JP4776923B2 - シロキサンビスクロロホルメート - Google Patents

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Description

本発明は、シロキサンを含有するビスクロロホルメートの製造方法に関する。より特定的には、本方法は、フロー反応器でシロキサン含有ビスクロロホルメートを製造する連続法に関する。
シリコーン含有コポリカーボネートは延性、靱性、及び難燃性の独特の組合せの故に貴重である。シリコーンコポリカーボネートは通例、シロキサン含有ビスフェノール及びビスフェノールAのようなビスフェノールの混合物を界面条件下ホスゲン及び水中水酸化ナトリウムのような水性酸受容体と反応させることによって製造される。また、シリコーンコポリカーボネートは、クロロホルメート終端ポリカーボネートオリゴマーとシロキサン含有ビスフェノールの反応によって製造することができる。通例、クロロホルメート終端ポリカーボネートオリゴマーとシロキサン含有ビスフェノールとの反応は、ビスフェノールとシロキサン含有ビスフェノールを直接ホスゲンと共に共重合させるときに使用するのと同様な界面条件下で行われる。シリコーン含有コポリカーボネートに対するこのような方法は、特開平9−265663号公報、欧州特許出願公開第500131号、米国特許第5530083号、米国特許第5502134号、及び同時係属中の米国特許出願第09/613040号に例示されている。
特開平9−265663号公報 欧州特許出願公開第500131号 米国特許第5530083号 米国特許第5502134号 米国特許出願第09/613040号
シロキサン含有ビスクロロホルメートは、シリコーン含有モノマーが親電子性種としてポリマー中に組み込まれているシリコーン含有コポリカーボネートを始めとするシリコーン含有物質の製造用に潜在的な魅力ある化学的中間体である。従って、シロキサン含有ビスクロロホルメートの改良製造法は魅力ある目標である。本発明は、高純度のシロキサン含有ビスクロロホルメートを製造するための、公知のビスクロロホルメート製造法より優れた簡単で連続的な高収率の方法を提供する。
一つの態様において、本発明は、シロキサンビスフェノールのビスクロロホルメートの連続製造法を提供する。この方法は、1種以上のシロキサンビスフェノールと、1種以上のアルカリ金属水酸化物又はアルカリ土類金属水酸化物と、ホスゲンをフロー反応器に導入することを含んでおり、ホスゲンは、ホスゲンとシロキサンビスフェノールのOH基の比がシロキサンビスフェノールOH基1モル当たりホスゲン約2.5〜約6モルとなる速度で導入し、アルカリ金属水酸化物又はアルカリ土類金属水酸化物は水溶液として導入し、水溶液は金属水酸化物約5重量%以上の濃度を有しており、金属水酸化物は、金属水酸化物対ホスゲンのモル比が約3.5〜約6の範囲となる速度で導入する。
もう一つの態様において、本発明は、本発明の方法で製造することができる高純度のシロキサンビスクロロホルメートに関する。
本発明の好ましい実施形態に関する以下の詳細な説明及びその後の実施例を参照することにより本発明がより容易に理解されよう。本明細書及び特許請求の範囲においては、幾つかの用語を使用するがその意味は以下のように定義される。
単数形態は前後関係から明らかでない限り複数の場合も含む。
「適宜」とは、その後に記載されている事象又は状況が起こってもよいし起こらなくてもよいことを意味し、その事象が起こる場合と起こらない場合を含めて意味する。
「BPA」は本明細書でビスフェノールAと定義され、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、4,4’−イソプロピリデンジフェノール及びp,p−BPAともいわれる。
本明細書で使用する用語「ビスフェノールAポリカーボネート」とは、本質的に全ての繰返し単位がビスフェノールA残基であるポリカーボネートをいう。
本明細書で使用する用語「シロキサン含有ビスクロロホルメート」と用語「シロキサンビスクロロホルメート」は互換的に使われ、広い意味で1以上のシロキサン単位を含むあらゆるビスクロロホルメートをいう。シロキサンビスクロロホルメートは部分集合としてシロキサンビスフェノールのビスクロロホルメートを含む。
本明細書で使用する用語「シロキサンビスフェノールのビスクロロホルメート」とは、シロキサン含有ビスフェノール又はその等価体から製造されたビスクロロホルメートをいう。シロキサンビスフェノールの二ナトリウム塩は、シロキサンビスフェノールの等価体として機能する化学種の一例である。
本明細書で使用する用語「シロキサン含有ビスフェノール」と「シロキサンビスフェノール」とは互換可能であり、同じ意味を有する。シロキサンビスフェノールは1以上のシロキサン繰返し単位を有するジヒドロキシ芳香族化合物である。通例、シロキサンビスクロロホルメートを製造するのに使用するシロキサンビスフェノールは異性体混合物であり、この異性体混合物は、通例シロキサンビスフェノールの製造における一合成工程である二重ヒドロシリル化反応(double hydrosilylation reaction)で生じる。通例、これらの異性体混合物は単一の主要な異性体を含んでいる。しかし、当業者には理解されるように、実施例及び比較例で使用したオイゲノールシロキサンビスフェノールに対して示した構造IIは、異性体混合物中に存在する主要な異性体のみを表すように理想化したものである。同様に、各構造III〜IXは、この構造がシロキサンビスフェノール又はシロキサンビスクロロホルメートの異性体混合物中に存在する主要な異性体のみを表す場合を含むことを意味して理想化した構造を表している。しかし、以上の説明は、本発明をシロキサンビスフェノールの異性体混合物を使用する場合に限定するものと解釈すべきではない。本質的に単一の異性体であるシロキサンビスフェノールを使用することは充分本発明の範囲に入る。
本明細書で使用する用語「d−50オイゲノールシロキサンビスフェノール」は、整数pの平均値が約50である理想化した構造IIを有するオイゲノールシロキサンビスフェノールを示す。便宜上この用語「d−50オイゲノールシロキサンビスフェノール」をEuSiD50と略記する。便宜上、本発明の実施例及び比較例で使用した異性体d−50オイゲノールシロキサンビスフェノールIIとXの混合物を、この混合物中に存在する主要な異性体の構造である単一の構造IIとして表す。ここで、pは約50の平均値を有する。
本発明の方法はシロキサンビスフェノールのビスクロロホルメートを連続的に製造する方法に関する。連続とは、適切な反応器系に反応体を導入しつつ、同時にその系から生成物を取り出すことを意味する。本発明においては、1種以上のシロキサンビスフェノール、ホスゲン、及び1種以上のアルカリ金属水酸化物又はアルカリ土類金属水酸化物をフロー反応器に導入する。反応体はフロー反応器を通過し、反応体を導入する1以上の点から、生成物を含有する流出流が反応器から出る点まで通過する間に生成物のビスクロロホルメートを形成する。生成物の収率は、実質的に過剰のホスゲン又は金属水酸化物が存在する場合でも、シロキサンビスフェノール、金属水酸化物及びホスゲンの相対量のような反応パラメーターに強くかつ予想外に依存することが発見された。また、同様な条件下で、連続様式でこの工程を実施すると類似の回分法と比べて予想外に高い収率が得られることが判明した。
本発明の実施の際には、1種以上のシロキサンビスフェノール、ホスゲン、及び1種以上のアルカリ金属水酸化物又はアルカリ土類金属水酸化物をフロー反応器に導入する。このフロー反応器は特に限定されるものではなく、「上流」で反応体を導入し、「下流」で生成物のビスクロロホルメートを取り出すことができるいかなる反応器系を用いてもよい。適切なフロー反応器系としては、管型反応器、連続攪拌槽型反応器、ループ型反応器、カラム型反応器、及びこれらの組合せがある。フロー反応器は、例えば、第1の連続攪拌槽型反応器からの流出液が第2の連続攪拌槽型反応器の流入液を提供するといったように配列された一連の連続攪拌槽型反応器のように、一連のフロー反応器構成部分からなっていてもよい。各種フロー反応器構成部分の組合せを例示すると、第1のカラム型反応器を下流の連続攪拌槽型反応器と連結して、カラム型反応器の流出液を連続攪拌槽型反応器の供給流とするものがある。また、本発明に従って使用されるフロー反応器は並列又はネットワーク式に配列されたフロー反応器構成部分からなっていてもよく、例えば、反応体を並列配列の2以上の管型反応器に導入し、各々の流出液を単一の連続攪拌槽型反応器に導入する。本発明の一つの実施形態において、フロー反応器は一連の管型反応器からなる。別の実施形態において、フロー反応器は一連の連続攪拌槽型反応器からなる。反応体は、フロー反応器系に付いている1以上の供給口を介してフロー反応器系に導入することができる。通例、反応体は3つ以上の供給口を介してフロー反応器に導入するのが好ましく、例えば、塩化メチレンのような有機溶媒中のシロキサンビスフェノールの溶液、水性アルカリ金属水酸化物及びホスゲンを、管型反応器の上流端又はその付近で別々の供給口を介して導入する。1以上の反応体をフロー反応器に沿った様々な点で複数の供給口を介して導入する別の配置も可能である。通例、フロー反応器中に存在する反応体の相対量はその導入速度によって調節する。例えば、反応体は、単位時間当たり特定のモル数の反応体を送るように校正したポンプによりフロー反応器中に導入することができる。
本発明ではホスゲン(COCl)を使用してシロキサンビスフェノールのOH基を対応するクロロホルメート基に転化する。ホスゲンの使用量が生成物の収率に強い影響を及ぼすことが発見された。ホスゲンは、好ましくはシロキサンビスフェノールOH基1モル当たり約2.5〜約6モル、さらに一層好ましくは約3.5〜約5.5モルのホスゲンに相当する量で使用する。使用するシロキサンビスフェノール1モル当たりのホスゲンのモル数で表すと、シロキサンビスフェノール1モル当たり約5〜約12モルのホスゲンを使用するのが好ましく、約7〜約11モルがより一層好ましい。
アルカリ金属水酸化物若しくはアルカリ土類金属水酸化物、又はこれらの組合せは、好ましくは使用するホスゲン1モル当たり約3.5〜約6モル、より一層好ましくは約4〜約5モルの金属水酸化物に相当する量で用いる水溶液として使用する。使用する金属水酸化物水溶液の濃度は、金属水酸化物約5〜約25重量%が好ましく、約17〜約25重量%がより一層好ましい。本発明の一つの実施形態において金属水酸化物溶液の濃度は約5重量%以上である。もちろん、濃縮された溶液の金属水酸化物を用いてもよいが、その場合は水を補充して、水溶液中の正味の金属水酸化物濃度を約25重量%以下にする。
シロキサンビスフェノールは通例、溶媒中の溶液としてフロー反応器に導入する。通例溶媒は塩化メチレンであるが、界面反応条件下で使用するのに適したいかなる溶媒とすることもできる。通例塩化メチレン、クロロホルム、及び1,2−ジクロロエタンのようなハロゲン化溶媒が好ましいが、トルエンや酢酸エチルのような他の非ハロゲン化溶媒も使用できる。通例溶媒中のシロキサンビスフェノールの濃度は約5〜約95重量%、好ましくは約10〜約30重量%のシロキサンビスフェノールの範囲である。既に述べたように、使用するシロキサンビスフェノールは、通例様々な鎖長のシロキサンサブユニットを有するある分布のビスフェノールを含むシロキサンビスフェノールで典型的なように、単一の化学種であっても、化学種の混合物であってもよい。或いは、シロキサンビスフェノールを溶媒なしで油として導入してもよい。
本発明の一つの実施形態において、使用するシロキサンビスフェノールは次式の構造Iからなる。
Figure 0004776923
式中、Rは各々独立に、適宜1以上のC〜C10アルキル若しくはアリール基により置換されていてもよいC〜C10アルキレン基、酸素原子、オキシアルキレンオキシ部分−O−(CH−O−、又はオキシアルキレン部分−O−(CH−であり、ここでtは2〜20の整数であり、R及びRは各々独立にハロゲン、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキル、又はC〜C10アリールであり、z及びqは独立に0〜4の整数であり、R、R、R及びRは各々独立にC〜Cアルキル、アリール、C〜Cアルケニル、シアノ、トリフルオロプロピル又はスチレニルであり、pは1〜約100の整数である。
シロキサンビスフェノールIの代表例としては、限定されることはないが、以下の式IIのオイゲノールシロキサンビスフェノール及びその他に例えば下記式の構造III〜VIIのシロキサンビスフェノールがある。
Figure 0004776923
Figure 0004776923
式中、pは1〜約100の整数である。
これら代表的なシロキサンビスフェノールであるオイゲノールシロキサンビスフェノールII、4−アリル−2−メチルフェノールシロキサンビスフェノールIII、4−アリルフェノールシロキサンビスフェノールIV、2−アリルフェノールシロキサンビスフェノールV、4−アリルオキシフェノールシロキサンビスフェノールVI、及び4−ビニルフェノールシロキサンビスフェノールVIIは、その製造出発原料の脂肪族不飽和フェノールに基づいて命名されている。例えば、オイゲノールシロキサンビスフェノールという名称は、オイゲノール(4−アリル−2−メトキシフェノール)から製造されたシロキサンビスフェノールを意味している。同様に、4−アリル−2−メチルフェノールシロキサンビスフェノールという名称は、4−アリル−2−メチルフェノールから製造されたシロキサンビスフェノールを示している。その他の名称も同様に命名されている。
シロキサンビスフェノールは、白金触媒の存在下で脂肪族不飽和フェノールをシロキサンジヒドリド(二水素化物)によりヒドロシリル化することによって製造することができる。この工程をオイゲノールシロキサンビスフェノールIIの場合について次に示す。
Figure 0004776923
反応体として構造IIを有するオイゲノールシロキサンビスフェノールを使用する本発明の一つの実施形態において、pは約20〜約100の整数である。別の実施形態においてオイゲノールシロキサンビスフェノールIIはpの値が約50であり、このオイゲノールシロキサンビスフェノールは略号EuSiD50と表される。当業者には、構造I〜VIII中のpについて示す値が平均値を表し、例えば、pの値が50であるオイゲノールシロキサンビスフェノールが、pの平均値が約50であるシロキサンビスフェノール同族体の混合物を表すことが理解されよう。
通例、反応体のシロキサンビスフェノール、水性金属水酸化物及びホスゲンは、フロー反応器に沿った1以上の上流の位置で導入する。既に述べたように、反応体はフロー反応器を通過するが、反応体が導入される点から、生成物を含有する流出流が反応器を出て行く点までの間に生成物のビスクロロホルメートが形成される。反応体が導入された点から、フロー反応器を出て行く、又は反応体から誘導された生成物がフロー反応器を出て行く点までに反応体が移動するのに要する時間を反応体の滞留時間という。通例、各反応体の滞留時間は約5〜約800秒、好ましくは約10〜約500秒の範囲である。しかし、当業者には、最も好ましい滞留時間が出発シロキサンビスフェノールの構造、使用するフロー反応器の型などに依存し、また最も好ましい滞留時間が直接的かつ限られた実験によって決定できることが理解されよう。
一つの実施形態において、本発明は、次式のオイゲノールビスクロロホルメートVIIIを製造する方法を提供する。
Figure 0004776923
式中、pは1〜約100の整数である。この方法は、以下の式IIのオイゲノールシロキサンビスフェノールを約5〜約50重量%含む塩化メチレン溶液、水酸化ナトリウム水溶液及びホスゲンをフロー反応器に導入することを含んでいる。
Figure 0004776923
式中、pは1〜約100の整数である。ホスゲンは、ホスゲンとオイゲノールシロキサンビスフェノールのOH基の比がオイゲノールシロキサンビスフェノールOH基1モル当たりホスゲン約2.5〜約6モルとなる速度で導入し、水酸化ナトリウム水溶液は濃度が水酸化ナトリウム約5重量%以上であり、水酸化ナトリウム水溶液は、金属水酸化物対ホスゲンのモル比が約3.5〜約6の範囲となる速度で導入する。
本発明の一つの実施形態は本明細書に記載の方法で製造されたシロキサンビスクロロホルメートである。すなわち、ひとつの態様において、本発明は本発明の方法で製造されたシロキサンビスクロロホルメートであり、このシロキサンビスクロロホルメートは次式の構造IXからなる。
Figure 0004776923
式中、Rは各々独立に、適宜1以上のC〜C10アルキル若しくはアリール基により置換されていてもよいC〜C10アルキレン基、酸素原子、オキシアルキレンオキシ部分−O−(CH−O−、又はオキシアルキレン部分−O−(CH−であり、ここでtは2〜20の整数であり、R及びRは各々独立にハロゲン、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキル、又はC〜C10アリールであり、z及びqは独立に0〜4の整数であり、R、R、R及びRは各々独立にC〜Cアルキル、アリール、C〜Cアルケニル、シアノ、トリフルオロプロピル又はスチレニルであり、pは1〜約100の整数である。
別の実施形態において、本発明は、低レベルの残留ヒドロキシ末端基を有する高純度のビスクロロホルメートを提供する。すなわち、構造Iを有するシロキサンビスフェノールを、本発明の方法を用いて対応する構造IXを有するシロキサンビスクロロホルメートに転化すると、その生成物のビスクロロホルメートIXは10%未満、好ましくは5%未満、より一層好ましくは1%未満の残留ヒドロキシ末端基を含有する。用語「残留ヒドロキシ末端基」とは、出発シロキサンビスフェノール中に存在しており、生成物ビスクロロホルメート中で対応するクロロホルメート基に転化されていないヒドロキシ基をいう。本発明に至る研究中、生成物のシロキサンビスクロロホルメート中に存在する主要な不純物は、H−NMR分光法により決定される出発シロキサンビスフェノール及びビスクロロホルメート半生成物(half product)であることが発見された。比較例1で立証されるように、他の型のクロロホルメートを製造するのに使用されている慣用の回分式反応条件を用いて製造した生成物のシロキサンビスクロロホルメート中には高レベルの残留ヒドロキシ末端基が存在する。
さらに別の実施形態において、本発明は、pが1〜約100の整数である構造VIIIからなるシロキサンビスクロロホルメートであり、このシロキサンビスクロロホルメートは10%未満のヒドロキシ末端基を含んでおり、また0.5%未満のカーボネート基を含んでいる。
以下の実施例は、本発明の方法をいかに実施し評価するかについての詳細な説明を当業者に示すためのものであり、本発明者らが発明と考えているものの範囲を限定する意図はない。特に断らない限り、部は重量部であり、温度は℃である。オイゲノールシロキサンビスフェノールのOH基から対応するクロロホルメート基への転化率はプロトンNMR分光法( で決定した。
シロキサンビスクロロホルメートの調製に使用した出発シロキサンビスフェノールd−50オイゲノールシロキサンビスフェノール(EuSiD50)自体は、公知のヒドロシリル化条件、例えば同時係属中の米国特許出願第09/613040号に教示されている条件下で、約2当量のオイゲノールを約1当量のd−50シロキサンジヒドリドHSiMe(OSiMe50Hでヒドロシリル化することにより調製した。生成物のオイゲノールシロキサンビスフェノールは、H−NMRにより、異性体シロキサンビスフェノールの95:5混合物であることが示された。これらの異性体シロキサンビスフェノールはそれぞれ構造II及びXを有する。
Figure 0004776923
式中、pは約50の平均値を有する範囲の整数である。
上に述べたように、構造II及びXを有するシロキサンビスフェノールの混合物のような異性体混合物は、便宜上の理由から主要な異性体IIの構造を有するものとして理想化されている。当業者には了解されるように、ビスフェノールシロキサンを製造するのに使用したオレフィンヒドロシリル化化学では、殆ど常に、生成物のシロキサンビスフェノールが異性体の混合物として生成する。この異性体の混合物は分離できないことが多いが、それでも物質合成において有用である。同様に、当業者には了解されるように、異性体シロキサンビスフェノールの混合物を対応するビスクロロホルメートに転化すると必然的にシロキサンビスクロロホルメートの異性体混合物が生成する。シロキサンビスフェノールの場合と同様に、これらのシロキサンビスクロロホルメートの構造は、本明細書中で、主要なシロキサンビスクロロホルメート異性体成分の構造を有するものとして理想化されている。すなわち、本明細書中の実施例及び比較実施例で調製したオイゲノールシロキサンビスクロロホルメートは、シロキサンビスフェノールII及びXに対応するシロキサンビスクロロホルメートの約95:5混合物であった。本発明の実施と属性の説明の便宜上、オイゲノールシロキサンビスクロロホルメートの異性体混合物を理想化した構造VIIIを有するものとして扱う。
3つの供給溶液、すなわちd−50オイゲノールシロキサンビスフェノール(EuSiD50)の20重量%塩化メチレン溶液、NaOH水溶液及びホスゲンを表示した量及び供給速度で管型フロー反応器中に導入した。使用した管型フロー反応器を図1に示す。各供給溶液は独立に反応器に装入した。塩化メチレン(CHCl)中d−50オイゲノールシロキサンビスフェノール溶液は氷水浴に浸漬したコイルで予備冷却した。反応器の排出端は大気圧のスクラバーに通気した。反応器の供給側の圧力は3〜5psigであった。この管型フロー反応器は、以下のような構成とした一連のKO−FLO(登録商標)スタティックミキサー、すなわち1つのタイプA管型反応器セクションとそれに続く6つのタイプB管型反応器セクションからなっていた。タイプAの管型反応器セクションは6つのスタティックミキサーからなり、これらのミキサーは各々が長さ7インチで外径が1/4インチであった。タイプBの管型反応器セクションは各々3つのスタティックミキサー、すなわち、第1のスタティックミキサー(長さ11インチ、外径1/4インチ)、第2のスタティックミキサー(長さ16インチ、外径3/8インチ)、及び第3のスタティックミキサー(長さ16インチ、外径1/2インチ)からなっていた。合計反応器容積は約252ミリリットル(mL)であった。反応器の最初の方のセクションは織布断熱材で包んだ。試料採取点がフロー反応器に沿って幾つかの位置に配置されており、図1中に「点1」〜「点8」、「点12」〜「試料点13」として示す。試料点13は6番目のタイプBの管型反応器セクションの下流端に位置しており、反応器容積約252mLに相当していた。試料点8は第1のタイプのB管型反応器セクション(すなわち、タイプAの反応器セクションに続く管型反応器セクション)の下流端に位置しており、反応器容積約57mLに相当していた。試料点7はタイプAの管型反応器セクションの下流端に位置していた。実施例2に、試料点8で滞留時間約90秒、試料点13で約400秒の典型的な滞留時間を示す。実施例1〜6では、供給溶液(1)及び(3)を次の速度で導入した。
供給流(1):EuSiD50(d−50オイゲノールシロキサン)7.6グラム/分(gm/min)、塩化メチレン30.4グラム/分。
供給流(3):COCl1.12グラム/分。
表1のデータは、本発明の方法を使用して、カーボネート副生物の形成を回避しつつ、オイゲノールシロキサンビスフェノールのヒドロキシ基から対応するビスクロロホルメートへの95%より多くの転化が達成できることを示している。実施例1〜6において、水酸化ナトリウム対オイゲノールシロキサンビスフェノールのヒドロキシ基のモル比が約9〜約12の範囲であり、水性水酸化ナトリウムの濃度が水中約17.5重量%の水酸化ナトリウムであるときに最適の性能が達成された。
Figure 0004776923
比較例1
500mLのMortonフラスコに、d−50オイゲノールシロキサンビスフェノール(5.0g、0.12mmol)、塩化メチレン(130mL)及び水(10mL)を入れた。ホスゲン(5.0g、50mmol)を添加する間25wt%の水性水酸化ナトリウムでpHを約0〜約5に調節しそのpHに維持した。ホスゲン添加後pHを約10に上げて過剰のホスゲンを消費した。塩酸溶液(1N HCL、135mL)を加え、生成物のビスクロロホルメート溶液を遠心により分離した。プロトンNMR分析により、オイゲノールシロキサンビスフェノールのヒドロキシ基の約90%のみがクロロホルメート基に転化されたことが示された。カーボネート結合生成物は殆ど又は全くなかった。
実施例7〜24
実施例7〜24で使用したフロー反応器は以下の修正点を除いて実施例1〜6で用いたものと本質的に同じであった。このフロー反応器は図1に示した構成であった。第1の反応器セクション(タイプAの管型反応器セクション)の下流端で試料口を系に追加し、選択された実験では水性苛性供給流を冷却するために冷却器を設置した。実施例17〜22でこの水性苛性冷却器を用いた。実施例7〜24の各々で、塩化メチレン(CHCl)中のオイゲノールシロキサンビスフェノールの溶液を、フロー反応器溶液冷却器に導入する前に氷水浴で冷却した。実施例7〜24で使用した詳細な実験条件を表2に示す。実施例7〜24における出発オイゲノールシロキサンビスフェノールから生成物オイゲノールシロキサンビスクロロホルメートへの転化に関する追加の実験データ及び結果をまとめて表3に示す。実施例7〜24で使用したオイゲノールシロキサンビスフェノール、塩化メチレン及びホスゲンの供給速度を次に示す。
供給流1:EuSiD50 7.6グラム/分、CHCl30.5グラム/分。
供給流2:COCl(流速については表参照)。
供給流3:水性NaOH(流速については表参照)。
Figure 0004776923
Figure 0004776923
表3のデータは、本発明の方法を使用して、オイゲノールシロキサンビスフェノールからオイゲノールシロキサンビスクロロホルメートへの本質的に完全な転化が達成可能であることを示している。約1%のオイゲノールシロキサンビスフェノールOH基がカーボネート基に転化された唯一の例外である実施例11を除いて、プロトンNMRでカーボネートは全く検出されなかった。従って、本発明の方法は、比較例1に例示したオイゲノールシロキサンビスクロロホルメートの回分式調製と比べて明らかに優れている。
本発明の好ましい実施形態を特に参照して本発明を詳細に説明して来たが、当業者には、本発明の思想と範囲内で変更や修正を行うことができることが了解されよう。
図1は、本発明の方法を用いてシロキサンビスフェノールのビスクロロホルメートを製造するのに適した管型反応器系を示す。

Claims (10)

  1. シロキサンビスフェノールのビスクロロホルメートの連続製造法であって、1種以上のシロキサンビスフェノールと、1種以上のアルカリ金属水酸化物又はアルカリ土類金属水酸化物と、ホスゲンをフロー反応器に導入することを含んでなり、ホスゲンを、シロキサンビスフェノールのOH基に対するホスゲンの比がシロキサンビスフェノールOH基1モル当たりホスゲン2.5〜6モルとなる速度で導入し、アルカリ金属水酸化物又はアルカリ土類金属水酸化物を水溶液として導入し、水溶液は金属水酸化物5重量%以上の濃度を有しており、金属水酸化物を、金属水酸化物対ホスゲンのモル比が3.5〜6となる速度で導入する方法。
  2. 前記シロキサンビスフェノールが次式の構造Iからなる、請求項1記載の方法。
    Figure 0004776923
    式中、R1は各々独立に、適宜1以上のC1〜C10アルキル若しくはアリール基で置換されていてもよいC1〜C10アルキレン基、酸素原子、オキシアルキレンオキシ部分−O−(CH2t−O−、又はオキシアルキレン部分−O−(CH2t−であり、ここでtは2〜20の整数であり、R2及びR3は各々独立にハロゲン、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、又はC6〜C10アリールであり、z及びqは独立に0〜4の整数であり、R4、R5、R6及びR7は各々独立にC1〜C6アルキル、アリール、C2〜C6アルケニル、シアノ、トリフルオロプロピル又はスチレニルであり、pは1〜100の整数である。
  3. 前記シロキサンビスフェノールが、以下の構造IIのオイゲノールシロキサンビスフェノール、式IIIの4−アリル−2−メチルフェノールシロキサンビスフェノール、式Vの2−アリルフェノールシロキサンビスフェノール及び式VIIの4−ビニルフェノールシロキサンビスフェノールからなる群から選択される、請求項2記載の方法。
    Figure 0004776923
    構造II、III、V及びVIIにおいて、pは1〜100の整数である。
  4. pが10〜100の整数である、請求項3記載の方法。
  5. 前記シロキサンビスフェノールを有機溶媒中の溶液としてフロー反応器に導入する、請求項1記載の方法。
  6. 前記溶液が、塩化メチレン、クロロホルム及び1,2−ジクロロエタンからなる群から選択されるハロゲン化溶媒を含む、請求項5記載の方法。
  7. 当該方法がさらにある反応体滞留時間を有することを特徴としており、滞留時間が5〜800秒の範囲である、請求項1記載の方法。
  8. 次式の構造IXのシロキサンビスクロロホルメート(但し、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法を用いて調製たシロキサンビスクロロホルメートに限る)
    Figure 0004776923
    式中、R1は各々独立に、適宜1以上のC1〜C10アルキル若しくはアリール基で置換されていてもよいC1〜C10アルキレン基、酸素原子、オキシアルキレンオキシ部分−O−(CH2t−O−、又はオキシアルキレン部分−O−(CH2t−であり、ここでtは2〜20の整数であり、R2及びR3は各々独立にハロゲン、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、又はC6〜C10アリールであり、z及びqは独立に0〜4の整数であり、R4、R5、R6及びR7は各々独立にC1〜C6アルキル、アリール、C2〜C6アルケニル、シアノ、トリフルオロプロピル又はスチレニルであり、pは1〜100の整数である(但し、以下の構造XIおよびXII:
    Figure 0004776923
    のシロキサンビスクロロホルメートを除く)
  9. 以下の式VIIIのオイゲノールシロキサンビスクロロホルメートの連続製造法であって、以下の式IIのオイゲノールシロキサンビスフェノールの溶液をフロー反応器に導入することを含んでなり、溶液は塩化メチレンと水酸化ナトリウム水溶液とホスゲンを含んでおり、ホスゲンを、ホスゲンとオイゲノールシロキサンビスフェノールのOH基との比がオイゲノールシロキサンビスフェノールOH基1モル当たりホスゲン2.5〜6モルとなる速度で導入し、水酸化ナトリウムの水溶液が水酸化ナトリウム5重量%以上の濃度を有しており、水酸化ナトリウムの水溶液を、金属水酸化物対ホスゲンのモル比が3.5〜6となる速度で導入する方法。
    Figure 0004776923
    式中、pは1〜100の整数である。
    Figure 0004776923
    式中、pは1〜100の整数である。
  10. 次式の構造VIIIのシロキサンビスクロロホルメート(但し、請求項1〜7および9のいずれか一項に記載の方法によって調製されたシロキサンビスクロロホルメートに限る)。
    Figure 0004776923
    式中、pは1〜100の整数である。
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