JP4779714B2 - 運転者操縦入力による車体振動を抑制された車輌 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の車輌に於いて、運転者の操縦入力により車体にピッチング振動やローリング振動が生ずることを抑制することに係る。
車体の制振を最適に実現できる車輌制御装置を提供することを目的として、運転者によるアクセル操作、ステアリング操作またはブレーキ操作の少なくとも一つの入力指令により発生する車輌のタイヤの振動、車輌のばね下の振動または車輌のばね上の振動を表す運動モデルを用いて、車体の振動を制振するよう入力指令を補正することが下記の特許文献1に記載されている。
特開2004-168148
上記の特許文献1に於ける如くアクセル操作、ステアリング操作またはブレーキ操作を入力指令として車輌のタイヤの振動、車輌のばね下の振動またはばね上の振動を表す運動モデルを用いて、入力指令の補正により車輌のタイヤやばね下またはばね上の振動を制振しようとする場合には、車輛の運動モデルの構築が必要である。
本発明は、そのような車輛運動モデルの構築を必要とすることなく、運転者の操縦入力により車体にピッチング振動やローリング振動が生ずることを抑制することができる車輌を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するものとして、本発明は、車体と駆動装置と電子制御装置とを備え、運転者による操縦入力と車輌の運転状態とに基づいて前記電子制御装置が前記駆動装置の作動を制御し、前記駆動装置により駆動されて前記車体が運動するようになっている車輌にして、運転者による操縦入力と車輌の運転状態とに基づいて前記電子制御装置が前記駆動装置へ送る駆動指令信号の伝達経路に周期的に作動するノッチフィルタを設けること(即ち、ノッチフィルタが設けられることによりそれが周期的に作動すること)により該駆動指令信号の強弱に周期性を持たせ、該ノッチフィルタのノッチ周波数を前記車体への駆動入力と前記車体の運動との対応関係に基づいて変化させることにより前記操縦入力の変化に対する前記車体の振動の振幅を抑制し、該抑制の効果と前記操縦入力に対する前記車体の運動の対応性が前記ノッチフィルタにより受ける影響の間の調整を図るよう前記ノッチフィルタによるノッチ度を車輌の運転状態に基づいて制御するようになっていることを特徴とする車輌を提案するものである。
車輌の運転状態に基づく前記ノッチ度の制御は、車速が高いほど前記ノッチフィルタのノッチ度が大きくされるよう、またエンジン回転数が高いほど前記ノッチフィルタのノッチ度が大きくされるよう、またギヤ比が大きいほど前記ノッチフィルタのノッチ度が大きくされるように行われてよい。
或はまた、上記の課題を解決するものとして、本発明は、車体と駆動装置と電子制御装置とを備え、運転者による操縦入力と車輌の運転状態とに基づいて前記電子制御装置が前記駆動装置の作動を制御し、前記駆動装置により駆動されて前記車体が運動するようになっている車輌にして、運転者による操縦入力と車輌の運転状態とに基づいて前記電子制御装置が前記駆動装置へ送る駆動指令信号の伝達経路に周期的に作動するノッチフィルタを設けること(即ち、ノッチフィルタが設けられることによりそれが周期的に作動すること)により該駆動指令信号の強弱に周期性を持たせ、該ノッチフィルタのノッチ周波数を前記車体への駆動入力と前記車体の運動との対応関係に基づいて変化させることにより前記操縦入力の変化に対する前記車体の振動の振幅を抑制し、該抑制の効果と前記操縦入力に対する前記車体の運動の対応性が前記ノッチフィルタにより受ける影響の間の調整を図るよう前記ノッチフィルタに直列に設けたゲイン調節要素のゲインを車輌の運転状態に基づいて制御するようになっていることを特徴とする車輌を提案するものである。
この場合、車輌の運転状態に基づく前記ゲイン調節要素のゲインの制御は、車速が高いほど前記ゲイン調節要素のゲインが小さくされるよう、またエンジン回転数が高いほど前記ゲイン調節要素のゲインが小さくされるよう、またギヤ比が大きいほど前記ゲイン調節要素のゲインが小さくされるように行われてよい。
更に、前記ノッチフィルタは、そのノッチ周波数が、車体への駆動入力と車体の運動との対応関係に基づいて操縦入力の変化に対する車体の振動の振幅が抑制される値に制御されてよい。
車体への駆動入力と車体の運動との対応関係に基づく前記ノッチフィルタのノッチ周波数の制御は、前記ノッチフィルタのノッチ周波数が前記駆動指令信号の周波数に対する車体の振動の振幅の分布に於いて振幅を抑制する周波数となるよう行なわれてよい。
この場合、前記駆動指令信号の周波数に対する車体の振動の振幅の分布に於いて振幅を抑制するノッチ周波数は、車輌の各運転状態に応じて前記車体への駆動入力に対する車体の応答運動を周波数解析して前記駆動指令信号の周波数に対する車体の振動の振幅の分布を算出することにより特定されるようになっていてよい。この場合、車体への駆動入力に対する車体の応答運動の周波数解析に当って車体の応答運動がローパスフィルタにより処理されるようになっていてよい。
或いはまた、前記駆動指令信号の周波数に対する車体の振動の振幅の分布に於いて振幅を抑制するノッチ周波数は、車輌の各運転状態に応じてノッチ周波数と車体への駆動入力の周波数に対する車体の振動の振幅の対応関係をサンプルパターンとして収集し、収集されたサンプルパターンの中から車輌の各運転状態に応じて車体の振動の振幅が最小となるサンプルパターンを選択することにより特定されるようになっていてよい。この場合、前記サンプルパターンの選択の切換えは該選択の変更を示唆した車体振動が終息した後行われるようになっていてよい。
或はまた、前記駆動指令信号の周波数に対する車体の振動の振幅の分布に於いて振幅を抑制するノッチ周波数は、車輌の各運転状態に応じて車体への駆動入力に対する車体の応答運動を周波数解析して前記駆動指令信号の周波数に対する車体の振動の振幅の分布を算出することにより特定されるか、または車輌の各運転状態に応じてノッチ周波数と車体への駆動入力の周波数に対する車体の振動の振幅の対応関係をサンプルパターンとして収集し、収集されたサンプルパターンの中から車輌の各運転状態に応じて車体の振動の振幅が最小となるサンプルパターンを選択することにより特定されるかのいずれかにより、その間を切り換えて特定されるようになっていてよい。この場合、前記切換えは前記周波数解析に基づく車体振動抑制と前記サンプルパターン選択に基づく車体振動抑制のうち車体振動抑制の効果が高い方を選んで実行するように行われてよい。
運転者による操縦入力はアクセル開度、または運転者による操縦入力は操舵角、或はこれらの両方であってよい。
前記車体の振動は車体のピッチング振動、または車体のローリング振動であってよい。
上記の如く、車体と駆動装置と電子制御装置とを備え、運転者による操縦入力と車輌の運転状態とに基づいて前記電子制御装置が前記駆動装置の作動を制御し、前記駆動装置により駆動されて前記車体が運動するようになっている車輌において、運転者による操縦入力と車輌の運転状態とに基づいて前記電子制御装置が前記駆動装置へ送る駆動指令信号の伝達経路に周期的に作動するノッチフィルタを設けること(即ち、ノッチフィルタが設けられることによりそれが周期的に作動すること)により該駆動指令信号の強弱に周期性を持たせ、該ノッチフィルタのノッチ周波数を前記車体への駆動入力と前記車体の運動との対応関係に基づいて変化させることにより前記操縦入力の変化に対する前記車体の振動の振幅を抑制すれば、これによって、車輌の運動モデルが構築されなくても、前記操縦入力の変化に対する車体の振動の振幅を抑制することができると考えられる。この場合、前記操縦入力に対する車体の運動の対応性が前記ノッチフィルタにより影響を受けると考えられる。ノッチフィルタによる伝達信号のノッチングは、ノッチ周波数を中心として振幅がV字型に切り欠かれるように行われ、ノッチ度(或はノッチ深さ)が大きくされれば、振動抑制効果は増大するが、運転者要求駆動力の削減が目立ってくる虞れがある。そこで、その影響を軽減するよう前記ノッチフィルタによるノッチ度を車輌の運転状態に基づいて制御するようにすれば、振動抑制効果と運転者要求駆動力維持の間の最適調整を図ることができる。
前記操縦入力に対する車体の運動の対応性が前記ノッチフィルタにより受ける影響は、車速が高いほど、またエンジン回転数が高いほど、またギヤ比が大きいほど、小さいと考えられるので、車輌の運転状態に基づく前記ノッチフィルタのノッチ度の制御は、車速が高いほど、またエンジン回転数が高いほど、またギヤ比が大きいほど、ノッチ度が大きくされるものであってよく、こうすることにより操縦入力の変化に起因する車体の振動の抑制の度合と操縦入力に対する車体の運動の対応性との間の調和を最適化することができる。
或はまた、上記の如く車体と駆動装置と電子制御装置とを備え、運転者による操縦入力と車輌の運転状態とに基づいて前記電子制御装置が前記駆動装置の作動を制御し、前記駆動装置により駆動されて前記車体が運動するようになっている車輌において、運転者による操縦入力と車輌の運転状態とに基づいて前記電子制御装置が前記駆動装置へ送る駆動指令信号の伝達経路に周期的に作動するノッチフィルタを設けること(即ち、ノッチフィルタが設けられることによりそれが周期的に作動すること)により該駆動指令信号の強弱に周期性を持たせ、該ノッチフィルタのノッチ周波数を前記車体への駆動入力と前記車体の運動との対応関係に基づいて変化させることにより前記操縦入力の変化に対する前記車体の振動の振幅を抑制するとき、前記ノッチフィルタに直列に設けたゲイン調節要素のゲインを車輌の運転状態に基づいて制御するようになっていれば、これによっても前記抑制の効果と前記操縦入力に対する車体の運動の対応性が前記ノッチフィルタにより受ける影響の間の調整を図るようことができる。
この場合、上記の通り前記操縦入力に対する車体の運動の対応性が前記ノッチフィルタにより受ける影響は、車速が高いほど、またエンジン回転数が高いほど、またギヤ比が大きいほど、小さいと考えられるので、前記ノッチフィルタに直列に設けたゲイン調節要素のゲインの車輌運転状態に基づく制御は、車速が高いほど、またエンジン回転数が高いほど、またギヤ比が大きいほど、ゲインが小さくされれば、こうすることによっても操縦入力の変化に起因する車体の振動の抑制の度合と操縦入力に対する車体の運動の対応性との間の調和を最適化することができる。
以上いずれにしても、前記ノッチフィルタのノッチ周波数が車体への駆動入力と車体の運動との対応関係に基づいて前記操縦入力の変化に対する車体の振動の振幅が適当に抑制される値に制御されれば、操縦入力の変化に共振して車体に大きな振動が生ずることを確実に抑制することができる。
この場合、車体への駆動入力と車体の運動との対応関係に基づく前記ノッチフィルタのノッチ周波数の制御は、前記ノッチフィルタのノッチ周波数が前記駆動指令信号の周波数に対する車体の振動の振幅の分布に於いて振幅を抑制する周波数となるよう行なわれれば、ノッチフィルタによる振動抑制効果と運転者要求駆動力維持の間の最適調整をより一層的確に行うことができる。
前記駆動指令信号の周波数に対する車体の振動の振幅の分布に於いて振幅を抑制するノッチ周波数が、車輌の各運転状態に応じて車体への駆動入力に対する車体の応答運動を周波数解析して前記駆動指令信号の周波数に対する車体の振動の振幅の分布を算出することにより特定されるようになっていれば、操縦入力の変化に対する車体の共振を最も効果的に抑制するノッチフィルタのノッチ周波数を車輌の運転状態の変化に応じて連続的に特定することができる。この場合に、車体への駆動入力に対する車体の応答運動の周波数解析に当って車体の応答運動がローパスフィルタにより処理されれば、操縦入力の変化に対し車体に共振により生ずる虞れの或る比較的低周波の車体振動をよりよく抽出してノッチフィルタのノッチ周波数をより的確に特定することができる。
前記駆動指令信号の周波数に対する前記車体の振動の振幅の分布に於いて振幅を抑制するノッチ周波数が、車輌の各運転状態に応じてノッチ周波数と車体への駆動入力の周波数に対する車体の振動の振幅の対応関係をサンプルパターンとして収集し、収集されたサンプルパターンの中から車輌の各運転状態に応じて車体の振動の振幅が最小となるサンプルパターンを選択することにより特定されるようになっていれば、サンプルパターンを収集し随時その中から最適のサンプルパターンを選択して使用するという時系列の手法により、操縦入力の変化に対し車体に生ずる共振を最大限に抑制するノッチフィルタのノッチ周波数を設定することができる。かかる時系列手法に依れば、上記の周波数解析を行う場合に比して、制御の連続性に於いては劣るが、演算装置の容量は小さくてすむという利点が得られる。
また、この場合に、上記のサンプルパターンの選択の切換えが該選択の変更を示唆した車体振動が終息した後行われるようになっていれば、車体が振動している途中でノッチフィルタのノッチ周波数が変更されることにより2つの異なる制振作用が干渉して副次的振動が生ずるような不都合を回避することができる。
前記駆動指令信号の周波数に対する車体の振動の振幅の分布に於いて振幅を抑制するノッチ周波数が、車輌の各運転状態に応じて車体への駆動入力に対する車体の応答運動を周波数解析して前記駆動指令信号の周波数に対する車体の振動の振幅の分布を算出することにより特定されるか、または車輌の各運転状態に応じてノッチ周波数と車体への駆動入力の周波数に対する車体の振動の振幅の対応関係をサンプルパターンとして収集し、収集されたサンプルパターンの中から車輌の各運転状態に応じて車体の振動の振幅が最小となるサンプルパターンを選択することにより特定されるかのいずれかにより、その間を切り換えて特定されるようになっていれば、車輌の運転状態に応じて常時それによりよく適合する方の手法用いて車体の振動をよりよく抑制することができる。
上記の切換えが、前記周波数解析に基づく車体振動抑制と前記サンプルパターン選択に基づく車体振動抑制のうち車体振動抑制の効果が高い方を選んで実行するように行われれば、両方の手法を組み合わせた効果を最大限に発揮させることができる。
運転者による操縦入力の変化により車体に生ずる振動のうち駆動装置を介して制御可能な振動としては、アクセル開度と操舵角の変化に対する車体のピッチング振動とローリング振動が考えられるので、上記の制御はこれらのパラメータに対して適用できる。
図1は、本発明による車輌の本発明に係る構成の要部を示すブロック図である。図に於いて、10は車体(VB)であり、12は駆動装置(DU)であり、14は電子制御装置(ECU)である。車体10、駆動装置12、電子制御装置14は、いずれも特に具体的には例示されていないが、それぞれ一般的な構造の四輪自動車の車体、一般的な構造のエンジンとトランスミッションの組合せ、車輌用電子制御装置として公知のマイクロコンピュータを備えた電子制御装置であってよい。
運転者による操縦入力であるアクセル開度と操舵角とが、車輌の運転状態を示すパラメータである車速およびギヤ比と共に電子制御装置14内にその機能上の構成の一部として設けられた駆動力演算装置(PC)16に導入される。駆動力演算装置16は、アクセル開度、操舵角、車速、ギヤ比、或いはそれに加えて他の任意の駆動力演算用入力パラメータに基づいて運転者要求駆動力を算出し、それに基づく駆動指令信号を、同じく電子制御装置14内に機能上の構成の一部として設けられ既に電子式燃料噴射制御装置(EFI)および電子式トランスミッション制御装置(ECT)として種々の態様にて知られている制御機能部を含む駆動装置制御装置18へ向けて発信するようになっている。但し、この駆動指令信号は、その送信の途中で、本発明により設けられ以下に説明されるノッチフィルタ20によりその信号の内のノッチ周波数に対応する周波数成分の伝送が抑制または遮断されることにより補正され、補正された運転者要求駆動力の指令信号となって駆動装置制御装置18へ導入されるようになっている。ノッチフィルタ20もまた電子制御装置14内に機能上の構成の一部として設けられてよい。
駆動装置制御装置18は、駆動力演算装置16よりノッチフィルタ20を経て指令された補正後の運転者要求駆動力に基づき、車速、エンジン回転数、ギヤ比等の駆動制御に影響する車輌の運行パラメータを参照しつつ、スロットル開度およびギヤ比を決定し、それらを指令する信号を駆動装置12へ向けて発信する。
駆動装置12は、そのエンジンの部分が指令されたスロットル開度に従って作動し、またそのトランスミッションの部分が指令されたギヤ比に従って作動し、車体10を駆動する。駆動装置12によって駆動された車体10の運動、特にそのピッチング振動やローリング振動の如き振動は、サスペンションストローク、ピッチ角、ロール角の変化となって現れる。
駆動装置12より車体10に伝えられる駆動力とそれによって車体に生じたサスペンションストローク、ピッチ角、ロール角の変化は、電子制御装置14内に機能上の構成の一部として構成されたノッチフィルタ制御装置(FC)22へ導入される。
ノッチフィルタ20は或る特定の周波数領域(ノッチ周波数)の信号の伝達を抑制ないし遮断するフィルタであり、その特定の周波数領域がノッチフィルタ制御装置22により可変に制御されるようになっているものである。ノッチフィルタ制御装置22は、車体10への駆動入力と車体10の運動、特にそのピッチングやローリングとの対応関係に基づいて、駆動指令信号の周波数に対する車体10のピッチング振動やローリング振動の振幅の分布を求め、その過程で車体のピッチング振動やローリング振動の振幅を最大限に抑制するようにノッチフィルタのノッチ周波数を制御するものである。
ノッチフィルタ制御装置22は、その一つの実施の形態として、車輌の各運転状態に応じて車体への駆動入力に対する車体の応答運動をフーリエ変換の手法により周波数解析して駆動指令信号の周波数に対する車体のピッチング振動やローリング振動の振幅の分布を算出することにより、該振幅を最大限に抑制するようにノッチフィルタのノッチ周波数を制御するよう構成されてよい。
この場合、更にノッチフィルタ制御装置22へ導入される車体のピッチングやローリングを示す信号は、図1に於いて破線のブロック24にて示されている如きローパスフィルタによりローパス濾過処理されるようになっていてよく、こうされることによりアクセル開度や操舵角の如き操縦入力の変化に対し車体に共振により生ずる虞れの或る1〜2Hz程度の比較的低い周波数の車体振動をよりよく抽出し、ノッチフィルタのノッチ周波数をより的確に制御することができる。
或いはまた、ノッチフィルタ制御装置22は、他の一つの実施の形態として、車輌の各運転状態に応じてノッチ周波数と車体10への駆動入力の周波数に対する車体のピッチング振動やローリング振動の振幅の対応関係をサンプルパターンとして収集し、収集されたサンプルパターンの中から、車輌の各運転状態に応じて、車体のピッチング振動やローリング振動の振幅が最小となるサンプルパターンを選択することによりノッチ周波数を設定するように構成されてもよい。かかるサンプルパターンの収集とそれより最適パターンを選出する制御自体は、時系列制御の手法として公知である。
この場合、車輌の運転状態が変化し、それまで使用してきたサンプルパターンより他の一つのサンプルパターンへ切り換えた方が車体のピッチング振動やローリング振動に対する抑制効果が上がるとの判断がなされたとき、サンプルパターンの選択の切換えは、車体10のピッチング振動やローリング振動が一度終息するのを待って行われるのが好ましい。そうすることにより車体10がピッチング振動やローリング振動を起こしている最中にノッチフィルタのノッチ周波数が切り換えられることにより2つの異なる制振作用が干渉して副次的振動が生ずるような不都合を回避して、次回のピッチング振動やローリング振動に供えることができる。
或いはまた、ノッチフィルタ制御装置22は、更に他の一つの実施の形態として、上記の通り車輌の各運転状態に応じて車体10への駆動入力に対する車体の応答運動をフーリエ変換の手法により周波数解析してノッチフィルタのノッチ周波数に対する車体10のピッチング振動やローリング振動の振幅の分布を算出することにより、該振幅を最大限に抑制するようにノッチフィルタのノッチ周波数を制御する構成のものと、車輌の各運転状態に応じてノッチ周波数と車体10への駆動入力の周波数に対する車体のピッチング振動やローリング振動の振幅の対応をサンプルパターンとして収集し、収集されたサンプルパターンの中から、車輌の各運転状態に応じて、車体10のピッチング振動やローリング振動の振幅が最小となるサンプルパターンを選択することによりそのノッチ周波数を設定する構成のものとの間で切り換えられてもよい。これは、一例として、上記2つの構成のノッチフィルタ制御装置を常時並行して作動させつつ何れか一方の制御態様を実施すると共に、車体のピッチング振動やローリング振動の振幅に或る所定のしきい値を設けておき、車体のピッチング振動やローリング振動の振幅が上記しきい値を越える毎に制御態様を他方に切り換える要領にて実施されてよい。
ノッチフィルタ20は、ノッチフィルタ制御装置22によりそのノッチ周波数が制御されると同時に、そのノッチ度(V字型切欠きの深さ)が車速、エンジン回転数、ギヤ比の少なくとも何れか一つにより、車速が高いほど、エンジン回転数が高いほど、またギヤ比が大きいほど、深くされるように制御されるようになっている。これは、上記の通りノッチ度が大きくされれば、振動抑制効果は増大するが、運転者要求駆動力の削減が目立ってくる虞れがあるが、車速が高いほど、エンジン回転数が高いほど、またギヤ比が高いほど駆動指令信号の低減が車輛の駆動状態の変化に現れる影響は小さいので、ノッチフィルタによるノッチ度を車輌の運転状態に基づいて、車速が高いほど、エンジン回転数が高いほど、またギヤ比が高いほど大きくし、運転者の駆動力要求をより忠実に実現しつつより高い振動抑制効果を上げるようにするものである。
尚、図示の実施の形態では、ノッチフィルタ20は、ノッチフィルタ制御装置22によりそのノッチ周波数が制御されると同時に、そのノッチ度が車速、エンジン回転数、ギヤ比の少なくとも何れか一つにより、車速が高いほど、エンジン回転数が高いほど、またギヤ比が大きいほど、深くされるように制御されるようになっているが、ノッチフィルタ20は、アクセル開度または操縦角の一方または両方の変化に対し車体のピッチング振動または車体のローリング振動の一方または両方を抑制するのに最適な或る所定のノッチ周波数のものとされ、そのノッチ度のみが車速、エンジン回転数、ギヤ比の少なくとも何れか一つにより、車速が高いほど、エンジン回転数が高いほど、またギヤ比が大きいほど、深くされるように制御されるようになっていてもよい。
更に、車速、エンジン回転数、ギヤ比の少なくとも何れか一つの検出値に他の運転パラメータとの対比等に基づき異常があると判断されたときには、ノッチフィルタ20がバイパスされ或はそのノッチ度が0とされるような制御が行なわれるようになっていてもよい。
また、本発明は、図2に示す如く、駆動力演算装置16より駆動装置制御装置18へ向けて駆動指令信号を伝達する経路にノッチフィルタ20に直列にゲイン調節要素26が介装され、このゲイン調節要素が、車速、エンジン回転数、ギヤ比の如き車輌の運転状態の少なくとも何れか一つにより、車速が高いほど、エンジン回転数が高いほど、またギヤ比が大きいほど、そのゲインを小さくされるように制御されるようになっていてもよい。かかる要領によっても、操縦入力に対する車体の運動の対応性がノッチフィルタにより受ける影響が、車速が高いほど、またエンジン回転数が高いほど、またギヤ比が大きいほど、小さいことに対応して、操縦入力の変化に起因する車体の振動の抑制の度合と操縦入力に対する車体の運動の対応性との間の調和を最適化することができる。この場合にも同様に、車速、エンジン回転数、ギヤ比の少なくとも何れか一つの検出値に他の運転パラメータとの対比等に基づき異常があると判断されたときには、ノッチフィルタ20がバイパスされ或はそのゲイン調節要素26のゲインが最大値とされるような制御が行なわれるようになっていてもよい。
かくして、本発明によれば、図1または図2にその構成をブロック図にて示す如く、通常の四輪自動車の車体であってよい車体10が通常のエンジンとトランスミッションとの組合せ等よりなる駆動装置12により駆動され、駆動装置12が、アクセル開度や操舵角の如き運転者による操縦入力と車速やギヤ比の如き車輌の運転状態を示すパラメータに基づいて、それ自身は種々の構成に於いて既に公知でありまた実施されているEFIやECTを経てコンピュータ制御される車輌に於いて、アクセル開度や操舵角の如き運転者による操縦入力と車速やギヤ比の如き車輌の運転状態を示すパラメータに基づいて運転者が要求する駆動力を算出する駆動力演算装置16よりEFIやECTへ伝達される駆動指令信号をその伝達経路の途中にて、所定のノッチ周波数を有するか或はノッチ周波数が車体への駆動入力と車体の運動との対応関係に基づいて操縦入力の変化に対する車体の振動の振幅が抑制される値に制御されるノッチフィルタ20により処理するという構成により、車体の運動モデルを構築することを要せず、アクセルペダルの踏込み或いはその解除または操舵によって車体にピッチング振動やローリング振動が生ずることを、運転者の駆動力要求を尊重しつつ、抑制することができる。
この場合、特に、該ノッチフィルタのノッチ度が車速、エンジン回転数、ギヤ比の如き車輌の運転状態により、車速が高いほど、エンジン回転数が高いほど、またギヤ比が大きいほどを大きくされるよう制御され、或いはノッチフィルタに直列に設けたゲイン調節要素のゲインが車速が高いほど、エンジン回転数が高いほど、またギヤ比が大きいほどを小さくされるよう制御されば、操縦入力の変化に起因する車体の振動の抑制の度合と操縦入力に対する車体の運動の対応性との間の調和を最適化することができ、更に、ノッチフィルタ20のノッチ周波数が駆動装置12より車体10へ伝達される駆動力とそれに応答して車体10に生ずる運動との対応関係に基づいて操縦入力の変化に対する車体の振動の振幅が適当に抑制される値に制御されれば、操縦入力の変化に共振して車体に大きな振動が生ずることをより確実に抑制することができる。
以上に於いては本発明をその基本的構成とそれを実施するいくつかの実施の形態について詳細に説明したが、これらの実施の形態について本発明の範囲内にて種々の変更が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
本発明による車輌の本発明に係る構成の要部を示すブロック図。 図1に示す構成の一部を変更した本発明による車輌の本発明に係る構成の要部を示すブロック図。
符号の説明
10…車体、12…駆動装置、14…電子制御装置、16…駆動力演算装置、18…駆動装置制御装置、20…ノッチフィルタ、22…ノッチフィルタ制御装置、24…ローパスフィルタ、26…ゲイン調節要素

Claims (20)

  1. 車体と駆動装置と電子制御装置とを備え、運転者による操縦入力と車輌の運転状態とに基づいて前記電子制御装置が前記駆動装置の作動を制御し、前記駆動装置により駆動されて前記車体が運動するようになっている車輌にして、運転者による操縦入力と車輌の運転状態とに基づいて前記電子制御装置が前記駆動装置へ送る駆動指令信号の伝達経路に周期的に作動するノッチフィルタを設けることにより該駆動指令信号の強弱に周期性を持たせ、該ノッチフィルタのノッチ周波数を前記車体への駆動入力と前記車体の運動との対応関係に基づいて変化させることにより前記操縦入力の変化に対する前記車体の振動の振幅を抑制し、該抑制の効果と前記操縦入力に対する前記車体の運動の対応性が前記ノッチフィルタにより受ける影響の間の調整を図るよう前記ノッチフィルタによるノッチ度を車輌の運転状態に基づいて制御するようになっていることを特徴とする車輌。
  2. 車速が高いほど前記ノッチフィルタのノッチ度が大きくされることを特徴とする請求項1に記載の車輛。
  3. エンジン回転数が高いほど前記ノッチフィルタのノッチ度が大きくされることを特徴とする請求項1または2に記載の車輛。
  4. ギヤ比が大きいほど前記ノッチフィルタのノッチ度が大きくされることを特徴とする請求項1、2または3に記載の車輛。
  5. 車体と駆動装置と電子制御装置とを備え、運転者による操縦入力と車輌の運転状態とに基づいて前記電子制御装置が前記駆動装置の作動を制御し、前記駆動装置により駆動されて前記車体が運動するようになっている車輌にして、運転者による操縦入力と車輌の運転状態とに基づいて前記電子制御装置が前記駆動装置へ送る駆動指令信号の伝達経路に周期的に作動するノッチフィルタを設けることにより該駆動指令信号の強弱に周期性を持たせ、該ノッチフィルタのノッチ周波数を前記車体への駆動入力と前記車体の運動との対応関係に基づいて変化させることにより前記操縦入力の変化に対する前記車体の振動の振幅を抑制し、該抑制の効果と前記操縦入力に対する前記車体の運動の対応性が前記ノッチフィルタにより受ける影響の間の調整を図るよう前記ノッチフィルタに直列に設けたゲイン調節要素のゲインを車輌の運転状態に基づいて制御するようになっていることを特徴とする車輌。
  6. 車速が高いほど前記ゲイン調節要素のゲインが小さくされるようになっていることを特徴とする請求項5に記載の車輌。
  7. エンジン回転数が高いほど前記ゲイン調節要素のゲインが小さくされるようになっていることを特徴とする請求項5または6に記載の車輌。
  8. ギヤ比が大きいほど前記ゲイン調節要素のゲインが小さくされるようになっていることを特徴とする請求項5、6または7に記載の車輌。
  9. 前記ノッチフィルタのノッチ周波数を前記車体への駆動入力と前記車体の運動との対応関係に基づいて前記操縦入力の変化に対する前記車体の振動の振幅が抑制される値に制御することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の車輌。
  10. 前記車体への駆動入力と前記車体の運動との対応関係に基づく前記ノッチフィルタのノッチ周波数の制御は、前記ノッチフィルタのノッチ周波数が前記駆動指令信号の周波数に対する前記車体の振動の振幅の分布に於いて振幅を抑制する周波数となるよう行なわれることを特徴とする請求項9に記載の車輌。
  11. 前記駆動指令信号の周波数に対する前記車体の振動の振幅の分布に於いて振幅を抑制するノッチ周波数は、車輌の各運転状態に応じて前記車体への駆動入力に対する前記車体の応答運動を周波数解析して前記駆動指令信号の周波数に対する前記車体の振動の振幅の分布を算出することにより特定されるようになっていることを特徴とする請求項を10に記載の車輌。
  12. 前記車体への駆動入力に対する前記車体の応答運動の周波数解析に当って前記車体の応答運動がローパスフィルタにより処理されることを特徴とする請求項を11に記載の車輌。
  13. 前記駆動指令信号の周波数に対する前記車体の振動の振幅の分布に於いて振幅を抑制するノッチ周波数は、車輌の各運転状態に応じてノッチ周波数と前記車体への駆動入力の周波数に対する前記車体の振動の振幅の対応関係をサンプルパターンとして収集し、収集されたサンプルパターンの中から車輌の各運転状態に応じて前記車体の振動の振幅が最小となるサンプルパターンを選択することにより特定されるようになっていることを特徴とする請求項10に記載の車輌。
  14. 前記サンプルパターンの選択の切換えは該選択の変更を示唆した車体振動が終息した後行われるようになっていることを特徴とする請求項13に記載の車輌。
  15. 前記駆動指令信号の周波数に対する前記車体の振動の振幅の分布に於いて振幅を抑制するノッチ周波数は、車輌の各運転状態に応じて前記車体への駆動入力に対する前記車体の応答運動を周波数解析して前記駆動指令信号の周波数に対する前記車体の振動の振幅の分布を算出することにより特定されるか、または車輌の各運転状態に応じてノッチ周波数と前記車体への駆動入力の周波数に対する前記車体の振動の振幅の対応関係をサンプルパターンとして収集し、収集されたサンプルパターンの中から車輌の各運転状態に応じて前記車体の振動の振幅が最小となるサンプルパターンを選択することにより特定されるかのいずれかにより、その間を切り換えて特定されるようになっていることを特徴とする請求項10に記載の車輌。
  16. 前記切換えは前記周波数解析に基づく車体振動抑制と前記サンプルパターン選択に基づく車体振動抑制のうち車体振動抑制の効果が高い方を選んで実行するように行われることを特徴とする請求項15に記載の車輌。
  17. 運転者による操縦入力はアクセル開度であることを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載の車輌。
  18. 運転者による操縦入力は操舵角であることを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載の車輌。
  19. 前記車体の振動は車体のピッチング振動であることを特徴とする請求項1〜18のいずれかに記載の車輌。
  20. 前記車体の振動は車体のローリング振動であることを特徴とする請求項1〜18のいずれかに記載の車輌。
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