JP4774328B2 - プリンタ - Google Patents
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そこで、ホストに記憶された商品情報をホストからプリンタに転送するようにして、プリンタに記憶されている商品情報を更新することが行われている。(例えば、特許文献1)
また、変更または追加された商品情報をオペレータが特定することができなかったので、変更または追加された商品情報を印字発行する際に、検索しなければならないので時間を費やし印字発行する作業効率が低下する問題があった。
また本発明は、変更または追加された商品情報を容易に確認することができるプリンタを提供することを目的とする。
また本発明は、変更または追加された商品情報の印字の作業性を向上させたプリンタを提供することを目的とする。
また本発明は、ホスト側商品リストを変更した商品変更日付を要求した要求日付を確認することができるプリンタを提供することを目的とする。
また請求項2記載の発明の要旨は、前記商品リスト記憶手段に記憶された前記商品リストには、複数の前記商品情報を記憶し、各商品情報が変更または追加されたことを示す更新情報を記憶し、この更新情報に基づいて変更または追加された商品情報を呼び出す更新情報呼出手段と、この更新情報呼出手段により呼び出された商品情報を前記表示手段に表示するようにしたことを特徴とする請求項1記載のプリンタにある。
また請求項3記載の発明の要旨は、前記ホストに記憶された商品変更日付を要求する変更日付要求手段を備え、この変更日付要求手段により前記商品変更日付を前記通信手段により受信して、前記商品変更日付を取り込みした日付を要求日付として記憶する要求日付手段と、この要求日付手段に記憶された要求日付を呼び出す要求日付呼出手段と、を有し、この要求日付呼出手段により呼び出された要求日付を前記表示手段に表示するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載のプリンタにある。
さらに、変更または追加された商品情報を効率的に印字発行することができ印字発行の作業効率が向上する。
また、ホスト側商品リストを変更した商品変更日付を要求した要求日付を確認することができ、商品リストの書き換えをしたか否かに係わらず要求日付を確認することができるので、商品リストのメンテナンスを容易に判断することができる。
図1は本発明のプリンタの商品管理システムの一例を示した全体の概略構成図であり、図2はプリンタの概略構成図であり、図3はプリンタの制御部の一例を示したブロック図であり、図4はプリンタのメモリカードに記憶された商品リスト、書換日付部および要求日付部の一例を示した説明図であり、図5は、商品管理システムのフローチャート図である。
ホスト2には、情報記憶部2aと、図示しないが表示画面部および入力部と、が設けられている。表示画面部は、後述する商品情報などの文字・記号・グラフィックを表示する液晶表示画面が設けられ、入力部は商品情報などの文字・記号を入力するキーボードが設けられている。
情報記憶部2aは、例えばスーパーマーケットの部門ごとに区分して記憶された商品情報フォルダが設けられている。この実施の形態では、食品用の商品情報フォルダ5と、衣料用の商品情報フォルダ6が設けられている。
例えば、食品用の商品情報フォルダ5には、商品変更日付部5aと、ホスト側商品リスト5bと、を記憶している。商品変更日付部5aは、後述するホスト側商品リスト5bの食品の商品情報に変更または追加などの作業が行われた時の日付が記憶され、商品情報が変更または追加さるごとに、変更または追加された日付に変更することができる。
ホスト側商品リスト5bは、呼出コード、商品名、価格、更新コードなどの各商品情報が複数記憶されている。
衣料用の商品情報フォルダにも同様に、ホスト側商品リストに、呼出コード、商品名、価格、更新コードなどの各商品情報が複数記憶されている。
尚、プリンタ3は食品部門に配置され、プリンタ4は衣料部門に配置された例で説明する。また、各プリンタ3,4には各プリンタの固有のコードが付されており、ホスト2と通信回線Nを介して通信するときに、プリンタの固有のコードがホスト2に送られて、所定の商品情報フォルダにアクセスすることができる。
この実施の形態においてプリンタ3は、食品用の商品情報フォルダ5にアクセスすることができ、プリンタ4は衣料用の商品情報フォルダ6にアクセスすることができる。
液晶表示部40には、商品情報、後述する書換日付、要求日付などを表示することができるようにしてあり、操作部41には、「yes」キー41a、「no」キー41b、数字の「0」から「9」を備えたテンキー41cなどが設けられている。また、プリンタ本体7には、ホスト2に接続する通信インタフェース9が設けられている。
用紙供給部10には、帯状台紙50に所定の間隔で複数のラベル51を仮着されたラベル連続体52をロール状にしたラベル連続体52を回転可能に保持する用紙供給軸16を設け、案内ローラ17を介して後述する印字部12に繰出し可能にしてある。
ピッチ検出部11は、所定の光を出射する図示せぬ発光部と発光部から出射された光を帯状台紙50からの反射光を受光し、受光した光の強度(単位時間当たりの受光量)に対応する電気信号を出力する図示せぬ受光部とからなり、帯状台紙50の裏面側に発光部と受光部を配し、帯状台紙50の裏面に印刷等によって形成された図示せぬ基準マーク(黒色の矩形のマーク)を、受光部の受光量に基づいて検出する光反射センサ18がラベル連続体52の搬送路の下方に配置されている。
光反射センサ18は、基準のマークの検出結果に基づいて、ラベル51の印字基準位置などを設定することができるように後述する制御部15で制御するようにしてある。
尚、この実施の形態のラベル51は、感熱により発色する感熱発色層が形成されたラベル51(サーマル紙)で説明する。
また、プラテンローラ19とサーマルヘッド20とにより挟持されたラベル連続体52は、制御部15からの印字信号によりプラテンローラ19が駆動するとともに、サーマルヘッド20が選択的に発熱体(図示せず)を発熱させることにより、ラベル51の感熱発色層を発色させて商品情報としての文字・記号やバーコードなど印字するようにしてある。
剥離部13は、その先端が鋭角に形成された剥離板22を有し、移送されるラベル連続体52の帯状台紙50を剥離板22の先端で折り返し、剛性のあるラベル51を帯状台紙50から剥離されるようにしてある。
巻取部14は、剥離板22でラベル51を剥離した帯状台紙50を巻き取る巻取軸23を備えている。この巻取軸23は、図示しない無端状の丸ベルト(図示せず)を介してDCモータ32に接続され、DCモータ32の駆動により、巻取軸23が回転駆動して帯状台紙50を巻き取れるようにしてある。
尚、剥離板22と巻取軸23との間には帯状台紙50を案内する案内ローラ24が設けられている。
同図に示すように制御部15は、プリンタ制御プログラム、各種固定データ、制御テーブルデータ、IO定数、モータ制御プログラム、通信制御プログラム等を記憶するROM(read only memory)26と、ROM26に記憶されている各種制御プログラムに従って動作し、各部を制御するCPU(central processing unit)25と、CPU25が動作する上で必要となる各種データを記憶するワークエリア、および印字データが展開される印字展開エリアを有するRAM(random access memory)と27、プラテンローラ19を回転させることにより、ラベル連続体52を搬送駆動するステッピングモータ21と、ステッピングモータ21を制御するモータ制御回路28と、CPU25の制御下、RAM27の印字展開エリアに展開された商品情報としての文字、記号、およびバーコードなどの印字データに対応する制御信号を生成し、生成した制御信号をサーマルヘッド20に供給して印字動作を行わせるヘッド制御回路29と、CPU25の制御下、光反射センサ18の図示せぬ発光部を制御し、光を出射させるとともに、図示せぬ受光部から出力される電気信号を受け取り、ディジタルのデータに変換して印字基準位置としてCPU25に供給するセンサ制御回路30と、CPU25の制御下、日付情報を管理する時計回路31と、巻取軸23を回転させることにより、帯状台紙50を巻き取るDCモータ32と、DCモータ32を制御する巻取制御回路33と、CPU25の制御下、ホスト2に通信制御プログラムを供給して、ホスト2から商品変更日付、ホスト側商品リスト5b、を受信する通信IF(インタフェース)9と、CPU25の制御下、操作部41から入力された信号をIF(インタフェース)34を介してCPU25に供給し、CPU25からIF(インタフェース)34を介して表示データを表示する液晶表示部40と、CPU25の制御下、IF(インタフェース)35を介してホスト2から転送されてきた商品変更日付、ホスト側商品リスト5bを書き込むメモリカード36と、を備えている。
書換日付部37は、ホスト2から送られてきた商品変更日付を書換日付として記憶することができ、ホスト2からホスト側商品リスト5bが転送されてきた時の日付を書換することができる。
また、ホスト2から転送されたホスト側商品リスト5bは、メモリカード36の商品リスト39に書き換えて更新することができる。
さらにまた、要求日付部38は、ホスト2の商品変更日付を要求した要求日付を記憶することができる。
呼出コード欄39aは、商品を呼び出すコードが登録されるようにしてあり、商品名欄39bは、商品の商品名が登録されるようにしてあり、価格欄39cは、商品に対する価格が登録され、商品コード欄39dは、バーコード情報としての商品の固有のコードが登録され、フォーマットコード欄39eは、印字レイアウトのコードが登録され、更新情報としての更新コード欄39fは、ホスト側で変更や追加などの変更されたコードと、変更されていない情報としてのコードと、を登録することができる。
呼び出された商品情報は、フォーマット「01」の印字レイアウトにより商品名、価格、バーコードなどがラベル51に印字されるようにしてある。
このように、商品リスト39から所望の印字する商品情報を呼び出すことができる。また、商品リスト39は、ホスト2から転送されてくるホスト側商品リスト5bを商品リスト39として書き換えすることができるようにしてある。
液晶表示部40が「書換日付?」が表示されてある時に、「yes」キー41aを押すことにより、書換日付部37に記憶されている書換日付を呼び出して液晶表示部40に書換日付を表示させることができる。尚、プリンタの電源を入れたときに、書換日付を液晶表示部40に表示させるように書換日付部37から書換日付を呼び出しするように制御することができる。この場合には、操作キー押すことなく表示することができるので、操作性が向上するとともに、商品情報の書き換えられた日付を容易に確認することができる。
これにより、変更・追加された商品情報が表示されるので、変更または追加された商品情報を容易に確認することができる。特に、追加された商品情報の呼出コードを確認することができるので、容易に追加された商品情報を印字発行することができる。
さらに液晶表示部40に「要求日付?」が表示されている時に、「yes」キー41aを押すことにより、要求日付部38に記憶されある要求日付が呼び出されて、液晶表示部40に表示することができる。
これにより、ホスト2に記憶されたホスト側商品リスト5aの変更または追加された商品情報があるか否かを要求した要求日付を確認することができる。
オペレータ(図示せず)がプリンタ3の電源を投入すると、液晶画面部40にホスト2にある商品変更日付を確認するか否かを問い合わせ画面が表示する(ステップS1)。
商品変更日付を確認する場合には、「yes」キー41aを押して、ステップS2に進むことができ、また確認しない場合には「no」キー41bを押すことにより、ステップS6に進むことができる。ここでは、「yea」キー41aを押してステップS2進む。
尚、商品変更日付をプリンタ3に取り込みした日付を要求日付部38に要求日付として記憶することができる。
ステップS3では、プリンタ3のメモリカード36に記憶されている書換日付部37に記憶されている書換日付と、ホスト2から取り込んだ商品変更日付とを比較する(日付比較手段)。
比較した結果、同一の日付と判断した場合には、このフローチャートを終了し商品情報を印字する印字発行モードに切り替わることができる。
ステップS4では、液晶表示部40に「商品リスト転送?」の表示がされ、「yes」キー41aを押すことにより(商品リスト要求手段)、ホスト2の食品用の商品情報エリア5にあるホスト側商品リスト5bの全ての商品情報をプリンタ3に転送され、プリンタ3はホスト側商品リスト5bを受信し、ホスト側商品リスト5bを商品リスト39を書き換えして、最新の商品リスト39がメモリカード36に書き換えられて記憶(商品リスト書換手段)されステップS5に進む。
ステップS5では、商品リスト39が書き換えた書換日付がメモリカード36の書換日付部37に書き換えて、このフローチャートを終了し商品情報を印字する印字発行モードに切り替わることができる。
ステップS7では、液晶画面部40に「書換日付?」が表示され、「yes」キーを押すことにより、ステップS8に進み、「no」キー41bを押すことにより、ステップS9に進む。
ステップS7で「yes」キー41aを押してステップS8に進み、メモリカードの書換日付部37に記憶された日付情報を呼び出して液晶表示部40に書換日付を表示することができる(呼出手段)。
ステップS9では、液晶表示部40に「更新情報呼出?」が表示され、「yes」キー41aを押すことにより、ステップS10に進み、「no」キー41bを押すことにより、ステップS11に進む。
この実施の形態では、呼出コード「101」の商品名「みかん」、価格「350円」、商品コード「02・・9」、フォーマット「05」の商品情報などが呼び出されて表示することができ、この商品情報が変更されたことが判断することができる。
ステップS11では、液晶表示部40に「要求日付呼出?」が表示され、「yes」キー41aを押すことにより、ステップS12に進み、「no」キー41bを押すことにより、このフローチャートを終了し商品情報を印字する印字発行モードに切り替わることができる。
ステップS12では、要求日付部38に記憶してある要求日付を呼び出して液晶表示部40に表示することができる(要求日付呼出手段)。
この要求日付を表示されることにより、何時ホスト2に商品変更日付を要求したかを判断することができ、不必要に要求することないのでプリンタの印字の作業性を向上することができる。
また、操作部41により文字や数字などをキー操作するように説明したが、液晶画面部をタッチパネルにより構成し、タッチパネルで入力するようにしてもよい。
尚、この実施の形態では、食品部門のプリンタについて説明したが、衣料部門についても同様に、衣料部門に設置された固有のコードを有したプリンタは、ホストの衣料用の商品情報エリアにアクセスして商品変更日付が異なる場合に、衣料の商品リスト6bを全て転送することができる。
また、ホスト側商品リストがプリンタに転送されると、ホスト側商品リストの更新コードがリセットされ全て「0」に更新することができる。
尚、本実施の形態で説明した日付は、時刻を含めて記憶することができる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。
2 ホスト
3 プリンタ(食品用)
4 プリンタ(衣料用)
5 食品用の商品情報エリア
5a 商品変更日付部
5b ホスト側商品リスト
6 衣料用の商品情報エリア
7 プリンタ本体
8 操作表示部
9 通信インタフェース(通信手段)
10 用紙供給部
12 印字部(印字手段)
13 剥離部
14 巻取部
15 制御部
36 メモリカード
37 書換日付部(書換日付手段)
38 要求日付部
39 商品リスト
39a 更新コード欄(更新情報)
40 液晶表示部(表示手段)
52 ラベル連続体(印字媒体)
Claims (3)
- ホストと通信する通信手段と、印字媒体に印字する印字手段と、商品情報を記憶した商品リスト記憶手段と、前記商品情報を表示する表示手段と、有したプリンタにおいて、
前記ホストに記憶されたホスト側商品リストを要求する商品リスト要求手段と、この商品リスト要求手段により前記ホスト側商品リストを前記通信手段により受信して、前記商品リスト記憶手段に書き換える商品リスト書換手段と、
前記商品リストを書き換えた書換日付を記憶する書換日付記憶手段と、を有し、
この書換日付記憶手段に記憶された書換日付を呼び出す呼出手段と、この呼出手段により呼び出された前記書換日付を前記表示手段に表示するようにしたことを特徴とするプリンタ。 - 前記商品リスト記憶手段に記憶された前記商品リストには、複数の前記商品情報を記憶し、各商品情報が変更または追加されたことを示す更新情報を記憶し、この更新情報に基づいて変更または追加された商品情報を呼び出す更新情報呼出手段と、この更新情報呼出手段により呼び出された商品情報を前記表示手段に表示するようにしたことを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
- 前記ホストに記憶された商品変更日付を要求する変更日付要求手段を備え、この変更日付要求手段により前記商品変更日付を前記通信手段により受信して、前記商品変更日付を取り込みした日付を要求日付として記憶する要求日付手段と、この要求日付手段に記憶された要求日付を呼び出す要求日付呼出手段と、を有し、
この要求日付呼出手段により呼び出された要求日付を前記表示手段に表示するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載のプリンタ。
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