JP4777154B2 - プローブユニット - Google Patents

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Description

本発明は、検査対象の回路構造と該検査対象に対して検査用の信号を送信する回路構造との間を電気的に接続するプローブおよび当該プローブを収容するプローブユニットに関する。
半導体集積回路などの回路基板を製造する際には、不良品を検出するために電気特性検査が行われる。具体的には、検査対象の回路構造に形成された配線パターンにおける電気的な短絡および断線の有無の検査(導通検査)や、その回路構造に対して検査用の信号を入力したときの動作特性検査などが行われる。このような電気特性検査では、検査対象の回路基板と検査用の信号を生成する信号処理装置との間の電気的な接続を図るため、導電性材料から成る細径のプローブ(導電性接触子)が用いられている。
近年、回路基板の高集積化、微細化に伴って、プローブ間のピッチを狭小化するための技術が進歩してきている。プローブ間のピッチを狭小化するためには、プローブの径も細径化するのが好ましいが、例えばバネを用いたピン型のプローブでは細径化に限界があるため、そのようなプローブに代わるものとして、屈曲可能な弾性を備えたワイヤ型のプローブが適用されることが多くなってきている。
複数のワイヤ型のプローブを収容するプローブユニットには、検査時に複数のプローブが撓む方向を一様に揃えるためのさまざまなな工夫が施されている。例えば、各プローブの両端部を横方向へ所定距離だけシフトさせることによってプローブの撓む方向を揃える技術が知られている(例えば、特許文献1〜5を参照)。この技術では、プローブの両端部を除く本体部分外周を被覆するように設けられた絶縁被膜の端部が段部をなしており、この段部が、プローブホルダに形成されたプローブ挿通孔の開口面付近のホルダ本体部分に当接することによってプローブのプローブホルダからの抜け止めを実現している。
特開平11−248747号公報 特許第3505495号公報 特許第3690796号公報 特許第3690801号公報 特開2005−338065号公報
しかしながら、上述した従来技術では、プローブホルダによってプローブの両端部をオフセットすると、そのプローブには長手方向と直交する方向にも荷重が加わるため、プローブホルダに対してプローブの挿抜を行う際に絶縁被膜の段部が挿通孔の開口面付近のホルダ本体部分に引っ掛かってしまい、プローブホルダを製造したり、使用中のプローブの交換等を行ったりする際に支障をきたす恐れがあった。この問題は、プローブ挿通孔の径をプローブの径に近づれば近づけるほど、無視できないものとなっていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、自身の径と同程度の径を有する孔に対する挿抜を容易にかつ円滑に行うことができるプローブおよび当該プローブを備えたプローブユニットを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係るプローブは、導電性材料から成り、ワイヤ状をなす本体部と、絶縁性材料から成り、前記本体部の長手方向の中心部を含む領域であって前記本体部の両端部を含まない領域の表面を被覆する絶縁被膜と、を備え、前記絶縁被膜の端部は、前記本体部の長手方向の中心部に向けて径が徐々に大きくなるテーパ状をなすことを特徴とする。
また、上記発明において、前記プローブの少なくとも一方の端部の表面が半球面状をなしてもよい。
また、本発明の別な態様に係るプローブユニットは、上記発明に係るプローブと、前記プローブの端部のうち検査対象である回路基板と接触するヘッド側の端部付近を挿通する第1の挿通孔を有するヘッド側プレートと、前記プローブの端部のうち前記回路基板に対して検査用の信号を供給する配線が設けられた配線基板と接触する配線側の端部付近を挿通し、前記第1の挿通孔とは中心軸が異なる第2の挿通孔を有する配線側プレートと、前記ヘッド側プレートと前記配線側プレートとを連結する連結部材と、を備えたことを特徴とする。
また、上記発明において、前記第1の挿通孔の中心軸と前記第2の挿通孔の中心軸とは異なるとしてもよい。
また、上記発明において、前記配線側プレートは、複数のプレートが板厚方向に積層されて成り、前記第2の挿通孔は、前記複数のプレートがそれぞれ有する複数の挿通孔から成るとしてもよい。
また、上記発明において、前記複数の挿通孔は、互いに他と異なる中心軸を有してもよい。
本発明によれば、導電性材料から成り、ワイヤ状をなす本体部と、絶縁性材料から成り、前記本体部の長手方向の中心部を含む領域であって前記本体部の両端部を含まない領域の表面を被覆する絶縁被膜と、を備え、前記絶縁被膜の端部は、前記本体部の長手方向の中心部に向けて径が徐々に大きくなるテーパ状をなすことにより、自身の径と同程度の径を有する孔に対する挿抜を容易にかつ円滑に行うことができるプローブおよび当該プローブを備えたプローブユニットを提供することができる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(以後、「実施の形態」と称する)を説明する。なお、図面は模式的なものであって、各部分の厚みと幅との関係、それぞれの部分の厚みの比率などは現実のものとは異なる場合もあることに留意すべきであり、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれる場合があることは勿論である。
図1は、本発明の一実施の形態に係るプローブユニットの構成を示す斜視図である。また、図2は、本実施の形態に係るプローブユニットの構成を示す部分分解図である。これらの図に示すプローブユニット1は、検査対象である半導体集積回路等の回路基板と検査用の信号を生成する信号処理装置からの信号を供給する配線が設けられた配線基板とを接続するものである。より具体的には、プローブユニット1は、複数のプローブ2と、複数のプローブ2を所定のパターンにしたがって収容保持するプローブホルダ3と、配線用のリード線4が埋め込まれた配線基板5と、プローブホルダ3に収容されたプローブ2の一端部を配線基板5の所定の位置へ案内するガイド部材6と、を備える。
なお、図1では、複数のプローブ2から構成されるプローブ群Gとして、複数のプローブ2を一列に配置した場合を示しているが、これはあくまでも一例に過ぎぎず、プローブ群Gにおけるプローブ2の配置パターンは、回路基板における接続用電極の配置パターンに応じて定められる。
図3は、プローブホルダ3の要部の構成およびプローブホルダ3におけるプローブ2の保持態様を示す図である。また、図4は、図3のA部拡大図であり、図5は、図3のB部拡大図である。以下、図1〜図5を参照してプローブ2およびプローブホルダ3の構成を説明する。
プローブ2は、ワイヤ状の導電性部材から成る本体部21と、本体部21の両端部を除く表面を被覆する絶縁性材料から成る絶縁被膜22とを備える。絶縁被膜22は、プローブ2間の電気的な短絡を防止するとともに、プローブ2が他のプローブ2やプローブホルダ3などと接触することによって損傷してしまうのを防止する機能を有する。本実施の形態において、絶縁被膜22の端部22tは、プローブ2の長手方向の中心部に向けて徐々に径が大きくなるテーパ状をなしており、長手方向の中心部を含む領域では均一な径R2を有している。したがって、本体部21の径をR1とすると、R1<R2である。
本体部21の端部の表面は、半球面状をなしている。これにより、プローブ2がリード線4に対して傾斜した状態で接触しても、半球面状をなす端部のどこかでリード線4の導電部分と接触することができる。
本体部21としては、例えば鉄(Fe)系、ニッケル(Ni)系、タングステン(W)系等の耐磨耗性に優れた金属を適用することができる。また、絶縁被膜22としては、ポリウレタンやポリパラキシリレン等の絶縁性部材を適用することができる。さらに、アルマイト等の酸化膜によって形成した絶縁皮膜を絶縁被膜22としてもよい。
以上の構成を有するプローブ2によれば、絶縁被膜の端部が段差形状をなす従来型のプローブと比較してプローブホルダへの挿通が容易となる。なお、プローブ2の両端部における本体部21の露出長さは同じである必要はなく、プローブホルダ3の構成をふまえて適宜設定すればよい。
プローブホルダ3は、検査時に検査対象と対向する側(ヘッド側)に位置するプローブ2の端部付近を挿通して保持するヘッド側プレート7と、配線基板5と対向する側(配線側)に位置するプローブ2の端部付近を挿通して保持する配線側プレート8と、ヘッド側プレート7と配線側プレート8との間に介在してヘッド側プレート7と配線側プレート8とを連結する連結部材9とを有する。このプローブホルダ3は、絶縁性材料を用いて構成される。なお、少なくともプローブホルダ3の表面部分が絶縁性を有していれば、プローブホルダ3の母材として絶縁性を有しない材料を適用することも可能である。
ヘッド側プレート7は、2枚のプレートを板厚方向に積層することによって形成される。すなわち、ヘッド側プレート7は、プローブ2の端部を表出して回路基板と対向する側に位置する第1プレート71と、この第1プレート71に積層され、表面の一部が連結部材9に当接する第2プレート72とを有する。第1プレート71と第2プレート72とは、ねじ部材101によって締結されている。ヘッド側プレート7は、ねじ部材102によって連結部材9に締結されている。
第1プレート71は、プローブ2の本体部21の先端を挿通する挿通孔71aと、挿通孔71aよりも径が大きく凹状に窪んだ凹部71bとを有する。また、第2プレート72は、プローブ2を挿通する挿通孔72aと、挿通孔72aよりも径が大きく凹状に窪んだ凹部72bとを有する。挿通孔71aの径をr1、挿通孔72aの径をr2とすると、これらの径の間にr1≦r2が成立しているのが好ましい。また、挿通孔71aの径r1は、少なくともプローブ2の本体部21の径R1よりも大きい(r1>R1)。挿通孔71aと挿通孔72aとは同軸的に配置されるのが好ましく、2つの挿通孔全体でプローブ2のヘッド側の端部を挿通する第1の挿通孔を形成している。なお、図4では、凹部71bの径と凹部72bの径とが同じである場合を示しているが、これら2つの凹部の径は異なっていてもよい。
ところで、図4では、プローブ2の絶縁被膜22の端部22tが挿通孔72aの表面付近に位置しているが、絶縁被膜22の端部22tが挿通孔72aの内部に達するように設計してもよい。絶縁被膜22の端部22tは上記の如くテーパ状をなしているため、絶縁被膜22を図4の下方から挿通孔72aの内部へ進入させるのも容易である。この場合には、絶縁被膜22の表面と挿通孔72aの内側面との間に生じる摩擦(摺動抵抗)によってプローブ2の挿通孔72aからの抜け止め機能を果たすことができる。
配線側プレート8は、3枚のプレートを板厚方向に積層することによって形成される。すなわち、配線側プレート8は、表面の一部が連結部材9に当接する第3プレート81と、第3プレート81に積層されてプローブ2を挿通する第4プレートと、第4プレートに積層されてプローブ2の端部を挿通し、配線基板5と対向する側に位置する第5プレート83とを有する。第3プレート81、第4プレート82、および第5プレート83は、ねじ部材103によって締結されて一体となっている。
第3プレート81は、プローブ2を挿通する挿通孔81aと、挿通孔81aよりも径が大きく凹状に窪んだ凹部81bとを有する。また、第4プレート82は、プローブ2を挿通する挿通孔82aと、挿通孔82aよりも径が大きく凹状に窪んだ凹部82bとを有する。さらに、第5プレート83は、プローブ2を挿通する挿通孔83aと、挿通孔83aよりも径が大きく凹状に窪んだ凹部83bとを有する。第5プレート83は、図2にも示すように、第3プレート81や第4プレート82よりも表面積が小さく、ガイド部材6に形成されている嵌合凹部61に嵌合可能な形状をなす。
挿通孔81a、82a、および83aの各径は等しく、プローブ2の径と同程度であってプローブ2の最大径よりも大きい。挿通孔81a、82a、および83aの各中心軸は平行であるがオフセットされているため一致しない。ここでのオフセット量は、プローブ2の径や材質等の各種条件に応じて適宜定められるべき設計的事項である。これら3つの挿通孔81a、82a、および83aは、全体としてプローブ2の配線側の端部を挿通する第2の挿通孔を形成している。
3つの挿通孔81a、82a、および83aの各径は、上述したように等しくなくてもよいが、その場合には、配線基板5により近い側に位置する挿通孔の径が小さくなるようにすればより好ましい。したがって、挿通孔81aの径をr3、挿通孔82aの径をr4、挿通孔83aの径をr5とするとき、0<(R2<)r5≦r4≦r3が成立していればより好ましい。
なお、ヘッド側プレート7および配線側プレート8をそれぞれ構成するプレートの数はは、上述したものに限られるわけではない。また、各プレートを順次積層してヘッド側プレート7や配線側プレート8を形成する際には、所定の位置決めピンを用いることによってプレート間の位置決めを行うようにすればより好ましい。
次に、ガイド部材6の構成を説明する。ガイド部材6は、ねじ部材104によって配線基板5に締結されて固設され、ヘッド側プレート7や配線側プレート8よりも表面積が大きい板状をなす(図1を参照)。ガイド部材6は、配線側プレート8の第5プレート83を嵌合可能な嵌合凹部61を有する。このような構成を有するガイド部材6は、プローブホルダ3と同様の絶縁性材料によって形成される。
図6は、プローブユニット1が組み立てられた状態(図1の状態)におけるガイド部材6の近傍の構成を示す部分断面図である。また、図7は、図6のC部拡大図である。図6および図7に示すように、ガイド部材6には、プローブ2の本体部21の先端を所定の位置へ案内するガイド孔6aが板厚方向に貫通して形成されている。ガイド孔6aの径RGは、プローブ2の本体部21の径R1よりも大きく、挿通孔83aの径r5よりも小さい(R1<RG<r5)。ガイド孔6aの中心軸は、配線基板5に埋め込まれたリード線4の中心軸と一致している。この結果、プローブ2の本体部21の先端をリード線4の端面の中心に接触させることができるため、プローブ2とリード線4との正確なコンタクトを実現することができる。
プローブホルダ3、配線基板5、およびガイド部材6は、配線基板5の底面側からプローブホルダ3の連結部材9まで挿通可能なねじ部材(図示せず)によって締結されている。この締結を行う際には、所定の位置決めピンを用いることによって各部材の相互の位置決めを行うようにすればより好ましい。
このように、ガイド部材6は配線基板5に固設されているため、プローブホルダ3に対してプローブ2を取り付ける際には、ガイド孔6aを通す必要がない。このため、プローブホルダ3へのプローブ2の挿抜が容易である。また、プローブ2のプローブホルダ3への取り付けの容易性を考慮しなくてよい分、ガイド孔6aの径をより小さくすることも可能となり、配線基板5に対するプローブ2の先端の位置決め精度を一段と向上させることができる。
なお、図7では、第5プレート83の挿通孔83aとガイド部材6のガイド孔6aの中心軸が異なる場合を図示したが、図8に示す第5プレート84の挿通孔84aのように、ガイド孔6aと同軸的に連通する構成としてもよい。この場合、挿通孔84aの径r6は、ガイド孔6aの径RGよりも大きい(RG<r6)。第5プレート84の上記以外の構成は、第5プレート83と同じである。
また、プローブホルダ3の各挿通孔の径を調整することによってプローブ2の配線基板5に対する十分な位置決め精度を実現することが可能な場合には、プローブホルダ3と配線基板5との間にガイド部材6を介在させることなく、プローブホルダ3と配線基板5とを直接積層する構成としてもよい。
プローブユニット1を用いて回路基板の電気特性検査を行う際には、プローブユニット1をプローバと呼ばれる治具に装着し、配線基板5のリード線4を検査用の信号を生成する信号処理装置に接続する。プローバに装着されたプローブユニット1は、図1と上下が逆転した状態となる。検査対象の回路基板をプローバの下方に位置する受け台に載置し、プローバと受け台との位置決めを行った後、プローバを所定の位置まで下降させていき、ヘッド側プレート7から外部へ突出するプローブ2の端部を、回路基板に設けられた接続用電極に接触させる。その後、信号処理回路から検査用の信号を送出し、検査を行う。
以上説明した本発明の一実施の形態によれば、導電性材料から成り、ワイヤ状をなす本体部と、絶縁性材料から成り、前記本体部の長手方向の中心部を含む領域であって前記本体部の両端部を含まない領域の表面を被覆する絶縁被膜と、を備え、前記絶縁被膜の端部は、前記本体部の長手方向の中心部に向けて径が徐々に大きくなるテーパ状をなすことにより、自身の径と同程度の径を有する孔に対する挿抜を容易にかつ円滑に行うことができるプローブおよび当該プローブを備えたプローブユニットを提供することができる。
ここまで、本発明を実施するための最良の形態を詳述してきたが、本発明は上述した一実施の形態によってのみ限定されるべきものではない。例えば、ガイド部材のガイド孔は、ガイド孔6aのようなストレート孔である必要はなく、それ以外の形状を有していてもよい。図9および図10は、ガイド孔の別な構成例を示す図である。図9に示すガイド部材16が有するガイド孔16aは、プローブ2が挿入される側の開口面を最大径として徐々に径が小さくなるテーパ部16bと、テーパ部16bの最小径と同じ径を有する小径部16cとから成る。なお、小径部16cの径は、ガイド部材6のガイド孔6aの径RGと同程度であればよい。このように、プローブホルダ3と対向するガイド部材の表面付近のガイド孔の径を広げることにより、プローブ2のガイド孔に対する挿抜を一段と容易に行うことが可能となる。
図10に示すガイド部材26も、プローブホルダ3と対向する側の表面付近のガイド孔の径を反対側の表面の径よりも大きくした構成を有している。図10に示すガイド孔26aは、プローブホルダ3と対向する側に貫通され、最大径をする大径部26bと、配線基板5と対向する側に貫通され、最小径を有する小径部26cと、大径部26bと小径部26cとの間に介在して径が徐々に変化するテーパ部26dとを有する。このような構成を有するガイド部材26が、上述したガイド部材16と同様に、プローブ2のガイド孔への挿抜を一段と容易にする効果を奏することは勿論である。
このように、本発明は、ここでは記載していないさまざまな実施の形態等を含みうるものであり、特許請求の範囲により特定される技術的思想を逸脱しない範囲内において種々の設計変更等を施すことが可能である。
本発明の一実施の形態に係るプローブユニットの構成を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るプローブユニットの構成を示す部分分解図である。 プローブホルダにおけるプローブの保持態様を示す図である。 図3のA部拡大図である。 図3のB部拡大図である。 ガイド部材近傍の構成を示す部分断面図である。 図6のC部拡大図である。 第5プレートの別な構成例を示す図である。 ガイド部材が有するガイド孔の別な構成例を示す図である。 ガイド部材が有するガイド孔のさらに別な構成例を示す図である。
符号の説明
1 プローブユニット
2 プローブ
3 プローブホルダ
4 リード線
5 配線基板
6、16、26 ガイド部材
6a、16a、26a ガイド孔
7 ヘッド側プレート
8 配線側プレート
9 連結部材
16b、26d テーパ部
16c、26c 小径部
21 本体部
22 絶縁被膜
22t 端部
26b 大径部
61 嵌合凹部
71 第1プレート
71a、72a、81a、82a、83a、84a 挿通孔
71b、72b、81b、82b、83b 凹部
72 第2プレート
81 第3プレート
82 第4プレート
83、84 第5プレート
101、102、103、104 ねじ部材
G プローブ群

Claims (2)

  1. 導電性材料から成り、ワイヤ状をなす本体部と、絶縁性材料から成り、前記本体部の長手方向の中心部を含む領域であって前記本体部の両端部を含まない領域の表面を被覆する絶縁被膜と、を有し、前記絶縁被膜の端部は、前記本体部の長手方向の中心部に向けて径が徐々に大きくなるテーパ状をなし、前記本体部の端部の表面が半球面状をなすプローブと、
    前記プローブの端部のうち検査対象である回路基板と接触するヘッド側の端部付近を挿通する第1の挿通孔を有するヘッド側プレートと、
    前記プローブの端部のうち前記回路基板に対して検査用の信号を供給する配線が設けられた配線基板と、
    前記配線基板に接触する配線側の端部付近を挿通し、複数のプレートが板厚方向に積層されて成り、前記複数のプレートの各々は、前記第1の挿通孔の中心軸と異なるとともに互いに他と異なる中心軸を有する挿通孔を有する配線側プレートと、
    前記ヘッド側プレートと前記配線側プレートとを連結する連結部材と、
    前記プローブの先端を挿通して前記配線基板へ案内するガイド孔を有し、前記配線基板に固設されるとともに前記配線側プレートに積層されるガイド部材と、
    を備え、
    前記複数のプレートがそれぞれ有する前記挿通孔は、前記配線基板に近いほど径が小さいことを特徴とするプローブユニット。
  2. 前記第1挿通孔に挿通される前記プローブの端部において、前記絶縁被膜の端部は、前記第1挿通孔の内部へ進入していることを特徴とする請求項1記載のプローブユニット。
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