JP2000102107A - 駆動力制御装置およびそれを用いたハイブリッド車 - Google Patents

駆動力制御装置およびそれを用いたハイブリッド車

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JP2000102107A
JP2000102107A JP10272895A JP27289598A JP2000102107A JP 2000102107 A JP2000102107 A JP 2000102107A JP 10272895 A JP10272895 A JP 10272895A JP 27289598 A JP27289598 A JP 27289598A JP 2000102107 A JP2000102107 A JP 2000102107A
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Satoru Kaneko
金子  悟
Teruji Sekozawa
照治 瀬古沢
Shinsuke Takahashi
信補 高橋
Akihiko Yamada
昭彦 山田
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】常に高精度のトルク制御が行える駆動力制御装
置を有するハイブリッド車を提供する。 【解決手段】エンジン1と駆動モータ2と発電機7を有
し、エンジン1と駆動モータ2により車両を駆動し、発
電機7によりバッテリを充電するハイブリッド車におい
て、前記駆動モータ2の発生トルクTr1^を検出また
は推定し、駆動モータ2のトルク指令Tr1* と発生ト
ルクTr1^を比較し、トルク指令Tr1* と発生トル
クTr1^との差分ΔTr1が所定値以上になったとき
に、差分ΔTr1を補償するように発電機7を力行動作
させる駆動力制御手段10を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータとエンジン
と発電機を搭載したハイブリッド車に関する。
【0002】
【従来の技術】ハイブリッド車の駆動制御装置の従来技
術としては、特開平9−294307 号公報に開示されたもの
がある。特開平9−294307 号公報の駆動制御装置は、内
燃機関と第1のモータで構成されるハイブリッド機関と
前記ハイブリッド機関の出力軸が入出力の2軸を有する
第2のモータの入力軸に接続され、前記第2のモータの
出力軸が差動歯車を介して駆動輪に接続された駆動制御
装置において、前記ハイブリッド機関から作用するトル
クを検出し、前記トルク検出値に基づいて第2モータの
トルク指令を演算・補償するものである。本技術では、
ハイブリッドシステムの制御性能を向上させることがで
きるという特徴がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、ハ
イブリッド機関から出力されるトルクを検出し、そのト
ルク検出値に基づいて第2モータのトルク指令を演算す
るので、車両が必要としているトルクを適正にエンジン
とモータに指令することができる。しかしながら、車両
を駆動する第2モータにはトルク指令を与えるのみであ
り、速度急変等の外乱が入った場合には、第2モータの
発生トルクはトルク指令から外れ、結果として車両が必
要としているトルクを駆動装置から出力できなくなるこ
とが考えられる。
【0004】そこで、本発明の目的は、常に高精度のト
ルク制御が行える駆動力制御装置を有するハイブリッド
車を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、エンジンと
モータと発電機を有し、前記エンジンと前記モータによ
り車両を駆動し、前記発電機によりバッテリを充電する
ハイブリッド車において、前記ハイブリッド車が、前記
モータの発生トルクを検出または推定し、前記モータの
トルク指令と前記発生トルクを比較し、前記トルク指令
と前記発生トルクとの差分が所定値以上になったとき
に、前記差分を補償するように前記発電機を力行動作さ
せる駆動力制御手段を備えることにより達成される。ま
た、前記エンジンの発生トルクを検出または推定し、前
記エンジンのトルク指令と前記発生トルクを比較し、前
記トルク指令と前記発生トルクとの差分が所定値以上に
なったときに、前記差分を補償するように前記発電機を
力行動作させる駆動力制御手段を備えることによっても
上記目的は達成される。さらには、前記モータと前記エ
ンジンの発生トルクを検出または推定し、前記モータと
前記エンジンのトルク指令の和と、前記モータと前記エ
ンジンの発生トルクの和とを比較し、前記トルク指令の
和と前記発生トルクの和との差分が所定値以上になった
ときに、前記差分を補償するように前記発電機を力行動
作させる駆動力制御手段を備えることによっても上記目
的は達成される。その他、前記モータと前記エンジンの
発生トルクを検出または推定し、アクセルとブレーキか
ら得られるトルク指令と、前記モータと前記エンジンの
発生トルクの和とを比較し、前記トルク指令と前記発生
トルクの和との差分が所定値以上になったときに、前記
差分を補償するように前記発電機を力行動作させる駆動
力制御手段を備えること、さらには車輪に伝達される軸
トルクを検出し、前記軸トルクに前記トルク指令に存在
しない振動が発生した場合には、前記振動を抑制するよ
うに前記発電機を力行動作させる駆動力制御手段を備え
ることによっても、ハイブリッド車のトルク制御精度を
向上させることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図を参照し説明する。
【0007】最初に、図1を用いて本発明の第1の実施
例を説明する。図1は本発明の第1の実施例である、駆
動用モータの発生トルクを発電機により補正する方式の
構成を示す図である。
【0008】まず、本発明を適用するハイブリッド車の
基本的な部分の構成例を説明する。ただし、本発明が適
用されるハイブリッド車の構成は、本発明の目的を達成
できる構成であれば以下に説明する構成に限定されるも
のではない。さらに、以下の説明において使用するモー
タおよび発電機は永久磁石同期モータとして説明する
が、本発明はモータの種類によって適用範囲を限定され
るものではない。図1中のエンジン1の出力軸は駆動モ
ータ2の回転軸に接続されており、駆動モータ2の回転
軸は変速機3の入力軸に接続されている。さらに変速機
3の出力軸はデファレンシャルギア4に接続されてお
り、エンジン1の出力と駆動モータ2の出力が左右の車
輪5に伝達されるように構成されている。ここで、エン
ジン1の出力軸と駆動モータ2の回転軸の接続方法とし
ては、図1では駆動モータ2の固定子側を中空構造とし
て、エンジン1の出力軸と駆動モータ2の入力軸を接続
するようにしている。しかし、この他にもギアを用いて
エンジン1の出力軸と駆動モータ2の出力軸とを接続す
る方式もある。さらにエンジン1の出力軸はギア6を介
して発電機7の入力軸に接続されている。この発電機7
は駆動モータ2を駆動するために必要な電力を貯えるバ
ッテリ(図示せず)を充電するものである。また、この
ハイブリッド車では、以上の構成要素を制御する制御手
段8,9等を制御装置(図示せず)内に備えている。
【0009】次に本発明である駆動力制御手段について
説明する。この駆動力制御手段10は制御装置内に構成
されている。以下、駆動力制御手段10の構成と動作を
図2を用いて説明する。まず駆動力制御手段10では、
制御手段8より駆動モータ2の電流値I1^をトルク演
算部15に入力して駆動モータ2の発生トルクTr1^を
演算する。このトルクの演算は数式1に基づいて行われ
る。
【0010】
【数1】 Tr=p・φa・iq+p・(Ld−Lq)・id・iq 数式1において、Trはモータの発生トルク、pは極対
数、φaは界磁主磁束、idは同期モータの回転座標系
磁束方向であるd軸成分の電流、iqは同期モータの回
転座標系磁束方向に直行するq軸成分の電流、Ldはd
軸インダクタンス、Lqはq軸インダクタンスである。
ここで、図1,図2ではトルクの推定演算を行うために
3相交流のモータ電流I1^を入力するように示してい
るので、id,iqを得るためにトルク演算部15には
別途、3相/dq座標変換手段が必要となる。しかし、
一般に駆動モータ2の制御手段8では高応答な電流制御
を実現させるために回転座標系dq軸での電流制御が行
われるので、id,iqは検出されていることが多い。
よって、そのような場合にはid,iqの検出値を制御
手段8より直接入力することができる。さらに、駆動力
制御手段10では、駆動モータ2のトルク指令Tr1*
を入力して、減算器16においてTr1*とトルク演算
部15で得られたトルク演算値Tr1^との差分ΔTr
1を演算する。その後、発電機トルク指令演算部17に
おいて差分ΔTr1を補償する発電機7のトルク指令T
r2*を演算し、Tr2*を発電機7の制御手段9に出力
する。この時の発電機トルク指令演算部17の動作を図
3のフローチャートを用いて説明する。まず、発電機ト
ルク指令演算部17ではステップ20において、入力し
たトルク偏差ΔTr1と予め設定した所定値との大小関
係を判断する。ステップ20においてトルク偏差ΔTr
1が所定値よりも小さかった場合は、発電機7によるト
ルクの補償は行わず、必要に応じてバッテリの充電を行
うように発電動作を行う。それに対して、トルク偏差Δ
Tr1が所定値よりも大きかった場合は、ステップ21
においてバッテリ(図示せず)の充放電状態を確認し充
電が必要であるかを判断する。ここで、充電が必要であ
ると判断された場合にはステップ22に移り、発電動作
を行いバッテリを充電する。それに対してステップ21
において、充電は不要であると判断された場合にはステ
ップ23において、駆動モータ2のトルク偏差ΔTr1
を補正する発電機7のトルク指令Tr2* を演算する。
図3ではTr2* =ΔTr1としているが、トルク偏差
ΔTr1に適当な値を乗算してトルク指令Tr2* を調
整してもよい。そして最後にステップ24において発電
機7の制御手段9に対してトルク指令Tr2* を出力す
る。
【0011】以上のように、駆動力制御手段では、駆動
モータのトルク指令と発生しているトルクを比較し、車
輪の駆動に影響を与えるような大きい偏差が生じた場合
においても、バッテリ充電用の発電機を力行動作させ、
偏差分を補償するようなトルクを発生させるので、駆動
モータのトルク指令に相当するトルクを車輪軸に出力す
ることができるようになる。その結果として、ハイブリ
ッド駆動装置のトルク制御精度が向上する。また、この
時の発電機の電流制御の応答速度を駆動モータの電流制
御の応答速度に対して速く設定しておくことにより、よ
り十分な効果が得られるようになる。
【0012】次に、図4を用いて本発明の第2の実施例
を説明する。図4は本発明の第2の実施例である、エン
ジンの発生トルクを発電機により補正する方式の構成を
示す図である。この実施例でも駆動力制御手段10は制
御装置内に構成されている。以下、駆動力制御手段10
の構成と動作を図5を用いて説明する。本実施例での駆
動力制御手段10の構成と動作は、基本的には上述の第
1の実施例と同じであるが、補償するトルクの対象が駆
動モータ2からエンジン1に代わる。まず、駆動力制御
手段10では、制御手段30よりエンジン1の状態変数
群E(Eは回転数,空気量,燃料噴射量等で構成され
る。)をトルク演算部15に入力してエンジン1の発生
しているトルクTe^を演算する。さらに、駆動力制御
手段10ではエンジン1のトルク指令Te* を入力し、
減算器16においてTe* とトルク演算部15で得られ
たトルク演算値Te^との差分ΔTeを演算する。その
後、発電機トルク指令演算部17において差分ΔTeを
補償するような発電機7のトルク指令Tr2* を演算
し、Tr2* を発電機7の制御手段9に出力する。この
時の発電機トルク指令演算部17の動作は、図3のフロ
ーチャートにおいてトルク偏差ΔTr1がΔTeに代わ
るだけなので、ここでは説明を省略する。
【0013】以上のように、駆動力制御手段では、エン
ジンのトルク指令と発生しているトルクを比較し、車輪
の駆動に影響を与えるような大きい偏差が生じた場合に
おいても、バッテリ充電用の発電機を力行動作させ、偏
差分のトルクを発生させるので、エンジンのトルク指令
に相当するトルクを車輪軸に出力することができるよう
になる。その結果、ハイブリッド駆動装置のトルク制御
精度が向上する。通常エンジンのトルク応答はモータに
比べて緩慢であるので、モータを用いたエンジンのトル
ク誤差の補正は十分可能である。
【0014】次に、図6を用いて本発明の第3の実施例
を説明する。図6は本発明の第3の実施例である、駆動
モータとエンジンの発生トルクを発電機により補正する
方式の構成を示す図である。図6中の駆動力制御手段1
0の構成と動作を図7を用いて説明する。まず、駆動力
制御手段10では、制御手段30よりエンジン1の状態
変数群E(Eは回転数,空気量,燃料噴射量等で構成さ
れる。)を、さらに制御手段8より駆動モータ2の電流
値I1^をそれぞれトルク演算部15に入力して、駆動
モータ2の発生トルクとエンジン1の発生トルクをそれ
ぞれ算出し、駆動モータ2とエンジン1の発生トルクの
和T1^を演算する。ここで、駆動モータ2の発生トル
クの算出方法は第1の実施例で説明した方法,エンジン
1の発生トルク算出方法は第2の実施例で説明した方法
と同一である。さらに、加算器35でエンジン1のトル
ク指令Te* と駆動モータ2のトルク指令Tr1* との
和T1* を演算し、減算器16においては、駆動モータ
2とエンジン1の発生トルクの和T1^と、エンジン1
のトルク指令Te* と駆動モータ2のトルク指令Tr1
* の和T1* との差分ΔT1を演算する。その後、発電
機トルク指令演算部17において差分ΔT1を補償する
ような発電機7のトルク指令Tr2* を演算し、Tr2
* を発電機7の制御手段9に出力する。この時の発電機
トルク指令演算部17の動作は、図3のフローチャート
においてトルク偏差ΔTr1がΔT1に代わるだけなの
で、説明を省略する。
【0015】以上のように、駆動力制御手段では、エン
ジンと駆動モータとのトルク指令の和と、発生している
トルクの和とを比較し、車輪の駆動に影響を与えるよう
な大きい偏差が生じた場合においても、バッテリ充電用
の発電機を力行動作させ、偏差分のトルクを発生させる
ので、エンジンと駆動モータで発生すべきトルクを車輪
軸に出力することができるようになる。その結果とし
て、ハイブリッド駆動装置のトルク制御精度が向上す
る。本実施例においても、発電機のトルク制御の応答速
度をエンジンや駆動モータの応答速度より速くなるよう
に設定すれば、十分な効果を得ることができる。また、
エンジンと駆動モータとのトルク指令の和は、ハイブリ
ッド車のアクセルとブレーキの信号により演算されるト
ルク指令に基づいて決定される場合が多いので、エンジ
ンと駆動モータのトルク指令の和の代わりにアクセルと
ブレーキの信号により演算されるトルク指令を用いても
よい。次に、図8を用いて本発明の第4の実施例を説明
する。図8は本発明の第4の実施例である、車輪に伝達
される軸トルクを発電機により補正する方式の構成を示
す図である。本実施例では、車輪5に伝達される軸トル
クを軸トルク検出手段40により検出し、さらに検出さ
れた値Ta^を駆動力制御手段10に入力し、検出され
たTa^にトルク指令に存在しない周波数成分の振動が
現れた場合には発電機7を用いてその振動成分を補償す
る。この場合の駆動力制御手段10の構成を図9に示
す。駆動力制御手段10ではまず、振動検出部45に軸
トルクの検出値Ta^を入力し、本来トルク指令に存在
しない振動成分fa^を検出する。この振動検出部45
での検出方法はFFT解析方法等従来の周波数解析方法
を用いればよい。さらに、発電機トルク指令演算部17
において振動成分fa^を入力としてfa^を打ち消す
ようなトルク指令Tr2* を演算する。ここでのトルク
指令Tr2* は、例えば振動成分fa^と逆位相で、か
つ現在の変速比を考慮して車輪軸に振動成分相当の大き
さのトルクが発生するような振幅を持つ指令である。
【0016】以上のように、駆動力制御手段では、車輪
軸に振動が発生した場合に置いても、軸トルクを検出
し、さらに軸トルクに含まれる振動成分のみを検出し、
振動成分を打ち消すように発電機によるトルク補正を行
うので、ハイブリッド車のトルク制御精度を向上させる
ことができる。なお、本実施例においては、トルク検出
手段を用いて軸トルクを検出するようにしたが、モータ
や車両の慣性,機械系の共振周波数,エンジンや駆動モ
ータの発生トルク等がわかる場合には、これらの値を用
いて軸トルク推定を行ってもよい。さらに本実施例で
は、振動成分の検出にFFT解析を用いるとしている
が、ハイパスフィルタ等を用いて高周波成分のみを検出
しても実現可能である。
【0017】以上が本発明の実施例であるが、エンジン
や駆動モータのトルク推定は、トルク検出器を用いて検
出を行っても差し支えない。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、エンジンや駆動モータ
の発生トルクを推定または検出し、発電機により指令値
との偏差分を補正するようにしたので、ハイブリッド車
のトルク制御精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である、駆動用モータの
発生トルクを発電機により補正する方式の構成を示す図
である。
【図2】第1の実施例における駆動力制御手段10の構
成を示す図である。
【図3】発電機トルク指令演算部17の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例である、エンジンの発生
トルクを発電機により補正する方式の構成を示す図であ
る。
【図5】第2の実施例における駆動力制御手段10の構
成を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施例である、駆動モータとエ
ンジンの発生トルクを発電機により補正する方式の構成
を示す図である。
【図7】第3の実施例における駆動力制御手段10の構
成を示す図である。
【図8】本発明の第4の実施例である、車輪に伝達され
る軸トルクを発電機により補正する方式の構成を示す図
である。
【図9】第4の実施例における駆動力制御手段10の構
成を示す図である。
【符号の説明】
1…エンジン、2…駆動モータ、7…発電機、8,9,
30…制御手段、10…駆動力制御手段、15…トルク
演算部、17…発電機トルク指令演算部、40…軸トル
ク検出手段、45…振動検出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 信補 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 山田 昭彦 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 3G093 AA04 AA07 AA16 BA14 BA33 DA00 DA01 DA08 DA09 DB00 DB20 EB09 FA11 5H115 PG04 PI16 PI22 PI29 PU10 PU24 PU28 RB26 RE03 SE04 SE05 TE05 TO04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンとモータと発電機を有し、前記エ
    ンジンと前記モータにより車両を駆動し、前記発電機に
    よりバッテリを充電するハイブリッド車において、前記
    ハイブリッド車は、前記モータの発生トルクを検出また
    は推定し、前記モータのトルク指令と前記発生トルクを
    比較し、前記トルク指令と前記発生トルクとの差分が所
    定値以上になったときに、前記差分を補償するように前
    記発電機を力行動作させる駆動力制御手段を備えたこと
    を特徴とするハイブリッド車。
  2. 【請求項2】エンジンとモータと発電機を有し、前記エ
    ンジンと前記モータにより車両を駆動し、前記発電機に
    よりバッテリを充電するハイブリッド車において、前記
    ハイブリッド車は、前記エンジンの発生トルクを検出ま
    たは推定し、前記エンジンのトルク指令と前記発生トル
    クを比較し、前記トルク指令と前記発生トルクとの差分
    が所定値以上になったときに、前記差分を補償するよう
    に前記発電機を力行動作させる駆動力制御手段を備えた
    ことを特徴とするハイブリッド車。
  3. 【請求項3】エンジンとモータと発電機を有し、前記エ
    ンジンと前記モータにより車両を駆動し、前記発電機に
    よりバッテリを充電するハイブリッド車において、前記
    ハイブリッド車は、前記モータと前記エンジンの発生ト
    ルクを検出または推定し、前記モータと前記エンジンの
    トルク指令の和と前記モータと前記エンジンの発生トル
    クの和とを比較し、前記トルク指令の和と前記発生トル
    クの和との差分が所定値以上になったときに、前記差分
    を補償するように前記発電機を力行動作させる駆動力制
    御手段を備えたことを特徴とするハイブリッド車。
  4. 【請求項4】エンジンとモータと発電機を有し、アクセ
    ルとブレーキの信号から得られるトルク指令に基づいて
    前記エンジンと前記モータにより車両を駆動し、前記発
    電機によりバッテリを充電するハイブリッド車におい
    て、前記ハイブリッド車は、前記モータと前記エンジン
    の発生トルクを検出または推定し、前記アクセルとブレ
    ーキの信号によるトルク指令と、前記モータと前記エン
    ジンの発生トルクの和とを比較し、前記トルク指令と前
    記発生トルクの和との差分が所定値以上になったとき
    に、前記差分を補償するように前記発電機を力行動作さ
    せる駆動力制御手段を備えたことを特徴とするハイブリ
    ッド車。
  5. 【請求項5】エンジンとモータと発電機を有し、アクセ
    ルとブレーキの信号から得られるトルク指令に基づいて
    前記エンジンと前記モータにより車両を駆動し、前記発
    電機によりバッテリを充電するハイブリッド車におい
    て、前記ハイブリッド車は、車輪に伝達される軸トルク
    を検出または推定し、前記軸トルクに前記トルク指令に
    存在しない振動が発生した場合には、前記振動を抑制す
    るように前記発電機を力行動作させる駆動力制御手段を
    備えたことを特徴とするハイブリッド車。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5の何れかにおいて、前記
    発電機は、前記バッテリの充電量が所定値以下であった
    場合は発電動作を行い、前記バッテリの充電量が所定値
    以上であった場合のみ力行動作を行うことを特徴とする
    ハイブリッド車。
  7. 【請求項7】請求項1ないし5の何れかにおいて、前記
    発電機のトルク制御系の応答速度は、前記モータおよび
    前記エンジンのトルク制御系の応答速度より速くなるよ
    うに設定されることを特徴とするハイブリッド車。
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Cited By (7)

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