JP7293035B2 - 船舶 - Google Patents

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Description

本発明は、電動機駆動の推進装置を備えた船舶に関する。
近年、環境問題により、船舶の推進システムとして電動機駆動の推進システムが普及している(例えば特許文献1参照)。一般に、このような推進システムを搭載した船舶では、船体の船尾側において船体の幅方向に推進装置と電動機を各々2基装備し、発電機やバッテリ等は船内に設置する。タグボート等の小型船舶では船内スペースが限られている。
特開2012-61939号公報
特許文献1の舶用推進装置では、推進装置を駆動する電動機を船首から船尾の方向に配置するため、船首から船尾の方向に十分なスペースが必要になる。一方、船体の幅方向に配置された2つの推進装置の間のスペースに電動機を舷方向(船体の幅方向)に配置することで、船首側と船尾側のスペースを確保できるが、舷方向に十分なスペースのある船でないと配置が困難になる。このことは船体の幅方向に2つの推進装置を搭載した船舶に限らず、少なくとも2つの推進装置を搭載した船舶全般に共通する課題である。
そこで、本発明は、電動機駆動の推進装置を備えた船舶において限られた船内スペースを有効活用することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明のある態様に係る船舶は、2つの推進装置と、前記2つの推進装置の間に配置され、一方の推進装置を駆動する第1の電動機と、前記2つの推進装置の間に配置され、他方の推進装置を駆動する第2の電動機と、を備えた船舶において、前記第1の電動機及び前記第2の電動機の少なくとも一部が、前記2つの推進装置の配列方向に交差する方向から見て重なるように配置されるものである。この構成によれば、2つの推進装置の間に第1の電動機及び第2の電動機が互い違いに配置されるので、2つの推進装置の間に第1の電動機及び第2の電動機が舷方向(船体の幅方向)に配置される場合に比べて2つの推進装置の間の距離を縮めることができる。これにより、船内のスペースに余裕が生まれ、余裕ができたスペース、例えば電動機に電力を供給するための発電機やバッテリ、電動機を制御するための制御盤等を配置することができる。船舶において限られた船内スペースを有効活用することができる。
ここで、前記第1の電動機及び前記第2の電動機の少なくとも一部が、一水平面において、船体の船首と船尾とを結んだ船長方向に重なるように配置されていてもよい。また、前記第1の電動機及び前記第2の電動機の少なくとも一部が、船体の高さ方向に重なるように配置されていてもよい。
また、前記第1の電動機及び前記第2の電動機の出力軸の少なくとも一方が、伝達機構を介して前記推進装置の駆動軸に連結され、前記伝達機構が、前記推進装置の駆動軸に対して前記第1の電動機及び前記第2の電動機の出力軸の少なくとも一方をオフセットしてもよい。この構成によれば、伝達機構(例えばギアボックス)により、推進装置の駆動軸に対して電動機の出力軸をオフセットすることができるので、2つの推進装置の配置を変更することなく、船内スペースの有効活用が可能になる。
前記第1の電動機及び前記第2の電動機は、両側に出力軸が設けられる両軸モータであって、前記伝達機構が、複数の歯車と、前記第1の電動機の一方の出力軸及び前記一方の推進装置の駆動軸間の連結を切り離し及び結合可能に構成された第1のクラッチと、前記第2の電動機の一方の出力軸及び前記一方の推進装置の駆動軸間の連結を切り離し及び結合可能に構成された第2のクラッチと、を有する第1のギアボックスと、複数の歯車と、前記第1の電動機の他方の出力軸及び前記他方の推進装置の駆動軸間の連結を切り離し及び結合可能に構成された第3のクラッチと、前記第2の電動機の他方の出力軸及び前記他方の推進装置の駆動軸間の連結を切り離し及び結合可能に構成された第4のクラッチとを有する第2のギアボックスと、を備えてもよい。この構成によれば、両側に出力軸が設けられる電動機(両軸モータ)を使用し、ギアボックスにクラッチを備えることで、一方の電動機(両側モータ)が故障した場合には、他方の電動機(両側モータ)の両側の出力軸を2つの推進装置に連結することができるので、スペースの有効活用に加えて、電動機が故障した場合の冗長性を確保することができる。
また、前記第1の電動機及び前記第2の電動機の出力軸の少なくとも一方が、ハイポイドギアを介して前記推進装置の駆動軸に連結され、前記ハイポイドギアが、前記推進装置の駆動軸に対して前記第1の電動機及び前記第2の電動機の出力軸の少なくとも一方をオフセットしてもよい。この構成によれば、ハイポイドギアを介して、推進装置の駆動軸に対して電動機の出力軸をオフセットすることができる。複数の歯車を有するギアボックスと比べて部品数を少なくできる。
尚、前記第1の電動機が、複数の電動機を含み、当該複数の電動機によって、前記一方の推進装置を駆動し、前記第2の電動機が、複数の電動機を含み、当該複数の電動機によって、前記他方の推進装置を駆動してもよい。この構成によれば、複数の電動機で推進装置を駆動する多軸入力の船舶においても、スペースの有効活用が可能になる。
前記2つの推進装置は、船体の船尾側において、船体の幅方向の中心線を対称軸として対称に配置されていてもよい。
その他、前記2つの推進装置は、前記船体の船長方向に沿って配置されていてもよいし、前記船体の船首側に配置されていてもよい。また、上記船舶は、前記2つの推進装置の他に1以上の推進装置を更に備えてもよい。上記船舶は、主機を更に備えたハイブリッド船であってもよい。
本発明によれば、電動機駆動の推進装置を備えた船舶において限られた船内スペースを有効活用することができる。
本発明の第1実施形態に係る船舶の船尾部を示す側面図である。 本発明の第1実施形態に係る船舶の船尾部を示す背面図である。 船舶の推進装置を示す概略構成図である。 船舶の推進装置と電動機の配置を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る船舶の推進装置及び電動機の配置を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る船舶の推進装置及び電動機の配置を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る船舶の推進装置及び電動機の配置を示す図である。 本発明の第5実施形態に係る船舶の推進装置及び電動機の配置を示す図である。 本発明の第6実施形態に係る船舶の推進装置及び電動機の配置を示す図である。 比較例としての従来の船舶の推進装置と電動機の配置を示す平面図である。
本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。以下では、全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同じ符号を付して、重複する説明は省略する。また、図面は理解しやすくするために、それぞれの構成要素を模式的に示したもので、形状及び寸法比等については正確な表示ではない場合がある。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係る船舶の船尾部を示す側面図である。図2は本発明の第1実施形態に係る船舶の船尾部を示す背面図である。本実施形態の船舶100は、タグボートなどの小型船舶である。本実施形態では、船舶100の船体1の船首と船尾とを結んだ船長方向をX方向、船体1の幅方向をY方向とし、船体1の高さ方向をZ方向とする。Z方向は、上側が海底から水面に向かう方向であり、下側が水面から海底に向かう方向である。また、船体1のX方向の中心を通り、X方向及びZ方向に伸びた面が船体中心面となり、図2に示すように、船体の背面から見たときの船体中心面が船体中心線Clとなる。
本実施形態の船舶100は、電動機駆動の推進システムを備えた電気推進船である。この船舶100は、船体1の船尾側に2つの推進装置2を備える。2つの推進装置2は、船体1の下方に突出して水中に配置される。2つの推進装置2は、船体1の船尾船底の左右両側にそれぞれ配置されている。2つの推進装置2は、船体中心線C1を対称軸として、Y方向に並んで配置されている。
次に、推進装置2の構成について説明する。尚、2つの推進装置2の構成は同じであるので、ここでは一方の構成についてのみ説明する。図3(A)は、推進装置2を示す概略構成図である。推進装置2は、船体1の内部に配置された第1の電動機M1の動力を機械的に伝達し、プロペラ24を駆動して推進力を得る装置である。推進装置2は、第1の電動機M1が船体1の内部において推進装置2の横(略水平方向)に配置される横型電動機駆動(Zドライブ型)のアジマススラスタである。第1の電動機M1に電力を供給するための発電機やバッテリ、第1の電動機M1を制御するための制御盤等もまた、船体1の内部に設置される(図示せず)。図3(A)に示すように、推進装置2は、船体1内部に配置される船内ギアボックス20と、船体1の底部に連結される船体連結部21と、船体連結部21の下部に連結された回転体22と、回転体22の下部に一体的に設けられたポッド23と、ポッド23の側部に設けられたプロペラ24とを備える。
船内ギアボックス20は、第1の電動機M1の出力軸31に第1のギアボックスG1(詳細は後述する)を介して連結された第1水平駆動軸32と、第1水平駆動軸32の一端に固定された傘歯歯車32aと、垂直駆動軸33の上端部に固定された傘歯歯車33aと、を備える。尚、以下では、第1水平駆動軸32を、推進装置2の駆動軸32と呼ぶことがある。
船体連結部21は、円環形状を有し、内部に垂直駆動軸33が挿通される。回転体22は、円筒形状を有し、内部に垂直駆動軸33が挿通される。回転体22は、船体連結部21に内蔵された旋回装置(図示しない)により、船体1(船体連結部21)に対して、ポッド23とともに回転可能に構成される。本実施形態の推進装置2は、船舶100の推進方向を変化させることができる。
ポッド23は、垂直駆動軸33の下端部に固定された傘歯歯車33bと、第2水平駆動軸34の一端に固定された傘歯歯車34aと、を備える。プロペラ24は、第2水平駆動軸34の他端に固定される。プロペラ24の周囲は筒状のダクト25で覆われている。また、プロペラ24は、本実施形態では可変ピッチプロペラ(CPP)であるが、固定ピッチプロペラ(FPP)でもよい。
次に、第1の電動機M1の出力軸31と推進装置2の駆動軸32との間に配置された第1のギアボックスG1の構成について説明する。図3(B)は、第1のギアボックスG1の内部の構成の一例を示している。C2は、推進装置2の駆動軸32の中心線を示している。C3は、第1の電動機M1の出力軸31の中心線を示している。図3(B)に示すように、第1のギアボックスG1は、噛み合って配置された3つの平歯車31a、31b、及び31cを備えている。平歯車31aは、第1の電動機M1の出力軸31の一端に固定され、隣接する平歯車31bに噛み合うように構成される。平歯車31bは、平歯車31cの間に隣接して配置され、隣接する平歯車31cに噛み合うように構成される。平歯車31cは、第1水平駆動軸32の一端に固定される。このように、第1のギアボックスG1により、推進装置2の駆動軸32に対して第1の電動機M1の出力軸31がオフセットされる。
上記のような構成により、第1の電動機M1の出力軸31が回転すると、第1のギアボックスG1において、第1の電動機M1の出力軸31の一端に固定された平歯車31aが、隣接する平歯車31bと噛み合い、平歯車31bが回転する。さらに、平歯車31bの回転により、平歯車31bが、隣接する平歯車31cと噛み合い、第1水平駆動軸32が回転する。さらに、推進装置2の船内ギアボックス20では、第1水平駆動軸32の他端に固定された傘歯歯車32aが、垂直駆動軸33の上端部に固定された傘歯歯車33aとの噛合により、水平方向の駆動力が垂直方向に変換される。さらに、ポッド23の内部では、一端にプロペラ24を取り付けた第2水平駆動軸34の他端に固定された傘歯歯車34aと、垂直駆動軸33の下端部に固定された傘歯歯車33bとの噛合により、垂直方向の駆動力が水平方向に変換されてプロペラ24に伝達される。尚、第1の電動機M1の回転速度に対するプロペラ24の回転速度の減速比は、歯車の大きさや歯数を調整することにより設定される。
次に、本実施形態の船舶100における推進装置と電動機の配置について説明する。図4(A)は、船舶100の推進装置と電動機の配置を示す平面図である。ここでは船体1において推進装置と電動機が占める領域のみを模式的に示している。図4(A)に示すように、船舶100は、船体1の船尾側に設置された2つの推進装置2,2と、2つの推進装置2,2の間に配置され、一方の推進装置2を駆動する第1の電動機M1と、2つの推進装置2,2の間に配置され、他方の推進装置2を駆動する第2の電動機M2と、を備えている。本実施形態では、2つの推進装置2,2は、船体1の幅方向に配置されている。ここでは2つの推進装置2,2は、船体1の船尾側において、船体1の幅方向の中心線C1を対称軸として対称に配置されている。つまり、2つの推進装置2,2は、幅方向に1列に並んで配置されている。
第1の電動機M1及び第2の電動機M2が、船体1内部の一水平面(図ではX方向とY方向に平行な平面)において、船体1の船首と船尾とを結んだ船長方向(図ではX方向に)に重なるように配置される。2つの推進装置2,2の間のスペースに第1の電動機M1及び第2の電動機M2が互い違いに配置される。第1の電動機M1の出力軸31は、2つの推進装置2,2の配列方向(図ではY方向)に沿って延びている。第2の電動機M2の出力軸31は、2つの推進装置2,2の配列方向(図ではY方向)に沿って延びている。本実施形態では、第1の電動機M1の出力軸31が、第1のギアボックスG1を介して一方の推進装置2の駆動軸32に連結される。第1のギアボックスG1により、一方の推進装置2の駆動軸32に対して第1の電動機M1の出力軸31が船首方向(図ではX軸の正方向)にオフセットされる。また、第2の電動機M2の出力軸31が、第2のギアボックスG2を介して他方の推進装置2の駆動軸32に連結される。第2のギアボックスG2により、他方の推進装置2の駆動軸32に対して第2の電動機M2の出力軸31が船尾方向(図ではX軸の負方向)にオフセットされる。
図4(B)は、船舶100の2つの推進装置2と第1の電動機M1及び第2の電動機M2の配置を示す背面図である。図4(B)に示すように、第1の電動機M1及び第2の電動機M2が、2つの推進装置2,2の配列方向(図ではY方向)に交差する方向(図ではX方向)から見て重なるように配置される。尚、推進装置2の旋回装置(図示せず)を駆動する旋回モータ(例えば油圧式モータや電動式モータ)は、例えばメインモータ(第1の電動機M1又は第2の電動機M2)とは船内ギアボックス20(垂直駆動軸33)を介して反対側(ここでは船体1の両側)に配置されてもよい。
<比較例>
図10は、本実施形態の比較例として、従来の船舶における推進装置と電動機の配置を示している。図10(A)に示すように、従来の船舶200の船体1のサイズ及び推進装置2の配置は本実施形態(図4参照)と同じである。ここでは、第1の電動機M1及び第2の電動機M2を船首から船尾の方向(図ではX方向)に配置する。この配置では、船首から船尾の方向に十分なスペースが必要になる。タグボートなどの小型船舶では適していない場合がある。
一方、図10(B)に示すように、従来の船舶300では、2つの推進装置2,2の間のスペースに第1の電動機M1及び第2の電動機M2を幅方向(図ではY方向)に配置する。この配置では、船首から船尾の方向(図ではX方向)のスペースを確保できる。しかし、幅方向に十分なスペースを備えた船体1Aが必要になる。このため、タグボートなどの小型船舶では適していない場合がある。
これに対し、本実施形態(図4)によれば、船体1の幅方向に配置した2つの推進装置2,2の間に第1の電動機M1及び第2の電動機M2が互い違いに配置されるので、2つの推進装置2,2の幅方向(図ではX方向)の距離を縮めることができる。これにより、船体1内部の船長方向(図ではY方向)のスペースに余裕が生まれる。余裕ができたスペースに、例えば第1の電動機M1及び第2の電動機M2に電力を供給するための発電機又はバッテリ、これらの電動機を制御するための制御盤、旋回モータ等を配置することができる。船舶100において限られた船内スペースを有効活用することができる。
尚、本実施形態では、第1の電動機M1及び第2の電動機M2の全ての部分が、船体1内部の一水平面において、船体1の船長方向に重なるように配置されているが(図4(A)参照)、第1の電動機M1及び第2の電動機M2の少なくとも一部が重なっていればよい。また、本実施形態では、第1の電動機M1及び第2の電動機M2の全ての部分が、2つの推進装置2,2の配列方向に交差する方向から見て重なるように配置されているが(図4(B)参照)、第1の電動機M1及び第2の電動機M2の少なくとも一部が重なっていればよい。
また、本実施形態によれば、第1のギアボックスG1及び第2のギアボックスG2により(図3、4参照)、推進装置2,2の駆動軸32,32に対して第1の電動機M1及び第2の電動機M2の出力軸31,31をオフセットすることができるので、第1の電動機M1及び第2の電動機M2を互い違いに配置することができる。2つの推進装置2,2の配置を変更することなく、船内スペースの有効活用が可能になる。
尚、本実施形態では、第1の電動機M1の出力軸31及び第2の電動機M2の出力軸31の双方が、第1のギアボックスG1及び第2のギアボックスG2を介して推進装置2,2の駆動軸32に連結されたが(図3、4参照)、第1の電動機M1の出力軸31又は第2の電動機M2の出力軸31の一方が第1のギアボックスG1又は第2のギアボックスG2を介して連結されてもよい。このような構成であっても、第1の電動機M1の出力軸31又は第2の電動機M2の出力軸31の一方を一方の推進装置2の駆動軸に対してオフセットすることができるので、2つの推進装置2,2の間に第1の電動機M1及び第2の電動機M2を互い違いに配置することができる。
尚、本実施形態では、第1のギアボックスG1及び第2のギアボックスG2は、噛み合って配置された3つの平歯車31a、31b、及び31cを備えたが(図3(B)参照)、推進装置2,2の駆動軸32,32に対して第1の電動機M1及び第2の電動機M2の出力軸31,31をオフセット可能な伝達機構であれば、少なくとも2つの歯車を備えたギアボックスでもよいし、ベルトやチェーン等でもよい。
(第2実施形態)
図5(A)は、本発明の第2実施形態に係る船舶100Aの推進装置及び電動機の配置を示す図である。本実施形態の船舶100Aは、第1の電動機M1及び第2の電動機M2が両軸モータである点、及び、第1のギアボックスG1及び第2のギアボックスG2がクラッチを備える点が第1実施形態(図4参照)と異なる。
図5(A)に示すように、第1のギアボックスG1は、複数の歯車(図3(B)参照)と、第1の電動機M1の一方の出力軸31及び一方の推進装置2の駆動軸32間の連結を切り離し及び結合可能に構成された第1のクラッチCL1と、第2の電動機M2の一方の出力軸31及び一方の推進装置2の駆動軸32間の連結を切り離し及び結合可能に構成された第2のクラッチCL2と、を有する。
第2のギアボックスG2は、複数の歯車(図3(B)参照)と、第1の電動機M1の他方の出力軸31及び他方の推進装置2の駆動軸32間の連結を切り離し及び結合可能に構成された第3のクラッチCL3と、第2の電動機M2の他方の出力軸31及び他方の推進装置2の駆動軸32間の連結を切り離し及び結合可能に構成された第4のクラッチCL4とを有する。
図5(B)は、モータの正常時と故障時のクラッチの動作を説明する模式図である。図5(B)の左側に示すように、第1の電動機M1及び第2の電動機M2の双方が正常に運転可能な場合には、第1の電動機M1の一方の出力軸が、第1のクラッチCL1を介して一方の推進装置2の駆動軸32に連結され、且つ、第3のクラッチCL3により、第1の電動機M1の他方の出力軸31及び他方の推進装置2の駆動軸32間の連結を切り離すとともに、第2の電動機Mの一方の出力軸31が、第4のクラッチCL4を介して他方の推進装置2の駆動軸32に連結され、且つ、第2のクラッチCL2により、第2の電動機M2の他方の出力軸31及び一方の推進装置2の駆動軸32間の連結を切り離す。
一方、図5(B)の右側に示すように、例えば第1の電動機M1が故障した場合には、第1のクラッチCL1により、第1の電動機M1の一方の出力軸31及び一方の推進装置2の駆動軸32間の連結を切り離すとともに、第2の電動機M2の他方の出力軸31が、第2のクラッチCL2を介して一方の推進装置2の駆動軸32に連結される。また、これと対称的に、第2の電動機M2が故障した場合には、第1の電動機M1の他方の出力軸が、第3のクラッチCL3を介して他方の推進装置2の駆動軸32に連結されるとともに、第4のクラッチCL4により、第2の電動機M2の一方の出力軸31と他方の推進装置2の駆動軸間の連結を切り離す。
このように一方の電動機が故障した場合には、他方の電動機の両側の出力軸31,31を2つの推進装置2,2の駆動軸32,32に連結することができるので、一方の電動機が故障した場合には、他方の電動機により、2つの推進装置2,2を駆動することができる。尚、このような構成により、他方の電動機の動力は通常時の2倍となるため、過負荷防止のために運転する回転数などに制約は出るが、運行中に故障が発生した場合に船舶100を近くの岸壁に接岸させるまでの緊急避難用の動作モードとして有効である。本実施形態によれば、船内のスペースの有効活用に加えて、電動機が故障した場合の冗長性を確保することができる。
(第3実施形態)
図6(A)は、本発明の第3実施形態に係る船舶100Bの推進装置及び電動機の配置を示す平面図である。図6(A)に示すように、第1の電動機M1及び第2の電動機M2が、船体1内部の一水平面(図ではX方向とY方向に平行な平面)において、船体1の船首と船尾とを結んだ船長方向(図ではX方向に)に重なるように配置される。2つの推進装置2,2の間のスペースに第1の電動機M1及び第2の電動機M2が互い違いに配置される。第1の電動機M1の出力軸31は、2つの推進装置2,2の配列方向(図ではY方向)に対して斜めに延びている。第2の電動機M2の出力軸31は、2つの推進装置2,2の配列方向(図ではY方向)に対して斜めに延びている。本実施形態では、第1の電動機M1及び第2の電動機M2の出力軸31,31の双方が、ハイポイドギア(図6(B)参照)を介して2つの推進装置2,2の駆動軸に連結される。ハイポイドギアにより、推進装置2の駆動軸に対して第1の電動機M1及び第2の電動機M2の出力軸31,31の双方がオフセットされる。
図6(B)は、図6(A)の第1の電動機M1の出力軸31付近を拡大して示した平面図である。C2は、推進装置2の垂直駆動軸33の中心線を示している。C3は、第1の電動機M1の出力軸31の中心線を示している。図6(B)に示すように、本実施形態では、第1の電動機M1の出力軸31の一端に固定されたギアがハイポイドギア31dであり、推進装置2の垂直駆動軸33の上端部に固定されたギアがハイポイドギア33cである。ハイポイドギア31d及びハイポイドギア33cは直接噛合うように構成されている。
このように、本実施形態によれば、ハイポイドギア31d,33cにより、推進装置2の垂直駆動軸33に対して第1の電動機M1の出力軸31がオフセットされるので、複数の歯車を備えたギアボックスが不要である。これにより、上記実施形態と比べて部品数を少なくできる。
尚、本実施形態では、第1の電動機M1の出力軸31及び第2の電動機M2の出力軸31の双方が、ハイポイドギアを介して推進装置2,2の駆動軸32に連結されたが、第1の電動機M1の出力軸31又は第2の電動機M2の出力軸31の一方がハイポイドギアを介して連結されてもよい。
(第4実施形態)
尚、上記実施形態では、船舶に搭載された推進装置が1つの電動機によって駆動されるような構成であったが、これに限られるものではない。図7は、本発明の第4実施形態に係る船舶100Cの推進装置及び電動機の配置を示す図である。図7に示すように、本実施形態の船舶100は、第1の電動機M1及び第2の電動機M2の出力軸31,31の双方が、ハイポイドギアを介して2つの推進装置2,2の駆動軸に連結される点は第3実施形態と共通するが、一方の推進装置2が、2つの第1の電動機M1によって駆動され、他方の推進装置2が、2つの第2の電動機M2によって駆動される点が異なる。
ここでは、推進装置2の垂直駆動軸33の上端部に固定されたハイポイドギア33cに、2つの第1の電動機M1の出力軸31の一端に固定されたハイポイドギア31dが直接噛合うように構成される。2つの第1の電動機M1は同期して回転するように制御される。この構成によれば、複数の電動機で推進装置を駆動する多軸入力の船舶においても、スペースの有効活用が可能になる。
尚、推進装置2は、3つ以上の電動機によって駆動されてもよい。例えば、推進装置2の垂直駆動軸33の中心線C2に対して3つ以上の第1の電動機M1が円環状に配置され、推進装置2の垂直駆動軸33の上端部に固定されたハイポイドギア33cに、3つ以上の第1の電動機M1の出力軸31の一端に固定されたハイポイドギア31dが直接噛合うように構成されてもよい。
(第5実施形態)
尚、上記実施形態では、第1の電動機M1及び第2の電動機M2の出力軸31,31の少なくとも一方が、ギアボックス(図3,4)やハイポイドギア等の伝達機構を介して推進装置2の駆動軸に連結されるような構成であったが、これに限られるものではない。
図8(A)は、本発明の第5実施形態に係る船舶100Dの推進装置及び電動機の配置を示す平面である。図8(B)は、本発明の第5実施形態に係る船舶の推進装置及び電動機の配置を示す背面図である。本実施形態では、第1の電動機M1及び第2の電動機M2が、船体1の高さ方向(図ではZ方向)に重なるように配置される。図8(B)に示すように、背面側から見て左側に位置する推進装置2を駆動する第1の電動機M1を、右側に位置する推進装置2を駆動する第2の電動機M2の上に配置するため、左側の推進装置2の船内ギアボックス20の高さを右側の推進装置2の船内ギアボックス20よりも高くしている。ここでは船内ギアボックス20の内部に挿通される垂直駆動軸33の長さも同様に長くしている。これにより、ギアボックス等の伝達装置を介すことなく、簡単な構成で省スペース化が実現できる。
また、推進装置が、第1の電動機M1及び第2の電動機M2が船体1の内部において推進装置2の上部に配置される立型電動機駆動(Lドライブ型)のアジマススラスタである場合、電動機の取り外し作業のために高さ方向のスペースが必要になる。これに対し、本実施形態の推進装置2は、第1の電動機M1及び第2の電動機M2が船体1の内部において推進装置2の横(水平方向)に配置される横型電動機駆動(Zドライブ型)のアジマススラスタであるため、第1の電動機M1及び第2の電動機M2を高さ方向に重ねたとしても、横(水平)方向のスペースに確保されているため、取り外し作業に支障はない。
尚、本実施形態では、第1の電動機M1及び第2の電動機M2の全ての部分が、船体1の高さ方向に重なるように配置されているが、第1の電動機M1及び第2の電動機M2の少なくとも一部が、船体の高さ方向に重なるように配置されてもよい。
(第6実施形態)
尚、上記実施形態で説明した構成は適宜組み合わせて使用されてもよい。図9は、本発明の第6実施形態に係る船舶100Eの推進装置及び電動機の配置を示す図である。図9に示すように、ハイポイドギアにより、推進装置2の駆動軸に対して第1の電動機M1および第2の電動機M2の出力軸31をオフセットしつつ、一方の推進装置2を2つの第1の電動機M1によって駆動し、他方の推進装置2を、2つの第2の電動機M2によって駆動している。さらに、船尾側の第1の電動機M1及び第2の電動機M2が、船体1の高さ方向(図ではZ方向)に重なるように配置するとともに、船首側の第1の電動機M1及び第2の電動機M2も船体1の高さ方向(図ではZ方向)に重なるように配置する。
(その他の実施形態)
また、上記実施形態では、2つの推進装置2は、船体1の幅方向に配置したが、船体1の船長方向に配置してもよい。2つの推進装置2は、船尾の左右に並べて配置したが、船首に配置されてもよい。また、推進装置の配置数は、2つに限らず、3つ以上でもよい。このような構成であっても、推進装置の間の距離を縮めて配置することができるので、船内のスペースを有効活用することができる。
また、本実施形態の船舶100は電気推進船としたが、電動機駆動の推進装置を備えた船舶であれば、主機を備えたハイブリッド船でもよい。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明は、電気推進船に有用である。
1,1A 船体
2 推進装置
20 船内ギアボックス
21 船体連結部
22 回転体
23 ポッド
24 プロペラ
25 ダクト
31 出力軸(電動機)
31a,31b,31c 平歯車
31d ハイポイドギア
32 第1水平駆動軸
32a 傘歯歯車
33 垂直駆動軸
33a 傘歯歯車
33b 傘歯歯車
33c ハイポイドギア
34 第2水平駆動軸
34a 傘歯歯車
100,100A~100E 船舶
200,300 船舶(従来)
C1 中心線(船体の幅方向)
C2 中心線(推進装置駆動軸)
C3 中心線(モータ出力軸)
CL1~CL4 クラッチ
G1、G2 ギアボックス
M1,M2 電動機

Claims (12)

  1. 2つの推進装置と、
    前記2つの推進装置の間に配置され、一方の推進装置を駆動する第1の電動機と、
    前記2つの推進装置の間に配置され、他方の推進装置を駆動する第2の電動機と、を備えた船舶において、
    前記第1の電動機及び前記第2の電動機の少なくとも一部が、前記2つの推進装置の配列方向に交差する方向から見て重なるように配置される、船舶。
  2. 前記第1の電動機及び前記第2の電動機の少なくとも一部が、一水平面において、船体の船首と船尾とを結んだ船長方向に重なるように配置される、請求項1に記載の船舶。
  3. 前記第1の電動機及び前記第2の電動機の少なくとも一部が、船体の高さ方向に重なるように配置される、請求項1又は2に記載の船舶。
  4. 前記第1の電動機及び前記第2の電動機の出力軸の少なくとも一方が、伝達機構を介して前記推進装置の駆動軸に連結され、
    前記伝達機構が、前記推進装置の駆動軸に対して前記第1の電動機及び前記第2の電動機の出力軸の少なくとも一方をオフセットする、請求項1乃至3のいずれ一項に記載の船舶。
  5. 前記第1の電動機及び前記第2の電動機は、両側に出力軸が設けられる両軸モータであって、
    前記伝達機構が、
    複数の歯車と、前記第1の電動機の一方の出力軸及び前記一方の推進装置の駆動軸間の連結を切り離し及び結合可能に構成された第1のクラッチと、前記第2の電動機の一方の出力軸及び前記一方の推進装置の駆動軸間の連結を切り離し及び結合可能に構成された第2のクラッチと、を有する第1のギアボックスと、
    複数の歯車と、前記第1の電動機の他方の出力軸及び前記他方の推進装置の駆動軸間の連結を切り離し及び結合可能に構成された第3のクラッチと、前記第2の電動機の他方の出力軸及び前記他方の推進装置の駆動軸間の連結を切り離し及び結合可能に構成された第4のクラッチとを有する第2のギアボックスと、を備える、請求項4に記載の船舶。
  6. 前記第1の電動機及び前記第2の電動機の出力軸の少なくとも一方が、ハイポイドギアを介して前記推進装置の駆動軸に連結され、
    前記ハイポイドギアが、前記推進装置の駆動軸に対して前記第1の電動機及び前記第2の電動機の出力軸の少なくとも一方をオフセットする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の船舶。
  7. 前記第1の電動機が、複数の電動機を含み、当該複数の電動機によって、前記一方の推進装置を駆動し、
    前記第2の電動機が、複数の電動機を含み、当該複数の電動機によって、前記他方の推進装置を駆動する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の船舶。
  8. 前記2つの推進装置は、船体の船尾側において、船体の幅方向の中心線を対称軸として対称に配置されている、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の船舶。
  9. 前記2つの推進装置は船体の船長方向に沿って配置されている、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の船舶。
  10. 前記2つの推進装置は船体の船首側に配置されている、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の船舶。
  11. 1以上の推進装置を更に備える、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の船舶。
  12. 主機を更に備えたハイブリッド船である、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の船舶。
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