JP4775711B2 - 平面位置決め装置 - Google Patents

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本発明は、プラテン上面をX軸方向及びY軸方向にスライドするスライダの位置検出値と位置指令の誤差を増幅する誤差増幅器と、この誤差増幅器よりモータ位置に同期し推力が極大となる位相の交流電流指令を与えるサーボモータモードの電流振幅指令を入力し、前記スライダに搭載されたモータに励磁電流を供給するするドライバ手段と、前記スライダを初期位置に規制する初期化手段とを有する平面位置決め装置に関するものである。
平板状のプラテンと、その上面をX軸方向及びY軸方向にスライドして位置制御されるスライダを有する平面位置決め装置(XYステージ)の構造及びスライダ位置のフィードバック制御技術については、特許文献1に詳細に開示されている。
図5は、平面位置決め装置の一般的な構成例を示す平面図である。平板状のプラテンPの隣り合うX軸方向及びY軸方向の縁に沿って固定配置された多軸のY軸レーザ干渉計Ly1,Ly2,Ly3,Ly4及びX軸レーザ干渉計Lx1,Lx2を切り換えてスライダSの位置が検出される。スライダSは、X軸方向及びY軸方向に配置されたパルスモータ型可動子により、パルスモータ型固定子の埋め込まれたプラテンPの上面をX軸方向及びY軸方向にスライドする。
プラテンP上でのスライダSの位置を、プラテンのX軸方向及びY軸方向に沿って夫々固定配置された干渉計と、スライダに搭載されてこの干渉計の照射ビームを反射するY軸バーミラーBy及びX軸バーミラーBxとを用いて検出する平面位置決め装置は、特許文献2に開示されている。
更に、プラテンPの隣り合うX軸方向及びY軸方向の縁に沿って固定配置されたレーザ測長器Fy1及びFx1,Fx2により、スライダSを原点復帰させた初期状態における原点位置が測定される。
レーザ干渉計を位置検出器として用いる平面位置決め装置においては、原点復帰させた初期状態において、モータの歯位置とプラテンの歯位置の関係(機械角)は不明である。そこで、以下(1)〜(5)の手順で歯合わせ動作を行い、モータ歯位置とモータ励磁電流の位相(電気角)の同期をとる必要がある。
(1)モータを、パルスモータモードにて動作させ、一定の機械角(理想的には機械角=0°)に移動する。図6は、パルスモータモード及びサーボモータモードにおけるモータの歯位置とプラテンの歯位置の関係(機械角)を示す側面図である。パルスモータモードは、指令位置に同期しモータ位置と指令位置が一致時に推力が極小となる位相で、電流振幅指令によりその振幅を可変できるモードである。
図6(A)は、パルスモータモードにおける歯位置の関係を示し、機械角=0°であり、発生する推力は極小(ゼロ)となる。図6(B)は、サーボモータモードにおける歯位置の関係を示し、機械角=90°であり、発生する推力は極大となる。
図7は、パルスモータモードとサーボモータモードの切り換え動作を説明する機能ブロック図である。スライダSに搭載されたモータ1のプラテンP上の位置が、位置検出器2で検出される。モータ1のコイルには、ドライバ手段3よりパルスモータモードまたはサーボモータモードの励磁電流Imが供給される。
ドライバ手段3は、誤差増幅器の出力を振幅とし、モータ位置に同期し推力が極大となる位相の交流電流指令を与えるサーボモータモードの電流振幅指令により、スライダSに搭載されたモータ可動子に励磁電流を供給する。
位置指令Piと位置検出信号Pfの偏差が位置誤差増幅器4で増幅され、サーボモータモードの電流振幅指令Vsが出力され、乗算器5で電流指令位相角θ°の正弦波Sinθ°で変調され、切り換えスイッチ6のS端子(サーボモータモード)に導かれる。
パルスモータモードの交流電流指令Vpは、乗算器7で電流位相角がサーボモータモードの電流指令Vpと位相角が90°シフトした正弦波(Sinθ+90)で変調され、切り換えスイッチ6の端子P(パルスモータモード)に導かれる。図の切り換えスイッチ6は、パルスモータモード(端子P)に切り換えられた状態を示している。
(2)スライダSをプラテンP上に浮上させてエアベアリングを形成しているエアの供給を切り、モータをプラテン上に固定(磁気吸着)させる。
(3)固定状態で、モータの電流指令位相角を90°切り換える。即ち、電流指令振幅指令をパルスモータモードの一定値Vpからサーボモータモードの電流振幅指令Vsに切り換える。切り換え時にモータを固定するのは、電流切り換えの過度状態でモータが異常動作して大きく回転し、レーザ干渉計で位置検出不能になるのを防止するためである。
(4)次に、エアを供給してスライダを浮上させ、サーボモータモードの位置フィードバック制御に移行させる。
(5)図5のように、多軸のレーザ干渉計を切り換えてスライダの位置検出を行なう場合、切り換え時の位置検出誤差が累積し、機械角と電気角のズレが増大すると推力が低下し、極端な場合には推力発生方向が逆転して暴走する恐れがある。ズレを検出するため、絶対位置を測定できる三角測量式のレーザ測長器等を備え、その検出範囲に定期的にスライダを移動させ、モータ位置を確認する必要がある。
特開2000−65970号公報 特開2005−9952号公報
従来の初期化の手法では、次のような問題がある。
(1)エアを切る必要があるので、初期化に時間がかかる。また、モータ制御装置がエアの切り換えを行なう仕組みが必要となる。
(2)クリーン環境で使用される場合、エアを切る必要があるため、プラテンとモータが接触し、コンタミ(環境汚染粒子)を発生させ、クリーン度悪化の要因となる。
(3)多軸のレーザ干渉計を切り換えてスライダの位置検出を行なう場合、絶対位置を検出できるレーザ測長器等を備え、定期的に測定範囲に静止させる必要があり、応用システムの稼働率低下の要因となる。また、実際に機械角と電気角にズレがあった場合、発生推力が低下し、正常な制御が行いにくくなる。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、エアの供給を切ることなく歯合わせ動作を行なうことができ、ズレを電気的な演算により検出可能とした平面位置決め装置の実現を目的としている。
このような課題を達成するために、本発明は次の通りの構成になっている。
(1)X軸方向及びY軸方向に配置されたパルスモータ型可動子により、パルスモータ型固定子の埋め込まれたプラテン上面をX軸方向及びY軸方向にスライドするスライダの位置検出値と位置指令の誤差を増幅する誤差増幅器と、この誤差増幅器の出力を振幅とし、モータ位置に同期し推力が極大となる位相の交流電流指令を与えるサーボモータモードの電流振幅指令により、前記スライダに搭載されたモータ可動子に励磁電流を供給するドライバ手段と、前記スライダを初期位置に規制する初期化手段とを有する平面位置決め装置において、
前記初期化手段は、
指令位置に同期しモータ位置と指令位置が一致時に推力が極小となる位相で、電流振幅指令によりその振幅を可変できるパルスモータモードの交流電流指令を前記ドライバ手段の入力に重畳させる可変電圧発生手段と、
前記パルスモータモードの交流電流指令を所定値よりゼロまで低下させると共に、前記誤差増幅器のゲインをゼロより所定値まで増加させる操作を連動して実行するゲイン変更手段と、
を備えることを特徴とする平面位置決め装置。
(2)前記初期化手段は、
前記パルスモータモードの交流電流指令をゼロまで低下させた後、所定値まで増加させたときの電流振幅指令と、このときの前記サーボモータモードの電流振幅指令に基づいて前記モータの電気角と機械角のズレを検出するズレ検出手段を備えることを特徴とする(1)に記載の平面位置決め装置。
(3)ズレ検出手段は、前記パルスモータモードの交流電流指令と、前記サーボモータモードの電流振幅指令の比を演算してズレを検出することを特徴とする(2)に記載の平面位置決め装置。
(4)検出されたズレに基づいて、前記サーボモータモードの電流振幅指令の位相を補正するズレ補正手段を備えることを特徴とする(2)または(3)に記載の平面位置決め装置。
(5)前記スライダは、前記プラテンの縁に沿って固定された複数のレーザ干渉計を切り換えてその位置が検出されることを特徴とする(1)乃至(4)のいずれかに記載の平面位置決め装置。
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。
(1)エアを切る必要がないため、また、切り換えを行なう仕組みが不要となるため、初期化動作時間を短縮することができる。
(2)エアを切る必要がないため、プラテンとモータが接触せず、クリーン度悪化の要因となるコンタミの発生を抑えられる。
(3)多軸のレーザ干渉計を切り換えてスライダの位置検出を行なう場合、静止状態であれば任意の位置でズレを検出できるため、応用システムの稼働率低下を回避することができる。また、絶対位置を検出するレーザ測長器等が不要となるため、コストダウン、装置の小型化に貢献することができる。
以下、本発明を図面により詳細に説明する。図1は、本発明を適用した初期化手段を有する平面位置決め装置の一実施形態を示す機能ブロック図である。図7で説明した従来装置と同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
本発明の特徴部は、太線のブロックで示した初期化手段100及びドライバ手段3の入力側に設けた加算手段200の構成にある。
加算手段200は、乗算器5から与えられる電流指令位相角θ°の正弦波(Sinθ°)で変調されたサーボモータモードの電流振幅指令Vsと、初期化手段100の乗算器101から与えられる、サーボモータモードの電流振幅指令Vsの電流指令位相角とは90°シフトした正弦波(Sinθ+90)で変調されたパルスモータモードの交流電流指令Vpを加算した電流振幅指令Viをドライバ手段3に入力させる。
パルスモータモードの交流電流指令Vpは、可変電圧発生手段104から供給される。Vpのレベルは、ゲイン変更手段105のゲイン設定値G2で変更される。ゲイン変更手段105は、可変電圧発生手段104のレベルと連動して、ゲイン設定値G1により位置誤差増幅器4のゲインを変更する。
図2は、パルスモータモードの交流電流指令Vpのレベルと位置誤差増幅器4のゲインG1の変更操作パターンを示す特性図である。本発明では、初期化手段100により、以下(1)〜(3)の手順で歯合わせ動作を行い、モータの歯位置とモータ電流の位相(電気角)の同期をとる。
(1)位置誤差増幅器4のゲインG1をゼロとし、パルスモータモードの交流電流指令Vpを所定値Vp1とした時刻t0より初期化をスタートさせ、パルスモータモードでモータ1を動作させ、時刻t1で一定機械角に移動させる。
(2)時刻t1以降、パルスモータモードの交流電流指令Vpのレベルを徐々に低下させて時刻t2でゼロにまで下げる。これと連動して、位置誤差増幅器4のゲインG1をゼロより徐々に増加させ、サーボモータモードによるフィードバック制御に必要なゲインまで増加させ、位置のフィードバック制御に徐々に切り換え、時刻t2で初期化の操作を終了する。
(3)多軸のレーザ干渉計を切り換えてスライダの位置検出を行なう場合、モータ静止時t3にパルスモータモードの交流電流指令Vpを一定値まで上げる。一定値に上げた時刻t4で位置フィードバック制御によるサーボモータモードの電流振幅指令Vsに変化があれば、機械角と電気角にズレが発生していることになる。
ズレ角Φは、電流振幅指令VpとVsの比によりズレ検出手段106で演算され、検出されたズレ角Φに基づいてズレ補正手段107により、サーボモータモードの電流振幅指令Vsを変調する電流指令位相角θ°が補正される。
図3は、パルスモータモードの交流電流指令Vpとサーボモータモードの電流振幅指令Vsの比によるズレの検出手法を説明する遷移図である。サーボモータモードの電流振幅指令Vsによる、機械角90°の励磁電流方向を推力発生軸、パルスモータモードの交流電流指令Vpによる、機械角0°の励磁電流方向を直交軸とする。
図3(A)は、パルスモータモードの交流電流指令Vpにより、直交軸方向の励磁電流Ipをモータに流しても、角度ズレがなければ励磁電流Ipのベクトルは、直交軸と一致する方向となり、推力が発生しないことを示している。
図3(B)は、励磁電流Ipに角度ズレΦがある場合には、直交軸方向の電流Ipにより、推力発生軸方向に、
Fs=Kf・Is・sinΦ(Kf:推力定数)の推力Fsが発生することを示している。
図3(C)は、位置フィードバック制御ループが指令位置を保つために、この推力Fsと逆方向で同量の推力−Fsを発生させる励磁電流Isをモータに流すことを示している。 この逆方向推力−Fsは、
-Fs=Kf・Ip・cosΦで表される。
よって、Is・sinΦ=-Ip・cosΦ
sinΦ/cosΦ=tanΦ=-Ip/Is
Φ=tan-1(-Ip/Is)
としてズレ角Φを求めることができる。
Ip及びIsは、Vp及びVsと比例関係にあるから、ずれ検出手段106は、VpとVsを入力し、Vp/Vsを計算することでズレ角Φを算出することができる。
図4は、本発明を適用した初期化手段100を有する平面位置決め装置の詳細な実施形態を示す機能ブロック図である。この機能ブロック図は、スライダに多重化して搭載された3相のXモータ及びYモータ中のX1モータによる第1X軸の位置フィードバック制御系を示している。
位置検出器2の位置検出信号PX1は、周期検出手段42によりその周期が算出され、位置変換手段43で位置フィードバック信号Pfに変換される。この信号Pfと位置指令Piとの偏差が位置誤差増幅器41に入力され、位置誤差増幅器41は、速度指令Viを出力する。
速度変換手段44は、周期検出手段42からの周期信号を取得して速度信号Vfに変換する。速度誤差増幅器45は、速度指令Viと速度信号Vfの偏差を演算してサーボモータモードの電流振幅指令Vsを出力する。
位相差検出手段56は、位置検出信号PX1とスキャン周期foとの位相差を検出して転流制御手段58に出力する。この転流制御手段58の出力sinθ°及びsin(θ°+120°)の信号と電流振幅指令Vsは夫々乗算器51及び52で乗算され、Vs・sinθ°t及びVs・sin(θ°+120°)を出力し、本発明で導入された加算手段201及び202を経由してドライバ手段3に入力される。
ドライバ手段3において、これら乗算器51,52の出力とモータコイルU相及びV相の電流検出手段32及び33の検出信号との偏差が、電流制御手段31に入力される。電流制御手段31は、偏差を演算しパルス幅変調(PWM)されたスイッチング信号S1及びS2を出力し、デッドタイム発生回路34を介してインバータを形成する3相スイッチング回路35を開閉制御し、3相の面モータで実現されるX1モータ1のU相,V相,W相コイルに励磁電流を供給する。
電流検出手段32は、U相コイルに直列接続された電流検出抵抗Ruの電圧降下を検出して電流制御手段31にフィードバックする。同様に電流検出手段33は、V相コイルに直列接続された電流検出抵抗Rvの電圧降下を検出して電流制御手段31にフィードバックする。W相コイルについてはフィードバックを行わない。
転流制御による3相の面モータに対するPWM電流制御の詳細に関しては、特許文献1に開示されているので、ここでは詳細説明を省略する。
デッドタイム発生回路34は、スイッチング信号S1及びS2が同時にオンとならないようにスイッチング信号の切り換わりのタイミングに所定時間のデッドタイムを付加し、同時オンによる3相スイッチング回路35の大電流焼損を防止する機能を持つ。
初期化手段100において、パルスモータモードの交流電流指令Vpは、2個の乗算器101及び102に入力される。位相シフト手段103は、サーボモータモードの電流指令位相角θ°に対して90°シフトした正弦波(Sinθ+90)を入力し、同位相信号と120°シフトした信号を生成し、乗算器101及び102に出力し、パルスモータモードの交流電流指令Vpを変調する。
乗算器101及び102の変調出力は、ドライバ手段3の入力回路に挿入された加算器201及び202に出力され、乗算器51及び52から出力されるサーボモータモードの電流指令と重畳加算される。
補正手段107は、ズレ検出手段106で検出されたズレ角Φに基づく補正信号Cを位相差検出手段46に出力してサーボモータモードの電流振幅指令Vpを変調する電流指令位相角θ°を補正する。
本発明を適用した初期化手段を有する平面位置決め装置の一実施形態を示す機能ブロック図である。 パルスモータモードの交流電流指令のレベルと位置誤差増幅器のゲイン変更操作パターンを示す特性図である。 パルスモータモードの交流電流指令とサーボモータモードの電流振幅指令の比によるズレ検出の手法を説明する遷移図である。 本発明を適用した初期化手段を有する平面位置決め装置の詳細な実施形態を示す機能ブロック図である。 平面位置決め装置の一般的な構成例を示す平面図である。 パルスモータモード及びサーボモータモードにおけるモータの歯位置とプラテンの歯位置の関係(機械角)を示す側面図である。 パルスモータモードとサーボモータモードの切り換え動作を説明する機能ブロック図である。
符号の説明
1 モータ
2 位置検出器
3 ドライバ手段
4 位置誤差増幅器
5 乗算器
100 初期化手段
101 乗算器
104 可変電圧発生手段
105 ゲイン変更手段
106 ズレ検出手段
107 ズレ補正手段
200 加算器

Claims (5)

  1. X軸方向及びY軸方向に配置されたパルスモータ型可動子により、パルスモータ型固定子の埋め込まれたプラテン上面をX軸方向及びY軸方向にスライドするスライダの位置検出値と位置指令の誤差を増幅する誤差増幅器と、この誤差増幅器の出力を振幅とし、モータ位置に同期し推力が極大となる位相の交流電流指令を与えるサーボモータモードの電流振幅指令により、前記スライダに搭載されたモータ可動子に励磁電流を供給するドライバ手段と、前記スライダを初期位置に規制する初期化手段とを有する平面位置決め装置において、
    前記初期化手段は、
    指令位置に同期しモータ位置と指令位置が一致時に推力が極小となる位相で、電流振幅指令によりその振幅を可変できるパルスモータモードの交流電流指令を前記ドライバ手段の入力に重畳させる可変電圧発生手段と、
    前記パルスモータモードの交流電流指令を所定値よりゼロまで低下させると共に、前記誤差増幅器のゲインをゼロより所定値まで増加させる操作を連動して実行するゲイン変更手段と、
    を備えることを特徴とする平面位置決め装置。
  2. 前記初期化手段は、
    前記パルスモータモードの交流電流指令をゼロまで低下させた後、所定値まで増加させたときの電流振幅指令と、このときの前記サーボモータモードの電流振幅指令に基づいて前記モータの電気角と機械角のズレを検出するズレ検出手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の平面位置決め装置。
  3. ズレ検出手段は、前記パルスモータモードの交流電流指令と、前記サーボモータモードの電流振幅指令の比を演算してズレを検出することを特徴とする請求項2に記載の平面位置決め装置。
  4. 検出されたズレに基づいて、前記サーボモータモードの電流振幅指令の位相を補正するズレ補正手段を備えることを特徴とする請求項2または3に記載の平面位置決め装置。
  5. 前記スライダは、前記プラテンの縁に沿って固定された複数のレーザ干渉計を切り換えてその位置が検出されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の平面位置決め装置。
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