JP4777681B2 - 陽極接合装置、陽極接合方法及び加速度センサの製造方法 - Google Patents

陽極接合装置、陽極接合方法及び加速度センサの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、対向配置された二つの電極板の間に配置される複数の基板を良好に接合させる陽極接合装置、陽極接合方法及び加速度センサの製造方法に関する。
陽極接合方法は、例えば半導体基板とガラス基板を接合する場合、あるいは、MEMS(Micro−Electrical−Mechanical−System)技術を用いたマイクロマシニングセンサを有するシリコン構造体等を形成するためにガラス層を介してシリコン基板同士を接合させる場合に多く用いられている。
従来、陽極接合装置は、二つの電極板を対向配置した一対の電極を有し、その電極間に接合しようとする2枚の基板を平行に重ね合わせて配置していた。そしてこれら基板の一方に接する電極板を陽極、他方に接する電極板を陰極として、接合しようとする2枚の基板に電圧を印加することによりこれら基板の接合を行っていた。このとき、接合しようとする2枚の基板がそれぞれ均一に密着され、この密着された部分において陽極接合が行われる構成となっていた。
ここで陽極接合について簡単に説明する。例えばシリコン基板とガラス基板とを陽極接合させる場合、シリコン基板側の電極を陽極としガラス基板側の電極を陰極とする。このときにこれら電極に電圧を印加するとシリコン基板に正電荷が帯電する。ガラス基板は電極側にNaイオンが引き寄せられることによりガラス基板のシリコン基板側に負電荷が帯電する。シリコン基板とガラス基板の接合面においてこれら正電荷と負電荷が集まるために大きな静電引力が生じ、これらシリコン基板とガラス基板が接合される。
しかしながら、接合しようとする複数の基板は完全な平坦状ではなく、凸状あるいは凹状の反りを有している。このため、これら2枚の基板の接合面はこれら基板の密着性が不均一なものとなり、この不均一性から接合過程において接合面に不測の空間が発生してしまうために未密着部分が形成され、ひいては未接合部分が発生してしまうという課題を有していた。
このような課題を解決するために、たとえば特許文献1には、シリコン基板とガラス基板とを接合する場合において、機械的にシリコン基板を接合面側に凸状に反らせた状態で陽極接合する陽極接合装置が開示されている。この陽極接合装置では、図6に示すように、ガラス基板10に対向配置されたシリコン基板20の外周縁の4点をスライダー30で上方に持ち上げるとともに、シリコン基板20の中心を上部電極で押し下げることによってシリコン基板20を接合面側に凸状に反らせた状態にする。そして、スライダー30を徐々に外方へ移動させることにより、シリコン基板20の中心部から外周側へ反りを解除させて陽極接合することを開示している。
さらに、例えば特許文献2には、シリコン基板とガラス基板とを接合する場合において、成膜技術により予めシリコン基板を接合面側に凸状に反らせた状態にした後にガラス基板と陽極接合する技術が開示されている。この技術では、図7に示すように、第1のシリコン基板10の接合面側の面に第1の酸化膜20を形成し、さらに接合面と反対側の面に第1の酸化膜20よりも膜厚の薄い第2の酸化膜30を形成することによって、膜厚差を利用してシリコン基板10を接合面側へ凸状に反らせた状態にする。そして、ガラス基板40を接合し、接合面側へ凸状に反らせた状態のガラス基板40と第2のシリコン基板50とを接合することを開示している。
特開平7−183181 特開平9−246127
しかしながら、特許文献1は、基板周辺に形成されたスライダーと上部電極を用いて基板に機械的に応力をかけるため、基板周辺または基板中央でクラックやチッピング等を発生させる虞がある。さらに、電荷が中央に向かって移動するために外縁部における接合強度が弱まる虞がある。また特許文献1及び特許文献2は、接合しようとする基板自体を反らせる、特に、接合面に対して凹状に反った基板を、基板外部からの応力によって接合面に対して凸状に反らせるものである。このため、例えば基板の素子形成面における表面積の変化を考えると容易に理解できるように、接合面に対して凹状に反った基板を凸状に反らせるため、基板に過大なストレスが生じる虞がある。これらの虞は、近年の半導体基板の薄型化に伴い基板の破損等さらに深刻な事態となる虞がある。
また、加速度センサに代表されるMEMSのシリコン構造体のような外部応力を計測する素子を有する基板を接合させる場合においてはこのような過大な形状変化に非常に弱いため素子自体が破損もしくは破壊されてしまう虞がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、上記課題を解決するにあたり本発明の陽極接合装置、陽極接合方法及び加速度センサの製造方法は以下のような特徴を有している。
本発明の陽極接合装置は、第1の電極板の第1の面と第2の電極板の第2の面とが対向するように配置された一対の電極を有する陽極接合装置であって、第1の電極板の第1の面は、積層基板が搭載されかつ第1の中央領域を内包する第1の基板配置領域と第1の基板配置領域を囲む第1の周辺領域とを含み、第2の電極板の第2の面は、第1の電極板の第1の中央領域に対応する第2の中央領域と、第1の基板配置領域に対応し第2の中央領域を囲む第2の基板配置領域と、第1の周辺領域に対応し第2の基板配置領域を囲む第2の周辺領域とを含み、第2の電極板は、第1の中央領域と第2の中央領域との距離が第1の周辺領域と第2の周辺領域の距離よりも小さくなるように第1の電極板方向へ湾曲した湾曲部を有している。
本発明の陽極接合方法は、積層基板が搭載されかつ第1の中央領域を内包する第1の基板配置領域と第1の基板配置領域を囲む第1の周辺領域とを含む第1の面を有する第1の電極板と、第1の電極板の第1の中央領域に対応する第2の中央領域と第1の基板配置領域に対応し第2の中央領域を囲む第2の基板配置領域と第1の周辺領域に対応し第2の基板配置領域を囲む第2の周辺領域とを含む第2の面を有する第2の電極板であって、第1の中央領域と第2の中央領域との距離が第1の周辺領域と第2の周辺領域との距離よりも小さくなるように第1の電極板方向へ湾曲した湾曲部を有する第2の基板とを有し、第1の電極板の第1の面と第2の電極板の第2の面とが対向するように配置された一対の電極を有する陽極接合装置を準備する工程と、第1の電極板の第1の中央領域と第1の基板配置領域とに亘って積層基板を配置する工程と、第2の電極板の第2の中央領域と積層基板とを接触させ、接触領域を形成する第1の接触工程と、第2の電極板の第2の基板配置領域と積層基板とを接触させることにより、積層基板全体に接触領域を拡大させる第2の接触工程と、第1の電極板と第2の電極板とに亘って電圧を印加することによって、積層基板を接合する接合工程と、を有することを特徴としている。
本発明の加速度センサの製造方法は、積層基板が搭載されかつ第1の中央領域を内包する第1の基板配置領域と第1の基板配置領域を囲む第1の周辺領域とを含む第1の面を有する第1の電極板と、第1の電極板の第1の中央領域に対応する第2の中央領域と第1の基板配置領域に対応し第2の中央領域を囲む第2の基板配置領域と第1の周辺領域に対応し第2の基板配置領域を囲む第2の周辺領域とを含む第2の面を有する第2の電極板であって、第1の中央領域と第2の中央領域との距離が第1の周辺領域と第2の周辺領域との距離よりも小さくなるように第1の電極板方向へ湾曲した湾曲部を有する第2の基板とを有し、第1の電極板の第1の面と第2の電極板の第2の面とが対向するように配置された一対の電極を有する陽極接合装置を準備する工程と、積層基板は、加速度センサが形成された加速度センサ基板と加速度センサ基板に接するガラス基板とを有し、第1の電極板の第1の基板配置領域に積層基板を配置する工程と、第2の電極板の第2の中央領域と積層基板とを接触させ、接触領域を形成する第1の接触工程と、第2の電極板の第2の基板配置領域と積層基板とを接触させることにより、積層基板全体に接触領域を拡大させる第2の接触工程と、第1の電極板と第2の電極板とに亘って電圧を印加することによって、加速度センサ基板とガラス基板を接合する接合工程と、を有することを特徴としている。
本発明によれば、基板に過大なストレスを与えることなく接合させる2枚の基板を均一に密着させることができ、これら2枚の基板を良好に接合することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態につき説明する。なお、この発明の説明に関して、ガラス基板等の従来公知の材料等を用いる場合があるが、この場合はこれら材料等の詳細な説明を省略する場合がある。
〔陽極接合装置〕
以下、図1及び図2を用いて本発明の実施例1に関する陽極接合装置について説明する。
図1は、本発明の実施例1における陽極接合装置の断面図である。図2は、図1に示す陽極接合装置の上面図であり、図2(a)のA−A´における断面図が図1に対応している。
本発明の実施例1に関する陽極接合装置は、図1に示す通り、第1の電極板110と、第2の電極板120と、固定部130とから構成される。
第1の電極板110は、第1の上面111と第1の上面111の反対側に設けられる第1の下面112とを有する方形状の電極板である。第1の上面111は、第1の中央領域111aと、第1の中央領域111aを囲む第1の基板配置領域111bと、第1の基板配置領域111bを囲む第1の周辺領域111cとを含んでいる。第1の中央領域111a及び第1の基板搭載領域111b上には後述する積層基板140が搭載される。このとき第1の中央領域111aは、積層基板140の最上面における第3の中央領域140aと上面側から見た場合に同一の位置になるように区画される。第1の電極板110の材料としては、導電性材料であれば良く、本実施例1での第1の電極板110は、後述する第2の電極板120と同材料であるカーボンを用いている。
第2の電極板120は、第1の電極板110の第1の上面111と対向する第2の下面122と第2の下面122の反対側に設けられる第2の上面121とを有する方形状の電極板である。第2の下面122は、第2の中央領域122aと、第2の中央領域122aを囲む第2の基板配置領域122bと、第2の基板配置領域122bを囲む第2の周辺領域122cとを含んでいる。第2の中央領域122aは第1の中央領域111a及び後述する積層基板140の第3の中央領域140aと上面側から見た場合に同一の位置になるように区画される。また、第2の基板配置領域122bは第1の基板配置領域111bと上面から見た場合に同一の位置になるように区画される。第2の基板120は第2の中央領域122aが積層基板140に向かって突出するように湾曲した湾曲部123を有している。第2の電極板120の材料として、変形可能な導電性材料であれば良く、例えば炭素を主成分とする材料が挙げられる。本実施例1での第2の電極板120は、カーボンからなる電極板を用いている。
固定部130は、第2の電極板120の第2の周辺領域122cに設けられている。固定部130は、第2の電極板120から第1の電極板110へ向かう方向に応力を加えることによって、第1の電極板110と第2の電極板120との間の積層基板140を固定することができるものである。固定部130の材料としては、本発明の実施例1ではねじを用いている。図2(a)に示すように、固定部130の位置は第2の周辺領域122b上であって、上面から見て第1の中央領域122aを通る直線上に配置されている。また、図2(b)に示すように、固定部130は第2の周辺領域122c上であって、第2の基板配置領域122bの周辺近傍に複数配置されていても良い。この場合、ある固定部130aに対して第2の基板配置領域122bを介して反対側にある固定部130bを締め込むことを繰り返すことによって、たとえばa→b→c→d→e…のような順番を繰り返しながら少しずつ締め込むことによって積層基板140を均一に密着させることができる。さらに、図2(c)に示すように、第2の電極板120の四隅に配置されていても良い。このように、固定部130が複数形成された場合、積層基板140の 全面に、より均等に応力をかけることができるため、均一に密着させることができる。
上記陽極接合装置によって接合される積層基板140は、少なくとも接合される2枚の基板が積層されていれば良く、本実施例1での積層基板140は、下部半導体基板141、接合用半導体基板142、接合用ガラス基板143、上部ガラス基板144、上部半導体基板145が下から順番で積層されている。積層基板140は、第1の電極板110の第1の上面111の第1の中央領域111aと第1の基板配置領域111bとに亘って配置される。積層基板140の最上面は、第1の中央領域111aと上面から見た場合に同一の位置になるように区画される第3の中央領域140aと第3の中央領域140aを囲む第3の周辺領域130bとを含む。
下部半導体基板141は、上面及び上面の反対側に設けられる下面を有し、下部半導体基板141の下面は、第1の電極板110の第1の中央領域111aと第1の基板配置領域111bとに亘って配置される(図示せず)。下部半導体基板141の材料は、素子形成が可能な半導体材料であれば良く、本実施例1では、シリコンを用いている。
接合用半導体基板142は、上面及び上面の反対側に設けられる下面を有し、接合用半導体基板142の下面は、下部半導体基板141の上面上に配置されている(図示せず)。接合用半導体基板142の下面には半導体素子が設けられている。接合用半導体基板142を下部半導体基板131上に形成することによって、素子が形成されている下面が第1の電極板に直接接することを防ぐことができる。接合用半導体基板142の材料としては、下部半導体基板141と同一の材料からなり、本実施例1では、シリコンを用いている。
接合用ガラス基板143は、上面及び上面の反対側に設けられる下面を有し、接合用ガラス基板143の下面は、接合用半導体基板142の上面上に配置されている(図示せず)。接合用ガラス基板143の材料としては、シリコンを主成分とする非晶性固体であり、本実施例1では、石英ガラスあるいは石英ガラスに酸化ホウ素等を添加した珪ホウ酸ガラスを用いている。
上部ガラス基板144は、上面及び上面の反対側に設けられる下面を有し、上部ガラス基板144の下面は、接合用ガラス基板143の上面上に配置されている(図示せず)。上部ガラス基板144の材料は、接合用ガラス基板143と同一の材料からなり、本実施例1では、石英ガラスあるいは石英ガラスに酸化ホウ素等を添加した珪ホウ酸ガラスを用いている。
上部半導体基板145は、上面及び上面の反対側に設けられる下面を有し、上部半導体基板145の下面は、上部ガラス基板144の上面上に配置されている(図示せず)。上部半導体基板145の材料は、半導体材料であれば良く、本実施例1ではシリコンを用いている。上部ガラス144の上面と上部半導体基板145の下面は予め陽極接合等により接合されている。接合用ガラス基板143上に上部ガラス基板144及び上部半導体基板145の接合した基板を配置することにより、第2の電極板120と接合用ガラス基板143が直接接することがなくなるため、接合するための電圧を印加したときの接合用ガラス基板143から第2の電極板120へNaイオンが移動し第2の電極板120が汚染することを防ぐことができる。
本発明の実施例1における陽極接合装置によれば、接合用半導体基板142と接合用ガラス基板143とのうちいずれか1つまたは両方が接合用半導体基板142と接合用ガラス基板143との接合面に向かって凹状に反っていた場合においても、第2の電極板120が湾曲部123を有するため、接合用半導体基板142と接合用ガラス基板143とを接合する場合に湾曲部123が積層基板140の第3の中央領域140aに初めに接する構造となっている。このため、まず第3の中央領域140aが密着し、その後に第2の電極板が変形していくことによって第3の周辺領域140bが密着することによって接合用半導体基板142と接合用ガラス基板143とが完全に密着する。従って、接合面は中央から周辺に向かって密着するために接合面に不測の空間が発生したとしても周辺に向かって空間内の気体が逃げることができるため良好に密着させることができる。さらに、接合させる基板を接合面に対して凸状に変形させる必要が無いため、接合させる基板に過大なストレスを与えることなく接合することができる。また、第1の電極板110及び第2の電極板120は積層基板140を完全に覆う構造であるため、電圧を印加した場合においても積層基板140の第3の中央領域140aと第3の周辺領域140bとに均一に電圧をかけることができるため、局所的に接合が弱くなる虞が無く良好に接合させることができる。
〔陽極接合方法〕
以下、図3〜図5を用いて本発明の実施例1に関する陽極接合方法について説明する。
図3に示すように、第1の電極板210と第2の電極板220とを対向配置させた陽極接合装置の第2の電極板220上に積層基板240を配置する。
ここで第1の電極板210は、第1の上面211と第1の下面212とを有する。第1の上面211は、第1の中央領域211aと、第1の基板配置領域211bと、第1の周辺領域211cとを含んでいる。第2の電極板220は、第2の上面221と第2の下面222とを有する。第2の下面222は、第2の中央領域222aと、第2の基板配置領域222bと、第2の周辺領域222cとを含んでいる。また、第2の電極220は湾曲部223を有している。積層基板240は、少なくとも接合される2枚の基板が積層されていれば良く、本実施例1の積層基板240は、下部半導体基板241、接合用半導体基板242、接合用ガラス基板243、上部ガラス基板244、上部半導体基板245が下から順番で積層されている。積層基板240は、第1の電極板210の第1の中央領域211aと第1の基板搭載領域211bとに亘って配置される。積層基板240の最上面は、第3の中央領域240aと第3の周辺領域240bとを含んでいる。固定部230は第2の電極板220の第2の周辺領域222cに設けられている。これら第1の電極板210、第2の電極板220、固定部230及び積層基板240の形状及び材料は本発明の陽極接合装置と同様であるためここでは詳細な説明を省略する。
積層基板240は、第1の電極板210の第1の中央領域211aと第2の基板配置領域211bとに亘って配置されており、第1の電極板210の第1の中央領域211aと第2の電極板220の第2の中央領域222aと積層基板240の第3の中央領域240aとは、上面側から見た場合に同一の位置になるように各々区画される。また、第1の電極板210の第1の基板配置領域211bと第2の電極板220の第2の基板配置領域222bと積層基板240の第3の周辺領域240bとは、上面側から見た場合に同一の位置になるように各々区画される。
図4に示すように、第1の電極板210の第1の中央領域211a及び第1の周辺領域211bに亘って配置された積層基板240の最上面の第3の中央領域240aに第1の電極板220の湾曲部223を密着させ接触領域250を形成する。このとき固定部230を締め込むことによって固定部230の第1の電極板210と第2の電極板220との距離を短くすることにより密着させる。
図5に示すように、固定部230をさらに締め込むことによって第2の電極板220から積層基板240に向かう応力を発生させ、接触領域250を積層基板240の最上面の中心から全体に亘って拡大させる。このとき第2の電極板220は固定部230の応力によって湾曲部223が平坦になるように変形する。さらに第1の電極板210と第2の電極板220と積層基板240とを密着させた後に第1の電極板210と第2の電極板220とに電圧を印加することにより、接合用半導体基板242と接合用ガラス基板243とを陽極接合する。本実施例2においては、450〜550Vの電圧を2〜3分間印加させることにより陽極接合を行う。これら条件は接合用半導体基板242と接合用ガラス基板243の材料、膜厚等の条件によって好適に変え得る。また、陽極接合をする際、真空下で行うか、大気圧下で行うかに関しては、真空下で行う場合は真空引きを行うために接合面において不測の空間ができることを抑えることができ、大気圧下では真空引きを行わないため真空引きによる基板形状の変形等を低減することが出来る。従ってこれらは用途に応じて好適に選択することができる。
本発明の実施例1における陽極接合方法によれば、接合用半導体基板242と接合用ガラス基板243とのうちいずれか1つまたは両方が接合用半導体基板242と接合用ガラス基板243との接合面に向かって凹状の反りを有している場合においても、第2の電極板220が湾曲部223を有するため、第2の電極板220を積層基板240に密着させる場合に湾曲部223が積層基板240の第3の中央領域240aに初めに接触して接触領域を形成する。さらに第2の電極板220が積層基板240に密着することによって接触領域を積層基板240の最上面全面に拡大させるように密着させるため、接合用半導体基板242と接合用ガラス基板243とを完全に密着させることができる。従って、接合面は中央から周辺に向かって密着するために接合面に不測の空間が発生したとしても周辺に向かって空間内の気体が逃げることができるため好適に密着させることができる。
さらに本実施例1における陽極接合方法によれは、接合用半導体基板242と接合用ガラス基板243とのうちいずれか1つまたは両方を接合面に向かって凸型に変形させる工程を有さないため、接合用半導体基板242と接合用ガラス基板243とに過大なストレスを与えることなく接合することができる。
また、固定部230を締め込む場合は、接合面に発生する不測の空間が中央から周辺に向かって移動するようための時間を考慮して締め込む。これによって接合用半導体基板242と接合用ガラス基板243との接合面から完全に不測の空間を除くことができ、完全に密着させることができる。
本発明の実施例1の陽極接合装置及び陽極接合方法は、例えば、接合用半導体基板が加速度センサ等のMEMS構造体が形成された基板であっても良い。加速度センサは、台座部と、錘部と、台座部と錘部を可撓的に接続する梁部とを有している。加速度センサは加速度に応じて錘部が変位し、その結果梁部が撓むことによって加速度を検知するため、製造過程での応力による歪等に非常に脆い構造を有している。このような加速度センサが形成された加速度センサ基板において陽極接合を行う場合において、本発明は加速度センサが形成された加速度センサ基板に対して過大な応力をかけることが無いため非常に有益である。すなわち、加速度センサを製造する場合に本発明を適用すれば、加速度センサ基板において過大な応力をかける必要が無いため、台座部の歪み、梁部の歪み及び破損を防ぐことができるため、好適に陽極接合を行うことができる。
本発明の実施例1における陽極接合装置の断面図。 本発明の実施例1における陽極接合装置を上面図。 本発明の実施例1における陽極接合方法を説明する図。 本発明の実施例1における陽極接合方法を説明する図。 本発明の実施例1における陽極接合方法を説明する図。 従来の陽極接合装置を説明する図。 従来の陽極接合技術を説明する図。
符号の説明
110,210 … 第1の電極板
111、211 … 第1の上面
112、212 … 第1の下面
111a、211a … 第1の中央領域
111b、211b … 第1の基板配置領域
111c、211c … 第1の周辺領域
123、223 … 湾曲部
120,220 … 第2の電極板
121、221 … 第2の上面
122,222 … 第2の下面
122a、222a … 第2の中央領域
122b、222b … 第2の基板配置領域
122c、222c … 第2の周辺領域
130、230 … 固定部
140、240 … 積層基板
140a、240a … 第3の中央領域
140b、240b … 第3の周辺領域
141,241 … 下部半導体基板
142,242 … 接合用半導体基板
143,243 … 接合用ガラス基板
144,244 … 上部ガラス基板
145,245 … 上部半導体基板
250 … 接触領域

Claims (20)

  1. 第1の電極板の第1の面と第2の電極板の第2の面とが対向するように配置された一対の電極を有する陽極接合装置であって、
    前記第1の電極板の前記第1の面は、積層基板が搭載されかつ第1の中央領域を内包する第1の基板配置領域と該第1の基板配置領域を囲む第1の周辺領域とを含み、
    前記第2の電極板の前記第2の面は、前記第1の電極板の前記第1の中央領域に対応する第2の中央領域と、前記第1の基板配置領域に対応し該第2の中央領域を囲む第2の基板配置領域と、前記第1の周辺領域に対応し該第2の基板配置領域を囲む第2の周辺領域と、を含み、
    前記第2の電極板は、前記第1の中央領域と前記第2の中央領域との距離が前記第1の周辺領域と前記第2の周辺領域の距離よりも小さくなるように前記第1の電極板方向へ湾曲した湾曲部を有することを特徴とする陽極接合装置。
  2. 請求項1に記載の陽極接合装置において、
    前記第2の電極板の前記第2の周辺領域に形成され、前記第1の電極板の前記第1の中央領域と前記第1の基板搭載領域とに亘って配置される前記積層基板に向かう応力を与えることによって該積層基板を加圧固定するための固定部を有することを特徴とする陽極接合装置。
  3. 請求項2に記載の陽極接合装置において、
    前記固定部は、前記第2の電極板の前記第2の周辺領域であって前記第2の基板配置領域近傍に沿って複数設けられていることを特徴とする陽極接合装置。
  4. 請求項2に記載の陽極接合装置において、
    前記第2の電極板は方形状を有し、
    前記固定部は、前記第2の電極板の前記第2の周辺領域の角部に複数設けられていることを特徴とする陽極接合装置。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれか1つに記載の陽極接合装置において、
    前記固定部は、前記第1の電極板の前記第1の周辺領域と前記第2の電極板の前記第2の周辺領域とに亘って形成されていることを特徴とする陽極接合装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の陽極接合装置において、
    前記第2の電極板は炭素を主成分とする材料により形成されることを特徴とする陽極接合装置。
  7. 積層基板が搭載されかつ第1の中央領域を内包する第1の基板配置領域と該第1の基板配置領域を囲む第1の周辺領域とを含む第1の面を有する第1の電極板と、前記第1の電極板の前記第1の中央領域に対応する第2の中央領域と前記第1の基板配置領域に対応し該第2の中央領域を囲む第2の基板配置領域と前記第1の周辺領域に対応し該第2の基板配置領域を囲む第2の周辺領域とを含む前記第2の面を有する第2の電極板であって、該第1の中央領域と該第2の中央領域との距離が該第1の周辺領域と該第2の周辺領域との距離よりも小さくなるように該第1の電極板方向へ湾曲した湾曲部を有する該第2の基板とを有し、該第1の電極板の該第1の面と該第2の電極板の該第2の面とが対向するように配置された一対の電極を有する陽極接合装置を準備する工程と、
    前記第1の電極板の前記第1の中央領域と前記第1の基板配置領域とに亘って前記積層基板を配置する工程と、
    前記第2の電極板の前記第2の中央領域と前記積層基板とを接触させ、接触領域を形成する第1の接触工程と、
    前記第2の電極板の前記第2の基板配置領域と前記積層基板とを接触させることにより、該積層基板全体に前記接触領域を拡大させる第2の接触工程と、
    前記第1の電極板と前記第2の電極板とに亘って電圧を印加することによって、前記積層基板を接合する接合工程と、
    を有することを特徴とする陽極接合方法。
  8. 請求項7に記載の陽極接合方法において、
    前記第2の電極板の前記第2の周辺領域に形成され、該第2の電極板から前記第1の電極板に向かう応力を与えることによって前記積層基板を加圧固定する固定部を有し、前記第2の接触工程は、該固定部が該積層基板に応力を与えることによって前記接触領域を拡大させることを特徴とする陽極接合方法。
  9. 請求項8に記載の陽極接合方法において、
    前記固定部は、前記第2の電極板の前記第2の周辺領域であって前記第2の基板配置領域近傍に沿って複数設けられ、前記第2の接触工程は、該複数の固定部が均等に前記積層基板に応力を与えることによって前記接触領域を拡大させることを特徴とする陽極接合方法。
  10. 請求項8に記載の陽極接合方法において、
    固定部は、方形状の前記第2の電極板の前記第2の周辺領域の角部に複数設けられ、前記第2の接触工程は、該複数の固定部が前記均等に応力を与えることによって前記接触領域を拡大させることを特徴とする陽極接合方法。
  11. 請求項8に記載の陽極接合方法において、
    固定部は、方形状の前記第2の電極板の前記第2の周辺領域の第1の角部、該第1の角部に隣接する第2の角部、該第2の角部に隣接する第3の角部、及び該1の角部と該第3の角部とに挟まれる第4の角部それぞれに設けられ、前記第2の接触工程は、該第1の角部と第3の角部とに応力を与える工程と該第2の角部と該第4の角部とに応力を与える工程とからなることを特徴とする陽極接合方法。
  12. 請求項8乃至請求項11のいずれか1つに記載の陽極接合方法において、
    前記固定部は、前記第1の電極板の前記第1の周辺領域と前記第2の電極板の前記第2の周辺領域とに亘って形成され、前記第2の接触工程は、該固定部の該第1の電極板の第1の面から前記第2の電極の第2の面までの距離を短くすることによって応力を与えることを特徴とする陽極接合方法。
  13. 請求項8乃至請求項12のいずれか1つに記載の陽極接合方法において、
    前記積層基板は、接合用半導体基板と接合用ガラス基板とが直接接するように積層され、該接合用半導体基板と該接合用ガラス基板とは複数の保護層の間に配置された構造を有することを特徴とする陽極接合方法。
  14. 積層基板が搭載されかつ第1の中央領域を内包する第1の基板配置領域と該第1の基板配置領域を囲む第1の周辺領域とを含む第1の面を有する第1の電極板と、前記第1の電極板の前記第1の中央領域に対応する第2の中央領域と前記第1の基板配置領域に対応し該第2の中央領域を囲む第2の基板配置領域と前記第1の周辺領域に対応し該第2の基板配置領域を囲む第2の周辺領域とを含む前記第2の面を有する第2の電極板であって、該第1の中央領域と該第2の中央領域との距離が該第1の周辺領域と該第2の周辺領域との距離よりも小さくなるように該第1の電極板方向へ湾曲した湾曲部を有する該第2の基板とを有し、該第1の電極板の該第1の面と該第2の電極板の該第2の面とが対向するように配置された一対の電極を有する陽極接合装置を準備する工程と、
    前記積層基板は、加速度センサが形成された加速度センサ基板と該加速度センサ基板に接するガラス基板とを有し、前記第1の電極板の前記第1の基板配置領域に該積層基板を配置する工程と、
    前記第2の電極板の前記第2の中央領域と前記積層基板とを接触させ、接触領域を形成する第1の接触工程と、
    前記第2の電極板の前記第2の基板配置領域と前記積層基板とを接触させることにより、該積層基板全体に前記接触領域を拡大させる第2の接触工程と、
    前記第1の電極板と前記第2の電極板とに亘って電圧を印加することによって、前記加速度センサ基板と前記ガラス基板を接合する接合工程と、
    を有することを特徴とする加速度センサの製造方法。
  15. 請求項14に記載の加速度センサの製造方法において、
    前記第2の電極板の前記第2の周辺領域に形成され、該第2の電極板から前記第1の電極板に向かう応力を与えることによって前記加速度センサ基板と前記ガラス基板とを加圧固定する固定部を有し、前記第2の接触工程は、該固定部が該積層基板に応力を与えることによって前記接触領域を拡大させることを特徴とする加速度センサの製造方法。
  16. 請求項15に記載の加速度センサの製造方法において、
    前記固定部は、前記第2の電極板の前記第2の周辺領域であって前記第2の基板配置領域近傍に沿って複数設けられ、前記第2の接触工程は、該複数の固定部が前記均等に応力を与えることによって前記接触領域を拡大させることを特徴とする加速度センサの製造方法。
  17. 請求項15に記載の加速度センサの製造方法において、
    固定部は、方形状の前記第2の電極板の前記第2の周辺領域の角部に複数設けられ、前記第2の接触工程は、該複数の固定部が均等に応力を与えることによって前記接触領域を拡大させることを特徴とする加速度センサの製造方法。
  18. 請求項15に記載の加速度センサの製造方法において、
    固定部は、方形状の前記第2の電極板の前記第2の周辺領域の第1の角部、該第1の角部に隣接する第2の角部、該第2の角部に隣接する第3の角部、及び該1の角部と該第3の角部とに挟まれる第4の角部それぞれに設けられ、前記第2の接触工程は、該第1の角部と第3の角部とに応力を与える工程と該第2の角部と該第4の角部とに応力を与える工程とからなることを特徴とする加速度センサの製造方法。
  19. 請求項15乃至請求項18のいずれか1つに記載の加速度センサの製造方法において、
    前記固定部は、前記第1の電極板の前記第1の周辺領域と前記第2の電極板の前記第2の周辺領域とに亘って形成され、前記第2の接触工程は、該固定部の該第1の電極板の第1の面から前記第2の電極の第2の面までの距離を狭くすることによって応力を与えることを特徴とする加速度センサの製造方法。
  20. 請求項8乃至請求項12のいずれか1つに記載の陽極接合方法において、
    前記積層基板は、加速度センサ基板と該加速度センサ基板と接合する接合用ガラス基板とが直接接するように積層され、該加速度センサ基板と該接合用ガラス基板とは複数の保護層の間に配置された構造を有することを特徴とする陽極接合方法。
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