第25図は、リングの反対端を示す第23図
と類似の図、第26図は、この発明による装置が
ボートの船内機関の偏心駆動軸と共に用いられる
方法を示す第2図と類似の図、第27図は、第2
8図の装置の動力伝達ユニツトを通る垂直断面
図、第28図は、この発明による装置と船内モー
タの駆動軸を結合するため傾斜伝達ユニツトを取
り付けたボートのトランザムの部分後面図、第2
9図は、この発明による装置の推進器軸にボート
内の一対の船内モータを結合する方法を示すボー
トを通る垂直断面図である。 図中の符号、20…トランザム、22…支持ケ
ーシング、24…ボールソケツト、30…推進器
軸担持部材、32…ボール、38…駆動軸、40
…推進器軸、44…推進器、46…自在継手、5
0…本体、58,60…シール、63…自在継
手、70…ハウジング、74…チユーブ、78,
80…オイルシール、90…下方安定フイン、9
2…上方安定フイン、94…キヤビテーシヨン
板、104,106…ピストン棒、108,11
0…かじ取りシリンダ、112,114…ボール
枢軸、124,126…枢支点、130,13
1,132,133…流体導管、140…トリム
シリンダ、144…ボール枢軸、158,160
…液圧導管、170…ピン、180…動力源、1
81…液圧ポンプ、184,186…制御弁、2
00,202…かじ取りシリンダ、204,20
6…ピストン棒、208,210…ボール枢軸、
236,238…ピン、250…舶用船外駆動装
置、252…支持ケーシング、258…ソケツ
ト、266…枢支ボール、268…推進器軸担持
部材、272…推進器駆動軸、278…自在継
手、280…駆動軸、292…トリムシリンダ、
293…ピストン棒、294…ピン、295…下
方安定フイン、296…上方安定フイン、297
…キヤビテーシヨン板、302…枢支点、306
…トリムフイン、310…ピン、311…円板、
313…ピン、314…円板、318…フイン、
326…トリムフイン組立体、328…フイン、
336…フイン、350…定速自在継手、352
…内レース、356…駆動軸、358…外レー
ス、360…ボール、370…推進器駆動軸、3
78…推進器軸担持部材、380…ボール、38
2…ボールソケツト、391…支持ケーシング、
420…装置、422…駆動軸、424…ボー
ト、426…トランザム、428…推進器軸担持
部材、430…伝動装置、432…軸、436…
チエン、438,440…スプロケツト、448
…支持ケーシング、460,462…船内モー
タ、472,474…軸、476…伝動装置、4
80…自在継手、を示す。
置の一つの例の斜視図、第2図は、第1図の装置
の側面図、第3図は、第1図の線3−3に沿つて
とられた拡大垂直断面図、第4図は、第2図の線
4−4に沿つてとられた拡大垂直断面図、第5図
は、装置のかじ取りシリンダを示す装置の上面
図、第6図は、第2図の線6−6に沿つてとられ
た垂直断面図、第7図は、第2図の線7−7に沿
つてとられた垂直断面図、第8図は、第1図の線
8−8に沿つてとられた垂直断面図、第9図は、
かじ取り軸線とトリム軸線との間の空間関係を示
すこの装置の概要図、第10図は、この装置用の
操舵およびトリム制御システムの概要図、第11
図は、一対の推進器軸担持部材を用いるこの発明
の適用される舶用船外駆動装置の一例の上面図、
第12図は、第11図の線12−12に沿つてと
られた垂直断面図、第13図はこの発明による装
置の実施例を示す第8図と類似の図、第14図
は、第13図の装置の下方安定フインの拡大部分
側面図でその下方域附近でこれに取り付けられた
トリムフインを示し、第15図は、第14図の線
15−15に沿つてとられた断面図、第16図
は、トリムフインの別の実施例を示す第14図と
類似の図、第17図は、トリムフインの他の実施
例の上面図、第18図は、第17図のフインの側
面図、第19図および第20図は、トリムフイン
の別の実施例の上面図および側面図、第21図
は、第19図の線21−21に沿つてとられた断
面図、第22図は、駆動装置と推進器軸とを結合
するためこの発明による装置用の定速型の自在継
手の拡大断面図、第22a図は、第22図の自在
継手の前面図、第23図は、この発明による装置
の枢支ボールを密封する密封リングの一端の立面
図、第24図は、第23図のリングを通る断面
図、第25図は、リングの反対端を示す第23図
と類似の図、第26図は、この発明による装置が
ボートの船内機関の偏心駆動軸と共に用いられる
方法を示す第2図と類似の図、第27図は、第2
8図の装置の動力伝達ユニツトを通る垂直断面
図、第28図は、この発明による装置と船内モー
タの駆動軸を結合するため傾斜伝達ユニツトを取
り付けたボートのトランザムの部分後面図、第2
9図は、この発明による装置の推進器軸にボート
内の一対の船内モータを結合する方法を示すボー
トを通る垂直断面図である。 図中の符号、20…トランザム、22…支持ケ
ーシング、24…ボールソケツト、30…推進器
軸担持部材、32…ボール、38…駆動軸、40
…推進器軸、44…推進器、46…自在継手、5
0…本体、58,60…シール、63…自在継
手、70…ハウジング、74…チユーブ、78,
80…オイルシール、90…下方安定フイン、9
2…上方安定フイン、94…キヤビテーシヨン
板、104,106…ピストン棒、108,11
0…かじ取りシリンダ、112,114…ボール
枢軸、124,126…枢支点、130,13
1,132,133…流体導管、140…トリム
シリンダ、144…ボール枢軸、158,160
…液圧導管、170…ピン、180…動力源、1
81…液圧ポンプ、184,186…制御弁、2
00,202…かじ取りシリンダ、204,20
6…ピストン棒、208,210…ボール枢軸、
236,238…ピン、250…舶用船外駆動装
置、252…支持ケーシング、258…ソケツ
ト、266…枢支ボール、268…推進器軸担持
部材、272…推進器駆動軸、278…自在継
手、280…駆動軸、292…トリムシリンダ、
293…ピストン棒、294…ピン、295…下
方安定フイン、296…上方安定フイン、297
…キヤビテーシヨン板、302…枢支点、306
…トリムフイン、310…ピン、311…円板、
313…ピン、314…円板、318…フイン、
326…トリムフイン組立体、328…フイン、
336…フイン、350…定速自在継手、352
…内レース、356…駆動軸、358…外レー
ス、360…ボール、370…推進器駆動軸、3
78…推進器軸担持部材、380…ボール、38
2…ボールソケツト、391…支持ケーシング、
420…装置、422…駆動軸、424…ボー
ト、426…トランザム、428…推進器軸担持
部材、430…伝動装置、432…軸、436…
チエン、438,440…スプロケツト、448
…支持ケーシング、460,462…船内モー
タ、472,474…軸、476…伝動装置、4
80…自在継手、を示す。
Claims (1)
- 1 船内機関およびトランザムをもつボート用の
舶用船外駆動装置であつて、トランザムから後方
へ延びるように構成された支持ケーシング、ボー
ル受けソケツトを形成するため支持ケーシングの
後端に設けられた装置、前方端および後方端をも
ち、かつ中空の枢支ボールをその前方端に取り付
けかつ前記ボールが前記ソケツト内に旋回可能に
受け入れられてソケツトに対する枢支点まわりに
ボールの自在運動を許す推進器軸担持部材、前記
支持ケーシング内に配設されかつ前記船内機関に
結合される回転可能な駆動軸、前記推進器担持部
材内にジヤーナル軸受された推進器軸、ボール内
の一つの位置において駆動軸と推進器軸とを連結
し、かつその中心がボールの枢支点と実質的に合
致し、これにより推進器軸担持部材および推進器
軸がかじ取り軸線まわり横方向に旋回できかつト
リム軸線まわり上、下に運動できる自在継手装
置、推進器軸の後端にこれと共に回転するように
取り付けられた推進器、およびかじ取り軸線まわ
りおよびトリム軸線まわりに推進器軸担持部材を
旋回させるように推進器軸担持部材と結合された
装置を含む舶用船外駆動装置において、トリムピ
ストン、シリンダ組立体がトランザムに旋回式に
取り付けられている継手装置の枢支点が、中空ボ
ールの枢支点の前方でかつ上方にあり、これによ
りかじ取り軸線が一般に上方および前方に傾斜し
ており、下方安定フイン上に、トリムフイン装置
が角度調節可能に取り付けられていることを特徴
とする舶用船外駆動装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US35900782A | 1982-03-17 | 1982-03-17 | |
US359007 | 1982-03-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58167296A JPS58167296A (ja) | 1983-10-03 |
JPH0342239B2 true JPH0342239B2 (ja) | 1991-06-26 |
Family
ID=23411940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58042481A Granted JPS58167296A (ja) | 1982-03-17 | 1983-03-16 | 舶用船外駆動装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0090497B1 (ja) |
JP (1) | JPS58167296A (ja) |
KR (1) | KR880002529B1 (ja) |
AT (1) | ATE30557T1 (ja) |
AU (1) | AU555119B2 (ja) |
BR (1) | BR8301082A (ja) |
CA (1) | CA1208986A (ja) |
DE (1) | DE3374292D1 (ja) |
SG (1) | SG95285G (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6133796U (ja) * | 1984-07-31 | 1986-03-01 | 山本機工株式会社 | 小形船舶用推進装置 |
JPS61101096U (ja) * | 1984-12-10 | 1986-06-27 | ||
JPS62261592A (ja) * | 1986-05-09 | 1987-11-13 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 船舶用推進装置およびその水中着脱方法 |
AU619189B2 (en) * | 1987-06-15 | 1992-01-23 | Brunswick Corporation | Boat propulsion device |
GB2216480B (en) * | 1988-03-08 | 1992-02-12 | Gkn Automotive Inc | Marine propeller drive system |
US5205292A (en) * | 1991-06-03 | 1993-04-27 | Applied Biometric, Inc. | Removable implanted device |
FR2705943B1 (fr) * | 1993-06-04 | 1995-08-25 | Bezzi Paul Georges | Dispositif de propulsion et de gouvernail de bateau du type à hélice de surface. |
JP2003107946A (ja) | 2001-10-01 | 2003-04-11 | Takao Kawamura | 定着用ヒート・プレート、定着用半円形発熱部材、及び、ベルト式定着装置 |
US7134924B2 (en) | 2002-05-31 | 2006-11-14 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Outboard motor steering system |
US7431620B1 (en) | 2006-05-24 | 2008-10-07 | Harley Howard D | Articulating surface drive |
IT1392732B1 (it) * | 2009-01-27 | 2012-03-16 | Palmarix Ltd | Sistema per il controllo della guida di un veicolo. |
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CN109572976B (zh) * | 2019-01-04 | 2024-05-10 | 重庆电子工程职业学院 | 内驱动式船舶舵机 |
CN110341925B (zh) * | 2019-07-17 | 2021-03-30 | 浙江海洋大学 | 一种应用于船舶的减振装置 |
JP7293035B2 (ja) * | 2019-08-09 | 2023-06-19 | 川崎重工業株式会社 | 船舶 |
CN110949622B (zh) * | 2019-11-24 | 2020-11-24 | 杨滋垚 | 一种户外水上用品设备 |
CN112498643B (zh) * | 2020-12-15 | 2021-09-28 | 上海瀚星船舶科技有限公司 | 船用可收放空毂推进装置 |
CN112498644B (zh) * | 2020-12-15 | 2021-12-03 | 上海瀚星船舶科技有限公司 | 内河船电力推进系统及包含该推进系统的内河船航行控制方法 |
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US3933116A (en) * | 1974-12-02 | 1976-01-20 | Thomas F. Adams | Unitary propelling and steering assembly for a power boat |
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US4565532A (en) * | 1981-02-18 | 1986-01-21 | Kaama Marine Engineering, Inc. | Stern drive |
-
1983
- 1983-02-03 AU AU10981/83A patent/AU555119B2/en not_active Expired
- 1983-02-10 CA CA000421360A patent/CA1208986A/en not_active Expired
- 1983-02-23 EP EP83300946A patent/EP0090497B1/en not_active Expired
- 1983-02-23 DE DE8383300946T patent/DE3374292D1/de not_active Expired
- 1983-02-23 AT AT83300946T patent/ATE30557T1/de not_active IP Right Cessation
- 1983-03-04 BR BR8301082A patent/BR8301082A/pt not_active IP Right Cessation
- 1983-03-16 JP JP58042481A patent/JPS58167296A/ja active Granted
- 1983-03-17 KR KR1019830001075A patent/KR880002529B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1985
- 1985-12-11 SG SG952/85A patent/SG95285G/en unknown
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Publication number | Publication date |
---|---|
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CA1208986A (en) | 1986-08-05 |
AU555119B2 (en) | 1986-09-11 |
EP0090497B1 (en) | 1987-11-04 |
DE3374292D1 (en) | 1987-12-10 |
EP0090497A3 (en) | 1985-06-12 |
KR840004015A (ko) | 1984-10-06 |
JPS58167296A (ja) | 1983-10-03 |
SG95285G (en) | 1989-09-01 |
BR8301082A (pt) | 1983-11-22 |
ATE30557T1 (de) | 1987-11-15 |
EP0090497A2 (en) | 1983-10-05 |
AU1098183A (en) | 1983-09-22 |
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